JP2014008312A - バックル - Google Patents

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Abstract

【課題】衝撃破壊に強いバックルを提供する。
【解決手段】一端に挿入口、他端にベルト取付部を有し、両側面に開口部を有したバックル本体と、一端に前記挿入口に挿入される係合脚部を有し、他端にベルト取付部を有した差込体とから成るバックルであって、前記差込体の係合脚部の先端部近傍に係合部を設けると共に、係合脚部の中間部にボス部を設けたので、衝撃破壊に強いバックルとすることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、バックル本体と差込体とから成るバックルであって、外部からの衝撃破壊に強いバックルに関するものである。
従来、バックル本体と差込体との2部材から成るバックルは、外部からの衝撃荷重Fを受けた場合に図8に示すように、係合脚部14が破線に示すように屈曲して、脚の付け根部が破損すると云う問題が存在した。
そこで、外部から衝撃荷重Fに対抗するべく種々の提案が為されている。
例えば、特許文献1に示すように、差込体(雄部材)の基部に形成された一対の脚部の付け根部付近に山形状のガイドバー(枠材)が形成されている(特許文献1)。このガイドバーは、基部と略同じ肉厚を有するとともに、左右の脚部に跨がって形成されている。
このように構成されたガイドバーは、差込体(雄部材)が外部から衝撃荷重を受けた際に、衝撃を吸収して脚部が破損することを防止している。
また、特許文献2に示すように、差込体(雄部材)の左右両脚部の先端近傍を連結するブリッジの中央から外向きにセンターバー(係合ガイドビーム)が延設されている。このセンターバーは、基部と略同じ肉厚を有するとともに、ベルト調整部と非接触に形成されている。
このように構成されたセンターバーは、差込体(雄部材)が外部から衝撃荷重を受けた際に、衝撃を吸収して脚部およびベルト調整部が破損することを防止している。
特開2009−11492号公報 米国特許第7302742号明細書
しかし、従来の特許文献1の山形形状のガイドバーを備えた場合では、係合脚部がガイドバーの傾斜面の途中から立設されており、バックルの全体寸法が伸びてしまうと云う問題があった。また、山形形状のガイドバーは、バックル本体と差込体を係合した際に、基部と略同じ肉厚を有するために外部に現れてしまい、意匠的にも問題があった。
また、特許文献2の差込体の中央にセンターバーを備えた場合では、ブリッジにより左右の係合脚部の先端近傍が連結されており、そのブリッジの中央から外向きにセンターバーが延設されているので、係合脚部の動きが規制されて硬くなると云う問題が存在した。
この発明は、上記した従来の不都合を解消する為になされたもので、一端に挿入口、他端にベルト取付部を有し、両側面に開口部を有したバックル本体と、一端に前記挿入口に挿入される係合脚部を有し、他端にベルト取付部を有した差込体とから成るバックルであって、前記差込体の係合脚部の先端部近傍に係合部を設けると共に、係合脚部の中間部にボス部を設けたので、外部から衝撃荷重が加わっても、係合脚部の変形量を制限して破損を免れることのできるバックルを提供するものである。
この発明は、以下のような内容である。
(1)上記目的を達成するため、本発明は一端に挿入口、他端にベルト取付部を有し、両側面に開口部を有したバックル本体と、一端に前記挿入口に挿入される係合脚部を有し、他端にベルト取付部を有した差込体とから成るバックルであって、前記差込体の係合脚部の先端部近傍に係合部を設けると共に、係合脚部の中間部にボス部を設けたことを特徴とする。
(2)また、前記係合部は、係合脚部の表面および裏面に突出形成されると共に、前記ボス部も係合脚部の表面および裏面に突出形成されたことを特徴とする。
(3)前記係合部とボス部の上下方向の突出量は、等しいことを特徴とする。
本発明は、一端に挿入口、他端にベルト取付部を有し、両側面に開口部を有したバックル本体と、一端に前記挿入口に挿入される係合脚部を有し、他端にベルト取付部を有した差込体とから成るバックルであって、前記差込体の係合脚部の先端部近傍に係合部を設けると共に、係合脚部の中間部にボス部を設けたので、差込体に衝撃荷重が加わっても、係合脚部の変形量を制限して破損を免れることができる。
また、前記係合部は、係合脚部の表面および裏面に突出形成されると共に、前記ボス部も係合脚部の表面および裏面に突出形成されたので、外部から衝撃荷重が加わっても、係合脚部の変形量を制限して破損を免れることができる。
また、前記係合部とボス部の上下方向の突出量は等しいので、差込体をバックル本体に係合が可能であると共に、係合脚部の付け根にかかる応力を軽減して破損を免れることができる。
図1は、本発明の一実施形態を示すバックルの分離状態を示す平面図である。 図2は、同バックルの係合状態を示す平面図である。 図3は、同バックルを構成するバックル本体を示す斜視図である。 図4は、同バックル本体を示す側面図である。 図5は、同バックルを構成する差込体を示す斜視図である。 図6は、同差込体を示す側面図である。 図7は、同差込体を平面上に置いて荷重を加えた状態を示す説明図である。 図8は、従来の差込体を平面上に置いて荷重を加えた状態を示す説明図である。
本発明のバックルは、バックル本体と差込体とから成り、前記差込体の係合脚部の先端部近傍に係合部と中間部にボス部とを設けたので、外部から衝撃荷重が加わっても、係合脚部の変形量を制限して破損を免れることができる。
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態を示すバックルの分離状態を示す平面図、図2は本発明のバックルの係合状態を示す平面図である。ここで、バックル10は、一端に挿入口11、他端にベルト取付部12を有し、両側面に開口部13を有したバックル本体Aと、一端に前記挿入口11に挿入される係合脚部14を有し、他端にベルト取付部15を有した差込体Bとから成り、差込体Bの係合脚部14の先端部近傍に係合部16と中間部にボス部17とを備えている。
バックル本体Aは、図3、4に示すように、バックル本体Aにおける表壁面20および裏壁面21は、内側に向けて張り出すように湾曲した四つの縁によって囲まれるX字状に形成されている。また、これらバックル本体Aを構成する表壁面20の四隅と裏壁面21の四隅は、連結壁22によって連結されている。この表壁面20、裏壁面21、連結壁22によって形成される空間に、差込体Bの係合脚部14が収納される。またバックル本体Aのベルト取付部12には、矩形状の開放口23が形成されている。この開放口23によってバックル10に締結されるベルトがその長さを変更不可能なようにベルト取付部12に取り付けられる。更に、連結壁22と連結壁22の中間に開口部13が形成されている。
そしてバックル本体Aに差込体Bが連結された状態では、一対の係合脚部14が含まれる平面に対して面対称となるように、挿入口11が形成されている。また、バックル本体Aに差込体Bが連結された状態では、表壁面20の外表面と対向する平面視において、一対の係合脚部14の一部が開口部13から露出するよう構成されている。
差込体Bは、図5、6に示すようにベルト取付部15を有する基部19と、基部19から延設された係合脚部14を有しており、左右一対に形成された係合脚部14の先端が膨大するように形成されている。また、右側の係合脚部14における右側外側面、及び左側の係合脚部14における左側外側面には、脚部係止部14aが左右方向の外側に張り出すように湾曲した形状に形成されている。更に、一対の係合脚部14の先端近傍には、それぞれ係合部16が形成されており、バックル本体Aの一部と係合可能である。係合部16は、係合脚部14の表面および裏面にそれぞれ突設形成されている。
ボス部17は、係合脚部14の表面および裏面にそれぞれ突設形成されており、係合部16とボス部17の上下方向の突出量が略等しい。また、ボス部17は、係合脚部14の略中間に形成されている。
一対の係合脚部14の互いに対向する内側面には、係合脚部14を互いに繋ぐ可撓性を有した帯状の湾曲したブリッジ18が、係合脚部14の先端寄りを基端とし、湾曲部をベルト取付部15側にして形成されている。また、基部19の係合脚部14とは反対側には、バックル10に締結されるベルトの長さを可変にするように保持されるベルト取付部15が架設される。
このように構成されたバックル10の動作を図1、2に従って説明する。図1は、バックル10の分離状態を示す平面図である。この状態から、差込体Bの係合脚部14をバックル本体Aの挿入口11に挿入すると、係合部16がバックル本体Aの一部と係合してロックされる。図2はバックル10の係合状態を示す平面図である。この状態で、表壁面20の側面に開口部13から露出した係合脚部14の一部を押圧することで、係合部16とバックル本体Aの一部との係合が解除される。
図7は本発明の差込体Bを平面上に置いて荷重Fを加えた状態を示す説明図である。荷重Fが加わっても、係合脚部14の中間にボス部17が形成されたので、係合脚部14の変形量が破線で示すように制限され、破壊される虞がない。また、荷重Fが鉛直方向に限らず、斜め方向からかかっても同様に破壊される虞がない。
なお、以上の実施例ではボス部17を左右の係合脚部14に夫々一個設ける例について説明したが、これに限ることなく、2個以上設ける構成であってもよい。
A バックル本体
B 差込体
10 バックル
11 挿入口
12 ベルト取付部
13 開口部
14 係合脚部
15 ベルト取付部
16 係合部
17 ボス部
18 ブリッジ
19 基部
20 表壁面
21 裏壁面
22 連結壁
23 開放口

Claims (3)

  1. 一端に挿入口、他端にベルト取付部を有し、両側面に開口部を有したバックル本体と、
    一端に前記挿入口に挿入される係合脚部を有し、他端にベルト取付部を有した差込体とから成るバックルであって、
    前記差込体の係合脚部の先端部近傍に係合部を設けると共に、係合脚部の中間部にボス部を設けたことを特徴とするバックル。
  2. 前記係合部は、係合脚部の表面および裏面に突出形成されると共に、前記ボス部も係合脚部の表面および裏面に突出形成されたことを特徴とする請求項1に記載のバックル。
  3. 前記係合部とボス部の上下方向の突出量は、等しいことを特徴とする請求項1または2に記載のバックル。
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