JP2017170386A - 金属酸化物微粒子の水系分散剤、及びそれを含有する分散体 - Google Patents

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愛弓 南
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【課題】金属酸化物微粒子を水に対して微細に分散させ、且つ経時的な粒子の沈降を抑制する水系分散剤、及び分散性と分散安定性に優れた金属酸化物微粒子の分散体を提供すること。【解決手段】水酸基価から算出される平均重合度が6〜20のポリグリセリンと炭素数が8〜18の飽和及び不飽和脂肪酸からなる群より選ばれる1種以上を構成成分とし、且つ水酸基価から算出されるエステル化率が30mol%以下であるポリグリセリン脂肪酸エステルを金属酸化物微粒子の水系分散剤として用いることにより、上記の課題を解決する。【選択図】なし

Description

本発明は、金属酸化物微粒子を水中に分散させることのできる水系分散剤、及びこの水系分散剤を含有する分散体に関する。
金属酸化物微粒子は、その特徴的な化学的性質、物理的性質から、顔料、紫外線・赤外線吸収剤、触媒、帯電防止剤、透明導電膜などの多種多様な材料に用いられている。例えば、金属酸化物微粒子として知られる酸化インジウムスズは、優れた導電性と赤外線吸収能を有することから、透明導電膜、導電性インク、帯電防止剤などの電子材料や熱線遮蔽用の塗料、フィルムなどに利用されている。酸化インジウムスズは、粒子径の小さいものほど導電性が高く、さらには透明性に優れることが知られ、ナノオーダーに微細化したものが使用される。また、従来、透明導電膜には、スパッタリングなどの物理的成膜法により金属酸化物微粒子を蒸着させていたが、コストの削減や省資源化の観点から、分散体を用いたインクジェット印刷などの塗布法への代替が検討されている。一般に、金属酸化物微粒子は、イソプロパノールやメチルエチルケトンなどを分散媒とした有機溶媒系の分散体が使用されている。例えば、透明導電膜用の塗布液の用途に、酸化インジウムスズを微細に分散させたアルコール系の分散体が開示されている(特許文献1)。
近年の技術の流れとして、金属酸化物微粒子を含有した分散体の水性化の動きがある。これは作業環境の問題及び地球環境の保全からくるVOC削減対策等により、金属酸化物微粒子を含有した分散体の分散媒体を有機溶剤系から水系に移行しようとするものである。しかし、金属酸化物微粒子を水に分散させた場合、有機溶媒系の分散体に比べて粒子の凝集や沈降が生じやすく、分散性や分散安定性が低下するといった問題が生じる。そのため、金属酸化物微粒子の分散性と分散安定性に優れた水分散体を提供する技術が強く要望されている。
また、製造工程の効率化から、高濃度の金属酸化物微粒子を分散させた分散体が求められている。しかし、金属酸化物微粒子を高濃度に配合した場合では、粒子間の距離が近くなるため、相互作用により凝集が生じやすいといった問題があった。したがって、高濃度の金属酸化物微粒子を水に対して微細に分散させることは極めて困難であった。
一般に、金属酸化物微粒子の水に対する分散性を向上させるために、高分子分散剤を添加する方法が用いられる。高分子分散剤には、ポリカルボン酸系、ポリアクリル酸系、ポリビニルピロリドンなどが汎用される。例えば、2−ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとカルボン酸との共重合体の塩が高濃度のアルミナの水系分散剤として開示されている(特許文献2)。また、イミダゾリウムカチオンを有する高分子分散剤が金属酸化物のナノ分散体の水系分散剤として開示されている(特許文献3)。しかし、これら高分子分散剤は、充分な分散性が得られない場合があった。
これに対して、疎水化処理された二酸化チタンの水系分散剤にポリオキシエチレン系の非イオン性界面活性剤を用いた例が開示されている(特許文献4)。ポリオキシエチレン系の非イオン性界面活性剤は、金属酸化物微粒子とのぬれ性に優れ、粒子を微細に分散させるものの、その後、再凝集しやすく、経時安定性が低いといった問題があった。さらに、酸化チタンと酸化亜鉛の水系分散剤にショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルを用いた水系分散体が開示されている(特許文献5)。これらの分散剤は、金属酸化物の分散に効果を示すものの、より微細な分散が求められる場合があった。
特開2009−123396号公報 特開平09−299783号公報 特開2007−254245号公報 特開平07−247119号公報 特開2007−262229号公報
本発明は、金属酸化物微粒子を水に対して微細に分散させ、且つ経時的な粒子の沈降を抑制する水系分散剤、及び分散性と分散安定性に優れた金属酸化物微粒子の分散体を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明者が鋭意研究を重ねた結果、水酸基価から算出される平均重合度が6〜20のポリグリセリンと炭素数が8〜18の飽和及び不飽和脂肪酸からなる群より選ばれる1種以上を構成成分とし、且つ水酸基価から算出されるエステル化率が30mol%以下であるポリグリセリン脂肪酸エステルを配合することにより、水に対する金属酸化物微粒子の分散性を向上させ、且つ経時的に生じる粒子の再凝集や沈降を抑制し、分散安定性に優れた分散体が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の水系分散剤を配合することにより、金属酸化物微粒子と水とのぬれ性を向上させ、且つ経時的に生じる粒子の再凝集や沈降を抑制することができ、金属酸化物微粒子の分散性と分散安定性に優れた分散体を提供することができる。
以下に本説明を実施するための形態をより詳細に説明するが、本発明の範囲はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を損なわない範囲で、変更等が加えられた形態も本発明に属する。
本発明のポリグリセリン脂肪酸エステルの原料であるポリグリセリンは、グリセリンの脱水縮合反応、グリシドール、エピクロルヒドリン、グリセリンハロヒドリン等のグリセリン類縁物質を用いての合成、あるいは合成グリセリンのグリセリン蒸留残分からの回収等によって得られる。
本発明で使用されるポリグリセリンは、水酸基価から算出される平均重合度が6〜20のポリグリセリンであり、平均重合度が8〜15のものがより好ましい。ここで、平均重合度は、末端基分析法による水酸基価から算出されるポリグリセリンの平均重合度(n)である。詳しくは、次式(式1)、及び(式2)から平均重合度が算出される。
(式1)分子量=74n+18
(式2)水酸基価=56110(n+2)/分子量
上記(式2)中の水酸基価とは、ポリグリセリンに含まれる水酸基数の大小の指標となる数値であり、1gのポリグリセリンに含まれる遊離ヒドロキシル基をアセチル化するために必要な酢酸を中和するのに要する水酸化カリウムのミリグラム数をいう。水酸化カリウムのミリグラム数は、社団法人日本油化学会編集、「日本油化学会制定、基準油脂分析試験法(I)、2013年版」に準じて算出される。
前記の水酸基価から算出される平均重合度が6〜20のポリグリセリンにおいては、一般的には、分子量分布を有する組成物が使用されるが、これらの異なる分子量分布を有するポリグリセリンを2種以上混合してもよく、ポリグリセリン混合物の水酸基価から算出される平均重合度が6〜20であれば、平均重合度が6未満、及び20を超えるポリグリセリンも使用できる。
本発明のポリグリセリン脂肪酸エステルの構成成分である脂肪酸は、炭素数が8〜18の飽和及び不飽和脂肪酸からなる群より選ばれる。脂肪酸の具体例としては、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、イソノナン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸などが挙げられ、これらを単独で使用しても良く、2種以上を併用しても良い。特に、金属酸化物微粒子と水とのぬれ性の観点から、脂肪酸の炭素数が8であるカプリル酸及び2−エチルヘキサン酸が好ましい。脂肪酸の炭素数が8未満、又は18を超えるものでは、金属酸化物微粒子と水とのぬれ性が低下し、分散性、又は分散安定性を低下させる場合がある。
本発明のポリグリセリン脂肪酸エステルは、水酸基価から算出されるエステル化率が30mol%以下であり、好ましくは20mol%以下である。エステル化率が30mol%を超える場合では、分散体に対するポリグリセリン脂肪酸エステルの溶解性が低下し、分散性、又は分散安定性を低下させる場合がある。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体は、ポリグリセリン脂肪酸エステル、金属酸化物微粒子及び水を含有する。ポリグリセリン脂肪酸エステルの含有量は、金属酸化物微粒子と水とのぬれ性とポリグリセリン脂肪酸エステルの溶解性の観点から、0.01重量%から10重量%であることが好ましく、0.1重量%から6重量%であることがさらに好ましい。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体は、液状又は固形状であっても良く、固形状である場合は、強い撹拌もしくは振とうによって液性が回復するものであれば良い。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体に含まれる金属酸化物微粒子は、特に限定されるものではないが、例えば、酸化インジウムスズ、酸化インジウム、酸化アンチモン、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化タングステン、酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化モリブデン、酸化バナジウム、酸化コバルト、酸化銅、酸化銀などが挙げられる。これらを単独で使用しても良く、2種以上を併用しても良い。金属酸化物微粒子としては、導電性、透明性、紫外線・赤外線吸収能の観点から、酸化インジウムスズ、酸化インジウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アンチモンが好ましい。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体に含まれる金属酸化物微粒子の一次粒径は、通常、100nm以下であることが好ましい。金属酸化物微粒子の一次粒径が100nm以下であると、透明導電膜に用いた場合に導電性や透明性に優れる。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体に含まれる金属酸化物微粒子は、体積基準で算出した粒度分布の累積90%径(D90径)が500nm以下であることが望ましく、好ましくは300nm以下、さらに好ましくは240nm以下である。なお、金属酸化物微粒子のD90径は動的光散乱法などの粒度分布測定装置によって測定することが出来る。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体における金属酸化物微粒子の含有量は、通常、0.1重量%から60重量%であり、好ましくは1重量%から50重量%である。金属酸化物微粒子の含有量が60重量%以下であると、金属酸化物微粒子と水とのぬれ性が向上し、分散性又は分散安定性に優れた分散体が得られる。また、金属酸化物微粒子の含有量が0.1重量%以上であると、透明導電膜に用いた場合に導電性が得られる。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体に含まれる水系分散剤と水との割合は、分散体に対する水系分散剤の溶解性の観点から、通常、重量比で1:3〜1:10000であり、好ましくは1:4〜1:1000である。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体には、その目的が損なわれない範囲で、他の分散剤、他の界面活性剤、pH調整剤、粘度調整剤、消泡剤などの各種添加剤やアルコールなどの水溶性の有機溶媒を配合させることが出来る。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体は、従来公知の調製方法に準じて調製することが出来る。例えば、本発明の水系分散剤を溶解した水溶液中に金属酸化物微粒子を添加した後、室温下にて撹拌、混合、分散する方法が挙げられる。例えば、分散機には、ロッキングミル、ペイントシェーカー、ボールミル、ビーズミル、ロールミル、サンドミル、ジェットミル、ホモジナイザー、自転公転型ミキサー、超音波分散機などが挙げられるが、これらの分散方法に限定されるものではない。また、必要に応じてジルコニアビーズ、アルミナビーズなどのビーズを使用してもよい。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体は、分散性と分散安定性に優れることから、透明導電膜、導電性インク、帯電防止剤などの電子材料や熱線遮蔽用の塗料やインクなどの用途に利用できる。
次に、本発明を実施例及び比較例により詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。以下、本発明の実施例及び比較例を示す。
(ポリグリセリン脂肪酸エステル(PGFE1〜10)の合成)
平均重合度が6であるポリグリセリン(ポリグリセリン#500、阪本薬品工業株式会社製)を585.9gと、2−エチルヘキサン酸を108.8g反応容器に入れ、水酸化ナトリウムを添加し、窒素気流下にて180℃から250℃に段階的に昇温して反応させ、水酸基価から算出されるエステル化率が16.3mol%であるヘキサグリセリン2−エチルヘキサン酸エステル(PGFE1)を得た。以下同様に、ポリグリセリンと脂肪酸の種類及び、ポリグリセリンと脂肪酸の仕込み比率、反応温度を変化させてPGFE2〜10を製造した。各々のポリグリセリン脂肪酸エステルを表1に示した。
Figure 2017170386
(実施例1)
50mLポリ容器に水系分散剤としてPGFE1を0.3g及びイオン交換水を11.7g加えて溶解した後、酸化インジウムスズ粉末(E−ITO、一次粒径50nm、三菱マテリアル電子化成株式会社製)を3gとジルコニアビーズ(φ1mm)を30g加えた。これをロッキングミル(RM−05、株式会社セイワ技研製)を用いて、600rpmで15時間分散した後、ろ過によりジルコニアビーズを除去し、酸化インジウムスズの分散体を得た。さらに、得られた分散体を酸化インジウムスズの濃度が2重量%となるようイオン交換水を用いて希釈し、評価用試料を調製した。
(実施例2から10、及び比較例1から4)
実施例2から10および比較例1から4では、ポリグリセリン脂肪酸エステルの種類、及び配合量を変えた以外は、実施例1と同様の方法で分散体及び評価用試料を調製した。
(比較例5及び6)
比較例5及び6では、ポリグリセリン脂肪酸エステルの代わりに、水系分散剤としてポリカルボン酸系高分子分散剤(デモールEP、花王株式会社製)、及びポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(レオドールTW−L120、花王株式会社製)を用いた以外は、実施例1と同様の方法で分散体及び評価用試料を調製した。以上の実施例及び比較例の結果を表2に示した。
(粒度分布の測定)
評価用試料をディスポセルに入れ、測定温度を25℃とし、動的光散乱法を用いた粒度分布測定装置(ゼータサイザーZS−100、株式会社マルバーン社製)を用いて粒度分布を測定した。測定は各3回行い、体積基準で算出した粒度分布の累積90%径(D90径)の平均値を用いて、各種分散体の分散性を比較した。
(透過率の測定)
評価用試料を測定用のサンプル管に5g入れて密栓し、タービスキャン(MA2000、英弘精機株式会社製)を用いて、室温にて24時間静置した後、高さ40〜50mmの範囲のサンプル管上部の透過率を測定した。なお、酸化インジウムスズの沈降が経時的に生じた場合、サンプル管上部の最大透過率が上昇することから、最大透過率の低いものほど分散安定性が高いと判断し、下記の基準にて評価した。
◎:透過率3%未満
○:透過率3%以上6%未満
△:透過率6%以上8%未満
×:透過率8%以上
Figure 2017170386
※1:E−ITO(一次粒径50nm、三菱マテリアル電子化成(株)製)
※2:デモールEP(花王(株)製)
※3:レオドールTW−L120(花王(株)製)
実施例1から8では、D90径が300nm以下であり、比較例1から4に比べて酸化インジウムスズの分散性が向上し、且つ透過率が6%未満であることから、経時的な粒子の沈降を抑制し、分散性と分散安定性に優れた分散体が得られることが明らかとなった。さらに、酸化インジウムスズを高濃度に配合した実施例9及び10においても分散性と分散安定性に優れた分散体が得られた。一方、ポリカルボン酸系高分子分散剤を配合した比較例5、及びポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートを配合した比較例6では、分散効果は示したものの、経時的に粒子の沈降が見られ、分散安定性の低いものであった。これらのことから、特定のポリグリセリン脂肪酸エステルを水系分散剤として用いた酸化インジウムスズの分散体は、分散性と分散安定性に優れるものであった。

Claims (6)

  1. 水酸基価から算出される平均重合度が6〜20のポリグリセリンと炭素数が8〜18の飽和及び不飽和脂肪酸からなる群より選ばれる1種以上を構成成分とし、且つ水酸基価から算出されるエステル化率が30mol%以下であるポリグリセリン脂肪酸エステルであることを特徴とする金属酸化物微粒子の水系分散剤。
  2. 前記ポリグリセリン脂肪酸エステルを構成する脂肪酸がカプリル酸及び/又は2−エチルヘキサン酸であることを特徴とする請求項1に記載の金属酸化物微粒子の水系分散剤。
  3. 請求項1から2何れかに記載のポリグリセリン脂肪酸エステル、金属酸化物微粒子及び水を含有することを特徴とする金属酸化物微粒子の分散体。
  4. ポリグリセリン脂肪酸エステルの配合量が0.01重量%から10重量%であることを特徴とする請求項3に記載の金属酸化物微粒子の分散体。
  5. 金属酸化物微粒子の配合量が0.1重量%から60重量%であることを特徴とする請求項3から4の何れかに記載の金属酸化物微粒子の分散体。
  6. 金属酸化物微粒子が、酸化インジウムスズ(ITO)であることを特徴とする請求項3から5何れかに記載の金属酸化物微粒子の分散体。
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