JP2017168277A - コネクタ - Google Patents

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Kosuke Yoshida
耕輔 吉田
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Abstract

【課題】収容凹部に対するスペーサの誤挿入を防止することができるコネクタを提供する。【解決手段】ハウジング3の端子収容室5に連通された収容凹部7に挿入されるスペーサ9と、このスペーサ9に撓み可能に設けられた係止アーム11と、この係止アーム11に設けられた仮係止突起15と本係止突起19とを備えたコネクタ1において、仮係止突起15と本係止突起19とを、係止アーム11の外周面から異なる方向に向けて突設し、被仮係止部13と被本係止部17との係合による係止アーム11の撓み方向を異ならせ、係止アーム11を、本係止突起19の係合による撓みの反発力が、仮係止突起15の係合による撓みの反発力より大きく設定した。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。詳細には、ハウジングにスペーサが挿入されるコネクタに関する。
従来、コネクタとしては、ハウジングと、このハウジングに設けられた端子収容室と、ハウジングの一面に開口して設けられ端子収容室に連通された収容凹部と、この収容凹部に挿入され端子収容室に収容された端子を係止するスペーサと、このスペーサに撓み可能に設けられた係止アームと、この係止アームに設けられ収容凹部の被仮係止部と係合してスペーサを収容凹部に仮係止位置で保持する仮係止突起と、係止アームに設けられ収容凹部の被本係止部と係合してスペーサを前記収容凹部に本係止位置で保持する本係止突起とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このコネクタでは、仮係止突起と本係止突起とが、係止アームの収容凹部に対するスペーサの挿入方向に対して前後方向に異なって配置され、係止アームの外周面から同一方向に向けて突設されており、被仮係止部と被本係止部との係合による係止アームの撓み方向が同一方向となっている。
この仮係止突起は、スペーサを収容凹部に挿入することにより、係止アームを撓ませて被仮係止部と係合してスペーサを収容凹部に対して仮係止位置で保持し、端子収容室に端子を挿入可能とする。
一方、本係止突起は、スペーサを収容凹部の仮係止位置からさらに収容凹部に挿入することにより、係止アームを撓ませて被本係止部と係合してスペーサを収容凹部に対して本係止位置で保持し、端子収容室からの端子の抜け止めを行う。
特開2013−45726号公報
しかしながら、上記特許文献1のようなコネクタでは、仮係止突起と本係止突起との係合による係止アームの撓み方向が同一であるので、スペーサを収容凹部の仮係止位置に挿入させる挿入力と、スペーサを収容凹部の仮係止位置から本係止位置に挿入させる挿入力とが大きく変わることがなかった。
このため、スペーサを収容凹部の仮係止位置に挿入させるときに、誤ってスペーサを収容凹部の本係止位置まで挿入させてしまう恐れがあった。
そこで、この発明は、収容凹部に対するスペーサの誤挿入を防止することができるコネクタの提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、ハウジングと、このハウジングに設けられた端子収容室と、前記ハウジングの一面に開口して設けられ前記端子収容室に連通された収容凹部と、この収容凹部に挿入され前記端子収容室に収容された端子を係止するスペーサと、このスペーサに撓み可能に設けられた係止アームと、この係止アームに設けられ前記収容凹部の被仮係止部と係合して前記スペーサを前記収容凹部に仮係止位置で保持する仮係止突起と、前記係止アームに設けられ前記収容凹部の被本係止部と係合して前記スペーサを前記収容凹部に本係止位置で保持する本係止突起とを備えたコネクタであって、前記仮係止突起と前記本係止突起とは、前記係止アームの外周面から異なる方向に向けて突設され、前記被仮係止部と前記被本係止部との係合による前記係止アームの撓み方向を異ならせ、前記係止アームは、前記本係止突起の係合による撓みの反発力が前記仮係止突起の係合による撓みの反発力より大きく設定されていることを特徴とする。
このコネクタでは、仮係止突起と本係止突起とが、係止アームの外周面から異なる方向に向けて突設され、被仮係止部と被本係止部との係合による係止アームの撓み方向を異ならせるので、スペーサの収容凹部に対する仮係止位置に位置するときと本係止位置に位置するときとの係止アームの撓み方向を異ならせることができる。
この係止アームは、本係止突起の係合による撓みの反発力が仮係止突起の係合による撓みの反発力より大きく設定されているので、スペーサが収容凹部の仮係止位置から本係止位置に移行するときの挿入力の変化を大きくすることができ、挿入力の変化によってスペーサが収容凹部の本係止位置に位置されることを検知することができる。
従って、このようなコネクタでは、スペーサの収容凹部への仮係止位置と本係止位置とで挿入力の変化を大きくすることができ、収容凹部に対するスペーサの誤挿入を防止することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコネクタであって、前記仮係止突起と前記本係止突起とは、前記係止アームの前記収容凹部に対する前記スペーサの挿入方向の同一位置に配置され、前記係止アームの外周面からの突出高さが同一高さに設定されていることを特徴とする。
このコネクタでは、仮係止突起と本係止突起とが、係止アームの収容凹部に対するスペーサの挿入方向の同一位置に配置され、係止アームの外周面からの突出高さが同一高さに設定されているので、仮係止突起と本係止突起とが係止アームから張り出す部分を集約することができ、広範囲における大型化を抑制することができる。
本発明によれば、収容凹部に対するスペーサの誤挿入を防止することができるコネクタを提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るコネクタの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタのスペーサが仮係止位置に位置したときの斜視図である。 (a)は図2の上面図である。(b)は図3(a)のA−A断面図である。 (a)は図2の正面図である。(b)は図4(a)のB−B断面図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタのスペーサが本係止位置に位置したときの斜視図である。 (a)は図5の上面図である。(b)は図6(a)のC−C断面図である。 (a)は図5の正面図である。(b)は図7(a)のD−D断面図である。
図1〜図7を用いて本発明の実施の形態に係るコネクタについて説明する。
本実施の形態に係るコネクタ1は、ハウジング3と、このハウジング3に設けられた端子収容室5と、ハウジング3の一面に開口して設けられ端子収容室5に連通された収容凹部7と、この収容凹部7に挿入され端子収容室5に収容された端子(不図示)を係止するスペーサ9と、このスペーサ9に撓み可能に設けられた係止アーム11と、この係止アーム11に設けられ収容凹部7の被仮係止部13と係合してスペーサ9を収容凹部7に仮係止位置で保持する仮係止突起15と、係止アーム11に設けられ収容凹部7の被本係止部17と係合してスペーサ9を収容凹部7に本係止位置で保持する本係止突起19とを備えている。
また、仮係止突起15と本係止突起19とは、係止アーム11の外周面から異なる方向に向けて突設され、被仮係止部13と被本係止部17との係合による係止アーム11の撓み方向を異ならせる。
そして、係止アーム11は、本係止突起19の係合による撓みの反発力が仮係止突起15の係合による撓みの反発力より大きく設定されている。
また、仮係止突起15と本係止突起19とは、係止アーム11の収容凹部7に対するスペーサ9の挿入方向の同一位置に配置され、係止アーム11の外周面からの突出高さが同一高さに設定されている。
図1〜図7に示すように、ハウジング3は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、直方体状に形成され、相手ハウジング(不図示)と嵌合可能となっている。
このハウジング3には、複数の端子(不図示)をそれぞれ収容する複数の端子収容室5が設けられ、相手ハウジングと嵌合することにより、相手ハウジングに収容された相手端子(不図示)と端子とが電気的に接続される。
複数の端子収容室5は、ハウジング3の幅方向に複数列設けられると共に、ハウジング3の高さ方向に複数段設けられている。
この端子収容室5の内部には、係止ランス(不図示)が撓み可能に設けられ、この係止ランスが内部に収容された端子と係合し、端子の端子収容室5からの抜け止めがなされる。
このような端子をそれぞれ収容する複数の端子収容室5は、ハウジング3の中央部に設けられた収容凹部7にそれぞれ連通されている。
収容凹部7は、ハウジング3の一面と高さ方向の反対側の他面との中央部に長方形状にそれぞれ開口し、複数の端子収容室5と連通するように複数の端子収容室5を横切り、ハウジング3の高さ方向に貫通するように設けられている。
なお、収容凹部7は、ハウジング3を貫通して設けなくともよく、複数の端子収容室5と連通し、ハウジング3の一面にスペーサ9を挿入可能な開口を設ければよい。
この収容凹部7には、ハウジング3の一面側の開口からスペーサ9が挿入され、複数の端子収容室5にそれぞれ収容された端子と係合し、端子の端子収容室5からの抜け止めが二重になされる。
スペーサ9は、収容凹部7に挿入可能なように、直方体状に形成され、複数の端子挿入孔21と、複数の端子係止部23とが設けられている。
複数の端子挿入孔21は、端子が挿通可能なように、スペーサ9を貫通して設けられ、複数の端子収容室5と同数設けられている。
この複数の端子挿入孔21は、収容凹部7に対してスペーサ9が仮係止位置に位置している状態で、複数の端子収容室5と一致するようにスペーサ9に設けられている。
このため、収容凹部7に対してスペーサ9が仮係止位置に位置している状態では、端子挿入孔21を介して端子を端子収容室5の正規位置まで挿入することができる。
複数の端子係止部23は、複数の端子挿入孔21を高さ方向に区画する区画壁となっている。
この複数の端子係止部23は、収容凹部7に対してスペーサ9が本係止位置に位置している状態で、端子収容室5に収容された端子に設けられた被係合部(不図示)に係合可能にスペーサ9に設けられている。
このため、収容凹部7に対してスペーサ9が本係止位置に位置している状態では、端子係止部23が端子の被係合部に係合し、端子の端子収容室5からの抜け止めを行うことができる。
このようなスペーサ9の収容凹部7に対する仮係止位置と本係止位置とは、スペーサ9に設けられた係止アーム11と、仮係止突起15と、本係止突起19とによって保持される。
係止アーム11は、スペーサ9の長さ方向両側に一対配置され、基端がスペーサ9の高さ方向の一端と連続する一部材で形成され、自由端がスペーサ9の高さ方向の他端に位置するように片持ち状に撓み可能に設けられている。
この係止アーム11は、スペーサ9の収容凹部7への挿入方向と直交する方向の幅が板厚より大きくなるように、長方形の板状に形成されている。
このような係止アーム11の自由端側には、仮係止突起15と、本係止突起19とが設けられている。
仮係止突起15は、係止アーム11の自由端において、係止アーム11の板厚方向の一側面に係止アーム11の幅方向にわたって設けられ、係止アーム11の外周面から外方である板厚方向に向けて突設されている。
この仮係止突起15は、挿入方向の前側が傾斜面となっており、挿入方向の後側が収容凹部7に設けられた被仮係止部13と係合する垂直面となっている。
被仮係止部13は、収容凹部7の長さ方向両側に位置する内壁面に、仮係止突起15の垂直面と係合可能な垂直面を有するように段差状に形成されている。
この被仮係止部13は、スペーサ9を収容凹部7に挿入する際、ガイドとなり、係止アーム11を板厚方向に向けて撓ませ、仮係止突起15が収容凹部7の内壁面と摺動し、スペーサ9が収容凹部7の仮係止位置に位置したときに、係止アーム11の撓みの反発力による係止アーム11の復元によって、仮係止突起15の垂直面が被仮係止部13の垂直面に係合される。
この仮係止突起15と被仮係止部13との係合により、スペーサ9の収容凹部7からの抜けが防止され、収容凹部7に対するスペーサ9の仮係止位置が保持される。
本係止突起19は、係止アーム11の自由端において、仮係止突起15とスペーサ9の収容凹部7への挿入方向と同一位置に位置され、係止アーム11の周方向に仮係止突起15と90°変位した部分である係止アーム11の幅方向の一側面に板厚方向にわたって設けられ、係止アーム11の外周面から外方である幅方向に向けて、仮係止突起15と突出高さが同一となるように突設されている。
このように本係止突起19と仮係止突起15とを、係止アーム11の挿入方向の同一位置に設け、突出高さを同一とすることにより、係止アーム11の外周面から外方に向けて張り出す仮係止突起15と本係止突起19とを係止アーム11の1箇所に集約させることができ、係止アーム11の広範囲における大型化を抑制することができる。
この本係止突起19は、挿入方向の前側が傾斜面となっており、挿入方向の後側が収容凹部7に設けられた被本係止部17の垂直面と係合する垂直面となっている。
被本係止部17は、収容凹部7の幅方向一側に位置する内壁面に、本係止突起19の傾斜面と係合可能で摺動可能な傾斜面と、本係止突起19の垂直面と係合可能な垂直面とを有するように凸部状に形成されている。
この被本係止部17には、スペーサ9を収容凹部7に挿入してスペーサ9が収容凹部7の仮係止位置に位置し、仮係止突起15と被仮係止部13との係合によってスペーサ9の収容凹部7からの抜け止めがなされたときに、本係止突起19の傾斜面が被本係止部17の傾斜面に係合される。
この本係止突起19の傾斜面と被本係止部17の傾斜面との係合により、スペーサ9が収容凹部7にさらに挿入されることを防止し、スペーサ9の収容凹部7に対する仮係止位置を保持することができる。
このスペーサ9の収容凹部7に対する仮係止位置からさらに強い挿入力でスペーサ9を収容凹部7に挿入することにより、本係止突起19の傾斜面が被本係止部17の傾斜面と摺動し、係止アーム11を幅方向に向けて撓ませ、スペーサ9が収容凹部7の本係止位置に位置したときに、係止アーム11の撓みの反発力による係止アーム11の復元によって、本係止突起19の垂直面が被本係止部17の垂直面に係合される。
この本係止突起19の垂直面と被本係止部17の垂直面との係合により、スペーサ9の収容凹部7からの抜けが防止され、収容凹部7に対するスペーサ9の本係止位置が保持される。
なお、スペーサ9の収容凹部7に対する本係止位置では、係止アーム11の基端側に設けられた規制部25が収容凹部7の開口近傍に設けられた規制段部27と当接し、スペーサ9の収容凹部7へのさらなる挿入が規制され、収容凹部7に対するスペーサ9の本係止位置が保持される。
このような仮係止突起15と本係止突起19とは、それぞれ係止アーム11の板厚方向の一面側と係止アーム11の幅方向の一面側とに配置されており、係止アーム11の外周面からの突出方向が異なっている。
このため、係止アーム11は、仮係止突起15と被仮係止部13との係合と、本係止突起19と被本係止部17との係合とでは、その撓み方向が異なる。
ここで、係止アームが、例えば、断面形状が正四角形や真円形のような棒状に形成されている場合、係止アームの撓み方向が異なっていたとしても、それぞれの撓み方向における係止アームが撓んだときの反発力に差を出すことができない。
しかしながら、係止アーム11は、断面形状が板厚方向が幅方向より短くなる長方形となる板状に形成されているので、板厚方向に撓んだときの反発力が幅方向に撓んだときの反発力よりも小さくなる。
すなわち、係止アーム11は、本係止突起19の係合による撓みの反発力が、仮係止突起15の係合による撓みの反発力より大きくなっている。
このため、スペーサ9を収容凹部7の仮係止位置から本係止位置に移行させるときには、スペーサ9を収容凹部7の仮係止位置まで挿入したときの挿入力より大きな挿入力が必要となる。
このスペーサ9の収容凹部7への挿入力の違いにより、スペーサ9が収容凹部7の仮係止位置から本係止位置に移行しようとしていることを検知することができ、誤ってスペーサ9を収容凹部7の本係止位置まで一気に挿入することを防止することができる。
このようなコネクタ1では、仮係止突起15と本係止突起19とが、係止アーム11の外周面から異なる方向に向けて突設され、被仮係止部13と被本係止部17との係合による係止アーム11の撓み方向を異ならせるので、スペーサ9の収容凹部7に対する仮係止位置に位置するときと本係止位置に位置するときとの係止アーム11の撓み方向を異ならせることができる。
この係止アーム11は、本係止突起19の係合による撓みの反発力が仮係止突起15の係合による撓みの反発力より大きく設定されているので、スペーサ9が収容凹部7の仮係止位置から本係止位置に移行するときの挿入力の変化を大きくすることができ、挿入力の変化によってスペーサ9が収容凹部7の本係止位置に位置されることを検知することができる。
従って、このようなコネクタ1では、スペーサ9の収容凹部7への仮係止位置と本係止位置とで挿入力の変化を大きくすることができ、収容凹部7に対するスペーサ9の誤挿入を防止することができる。
また、仮係止突起15と本係止突起19とは、係止アーム11の収容凹部7に対するスペーサ9の挿入方向の同一位置に配置され、係止アーム11の外周面からの突出高さが同一高さに設定されているので、仮係止突起15と本係止突起19とが係止アーム11から張り出す部分を集約することができ、広範囲における大型化を抑制することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るコネクタでは、係止アームの断面形状が長方形となる板状に形成されているが、これに限らず、断面形状が各辺の長さが異なる多角形や楕円形となる棒状などのように係止アームを形成してもよく、撓み方向を異ならせたときにそれぞれの撓み方向における撓みの反発力に違いが出る形状であれば、係止アームの形状はどのようなものであってもよい。
加えて、係止アームの形状に限らず、例えば、係止アームの基端にそれぞれの撓み方向によって撓みの反発力に違いが出るように剛性を有する部材を一体に設ける、或いは係止アームの基端の一部を異なる材質で形成するなどしてもよい。
この場合には、係止アームの撓み方向を異ならせる位置に、仮係止突起と本係止突起とを設ければよい。
1…コネクタ
3…ハウジング
5…端子収容室
7…収容凹部
9…スペーサ
11…係止アーム
13…被仮係止部
15…仮係止突起
17…被本係止部
19…本係止突起

Claims (2)

  1. ハウジングと、このハウジングに設けられた端子収容室と、前記ハウジングの一面に開口して設けられ前記端子収容室に連通された収容凹部と、この収容凹部に挿入され前記端子収容室に収容された端子を係止するスペーサと、このスペーサに撓み可能に設けられた係止アームと、この係止アームに設けられ前記収容凹部の被仮係止部と係合して前記スペーサを前記収容凹部に仮係止位置で保持する仮係止突起と、前記係止アームに設けられ前記収容凹部の被本係止部と係合して前記スペーサを前記収容凹部に本係止位置で保持する本係止突起とを備えたコネクタであって、
    前記仮係止突起と前記本係止突起とは、前記係止アームの外周面から異なる方向に向けて突設され、前記被仮係止部と前記被本係止部との係合による前記係止アームの撓み方向を異ならせ、
    前記係止アームは、前記本係止突起の係合による撓みの反発力が前記仮係止突起の係合による撓みの反発力より大きく設定されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記仮係止突起と前記本係止突起とは、前記係止アームの前記収容凹部に対する前記スペーサの挿入方向の同一位置に配置され、前記係止アームの外周面からの突出高さが同一高さに設定されていることを特徴とするコネクタ。
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