JP2019060202A - トップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定方法及びトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具 - Google Patents

トップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定方法及びトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具 Download PDF

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Abstract

【課題】回転モーメントを生じることなく溶接点の強度を測定できる治具を提供する。【解決手段】トラス筋の測定対象となる溶接点Aを中心にトップ筋901a、ラチス筋901cを切断し、ボトム筋を排除する。ラチス筋901cを固定することで治具に関わる抑え部の固定部、抑え板及びボルトで固定することで溶接点Aに回転モーメントが生じることを防止する。【選択図】図10

Description

本発明は溶接強度、トラス筋が含むボトム筋とラチス筋との接合点の溶接強度、を適切に図ることが可能な治具を提供する。
我が国の建設業界は、他の産業分野と比較すると生産性の向上が著しく遅れているとの指摘を受けることが多い。たとえば、内閣府「国民経済計算」、総務省「労働力調査」、厚生労働省「毎月勤労統計調査」から、2013年の生産性は全産業が4317円/人時間、製造業が5412円/人・時間であるのに対し、建設業は2638円/人時間に過ぎない。
建設業の中でもコンクリート工において人手を要する作業は、1)鉄筋の組み立て、2)型枠の組み立て、3)コンクリート締固め、などがあげられる。当然これらの生産性の向上を図ることが建設業の生産性の向上に直結することは言うまでもない。
また、死傷事故率では、これも建設業が全産業で高い値を示す。平成26年度においては全産業の「千人率((年死傷者数/年平均労働者数)×1000)」は2を若干超える程度であるのに対し、建設業は5に達する。
さらに、日本建設業連合会(日建連)の長期ビジョンでは、128万人の技能者が離職する予定である。
したがって、これらに対処するためにプレキャスト工法を積極的に活用する必要がある。
プレキャスト工法とは以下のものをいう。なお、ここでは全ての工程を工場で行うものとする。
まず、1または2以上のトラス筋を適宜薄い鉄板またはコンクリート板上に配置する。そして配置後にトラス筋が含むトップ筋上に構造材となりうる鉄線を配置し、トップ筋と溶接等で接合する。そして、鉄板の周囲に木枠を作り、そこに生コンクリートを流し込み硬化をまつ。コンクリートが硬化し、木枠を外すと、それが製品としてのプレキャスト板となる。これをそのまま現場に持ち込むことで迅速な施工が可能になる。
トラス筋の構造材としての強度を計算するのであればそのトップ筋の性質を見ればよい。トップ筋が金属丸棒であれば構造計算の対象にならないし、トップ筋が異形鉄線であれば、その所要をもって強度計算を行えばよい。
しかし、構造設計以外にも強度を考慮すべき事項もある。トラス筋においてその最大の事項は「輸送」である。プレキャスト板は工場で製造されるため、現地への輸送が不可欠になる。プレキャスト板はコンクリート打ちが一部とはいえ終わった状態であるため、相当の重量がある。
図1は、一般的なトラス筋800の斜視図である。また図2は、そのトラス筋800の側面図である。
このトラス800はトップ筋801、ボトム筋811、812、ラチス筋821、822を含んで構成される。
トップ筋801は、建物等の構造体となる鉄筋である。トップ筋801は、異形鉄筋(JIS G3551参照)の場合に限り構造部材として構造計算に用いることが可能である。
一方、ボトム筋811、812は平板な個所にトラス筋を配置するための載置用の部材である。ボトム筋811、812は平行に作られ、同一平面上で載置されることでトラス筋を安定して設置させることが可能になる。
なお、ボトム筋は建築物の構造部材として取り扱われることはない。
ラチス筋821は、トップ筋801とボトム筋811とをつなぐ波状に湾曲した構造部材である。ラチス筋822はトップ筋801とボトム筋811とをつなぐことを目的としている。各ラチス筋は波型形状を有しており、その「波」の頂点及び最下点でトップ筋801と各ボトム筋に溶接される。以下この溶接される点を「溶接点」と称呼する。
従って、ラチス筋821、822とトップ筋801は溶接により複数箇所(図1ではそれぞれ10カ所)で接続される。また同様にラチス筋821とボトム筋811、ラチス筋822とボトム筋812もそれぞれ複数箇所(図1では11カ所)で固定される。
ラチス筋も建築物の構造部材として取り扱われることはあまりない。
プレキャスト板の輸送に際しては、トップ筋101とラチス筋121の溶接点に玉掛けをする。そして、上から吊り降ろす形で図示しないトレーラ等に戴置し、工事現場に持ち込む形となる。
このように上部から吊り下げることになるため、溶接点に加えることができる上下方向の力を正確に把握することは極めて重要になる。
従来は、以下のような手段でこの溶接点の強度を測定していた。
図3は従来のトップ筋・ラチス筋間の溶接点強度の測定方法を表す図である。
図3においては測定対象物であるトラス筋901、治具本体702、抑え703、上端把持具704、ボルト705、金属片706を含んで構成される。
測定対象物であるトラス筋901は、測定対象であるトラス筋800から切り出したトップ筋901a及びラチス筋902bである。なお、本書においては、製品としてのトラス筋には800を、トラス筋800から切り出した測定対象としてのトラス筋には901の図番を振っている。
トップ筋901aは、測定対象である溶接点を中心に約200mmの長さに切断される。
トップ筋901aは、治具本体902にひっかけられる。従って、トップ筋901aは一定以上の長さが必要である。
ラチス筋901bは、測定対象である溶接点を含んで切断している。
切断前のラチス筋901bは、溶接点の双方から図示しないボトム筋に伸びていく。切断時には伸びた一方のラチス筋を掴んで図示しない油圧式万能試験機が引っ張る。もう一方のラチス筋は特に用途が無いので溶接点近傍で切断しても良い。
図3では、ラチス筋901bの引張側には引っ張るための金属片906が描かれているが、これは無くても問題ない。
また、図1及び図2を見ても明らかなとおり、トラス筋の1カ所にはトラス筋を挟んで2つのラチス筋が固定されているが、測定はいずれか一方の溶接点が測定の対象になる。
治具本体702は、図示しない油圧式万能試験機によって溶接点に力を加えるための治具である。治具702は凡そ扇型をしている。
治具702は、扇型の軸の側に測定対象物であるトップ筋901aを引っかけられるようになっている。また、扇面の部分には軸を中心とした弧状の穴702bが開いており、上端把持具704が自由に動くように取り付けられている。
抑え703は、数本のボルト705で治具本体702と固定されて使用される。逆にボルト705を緩めると抑え703は治具本体702から外すことができる。抑え703と治具本体702を外した後トップ筋901aを治具本体702にセットする。そして、抑え703を再度ボルト705で固定すると測定の準備が完了する。
上端把持具704は、図示しない油圧式万能試験機の上部端にひっかけて測定対象である溶接点を引っ張るための部材である。
ボルト905は、治具本体702と抑え703を固定するためのボルトである。
図3では矢印方向に向かって上端把持具704を上方に、金属片706を下方に引っ張る。溶接点が破断した際に加えられていた力が溶接点の溶接強度になる。
カイザートラス(TRC床版用) P6 写真―2 日本カイザー株式会社 発行年不詳
しかし上記の方法だと、溶接点に回転モーメントが生じることは避けがたい。回転モーメントが生じると、溶接点破断時の引張力が必ずしも溶接点の強度と言うわけではなくなり、正確性に欠ける。
本発明の目的は、回転モーメントを生じることなく溶接点の強度を測定できる治具を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本発明に関わる代表的なトラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定方法は、トップ筋・ラチス筋間溶接点にモーメントを生じさせずに測定することを特徴とする。
本発明に関わる別の代表的なトラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定方法は、
トップ筋・ラチス筋間溶接点を挟むラチス筋を双方固定するラチス筋固定ステップと、溶接点の強度の測定を行う測定ステップと、を含むことを特徴とする。
このトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定方法は、トラス筋のボトム筋を切断せずに溶接点の強度の測定を行うことを特徴としても良い。
本発明に関わる別の代表的なトラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定方法は、トラス筋のボトム筋を固定するボトム筋固定ステップと、溶接点の強度の測定を行う測定ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に関わる代表的なトラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定に用いるトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具は、トラス筋のラチス筋を固定する抑え部を含むことを特徴とする。
このトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具は、抑え部がトップ筋・ラチス筋間溶接点を挟むラチス筋双方を固定することを特徴としても良い。
本発明に関わる別の代表的なトラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定に用いるトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具は、トラス筋のボトム筋を固定する抑え部を含むことを特徴とする。
本発明に関わる別の代表的なトラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定に用いるトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具は、トップ筋はトップ筋・ラチス筋間溶接点を中心として切断され、該トップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具にセットされることを特徴とする。
これらのトラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定に用いるトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具は、抑え部がトップ筋の前後方向に上方向から見て略90度かつ交わらない方向に搖動することを特徴としても良い。
本発明に関わる別の代表的なトラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定に用いるトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具は、トップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具が上部治具及び下部治具に分離していることを特徴とする。
このトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具は、測定対象のトラス筋を上部治具及び下部治具にセットすることで測定可能となることを特徴としても良い。
このトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具の前記上部治具はカバー及びU字溝治具を含むことを特徴としても良い。
このトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具は、U字溝治具に設けられた溝に測定対象のトラス筋のトップ筋をセットすることを特徴としても良い。
このトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具は、トップ筋を溝にセットした際にトラス筋のラチス筋がU字溝治具に干渉しないことを特徴としても良い。
このトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具の上部治具はカバー、ガイドレール、抑え部を含むことを特徴としても良い。
このトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具の抑え部がガイドレールに沿って搖動することを特徴としても良い。
これらのトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具は、上部治具及び下部治具を引っ張ることで溶接点の強度を測定することを特徴としても良い。
本発明に関する治具を用いることで、トラス筋の正確な溶接点の強度を測定することが可能になる。
一般的なトラス筋の斜視図である。 一般的なトラス筋の側面図である。 従来のトップ筋・ラチス筋間の溶接点強度の測定方法を表す図である。 本発明に関わる上部治具および下部治具を表す斜視図である。 本発明に関わる上部治具および下部治具を表す斜視透視図である。 本発明に関わる上部治具及び下部治具の使用時の形態を表す側面図である。 トップ筋の前後方向から見た図6のA−A’断面における上部治具及び下部治具の要部概念断面図である。 U字溝治具の貫通孔付近における断面図である。 測定対象であるトラス筋の計測時の切断状況を表す概念図である。 測定対象であるトラス筋の計測時の別の切断状況を表す概念図である。
以下、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。
(実施の形態)
図4は本発明に関わる上部治具100および下部治具200を表す斜視図である。図5は本発明に関わる上部治具100および下部治具200を表す斜視透視図である。図6は本発明に関わる上部治具及び下部治具の使用時の形態を表す側面図である。図7はトップ筋の前後方向から見た図6のA−A’断面における上部治具及び下部治具の要部概念断面図である。図8はU字溝治具120の貫通孔122付近における断面図である。
なお図4には図7及び図8がどちらの方向から見られているかを示す大きな矢印が記載されている。また、図6は一部透過した状態で図を記載している。なお、測定対象物であるトラス筋901の測定時の形状については図9及び図10に関連して後述する。また、図4乃至図7は図10のトラス筋901をセットしているものとする。
本発明に関わる溶接点強度測定用治具は大きく分けると上部治具100と下部治具200に物理的に分離している。更に上部治具100、下部治具200は細かなパーツから構成される。そして、図9で表すトラス筋901の一部を切り出した部材をこれらにセットすることで図4のようになる。これを上下から引っ張ることでトラス筋901のトップ筋901aとラチス筋901cとの間の溶接点の強度を測定する点に本発明の特徴がある。
本発明に関わる上部治具100は、カバー110、U字溝治具120、固定部材130を含んで構成される。
カバー110は上部治具110の構造体にあたる筺体である。U字溝治具120を固定するために固定部材130を差し込む穴111が穿たれている。この穴111に固定部材130を差し込むことで上部治具100及び下部治具200を上下から引っ張ってもU字溝治具120がカバー110から脱落することは無い。
またカバー110は油圧式万能試験機の上部端に接続する為の係止端112が設けられている。
U字溝治具120は、トラス筋のトップ筋901aを固定するためのU字の溝が掘られている治具である。
U字溝治具120は、簡単に言えば「「長方形の天板」に4本の足を持つ机」をひっくり返した形と例えることができる。「長方形の天板」、すなわち底板124の足側には天板長辺方向に溝121が掘られている。測定者は、この溝121に測定対象であるトラス筋のトップ筋をセットする。
「長方形の天板」の短辺方向は極力短くするとともに、トラス筋のセット時にラチス筋が干渉しないように溝121の土手の角が斜めに落とされている(図7の溝121とラチス筋901bが干渉しない理由)。また、測定対象であるトラス筋のラチス筋ボトム筋をセットするために、側面は開口されている。このような理由で底板124に「4本の足を持つ」形になる。
これらのことからU字溝治具120は、測定対象のトラス筋ごとに用意する必要がある。
U字溝治具120は、短辺方向に向かい合う「足」を貫通するように貫通孔122が設けられている。この貫通孔122及びカバー110の穴111に固定部材130を挿入することで、カバー110とU字溝治具120を固定することになる。この貫通孔122を設けるために、U字溝治具120は「4本の足」を持つことになる。この「足」を固定脚123と称呼する。
但し、測定対象であるトラス筋901に接触さえしなければ4本以上の固定脚123を用意しても問題はないことは言うまでもない。
各図上では固定部材130はただの棒として表記されている。しかし、係止ピンなどを付加して、作業中の脱落防止措置を取ることも当然本発明の射程に含まれる。
下部治具200は、カバー210、ガイドレール230、抑え部240、を含んで構成される。また付属する備品としてスペーサー310が存在する。
カバー210は下部治具200の構造体にあたる筺体である。ガイドレール230を介して、カバー210は下部治具200の全ての部材を把持する。また油圧式万能試験機の下部端に接続する為の係止端212が設けられている。
ガイドレール230は、抑え部240を測定対象であるラチス筋にフィットさせるように抑え部240を可動させるためのガイドである。抑え部240を交換可能にするのであれば、ガイドレール230は着脱可能にすべきであるが、それは設計事項であるにすぎない。
ガイドレール230を辿ることで、抑え部240はトップ筋901aに対して上方向から見て略90度かつガイドレール230と交わらない方向にスライド(搖動)することが可能になる。
抑え部240は、測定対象であるトラス筋のラチス筋901cと場合によってはボトム筋901bを固定するための固定部材である。抑え部は、基部241、固定部242、軸243、抑え板244及び固定部242と抑え板244を固定する数本のボルトを含んで構成されている。
抑え部240は、一つのトラス筋を測定するのに2つ必要になる。これは従来の測定治具と異なり、ラチス筋が2つ存在したまま計測を行うためである。従って、各抑え部240は図示しない平衡機から力を加えられても歪んだりしないように十分な強度が必要となる。特に基部241にはその強度が求められると言えよう。
基部241は、抑え部240をガイドレール230に搖動可能に保持するための部材である。基部241には、ガイド孔241aが穿たれており、そこにガイドレール230が挿入される。既述の通り、抑え部240は高い強度が求められることから、ガイド孔241aとガイドレール230の嵌合精度は極めて高いものが求められる。
本明細書に添付した各図においては一つの固定部242に対して2つの基部241を割り当てている。測定をするうえで一つの固定部242に基部241が3つ以上存在しないとダメな場合には数を増やしても構わない。
基部241にはガイドレール230及びガイド孔241aと直交する方向に軸穴241bが穿たれている。これは軸243を通すために必要な穴である。当然この軸穴241bと軸243の嵌合精度も高いものが求められるのは言うまでもない。また軸穴241bと軸243双方が十分な強度を持つことも言うまでもない。
固定部242、軸243、抑え板244そして抑え板244と固定部242の部分である固定板242bを固定する数本のボルトはトラス筋901のラチス筋901b(場合によってはボトム筋902c)を抑えるための抑え部240に含まれる部材である。
固定部242は、軸243を介して2つの基部241と物理的に接続される。従って、固定部242には、軸243を嵌めこむための軸穴242aが左右2カ所穿たれている。スムーズに固定部242が回動するにはこの2つの軸穴242aが同心である必要がある。これらの軸穴242a、軸243は嵌合精度が高く、十分な強度が求められるのは言うまでもない。
軸穴242aは、固定部242を基部241にセットした際にトップ筋901aと略平行になるように穿たれている。
軸穴242aの周方向の一端には平板上の固定板242bがある。固定板242bは、抑え板244と合わせて使うことで測定対象であるトラス筋901のラチス筋901cを固定するための固定部242の板状の部分である。本実施の形態における固定板242bにはボルト穴が施されており、この固定板242bと抑え板244及びボルトでトラス筋901のラチス筋901cとボトム筋902bが抑えられることになる。
固定板242bと抑え板244との間では精度は求められないが、これらがトラス筋を強固に保持できる強度が必要であることは言うまでもない。力を加えるとトラス筋が動き出すようでは高精度な測定は望めないためである。図上では二本のボルトで抑え込んでいるが、三本以上のボルトを用いても良いことは言うまでもない。
抑え板244は、測定対象であるトラス筋901を固定板242bに固定するための部材である。固定板242bに固定するために抑え板244にもボルト穴が構成されている。これはボルトで抑え板244を固定板242bに固定するためのモノである。ただし固定方法はこれに拘るものではない。固定強度さえ確保できればクリップなどで固定しても問題はない。
図6でも表す様に抑え板244の断面内側(固定板242bと接する側)をジグザグ状にすることで接点を増やし、トラス筋901を安定しやすくすることも考えるべきである(必ずしもこれに拘泥するモノではないが)。
このようにすることで、測定対象である溶接点を挟むラチス筋901c双方を固定することが可能になる。結果、測定点にモーメントが生じることを防止することができ、精度の高い強度測定が可能になる。
また、トラス筋に含まれるボトム筋901bを双方残し、それらを抑え部240で固定することで、トップ筋と直交する方向に対してもモーメントが生じることを防ぐことができ結果、精度の高い強度測定を行うことが可能にすることも考慮すべきである。
溶接点の強度の測定を行う操作者はこの下部治具200の基部241の位置及び固定部242の角度を調整することでトラス筋が安定かつ強固に固定するように調整する。
スペーサー310は、図示しない平衡機で上部治具100及び下部治具200を引っ張った時に変形が急に生じないようにするための保護材である。
図9は測定対象であるトラス筋901の計測時の切断状況を表す概念図である。なお本来は、各溶接点は接合されているが、本図においては見やすさを優先し、敢えて各部材を離して描いている。また、測定対象物であるトラス筋は従来例でも本発明の実施例図9、図10でも特に違いはないため、図番は同じものを用いる。
トラス筋901は1本のトップ筋901a、2本のボトム筋901b、2本のラチス筋901cを含んで構成されるのは、製品としてのトラス筋800と同様であることは言うまでもない。
トップ筋901aは、測定対象となる溶接点Aを中心として溝121に戴置できる程度の長さで切断する。この際、溶接点Aを中心として前後にほぼ同じ長さが残ることが重要である。測定時には図示しない油圧式万能試験機からトップ筋901aに力が加えられるが、溶接点Aを中心として前後にほぼ同じ長さが残っていれば互いのモーメントが打ち消し合うためである。
ラチス筋901cは溶接点Aと隣接するボトム筋901bとラチス筋901cの溶接点Bを残す形で各ラチス筋を切断する。また、ボトム筋901bは作業の邪魔にならないように上記の溶接点Bを残す形で切断する。
ここで「溶接点Aと「隣接する」ボトム筋901bとラチス筋901cの溶接点B」の隣接とは、同一のラチス筋901cを介して隣接する、の意味である。そして「溶接点Aと「隣接する」ボトム筋901bとラチス筋901cの溶接点B」間をつなぐボトム筋901bも残置させているのが図9である。
従来例と異なりボトム筋901bを残置させるのは、ボトム筋901bを残すことでラチス筋901cの変形を防ぐためである。
また、ラチス筋901cを固定部242、抑え板244そしてそれらを固定する数本のボルトで固定するだけでなく、ボルトをボトム筋901bに引っかけて固定しても良い。結局、測定対象である溶接点Aにモーメントが生じなければ具体的な固定方法は問われることは無い。
トラス筋の治具へのセットが終了したら、従来と同じように係止端112、212を油圧式万能試験機にセットする。そして油圧式万能試験機に力を加えトップ筋901aとラチス筋901cの溶接点が破断するまで力を加え続ける。そして判断した際に油圧式万能試験機がトラス筋にかけていた力を2で割った数字が溶接点の応力限界になる。なお「2」で割るのは、計測対象のトラス筋のトップ筋901aにはラチス筋901c及びそれをトップ筋901aに固定する溶接点が二つ存在する為である。
なお、測定対象物であるトラス筋の切断方法については別のやり方も考えられる。図10は、測定対象であるトラス筋901の計測時の別の切断状況を表す概念図である。
この図は、ラチス筋901cの途中を切断することで、測定時にはボトム筋901bを含まない。ラチス筋901cをしっかりと固定すれば、ボトム筋901bは存在しなくても変形の虞なくトップ筋901aとラチス筋901c間の溶接点強度を測定することは可能である。そこで図10に示す切断方法を用いて測定することも検討すべきであろう。
以上の様に、従来の溶接点の強度測定では一つの溶接点に接続されるラチス筋の一方の側から力を加えていた。これに対し本発明の溶接点の強度測定方法では一つの溶接点に接続されるラチス筋の双方から力を加えることで回転モーメントを生じさせずに測定できる。結果、より精度の高い溶接点の強度を測定することが可能になる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、トラス筋にはダブルトップトラスという形状のものがある。ダブルトップトラスはトップ筋を二本並べ溶接することで、建築物の構造材となるトップ筋を太く頑強にすることを目的としている。
当然このダブルトップトラスのトップ筋・ラチス筋間の溶接点の強度を調べる際に、トップ筋が1本のトラス筋用のU字溝治具120を用いることはできない。そこで、このダブルトップトラス用のU字溝治具120を作成し、溶接点強度の測定に用いることも本発明の射程に含まれることは言うまでもない。
同様に、トップ筋が太いトラス筋と細いトラス筋で同じU字溝治具120を用いことは好ましくない。この場合もそれぞれ向けのU字溝治具120を使い分けることは本発明の射程に含まれる。
本発明はトラス筋のトップ筋とラチス筋間の溶接点の強度を正確に測定する方法を提供する。しかしこれだけには限られず、例えばトラス筋のボトム筋とラチス筋間の溶接点の強度の測定に流用しても特に問題はない。
100:上部治具、
110:カバー、
111:穴、
112:係止端、
120:U字溝治具、
121:溝、
122:貫通孔、
123:固定脚、
124:底板、
130:固定部材、
200:下部治具、
210:カバー、
212:係止端、
230:ガイドレール、
240:抑え部、
241:基部、
242:固定部、
243:軸、
244:抑え部、
310:スペーサー、
702:治具本体、
702b:弧状の穴、
703:抑え、
704:上端把持具、
705:ボルト、
706:金属片、
800、901:トラス筋、
801、901a:トップ筋、
811、812、901b:ボトム筋、
821、822、901c:ラチス筋。

Claims (17)

  1. トラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定方法であって、
    該トップ筋・ラチス筋間溶接点にモーメントを生じさせずに測定することを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定方法。
  2. トラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定方法であって、
    該トップ筋・ラチス筋間溶接点を挟むラチス筋を双方固定するラチス筋固定ステップと、
    溶接点の強度の測定を行う測定ステップと、を含むことを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定方法。
  3. 請求項2記載のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定方法において、
    前記トラス筋のボトム筋を切断せずに溶接点の強度の測定を行うことを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定方法。
  4. トラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定方法であって、
    前記トラス筋のボトム筋を固定するボトム筋固定ステップと、
    溶接点の強度の測定を行う測定ステップと、を含むことを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定方法。
  5. トラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定に用いるトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具であって、
    前記トラス筋のラチス筋を固定する抑え部を含むことを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具。
  6. 請求項5記載のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具において、前記抑え部が前記トップ筋・ラチス筋間溶接点を挟むラチス筋双方を固定することを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具。
  7. トラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定に用いるトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具であって、
    前記トラス筋のボトム筋を固定する抑え部を含むことを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具。
  8. トラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定に用いるトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具であって、
    前記トップ筋は前記トップ筋・ラチス筋間溶接点を中心として切断され、該トップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具にセットされることを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具。
  9. 請求項5乃至8のいずれか1項に記載のトラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定に用いるトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具において、前記抑え部がトップ筋の前後方向に上方向から見て略90度かつ交わらない方向に搖動することを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具。
  10. トラス筋のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定に用いるトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具であって、
    該トップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具が上部治具及び下部治具に分離していることを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具。
  11. 請求項10記載のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具において、
    測定対象のトラス筋を前記上部治具及び前記下部治具にセットすることで測定可能となることを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具。
  12. 請求項11に記載のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具において、
    更に前記上部治具はカバー及びU字溝治具を含むことを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具。
  13. 請求項12に記載のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具において、
    前記U字溝治具に設けられた溝に測定対象のトラス筋のトップ筋をセットすることを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具。
  14. 請求項13に記載のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具において、
    前記トップ筋を前記溝にセットした際に該トラス筋のラチス筋が前記U字溝治具に干渉しないことを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具。
  15. 請求項11に記載のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具において、
    更に前記上部治具はカバー、ガイドレール、抑え部を含むことを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具。
  16. 請求項15に記載のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具において、
    前記抑え部が前記ガイドレールに沿って搖動することを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具。
  17. 請求項10又は11に記載のトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具において、
    前記上部治具及び前記下部治具を引っ張ることで前記溶接点の強度を測定することを特徴とするトップ筋・ラチス筋間溶接点の強度測定用治具。



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