JP6893146B2 - 金属酸化物微粒子の水系分散剤、及びそれを含有する分散体 - Google Patents

金属酸化物微粒子の水系分散剤、及びそれを含有する分散体 Download PDF

Info

Publication number
JP6893146B2
JP6893146B2 JP2017147776A JP2017147776A JP6893146B2 JP 6893146 B2 JP6893146 B2 JP 6893146B2 JP 2017147776 A JP2017147776 A JP 2017147776A JP 2017147776 A JP2017147776 A JP 2017147776A JP 6893146 B2 JP6893146 B2 JP 6893146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal oxide
fine particles
oxide fine
dispersion
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017147776A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019025427A (ja
Inventor
愛弓 野村
愛弓 野村
保田 亮二
亮二 保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakamoto Yakuhin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sakamoto Yakuhin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sakamoto Yakuhin Kogyo Co Ltd filed Critical Sakamoto Yakuhin Kogyo Co Ltd
Priority to JP2017147776A priority Critical patent/JP6893146B2/ja
Publication of JP2019025427A publication Critical patent/JP2019025427A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6893146B2 publication Critical patent/JP6893146B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyethers (AREA)

Description

本発明は、水系分散剤、及びこの水系分散剤を含有する分散体に関する。
金属酸化物微粒子は、その特徴的な化学的性質、物理的性質から、顔料、紫外線・赤外線吸収剤、触媒、帯電防止剤、透明導電膜などの多種多様な材料に用いられている。例えば、金属酸化物微粒子として知られる酸化インジウムスズは、優れた導電性と赤外線吸収能を有することから、透明導電膜、導電性インク、帯電防止剤などの電子材料や熱線遮蔽用の塗料、フィルムなどに利用されている。酸化インジウムスズは、粒子径の小さいものほど導電性が高く、さらには透明性に優れることが知られ、ナノオーダーに微細化したものが使用される。
近年の技術の流れとして、金属酸化物微粒子を含有した分散体の水性化の動きがある。これは作業環境の問題及び地球環境の保全からくるVOC削減対策等により、金属酸化物微粒子を含有した分散体の分散媒体を有機溶剤系から水系に移行しようとするものである。しかし、金属酸化物微粒子を水に分散させた場合、有機溶媒系の分散体に比べて粒子の凝集や沈降が生じやすく、分散性や分散安定性が低下するといった問題が生じる。そのため、金属酸化物微粒子の分散性と分散安定性に優れた水分散体を提供する技術が強く要望されている。
一般に、金属酸化物微粒子の水に対する分散性を向上させるために、高分子分散剤を添加する方法が用いられる。高分子分散剤には、ポリカルボン酸系、ポリアクリル酸系、ポリビニルピロリドンなどが汎用される。例えば、2−ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとカルボン酸との共重合体の塩が高濃度のアルミナの水系分散剤として開示されている(特許文献1)。また、イミダゾリウムカチオンを有する高分子分散剤が金属酸化物のナノ分散体の水系分散剤として開示されている(特許文献2)。
また、製造工程の効率化から、高濃度の金属酸化物微粒子を分散させた分散体が求められている。しかし、金属酸化物微粒子を高濃度に配合した場合では、粒子間の距離が近くなるため、相互作用により凝集が生じやすいといった問題があった。したがって、高濃度の金属酸化物微粒子を水に対して微細に分散させることは極めて困難であった。
これに対して、酸化亜鉛と酸化アルミニウムの混合粉末に、ポリカルボン酸ナトリウム塩型の高分子分散剤とポリカルボン酸アンモニウム型のアニオン性高分子界面活性剤にノニオン性の界面活性剤を使用した例が開示されている(特許文献3)。さらに、セラミックス原料粉末の水系分散剤として、分子内にオキシアルキレン基を有するポリカルボン酸系共重合体を用いた水性スラリー組成物が開示されている(特許文献4)。これらの分散剤は、金属酸化物の分散に効果を示すものの、より微細な分散が求められる場合があった。
特開平09−299783号公報 特開2007−254245号公報 特開平09−235156号公報 特開2007−261911号公報
本発明は、金属酸化物微粒子を水に対して微細に分散させ、且つ経時的な粒子の沈降を抑制する水系分散剤、及び分散性と分散安定性に優れた金属酸化物微粒子の分散体を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明者が鋭意研究を重ねた結果、式(1)で表されるポリオキシアルキレン(ポリ)グリセリルエーテル二塩基酸エステルを金属酸化物微粒子の水系分散剤として配合することにより、本発明を完成するに至った。
Figure 0006893146
(式中EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオキサイドを表し、[(EO)/(PO)]はpモルのEOとqモルのPOがブロック付加、若しくはランダム付加してなるアルキレンオキサイドを表している。p、q、r、s、t、uは0〜150の整数、p+q+r+s+t+u=10〜150の整数であり、その構成比は、(p+r+t):(q+s+u)=10:90〜90:10である。nは、水酸基価から算出される(ポリ)グリセリンの平均重合度を示し、1〜20の整数である。R、R、Rは、それぞれ独立に水素原子、又は、炭素数4のジカルボン酸の残基である。但し、全てが水素原子であることはない。)
本発明の水系分散剤を配合することにより、粒子の再凝集や沈降を抑制することができ、金属酸化物微粒子の分散性と分散安定性に優れた分散体を提供することができる。
以下に本説明を実施するための形態をより詳細に説明するが、本発明の範囲はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を損なわない範囲で、変更等が加えられた形態も本発明に属する。なお、範囲を表す「〜」は、上限と下限を含むものである。
本発明で使用される(ポリ)グリセリンは、グリセリン、又は、水酸基価から算出される平均重合度が2〜20のポリグリセリンであり、グリセリン、又は、平均重合度が2〜10のポリグリセリンがより好ましい。ここで、平均重合度は、末端基分析法による水酸基価から算出されるポリグリセリンの平均重合度(n)である。詳しくは、次式(式2)、及び(式3)から平均重合度が算出される。
(式2)分子量=74n+18
(式3)水酸基価=56110(n+2)/分子量
上記(式3)中の水酸基価とは、ポリグリセリンに含まれる水酸基数の大小の指標となる数値であり、1gのポリグリセリンに含まれる遊離ヒドロキシル基をアセチル化するために必要な酢酸を中和するのに要する水酸化カリウムのミリグラム数をいう。水酸化カリウムのミリグラム数は、社団法人日本油化学会編集、「日本油化学会制定、基準油脂分析試験法、2013年版」に準じて算出される。
前記の水酸基価から算出される平均重合度が2〜20のポリグリセリンにおいては、一般的には、分子量分布を有する組成物が使用されるが、これらの異なる分子量分布を有するポリグリセリンを2種以上混合してもよく、ポリグリセリン混合物の水酸基価から算出される平均重合度が2〜20であれば、平均重合度が20を超えるポリグリセリンも使用できる。
本発明で使用されるポリオキシアルキレン(ポリ)グリセリルエーテルの原料であるポリグリセリンは、グリセリンの脱水縮合反応、グリシドール、エピクロルヒドリン、グリセリンハロヒドリン等のグリセリン類縁物質を用いての合成、あるいは合成グリセリンのグリセリン蒸留残分からの回収等によって得られる。
本発明で使用されるポリオキシアルキレン(ポリ)グリセリルエーテルは、グリセリン、又は、水酸基価から算出される平均重合度が2から20のポリグリセリンに対して、EO、及び、POを合計で10〜150モル付加されて成る。そのEO及びPOの構成比は、EO:PO=10:90〜90:10であり、EO、POはブロック付加されていてもランダム付加されていてもよい。ブロック付加されている場合は、EOとPOの付加の順序は任意である。アルキレンオキサイドの付加モル数が10〜150モルであり、且つ、構成比がEO:PO=10:90〜90:10のものでは、立体障害効果が向上するため、良好な分散性が得られる。
本発明で使用される炭素数4のジカルボン酸としては、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、及び、これらの無水物である。これらは、単独で使用しても良く、2種以上を併用しても良い。
本発明のポリオキシアルキレン(ポリ)グリセリルエーテル二塩基酸エステルは、酸価が20mgKOH/g以上、且つ、200mgKOH/g未満のものでは、金属酸化物微粒子の再凝集を抑制する効果が向上し、より良好な分散性が得られる。ここで、酸価とは、ポリオキシアルキレン(ポリ)グリセリルエーテル二塩基酸エステル1g中に含まれているカルボキシ基を中和するのに要する水酸化カリウムのミリグラム数をいう。水酸化カリウムのミリグラム数は、社団法人日本油化学会編集、「日本油化学会制定、基準油脂分析試験法、2013年版」に準じて測定し、次式(式4)を用いて算出される。
(式4)酸価=(5.611×A×F)/B
A:0.1モル/L水酸化カリウム標準液の使用量(mL)
F:0.1モル/L水酸化カリウム標準液のファクター
B:試料採取量(g)
本発明の金属酸化物微粒子の分散体は、ポリオキシアルキレン(ポリ)グリセリルエーテル二塩基酸エステル、金属酸化物微粒子及び水を含有する。ポリオキシアルキレン(ポリ)グリセリルエーテル二塩基酸エステルの含有量は、0.01重量%〜10重量%であることが好ましく、0.1重量%〜6.0重量%であることがさらに好ましい。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体は、液状又は固形状であっても良く、固形状である場合は、強い撹拌もしくは振とうによって液性が回復するものであれば良い。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体に含まれる金属酸化物微粒子は、特に限定されるものではないが、例えば、酸化インジウムスズ、酸化インジウム、酸化アンチモン、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化タングステン、酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化モリブデン、酸化バナジウム、酸化コバルト、酸化銅、酸化銀などが挙げられる。これらを単独で使用しても良く、2種以上を併用しても良い。金属酸化物微粒子としては、導電性、透明性、紫外線・赤外線吸収能の観点から、酸化インジウムスズ、酸化インジウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アンチモンが好ましい。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体に含まれる金属酸化物微粒子の一次粒径は、通常、100nm以下であることが好ましい。金属酸化物微粒子の一次粒径が100nm以下であると、透明導電膜に用いた場合に導電性や透明性に優れる。なお、一次粒径は、比表面積測定法などによって測定することが出来る。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体に含まれる金属酸化物微粒子は、体積基準で算出した粒度分布の累積50%径(D50径)が100nm以下であることが望ましく、好ましくは80nm以下、さらに好ましくは70nm以下である。なお、金属酸化物微粒子のD50径は動的光散乱法などの粒度分布測定装置によって測定することが出来る。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体における金属酸化物微粒子の含有量は、通常、0.1重量%〜60重量%であり、好ましくは1重量%〜50重量%である。金属酸化物微粒子の含有量が60重量%以下であると、金属酸化物微粒子と水とのぬれ性が向上し、分散性又は分散安定性に優れた分散体が得られる。また、金属酸化物微粒子の含有量が0.1重量%以上であると、透明導電膜に用いた場合に導電性が得られる。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体に含まれる水系分散剤と水との割合は、分散体に対する水系分散剤の溶解性の観点から、通常、重量比で1:3〜1:10000であり、好ましくは1:4〜1:1000である。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体には、その目的が損なわれない範囲で、他の分散剤、他の界面活性剤、pH調整剤、粘度調整剤、消泡剤などの各種添加剤やアルコールなどの水溶性の有機溶媒を配合させることが出来る。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体は、従来公知の調製方法に準じて調製することが出来る。例えば、本発明の水系分散剤を溶解した水溶液中に金属酸化物微粒子を添加した後、室温下にて撹拌、混合、分散する方法が挙げられる。例えば、分散機には、ロッキングミル、ペイントシェーカー、ボールミル、ビーズミル、ロールミル、サンドミル、ジェットミル、ホモジナイザー、自転公転型ミキサー、超音波分散機などが挙げられるが、これらの分散方法に限定されるものではない。また、必要に応じてジルコニアビーズ、アルミナビーズなどのビーズを使用してもよい。
本発明の金属酸化物微粒子の分散体は、分散性と分散安定性に優れることから、透明導電膜、導電性インク、帯電防止剤などの電子材料や熱線遮蔽用の塗料やインクなどの用途に利用できる。
次に、本発明を実施例及び比較例により詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。以下、本発明の実施例及び比較例を示す。
(水系分散剤(A、B)の合成)
EO付加モル数が25、PO付加モル数が25のポリオキシアルキレンジグリセリルエーテルを52.4gと、マレイン酸無水物を7.6g反応容器に入れ、酢酸ナトリウムを添加し、窒素気流下にて70℃から85℃に段階的に昇温して反応させ、酸価が72mgKOH/gであるポリオキシアルキレンジグリセリルエーテルマレイン酸エステル(水系分散剤A)を得た。以下同様に、二塩基酸の種類をコハク酸に変え、水系分散剤Bを製造した。各々の水系分散剤を表1に示す。
Figure 0006893146
(実施例1)
50mLポリ容器に水系分散剤Aを0.3g及びイオン交換水を11.7g加えて溶解した後、酸化インジウムスズ粉末(E−ITO、一次粒径50nm、三菱マテリアル電子化成株式会社製)を3.0gとジルコニアビーズ(φ1mm)を30.0g加えた。これをロッキングミル(RM−05、株式会社セイワ技研製)を用いて、600rpmで15時間分散した後、ろ過によりジルコニアビーズを除去し、酸化インジウムスズの分散体を得た。さらに、得られた分散体を酸化インジウムスズの濃度が2重量%となるようイオン交換水を用いて希釈し、評価用試料を調製した。
(実施例2)
実施例2では、水系分散剤の種類、及び配合量を変えた以外は、実施例1と同様の方法で分散体及び評価用試料を調製した。
(比較例1及び2)
比較例1及び2では、ポリオキシアルキレン(ポリ)グリセリルエーテル二塩基酸エステルの代わりに、水系分散剤としてポリカルボン酸系高分子分散剤(イソブチレンと無水マレイン酸の共重合体)、及びポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートを用いた以外は、実施例1と同様の方法で分散体及び評価用試料を調製した。
(粒子径の測定)
評価用試料をディスポセルに入れ、測定温度を25℃とし、動的光散乱法を用いた粒度分布測定装置(ゼータサイザー ナノZS、株式会社マルバーン製)を用いて粒度分布を測定した。測定は各3回行い、体積基準で算出した粒度分布の累積50%径(D50径)の平均値を用いて、粒子径を比較した。結果を表2に示した。
(分散安定性の評価)
評価用試料を測定用のサンプル管に5g入れて密栓し、タービスキャン(MA2000、英弘精機株式会社製)を用いて、室温にて24時間静置した後のサンプル管上部の透過率を測定した。なお、金属酸化物微粒子の沈降が経時的に生じた場合、サンプル管上部の最大透過率が上昇することから、最大透過率の低いものほど分散安定性が高いと判断し、下記の基準にて評価した。結果を表2に示した。
◎:最大透過率2.0%未満
○:最大透過率2.0%以上5.0%未満
△:最大透過率5.0%以上8.0%未満
×:最大透過率8.0%以上
Figure 0006893146
※1:E−ITO(一次粒径50nm、三菱マテリアル電子化成(株)製)
実施例1及び2ではD50径が70nm以下となり、比較例1及び2に比べて微細に分散し、金属酸化物微粒子の分散効果に優れた。また、最大透過率が2.0%未満であることから、経時的な粒子の沈降を抑制し、分散性と分散安定性に優れた分散体が得られることが明らかとなった。これらのことから、特定のポリオキシアルキレン(ポリ)グリセリルエーテル二塩基酸エステルを水系分散剤として用いた金属酸化物微粒子の分散体は、金属酸化物微粒子の分散性と分散安定性に優れるものであった。

Claims (7)

  1. 式(1)で表され、ポリオキシアルキレン(ポリ)グリセリルエーテル二塩基酸エステルであることを特徴とする金属酸化物粒子の水系分散剤。
    Figure 0006893146
    (式中EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオキサイドを表し、[(EO)/(PO)]はpモルのEOとqモルのPOがブロック付加、若しくはランダム付加してなるアルキレンオキサイドを表している。p、q、r、s、t、uは0〜150の整数、p+q+r+s+t+u=10〜150の整数であり、その構成比は、(p+r+t):(q+s+u)=10:90〜90:10である。nは、水酸基価から算出される(ポリ)グリセリンの平均重合度を示し、1〜20の整数である。R、R、Rは、それぞれ独立に水素原子、又は、炭素数4のジカルボン酸の残基である。但し、全てが水素原子であることはない。)
  2. 前記ポリオキシアルキレン(ポリ)グリセリルエーテル二塩基酸エステルの酸価が20mgKOH/g以上、且つ、200mgKOH/g未満であることを特徴とする請求項1に記載の金属酸化物微粒子の水系分散剤。
  3. 請求項1から2の何れかに記載の水系分散剤、金属酸化物微粒子、及び、水を含有することを特徴とする金属酸化物微粒子の水系分散体。
  4. 水系分散剤の配合量が0.01重量%から10重量%であることを特徴とする請求項3に記載の金属酸化物微粒子の分散体。
  5. 金属酸化物微粒子の配合量が0.1重量%から60重量%であることを特徴とする請求項3から4の何れかに記載の金属酸化物微粒子の分散体。
  6. 金属酸化物微粒子が、酸化インジウムスズ(ITO)であることを特徴する請求項3から5の何れかに記載の金属酸化物微粒子の分散体。
  7. 請求項3から6の何れかに記載の分散体を含有することを特徴とする塗料、又は、インク。
JP2017147776A 2017-07-31 2017-07-31 金属酸化物微粒子の水系分散剤、及びそれを含有する分散体 Active JP6893146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017147776A JP6893146B2 (ja) 2017-07-31 2017-07-31 金属酸化物微粒子の水系分散剤、及びそれを含有する分散体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017147776A JP6893146B2 (ja) 2017-07-31 2017-07-31 金属酸化物微粒子の水系分散剤、及びそれを含有する分散体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019025427A JP2019025427A (ja) 2019-02-21
JP6893146B2 true JP6893146B2 (ja) 2021-06-23

Family

ID=65477119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017147776A Active JP6893146B2 (ja) 2017-07-31 2017-07-31 金属酸化物微粒子の水系分散剤、及びそれを含有する分散体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6893146B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1225093A (en) * 1983-06-29 1987-08-04 Glenn A. Taylor Connected block branched polypropylene glycols
US5180425A (en) * 1991-11-05 1993-01-19 E. I. Du Pont De Nemours And Company Aqueous ink jet inks containing polyol/alkylene oxide condensates as cosolvents
JP3435209B2 (ja) * 1994-03-29 2003-08-11 三菱重工業株式会社 親水化処理組成物、親水化処理方法及び親水化処理熱交換器フィン
JP3933245B2 (ja) * 1997-04-21 2007-06-20 三井化学株式会社 ポリマー分散ポリオール、ポリウレタン樹脂およびポリウレタンフォームの製造方法
JP4201233B2 (ja) * 1998-10-20 2008-12-24 三井化学株式会社 ポリオキシアルキレンポリオール及びその誘導体の製造方法
DE102013101701A1 (de) * 2013-02-20 2014-08-21 Sasol Olefins & Surfactants Gmbh Fließfähige Dispersion enthaltend partikuläre Metalloxide, Metalloxidhydrate und/oder Metallhydroxide, ein Dispergiermittel und ein organisches Dispersionsmedium

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019025427A (ja) 2019-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6046330B2 (ja) 分散剤組成物を含有するコーティング組成物
EP1771518B1 (en) Dispersion containing titanium dioxide
JP6258585B2 (ja) 水性組成物に添加する無機物質の自己分散特性改良剤としてのグリセロールの使用
JP6604475B2 (ja) 非水系分散剤および非水系分散体組成物
JP6876453B2 (ja) 金属酸化物微粒子の水系分散剤、及びそれを含有する分散体
JP5727215B2 (ja) 分散剤および分散体組成物
JP6893146B2 (ja) 金属酸化物微粒子の水系分散剤、及びそれを含有する分散体
WO2019146783A1 (ja) 二酸化チタン水性分散体及びその製造方法
WO2011148521A1 (ja) 分散体組成物
JP6277719B2 (ja) 非水系分散剤、および非水系分散体組成物
JP2017170386A (ja) 金属酸化物微粒子の水系分散剤、及びそれを含有する分散体
JP5936106B2 (ja) 金属酸化物半導体粒子分散体組成物および半導体の製造方法
JP5514489B2 (ja) 分散剤
JP6186821B2 (ja) 水系分散剤、および水系分散体組成物
JP6844982B2 (ja) 分散剤
WO2011148660A1 (ja) 分散剤および分散体組成物
JP2022115766A (ja) 紫外線吸収剤水性組成物
JP2022001635A (ja) 金属酸化物微粒子の分散剤、及びそれを含有する分散体
JPH0268127A (ja) 微粉末の非水系分散安定剤
JP5745762B2 (ja) インクジェット記録用水分散体の製造方法
JP2024089847A (ja) ポリアミン化合物、このポリアミン化合物からなる粉体用分散剤、およびこの粉体用分散剤を含有する分散体組成物
JP2023059064A (ja) 顔料分散剤および顔料分散体
JP6683600B2 (ja) 顔料分散樹脂組成物
JP2011202063A (ja) 水系顔料分散剤及びこれを含有する水性顔料分散体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210518

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6893146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250