JP6256470B2 - ロボット、ロボットのアーム構造および駆動装置 - Google Patents

ロボット、ロボットのアーム構造および駆動装置 Download PDF

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Description

開示の実施形態は、ロボット、ロボットのアーム構造および駆動装置に関する。
従来、関節を介して回転可能に連結された複数のアームからなるアーム部を有するロボットが知られている。かかるロボットには、たとえばアーム部内にケーブルなどを配設するために、アームを中空構造としたものがある。
かかる中空構造のアーム内には、アームや手首部の回転軸や回転伝達機構などが配設される。また、関節等には、各アームや手首部を回転させる駆動源となるモータを有する駆動装置が搭載される(たとえば、特許文献1参照)。
なお、特許文献1に開示の「産業用ロボット」に搭載される駆動装置は、アームの1軸を複数のモータを用いて駆動するものである。
特許第4291344号公報
しかしながら、上述した従来技術には、アーム内の中空領域を確保しつつ、ロボットのスリム化を図るうえで更なる改善の余地がある。
具体的には、多軸を有する多軸ロボットが普及してきた昨今、上述の中空構造のアーム内は、かかる多軸分の回転軸や回転伝達機構の配設スペースが嵩むことによって、ケーブルなどを配設するための中空領域を確保しにくくなっている。
また、多軸分の駆動源を要することから、駆動装置の配設スペースも嵩みがちであった。このため、アーム部、ひいては、ロボット全体の肥大化を招いていた。このようなロボットの肥大化は、ロボットの動作時における他機器等への干渉を招きやすくなるため、好ましくない。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、アーム内の中空領域を確保しつつ、スリム化を図ることができるロボット、ロボットのアーム構造および駆動装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るロボットは、被駆動体を駆動する駆動装置を備えた駆動体を有する。前記駆動装置は、第1の中空シャフトおよび第2の中空シャフトと、第1の駆動部および第2の駆動部とを備える。前記第1の中空シャフトおよび前記第2の中空シャフトは、同心配置される。前記第1の駆動部および前記第2の駆動部は、前記第1の中空シャフトおよび前記第2の中空シャフトの周方向に沿って配置される。また、前記第1の中空シャフトは、外周に外歯が形成され、前記第2の中空シャフトは、前記第1の中空シャフトの外側に配置され、内周に内歯が形成され、前記第1の駆動部の出力軸は、前記外歯に噛み合うギヤを有し、前記第2の駆動部の出力軸は、前記内歯に噛み合うギヤを有する。
実施形態の一態様によれば、駆動体内の中空領域を確保しつつ、スリム化を図ることができる。
図1は、実施形態に係るロボットの構成を示す斜視模式図である。 図2Aは、第2アームの平面透過図である。 図2Bは、図2Aに示す駆動装置周辺の拡大図である。 図3Aは、図2Bに示すA−A線略断面図である。 図3Bは、第2アームの側面透過図である。 図4Aは、変形例に係る第1の駆動部の平面模式図である。 図4Bは、変形例に係る第1の駆動部の矢視C模式図である。 図5Aは、変形例に係る駆動装置を備える第2アームの平面透過図である。 図5Bは、図5Aに示すA’−A’線略断面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するロボット、ロボットのアーム構造および駆動装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るロボット1の構成を示す斜視模式図である。なお、図1には、説明を分かりやすくするために、鉛直上向きを正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、以下の説明で用いる他の図面においても示す場合がある。
また、以下では、説明の便宜上、ロボット1の旋回位置が図1に示す状態にあるものとして、ロボット1における各部位の位置関係を説明する。
図1に示すように、ロボット1は、単腕型の多軸ロボットであり、基台部10と、基台部10に旋回可能に連結される旋回部11と、アーム部20とを備える。アーム部20は、関節を介して回転可能に連結される複数のアームや、手首部、あるいは先端可動部等を有している。
具体的には、アーム部20は、第1関節部21と、第1アーム22と、第2関節部23と、第2アーム24、手首部25と、先端可動部26とを備える。第1関節部21および第2関節部23は関節の一例であり、その詳細については図2A以降を用いて後述する。
基台部10は、床面などに固定される。第1アーム22は、基端部が、旋回部11と、第1関節部21を介して連結される。これにより、第1アーム22は、その基端部において、軸Sまわりに旋回可能に、かつ、軸Lまわりに回転可能に支持される(図中の矢印A1および矢印A2参照)。
第2アーム24は、基端部が第1アーム22の先端部と第2関節部23を介して連結される。これにより、第2アーム24は、その基端部において、軸Uまわりに回転可能に支持される(図中の矢印A3参照)。また、第2アーム24は、軸Rまわりに回転可能に設けられる(図中の矢印A4参照)。
また、第2アーム24は、その先端部において、手首部25の基端部を軸Bまわりに回転可能に支持する(図中の矢印A5参照)。
また、手首部25は、その先端部において、先端可動部26を軸Tまわりに回転可能に支持する(図中の矢印A6参照)。なお、図1には図示していないが、先端可動部26には、ロボットハンドや溶接トーチ、あるいはレーザカット装置など、用途に合わせたエンドエフェクタが取り付けられる。
次に、アーム部20の内部構造について説明する。なお、ここでは、一例として主に第2アーム24の構成について、図2Aおよび図2Bを用いて説明する。図2Aは、第2アーム24の平面透過図である。また、図2Bは、図2Aに示す駆動装置28周辺の拡大図である。
図2Aに示すように、第2アーム24は、中空部27を有する中空構造のアームとなっている。なお、中空部27は、中空領域の一例である。中空部27は、第2関節部23と連通させて形成されており、第2関節部23等からケーブル類を引き込んで配設することが可能である。
また、第2アーム24は、手首部25や先端可動部26などを回転させる駆動装置28を備える。駆動装置28は、中空部27の周囲に配設される。この場合、第2アーム24が駆動体で、手首部25あるいは先端可動部26が被駆動体となる。
かかる駆動装置28周辺について、さらに具体的に説明する。図2Bに示すように、駆動装置28は、第1の駆動部281と、第2の駆動部282とを備える。第1の駆動部281および第2の駆動部282はそれぞれ、たとえばモータMと、かかるモータMに同軸配置されたブレーキBrおよびエンコーダEnとを備える。なお、モータMは、電動モータだけでなく、例えば油圧モータなど他の種類のモータであってもよい。
また、第1の駆動部281は、出力軸O1を有する。また、第2の駆動部282は、出力軸O2を有する。
また、駆動装置28は、第1の中空シャフト283と、第2の中空シャフト284とを備える。第1の中空シャフト283および第2の中空シャフト284は、同心配置される。なお、本実施形態では、第2の中空シャフト284が、第1の中空シャフト283の外側に配置されるものとする。
また、ここでは、第1の中空シャフト283および第2の中空シャフト284は、軸Rの軸心に同心配置されるものとするが、軸Rに限らなくともよい。また、ここに言う同心配置は、たとえば、幾何公差に許容される範囲で、わずかにずれている場合を含むものとする。
ここで、かかる第1の中空シャフト283および第2の中空シャフト284と、第1の駆動部281および第2の駆動部282とを連結する連結部の構成、および、かかる構成によって得られる効果について、図3Aおよび図3Bを用いて説明する。
図3Aは、図2Bに示すA−A線略断面図である。また、図3Bは、第2アーム24の側面透過図である。
既に述べたように、また、図3Aに示すように、第1の中空シャフト283および第2の中空シャフト284は、軸Rの軸心に同心配置される。また、第1の駆動部281および第2の駆動部282は、第1の中空シャフト283および第2の中空シャフト284の周方向に沿って配置される。これによりまず、中空部27を確保することができる。
また、図3Aに示すように、第1の中空シャフト283は、その外周に外歯283aが形成される。また、第1の駆動部281の出力軸O1は、かかる外歯283aに噛み合うギヤ285を有する。かかるギヤ285と外歯283aを噛み合わせることにより、第1の駆動部281の出力軸O1は、第1の中空シャフト283に連結される。
一方、第2の中空シャフト284は、その内周に内歯284aが形成される。また、第2の駆動部282の出力軸O2は、内歯284aに噛み合うギヤ286を有する。かかるギヤ286と内歯284aを噛み合わせることにより、第2の駆動部282の出力軸O2は、第2の中空シャフト284に連結される。
上述の連結部をこのような構成とすることにより、多軸分の駆動源や回転軸、回転伝達機構を、中空部27の周囲でコンパクトに配設することができる。したがって、たとえば、図3Bに示すように、中空部27を確保しつつ、第2アーム24の筐体を絞り込んだ形状にすることができる(図中の矢印A7参照)。すなわち、第2アーム24内の中空領域を確保しつつ、スリム化を図ることができる。
図2Bの説明に戻る。図2Bに示すように、第1の中空シャフト283は、さらに歯面287を有する。アーム部20は、かかる歯面287に噛み合うギヤ289を備える。そして、かかるギヤ289を歯面287に噛み合わせることによって、第1の駆動部281の動力は、最終出力軸LO1から出力されることとなる。
一方、第2の中空シャフト284は、さらに歯面288を有する。第2アーム24は、かかる歯面288に噛み合うギヤ290を備える。そして、かかるギヤ290を歯面288に噛み合わせることによって、第2の駆動部282の動力は、最終出力軸LO2から出力されることとなる。
ところで、これまでは、第1の駆動部281および第2の駆動部282が、それぞれ単一のモータMを備える場合を例に挙げたが、第1の駆動部281あるいは第2の駆動部282の出力を上げたい場合などに、複数個のモータMを備えることとしてもよい。次に、かかる変形例について、図4A〜図5Bを用いて説明する。
図4Aは、変形例に係る第1の駆動部281’の平面模式図である。また、図4Bは、変形例に係る第1の駆動部281’の矢視C模式図である。なお、図4Aおよび図4Bでは、主に第1の駆動部281’を例に挙げるが、かかる変形例では、第2の駆動部282’も同様の構成であるものとする。
図4Aに示すように、変形例に係る第1の駆動部281’は、第1のモータM1と、第2のモータM2と、ブレーキBrと、エンコーダEnと、動力連結部Pcとを備える。
第1のモータM1は、出力軸MO1を有する。第2のモータM2は、出力軸MO2を有する。ブレーキBrおよびエンコーダEnはそれぞれ、回転軸が第1の駆動部281’の出力軸O1に同軸配置され、連結される。なお、以下では、かかる連結されたブレーキBrおよびエンコーダEnをまとめて「ブレーキエンコーダ部」と記載する場合がある。
このように、分離して設けられた第1のモータM1、第2のモータM2およびブレーキエンコーダ部は、たとえば、図4Aに示すように、並べて配置させることが可能である。すなわち、第1の駆動部281’は、たとえば、低背に、言い換えれば薄型に構成することが可能となる。
また、第1のモータM1、第2のモータM2およびブレーキエンコーダ部は分離しているので、横並びに限らず、配置スペースの形状等に応じて配置させることが可能である。たとえば、上述の第1の中空シャフト283および第2の中空シャフト284の周方向に沿わせて配置させてもよい。かかる一例については、図5Aおよび図5Bを用いて後述する。
また、図4Bに示すように、動力連結部Pcは、第1のプーリ281aと、第2のプーリ281bと、第3のプーリ281cと、ベルト281dとを備える。
第1のプーリ281aは、第1のモータM1の出力軸MO1に連結される。第2のプーリ281bは、第2のモータM2の出力軸MO2に連結される。第3のプーリ281cは、第1の駆動部281’の出力軸O1に連結される。
そして、これら第1のプーリ281a、第2のプーリ281b、第3のプーリ281cは、たとえば、図4Bに示すような形態で、ベルト281dによって連結される。これにより、第1のモータM1および第2のモータM2の動力を、第1の駆動部281’の出力軸O1へ伝達し、かかる出力軸O1から出力させることができる。
たとえば、第1のモータM1および第2のモータM2が同一定格で、それぞれ50W(ワット)である場合、第1の駆動部281’の出力軸O1からは100Wの出力を得ることができる。すなわち、薄型で、かつ、配置スペースの形状等に応じた配置が可能でありつつ、高い出力も得ることができる。
また、図4Bに示すように、第1のプーリ281aおよび第2のプーリ281bに対して、第3のプーリ281cのプーリ比を小さくすることによって、第1のモータM1および第2のモータM2の回転をブレーキエンコーダ部の回転軸に増速させて伝達することができる。
したがって、ブレーキBrのブレーキ容量を小さく、すなわち、ブレーキBrをコンパクトに構成することができる。また、エンコーダEnについては、第1のモータM1および第2のモータM2の回転を高分解能に得ることが可能となる。
なお、以下では、図4Aおよび図4Bを用いて説明した第1の駆動部281’(および第2の駆動部282’)を搭載した駆動装置については、「28’」の符号を付すこととする。
つづいて、第1の駆動部281’および第2の駆動部282’を搭載する場合の一例を示す。図5Aは、変形例に係る駆動装置28’を備える第2アーム24の平面透過図である。また、図5Bは、図5Aに示すA’−A’線略断面図である。
なお、図5Aは図2Aに、図5Bは図3Aに、それぞれ対応しているため、重複する構成要素については、その説明を省略するか簡略化する場合がある。
図5Aに示すように、第2アーム24は、中空部27を確保しつつ、駆動装置28’を搭載することができる。
具体的には、図5Bに示すように、第1の駆動部281’および第2の駆動部282’は、軸Rの軸心に同心配置された第1の中空シャフト283および第2の中空シャフト284の周方向に沿って配置される。
たとえば、第1の駆動部281’は、中空部27を挟んで紙面右側に配置され、出力軸O1に連結されたブレーキエンコーダ部(符号Br,En参照)を中央に、第1のモータM1をその下側に、第2のモータM2を上側に、それぞれ配置する。
なお、図示は略しているが、第1のプーリ281a、第2のプーリ281bおよび第3のプーリ281cは、ベルト281dによって連結される(図4B参照)。
一方、図5Bに示すように、第2の駆動部282’は、中空部27を挟んで紙面左側に配置され、出力軸O2に連結されたブレーキエンコーダ部を中央に、第1のモータM1をその上側に、第2のモータM2を下側に、それぞれ配置する。
なお、図示は略しているが、第1の駆動部281’の場合と同様に、第2の駆動部282’もまた、第1のプーリ281a、第2のプーリ281bおよび第3のプーリ281cは、ベルト281dによって連結される(図4B参照)。
これにより、高出力の駆動源や回転軸、回転伝達機構を、中空部27の周囲でコンパクトに配設することができる。したがって、たとえば、既に図3Bに示したように、中空部27を確保しつつ、第2アーム24のフレームを絞り込んだ形状にすることができる。すなわち、第2アーム24内の中空領域を確保しつつ、スリム化を図ることができる。
なお、図4A〜図5Bを用いた説明では、第1のモータM1と第2のモータM2との間にブレーキエンコーダ部を配置する例を示したが、これに限られるものではなく、たとえば、ブレーキエンコーダ部を端に配置してもよい。
また、動力連結部Pcにおけるベルト281dの架け渡し方も、図4Bに示した例に限られるものではなく、第1のモータM1、第2のモータM2およびブレーキエンコーダ部の相対的な配置位置に応じたものであればよい。
すなわち、第1の駆動部281’の出力軸O1および第2の駆動部282’の出力軸O2は、上記第1のモータM1、第2のモータM2およびブレーキエンコーダ部の相対的な配置位置やベルト281dの架け渡し方によって、出力位置を自由度高く設けることができる。
上述してきたように、実施形態に係るロボットは、被駆動体を駆動する駆動装置を備えた駆動体を有する。前記駆動装置は、複数個の中空シャフトと、駆動部とを備える。前記複数個の中空シャフトは、同心配置される。前記駆動部は、前記中空シャフトの周方向に沿って複数個配置される。また、前記駆動部の出力軸は、前記中空シャフトのいずれかにギヤを介して連結される。
したがって、実施形態に係るロボットによれば、第2アーム内の中空領域を確保しつつ、スリム化を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、第1の駆動部および第2の駆動部の2つの駆動部が、同心配置された2つの中空シャフトのいずれかにギヤを介して連結される場合を、すなわち、2軸分の最終出力軸を得る場合を例示したが、最終出力軸の軸数を限定するものではない。
たとえば、最終出力軸を3軸分得るのであれば、同心配置された3つの中空シャフトの周方向に沿って3つの駆動部を配置し、かかる3つの駆動部それぞれが、3つの中空シャフトのいずれかにギヤを介して連結される構成とすればよい。
また、上述した実施形態では、第1の駆動部が中空領域を挟んで紙面右側に、第2の駆動部が中空領域を挟んで紙面左側に、それぞれ配置される場合を例示した(図3Aあるいは図5B参照)。しかし、これは各駆動部の配置位置を限定するものではない。
たとえば、第1の駆動部を、中空領域を挟んで紙面上側に、第2の駆動部を、中空領域を挟んで紙面下側に、それぞれ配置することとしてもよい。
また、上述した実施形態では、駆動装置におけるギヤの噛み合わせの一例を図3Aあるいは図5Bに示したが、両図とも、実際のギヤの歯数を限定するものではない。また、ギヤの歯筋の形状などを限定するものでもなく、平歯車やはすば歯車など、求められる仕様に応じて適したものを選択すればよい。
また、上述した実施形態では、ブレーキおよびエンコーダを同軸配置する例を示したが、必ずしも同軸配置としなくてもよい。
また、上述した実施形態では、主に第2アームを例に挙げて説明を行ったが、アーム部を構成するアームを限定するものではない。したがって、上述の実施形態が、たとえば第1アームに適用されてもよい。この場合は、第1アームが駆動体であり、第2アームが被駆動体になる。また、旋回部に適用されてもよい。この場合は、旋回部が駆動体であり、第1アームが被駆動体になる。
また、上述した実施形態では、1つのアーム部につき、第1アームおよび第2アームの2つのアームを備える場合を例示したが、アーム数を限定するものではない。
また、上述した実施形態では、1つのアーム部につき6軸を有する多軸ロボットを例示したが、軸数を限定するものではない。例えば、7軸の多軸ロボットでもよい。
また、上述した実施形態では、単腕ロボットを例示したが、これに限られるものではなく、たとえば、双腕ロボットであってもよいし、3つ以上の腕を備える多腕ロボットであってもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 ロボット
10 基台部
11 旋回部
20 アーム部
21 第1関節部
22 第1アーム
23 第2関節部
24 第2アーム
25 手首部
26 先端可動部
27 中空部
28 駆動装置
281 第1の駆動部
281a 第1のプーリ
281b 第2のプーリ
281c 第3のプーリ
281d ベルト
282 第2の駆動部
283 第1の中空シャフト
283a 外歯
284 第2の中空シャフト
284a 内歯
285 ギヤ
286 ギヤ
287 歯面
288 歯面
289 ギヤ
290 ギヤ
A1〜A7 矢印
B 軸
Br ブレーキ
En エンコーダ
L 軸
LO1,LO2 最終出力軸
M モータ
M1 第1のモータ
M2 第2のモータ
MO1,MO2 出力軸
O1,O2 出力軸
Pc 動力連結部
R 軸
S 軸
T 軸
U 軸

Claims (6)

  1. 被駆動体を駆動する駆動装置を備えた駆動体を有し、
    前記駆動装置は、
    同心配置される第1の中空シャフトおよび第2の中空シャフトと、
    前記第1の中空シャフトおよび前記第2の中空シャフトの周方向に沿って配置される第1の駆動部および第2の駆動部と
    を備え、
    前記第1の中空シャフトは、外周に外歯が形成され、
    前記第2の中空シャフトは、前記第1の中空シャフトの外側に配置され、内周に内歯が形成され、
    前記第1の駆動部の出力軸は、前記外歯に噛み合うギヤを有し、
    前記第2の駆動部の出力軸は、前記内歯に噛み合うギヤを有すること
    を特徴とするロボット。
  2. 前記第1の駆動部および前記第2の駆動部のそれぞれは、
    複数のモータと、
    前記複数のモータの動力を連結して前記出力軸から出力させる動力連結部と
    を備え、
    前記複数のモータそれぞれは、
    前記第1の中空シャフトおよび前記第2の中空シャフトの周方向に沿って配置されること
    を特徴とする請求項1に記載のロボット。
  3. 前記動力連結部は、
    プーリおよびベルトの組み合わせにより構成されること
    を特徴とする請求項に記載のロボット。
  4. 駆動装置を有するロボットのアーム構造において、
    前記駆動装置は、
    同心配置される第1の中空シャフトおよび第2の中空シャフトと、
    前記第1の中空シャフトおよび前記第2の中空シャフトの周方向に沿って配置される第1の駆動部および第2の駆動部と
    を備え、
    前記第1の中空シャフトは、外周に外歯が形成され、
    前記第2の中空シャフトは、前記第1の中空シャフトの外側に配置され、内周に内歯が形成され、
    前記第1の駆動部の出力軸は、前記外歯に噛み合うギヤを有し、
    前記第2の駆動部の出力軸は、前記内歯に噛み合うギヤを有すること
    を特徴とするロボットのアーム構造。
  5. 同心配置される第1の中空シャフトおよび第2の中空シャフトと、
    前記第1の中空シャフトおよび前記第2の中空シャフトの周方向に沿って配置される第1の駆動部および第2の駆動部と
    を備え、
    前記第1の中空シャフトは、外周に外歯が形成され、
    前記第2の中空シャフトは、前記第1の中空シャフトの外側に配置され、内周に内歯が形成され、
    前記第1の駆動部の出力軸は、前記外歯に噛み合うギヤを有し、
    前記第2の駆動部の出力軸は、前記内歯に噛み合うギヤを有すること
    を特徴とする駆動装置。
  6. 前記第1の駆動部および前記第2の駆動部のそれぞれは、
    複数のモータと、
    前記複数のモータの動力を連結して前記出力軸から出力させる動力連結部と
    を備え、
    前記複数のモータそれぞれは、
    前記第1の中空シャフトおよび前記第2の中空シャフトの周方向に沿って配置されること
    を特徴とする請求項に記載の駆動装置。
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