JP6363752B1 - 把持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中空形状の電動による把持装置を提供する。
【解決手段】収容空間を画成するように、互いに間隔を空けて配置された第1の壁部及び前記第1の壁部と相対する第2の壁部と、前記第2の壁部から前記収容空間内に筒状に延伸して前記第2の壁部と略直交する第1の軸線に沿うよう空けられたマウント孔を取り囲むように形成された実装壁部と、を備えたケースと、前記収容空間に設けられたモータモジュールと、前記実装壁部を取り囲むと共に、前記モータモジュールと連動して、時計回り又は反時計回りに回転できる中空ギアセットを備えた第1の伝動ユニットと、それぞれ前記実装壁部と所定の間隔を空けるように前記実装壁部の外側に配置され、且つそれぞれが前記中空ギアセットと連動して移動する連結ブロックを備える複数の第2の伝動ユニットと、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は把持装置に関し、特に中空形状の電動による把持装置に関する。
従来の把持装置は作業上往々にして複数の相対的に移動可能な把持部を配置するにすぎない。このように、把持部で被加工部品を把持するにすぎない技術を示す特許文献としては例えば以下の文献が知られている。
米国特許第8388035号明細書
しかし、被加工部品が精密になるにつれて、把持部のみでは足りず、追加の装置が必要となり、被加工部品に対する把持を補助するための例えば撮影レンズ、真空吸盤等の外部装置が必要となってきた。しかし、該把持部と追加された外部装置によって作業スペースが複雑となり、誤動作を発生し易くなるという問題があった。
本発明は、これらの事情に鑑みて、中空形状の電動による把持装置を提供することを目的とする。
収容空間を画成するように、互いに間隔を空けて配置された第1の壁部及び前記第1の壁部と相対する第2の壁部と、前記第2の壁部から前記収容空間内に筒状に延伸して前記第2の壁部と略直交する第1の軸線に沿うよう空けられたマウント孔を取り囲むように形成された実装壁部と、を備えたケースと、前記収容空間に設けられたモータモジュールと、円環状に形成されて前記実装壁部を取り囲むと共に、前記モータモジュールと連動して、時計回り又は反時計回りに回転できる中空ギアセットを備えた第1の伝動ユニットと、それぞれ前記実装壁部と所定の間隔を空けるように前記実装壁部の外側に配置され、且つそれぞれが前記中空ギアセットと連動して移動する連結ブロックを備える複数の第2の伝動ユニットと、を備える。
本発明は、ケースにマウント孔を設け、該第2の伝動ユニット等を実装壁部に間隔を開けて取り囲むようにしたので、外部装置をマウント孔に簡単に設けることができるようになると共に、中空形状の電動による把持装置を併用した作業が容易となる。
本発明の把持装置の第1の実施例を示す組み立て斜視図である。 本発明の第1の実施例を示し、ケース2の内部を部分的に示した斜視図である。 本発明の第1の実施例を示し、外部装置6が取り付けられる形態を示した斜視図である。 本発明の第1の実施例を示す断面図である。 本発明の第2の実施例であり、第1の伝動ユニット4を説明するための斜視図である。 本発明の第2の実施例であり、外部装置6が取り付けられる形態を示した斜視図である。 本発明の第2の実施例を示す断面図である。 本発明の第3の実施例であり、ケース2の内部を部分的に示した斜視図である。 本発明の第3の実施例であり、外部装置6が取り付けられる形態を示した斜視図である。 本発明の第3の実施例を示す断面図である。 本発明の第4の実施例を示す断面図である。
以下、図1〜図3を参照して、中空形状の電動による把持装置を例示した本発明の第1の実施例を説明する。ここで、図1は本発明の把持装置の第1の実施例を示す組み立て斜視図であり、図2はケース2の内部を部分的に示した斜視図であり、図3は外部装置6が取り付けられる形態を示した斜視図である。この実施例によれば、把持装置はケース2と、モータモジュール3と、一組の第2の伝動ユニット5と、を備える。
図1に示すとおり、ケース2は略直方体であり、長手方向X及び短手方向Yによって形成される水平面における略中央であって、この水平面と直交する方向である高さ方向Zにおける上側の面(第1の壁部22)から下側の面(第2の壁部23)にかけて、円形のマウント孔24が画成されている。更に、図4の断面図に示すとおり、マウント孔24を画成する実装壁部25が高さ方向Zに沿って形成されている。
ケース2の底面側には、図3に示すように上述した第1の壁部22と相対するように第2の壁部23が形成されている。また、ケース2は図2に示すように内部、即ち第1の壁部22と第2の壁部23の間に収容空間21が画成される。
すなわち、ケース2は、収容空間21を画成するように、互いに間隔を空けて配置された第1の壁部22及び第1の壁部22と相対する第2の壁部23と、第2の壁部23から収容空間21内に筒状に第1の壁部22まで延伸して、第1の壁部22と第2の壁部23とに略直交する即ち高さ方向Zに沿った第1の軸線L1に沿うよう空けられたマウント孔24を取り囲むように形成された実装壁部25と、を備える。
マウント孔24は、図1、図3及び図4に示すように、第1の壁部22(上面側)と第2の壁部23(底面側)とのそれぞれの水平面において各該水平面の略中央に開口している。すなわち、上述した説明から分かるように、このマウント孔24は、高さ方向Z(第1の軸線L1)に沿って、第2の壁部23側から第1の壁部22にかけて貫通している。
更に、図3に示すように第2の壁部23には長手方向Xにおける上述したマウント孔24を介した両側に、長手方向Xに沿って延伸する長尺状の作業孔26が画成されている。
図4に示すように、モータモジュール3は、収容空間21に設けられ、回転可能に実装壁部25の周囲を取り囲むように中空ローター31が設けられる。ここで、中空ローター31は、後述する中空ギアセット41より第1の壁部22側に配置され、中空ギアセット41を回転駆動させる。なお、本発明における実施例1においてモータモジュール3は中空型のモーターである。
図2に示すように、第1の伝動ユニット4は、円環状に形成されて、実装壁部25(図4)を周囲から取り囲むと共に、モータモジュール3と連動することで、時計回り又は反時計回りに回転できる中空ギアセット41を備える。
中空ギアセット41は、実装壁部25(図4)を取り囲むと共に、中空ローター31の下側に連接され、この中空ローター31と連動する(回転によって動かされる)第1の傘歯車部411を備える。
図2に示すように、第2の伝動ユニット5は、実装壁部25を介して長手方向Xの両側に1つずつ設けられている。また、第2の伝動ユニット5はそれぞれ、第2の傘歯車部51と、ロッド52と、キャップ53と、レール54と、連結ブロック55と、を備える。
各第2の傘歯車部51は、対応する第1の傘歯車部411と噛み合い、且つ図4に示すように第1の軸線L1と交差する第2の軸線L2を取り囲むように設けられていて、第2の軸線L2の周りを回転することができる。
また、第2の伝動ユニット5のロッド52は、図2及び図4に示すように、一端が上述した第2の傘歯車部51と連接し、第2の軸線L2に沿って延伸し、他端がケース2に取り付けられている。
更に、第2の伝動ユニット5のキャップ53は、図2に示すように、上側半分がロッド52を取り囲むように長手方向X視にて半円形に形成され、且つ下側半分は後述する連結ブロック55と連結できるように短手方向Yにおける径が変化せずに、高さ方向Zに延伸する。
また、連結ブロック55は、それぞれ実装壁部25と所定の間隔を空けるように実装壁部25の外側に配置され、且つそれぞれが中空ギアセット41と連動して移動する。
また、図2と図4に示すように、第2の伝動ユニット5のレール54は、高さ方向Zにおいてロッド52よりも低い位置で、且つロッド52と平行となるように長手方向Xに延伸している。
第2の伝動ユニット5の連結ブロック55は、図2に示すように略直方体に形成され、キャップ53と共に第1の軸線L1に対して相対的に移動、即ち長手方向Xに移動できるように長手方向X視にて凹溝が形成され、この凹溝にレール54が嵌められ、凹溝の上面でキャップ53に取り付けられる。このように連結ブロック55を介したレール54による案内により、キャップ53はロッド52に沿って長手方向Xに移動できる。
なお、本実施例では長手方向Xに沿ってレール54を設けて連結ブロック55を移動させたが、短手方向Yに沿ってレール54を設けても、即ち第2の伝動ユニット5全体を短手方向Yに延伸するように構成しても、把持機能を発揮できる程度にケース2が大きければ、短手方向Yに沿ってレール54を設けても差し支えない。
更に、本実施例においては図2と図4とに示されているように第1の軸線L1と第2の軸線L2は直交しているが、これらの軸線は必ずしも直交している必要はなく、モータモジュール3を作動した際に、連結ブロック55が長手方向Xに沿って動けば足りるので、第1の伝動ユニット4と第2の伝動ユニット5の位置関係は、本実施例に限られず、例えば、レール54を短手方向Yにずらして配置し、このレール54に沿って連結ブロック55が移動できるように、第1の伝動ユニット4と第2の伝動ユニット5に相当するギア同士の配置関係とすれば足りる。
続いて、第1の伝動ユニット4および第2の伝動ユニット5に関連した動作を説明する。図4に示すモータモジュール3が作動し始めて、中空ローター31を回転させると、これに連動して第1の傘歯車部411が第1の軸線L1を回転軸として回転し始める。
このとき、各第2の傘歯車部51の動作は、第1の傘歯車部411と噛み合って動くので、各ロッド52と共に第2の軸線L2を回転軸とした回転運動となる。また、各キャップ53及び各連結ブロック55は、ロッド52及びレール54に沿って、第1の軸線L1に対して相対的に移動する。
つまり、各第2の伝動ユニット5は、それぞれ第1の軸線L1と略直交する水平面に沿って延伸すると共に、一つの連結ブロック55がそれぞれ取付けられているレール54と、第1の傘歯車部411と噛み合って連動回転する第2の傘歯車部51が一端に連接されると共に、レール54に対して平行に延伸し、且つ第2の傘歯車部51の回転に伴い回転するロッド52と、ロッド52の回転に伴って、ロッド52の延伸方向に沿って、一つの連結ブロック55と共に移動できるように、ロッド52及び連結ブロック55にマウントされているキャップ53と、を備え、第1の傘歯車部411を時計回り又は反時計回りで回転させると、各第2の伝動ユニット5がそれぞれ有するキャップ53は、第1の傘歯車部411の回転方向に応じて、第1の軸線L1に対して近づき又遠ざかる。
なお、ここで「マウントされている」とは、ロッド52を取り囲むように形成されているキャップ53の孔を、ロッド52が貫通するように両者を組み合わせる共に、キャップ53の底面を連結ブロック55に対して上から重ね合わせて止め合わせることを言う。
連結ブロック55は、中空ギアセット41の上述した動作によって、第1の軸線L1に対して相対的に移動することとなるので、第1の軸線L1を回転軸とした回転を、第2の軸線L2に沿った連結ブロック55の長手方向Xへの移動に変換することができ、把持したり離したりできる。
また、マウント孔24は外部装置6を取り付けることができる。本実施例では、外部装置6は、電動式シリンダの排出装置であるが、撮影レンズ、真空吸着盤、電磁石、噴射装置、測定器でも良く、つまり把持装置を補助し得るものであれば差し支えない。
なお、実際に使用する際、モータモジュール3の電線或いは外部装置6の電線(電源コード)は、マウント孔24の内部に挿入されることにより、第1の壁部22の上側を介して引き出されるので電線の経路の確保が容易である。
また、本実施例では、2つの第2の伝動ユニット5を用いて長手方向Xにおいて両側から挟みこむ電動の把持装置としているが、その他にも、更に多くの第2の伝動ユニット5を使用して3つの把持部若しくは4つの把持部、又は更に多くの把持部を用いた電動の把持部としても差し支えなく、必要に応じて適宜変更することもできる。
続いて、図5、図6、図7を参照して、本発明の第2の実施例を説明する。ただし、第1の実施例と共通する構成については説明を省略する。第2の実施例が第1の実施例と異なる点は、以下の通りである。
本実施例において、図6に示すマウント孔24に用いられる外部装置6は撮影レンズである。
図5と図7に示すように、モータモジュール3は、実装壁部25の長手方向Xにおける隣(図7では右側)に設けられ、図7に示す出力軸線L3を中心とした出力軸33が設けられている。本実施例において、出力軸線L3と第1の軸線L1はいずれも高さ方向Zに沿って平行となる。
図5に示すように、中空ギアセット41は回転可能に実装壁部25の周りに設けられる第1の傘歯車部411と、回転可能に実装壁部25の周りに設けられ、且つ第1の傘歯車部411に上から重なるように連接する連接ギア部412と、を備える。
また、図5と図7とに示すように、モータモジュール3は、出力軸33を囲うように設けられると共に、連接ギア部412と噛み合う伝動ギア32を備える。
すなわち、モータモジュール3と中空ギアセット41との関係は以下の通りである。モータモジュール3は、出力軸線L3の周りを回転する伝動ギア32を備えている。また、中空ギアセット41は回転可能に実装壁部25を取り囲む第1の傘歯車部411と、第1の傘歯車部411と共に回転可能に実装壁部25を取り囲み、且つ伝動ギア32と噛み合う連接ギア部412と、を備える。
使用時は、モータモジュール3の操作を開始し、出力軸33を回転させたとき、伝動ギア32、連接ギア部412、及び第1の傘歯車部411を連動させることができ、連結ブロック55を第1の軸線L1に対して相対的に移動させ、把持したり離したりできる。
なお、伝動ギア32と連接ギア部412の間は、ギアをかみ合わせる方式の他、その他の実施例として、プーリーとベルトとを組み合わせた方式でも差し支えなく、ギアを噛み合わせる方式に限られるものではない。
このように構成したので、第2の実施例は第1の実施例と同様の目的を達成し、同様の作用効果を奏する。
続いて、図8、図9、および図10を参照して、本発明の第3の実施例を説明する。ここで、図8はケース2の内部を部分的に示した斜視図であり、図9は外部装置6が取り付けられる形態を示した斜視図であり、図10は断面図である。第3の実施例は第2の実施例と多くの部分が共通するが、異なる点は以下の通りである。
本実施例において、マウント孔24に装着される外部装置6は真空吸着盤である。
図10に示すように、出力軸線L3と第1の軸線L1とは直交する。伝動ギア32及び連接ギア部412はそれぞれ傘歯車である。
ケース2は、第1の壁部22の外周縁と第2の壁部23の外周縁とを繋ぐように高さ方向Zに延伸して収容空間21を画成する第3の壁部27を備える。また、ケース2には、第3の壁部27が設けられ、マウント孔24に連通している横孔28が形成されている。
ここで、横孔28は第1の軸線L1と直交する長手方向Xに沿って形成され、第1の軸線L1を介してモータモジュール3とは反対側に形成されている。また、ケース2には、収容空間21の内部に位置して、横孔28を取り囲むように実装壁部25に連接する横孔壁部29が形成されている。
このように、第3の実施例でも上述した第2の実施例と同様の目的を達成し、同様の作用効果を奏する。モータモジュール3の電線或いは外部装置6の電線は、マウント孔24及び横孔28の内部を介して、第1の壁部22の上側の端部若しくは第3の壁部27から引き出され、電線の経路の確保が容易である。
続いて、図11の断面図を参照して、本発明の第4の実施例を説明する。第4の実施例は第3の実施例と多くの構成が共通するが、異なる点は以下の通りである。
マウント孔24Aは、第1の実施例に示したマウント孔24と異なり、第1の壁部22を貫いておらず、第2の壁部23から横孔28と連通するまで高さ方向Zに延伸している。
すなわち、ケース2は、第1の壁部22及び第2の壁部23に連接することにより収容空間を画成すると共に、第1の壁部22の周縁から第2の壁部23の周縁まで第2の壁部23と略直交するように沿って延伸する第3の壁部27と、第3の壁部27から収容空間内に筒状に延伸して実装壁部25に連接し、マウント孔24Aに連通する横孔28を取り囲むように形成された横孔壁部29と、を備え、ケースは中空直方体となる。
このように、第4の実施例でも上述した第3の実施例と同様の目的を達成し、同様の作用効果を奏する。モータモジュール3の電線或いは外部装置6の電線は、マウント孔24Aと横孔28を介して第3の壁部27へ引き出され、電線の経路の確保が容易である。
以上のように、ケース2にマウント孔24を設け、且つ第2の伝動ユニット5を実装壁部25の周りに間隔を開けて囲むように実装したので、外部装置6をマウント孔24に簡単に装着することができ、該マウント孔24と相俟って中空型の電動の把持装置で外部装置を把持することができ、本発明の目的を確実に達成することができる。
以上の説明は本発明の実施例に過ぎず、本発明の範囲はこれらの実施例に限られるものではなく、本発明の特許請求の範囲は、本発明の明細書の内容に簡単な変化、改変、変更を加えたものも本願の均等の範囲に含まれるものとする。
2 ケース
21 収容空間
22 第1の壁部
23 第2の壁部
24 マウント孔
25 実装壁部
26 作業孔
27 第3の壁部
3 モータモジュール
31 中空ローター
32 伝動ギア
4 第1の伝動ユニット
41 中空ギアセット
411 第1の傘歯車部
412 連接ギア部
5 第2の伝動ユニット
51 第2の傘歯車部
52 ロッド
53 キャップ
54 レール
55 連結ブロック
6 外部装置
L1 第1の軸線
L2 第2の軸線
L3 出力軸線

Claims (9)

  1. 被加工部品に対する把持を補助するための外部装置を設置できる把持装置であって、
    収容空間(21)を画成するように、互いに間隔を空けて配置された第1の壁部(22)及び前記第1の壁部と相対する第2の壁部(23)と、前記第2の壁部(23)から前記収容空間内に筒状に延伸して前記第2の壁部と略直交する第1の軸線(L1)に沿うよう空けられ、前記外部装置の少なくとも一部を受け入れるためのマウント孔(24)を取り囲むように形成された実装壁部(25)とを備えたケース(2)と、
    前記収容空間に設けられたモータモジュール(3)と、
    前記実装壁部を取り囲むと共に、前記モータモジュール(3)と連動して、時計回り又は反時計回りに回転できる中空ギアセット(41)を備えた第1の伝動ユニット(4)と、
    それぞれ前記実装壁部(25)と所定の間隔を空けるように前記実装壁部(25)の外側に配置され、且つそれぞれが前記中空ギアセット(41)と連動して移動する連結ブロック(55)を備える複数の第2の伝動ユニット(5)と、
    を備えることを特徴とする把持装置。
  2. 前記実装壁部は、前記第2の壁部から前記第1の壁部まで延伸し、前記第1の壁部には、前記マウント孔と連通する開口が形成されており、
    前記モータモジュールは、前記中空ギアセットより前記第1の壁部側に前記中空ギアセットを回転駆動させる中空ローターを備え、
    前記中空ギアセットは、前記中空ローターと連動する第1の傘歯車部を備えることを特徴とする請求項1に記載の把持装置。
  3. 前記モータモジュールは、出力軸線を回転軸として回転する伝動ギアを備えており、
    前記中空ギアセットは回転可能に前記実装壁部を取り囲む第1の傘歯車部と、前記第1の傘歯車部と共に回転可能に前記実装壁部を取り囲み、且つ前記伝動ギアと噛み合う連接ギア部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の把持装置。
  4. 前記出力軸線と前記第1の軸線とは互いに平行となることを特徴とする請求項3に記載の把持装置。
  5. 前記出力軸線と前記第1の軸線とは相互に直交し、互いに噛み合う前記伝動ギア及び前記連接ギア部はそれぞれ傘歯車であることを特徴とする請求項3に記載の把持装置。
  6. 複数の前記第2の伝動ユニットは、それぞれ
    前記第1の軸線と略直交する水平面に沿って延伸すると共に、一つの前記連結ブロックがそれぞれ取付けられているレールと、
    前記第1の傘歯車部と噛み合って連動して回転する第2の傘歯車部が一端に連接されると共に、前記レールに対して平行に延伸し、且つ前記第2の傘歯車部と共に回転するロッドと、
    前記ロッドの回転に伴って、前記ロッドの延伸方向に沿って、前記一つの連結ブロックと共に移動できるように、前記ロッド及び前記連結ブロックにマウントされているキャップと、を備え、
    前記第1の傘歯車部を時計回り又は反時計回りで回転させると、複数の前記第2の伝動ユニットがそれぞれ有する前記キャップは、前記第1の傘歯車部の回転方向に応じて、前記第1の軸線に対して近づき又遠ざかることを特徴とする請求項2、4、および5のいずれか1項に記載の把持装置。
  7. 前記ロッドの延伸方向に沿った第2の軸線と前記第1の軸線とは相互に直交することを特徴とする請求項6に記載の把持装置。
  8. 前記ケースは、前記第1の壁部及び前記第2の壁部に連接することにより前記収容空間を画成すると共に、前記第1の壁部の周縁から前記第2の壁部の周縁まで前記第2の壁部と略直交するように延伸する第3の壁部と、前記第3の壁部から前記収容空間内に筒状に延伸して前記実装壁部に連接し、前記マウント孔に連通する横孔を取り囲む横孔壁部と、を備え、
    前記ケースは中空直方体であることを特徴とする請求項1に記載の把持装置。
  9. 前記実装壁部は、前記第2の壁部から前記第1の壁部まで延伸し、前記第1の壁部には、前記マウント孔と連通する開口が形成されていることを特徴とする請求項1又は8に記載の把持装置。
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