JP2017079859A - バックル - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性が良く、プラグを斜めにソケットに挿入した場合も確実に係合可能なバックルを提供する。【解決手段】連結及び連結解除可能なプラグ12とソケット14から成る。プラグ12は、一対の脚部20を備え、先端部20a寄りの位置に各々係合突起22を有する。一対の脚部20間の中心線を中心に一対の脚部20の互いに対称な位置であって中心線側の各対面する側縁部に、表裏方向に厚みを有し、係合突起22から連続して伸びるリブ28から成るガイド部32を備える。ソケット14は、脚部20が挿入される収容空間52を形成する上面部45と下面部46、及び上面部45と下面部46の両側縁部に設けられ互いに対向するように延出した一対の上側壁部47と一対の下側壁部48とを備える。上側壁部47と下側壁部48との間の一対のスリット50は、収容空間52の挿入口40aから、脚部20の挿入方向に形成され、ガイド部32は、上側壁部47及び/または下側壁部48と当接し、スリット50に挿入不能である。【選択図】図2

Description

この発明は、互いに係合及び係合解除可能なプラグとソケットとを備え、ベルトやテープその他の部材の別々の部分同士を連結及び連結解除可能にするバックルに関する。
従来、二つの連結対象物を着脱自在に連結するバックルとして、例えば特許文献1に開示されているバックルがあった。このバックルは、プラグとソケットから成り、プラグは、幅方向両端部から互いに平行に延びる一対の脚部と、一対の脚部の先端部にそれぞれ表裏方向に突出して形成された一対の係合突部とを有する。ソケットは、基部から互いに延びる上板及び下板と、上板及び下板の幅方向両側縁に沿って互いに対向するように突設された上側壁部及び下側壁部と、上下板間に挿入された一対の脚部の一対の係合突部とそれぞれ係合可能な係合段部と、上側壁部及び下側壁部間に形成され、プラグ挿入側の端部が開口して一対の脚部の一部が挿入可能なスリットと、上側壁部及び下側壁部の内側面で形成され、上下板間に挿入された一対の脚部の一対の係合突部を被係合部である係合段部にガイドするガイド面とを有する。そして、一対の係合突部の厚み寸法がスリットの幅寸法よりも大きく設定されているものである。
また、特許文献2に開示されたバックルは、上記特許文献1と同様の基本的構成を備え、ソケットの上側壁部及び下側壁部間に形成されたスリットの形状が、上板及び下板間のプラグ挿入口からソケット中央部までは、プラグの脚部が貫通可能な幅広に形成され、中央部から被係合部近傍までが幅狭に形成された構造である。プラグの脚部内側には、脚部の延出方向にリブが形成され、このリブの幅は幅狭のスリットよりも厚く幅広のスリットよりも薄いものである。
国際公開WO2014/002235号公報 特開平7−289310号公報
上記特許文献1に開示されたバックルは、一対の係合突部の寸法がスリットの幅寸法よりも大きいが、係合突部と脚部基端部との間の脚部の厚みは、スリットの幅よりも狭く、ソケットのプラグ挿入開口部にプラグが斜めに挿入された場合、スリットに脚部の薄い部分が挿入されるとともに、プラグの基端部がスリットに嵌合して係合突部が係合段部に係止できなかったり、脚部がスリットに嵌合して動かなくなる場合があった。
また、特許文献2に開示されたバックルの場合、幅狭のスリットがプラグ挿入口から離れた位置にあり、上記リブはプラグの挿入をガイドする構造ではない。従って、上記と同様に、プラグの脚部が幅広のスリットの部分を経て斜めにソケット内に挿入された場合、係合突部と被係合部が係合できなかったり、スリット部分にプラグの脚部や脚部基端部が嵌合し動かなくなる場合があった。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みて成されたもので、操作性が良く、プラグを斜めにソケットに挿入した場合も確実に係合可能なバックルを提供することを目的とする。
この発明は、互いに連結及び連結解除可能で、各々所定の部材に取り付けられるプラグとソケットから成り、前記プラグは、一対の脚部を備え、前記一対の脚部の先端部寄りの位置に各々係合突起が形成され、前記一対の脚部間の中心線を中心に前記一対の脚部の互いに対称な位置であって前記中心線側の各側縁部に、表裏方向に厚みを有し、前記係合突起から連続して伸びるリブから成るガイド部を各々備え、前記ソケットは、前記脚部が挿入される収容空間を形成する上面部と下面部、及び前記上面部と前記下面部の両側縁部に設けられ互いに対向するように延出した一対の上側壁部と一対の下側壁部を備え、前記一対の上側壁部と前記一対の下側壁部との間が、一対のスリットとして設けられ、前記スリットは、前記収容空間の挿入口から前記脚部の挿入方向に形成され、前記ガイド部は、前記上側壁部及びまたは前記下側壁部と当接し、前記スリットに挿入不能なバックルである。
さらに、請求項2記載のバックルは、前記ガイド部の表裏方向の寸法が、前記スリットの表裏方向の寸法よりも大きく形成されているものである。請求項3記載のバックルは、前記脚部の基端部にテープ通し部が設けられ、前記テープ通し部には、第1のバーと第2のバーとを備え、前記脚部は前記第2のバーの両端部から延出しているものである。請求項4記載のバックルの前記一対の脚部は、基端部に向けてU字状のブリッジによりつながれている。
請求項5記載のバックルの前記リブは、一端が前記係合突起に位置して前記脚部の基端部側に延び、前記リブの他端部に、前記プラグが前記ソケット内に挿入される状態で、前記上側壁部及びまたは前記下側壁部と当接するストッパ部が設けられているものである。
また、請求項6記載のバックルは、前記収容空間内の前記一対の上側壁部と前記一対の下側壁部の内壁面が、前記脚部が挿入された際に当接するガイド面として設けられ、前記一対の脚部に形成された前記ガイド部の形状は、前記ガイド面と一致するように形成されているものである。さらに、請求項7記載のバックルは、前記収容空間内の前記一対の上側壁部と前記一対の下側壁部の内壁面は、前記一対の脚部の挿入方向に沿って互いの間隔が狭くなるように形成されている。
この発明のバックルは、操作性が良く、プラグをソケットに対して斜めに挿入した場合も、容易且つ確実にプラグとソケットの係合が可能であり、係合操作時の操作性の良いバックルを提供することができる。
また、請求項3記載のバックルによれば、コンパクトな寸法で脚部が撓みやすいプラグの構造にすることができ、バックル全体の形状も小さくすることができる。さらに、請求項4記載のバックルによれば、脚部が撓みやすく強度も高いものにすることができ、操作性がよく耐久性も高いバックルにすることができる。
請求項5記載のバックルによれば、プラグのソケットへの挿入位置を規制し、安定な挿入及び係合を可能にする。
請求項6記載のバックルによれば、係合時のプラグのがたつきを防止し、連結状態での使用において、安定な係合を維持する。特に、請求項7記載のバックルによれば、プラグのソケットへの挿入を容易にし、操作性を向上させるものである。
この発明の一実施形態のバックルの係合状態を示す斜視図である。 この実施形態のバックルの非係合状態を示す斜視図である。 この実施形態のバックルの非係合状態を示す正面図である。 この実施形態のバックルの非係合状態を示す右側面図である。 この実施形態のバックルのプラグの底面図である。 この実施形態のバックルのソケットの縦断面図である。 この実施形態のバックルのソケットの平面図である。 この実施形態のバックルの係合状態を示す部分破断正面図である。 図8のA−A断面図である。 図8のB−B断面図である。 図8のC−C断面図である。 この実施形態のバックルが斜めに挿入されるときの状態を示す正面図(a)、ソケットを部分破断した正面図(b)である。 この実施形態のバックルが斜めに挿入されたときの状態を示す正面図(a)、ソケットを部分破断した正面図(b)である。
以下、この発明の一実施形態のバックル10について、図1〜図13を基にして説明する。このバックル10は、プラグ12と、プラグ12が嵌合して係止されるソケット14とから成るもので、互いに任意に連結及び連結解除されるベルトやテープ等の部材に各々取り付けられる。以後の説明において、プラグ12の後述する一対の脚部20に設けられた各係合突起22が対向する方向を左右方向、左右方向と直交する方向であって脚部20の突出方向を前後方向、左右方向及び前後方向に直交する方向を表裏方向また厚み方向という。
プラグ12は、例えばポリアセタール、ポリアミド、ポリプロピレンなどの合成樹脂で一体成形により形成されている。プラグ12は、ソケット14に挿入される脚部20と、脚部20の先端部20a寄りの位置に一体に設けられた係合突起22と、係合突起22とは反対側に位置し、脚部20の基端部20bに一体に設けられたテープ通し部24を備える。係合突起22は、脚部20の先端部20a寄りの位置の表裏方向の両方に突出して各々設けられ、脚部20の基端部20b側に面して、係止段部22a設けられている。係止段部22aは、後述するソケット14の被係合部56に係合可能に形成されている。
一対の脚部20は、互いに対称にテープ通し部24から突出し、テープ通し部24側である基端部20bと係合突起22が設けられた先端部20aとの間の、中央部よりもやや基端部20b側の位置に向かって、先端部20a及び基端部20bから徐々に左右方向外側に膨らんだ形状の操作部26が設けられている。操作部26の表裏方向の寸法は、プラグ12のテープ通し部24の厚み方向寸法とほぼ等しく、図4に示すように厚さDに形成されている。
一対の操作部26の互いに対向する内側部分には、図4他に示すように、厚み方向に操作部26の厚さDよりも小さい幅Hのリブ28が各々立設されている。リブ28は、脚部20の延出方向に沿って、一端部が操作部26の中央部に位置し、他端部が係合突起22の係止段部22aの内側に連続して形成されている。操作部26の中央部につながるリブ28の一端部は、プラグ12がソケット14に挿入された際に、ソケット14が当接するストッパ部31となる。ストッパ部31には、ソケット14の後述する各上側壁部47と下側壁部48の挿入口40a側の端縁が当接する。リブ28の、ストッパ部31から係合突起22につながる部分は、プラグ12の挿入動作をガイドするガイド部32となる。ガイド部32は、一対の脚部20間の中心線を中心に一対の脚部20の互いに対称な位置であって中心線側の各側縁部に設けられる。一対の脚部20の外側縁及び各ガイド部32は、互いに先端部20aに向かうに従い近づくように傾斜して設けられている。また、脚部20の先端部20aでは、対向する面同士が僅かに互いに離れるように形成され、一対の脚部20の間隔は、係止段部22aが形成される位置よりも先端部20aの位置のほうが大きく形成されている。
一対の脚部20の各々外側に位置した操作部26と、内側に位置したリブ28との間には、操作部26及びリブ28の厚み方向中央部に位置した薄肉部30が設けられている。薄肉部30は、厚さtに形成され、係合突起22からリブ28、及び操作部26の壁面に囲まれて、操作部26の先端部26aと係合突起22との間の部分が、薄肉部30の両面側で左右及び前後方向に解放されて形成されている。これにより、薄肉部30は、ソケット14の後述する上側壁部47と下側壁部48の間のスリット50に嵌合可能に設けられている。
テープ通し部24は、プラグ12の基端部の第1のバー34と、一対の脚部20の基端部20bを連結した第2のバー35とが左右方向に平行に設けられ、その間にテープ挿通孔24aが形成されている。さらに、第2のバー35と一対の脚部20で囲まれる部分も空間が設けられ、テープ挿通孔24bを形成している。第2のバー35は、テープ通し部24の表裏方向の表面側に位置している。
一対の脚部20の係合突起22の、互いに対向する面の僅かに基端部20b寄りの位置には、脚部20の先端部20aの近傍同士を連結したU字状のブリッジ36の両端部が一体に設けられている。ブリッジ36は、一対のリブ28の互いに対向する内側面と僅かの隙間を空けて延出し、一対の操作部26間の中央部付近でU字状に湾曲し形成されている。
ソケット14も、例えばポリアセタール、ポリアミド、ポリプロピレンなどの合成樹脂で一体成形により形成されている。ソケット14は、プラグ12の脚部20が挿入される嵌合部40と、嵌合部40の挿入口40aとは反対側に位置したテープ通し部42とから成る。テープ通し部42には、テープ部材等を挿通するテープ挿通孔42aが形成され、テープ部材等を連結する連結バー44が設けられている。
ソケット14の嵌合部40は、上面部45と下面部46が互いに所定間隔を空けて対面し、プラグ12の挿入空間を形成している。上面部45と下面部46の挿入口40a側の端部において、その中央部は他の部分よりも前後方向の挿入口40a側へ突出するように形成されている。上面部45の側縁には、左右方向の両側に、下面部46側に突出した上側壁部47が互いに対向して設けられている。下面部46の側縁にも、左右方向の両側に、上面部45側に突出した下側壁部48が互いに対向して設けられている。嵌合部40の左右方向両側の上側壁部47と下側壁部48は、各々表裏方向に一定の間隔を空けて対向し、その間の隙間がスリット50として形成されている。スリット50の幅hは、プラグ12の薄肉部30の厚さtよりも大きく、リブ28の幅Hよりも小さい。即ち、リブ28の幅H>スリット50の幅h>薄肉部30の厚さt、となる。
嵌合部40は、テープ通し部42よりも左右方向寸法が小さく、図1に示すように、プラグ12をソケット14に係合させた状態で、プラグ12の操作部26が各上側壁部47と下側壁部48の側方に露出して位置する。嵌合部40の内側には、プラグ12の脚部20の係合突起22、リブ28、及び薄肉部30が挿入される収容空間52が形成され、収容空間52は、挿入口40aからテープ通し部42側に向かうに従い左右方向の幅が狭くなるように形成され、この左右方向の両側壁が、プラグ12の脚部20をガイドするガイド面54となる。即ち、各上側壁部47と下側壁部48の、収容空間52側に面した内壁面が、ガイド面54を形成し、脚部20のガイド部32の外側面の壁面形状に一致して、挿入口40aから離れるに従い互いに近づくように形成されている。
嵌合部40の収容空間52の中央には、挿入口40aから前後方向にテープ通し部42に延び、収容空間52を仕切るとともに表裏方向の荷重に耐えるため、上面部45と下面部46間に一体に設けられた連結部55を備える。連結部55の開口側端部には、ブリッジ36の中央部が嵌合して接する溝部55aが形成されている。また、上面部45の表面には、連結部55に沿って僅かに滑らかな凹面が形成されている。嵌合部40のテープ通し部42側の端部には、プラグ12の係合突起22の係止段部22aが係合する被係合部56が各々設けられている。また、上面部45のテープ挿通孔42a側の面は、テープ通し部42側に伸びて、プラグ12の係合状態で係合突起22を覆う覆い部45aが設けられ、係合突起22が表面側から露出して目立ったり、外部の部材に触れたりするのを防止している。
次に、この実施形態のバックル10の係合動作及び使用方法について以下に説明する。まず、このバックル10のプラグ12について、テープ部材等の取り付け方法を簡単に説明する。プラグ12のテープ通し部24には、第1,第2のバー34,35が設けられ、連結用の図示しないテープ部材は、プラグ12の裏面側からテープ挿通孔24bに挿入され、第2のバー35の外周を経て、テープ挿通孔24aの表面側から裏面側に挿入されて、自身のテープ部材に重ねられ、長さ調節自在に引き出される。一方、ソケット14に取り付けられる図示しないテープ部材等は、1本の連結バー44に調節不能に連結される。
プラグ12とソケット14の係合動作は、図2〜図4に示すように、プラグ12の脚部20をソケット14の挿入口40aに対向させて、プラグ12をソケット14内へ押し込む。脚部20が嵌合部40内に挿入されると、嵌合部40のスリット50に薄肉部30が挿入され、収容空間52のテープ通し部42に近い位置のガイド面54に、脚部20の係合突起22が各々当接する。係合突起22の外側面が各々接した状態でさらにプラグ12をソケット14内に押し込むと、プラグ12の挿入に従いガイド面54の傾斜により、脚部20は互いに近づくように弾性変形する。そして、脚部20の係合突起22がガイド面54の端部を通過すると、係合突起22の係止段部22aがソケット14の被係合部56に対面して係合するように、脚部20の弾性変形が復元する。これにより、プラグ12の各脚部20に形成された表裏の係合突起22が各々ソケット14の被係合部56に対面して係合し、確実にプラグ12とソケット14が連結される。そして、プラグ12は、ソケット14の挿入口40aを形成する各上側壁部47と下側壁部48の端縁が、リブ28のストッパ部31に接触して停止する。
プラグ12とソケット14との連結を解除するには、一対の操作部26を外側方から押圧して、プラグ12の係合突起22をソケット14の被係合部56と対面しない位置に弾性変形させる。この状態で、プラグ12とソケット14が互いに離れる方向に僅かに相対的に移動させると、係合突起22と被係合部56の対面位置から離れる。これにより、容易に係合が解除される。
また、この実施形態のバックル10は、図12に示すように、ソケット14に対してプラグ12が、前後方向に対して斜めに挿入された場合にも、脚部20の一方の薄肉部30が一方のスリット50に挿入されるとともに、係合突起22の角部がソケット14のガイド面54にガイドされ、さらに押し込むと、プラグ12のリブ28のガイド部32が、ソケット14の上側壁部47と下側壁部48の端部に接触してスリット50に挿入不能となり、プラグ12のソケット14への挿入方向をガイドする。さらにこのとき、スリット50の幅hと、プラグ12の薄肉部30の厚さt、及びリブ28の幅Hの上述の関係により、一方の脚部20の薄肉部30以外の部分が、ソケット14のスリット50に嵌合することを防ぐ。
この後、さらにプラグ12をソケット14内に押し込むと、図13に示すように、他方の脚部20の先端部20a及び係合突起22がソケット14のガイド面54に接触して、プラグ12を挿入方向にガイドする。これにより、プラグ12は、ソケット14の収容空間52内にスムーズにガイドされる。さらにプラグ12をソケット14内へ押し込むことにより、上述のように係合突起22が被係合部56に係合して、プラグ12とソケット14が連結される。
この実施形態のバックル10によれば、ソケット14に形成されたスリット14と、プラグ12の脚部20の各部の寸法が上述の関係にあるので、プラグ12をソケット14に対して斜めに挿入した場合も、プラグ12の一部がソケット14に当接して、それ以上挿入動作できなくなったり、さらにスリット50に脚部20の一部が嵌合して、固定されてしまい、操作不能になることがない。プラグ12は、挿入操作を行うことにより、ソケット14のガイド面54にガイドされるとともに、プラグ12のガイド部32にソケット14の一部が当接して、適正な挿入位置関係になるようプラグ12の移動を制限しつつガイドされ、プラグ12のストッパ部31がソケット14の挿入口40a側端部に当接して停止し、確実に係合が完了し連結が行われる。
さらに、プラグ12の一対の脚部20は、その先端部20aの近傍で、U字状のブリッジ36により連結されているので、ソケット14への挿入時の弾性変形が容易であるとともに、一定の強度を維持することができる。また、一対の脚部20の基端部20bを連結する連結用のバーが設けられておらず、テープ通し部24には、第1,第2のバー34,35の2本のみが形成されているので、プラグ12の前後方向寸法を抑えつつ、脚部20が撓みやすい構造とすることができる。
なお、この発明のバックルは、上記各実施形態に限定されるものではなく、係合突起22は、脚部20の表裏の一方に突出して設けられたものでも良い。また、リブ28は、表裏の係合突起22の一方のみから伸びるものでも良い。表裏方向の表面側の係合突起22からのみリブ28が伸びている場合には、ソケット14に対してプラグ12が前後方向に対して斜めに挿入された際に、リブ28のガイド部32はソケット14の上側壁部47の端部に接触し、スリット50に挿入不能となる。また、脚部20や収容空間52の形状は適宜設定可能なものであり、脚部20の薄肉部30とリブ28,及びスリット50の関係が上述の条件を満たすものであれば良い。さらに、プラグ12やソケット14の形状も適宜設定可能なものであり、必要に応じてブリッジ36を設ければ良く、テープ通し部24,42の形状も適宜設定することができる。
10 バックル
12 プラグ
14 ソケット
20 脚部
20a 先端部
20b 基端部
22 係合突起
24,42 テープ通し部
24a,24b,42a テープ挿通孔
26 操作部
28 リブ
30 薄肉部
31 ストッパ部
32 ガイド部
34 第1のバー
35 第2のバー
36 ブリッジ
40 嵌合部
40a 挿入口
45 上面部
46 下面部
47 上側壁部
48 下側壁部
50 スリット
52 収容空間
54 ガイド面
56 被係合部

Claims (7)

  1. 互いに連結及び連結解除可能で、各々所定の部材に取り付けられるプラグ(12)とソケット(14)から成り、
    前記プラグ(12)は、一対の脚部(20)を備え、前記一対の脚部(20)の先端部(20a)寄りの位置に各々係合突起(22)が形成され、
    前記一対の脚部(20)間の中心線を中心に前記一対の脚部(20)の互いに対称な位置であって前記中心線側の各側縁部に、表裏方向に厚みを有し、前記係合突起(22)から連続して伸びるリブ(28)から成るガイド部(32)を各々備え、
    前記ソケット(14)は、前記脚部(20)が挿入される収容空間(52)を形成する上面部(45)と下面部(46)、及び前記上面部(45)と前記下面部(46)の両側縁部に設けられ互いに対向するように延出した一対の上側壁部(47)と一対の下側壁部(48)とを備え、
    前記一対の上側壁部(47)と前記一対の下側壁部(48)との間が、一対のスリット(50)として設けられ、
    前記スリット(50)は、前記収容空間(52)の挿入口(40a)から前記脚部(20)の挿入方向に形成され、前記ガイド部(32)は、前記上側壁部(47)及びまたは前記下側壁部(48)と当接し、前記スリット(50)に挿入不能であることを特徴とするバックル。
  2. 前記ガイド部(32)の表裏方向の寸法は、前記スリット(50)の表裏方向の寸法よりも大きく形成されている請求項1記載のバックル。
  3. 前記脚部(20)の基端部(20b)にテープ通し部(24)が設けられ、前記テープ通し部(24)には、第1のバー(34)と第2のバー(35)とを備え、前記脚部(20)は前記第2のバー(35)の両端部から延出している請求項1記載のバックル。
  4. 前記一対の脚部(20)は、基端部(20b)に向けてU字状のブリッジ(36)によりつながれている請求項3記載のバックル。
  5. 前記リブ(28)は、一端が前記係合突起(22)に位置して前記脚部(20)の基端部(20b)側に延び、前記リブ(28)の他端部に、前記プラグ(12)が前記ソケット(14)内に挿入される状態で、前記上側壁部(47)及びまたは前記下側壁部(48)と当接するストッパ部(31)が設けられている請求項1記載のバックル。
  6. 前記収容空間(52)内の前記一対の上側壁部(47)と前記一対の下側壁部(48)の内壁面が、前記脚部(20)が挿入された際に当接するガイド面(54)として設けられ、前記一対の脚部(20)に形成された前記ガイド部(32)の形状は、前記ガイド面(54)と一致するように形成されている請求項1記載のバックル。
  7. 前記収容空間(52)内の前記一対の上側壁部(47)と前記一対の下側壁部(48)の内壁面は、前記一対の脚部(20)の挿入方向に沿って互いの間隔が狭くなるように形成されている請求項5記載のバックル。
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