JP5880110B2 - ロボットハンド、およびロボット - Google Patents
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Description
対象物を把持するロボットハンドであって、
複数の指部と、
複数の前記指部の間に設けられた掌部と、
前記掌部を前記対象物に接近あるいは離間させる掌部駆動部と、
前記掌部駆動部を制御して前記掌部の原点合わせを行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記掌部を前記指部に当接させることによって前記掌部の原点合わせを行うことを特徴とする。
A.第1本実施例のロボットハンドの構成および動作 :
B.掌部原点合わせ処理 :
C.適用例 :
D.変形例 :
図1は、本発明の本実施例におけるロボットハンド100の概略構造を示す説明図である。図1に示されるように、本実施例のロボットハンド100には、向かい合わせに設けられた複数の指部20や、複数の指部20の間に設けられた掌部30などが設けられている。各指部20は、それぞれラック22を介して基台10の側面から立設している。ラック22は、基台10の内部に設けられたピニオンギア(図示せず)や、そのピニオンギアを駆動する指部モーター(図示せず)とともに、ラックピニオン機構を構成している。従って、指部モーターを駆動すると、ラックピニオン機構によって、向かい合う指部20の間隔が、互いに接近あるいは離間する方向に移動する。
上述したとおり、本実施例のロボットハンド100の掌部30を駆動する駆動機構は、ボールネジ32,ボールナット42,駆動ギア40,伝達ギア70,掌部モーター50などの複数の構成要素によって構成されている。それぞれの構成要素の間には必ず隙間が存在するから、これらの隙間では、一方の構成要素が他方の構成要素に対して自由に動いてしまうこととなり、これらの集積によっていわゆるガタが発生する。そこで、本実施例のロボットハンド100では、このように掌部30の駆動機構内にガタがあっても、基台10に対する掌部30の相対的位置(従って、指部20に対する掌部30の相対的位置)を精度よく管理するために、掌部30の原点合わせの際に用いる度当たりを指部20に設けるようにした。すなわち、本実施例では、図1に示すように、各指部20の下側傾斜部分に、それぞれ、度当たり用の切欠部20aを設けるようにしている。尚、本実施例においては、掌部30の駆動機構が本発明における「掌部駆動部」に対応し、駆動制御部80が本発明における「制御部」に対応する。
図5は、本実施例のロボットハンド100を搭載したロボットを示す説明図である。上述したように、本実施例のロボットハンド100は、掌部30を移動させる際、基台10に対する掌部30の相対的位置(従って、指部20に対する掌部30の相対的位置)を精度よく管理することができる。このため、図5に示すように、本実施例のロボットハンド100をロボットアーム500の先端に取り付けて搭載するようにすれば、指部20に対する掌部30の相対的位置を精度よく管理することができ、指部20と掌部30とで対象物を正確に把持することが可能なロボット600を実現することが可能となる。
上述した本実施例のロボットハンド100には幾つかの変形例が存在している。以下では、これら変形例について、本実施例との相違点を中心として簡単に説明する。尚、各変形例においては、上述した本実施例と同様の構成については同じ番号を付して説明を省略する。
16…ガイド穴、 20…指部、 20a…切欠部、 22…ラック、
30…掌部、 32…ボールネジ、 34…ガイド軸、 40…駆動ギア、
42…ボールナット、 50…掌部モーター、 60…ロータリーエンコーダー、
70…伝達ギア、 80…駆動制御部、 90…対象物、
100…ロボットハンド、 200…ロボットハンド、 220…指部、
220a…突起部、 300…ロボットハンド、 310…基台、
320…指部、 320a…切欠部、 330…掌部、
500…ロボットアーム、 600…ロボット
Claims (6)
- 対象物を把持するロボットハンドであって、
複数の指部と、
複数の前記指部の間に設けられた掌部と、
前記掌部を前記対象物に接近あるいは離間させる掌部駆動部と、
前記掌部駆動部を制御して前記掌部の原点合わせを行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記掌部を前記指部に当接させることによって前記掌部の原点合わせを行うことを特徴とするロボットハンド。 - 請求項1に記載のロボットハンドであって、
前記指部は、前記掌部が当接される切欠部を有することを特徴とするロボットハンド。 - 請求項1に記載のロボットハンドであって、
前記指部は、前記掌部が当接される突起部を有することを特徴とするロボットハンド。 - 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のロボットハンドであって、
複数の前記指部の中の少なくとも1つに、前記掌部が当接することを特徴とするロボットハンド。 - 請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載のロボットハンドであって、
前記掌部の原点とは、前記掌部を対象物に接近させる移動方向における原点であることを特徴とするロボットハンド。 - 請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載のロボットハンドを有するロボット。
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