JP2017169043A - 画像処理装置、画像処理システム及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーが所望するスキャンパラメータや格納先での画像の読み取りの実行と格納先の指定と印刷先の指定を、そのユーザー以外の他者ができるようにした画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置の受付手段は、画像読取処理に対応する処理識別子を受け付け、取得手段は、前記処理識別子に対応する処理情報を取得し、画像読取手段は、前記処理情報に基づいて画像読み取りを実行し、送信手段は、読み取った画像を前記処理情報に基づいた格納先に送信し、指示手段は、前記処理情報内の依頼者の識別情報に基づいて、前記画像に対して印刷指示を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システム及び画像処理プログラムに関する。
特許文献1には、外部機器からスキャン指示を受け付けリモートモードで動作中において、原稿が載置されるまでは、動作モードをローカルモードに切り換えるための割り込み指示を受け付け可能にし得る画像入出力システムを提供することを課題とし、画像入出力装置は、原稿載置の有無を検出する原稿検出部と、上位装置からスキャナ要求を受信後、入力部からスキャナ要求が指示された場合において、検出結果が原稿ありであると割り込み不可と判定し、検出結果が原稿無しであると割り込み可能と判定する割り込み可否判定部と、割り込み可能と判定された場合、その後検出部が原稿ありを検出し、かつ入力部から原稿読み取り開始が指示されると、スキャナ部が原稿読み取りを行う制御部とを備え、割り込み不可と判定された場合、通信部は上位装置に対し読取準備完了の通知を送信し、上位装置はその通知を受けると、ドライバはスキャナ部が原稿読み取りを行うことが開示されている。
特許文献2には、ネットワークスキャナ装置の遠隔操作機能や各種送信機能を実現することができる一方、画像情報の情報漏洩対策などセキュリティを維持することができる画像情報管理システム、及び、ネットワークスキャナ装置を提供することを課題とし、少なくとも認証サーバー装置にネットワークを介して接続され、少なくともキーボードとディスプレイと制御部と記憶部とを備えたスキャナ装置であって、当該スキャナ装置本体の上方を覆うようにキーボードとディスプレイを配置し、利用者から利用者IDとパスワードが入力された場合に、認証サーバー装置に送信して、ユーザー認証を依頼し、ユーザー認証の結果が正常である場合に、原稿から画像情報を読込むよう制御し、記憶部に格納することが開示されている。
特許文献3には、操作者による印刷装置の選択操作を簡略化し、更に、選択した印刷装置による印刷処理を中断することなく完了させることが可能なリモートコピーシステムを提供することを課題とし、先読み動作可能なMFPを含むリモートコピーシステムであって、印刷装置の印刷能力を判定する判定手段と、先読み動作により得られた原稿の属性によって決定される印刷処理内容が、前記判定手段により実行可能であると判定された画像形成装置を、画像データを送信して印刷させる画像形成装置の候補とする候補作成手段と、候補作成手段が作成した画像形成装置の候補を表示し、操作者に画像形成装置を選択させ、選択させた画像形成装置を、印刷条件の設定が完了した後に画像データを送信して印刷させる画像形成装置とする指示手段とを備えることが開示されている。
特開2011−041129号公報 特開2008−263557号公報 特開2007−074370号公報
ユーザーが、遠隔地にいる他者にスキャン操作を実行してもらう場合、ユーザー所望の設定でスキャン操作を実行させることは困難だった。
通常、ネットワークを介した環境でスキャンを実行する場合、スキャンの実行者に対して解像度、画像フォーマット、カラー/モノクロなどのスキャンパラメータの指定やスキャンした画像データの格納先と印刷先を指定するといった作業が必要である。しかし、スキャンの実行者の情報機器に対するスキルが低い場合、その指定作業そのものが困難な場合がある。
本発明は、ユーザーが所望するスキャンパラメータや格納先での画像の読み取りの実行と格納先の指定と印刷先の指定を、そのユーザー以外の他者ができるようにした画像処理装置、画像処理システム及び画像処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、画像読取処理に対応する処理識別子を受け付ける受付手段と、前記処理識別子に対応する処理情報を取得する取得手段と、前記処理情報に基づいて画像読み取りを実行する画像読取手段と、読み取った画像を前記処理情報に基づいた格納先に送信する送信手段と、前記処理情報内の依頼者の識別情報に基づいて、前記画像に対して印刷指示を行う指示手段を有する画像処理装置である。
請求項2の発明は、前記送信手段は、読み取った画像を送信する前に格納先の情報を表示し、確認の操作を受け付けた後に該格納先に送信する、請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3の発明は、前記画像読取手段は、処理識別子を受け付けた場合に、該処理識別子に対応した処理情報の依頼者を表示し、確認の操作を受け付けた後に該処理情報に基づいた画像読み取りを実行する、請求項1又は2に記載の画像処理装置である。
請求項4の発明は、画像読取処理に対応する処理識別子を受け付ける受付手段と、前記処理識別子に対応する処理情報を取得する取得手段と、前記処理情報に基づいて画像読み取りを実行する画像読取手段と、読み取った画像を前記処理情報に基づいた格納先である情報処理装置に送信する送信手段と、前記処理情報内の依頼者のログイン情報で前記情報処理装置にログインし、前記画像に対して印刷指示を行う指示手段を具備する画像処理装置と、前記画像処理装置からの画像を記憶する記憶手段と、前記画像処理装置から印刷指示を受信した場合は、前記記憶手段内の画像を、前記処理情報内の印刷先で印刷可能となるように制御する印刷制御手段を具備する情報処理装置を有する画像処理システムである。
請求項5の発明は、コンピュータを、画像読取処理に対応する処理識別子を受け付ける受付手段と、前記処理識別子に対応する処理情報を取得する取得手段と、前記処理情報に基づいて画像読み取りを実行する画像読取手段と、読み取った画像を前記処理情報に基づいた格納先に送信する送信手段と、前記処理情報内の依頼者の識別情報に基づいて、前記画像に対して印刷指示を行う指示手段として機能させるための画像処理プログラムである。
請求項1の画像処理装置によれば、ユーザーが所望するスキャンパラメータや格納先での画像の読み取りの実行と格納先の指定と印刷先の指定を、そのユーザー以外の他者ができるようになる。
請求項2の画像処理装置によれば、画像の読み取りの実行者が格納先を確認した後に、画像を格納先に送信することができる。
請求項3の画像処理装置によれば、処理識別子を受け付けた場合に、その処理識別子に対応した処理情報の依頼者を表示し、確認の操作を受け付けた後にその処理情報に基づいた画像読み取りを実行することができる。
請求項4の画像処理システムによれば、ユーザーが所望するスキャンパラメータや格納先での画像の読み取りの実行と格納先の指定と印刷先の指定を、そのユーザー以外の他者ができるようになる。
請求項5の画像処理プログラムによれば、ユーザーが所望するスキャンパラメータや格納先での画像の読み取りの実行と格納先の指定と印刷先の指定を、そのユーザー以外の他者ができるようになる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例(1)を示す説明図である。 クラウドアカウントが共有する入出力先情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 デバイスX上の登録情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 指示情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 キューテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例(2)を示す説明図である。 デバイスX上の登録情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 指示情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例(3)を示す説明図である。 指示情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例(4)を示す説明図である。 指示情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に1対1に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(1対1対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である画像処理装置100は、スキャン依頼者の設定にしたがって、スキャン実施者が画像の読み取りを行うようにするものであって、図1の例に示すように、画像読取モジュール110、スキャン指示実行モジュール120、通信モジュール180を有している。具体的には、スキャン依頼者がスキャンパラメータ、画像の格納先、画像の印刷先を指定して、スキャン実施者がスキャン指示した画像をネットワークを介して転送するものである。なお、スキャン実施者はスキャン依頼者とは異なる者である。
画像読取モジュール110は、スキャン指示実行モジュール120に接続されており、画像処理装置100にセットされた文書の画像を読み取る。いわゆるスキャナである。画像は、スキャンパラメータの設定によって読み取られる。読み取る画像は、1枚であってもよいし、複数枚であってもよい。また、画像の内容は、限定するものではないが、一般的には、スキャン依頼者がスキャン実施者に指示した文書、又は、スキャン実施者がスキャン依頼者に送信したい文書である。例えば、ビジネスに用いられる文書、家系図等であってもよい。
スキャン指示実行モジュール120は、受付モジュール130、取得モジュール140、設定モジュール150、送信モジュール160、通知モジュール170を有しており、画像読取モジュール110、通信モジュール180に接続されている。
受付モジュール130は、画像読取処理に対応する処理識別子(PINコードともいわれる、以下、識別子ともいう)を受け付ける。例えば、画像処理装置100に備え付けられたユーザーインタフェース装置(具体的には、タッチパネル、マウス、キーボード、マイク、カメラ等)に対して、スキャン実施者が行う操作(具体的には、タッチパネル上での操作、キー入力、音声、視線、ジェスチャ等)によって、処理識別子を受け付ける。ここでの処理識別子は、文字(数字、英字、カタカナ、ひらがな、漢字等)によって構成されている。その文字そのものをキー入力等してもよいが、その文字を読み取り可能にした情報画像の読み取りであってもよい。なお、情報画像とは、機械可読な態様で電子データを表すために体系的に作られた画像コードをいい、具体的には、1次元バーコード、2次元コード等がある。2次元コードとして、QRコード(Quick Response code:登録商標)であってもよい。
なお、処理識別子は、事前にスキャン依頼者がスキャン実施者に連絡しておく。連絡方法としては、例えば、口頭(一般的には、スキャン実施者は遠方にいるので電話)であってもよいし、手紙であってもよいし、電子メール等で伝えてもよい。また、処理識別子を含んだ情報画像である場合は、その情報画像を印刷した書面を渡してもよいし、電子メール等で送信してもよい。スキャン実施者は、画像処理装置100のカメラ(バーコードリーダー)に、情報画像を読み取らせることになる。
取得モジュール140は、受付モジュール130によって受け付けられた処理識別子に対応する処理情報(以下、スキャン指示情報ともいう)を取得する。ここで処理情報には、スキャンパラメータと画像の格納先と画像の印刷先と依頼者のログイン情報が少なくとも含まれている。
また、取得モジュール140は、処理識別子に対応する処理情報をサーバーから取得するようにしてもよい。サーバーとして、例えば、図2を用いて後述するクラウドサーバー250等が該当する。サーバーに処理識別子を送信し、サーバーが処理識別子に対応する処理情報を送信するので、それを受信すればよい。
また、取得モジュール140は、1つの処理識別子に対応する処理情報が複数ある場合は、その旨のエラーメッセージを表示してもよい。つまり、スキャン依頼者等が作成した処理識別子に同じものがあった場合である。
また、取得モジュール140は、取得した処理情報に、画像読取モジュール110に対応するスキャンパラメータとして不足したものがあった場合は、操作者の操作によってその不足しているスキャンパラメータを受け付けるようにしてもよい。
また、取得モジュール140は、取得した処理情報に、画像読取モジュール110に対応するスキャンパラメータとして不足したものがあった場合は、処理情報を作成した者(前述のスキャン依頼者)に対して、その旨を電子メール等を用いて通知してもよい。そして、その返信メールに含まれるスキャンパラメータで、不足しているスキャンパラメータを補充してもよい。
設定モジュール150は、取得モジュール140によって取得された処理情報内のスキャンパラメータを、画像読取モジュール110に設定する。ここでスキャンパラメータとして、例えば、スキャンサイズ、カラー又はモノクロの指定、解像度、文書タイプ等がある。
画像読取モジュール110は、設定モジュール150によってスキャンパラメータが設定された後に、画像読み取りを実行する。つまり、画像読取モジュール110は、取得モジュール140によって取得された処理情報に基づいて画像読み取りを実行する。
また、画像読取モジュール110は、処理識別子を受け付けた場合に、その処理識別子に対応した処理情報のスキャン依頼者を表示し、確認の操作を受け付けた後にその処理情報に基づいた画像読み取りを実行するようにしてもよい。つまり、通知モジュール170が確認の操作を受け付けた場合に、画像読み取りを行うことになる。
また、設定モジュール150は、処理情報に有効期限が付加されている場合は、現在が有効期限内であるか否かを判断して、有効期限内でない場合は、処理情報内のスキャンパラメータは設定しないようにしてもよい。そして、その旨のエラーメッセージを表示して、スキャンを行えないようしてもよい。
また、設定モジュール150は、処理情報に暗証符号が付されている場合は、スキャン実施者の操作による暗証符号を受け付けるようにしてもよい。そして、処理情報内の暗証符号と暗証符号とが合致するか否かを判断し、合致する場合にスキャンパラメータを画像読取モジュール110に設定し、合致しない場合はスキャンパラメータは設定せずに、スキャンを行えないようしてもよい。
送信モジュール160は、画像読取モジュール110が読み取った画像を処理情報に基づいた格納先に送信する。
そして、送信モジュール160は、処理情報内の依頼者の識別情報に基づいて、画像に対して印刷指示を行う。例えば、処理情報内の依頼者のログイン情報で格納先にログインし、画像に対して印刷指示を行う。
また、送信モジュール160は、画像読取モジュール110が読み取った画像を送信する前に格納先の情報を表示し、確認の操作を受け付けた後にその格納先に送信するようにしてもよい。つまり、通知モジュール170が確認の操作を受け付けた場合に、送信することになる。
また、送信モジュール160は、処理情報に含まれるスキャンパラメータが画像読み取りにおいて適切でない場合、その旨を、サーバーに送信するようにしてもよい。
通知モジュール170は、画像読取モジュール110が読み取った画像を送信する前に格納先の情報を表示し、確認の操作を受け付ける。スキャン実行者は、格納先を確認することができる。「確認の操作」とは、画像を格納先に送信することを許可することを意味する操作であり、例えば、画像処理装置100の液晶ディスプレイ等の表示装置にある「OK」ボタンの押下等が該当する。また、もちろんのことながら、不許可の場合は、送信モジュール160はその画像を送信しない。
また、通知モジュール170は、受付モジュール130が処理識別子を受け付けた場合に、その処理識別子に対応した処理情報のスキャン依頼者を表示装置に表示し、確認の操作を受け付けるようにしてもよい。スキャン実行者は、スキャン依頼者を確認することができる。
通信モジュール180は、スキャン指示実行モジュール120に接続されており、外部との通信を行う。ここでの外部として、少なくとも前述のサーバー(クラウドサーバー250)を含み、スキャン依頼者が利用している画像処理装置(印刷機能付)200等を含めてもよい。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
画像処理装置100、画像処理装置(印刷機能付)200、クラウドサーバー250は、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。なお、画像処理装置100は、スキャナ、プリンタ、複合機(少なくともスキャナを有しており、その他に、プリンタ、複写機、ファックス等の機能を有している画像処理装置)、デジタルカメラ等である。また、画像処理装置(印刷機能付)200は、印刷機能を有しており、プリンタ、複合機(少なくともプリンタを有しており、その他に、スキャナ、複写機、ファックス等の機能を有している画像処理装置)等である。
クラウドサーバー250は、画像処理装置100と画像処理装置(印刷機能付)200との通知を行う通信手段を有している。例えば、その通信手段は、画像処理装置(印刷機能付)200から処理識別子と処理情報を受信し、画像処理装置100から処理識別子を受信し、その処理識別子に対応する処理情報を画像処理装置100に送信し、画像処理装置100からその画像処理装置100が読み取ったスキャン画像を受信し、画像処理装置100からログイン情報を受信し、スキャン画像の印刷指示を受信する。そして、処理識別子と処理情報をキューとして記憶し、画像処理装置100からのスキャン画像を記憶する記憶手段を有している。また、画像処理装置100からログイン情報を受信した場合は、ログイン処理を行う。また、印刷指示を受信した場合は、記憶手段内のスキャン画像を、処理情報内の印刷先で印刷可能となるように制御する。
処理情報は、画像処理装置(印刷機能付)200からクラウドサーバー250に格納され、画像処理装置100がクラウドサーバー250から取得する。そして、画像処理装置100が読み取ったスキャン画像をクラウドサーバー250(処理情報内の格納先)に送信し、クラウドサーバー250がそのスキャン画像を記憶し、画像処理装置(印刷機能付)200にそのスキャン画像を送信する。そして、画像処理装置100は、依頼者のログイン情報でクラウドサーバー250にログインし、スキャン画像に対して印刷指示を行う。
図3は、本実施の形態による処理例(1)を示す説明図である。図2(a)に示した例における処理例を示すものである。デバイスX310とデバイスA300が1対1の対応関係にある場合の例である。
従来の技術(本実施の形態を用いない技術)では、ユーザー(ユーザーX312に相当)が遠隔地にある文書のスキャン画像(デジタルデータ)を取得したい場合、その文書を遠隔地の所有者(ユーザーA302に相当)にスキャンしてもらい、クラウドサービス(クラウドサービス360に相当)にアップロードしてもらうなどして取得していた。
しかし、その遠隔地にいる所有者がデジタル機器に不慣れだった場合、(a)実際にその遠隔地まで行き自分自身(依頼者)で文書をスキャンしてデジタルデータに変換してクラウドサーバーに格納する、(b)文書を依頼者宛てに郵送してもらい、スキャン画像に変換した後に返送する、(c)他のデジタル機器に慣れた人に依頼する、などしており、多大な労力を要していた。また、デジタル機器に慣れた人に依頼する場合においても、依頼者が希望するスキャンパラメータ(解像度、画像フォーマット、カラー/モノクロ等)やスキャン画像の格納先を伝え、その操作を依頼先であるスキャン実施者にしてもらう必要があるため、そのスキャン実施者の負荷は大きなものとなっていた。さらに、スキャン画像をスキャン依頼者側のプリンタで印刷することの指定を、スキャン実施者側で行うことは困難である。
図3の例に示す本実施の形態では、デバイスX310はスキャン依頼者であるユーザーX312によって利用され、デバイスA300はスキャン実施者であるユーザーA302によって利用される。例えば、ユーザーX312とユーザーA302は互いに遠隔地(山口と佐渡ヶ島)にいる。なお、必ずしも両者は遠隔地にいる必要はなく、ユーザーX312がユーザーA302にスキャンの実施を依頼するのであればよい。画像処理装置100に該当するデバイスA300とクラウドサーバー250に該当するクラウドサービス360と画像処理装置(印刷機能付)200に該当するデバイスX310は、通信回線を介して接続されている。
ユーザーX312のアカウント情報(ログイン情報)は、予めデバイスA300、デバイスX310で共有しておく。例えば、クラウドアカウントが共有する入出力先情報テーブル400にしたがって、各デバイスA300、デバイスX310で、クラウドサービス360におけるユーザーX312のアカウントの共有が行われる。図4は、クラウドアカウントが共有する入出力先情報テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。クラウドアカウントが共有する入出力先情報テーブル400は、No欄410、クラウドアカウント欄420、共有入出力装置欄430、備考欄440を有している。No欄410は、番号(ナンバー、No)を記憶している。クラウドアカウント欄420は、クラウドアカウントを記憶している。共有入出力装置欄430は、共有入出力装置を記憶している。備考欄440は、備考を記憶している。備考欄440は、不要としてもよい。なお、図10、図15、図19の例に示すデバイスにおいても、同様にアカウントの共有が行われている。
ステップS302では、デバイスX310は、ユーザーX312の操作にしたがって、識別子、スキャン印刷指示(処理情報に該当)を受け付ける。スキャン印刷指示として、例えば、指示情報テーブル600がある。図6は、指示情報テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。指示情報テーブル600は、識別子欄610、スキャン指示情報欄620、スキャン実行先欄640、クラウド情報欄650を有している。スキャン指示情報欄620は、スキャンサイズ欄622、カラー/モノクロ欄624、解像度欄626、文書タイプ欄628、実行指示タイプ欄630、印刷先欄632を有している。クラウド情報欄650は、スキャン依頼者クラウドアカウント欄652、スキャン画像格納先欄654を有している。識別子欄610は、識別子を記憶している。識別子は、以下の情報(スキャン指示情報欄620、スキャン実行先欄640、クラウド情報欄650)と対応付けられている。なお、この識別子は、スキャン依頼者であるユーザーX312が作成したものであってもよいし、デバイスX310が自動的に生成したものであってもよい。なお、デバイスX310がユニークな識別子を生成する処理として、例えば、タイムスタンプ、デバイスX310に割り当てられた固有の識別子、デバイスX310の通信モジュールに割り当てられた固有の識別子等から既知のアルゴリズムに基づいて生成すればよい。そして、その識別子をスキャン依頼者であるユーザーX312に提示(テキストとして提示してもよいし、前述したように、2次元コード等のような情報画像として提示してもよい)し、その識別子を使用するよう(スキャン実施者(ここではユーザーA302)に伝達するよう)指示してもよい。識別子欄610の内容として、例えば、「1234567890」等がある。スキャン指示情報欄620は、スキャン指示情報を記憶している。スキャンサイズ欄622は、スキャンサイズを記憶している。スキャンサイズ欄622の内容として、例えば、「A4」があり、他に「A3」等がある。カラー/モノクロ欄624は、カラーであるかモノクロ等であるかを示す情報を記憶している。カラー/モノクロ欄624の内容として、例えば、「カラー」があり、他に「モノクロ(2値画像)」、「グレイ画像」等がある。解像度欄626は、解像度を記憶している。解像度欄526の内容として、例えば、「300dpi」があり、他に「400dpi」等がある。文書タイプ欄628は、文書タイプを記憶している。文書タイプ欄628の内容として、例えば、「tiff」があり、他に「jpg」等がある。実行指示タイプ欄630は、実行指示タイプを記憶している。この指示情報テーブル600が示している処理内容であり、スキャン画像の記憶だけである「アップロード」処理とそのアップロードされたスキャン画像の「印刷」処理がある。印刷先欄632は、印刷先を記憶している。印刷先欄632の内容は、印刷先であるプリンタの識別子(名称を含む)であり、例えば、デバイスX310を示す「device−x−yamaguchi−mf」等がある。スキャン実行先欄640は、スキャン実行先を記憶している。スキャン実行先欄640の内容は、スキャナ識別子(名称を含む)であり、例えば、「device−a−sado−mf」等がある。クラウド情報欄650は、クラウド情報を記憶している。具体的には、クラウドサービス360にログインするための情報(ログイン情報)とスキャン画像の格納先を記憶している。スキャン依頼者クラウドアカウント欄652は、スキャン依頼者クラウドアカウントを記憶している。スキャン依頼者クラウドアカウント欄652の内容は、例えば、ユーザー名(「yamaguchi@local.net」)、パスワード(「password」)等がある。また、OAuth等を用いた場合に、必要な情報であってもよい。スキャン画像格納先欄654は、スキャン画像格納先を記憶している。スキャン画像格納先欄654の内容は、スキャン画像のアップロード先の識別子であり、例えば、クラウドサービス360内の格納場所であるスキャンデータ記憶モジュール366を示す「cloud://local.net/yamaguchi/scandata/」等のURL(Uniform Resource Locator)がある。
また、ステップS302では、デバイスX310は、識別子とユーザーX312のクラウドサービス360におけるアカウント情報等を対応付けて記憶する。例えば、デバイスX上の登録情報テーブル500を記憶する。図5は、デバイスX上の登録情報テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。デバイスX上の登録情報テーブル500は、No欄510、識別子欄520、クラウドアカウント情報欄530、出力結果欄540を有している。No欄510は、番号(ナンバー、No)を記憶している。識別子欄520は、ステップS302で作成した識別子(指示情報テーブル600の識別子欄610に対応)を記憶している。クラウドアカウント情報欄530は、クラウドサービス360におけるアカウント情報を記憶している。出力結果欄540は、その識別子に対応する指示情報テーブル600(具体的には、印刷先欄632のプリンタ)における出力結果の状況(例えば、「印刷完了」、「未了」等がある)を記憶している。
また、ステップS302では、デバイスX310以外の印刷先デバイス(指示情報テーブル600の印刷先欄632の内容)を指定するために、ネットワーク内を検索して、リスト表示から選択させる手段を設けてもよい。この場合、印刷先デバイスとユーザーX312のクラウドサービス360におけるアカウント情報は、共有済みであることを条件としてもよい。
また、ステップS302では、ユーザーX312のクラウドサービス360におけるアカウントに登録済みの印刷先デバイスの一覧をクラウドサービス360から取得して、リスト表示から選択させる手段を設けてもよい。
Aキュー記憶モジュール362に記憶された指示情報テーブル600がクラウドサービス360の仕様によりタイムアウトによって破棄(削除)された場合は、指示情報テーブル600によるスキャン処理はできなくなる。そのためデバイスX310は、定期的にAキュー記憶モジュール362内、Xキュー記憶モジュール364内を監視し、指示情報テーブル600が破棄されたか否かを確認する。Aキュー記憶モジュール362、Xキュー記憶モジュール364にも識別子に対応する指示情報テーブル600がなければ、次にユーザーX312が識別子を入力した際に、そのスキャン指示がキャンセルされたことを提示する手段を設けてもよい。
ステップS304では、デバイスX310は、クラウドサービス360に識別子とスキャン印刷指示(指示情報テーブル600)を送信する。クラウドサービス360では、指示情報テーブル600をAキュー記憶モジュール362に記憶させる。
ステップS306では、ユーザーX312は、ユーザーA302に識別子を通知する。例えば、電話等での連絡でもよい。
ステップS304の処理とステップS306の処理は、いずれを先に行ってもよい。
ステップS308では、デバイスA300は、ユーザーA302の操作にしたがって、識別子を受け付ける。そして、原稿がセットされる。
ステップS310では、デバイスA300は、クラウドサービス360から識別子に対応付いた指示情報テーブル600(スキャン指示情報、ユーザーX312のアカウント情報等)を取得する。例えば、デバイスA300は、クラウドサービス360のAキュー記憶モジュール362内を検索し、識別子に対応付けられた指示情報テーブル600を取得する。Aキュー記憶モジュール362は、例えば、キューテーブル700を記憶している。図7は、キューテーブル700のデータ構造例を示す説明図である。キューテーブル700は、No欄710、キュー種類欄720、内容詳細欄730を有している。No欄710は、番号(ナンバー、No)を記憶している。キュー種類欄720は、キューの種類(具体的には、指示情報テーブル600の実行指示タイプ欄630内の内容)を記憶している。内容詳細欄730は、そのキューの内容(具体的には、指示情報テーブル600)を記憶している。
ステップS312では、デバイスA300は、原稿を読み取り、スキャン画像をクラウドサービス360にアップロードする。クラウドサービス360は、スキャン画像をスキャンデータ記憶モジュール366に記憶する。
ステップS314では、デバイスA300は、クラウドサービス360に対して、ユーザーX312のアカウントでスキャン画像をクラウド印刷するよう指示する。デバイスA300は、指示情報テーブル600(具体的には、スキャン依頼者クラウドアカウント欄652)のユーザーX312のアカウント情報を利用して、ユーザーX312としてクラウドサービス360にログインし、スキャン画像(クラウドサービス360のスキャンデータ記憶モジュール366にアップロードしたスキャン画像)を、デバイスX310に対してクラウド印刷指示し、処理を終了する。このクラウド印刷指示は、Xキュー記憶モジュール364に記憶される。
ステップS316では、デバイスX310は、クラウドサービス360からクラウド印刷指示を取得する。
具体的には、デバイスX310は、Xキュー記憶モジュール364からクラウド印刷指示を取得し、指示されたスキャンデータ記憶モジュール366からスキャン画像を取得し、印刷する。
なお、デバイスX310がXキュー記憶モジュール364を定期的に監視し、クラウド印刷指示があった場合は、印刷してもよい。また、ユーザーX312の操作によって識別子を受け付けた場合に印刷してもよい。特に、デバイスA300とデバイスX310の地域に時差がある場合、デバイスA300が昼間にスキャンしたとしても、デバイスX310では夜間等となるため、デバイスX310前にスキャン指示者であるユーザーX312がいない可能性がある。クラウド印刷指示を受け取った場合、ユーザーX312の操作によって再度識別子を受け付けた場合に、印刷するように制御する手段を設けてもよい。
また、印刷前に、デバイスX310の表示装置上に印刷プレビューを表示し、ユーザーX312に印刷可否を選択させる手段を設けてもよい。
ステップS318では、クラウドサービス360、デバイスX310は、連携してクラウド印刷を行う。
図8は、本実施の形態(図3の例におけるデバイスX310)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS802では、識別子が入力されたか否かを判断し、入力された場合はステップS804へ進み、それ以外の場合は入力されるまで待機する。
ステップS804では、指示済みの識別子か否かを判断し、指示済みの識別子である場合はステップS810へ進み、それ以外の場合はステップS806へ進む。
ステップS806では、スキャン指示が入力されたか否かを判断し、入力された場合はステップS808へ進み、それ以外の場合は入力されるまで待機する。
ステップS808では、デバイスA300にスキャン印刷を指示し、ステップS802へ戻る。
ステップS810では、キューXに印刷指示があるか否かを判断し、ある場合はステップS812へ進み、それ以外の場合はステップS814へ進む。
ステップS812では、同じ識別子の指示か否かを判断し、同じ識別子の指示である場合はステップS816へ進み、それ以外の場合はステップS814へ進む。
ステップS814では、未だ印刷指示がない旨を表示し、ステップS802へ戻る。
ステップS816では、キューXの印刷指示を実行する。
図9は、本実施の形態(図3の例におけるデバイスA300)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS902では、識別子が入力されたか否かを判断し、入力された場合はステップS904へ進み、それ以外の場合は入力されるまで待機する。
ステップS904では、スキャン文書はセットされているか否かを判断し、セットされている場合はステップS906へ進み、それ以外の場合は入力されるまで待機する。
ステップS906では、キューAに識別子と同じスキャン指示があるか否かを判断し、ある場合はステップS908へ進み、それ以外の場合はステップS902へ戻る。
ステップS908では、識別子対象のキュー情報を取得し、スキャン指示にしたがってスキャンを開始し、スキャン結果を格納先に格納する。
ステップS910では、出力先(デバイスX310)に対して、Xさん(ユーザーX312)のクラウドアカウントを使用し、格納先のスキャンデータのクラウド印刷を指示する。
図10は、本実施の形態による処理例(2)を示す説明図である。画像処理装置100に該当するデバイスA1000A、デバイスB1000B、デバイスC1000Cとクラウドサーバー250に該当するクラウドサービス1060と画像処理装置(印刷機能付)200に該当するデバイスX1010は、通信回線を介して接続されている。この例は、スキャン実施者が複数人(この例では、ユーザーA1002A、ユーザーB1002B、ユーザーC1002C)の場合を示している。デバイスX1010とデバイス1000が1対N(Nは2以上)の対応関係にある場合の例である。
ステップS1002では、デバイスX1010は、ユーザーX1012の操作にしたがって、識別子、スキャン印刷指示(処理情報に該当)を受け付ける。スキャン印刷指示として、例えば、指示情報テーブル1200がある。図12は、指示情報テーブル1200のデータ構造例を示す説明図である。指示情報テーブル1200は、図6の例に示した指示情報テーブル600のスキャン実行先欄640を複数にしたものである。指示情報テーブル1200は、識別子欄1210、スキャン指示情報欄1220、スキャン実行先欄1240、クラウド情報欄1250を有している。スキャン指示情報欄1220は、スキャンサイズ欄1222、カラー/モノクロ欄1224、解像度欄1226、文書タイプ欄1228、実行指示タイプ欄1230、印刷先欄1232を有している。クラウド情報欄1250は、スキャン依頼者クラウドアカウント欄1252、スキャン画像格納先欄1254を有している。識別子欄1210は、識別子を記憶している。スキャン指示情報欄1220は、スキャン指示情報を記憶している。スキャンサイズ欄1222は、スキャンサイズを記憶している。カラー/モノクロ欄1224は、カラーであるか、モノクロであるかを示す情報を記憶している。解像度欄1226は、解像度を記憶している。文書タイプ欄1228は、文書タイプを記憶している。実行指示タイプ欄1230は、実行指示タイプを記憶している。印刷先欄1232は、印刷先を記憶している。スキャン実行先欄1240は、スキャン実行先を記憶している。クラウド情報欄1250は、クラウド情報を記憶している。スキャン依頼者クラウドアカウント欄1252は、スキャン依頼者クラウドアカウントを記憶している。スキャン画像格納先欄1254は、スキャン画像格納先を記憶している。
また、ステップS1002では、デバイスX1010は、識別子とユーザーX1012のクラウドサービス1060におけるアカウント情報等を対応付けて記憶する。例えば、デバイスX上の登録情報テーブル1100を記憶する。図11は、デバイスX上の登録情報テーブル1100のデータ構造例を示す説明図である。デバイスX上の登録情報テーブル1100は、No欄1110、識別子欄1120、クラウドアカウント情報欄1130、スキャン指示先欄1140、出力結果欄1150を有している。No欄1110は、番号(ナンバー、No)を記憶している。識別子欄1120は、ステップS1002で作成した識別子(指示情報テーブル1200の識別子欄1210に対応)を記憶している。実行指示タイプ欄1230は、クラウドサービス1060におけるアカウント情報を記憶している。スキャン指示先欄1140は、その識別子に対応する指示情報テーブル1200(具体的には、スキャン実行先欄1240のスキャナ)におけるスキャン実行先を記憶している。この例では、複数ある。出力結果欄1150は、その識別子に対応する指示情報テーブル1200(具体的には、印刷先欄1232のプリンタ)における出力結果の状況(例えば、「印刷完了」、「未了」等がある)を記憶している。スキャン指示先欄1140におけるスキャン指示先毎に、出力結果の状況を記憶する。
ステップS1004では、ユーザーX1012は、ユーザーA1002A、ユーザーB1002B、ユーザーC1002Cに識別子を通知する。例えば、電話等での連絡でもよい。
ステップS1006では、デバイスX1010は、クラウドサービス1060に識別子とスキャン印刷指示(指示情報テーブル1200)を送信する。クラウドサービス1060では、指示情報テーブル1200をデバイスA1000A、デバイスB1000B、デバイスC1000Cにそれぞれ対応するAキュー記憶モジュール1062、Bキュー記憶モジュール1064、Cキュー記憶モジュール1066に記憶させる。
ステップS1004の処理とステップS1006の処理は、いずれを先に行ってもよい。
ステップS1008では、デバイスA1000Aは、ユーザーA1002Aの操作にしたがって、識別子を受け付ける。そして、原稿がセットされる。デバイスB1000Bも、ユーザーB1002Bの操作にしたがって、識別子を受け付ける。そして、原稿がセットされる。デバイスC1000Cも、ユーザーC1002Cの操作にしたがって、識別子を受け付ける。そして、原稿がセットされる。
ステップS1010では、デバイスA1000A、デバイスB1000B、デバイスC1000Cは、クラウドサービス1060から識別子に対応付いた指示情報テーブル1200(スキャン指示情報、ユーザーX1012のアカウント情報等)を取得する。
ステップS1012では、デバイスA1000A、デバイスB1000B、デバイスC1000Cは、原稿を読み取り、スキャン画像をクラウドサービス1060にアップロードする。クラウドサービス1060は、それぞれのスキャン画像をスキャンデータA記憶モジュール1070、スキャンデータB記憶モジュール1072、スキャンデータC記憶モジュール1074に記憶する。
ステップS1014では、デバイスA1000A、デバイスB1000B、デバイスC1000Cは、それぞれクラウドサービス1060に対して、ユーザーX1012のアカウントでスキャン画像をクラウド印刷するよう指示する。
ステップS1016では、デバイスX1010は、クラウドサービス1060からクラウド印刷指示を取得する。
ステップS1018では、クラウドサービス1060、デバイスX1010は、連携してクラウド印刷を行う。デバイスX1010は、クラウド印刷指示によりクラウドサービス1060のスキャンデータA記憶モジュール1070、スキャンデータB記憶モジュール1072、スキャンデータC記憶モジュール1074からそれぞれスキャン画像A、スキャン画像B、スキャン画像Cを取得し、印刷する。
なお、デバイスX1010は、スキャン画像A、スキャン画像B、スキャン画像Cをクラウド印刷指示を受け取った順に出力してもよいし、Xキュー記憶モジュール1068内にクラウド印刷指示A、クラウド印刷指示B、クラウド印刷指示Cの全てを受け取るのを待ってから出力するように制御する手段を設けてもよい。
また、後者の場合、デバイスX1010はスキャン画像A、スキャン画像B、スキャン画像C(スキャン実行先の数だけ)が格納されるのを待って、まとめて1つの文書(1回の印刷処理)として出力する手段を設けてもよい。また、全てのクラウド印刷指示が予め定められた期間A内になければ、予め定められた期間Bの経過後(タイムアウト)にクラウド印刷指示を受けた付けたものだけを出力してもよい。その場合の出力は、クラウド印刷指示毎に出力を行ってもよいし、それまでに受け取ったクラウド印刷指示をまとめて1つの文書として印刷してもよい。
また、クラウド印刷指示の全てを受け取ったら、デバイスX1010がユーザーX1012に電子メール等を用いてその旨を通知する手段を設けてもよい。
ステップS1002の後に、ユーザーX1012の操作によってデバイスX1010上で再度識別子を受け付けた場合に、未だスキャン画像A、スキャン画像B、スキャン画像Cが記憶されていなければ、その旨を表示し、待機を促す手段を設けてもよい。また、記憶されているスキャン画像だけを印刷してもよい。
図13は、本実施の形態(図10の例におけるデバイスX1010)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1302では、識別子が入力されたか否かを判断し、入力された場合はステップS1304へ進み、それ以外の場合は入力されるまで待機する。
ステップS1304では、指示済みの識別子か否かを判断し、指示済みの識別子である場合はステップS1310へ進み、それ以外の場合はステップS1306へ進む。
ステップS1306では、スキャン指示が入力されたか否かを判断し、入力された場合はステップS1308へ進み、それ以外の場合は入力されるまで待機する。
ステップS1308では、デバイスA1000A、デバイスB1000B、デバイスC1000Cにスキャン印刷を指示する。
ステップS1310では、キューXに印刷指示があるか否かを判断し、ある場合はステップS1312へ進み、それ以外の場合はステップS1316へ進む。
ステップS1312では、同じ識別子の指示か否かを判断し、同じ識別子の指示である場合はステップS1314へ進み、それ以外の場合はステップS1316へ進む。
ステップS1314では、デバイスA1000A、デバイスB1000B、デバイスC1000C全てから印刷指示があるか否かを判断し、ある場合はステップS1318へ進み、それ以外の場合はステップS1316へ進む。
ステップS1316では、未だ印刷指示がない旨を表示し、ステップS1302へ戻る。
ステップS1318では、キューXの印刷指示A、B、Cを実行する。
図14は、本実施の形態(図10の例におけるデバイス1000)による処理例を示すフローチャートである。図9の例に示したフローチャートと同等のものである。
ステップS1402では、識別子が入力されたか否かを判断し、入力された場合はステップS1404へ進み、それ以外の場合は入力されるまで待機する。
ステップS1404では、スキャン文書はセットされているか否かを判断し、セットされている場合はステップS1406へ進み、それ以外の場合は入力されるまで待機する。
ステップS1406では、キューAに識別子と同じスキャン指示があるか否かを判断し、ある場合はステップS1408へ進み、それ以外の場合はステップS1402へ戻る。
ステップS1408では、識別子対象のキュー情報を取得し、スキャン指示にしたがってスキャンを開始し、スキャン結果を格納先に格納する。
ステップS1410では、出力先(デバイスX1010)に対して、Xさん(ユーザーX1012)のクラウドアカウントを使用し、格納先のスキャンデータのクラウド印刷を指示する。
図15は、本実施の形態による処理例(3)を示す説明図である。画像処理装置100に該当するデバイス1500とクラウドサーバー250に該当するクラウドサービス1560と画像処理装置(印刷機能付)200に該当するデバイスX1510X、デバイスY1510Y、デバイスZ1510Zは、通信回線を介して接続されている。この例は、印刷物を入手する者が複数人(この例では、ユーザーX1512X、ユーザーY1512Y、ユーザーZ1512Z)の場合を示している。デバイス1510とデバイス1500がM対1(Mは2以上)の対応関係にある場合の例である。ここでは、デバイスX1510Xはスキャン指示を行い、デバイスX1510X、デバイスY1510Y、デバイスZ1510Zは、スキャン画像を印刷をする。
ステップS1502では、デバイスX1510Xは、ユーザーX1512Xの操作にしたがって、識別子、スキャン印刷指示(処理情報に該当)を受け付ける。スキャン印刷指示として、例えば、指示情報テーブル1600がある。図16は、指示情報テーブル1600のデータ構造例を示す説明図である。指示情報テーブル1600は、図6の例に示した指示情報テーブル600の印刷先欄632を複数にしたものである。指示情報テーブル1600は、識別子欄1610、スキャン指示情報欄1620、スキャン実行先欄1640、クラウド情報欄1650を有している。スキャン指示情報欄1620は、スキャンサイズ欄1622、カラー/モノクロ欄1624、解像度欄1626、文書タイプ欄1628、実行指示タイプ欄1630、印刷先欄1632を有している。クラウド情報欄1650は、スキャン依頼者クラウドアカウント欄1652、スキャン画像格納先欄1654を有している。識別子欄1610は、識別子を記憶している。スキャン指示情報欄1620は、スキャン指示情報を記憶している。スキャンサイズ欄1622は、スキャンサイズを記憶している。カラー/モノクロ欄1624は、カラーであるか、モノクロであるかを示す情報を記憶している。解像度欄1626は、解像度を記憶している。文書タイプ欄1628は、文書タイプを記憶している。実行指示タイプ欄1630は、実行指示タイプを記憶している。印刷先欄1632は、印刷先を記憶している。スキャン実行先欄1640は、スキャン実行先を記憶している。クラウド情報欄1650は、クラウド情報を記憶している。スキャン依頼者クラウドアカウント欄1652は、スキャン依頼者クラウドアカウントを記憶している。スキャン画像格納先欄1654は、スキャン画像格納先を記憶している。
ステップS1504では、ユーザーX1512Xは、ユーザーA1502に識別子を通知する。例えば、電話等での連絡でもよい。
ステップS1506では、デバイスX1510Xは、クラウドサービス1560に識別子とスキャン印刷指示(指示情報テーブル1600)を送信する。クラウドサービス1560では、指示情報テーブル1600をAキュー記憶モジュール1562に記憶させる。
ステップS1504の処理とステップS1506の処理は、いずれを先に行ってもよい。
ステップS1508では、デバイス1500は、ユーザーA1502の操作にしたがって、識別子を受け付ける。そして、原稿がセットされる。
ステップS1510では、デバイス1500は、クラウドサービス1560から識別子に対応付いた指示情報テーブル1600(スキャン指示情報、ユーザーX1512Xのアカウント情報等)を取得する。
ステップS1512では、デバイス1500は、原稿を読み取り、スキャン画像をクラウドサービス1560にアップロードする。クラウドサービス1560は、スキャン画像をスキャンデータA記憶モジュール1570に記憶する。
ステップS1514では、デバイス1500は、クラウドサービス1560に対して、ユーザーX1512のアカウントでスキャン画像をクラウド印刷するよう指示する。この場合、デバイスX1510X、デバイスY1510Y、デバイスZ1510Zでの印刷となる。
ステップS1516では、デバイスX1510X、デバイスY1510Y、デバイスZ1510Zは、クラウドサービス1560からクラウド印刷指示を取得する。
ステップS1518では、クラウドサービス1560、デバイスX1510X、デバイスY1510Y、デバイスZ1510Zは、それぞれ連携してクラウド印刷を行う。
図17は、本実施の形態(図15の例におけるデバイス1510)による処理例を示すフローチャートである。図8の例に示したフローチャートと同等のものである。
ステップS1702では、識別子が入力されたか否かを判断し、入力された場合はステップS1704へ進み、それ以外の場合は入力されるまで待機する。
ステップS1704では、指示済みの識別子か否かを判断し、指示済みの識別子である場合はステップS1710へ進み、それ以外の場合はステップS1706へ進む。
ステップS1706では、スキャン指示が入力されたか否かを判断し、入力された場合はステップS1708へ進み、それ以外の場合は入力されるまで待機する。
ステップS1708では、デバイスA(デバイス1500)にスキャン印刷を指示し、ステップS1702へ戻る。
ステップS1710では、キューXに印刷指示があるか否かを判断し、ある場合はステップS1712へ進み、それ以外の場合はステップS1714へ進む。
ステップS1712では、同じ識別子の指示か否かを判断し、同じ識別子の指示である場合はステップS1716へ進み、それ以外の場合はステップS1714へ進む。
ステップS1714では、未だ印刷指示がない旨を表示し、ステップS1702へ戻る。
ステップS1716では、キューXの印刷指示を実行する。
図18は、本実施の形態(図15の例におけるデバイス1500)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1802では、識別子が入力されたか否かを判断し、入力された場合はステップS1804へ進み、それ以外の場合は入力されるまで待機する。
ステップS1804では、スキャン文書はセットされているか否かを判断し、セットされている場合はステップS1806へ進み、それ以外の場合はセットされるまで待機する。
ステップS1806では、キューAに識別子と同じスキャン指示があるか否かを判断し、ある場合はステップS1808へ進み、それ以外の場合はステップS1802へ戻る。
ステップS1808では、識別子対象のキュー情報を取得し、スキャン指示にしたがってスキャンを開始し、スキャン結果を格納先に格納する。
ステップS1810では、全ての出力先(デバイスX1510X、デバイスY1510Y、デバイスZ1510Z)に対して、Xさん(ユーザーX1512X)のクラウドアカウントを使用し、格納先のスキャンデータのクラウド印刷を指示する。
図19は、本実施の形態による処理例(4)を示す説明図である。画像処理装置100に該当するデバイスA1900A、デバイスB1900B、デバイスC1900Cとクラウドサーバー250に該当するクラウドサービス1960と画像処理装置(印刷機能付)200に該当するデバイスX1910X、デバイスY1910Y、デバイスZ1910Zは、通信回線を介して接続されている。この例は、スキャン実施者が複数人(この例では、ユーザーA1902A、ユーザーB1902B、ユーザーC1902C)であり、印刷物を入手する者が複数人(この例では、ユーザーX1912X、ユーザーY1912Y、ユーザーZ1912Z)の場合を示している。デバイス1910とデバイス1900がM対N(M、Nは2以上)の対応関係にある場合の例である。ここでは、デバイスX1910Xはスキャン指示を行い、デバイスX1910X、デバイスY1910Y、デバイスZ1910Zは、スキャン画像を印刷する。
ステップS1902では、デバイスX1910Xは、ユーザーX1912Xの操作にしたがって、識別子、スキャン印刷指示(処理情報に該当)を受け付ける。スキャン印刷指示として、例えば、指示情報テーブル2000がある。図20は、指示情報テーブル2000のデータ構造例を示す説明図である。指示情報テーブル2000は、図6に例示した指示情報テーブル600の印刷先欄632とスキャン実行先欄640を複数にしたものである。指示情報テーブル2000は、識別子欄2010、スキャン指示情報欄2020、スキャン実行先欄2040、クラウド情報欄2050を有している。スキャン指示情報欄2020は、スキャンサイズ欄2022、カラー/モノクロ欄2024、解像度欄2026、文書タイプ欄2028、実行指示タイプ欄2030、印刷先欄2032を有している。クラウド情報欄2050は、スキャン依頼者クラウドアカウント欄2052、スキャン画像格納先欄2054を有している。識別子欄2010は、識別子を記憶している。スキャン指示情報欄2020は、スキャン指示情報を記憶している。スキャンサイズ欄2022は、スキャンサイズを記憶している。カラー/モノクロ欄2024は、カラーであるか、モノクロであるかを示す情報を記憶している。解像度欄2026は、解像度を記憶している。文書タイプ欄2028は、文書タイプを記憶している。実行指示タイプ欄2030は、実行指示タイプを記憶している。印刷先欄2032は、印刷先を記憶している。スキャン実行先欄2040は、スキャン実行先を記憶している。クラウド情報欄2050は、クラウド情報を記憶している。スキャン依頼者クラウドアカウント欄2052は、スキャン依頼者クラウドアカウントを記憶している。スキャン画像格納先欄2054は、スキャン画像格納先を記憶している。
ステップS1904では、ユーザーX1912Xは、ユーザーA1902A、ユーザーA1902B、ユーザーA1902Cに識別子を通知する。例えば、電話等での連絡でもよい。
ステップS1906では、デバイスX1910Xは、クラウドサービス1960に識別子とスキャン印刷指示(指示情報テーブル2000)を送信する。クラウドサービス1960では、指示情報テーブル2000をデバイスA1900A、デバイスB1900B、デバイスC1900Cにそれぞれ対応するAキュー記憶モジュール1962、Bキュー記憶モジュール1964、Cキュー記憶モジュール1966に記憶させる。
ステップS1904の処理とステップS1906の処理は、いずれを先に行ってもよい。
ステップS1908では、デバイスA1900Aは、ユーザーA1902Aの操作にしたがって、識別子を受け付ける。そして、原稿がセットされる。デバイスB1900Bも、ユーザーB1902Bの操作にしたがって、識別子を受け付ける。そして、原稿がセットされる。デバイスC1900Cも、ユーザーC1902Cの操作にしたがって、識別子を受け付ける。そして、原稿がセットされる。
ステップS1910では、デバイスA1900A、デバイスB1900B、デバイスC1900Cは、クラウドサービス1960から識別子に対応付いた指示情報テーブル2000(スキャン指示情報、ユーザーX1912Xのアカウント情報等)を取得する。
ステップS1912では、デバイスA1900A、デバイスB1900B、デバイスC1900Cは、原稿を読み取り、スキャン画像をクラウドサービス1960にアップロードする。クラウドサービス1960は、それぞれのスキャン画像をスキャンデータA記憶モジュール1974、スキャンデータB記憶モジュール1976、スキャンデータC記憶モジュール1978に記憶する。
ステップS1914では、デバイス1900は、クラウドサービス1960に対して、ユーザーX1912Xのアカウントでスキャン画像をクラウド印刷するよう指示する。この場合、デバイスX1910X、デバイスY1910Y、デバイスZ1910Zでの印刷となる。
ステップS1916では、デバイスX1910X、デバイスY1910Y、デバイスZ1910Zは、クラウドサービス1960からクラウド印刷指示を取得する。
ステップS1918では、クラウドサービス1960、デバイスX1910X、デバイスY1910Y、デバイスZ1910Zは、それぞれ連携してクラウド印刷を行う。
図21は、本実施の形態(図19の例におけるデバイス1910)による処理例を示すフローチャートである。図13の例に示したフローチャートと同等のものである。
ステップS2102では、識別子入力されたか否かを判断し、入力された場合はステップS2104へ進み、それ以外の場合は入力されるまで待機する。
ステップS2104では、指示済みの識別子か否かを判断し、指示済みの識別子である場合はステップS2110へ進み、それ以外の場合はステップS2106へ進む。
ステップS2106では、スキャン指示が入力されたか否かを判断し、入力された場合はステップS2108へ進み、それ以外の場合は入力されるまで待機する。
ステップS2108では、デバイスA1900A、デバイスB1900B、デバイスC1900Cにスキャン印刷を指示する。
ステップS2110では、キューXに印刷指示があるか否かを判断し、ある場合はステップS2112へ進み、それ以外の場合はステップS2116へ進む。
ステップS2112では、同じ識別子の指示か否かを判断し、同じ識別子の指示である場合はステップS2114へ進み、それ以外の場合はステップS2116へ進む。
ステップS2114では、デバイスA1900A、デバイスB1900B、デバイスC1900C全てから印刷指示があるか否かを判断し、ある場合はステップS2118へ進み、それ以外の場合はステップS2116へ進む。
ステップS2116では、未だ印刷指示がない旨を表示し、ステップS2102へ戻る。
ステップS2118では、キューXの印刷指示A、B、Cを実行する。
図22は、本実施の形態(図19の例におけるデバイス1900)による処理例を示すフローチャートである。図18の例に示したフローチャートと同等のものである。
ステップS2202では、識別子が入力されたか否かを判断し、入力された場合はステップS2204へ進み、それ以外の場合は入力されるまで待機する。
ステップS2204では、スキャン文書はセットされているか否かを判断し、セットされている場合はステップS2206へ進み、それ以外の場合はセットされるまで待機する。
ステップS2206では、キューAに識別子と同じスキャン指示があるか否かを判断し、ある場合はステップS2208へ進み、それ以外の場合はステップS2202へ戻る。
ステップS2208では、識別子対象のキュー情報を取得し、スキャン指示にしたがってスキャンを開始し、スキャン結果を格納先に格納する。
ステップS2210では、全ての出力先(デバイスX1910X、デバイスY1910Y、デバイスZ1910Z)に対して、Xさん(ユーザーX1912X)のクラウドアカウントを使用し、格納先のスキャンデータのクラウド印刷を指示する。
図23を参照して、本実施の形態の画像処理装置のハードウェア構成例について説明する。図23に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部2317と、プリンタ等のデータ出力部2318を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)2301は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、スキャン指示実行モジュール120、受付モジュール130、取得モジュール140、設定モジュール150、送信モジュール160、通知モジュール170、通信モジュール180等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)2302は、CPU2301が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)2303は、CPU2301の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス2304により相互に接続されている。
ホストバス2304は、ブリッジ2305を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス2306に接続されている。
キーボード2308、マウス等のポインティングデバイス2309は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ2310は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス2309とディスプレイ2310の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。
HDD(Hard Disk Drive)2311は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU2301によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、スキャン画像、処理情報(スキャンパラメータ、画像の格納先、画像の印刷先等)等が格納される。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ2312は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体2313に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース2307、外部バス2306、ブリッジ2305、及びホストバス2304を介して接続されているRAM2303に供給する。なお、リムーバブル記録媒体2313も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート2314は、外部接続機器2315を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート2314は、インタフェース2307、及び外部バス2306、ブリッジ2305、ホストバス2304等を介してCPU2301等に接続されている。通信部2316は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部2317は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部2318は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図23に示す画像処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図23に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図23に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分又は全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…画像処理装置
110…画像読取モジュール
120…スキャン指示実行モジュール
130…受付モジュール
140…取得モジュール
150…設定モジュール
160…送信モジュール
170…通知モジュール
180…通信モジュール
200…画像処理装置(印刷機能付)
250…クラウドサーバー

Claims (5)

  1. 画像読取処理に対応する処理識別子を受け付ける受付手段と、
    前記処理識別子に対応する処理情報を取得する取得手段と、
    前記処理情報に基づいて画像読み取りを実行する画像読取手段と、
    読み取った画像を前記処理情報に基づいた格納先に送信する送信手段と、
    前記処理情報内の依頼者の識別情報に基づいて、前記画像に対して印刷指示を行う指示手段
    を有する画像処理装置。
  2. 前記送信手段は、読み取った画像を送信する前に格納先の情報を表示し、確認の操作を受け付けた後に該格納先に送信する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像読取手段は、処理識別子を受け付けた場合に、該処理識別子に対応した処理情報の依頼者を表示し、確認の操作を受け付けた後に該処理情報に基づいた画像読み取りを実行する、
    請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 画像読取処理に対応する処理識別子を受け付ける受付手段と、
    前記処理識別子に対応する処理情報を取得する取得手段と、
    前記処理情報に基づいて画像読み取りを実行する画像読取手段と、
    読み取った画像を前記処理情報に基づいた格納先である情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記処理情報内の依頼者のログイン情報で前記情報処理装置にログインし、前記画像に対して印刷指示を行う指示手段
    を具備する画像処理装置と、
    前記画像処理装置からの画像を記憶する記憶手段と、
    前記画像処理装置から印刷指示を受信した場合は、前記記憶手段内の画像を、前記処理情報内の印刷先で印刷可能となるように制御する印刷制御手段
    を具備する情報処理装置
    を有する画像処理システム。
  5. コンピュータを、
    画像読取処理に対応する処理識別子を受け付ける受付手段と、
    前記処理識別子に対応する処理情報を取得する取得手段と、
    前記処理情報に基づいて画像読み取りを実行する画像読取手段と、
    読み取った画像を前記処理情報に基づいた格納先に送信する送信手段と、
    前記処理情報内の依頼者の識別情報に基づいて、前記画像に対して印刷指示を行う指示手段
    として機能させるための画像処理プログラム。
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