JP2017170586A - エンドエフェクター、ロボット、およびロボット制御装置 - Google Patents

エンドエフェクター、ロボット、およびロボット制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロボットによって把持および操作されることで、ロボットが作業を適切に行うことができるエンドエフェクターを提供する。
【解決手段】本発明のエンドエフェクターの一つの態様は、複数の第1可動部と第2可動部とを有するハンドを含むロボットによって、ハンドを用いて把持されるエンドエフェクターであって、第2可動部の第1方向への移動によって操作される操作部と、操作部の操作によって作動する作動部と、を備え、第1可動部が挿入される凹部が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンドエフェクター、ロボット、およびロボット制御装置に関する。
ロボット本体部に接続されたエンドエフェクターを備えるロボットが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に示すロボットにおいては、例えば、エンドエフェクターを駆動させるエアを供給するためのケーブルが設けられている。
特開2015−24473号公報 特開2013−166215号公報
特許文献1のロボットにおいては、エンドエフェクターを駆動させるために、ケーブルをエンドエフェクターとロボット本体部とに接続する必要がある。そのため、エンドエフェクターの取り付け、およびエンドエフェクターの交換に手間が掛かる問題があった。
これに対して、例えば、エンドエフェクター自体に動作させるための操作部が設けられている場合、特許文献2に示すようなロボットのハンドによってエンドエフェクターを把持し、操作部を押し引きすることでエンドエフェクターを動作させることが考えられる。しかしながら、操作部を押し引きすると、ハンドに対してエンドエフェクターの位置が変動し、エンドエフェクターを用いた作業を適切に行えない場合がある。また、ハンドからエンドエフェクターが外れる場合もある。
本発明の一つの態様は、上記問題点に鑑みて成されたものであって、ロボットによって把持および操作されることで、ロボットが作業を適切に行うことができるエンドエフェクター、そのようなエンドエフェクターを把持および操作することができるロボット、およびそのようなロボットのロボット制御装置を提供することを目的の一つとする。
本発明のエンドエフェクターの一つの態様は、複数の第1可動部と第2可動部とを有するハンドを含むロボットによって、前記ハンドを用いて把持されるエンドエフェクターであって、前記第2可動部の第1方向への移動によって操作される操作部と、前記操作部の操作によって作動する作動部と、を備え、前記第1可動部が挿入される凹部が形成されていることを特徴とする。
本発明のエンドエフェクターの一つの態様によれば、凹部が形成されているため、ロボットが第1可動部を凹部に挿入することで、エンドエフェクターをハンドによって安定して把持することができる。そのため、エンドエフェクターの操作部を第2可動部の第1方向の移動によって操作した場合に、ハンドに対してエンドエフェクターの位置が変動することを抑制できる。これにより、ロボットは、エンドエフェクターの作動部によって、適切に作業を行うことができる。したがって、本発明のエンドエフェクターの一つの態様によれば、ロボットによって把持および操作されることで、ロボットが作業を適切に行うことができるエンドエフェクターが得られる。また、エンドエフェクターが操作部を備えるため、エンドエフェクターとロボットとをケーブルで接続することなく、ロボットはエンドエフェクターを駆動させて作業を行うことができる。
前記第1可動部は、指部であり、前記第2可動部は、掌部である構成としてもよい。
この構成によれば、ロボットは、指部でエンドエフェクターを把持した状態において、掌部で操作部を操作する。そのため、ロボットがエンドエフェクターを用いた作業を行いやすい。
前記凹部の内側面は、前記第1方向に隙間を介して互いに対向する第1部分および第2部分と、前記第1方向と直交する第2方向と交差する第3部分と、前記第1方向と前記第2方向との両方と直交する第3方向と交差する第4部分と、を含む構成としてもよい。
この構成によれば、第1部分〜第4部分によって、凹部に挿入された第1可動部の第1方向、第2方向、および第3方向の移動を規制し、ハンドに対するエンドエフェクターの各方向への移動、および各方向と平行な軸周りの回転を抑制することができる。したがって、エンドエフェクターを用いて行われる作業の精度をより向上させることができる。
前記ロボットが前記エンドエフェクターを把持する際に、前記ロボットによって検出され、前記ハンドの位置決めに用いられる目印部をさらに備える構成としてもよい。
この構成によれば、目印部を検出することで、ハンドをエンドエフェクターに対して精度よく位置決めすることができる。これにより、ハンドによって、複数種類のエンドエフェクターのそれぞれを容易に、かつ、適切に把持することができる。
前記凹部が形成された本体部をさらに備え、前記凹部は、4つ形成され、4つの前記凹部は、前記第1方向に沿って視た際に、前記本体部の中心を囲んで配置されている構成としてもよい。
この構成によれば、第1可動部を4つの凹部にそれぞれ挿入することで、エンドエフェクターの本体部をより安定して把持することができる。
前記操作部は、シリンダーである構成としてもよい。
この構成によれば、空気圧を利用して、エンドエフェクターの作動部を駆動することができる。これにより、作動部の力制御を容易に行うことができる。また、ハンド自体に吸着させる機構を設けることなく、基板等の吸着把持を実現することができる。
本発明のロボットの一つの態様は、上記のエンドエフェクターを把持するロボットであって、アームと、前記アームに設けられたハンドと、を備え、前記ハンドは、前記凹部に挿入される複数の第1可動部と、前記第1方向に移動し、前記操作部を操作する第2可動部と、を有することを特徴とする。
本発明のロボットの一つの態様によれば、上記のエンドエフェクターを安定して把持して、操作することができ、エンドエフェクターを用いた作業を適切に行うことができる。
前記第1可動部は、前記凹部に嵌め合わされる嵌合部を有する構成としてもよい。
この構成によれば、より安定してエンドエフェクターを把持することができる。
本発明のロボット制御装置の一つの態様は、上記のロボットのロボット制御装置であって、前記第1可動部を前記凹部に挿入させて前記エンドエフェクターを把持させ、前記第2可動部を前記第1方向に移動させて前記操作部を操作するように前記ロボットを制御することを特徴とする。
本発明のロボット制御装置の一つの態様によれば、ロボットに、エンドエフェクターを安定して把持させ、かつ、エンドエフェクターを操作させて、所定の作業を適切に行わせることができる。
本実施形態のロボットシステムを示す斜視図である。 本実施形態のエンドエフェクターを示す斜視図である。 本実施形態のエンドエフェクターを示す正面図である。 本実施形態のエンドエフェクターを示す平面図である。 本実施形態のエンドエフェクターの部分を示す側面図である。 本実施形態のエンドエフェクターを示す正面図である。 本実施形態のエンドエフェクターを示す正面図である。 本実施形態のエンドエフェクターを示す正面図である。 本実施形態のエンドエフェクターを示す正面図である。 本実施形態のロボット制御装置による制御の手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態のロボット制御装置による制御の手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態のエンドエフェクターを把持する手順の一例を示す平面図である。 本実施形態のエンドエフェクターを把持する手順の一例を示す平面図である。 本実施形態のエンドエフェクターを把持する手順の一例を示す側面図である。 本実施形態のエンドエフェクターを把持する手順の一例を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るエンドエフェクター、ロボットおよびロボット制御装置について説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、各構造における縮尺および数等を、実際の構造における縮尺および数等と異ならせる場合がある。
また、図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、Z軸方向は、上下方向とする。Y軸方向は、Z軸方向と直交する方向のうちの一方向(図3の左右方向)とする。X軸方向は、Z軸方向とY軸方向との両方と直交する方向(図4の上下方向)とする。
また、以下の説明においては、Z軸方向を「上下方向」と呼ぶ場合があり、X軸方向を「前後方向」と呼ぶ場合があり、Y軸方向「左右方向」と呼ぶ場合がある。Z軸方向の正の側(+Z側)を「上側」と呼ぶ場合があり、Z軸方向の負の側(−Z側)を「下側」と呼ぶ場合がある。X軸方向の正の側(+X側)を「前側」と呼ぶ場合があり、X軸方向の負の側(−X側)を「後側」と呼ぶ場合がある。Y軸方向の正の側(+Y側)を「右側」と呼ぶ場合があり、Y軸方向の負の側(−Y側)を「左側」と呼ぶ場合がある。
なお、上下方向、前後方向、左右方向、上側、下側、前側、後側、右側および左側は、単に各部の位置関係を説明するための名称であり、実際の各部の位置関係および実際のエンドエフェクターおよびロボットの使用態様および姿勢を限定しない。
図1は、本実施形態のロボットシステム1を示す斜視図である。本実施形態のロボットシステム1では、図1に示す作業台WTにおいて、ロボット20が作業を行う。ロボット20は、エンドエフェクター30A,30B,30C,30D,30Eのいずれか1つ、あるいは2つを用いて各種作業を行う。
ロボット20は第1ハンド(ハンド)71および第2ハンド(ハンド)72を備えており、エンドエフェクター30A〜30Eは、ロボット20によって、第1ハンド71あるいは第2ハンド72を用いて把持される。エンドエフェクター30A〜30Eは、例えば、エンドエフェクター設置台ET上に配置されている。
図2は、エンドエフェクター30Aを示す斜視図である。図3は、エンドエフェクター30Aを前側(+X側)から視た図(以下、正面図)である。図4は、エンドエフェクター30Aを上側から視た図(以下、平面図)である。図5は、エンドエフェクター30Aの部分を左右方向に沿って視た図(以下、側面図)である。
エンドエフェクター30Aは、対象を切断する作業を行うためのエンドエフェクターである。図2から図4に示すように、エンドエフェクター30Aは、本体部39と、操作部35と、作動部37と、バネ38と、を備える。本体部39は、ベース部33と、前板部31と、後板部32と、位置決め部34a,34bと、目印部60と、を有する。
ベース部33は、直方体状である。前板部31は、ベース部33の前側(+X側)の面に固定されている。図2に示すように、前板部31は、前後方向と直交する面(YZ平面)に沿って拡がる板状である。前板部31は、ベース部33よりも上側に延びている。前板部31の前側から視た(以下、正面視)形状は、例えば、上下方向に長い長方形状である。
前板部31には、凹部51,52が形成されている。凹部51は、前板部31の前面から後側(−X側)に窪んでいる。凹部51は、前板部31の前面の上端部における右側(+Y側)の端部に形成されている。凹部51は、右側に開口している。凹部51の正面視形状は、例えば、左右方向(Y軸方向)に長い長方形状である。
凹部51の内側面は、第1部分51aと、第2部分51bと、第3部分51cと、第4部分51dと、を含む。第1部分51aおよび第2部分51bは、上下方向(第1方向)に隙間を介して互いに対向する部分である。第1部分51aは、凹部51の内側面のうち下側の面である。第2部分51bは、凹部51の内側面のうち上側の面である。
第3部分51cは、上下方向と直交する左右方向(第2方向)と交差する部分である。本実施形態において第3部分51cは、例えば、左右方向と直交する。第3部分51cは、凹部51の内側面のうち左側(−Y側)の面である。
第4部分51dは、上下方向と左右方向との両方と直交する前後方向(第3方向)と交差する部分である。本実施形態において第4部分51dは、例えば、前後方向と直交する。第4部分51dは、凹部51の内側面のうち後側(−X側)の面である。
凹部52は、前板部31の前面から後側(−X側)に窪んでいる。凹部52は、前板部31の前面の上端部における左側(−Y側)の端部に形成されている。凹部52は、左側に開口している。凹部52の正面視形状は、左右方向(Y軸方向)に長い長方形状である。凹部52の形状は、左右方向に反転している点を除いて、凹部51と同様である。
凹部51と凹部52とは、上下方向において同じ位置に設けられ、前板部31の左右方向(Y軸方向)の中心を挟んで互いに反対側に形成されている。
後板部32は、ベース部33の後側(−X側)の面に固定されている。後板部32は、前後方向と直交する面(YZ平面)に沿って拡がる板状である。後板部32は、ベース部33よりも上側に延びている。後板部32の後側から視た形状は、例えば、上下方向に長い長方形状である。
後板部32には、図4に示すように、凹部53,54が形成されている。凹部53,54は、後板部32の後面から前側(+X側)に窪んでいる。凹部53は、上下方向および左右方向において凹部52と同じ位置に設けられ、エンドエフェクター30Aの前後方向の中心を挟んで凹部52と反対側に形成されている。凹部53の形状は、前後方向に反転している点を除いて、凹部52と同様である。
凹部54は、上下方向および左右方向において凹部51と同じ位置に設けられ、エンドエフェクター30Aの前後方向の中心を挟んで凹部51と反対側に形成されている。凹部54の形状は、前後方向に反転している点を除いて、凹部51と同様である。
以上に説明したように、本実施形態の本体部39には、複数の凹部50として、凹部51〜54の4つが形成されている。4つの凹部50は、上下方向に沿って視た際に、本体部39の中心を囲んで配置されている。本実施形態において4つの凹部50は、平面視において本体部39の四隅に位置する。エンドエフェクター30Aがロボット20に把持された状態において、各凹部50には、それぞれ後述する指部74が挿入される。
位置決め部34aは、図2に示すように、前板部31の前面に固定されている。位置決め部34aは、例えば、左右方向に延びる四角柱状である。位置決め部34aは、前板部31の左右方向の一端から他端まで延びている。図5に示すように、位置決め部34aの上面34cは、凹部51の第1部分51aと上下方向において同じ位置にある。位置決め部34aの上面34cと第1部分51aとは、互いに接続され、上下方向と直交する平面を構成している。位置決め部34aの上面34cは、凹部52の第1部分とも、上下方向の同じ位置において互いに接続され、上下方向と直交する平面を構成している。
位置決め部34bは、図2および図4に示すように、後板部32の後面に固定されている。位置決め部34bは、左右方向に延びる四角柱状である。位置決め部34bは、後板部32の左右方向の一端から他端まで延びている。位置決め部34bの上面34dは、凹部53の第1部分および凹部54の第1部分と、上下方向の同じ位置において互いに接続され、上下方向と直交する平面を構成している。
目印部60は、図4に示すように、例えば、ベース部33の上面に設けられている。目印部60は、ロボット20がエンドエフェクター30Aを把持する際に、ロボット20によって検出される。目印部60は、第1ハンド71あるいは第2ハンド72の位置決めに用いられる。目印部60には、エンドエフェクター30Aに関する情報が含まれている。エンドエフェクター30Aに関する情報は、例えば、エンドエフェクターの種類を示す情報、エンドエフェクターの設置位置の情報等を含む。
操作部35は、ベース部33に対して上下方向に移動可能に取り付けられている。操作部35は、後述する掌部75の上下方向への移動によって操作される。より詳細には、掌部75の上下方向の移動に伴って上下方向に移動させられる。
操作部35は、前板部31と後板部32との前後方向の間に配置されている。操作部35は、図2に示すように、軸部35fと、接続部35aと、係合部35bと、を有する。軸部35fは、上下方向に延びる円柱状であり、ベース部33を上下方向に貫通して配置されている。軸部35fの下端は、作動部37に接続されている。
接続部35aは、軸部35fの上端に接続されている。接続部35aは、直方体状である。係合部35bは、接続部35aの上端に接続されている。係合部35bは、下壁部35cと、側壁部35dと、上壁部35eと、を有する。
下壁部35cは、接続部35aの上端から前後方向に延びる板状である。側壁部35dは、下壁部35cの前後方向の両端から上側に延びる板状である。上壁部35eは、側壁部35dの上端のそれぞれから、逆側の側壁部35dに向かって延びる板状である。係合部35bには、下壁部35cと側壁部35dと上壁部35eとによって形成された挿入空間Sが形成されている。
作動部37は、操作部35の操作によって作動する。作動部37は、図3に示すように、対象を切断可能なハサミ部37aを有する。ハサミ部37aは、操作部35(軸部35f)が上側に移動すると閉じ、操作部35(軸部35f)が下側に移動すると開く。図3では、ハサミ部37aが開いた状態を示している。
バネ38は、作動部37を介して、操作部35に下向きの弾性力を加えている。バネ38の下端は、作動部37に接続されている。バネ38の上端は、ベース部33の下面と接触している。ロボット20によって操作されていない状態において、操作部35はバネ38によって下側に移動した状態に保持されており、作動部37は図3に示すハサミ部37aが開いた状態で保持される。
図6は、エンドエフェクター30Bを示す正面図である。エンドエフェクター30Bは、環状部材Rを内径把持するためのエンドエフェクターである。エンドエフェクター30Bは、図6に示すように、本体部139と、操作部135と、作動部137と、を備える。本体部139には、複数の凹部150が形成されている。凹部150は、エンドエフェクター30Aの凹部50と同様に、例えば、4つ形成されている。凹部150は、左右方向に開口していない点において凹部50と異なる。凹部150のその他の構成は、凹部50と同様である。本体部139のその他の構成は、エンドエフェクター30Aの本体部39と同様である。
操作部135は、シリンダーである。操作部135の内部は、図示しないチューブを介して作動部137の供給口138に接続されている。操作部135は、軸部135aを有する。軸部135aは、上下方向に延びる円柱状であり、上下方向に移動可能である。軸部135aが下側に移動することで、操作部135内の空気がチューブを介して、供給口138から作動部137に供給される。
作動部137は、チャック部137a,137bと、供給口138と、を有する。チャック部137a,137bは、上下方向に延びており、互いに水平方向(図6では左右方向)に対向している。軸部135aが下側に移動して供給口138から空気が供給されると、チャック部137a,137bは、互いに離れる向きに移動する。これにより、チャック部137a,137bによって環状部材Rを内径把持できる。
図示は省略するが、エンドエフェクター30Bにはバネが設けられており、バネによって操作部135の軸部135aには上向きの弾性力が加えられている。これにより、ロボット20によって操作されていない状態において、操作部135はバネによって上側に移動した状態に保持されており、作動部137はチャック部137a,137bが互いに近づいた状態(閉じた状態)で保持される。
図7は、エンドエフェクター30Cを示す正面図である。エンドエフェクター30Cは、環状部材Rを内径把持するためのエンドエフェクターである。エンドエフェクター30Cにおいては、環状部材Rを内径把持可能な作動部が2つ設けられている。
エンドエフェクター30Cは、図7に示すように、本体部239と、操作部235と、作動部237A,237Bと、第2操作部238と、を備える。本体部239は、エンドエフェクター30Bの本体部139と同様である。操作部235は、シリンダーである。操作部235の軸部235aが下側に移動すると、図示しないチューブおよび供給口を介して、2つの作動部237A,237Bに空気が供給される。
作動部237A,237Bの構成は、エンドエフェクター30Bの作動部137と同様である。作動部237A,237Bは、操作部235から空気が供給されると、それぞれチャック部が開き、環状部材Rを内径把持することができる。
第2操作部238は、水平方向(図7では左右方向)に延びている。第2操作部238は、水平方向と平行な回転軸J2周りに回転可能である。第2操作部238は、図示しない回転変換機構を介して、作動部237Aと接続されている。回転変換機構は、第2操作部238の回転軸J2周りの回転を、作動部237Aの上下方向と平行な軸周りの回転に変換する。
第2操作部238は、エンドエフェクター30Cが第1ハンド71で把持された状態で、例えば、第2ハンド72によって操作される。
図示は省略するが、エンドエフェクター30Cにはバネが設けられており、バネによって操作部235の軸部235aには上向きの弾性力が加えられている。これにより、ロボット20によって操作されていない状態において、操作部235はバネによって上側に移動した状態に保持されており、作動部237A,237Bは各チャック部が互いに近づいた状態(閉じた状態)で保持される。
図8は、エンドエフェクター30Dを示す正面図である。エンドエフェクター30Dは、環状部材Rを内径把持するためのエンドエフェクターである。エンドエフェクター30Dは、図8に示すように、本体部339と、操作部335と、作動部337と、を備える。本体部339は、エンドエフェクター30Aの本体部39と同様である。操作部335は、シリンダーである。操作部335の軸部335aが下側に移動すると、図示しないチューブおよび供給口を介して、作動部337に空気が供給される。
作動部337は、コレットチャック部337a,337bを有する。コレットチャック部337a,337bは、上下方向に延びており、互いに水平方向(図8では左右方向)に対向している。軸部335aが下側に移動して作動部337に空気が供給されると、コレットチャック部337a,337bは、互いに離れる向きに移動する。これにより、コレットチャック部337a,337bによって環状部材Rを内径把持できる。
図示は省略するが、エンドエフェクター30Dにはバネが設けられており、バネによって操作部335の軸部335aには上向きの弾性力が加えられている。これにより、ロボット20によって操作されていない状態において、操作部335はバネによって上側に移動した状態に保持されており、作動部337はコレットチャック部337a,337bが互いに近づいた状態(閉じた状態)で保持される。
図9は、エンドエフェクター30Eを示す正面図である。エンドエフェクター30Eは、基板Pを吸着保持するためのエンドエフェクターである。エンドエフェクター30Eは、図9に示すように、本体部439と、操作部435と、作動部437と、バネ438と、を備える。エンドエフェクター30Eは、他のエンドエフェクター30A〜30Dと異なり、上下逆向きの姿勢、すなわち操作部435が作動部437に対して下側に位置する姿勢で使用される。
本体部439は、エンドエフェクター30Aの本体部39と同様である。操作部435は、シリンダーである。作動部437は、真空室437aと、保持台部437bと、を有する。真空室437aの内部は、保持台部437bに形成された複数の貫通孔437cと接続されている。貫通孔437cは、保持台部437bを上下方向に貫通している。保持台部437bの上面には、基板Pが載置される。
操作部435の軸部435aが下側に移動すると、真空室437a内から空気が排出される。このとき、基板Pによって保持台部437bの貫通孔437cが閉塞されていると、真空室437a内は真空状態となり、基板Pが保持台部437b上に吸着保持される。一方、軸部435aが上側に移動すると(後述する掌部75によって操作部435が操作されると)、真空室437aに空気が供給される。真空室437aに供給された空気は、貫通孔437cから排出される。これにより、基板Pの保持状態が解除される。
バネ438は、軸部435aに下向きの弾性力を加えている。これにより、ロボット20によって操作されていない状態において、操作部435はバネ438によって下側に移動した状態に保持されている。
なお、以下の説明においては、代表して、ロボット20がエンドエフェクター30Aを把持する場合についてのみ説明する場合がある。
ロボット20は、図1に示すように、第1アームと、第2アームと、第1アームおよび第2アームを支持する支持台と、ロボット制御装置25と、を備える双腕ロボットである。双腕ロボットは、図1に示す一例における第1アームと第2アームのような2本のアームを備えるロボットである。なお、ロボット20は、双腕ロボットに代えて、単腕ロボットであってもよい。単腕ロボットは、1本のアームを備えるロボットである。例えば、単腕ロボットは、第1アームと第2アームとのいずれか一方を備える。また、ロボット20は、双腕ロボットに代えて、3本以上のアームを備える複腕ロボットであってもよい。
第1アームは、第1ハンド71と、第1マニピュレーターM1と、第1力検出部11と、を有する。なお、本実施形態では、第1アームに第1ハンド71が設けられた場合について説明するが、第1アームとは別に、第1ハンド71が設けられてもよい。この場合、第1アームは、第1マニピュレーターM1と、第1力検出部11と、を有する。
本実施形態において第1ハンド71は、第1アームの手先に相当する部位である。図3に示すように、第1ハンド71は、基部73と、複数の指部(第1可動部)74と、掌部(第2可動部)75と、軸部76と、を有する。基部73は、複数の指部74を支持している。基部73は、例えば、四角柱状である。本実施形態において基部73には、モーターが設けられている。これにより、基部73は、回転軸J1周り(±θz方向)に回転可能である。
また、モーターの回転軸J1には高精度のエンコーダーが設けられており、基部73を高精度に回転させることが可能である。回転軸J1は、基部73における第1力検出部11と逆側(図3では下側)の支持面73aに直交する。基部73に設けられたモーターは減速機に接続されており、モーターの出力は減速機によって減速されて基部73に伝達される。
指部74は、基部73の支持面73aから、回転軸J1にほぼ沿って延びている。複数の指部74は、図4に示すように、回転軸J1の周りに周方向に沿って設けられている。複数の指部74は、例えば、初期状態において、基部73の四隅に配置されている。指部74は、回転軸J1と直交する方向に移動可能である。本実施形態において指部74は、基部73の辺に沿って移動可能である。指部74は、前後方向および左右方向に沿って移動可能である。
指部74の先端近傍には、図5に示すように、切欠き部74aが形成されている。切欠き部74aは、第1面74bと、第2面74cと、を有する。切欠き部74aが形成されていることで、指部74の先端には、嵌合部74dが形成されている。嵌合部74dは、前後方向(X軸方向)に突出している。
第1ハンド71がエンドエフェクター30Aを把持した状態において、指部74は、凹部50に挿入される。より詳細には、嵌合部74dは、凹部50に嵌め合わされている。各指部74において嵌合部74dと凹部50との嵌合状態は、凹部50の向きおよび配置が異なる点を除いて同様であるため、以下、代表して凹部51と嵌合部74dとの嵌合状態について説明する。
凹部51に嵌合部74dが嵌合された状態において、第1面74bは、前板部31の前面と接触している。嵌合部74dの下面は、凹部51の第1部分51aと接触している。嵌合部74dの上面(第2面74c)は、凹部51の第2部分51bと接触している。図4に示すように、嵌合部74dの左側(−Y側)の面は、凹部51の第3部分51cと接触している。嵌合部74dの後側(−X側)の面は、凹部51の第4部分51dと接触している。
4つの指部74がそれぞれ凹部51〜54に嵌合されることで、エンドエフェクター30Aが第1ハンド71によって把持されている。
なお、嵌合部74dと凹部51の内側面の各部分との間には、隙間が設けられていてもよい。
掌部75は、図3に示すように、軸部76を介して、基部73に取り付けられている。掌部75は、指部74の間に位置する。図3および図4に示すように、掌部75は、例えば、平面視長方形状の板状である。軸部76は、基部73に対して回転軸J1が延びる方向(図では上下方向)に沿って移動可能に取り付けられている。軸部76は、例えば、回転軸J1を中心とする円柱状である。軸部76の基部73と逆側(図3では下側)の端部には、掌部75が固定されている。これにより、掌部75は、回転軸J1が延びる方向(図では上下方向)に沿って移動可能である。
掌部75は、上下方向に移動し、各エンドエフェクターの各操作部を操作する。具体的には、エンドエフェクター30Aにおいて掌部75は、挿入空間Sに挿入され、上壁部35eに下側から係合される。これにより、掌部75が上側に移動することで、操作部35を上側に移動させて、操作することができる。図6から図8に示すエンドエフェクター30B〜30Dにおいては、掌部75が下側に移動して各操作部の軸部を上側から下側に押すことで、各操作部が操作される。図9に示すエンドエフェクター30Eにおいては、掌部75が上側に移動して操作部435の軸部435aを下側から上側に押すことで、操作部435が操作される。
図1に示す第1ハンド71は、ケーブルによってロボット制御装置25と通信可能に接続されている。これにより、第1ハンド71は、ロボット制御装置25から取得される制御信号に基づく動作を行う。なお、ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)等の規格によって行われる。また、第1ハンド71は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によってロボット制御装置25と接続される構成であってもよい。
第1マニピュレーターM1は、7つの関節と、第1撮像部21と、を有する。7つの関節はそれぞれ、図示しないアクチュエーターを有する。すなわち、第1マニピュレーターM1を備える第1アームは、7軸垂直多関節型のアームである。なお、第1アームは、8軸以上の自由度で動作する構成であってもよい。
第1マニピュレーターM1における7つの関節が有するアクチュエーターはそれぞれ、ケーブルによってロボット制御装置25と通信可能に接続されている。これにより、当該アクチュエーターは、ロボット制御装置25から取得される制御信号に基づいて、第1マニピュレーターM1を動作させる。なお、ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。また、第1マニピュレーターM1における7つのアクチュエーターのうちの一部または全部は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によってロボット制御装置25と接続される構成であってもよい。
第1撮像部21は、例えば、集光された光を電気信号に変換する撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を備えたカメラである。この一例において、第1撮像部21は、第1マニピュレーターM1の一部に設けられている。そのため、第1撮像部21は、第1アームの動きに応じて移動する。また、第1撮像部21が撮像可能な範囲は、第1アームの動きに応じて変化する。第1撮像部21は、当該範囲の静止画像を撮像してもよく、当該範囲の動画像を撮像してもよい。
また、第1撮像部21は、ケーブルによってロボット制御装置25と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、第1撮像部21は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によってロボット制御装置25と接続される構成であってもよい。
第1力検出部11は、第1ハンド71と第1マニピュレーターM1との間に設けられている。第1力検出部11は、例えば、力センサーである。第1力検出部11は、第1ハンド71(または第1マニピュレーターM1に第1ハンド71を設けるためのフランジ)に作用した力やモーメント(トルク)を検出する。第1力検出部11は、検出した力やモーメントの大きさを示す値を出力値として含む第1力検出情報を通信によりロボット制御装置25へ出力する。
第1力検出情報は、ロボット制御装置25による第1アームの第1力検出情報に基づく制御に用いられる。第1力検出情報に基づく制御は、例えば、インピーダンス制御等のコンプライアンス制御のことである。なお、第1力検出部11は、トルクセンサー等の第1ハンド71(または第1マニピュレーターM1に第1ハンド71を設けるためのフランジ)に加わる力やモーメントの大きさを示す値を検出する他のセンサーであってもよい。
第1力検出部11は、ケーブルによってロボット制御装置25と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、第1力検出部11とロボット制御装置25とは、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって接続される構成であってもよい。
第2アームは、第2ハンド72と、第2マニピュレーターM2と、第2力検出部12と、を有する。なお、本実施形態では、第2アームに第2ハンド72が設けられた場合について説明するが、第2アームとは別に、第2ハンド72が設けられてもよい。この場合、第2アームは、第2マニピュレーターM2と、第2力検出部12と、を有する。第2マニピュレーターM2は、7つの関節と、第2撮像部22と、を有する。
第2ハンド72、第2マニピュレーターM2、および第2力検出部12は、設けられているアームが異なる点を除いて、第1ハンド71、第1マニピュレーターM1、および第1力検出部11と同様の構成である。
ロボット20は、第3撮像部23と、第4撮像部24と、を有する。第3撮像部23は、例えば、集光された光を電気信号に変換する撮像素子であるCCDやCMOS等を備えたカメラである。第3撮像部23は、第4撮像部24が撮像可能な範囲を第4撮像部24とともにステレオ撮像可能な部位に設けられている。第3撮像部23は、ケーブルによってロボット制御装置25と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、第3撮像部23は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によってロボット制御装置25と接続される構成であってもよい。第4撮像部24は、設けられている位置を除いて第3撮像部23と同様である。第4撮像部24は、第3撮像部23が撮像可能な範囲を第3撮像部23とともにステレオ撮像可能な部位に設けられている。
上記で説明したロボット20が備えるこれらの各機能部は、この一例において、ロボット20に内蔵されたロボット制御装置25から制御信号を取得する。そして、当該各機能部は、取得した制御信号に基づいた動作を行う。なお、ロボット20は、ロボット制御装置25を内蔵する構成に代えて、外部に設置されたロボット制御装置25により制御される構成であってもよい。
次に、本実施形態のロボット制御装置25による制御について説明する。図10は、ロボット制御装置25による制御の手順の一例を示すフローチャートである。図10では、ロボット制御装置25が、第1ハンド71にエンドエフェクターを把持させる場合について示している。
ロボット制御装置25は、図10に示すように、ロボット20が行う作業に応じて、第1ハンド71に把持させるエンドエフェクターを決定する(ステップS1)。ここでは、例えば、第1ハンド71に把持させるエンドエフェクターとして、エンドエフェクター30Aを選択した場合について説明する。
ロボット制御装置25は、エンドエフェクター30Aを把持させる第1ハンド71をエンドエフェクター設置台ETに近づけ(ステップS2)、第1ハンド71にエンドエフェクター30Aを把持させる(ステップS3)。エンドエフェクター30Aの把持については、後段において詳述する。
ロボット制御装置25は、エンドエフェクター30Aを把持させた状態で、第1ハンド71を作業台WTまで移動させる(ステップS4)。そして、ロボット制御装置25は、掌部75を操作してエンドエフェクター30Aの作動部37を作動状態にする(ステップS5)。具体的には、掌部75を上側に移動させて、作動部37のハサミ部37aを閉じた状態とする。これにより、ロボット20は、エンドエフェクター30Aを用いて、対象をハサミ部37aによって切断する作業を行う。このように、ロボット制御装置25は、掌部75を上下方向に移動させて操作部35を操作するようにロボット20を制御する。
作動部37による作業が終了した後、ロボット制御装置25は、再び掌部75を操作してエンドエフェクター30Aの作動部37の作動状態を解除する(ステップS6)。具体的には、掌部75を下側に移動させて、作動部37のハサミ部37aを開いた状態とする。ロボット制御装置25は、第1ハンド71をエンドエフェクター設置台ETまで移動させ、第1ハンド71にエンドエフェクター30Aの把持状態を解除させ、エンドエフェクター30Aをエンドエフェクター設置台ETに戻す(ステップS7)。
ロボット制御装置25は、上述したステップS1〜S7を繰り返すことで、ロボット20に順次各種作業を行わせる。
なお、上述した例では、ステップS5,S6において作動部37を一度操作した後に、エンドエフェクター30Aを戻すこととしたが、これに限られない。ロボット制御装置25は、ステップS5,S6を複数回繰り返し、作動部37を複数回操作してからエンドエフェクター30Aを戻してもよい。
次に、ロボット制御装置25による第1ハンド71にエンドエフェクター30Aを把持させる制御の手順について詳細に説明する。図11は、ロボット制御装置25による第1ハンド71にエンドエフェクター30Aを把持させる制御の手順の一例を示すフローチャートである。図12、図13、および図15は、第1ハンド71によってエンドエフェクター30Aを把持する手順の一例を示す平面図である。図14は、第1ハンド71によってエンドエフェクター30Aを把持する手順の一例を示す側面図である。
ロボット制御装置25は、図11に示すように、例えば、第3撮像部23および第4撮像部24を用いて、把持するエンドエフェクター30Aの目印部60を検出する(ステップS31)。ロボット制御装置25は、目印部60から得られたエンドエフェクター30Aの位置情報に基づいて、エンドエフェクター30Aに対して第1ハンド71を水平方向に位置決めする(ステップS32)。
具体的には、ロボット制御装置25は、図12に示すように、掌部75によってエンドエフェクター30Aの操作部35を操作可能な水平位置、すなわち平面視において掌部75と操作部35とが重なる水平位置に第1ハンド71を移動させる。例えば、エンドエフェクター30Aの場合、ロボット制御装置25は、掌部75が係合部35bの挿入空間Sに挿入されるように、第1ハンド71を移動させる。
ここで、ロボット20には、例えば、記憶部が設けられており、記憶部にはエンドエフェクターを把持するための各種情報が格納されている。ロボット制御装置25は、記憶部を参照し、把持するエンドエフェクターの種類に応じた第1ハンド71を位置決めするための情報を得る。第1ハンド71を位置決めするための情報とは、例えば、エンドエフェクターにおける複数の凹部の相対位置関係、複数の凹部の相対位置関係に応じた複数の指部74の配置関係、操作部の形状、操作部の形状に応じた第1ハンド71の移動方法等を含む。ロボット制御装置25は、記憶部を参照して得られた情報に基づいて、上記のように第1ハンド71を移動させて、水平方向に位置決めする。
次に、ロボット制御装置25は、記憶部から得られた情報に基づいて指部74を移動させる(ステップS33)。具体的には、把持するエンドエフェクター30Aの凹部50の相対位置関係に基づいて、各指部74を水平方向、すなわち前後方向および左右方向に移動させる。ロボット制御装置25は、図13に示すように、嵌合部74dの下端が、位置決め部34aの上面34cまたは位置決め部34bの上面34dと平面視において重なり、かつ、平面視において挿入される凹部50と前後方向に対向するように、指部74を移動させる。
なお、ステップS33において指部74を移動させるための情報を記憶部から参照するタイミングは、第1ハンド71に把持させるエンドエフェクターを決定した(ステップS1)後であれば、いずれのタイミングであってもよい。また、ステップS33のように指部74を移動させるタイミングは、次のステップS34よりも前であれば、いずれのタイミングであってもよい。
次に、ロボット制御装置25は、指部74が位置決め部34a,34bに接触するまで第1ハンド71を下降させる(ステップS34)。より詳細には、ロボット制御装置25は、図14に示すように、指部74の下端が位置決め部34aの上面34c(あるいは位置決め部34bの上面34d)と接触するまで、第1ハンド71を下降させる。指部74の下端と位置決め部34との接触は、例えば、力センサーである第1力検出部11によって検出される。
次に、ロボット制御装置25は、各指部74を凹部50に挿入させる(ステップS35)。より詳細には、ロボット制御装置25は、図13において矢印で示すように、各指部74を前後方向の凹部50側に移動させ、嵌合部74dを凹部50に嵌め合わせる。ロボット制御装置25は、図15に示すように、嵌合部74dが凹部50の第4部分51dと接触するまで、指部74を移動させる。指部74と第4部分51dとの接触は、例えば、力センサーである第1力検出部11によって検出される。
次に、ロボット制御装置25は、指部74を凹部50の内側面に倣って移動させ、第1ハンド71にエンドエフェクター30Aを把持させる(ステップS36)。具体的には、ロボット制御装置25は、図15において矢印で示すように、嵌合部74dが接触する第4部分51dに倣って指部74を左右方向に移動させ、嵌合部74dを、凹部51の第3部分51cに接触させる。指部74と第3部分51cとの接触は、例えば、力センサーである第1力検出部11によって検出される。
以上により、ロボット制御装置25は、図4に示すようにして、指部74を凹部50に挿入させてエンドエフェクター30Aを第1ハンド71に把持させる。
なお、本実施形態において、エンドエフェクター30Aは、エンドエフェクター設置台ET上において非固定状態で載置されている。そのため、第1ハンド71によってエンドエフェクター30Aを把持する際に、ステップS35およびステップS36における指部74の移動と共に、エンドエフェクター30Aの位置が移動してもよい。
本実施形態によれば、エンドエフェクター30Aに凹部50が形成されているため、ロボット20が指部74を凹部50に挿入することで、エンドエフェクター30Aを第1ハンド71によって安定して把持することができる。そのため、エンドエフェクター30Aの操作部35を掌部75の上下方向の移動によって操作した場合に、第1ハンド71に対してエンドエフェクター30Aの位置が変動することを抑制できる。これにより、ロボット20は、エンドエフェクター30Aの作動部37によって、適切に作業を行うことができる。したがって、本実施形態によれば、ロボット20によって把持および操作されることで、ロボット20が作業を適切に行うことができるエンドエフェクター30Aが得られる。また、エンドエフェクター30Aが操作部35を備えるため、エンドエフェクター30Aとロボット20とをケーブルで接続することなく、ロボット20はエンドエフェクター30Aを駆動させて作業を行うことができる。
また、掌部75のトルク制御および位置制御を行うことで、エンドエフェクターの作動部における各部の移動量および駆動力等を調整することが可能である。そのため、エンドエフェクター30Aにおいては、対象を切断する際のハサミ部37aによる力を調整することができ、エンドエフェクター30B〜30Dにおいては、内径把持する際の各チャック部の位置、および環状部材Rに加えられる力を調整できる。
また、本実施形態によれば、第1可動部は、指部74であり、第2可動部は、掌部75である。そのため、ロボット20は、指部74でエンドエフェクター30Aを把持した状態において、掌部75で操作部35を操作する。そのため、ロボット20がエンドエフェクター30Aを用いた作業を行いやすい。
また、本実施形態によれば、凹部51の内側面は、上下方向に隙間を介して対向する第1部分51aおよび第2部分51bを含む。そのため、凹部51に挿入された指部74(嵌合部74d)の上下方向の移動を規制することができる。これにより、把持されたエンドエフェクター30Aが第1ハンド71に対して上下方向に移動することが抑制される。また、凹部51の内側面は、左右方向と交差する第3部分51cを含む。そのため、凹部51に挿入された指部74(嵌合部74d)の左右方向の移動を規制することができる。また、凹部51の内側面は、前後方向と交差する第4部分51dを含む。そのため、凹部51に挿入された指部74(嵌合部74d)の前後方向の移動を規制することができる。
以上のように、第1部分51a〜第4部分51dによって、凹部51に挿入された指部74の上下方向、左右方向、および前後方向の移動を規制し、第1ハンド71に対するエンドエフェクター30Aの各方向への移動、および各方向と平行な軸周りの回転を抑制することができる。したがって、エンドエフェクター30Aを用いて行われる作業の精度をより向上させることができる。
ここで、エンドエフェクター30Aによる作業は掌部75の上下方向の移動による操作部35の操作によって行われるため、エンドエフェクター30Aは、第1ハンド71に対して、特に上下方向に移動しやすい。これに対して、凹部51の内側面は上下方向に対向する2つの部分、すなわち第1部分51aおよび第2部分51bを含むため、エンドエフェクター30Aに対する指部74の上下方向の移動を特に規制しやすい。
また、本実施形態によれば、指部74は、凹部50に嵌め合わされる嵌合部74dを有するため、複数の指部74によって、より安定してエンドエフェクター30Aを把持することができる。
また、本実施形態によれば、第1ハンド71の位置決めに用いられる目印部60が設けられている。そのため、目印部60を検出することで、第1ハンド71をエンドエフェクター30Aに対して精度よく位置決めすることができる。これにより、第1ハンド71によって、複数種類のエンドエフェクター30A〜30Eのそれぞれを容易に、かつ、適切に把持することができる。
また、本実施形態によれば、位置決め部34aが設けられている。位置決め部34aの上面34cは、凹部51の第1部分51aと上下方向において同じ位置にある。そのため、位置決め部34aに上側から指部74を突き当てることで、指部74の高さを凹部51に対して精度よく位置決めできる。これにより、指部74を凹部51に挿入させやすい。
また、本実施形態によれば、ステップS35およびステップS36において、凹部50の内側面に指部74が接触することを力センサーで検出して、指部74の移動を制御する。これにより、複数の指部74を好適な把持位置に精度よく、かつ、容易に移動させることができる。したがって、第1ハンド71によって、より安定してエンドエフェクター30Aを把持することができる。
また、本実施形態によれば、凹部50は、凹部51〜54の4つ形成され、各凹部51〜54は、上下方向に沿って視た際に、本体部39の中心を囲んで配置されている。そのため、4つの指部74をそれぞれ凹部51〜54に挿入することで、エンドエフェクター30Aの本体部39をより安定して把持することができる。
また、本実施形態によれば、各エンドエフェクターには、操作部に上下方向の弾性力を加えるバネが設けられている。そのため、掌部75によって操作部に力を加えられる向きが上下方向の一方向きであったとしても、操作部を上下方向両向きに移動させて、作動部の状態を切り換えることができる。これにより、エンドエフェクター30B〜30Eのように、操作部に掌部75を係合させる係合部が設けられていなくても、作動部の状態を切り換えることができる。
また、本実施形態によれば、エンドエフェクター30B〜30Eの各操作部は、シリンダーである。そのため、空気圧を利用して、各エンドエフェクター30B〜30Eの各作動部を駆動することができる。これにより、各作動部の力制御を容易に行うことができる。したがって、エンドエフェクター30B〜30Dにおいては、例えば、環状部材Rに過大な力が加えられて環状部材Rが破損することを抑制できる。また、エンドエフェクター30Eにおいては、第1ハンド71自体に基板Pを吸着させる機構を設けることなく、吸着把持を実現することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られず、他の構成および方法を採用することもできる。
1つのエンドエフェクターに形成される凹部の数は、3つ以下であってもよいし、5つ以上であってもよい。第1ハンド71によって安定して把持するために、1つのエンドエフェクターに形成される凹部の数は、2つ以上であることが好ましい。
また、凹部の形状は、指部74を挿入することができるならば、特に限定されない。また、1つのエンドエフェクターに形成された複数の凹部は、それぞれ互いに形状が異なっていてもよい。
また、第1可動部は、指部74に限られず、第2可動部は、掌部75に限られない。例えば、第1可動部と第2可動部とが共に指部74であってもよい。この場合、複数の指部74のうちの一部を凹部に挿入してエンドエフェクターを把持し、複数の指部74のうちの残りの一部によって操作部35を操作してもよい。
また、位置決め部34a,34bは設けられていなくてもよい。この場合、ステップS34において、第3撮像部23および第4撮像部24を用いて、指部74の上下方向の位置を調整してもよい。
また、目印部60は、第1ハンド71の位置決めに用いられるならば、特に限定されない。例えば、目印部60は、エンドエフェクター自体の形状、部分等であってもよい。また、目印部60は、設けられていなくもよい。
また、本発明が適用されるエンドエフェクターは、特に限定されず、上記説明したエンドエフェクター30A〜30E以外のエンドエフェクターであってもよい。エンドエフェクターによって実行可能な作業は、特に限定されない。
また、ロボット20が、エンドエフェクターを用いて作業台WTにおいて行う作業は、特に限定されない。ロボット20が行う作業は、組み立て作業であってもよいし、対象となる物の切断、切削、溶接等の加工であってもよい。
なお、上記の各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
20…ロボット、25…ロボット制御装置、30A,30B,30C,30D,30E…エンドエフェクター、35,135,235,335,435…操作部、39,139,239,339,439…本体部、50,51,52,53,54,150…凹部、51a…第1部分、51b…第2部分、51c…第3部分、51d…第4部分、60…目印部、71…第1ハンド(ハンド)、72…第2ハンド(ハンド)、74…指部(第1可動部)、74d…嵌合部、75…掌部(第2可動部)

Claims (9)

  1. 複数の第1可動部と第2可動部とを有するハンドを含むロボットによって、前記ハンドを用いて把持されるエンドエフェクターであって、
    前記第2可動部の第1方向への移動によって操作される操作部と、
    前記操作部の操作によって作動する作動部と、
    を備え、
    前記第1可動部が挿入される凹部が形成されていることを特徴とするエンドエフェクター。
  2. 前記第1可動部は、指部であり、
    前記第2可動部は、掌部である、請求項1に記載のエンドエフェクター。
  3. 前記凹部の内側面は、
    前記第1方向に隙間を介して互いに対向する第1部分および第2部分と、
    前記第1方向と直交する第2方向と交差する第3部分と、
    前記第1方向と前記第2方向との両方と直交する第3方向と交差する第4部分と、
    を含む、請求項1または2に記載のエンドエフェクター。
  4. 前記ロボットが前記エンドエフェクターを把持する際に、前記ロボットによって検出され、前記ハンドの位置決めに用いられる目印部をさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載のエンドエフェクター。
  5. 前記凹部が形成された本体部をさらに備え、
    前記凹部は、4つ形成され、
    4つの前記凹部は、前記第1方向に沿って視た際に、前記本体部の中心を囲んで配置されている、請求項1から4のいずれか一項に記載のエンドエフェクター。
  6. 前記操作部は、シリンダーである、請求項1から5のいずれか一項に記載のエンドエフェクター。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のエンドエフェクターを把持するロボットであって、
    アームと、
    前記アームに設けられたハンドと、
    を備え、
    前記ハンドは、
    前記凹部に挿入される複数の第1可動部と、
    前記第1方向に移動し、前記操作部を操作する第2可動部と、
    を有することを特徴とするロボット。
  8. 前記第1可動部は、前記凹部に嵌め合わされる嵌合部を有する、請求項7に記載のロボット。
  9. 請求項7または8に記載のロボットのロボット制御装置であって、
    前記第1可動部を前記凹部に挿入させて前記エンドエフェクターを把持させ、
    前記第2可動部を前記第1方向に移動させて前記操作部を操作するように前記ロボットを制御することを特徴とするロボット制御装置。
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