JP2017171039A - 作業車両 - Google Patents

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Kenji Nohara
健司 野原
輝樹 松川
Teruki Matsukawa
輝樹 松川
俊二 竹内
Shunji Takeuchi
俊二 竹内
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Abstract

【課題】ボンネット内部のメンテナンスの妨げとならない、給油タンクの載置部材を有する作業車両を提供すること。【解決手段】農用トラクタ1は、車両本体の前側に設けられたボンネット6と、ボンネット6の内部に配置された燃料タンクおよびボンネットの上面部に設けられた給油口を有する車載燃料タンクと、ボンネットの後側に設けられた、操縦者が乗り込んで運転を行う操縦席8と、車両本体の左側および右側に設けられた、操縦席8への乗り込みを補助するための乗降補助パイプ20L、20Rと、右側の乗降補助パイプ20Rに取り付けられた、ポータブルな燃料給油タンク16が載置される給油タンク載置台30と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、農業用、建築用、運搬用等に用いる、トラクタ等の作業車両に関する。
従来、ボンネット内部の燃料タンクに給油する際に、燃料補給タンクを載置できるよう載置部材をボンネット側面に沿って設け、さらにその載置部材を車体前後向きの軸心で軸支し、載置面を上方に向けた使用姿勢と載置面を側方に向けた格納姿勢に切り替え自在に構成したトラクタが公知である(特許文献1の例えば図3参照)。
特許第4829760号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のトラクタでは、ボンネット側面に車体前後方向に設けられた軸心周りに載置部材を回動させるため、格納姿勢ではボンネット側面をカバーしてしまい、ボンネット内部のメンテナンスの妨げとなることがあった。
本発明では、従来の作業車両における上記課題に鑑みて、ボンネット内部のメンテナンスの妨げとならない、給油タンクの載置部材を有する作業車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の本発明は、
車両本体の前側に設けられたボンネットと、
前記ボンネットの内部に配置された燃料タンク本体、および前記ボンネットの上面部に設けられた給油口を有する車載燃料タンクと、
前記ボンネットの後側に設けられた、操縦者が乗り込んで運転を行う運転ユニットと、
前記車両本体の左側および右側の内の少なくとも一方に設けられた、前記運転ユニットへの乗り込みを補助するための把持フレームと、
前記把持フレームに取り付けられた、ポータブルな給油タンクが載置される給油タンク載置プレートと、
を備えることを特徴とする作業車両である。
これにより、車両本体の左右のうち、少なくとも一方に設けられた把持フレームに給油タンク載置プレートを設けることでボンネットから離れた位置に給油タンク載置プレートを設けることができる。これにより、ボンネット内部のメンテナンスを妨げることなく給油タンク載置プレートを設けることが可能となる。
また、第2の本発明は、
前記把持フレームは、前記車両本体の側部から横に向かって延び、屈曲し、さらに下に向かって延び、前記車両本体の下部に至るフレームであり、
前記給油タンク載置プレートは、前記把持フレームの、前記下に向かって延びる縦フレーム部に、左右方向の軸心の周りに回動可能に取り付けられていることを特徴とする上記第1の本発明の作業車両である。
これにより、給油作業以外では不要となる給油タンク載置プレートを回動することで、作業中はコンパクトに収納することができる。
また、第3の本発明は、
前記縦フレーム部の前側に配置され、補助部材を介して前記縦フレーム部に取り付けられた、前記左右方向の軸心方向を有する軸部材を備え
前記給油タンク載置プレートは、前記軸部材に回動可能に取り付けられていることを特徴とする上記第2の本発明の作業車両である。
これにより、給油作業以外では不要となる給油タンク載置プレートを軸部材を中心に回動して折りたためるようにすることで、作業中はコンパクトに収納することができる。
また、第4の本発明は、
サイドミラーを備え
前記補助部材は、L字形基部を有し、
前記L字形基部の一端部分は、前記縦フレーム部の、上下中央より上方にある箇所に取り付けられており、
前記サイドミラーは、前記L字形基部の他端部分に取り付けられていることを特徴とする上記第3の本発明の作業車両である。
これにより、L字形基部にサイドミラーを取り付けることで、L字形基部を共用することができ、部品点数を削減することができる。
また、第5の本発明は、
前記給油タンク載置プレートは、前記給油タンクが載置される給油タンク載置面を有し、
前記給油タンク載置面が前方を向いている第一収納姿勢、または前記給油タンク載置面が上方を向いている使用姿勢で、前記給油タンク載置プレートをロックできるプレートロック機構を備えることを特徴とする上記第2から第4の何れか一つの本発明の作業車両である。
これにより、給油タンク載置面を前方に向けた第一収納姿勢で給油タンク載置プレートをロックすることで、例えば、前輪の泥除けとして使用することができる。
また、第6の本発明は、
前記プレートロック機構は、前記給油タンク載置面が後方を向いている第二収納姿勢で、さらに前記給油タンク載置プレートをロックできることを特徴とする上記第5の本発明の作業車両である。
これにより、給油タンク載置面を後方に向けた第二収納姿勢で給油タンク載置プレートをロックすることで、例えば、給油タンク載置プレートの下方の空間を空けることが可能となり、前輪周辺やボンネット内部等のメンテナンス作業が容易となる。
本発明により、ボンネット内部のメンテナンスの妨げとならない、給油タンクの載置部材を有する作業車両を提供することができる。
本発明の実施の形態の農用トラクタの右側面図 本実施の形態の農用トラクタの平面図 本実施の形態の農用トラクタの右側の乗降補助パイプの周辺部の拡大斜視図 本実施の形態の農用トラクタの主として給油タンク載置台の支持構造を説明するための分解斜視図 本実施の形態の農用トラクタの給油タンク載置台の支持構造の横断面平面図 本実施の形態の農用トラクタの右側の乗降補助パイプの周辺部の拡大斜視図であり、給油タンク載置台が使用姿勢にある状態を示す図 本実施の形態の農用トラクタの正面図であり、給油タンク載置台が第一収納姿勢にある状態を示す図 本実施の形態の農用トラクタの右側の乗降補助パイプの周辺部の拡大斜視図であり、給油タンク載置台が第二収納姿勢にある状態を示す図
以下、本発明の作業車両の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
ここではまず、本発明の作業車両の一例である農用トラクタ1を例に挙げて、図1〜図3を参照しながら、具体的にその構成を説明する。
なお、本明細書において農用トラクタ1の前進方向を向いて左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後ろということにする。
図1は、本実施の形態の農用トラクタ1の右側面図である。
また、図2は、本実施の形態の農用トラクタ1の平面図である。
図1に示す通り、本実施の形態の農用トラクタ1は、左右一対の前輪2と、左右一対の後輪3と、走行車体1aの前部にエンジン4と、中央下部にトランスミッションケース(変速装置)5とを備えている。
左右一対の前輪2は、主に操舵用の車輪、すなわち、操舵輪として設けられている。また、左右一対の後輪3は、主に駆動用の車輪、すなわち、駆動輪として設けられている。
後輪3には、走行車体の前側に設けられたボンネット6内に収容されたエンジン4で発生した回転動力を、トランスミッションケース5で適宜減速して伝達可能になっており、後輪3は、この回転動力によって回転駆動する。また、このトランスミッションケース5は、エンジン4で発生した回転動力を、必要に応じて前輪2にも伝達可能に構成されており、前輪2にも伝達される場合は、前輪2と後輪3との四輪が駆動輪となる。
すなわち、トランスミッションケース5は、二輪駆動と四輪駆動との切り替えが可能に構成されている。
また、農用トラクタ1は、走行車体1aの後部に、ロータリ(図示省略)等の作業機を装着可能な連結装置7が設けられている。
また、本実施の形態の農用トラクタ1は、機体上の操縦席8の周りが開放されており、操縦席8の背後において、背面視で門形の安全フレーム9が設けられた安全フレーム仕様(ロプスタイプ)の農用トラクタであり、操縦席8の前側には、ステアリングハンドル10が配置されていると共に、操縦席8の周りには、クラッチペダル、ブレーキペダル、アクセルペダル等の各種操作ペダルや前後進レバー、変速レバー等の各種操作レバーが配置されている。
また、操縦席8の足元の床面は、トランスミッションケース5の外壁に取り付けられたフロアーステップ11が設けられている。
また、ボンネット6の内部には、エンジン4の後方に配置された仕切り板(図示省略)に燃料タンク12が固定されており、燃料タンク12の上面部には、ボンネット6の左右幅方向の中央位置を基準として右寄りの位置(図2参照)で、且つボンネット6の上面部から突き出すように給油口12aが設けられ、その給油口12aには、給油キャップ13が着脱自在に装着されている。
また、ボンネット6の後端縁部と、ステアリングハンドル10が立設されたダッシュボード14との境界部には、門形の帯状枠体15が設けられており、その帯状枠体15の背面側はダッシュボード14と連結され、且つ、その帯状枠体15の下端側はトランスミッションケース5の外壁に固定されている。
また、帯状枠体15の左右両外側には、操縦者が操縦席8への乗降を補助するための左右一対の乗降補助パイプ20L、20Rが配置されている。
また、右側の乗降補助パイプ20Rには、燃料タンク12への給油時に燃料給油タンク16(図2参照)を載置するための給油タンク載置台30が、左右方向の軸芯P(図2参照)の周りに回動可能に取り付けられている。即ち、給油タンク載置台30は、燃料タンク12の給油口12aに近い側であるボンネット6の右側に配置されている。また、右側の乗降補助パイプ20Rには、サイドミラー40が取り付けられている。
次に、右側の乗降補助パイプ20R及び給油タンク載置台30等の構成を中心に、図3〜図5を用いて、更に説明する。
図3は、右側の乗降補助パイプ20Rの周辺部の拡大斜視図である。
また、図4は、主として、給油タンク載置台30の支持構造を説明するための分解斜視図である。
また、図5は、給油タンク載置台30の支持構造の横断面平面図である。
右側の乗降補助パイプ20Rは、図3に示す通り、門形の帯状枠体15の右側面上部にその上端部20R1がボルトで固定されており、その固定位置から右方向に向かって延び、屈曲部20Raで下方に屈曲し、更に縦フレーム部20Rbで下方に向かって延び、その下端部20R2が、後述する泥除けプレート17を介してフロアーステップ11の右前角端に固定されている。なお、乗降補助パイプ20Rの上端部20R1は、門形の帯状枠体15の右側面上部の表面形状に沿った長板形状を成している(図4参照)。また、乗降補助パイプ20Rの下端部と門形の帯状枠体15の右側面下端部との間には、正面視で略長方形状の泥除けプレート17が設けられている。この泥除けプレート17の右側面部は乗降補助パイプ20Rの下端部に溶接固定されており、泥除けプレート17の下端部は、フロアーステップ11の右前端上面部にボルトで固定されている。この泥除けプレート17は、操縦者に泥がかかりにくく、且つ操縦時に前輪2のタイヤや前方地面方向の視認性を損なわない高さ及び形状を成している。
なお、左側の乗降補助パイプ20Lについても、上記の右側の乗降補助パイプ20Rと同様の構成を成し、上記と同様に泥除けプレート17が設けられている。
また、乗降補助パイプ20Rの縦フレーム部20Rbの上下中央位置より上方の前側外周面には、平面視で略L字状のL字状固定プレート50の一端部50aが溶接固定されており、他端部50bの右側面部には、先端部にミラー本体41が取り付けられたミラー固定用部材42がボルト43で固定されていると共に、その他端部50bの左側面部には、給油タンク載置台30を回動可能に支持する略円筒状の支持部材60が、その支持部材60の外周面に溶接固定された支持部材取付ステー51を介して固定されている。
ここで、L字状固定プレート50の取付位置は、給油タンク載置台30を利用した燃料給油がし易く、且つ操縦者がサイドミラー40を使用しての視認を損ねない位置である。
これにより、L字状固定プレート50にサイドミラー40と支持部材60とを取り付けることで、L字状固定プレート50を共用することができ、部品点数を削減することができる。
次に、主として図4、図5を用いて、給油タンク載置台30の支持構造を説明する。
図4に示す通り、支持部材60の、走行車体1aの左右幅方向の中央位置側に面する端縁部61には、前後一対の第1切り欠き部61a、61a及び上下一対の第2切り欠き部61b、61bの総計4つの切り欠き部が設けられており、それら切り欠き部61a〜61bの何れかに対して、選択的に嵌合可能なリブ状の凸部32が、使用姿勢にある給油タンク載置台30の後端側に固定された回動軸部31の根本部の両側から回動軸部31の軸芯に直交する方向で且つ給油タンク載置台30の載置面30aに平行に形成されている。
前後一対の第1切り欠き部61a、61aの切り欠き幅の中心を繋ぐ第1仮想線(図示省略)は、地面に対して水平となり、上下一対の第2切り欠き部61b、61bの切り欠き幅の中心を繋ぐ第2仮想線(図示省略)と直交し、且つ、その交点が支持部材60の軸芯P上に位置する様に構成されている。
なお、回動軸部31の軸芯と、支持部材60の軸芯P(図4、図5参照)は、組みつけられた状態で一致する。
図4、図5に示す様に、給油タンク載置台30の支持構造は、給油タンク載置台30の端縁部に固定された回動軸部31と、回動軸部31が内部に挿入されており当該回動軸部31を回動可能に支持する円筒状の支持部材60と、支持部材60の内部において平ワッシャー65及びスプリングワッシャー66を介して圧縮バネ64を回動軸部31の先端に保持するボルト67と、そのボルト67の抜け防止のために支持部材60の前側端縁部69を覆う様に着脱可能に取り付けられた蓋部材68とを備えている。
具体的には、図5に示す通り、円筒形状の支持部材60の内部は、回動軸部31が回動可能に支持される、断面が円形の第1孔部62と、一方が第1孔部62と連通し他方が前側端縁部69の開口部と連通すると共に第1孔部62の内径より大きな内径を有する第2孔部63とから構成されている。また、円筒形状の圧縮バネ64は、その最大外径が、第1孔部62の内径より大きく、且つ第2孔部63の内径より小さい構成である。
また、圧縮状態で第2孔部63に挿入された圧縮バネ64は、平ワッシャー65及びスプリングワッシャー66を介して、スプリングワッシャー66側から挿入されたボルト67の先端部が、回動軸部31の軸芯に一致する様に形成されたボルト取付用穴部33に螺合されることにより、回動軸部31に対して、常時、矢印R方向に付勢力(弾性力)を作用させる構成である。
ここで、第2孔部63に挿入されてボルト67で保持された圧縮バネ64の長さは、リブ状の凸部32が、上記の4つの切り欠き部61a〜61bの何れかと嵌合している場合は、自然長から少し縮んだ長さとなる程度にボルト67が締め付けられており、リブ状の凸部32が、上記の4つの切り欠き部61a〜61bの何れとも嵌合していない場合は、回動軸部31と共にボルト67が矢印Q方向(図5参照)に引っ張られるので、圧縮バネ64の長さは自然長から、少なくとも凸部32の高さ分だけ更に縮むことになる。
これにより、圧縮バネ64には、リブ状の凸部32が、上記の4つの切り欠き部61a〜61bの何れとも嵌合していない場合の方が、リブ状の凸部32が、上記の4つの切り欠き部61a〜61bの何れかと嵌合している場合に比べて、より大きな弾性力(伸張力)が発生し、回転軸部31は、矢印R方向(図5参照)に強く引っ張られる。
従って、リブ状の凸部32が、上記の4つの切り欠き部61a〜61bの何れかと嵌合している場合は、常時、矢印R方向に向けた緩やかな弾性力が作用しているので、回転軸部31にロックがかかった状態が維持され、回転軸部31を回動させて給油タンク載置台30の姿勢を変える場合は、圧縮バネ64に生じるより強い弾性力に抗して回転軸部31を、即ち給油タンク載置台30を矢印Q方向(即ち、走行車体1aの左右幅方向の中央向き)(図5参照)に押すことで、リブ状の凸部32と上記の4つの切り欠き部61a〜61b(図4参照)の何れとも嵌合が外れて、ロックが解除され、給油タンク載置台30に対して上又は下方向に荷重をかけることで、回転軸部31の回動が可能となる(図4の矢印U、矢印D参照)。
上記構成によれば、給油タンク載置台30は、リブ状の凸部32が、前後一対の第1切り欠き部61a、61aと嵌合することで、給油タンク載置台30の載置面30aが水平で且つ上方を向いた使用姿勢でロックされる(図2、図6参照)。図6は、農用トラクタ1の右側の乗降補助パイプの周辺部の拡大斜視図であり、給油タンク載置台30が使用姿勢にある状態を示す図である。
これにより、給油タンク載置台30に燃料給油タンク16(図2参照)を載せて、燃料タンク12への給油が可能となる。
また、矢印D方向(図4参照)に回動させられた給油タンク載置台30は、載置面30aが前方を向いて、リブ状の凸部32が、上下一対の第2切り欠き部61b、61bに嵌合することで、給油タンク載置台30は第一収納姿勢(図7参照)でロックされる。図7は、農用トラクタ1の正面図であり、給油タンク載置台30が第一収納姿勢にある状態を示す図である。
これにより、給油タンク載置台30に泥除けの機能を持たせることが出来ると共に、泥除けプレート17で防げない箇所の泥除けを行うことが出来る。
また、矢印U方向(図4参照)に回動させられた給油タンク載置台30は、載置面30aが後方を向いて、リブ状の凸部32が、上下一対の第2切り欠き部61b、61bに嵌合することで、給油タンク載置台30は第二収納姿勢(図8参照)でロックされる。図8は、農用トラクタ1の右側の乗降補助パイプの周辺部の拡大斜視図であり、給油タンク載置台30が第二収納姿勢にある状態を示す図である。
これにより、ボンネット内部のメンテナンス作業や、前輪2のタイヤ交換等のメンテナンス作業を行う時に作業空間が十分に確保出来る。
以上の説明から明らかな様に、本実施の形態によれば、ボンネット内部のメンテナンスの妨げとならない給油タンク載置台30を備えた農用トラクタ等の作業車両を提供することが出来る。
なお、給油タンク載置台30の載置面30aには、くりぬき部30a1が形成されており、給油タンク載置台30を第一収納姿勢又は第二収納姿勢に維持した状態での、前輪付近の視認性の向上が図れると共に、くりぬき部30a1を掴むことで、給油タンク載置台30を回動させ易くなる。
本実施の形態の燃料タンク12は、本発明の燃料タンク本体の一例にあたり、本実施の形態の給油口12aは、本発明の給油口の一例にあたる。また、本実施の形態の燃料給油タンク16は、本発明の給油タンクの一例にあたる。また、本実施の形態の操縦席8及びステアリングハンドル10等を含む構成は、本発明の運転ユニットの一例あたる。また、本実施の形態の左右一対の乗降補助パイプ20L、20Rは、本発明の把持フレームの一例にあたる。また、本実施の形態の給油タンク載置台30は、本発明の給油タンク載置プレートの一例にあたり、本実施の形態の載置面30aは、本発明の給油タンク載置面の一例にあたる。また、本実施の形態のL字状固定プレート50及び支持部材取付ステー51を含む構成は、本発明の補助部材の一例にあたり、本実施の形態の支持部材60は、本発明の軸部材の一例にあたる。また、本実施の形態のL字状固定プレート50は、本発明のL字形基部の一例にあたる。また、本実施の形態の前後一対の第1切り欠き部61a、61a及び上下一対の第2切り欠き部61b、61bと、リブ状の凸部32と、圧縮バネ64と、平ワッシャー65と、スプリングワッシャー66と、ボルト67とを含む構成は、本発明のプレートロック機構の一例にあたる。また、本実施の形態の燃料タンク12と給油口12aと給油キャップ13とを含む構成は、本発明の車載燃料タンクの一例にあたる。
また、本実施の形態の給油タンク載置台30の第一収納姿勢(図7参照)は、本発明の給油タンク載置面が前方を向いている第一収納姿勢の一例にあたり、本実施の形態の給油タンク載置台30の第二収納姿勢(図8参照)は、本発明の給油タンク載置面が後方を向いている第二収納姿勢の一例にあたる。また、本実施の形態の給油タンク載置台30の使用姿勢(図2、図3、図6参照)は、本発明の給油タンク載置面が上方を向いている使用姿勢の一例にあたる。
なお、上記実施の形態では、乗降補助パイプを走行車体1aの左右両側に設け、且つ右側の乗降補助パイプ20Rに給油タンク載置台30を設けた場合について説明したが、これに限らず例えば、左側の乗降補助パイプ20Lに給油タンク載置台30を設けても良い。
また、上記実施の形態では、乗降補助パイプを走行車体1aの左右両側に設け、且つ右側の乗降補助パイプ20Rに給油タンク載置台30を設けた場合について説明したが、これに限らず例えば、乗降補助パイプを走行車体1aの左右両側の内の何れか一方に設けた構成であっても良い。その場合、給油タンク載置台30は、左右両側の内の何れか一方に設けられた乗降補助パイプに設けられる。
また、上記実施の形態では、本発明の軸部材の一例として、回動軸部31を回動可能に支持する軸受け機能を有する支持部材60を備えた場合について説明したが、これに限らず例えば、本発明の軸部材の他の例として、軸受け機能を有する支持部材60に代えて、回動軸としての機能を有する第2回動軸部材(図示省略)を備え、且つ給油タンク載置台30に固定された回動軸部31に代えて、第2回動軸部材を相対的に回動可能に支持する軸受け機能を有する第2支持部材(図示省略)を備えた構成であっても良い。この場合、支持部材取付ステー51に固定される第2回動軸部材の、走行車体1aの左右幅方向に沿った軸芯(図4の符号P参照)を回動中心として、給油タンク載置台30に固定される第2支持部材が上記の例と同様に回動する(図4の矢印U、D参照)。
また、上記実施の形態では、支持部材60が、支持部材取付ステー51とL字状固定プレート50とを介して、乗降補助パイプ20Rに固定されている場合について説明したが、これに限らず例えば、支持部材60が、直接に乗降補助パイプ20Rに固定されていても良い。
また、上記実施の形態では、L字状固定プレート50を、サイドミラー40の取付と、支持部材60の取付を兼用した場合について説明したが、これに限らず例えば、それぞれ個別の取付部材を設けても良いし、或いは、それぞれ個別に直接に乗降補助パイプに固定しても良い。
また、上記実施の形態では、給油タンク載置台30を矢印Q方向(即ち、走行車体1aの左右幅方向の中央向き)(図5参照)に押すことで、リブ状の凸部32と4つの切り欠き部61a〜61b(図4参照)の何れとも嵌合が外れて、ロックが解除され、給油タンク載置台30に対して上又は下方向に荷重をかけることで、回転軸部31の回動が可能となる(図4の矢印U、矢印D参照)構成について説明したが、これに限らず例えば、4つの切り欠き部(図4の符号61a〜61b参照)が、支持部材60の、走行車体1aの左右幅方向の右外側に面する外側端縁部69(図4参照)に形成されており、給油タンク載置台30に固定された第2回動軸部(図4の符号31参照)の先端を支持部材60の外側端縁部69から挿入する構成として、給油タンク載置台30を走行車体1aの左右幅方向の右外側に向けて引っ張ることで、第2回動軸部に形成されたリブ状の凸部(図4の符号32参照)と4つの切り欠き部(図4の符号61a〜61b参照)の何れとも嵌合が外れて、ロックが解除され、給油タンク載置台30に対して上又は下方向に荷重をかけることで、第2回転軸部(図4の符号31参照)の回動が可能となる(図4の矢印U、矢印D参照)構成であっても良い。
また、上記実施の形態では、本発明のプレートロック機構の一例として、4つの切り欠き部61a〜61bとリブ状の凸部32等を含む構成を備えた場合について説明したが、切り欠き部の形状や個数、及び、それに嵌合する凸部の形状や個数は、上記の構成例に限定されるものではなく、ロック機能を有する構成であれば、どの様な形状や個数を備えていても良い。
また、上記実施の形態では、作業車両の一例として農用トラクタについて説明したが、これに限らず例えば、農業用以外に、建築用、運搬用等に用いるトラクタであっても良いし、トラクタに限らず例えば、その他の作業車両であっても良い。
本発明の作業車は、ボンネット内部のメンテナンスの妨げとならない、給油タンクの載置部材を有する作業車両を提供することが出来る効果を有し、農業用、建築用、運搬用等に用いる、トラクタ等の作業車両として有用である。
1 農用トラクタ
1a 走行車体
2 前輪
3 後輪
4 エンジン
5 トランスミッションケース(変速装置)
6 ボンネット
11 フロアーステップ
12 燃料タンク
13 給油キャップ
14 ダッシュボード
15 帯状枠体
17 泥除けプレート
20R 右側の乗降補助パイプ
20L 左側の乗降補助パイプ
30 給油タンク載置台
31 回動軸部
40 サイドミラー
50 L字状固定プレート
60 支持部材

Claims (6)

  1. 車両本体の前側に設けられたボンネットと、
    前記ボンネットの内部に配置された燃料タンク本体、および前記ボンネットの上面部に設けられた給油口を有する車載燃料タンクと、
    前記ボンネットの後側に設けられた、操縦者が乗り込んで運転を行う運転ユニットと、
    前記車両本体の左側および右側の内の少なくとも一方に設けられた、前記運転ユニットへの乗り込みを補助するための把持フレームと、
    前記把持フレームに取り付けられた、ポータブルな給油タンクが載置される給油タンク載置プレートと、
    を備えることを特徴とする作業車両。
  2. 前記把持フレームは、前記車両本体の側部から横に向かって延び、屈曲し、さらに下に向かって延び、前記車両本体の下部に至るフレームであり、
    前記給油タンク載置プレートは、前記把持フレームの、前記下に向かって延びる縦フレーム部に、左右方向の軸心の周りに回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記縦フレーム部の前側に配置され、補助部材を介して前記縦フレーム部に取り付けられた、前記左右方向の軸心方向を有する軸部材を備え
    前記給油タンク載置プレートは、前記軸部材に回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
  4. サイドミラーを備え
    前記補助部材は、L字形基部を有し、
    前記L字形基部の一端部分は、前記縦フレーム部の、上下中央より上方にある箇所に取り付けられており、
    前記サイドミラーは、前記L字形基部の他端部分に取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の作業車両。
  5. 前記給油タンク載置プレートは、前記給油タンクが載置される給油タンク載置面を有し、
    前記給油タンク載置面が前方を向いている第一収納姿勢、または前記給油タンク載置面が上方を向いている使用姿勢で、前記給油タンク載置プレートをロックできるプレートロック機構を備えることを特徴とする請求項2から4の何れか一つに記載の作業車両。
  6. 前記プレートロック機構は、前記給油タンク載置面が後方を向いている第二収納姿勢で、さらに前記給油タンク載置プレートをロックできることを特徴とする請求項5に記載の作業車両。
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