JP2017167615A - ログ取得装置、演算装置、プロセッサ、処理方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
また関連技術として、CPUから出力されるアドレス、データ、制御信号を解析して記録する技術が特許文献2に開示されている。
前記割り込み要求に基づいて前記プロセッサが記録したレジスタダンプを検出するレジスタダンプ検出部と、を備え、前記プロセッサは、前記割り込み要求に基づいてレジスタダンプを取得するレジスタダンプ取得部と、前記割り込み処理に基づいてレジスタダンプを取得し、そのレジスタダンプを所定のレジスタダンプ記憶部に記録するレジスタダンプ記録部と、を備える。
以下、本発明の第一実施形態による演算装置を図面を参照して説明する。
図1は第一実施形態による演算装置を示す第一の図である。
演算装置1は、プロセッサの一例であるCPU(Central Processing Unit)11と、主記憶装置の一例であるRAM(Random Access Memory)12とを備えている。CPU11とRAM12とはデータパス115を介して接続されている。
ログ取得装置112は図2に示すように、比較アドレスレジスタ1121、アドレス比較回路1122と、ログ取得回路1123、制御信号識別回路1124、プログラムトレース生成回路1125、割り込み発生回路1126の各機能を備えている。ログ取得装置112の各機能に対応する回路は、それぞれデータパスで接続されている。
図3(a)で示すように、ファームウェア使用エリア121は、実行命令を格納するコード領域1211と、ファームウェアの実行に必要な制御データ等を格納するスタック(Stack)領域1212を少なくとも備える。また図3(b)で示すように、ログエリア122は、1〜Nの複数のログエントリ(Log Entry)の格納領域が設けられる。各ログエントリには、アドレス、書き込みデータ、書き込み元情報、レジスタダンプ、プログラムトレースなどの情報が含まれる。
CPU11は割り込み処理を終了した後、通常処理に戻り中断した動作を継続する。これにより演算装置1は、演算装置1としての動作を継続しつつ、特定アドレスへのデータ書き込みに関するログを取得できる。
次に演算装置におけるログ取得処理について説明する。
演算装置1は、予めRAM12内においてデータの破損が起きると予想される記憶エリアのアドレス(以下、アドレスNと呼ぶ)を比較アドレスレジスタ1121に記録しておく。
スタック領域には、例えば図5に示すように、次スタックへのポインタ情報(Back chain)や、関数の呼び出し元情報(LR(Link Register) save word)などを記憶している。プログラムトレース生成回路1125は、LR(Link Register)によって、直前に実行されたプログラムアドレスを特定するとともに、Bach chainから次スタックの格納エリアをたどり、LRを取得する。プログラムトレース生成回路1125はこれらの解析により、プロセッサコア111が実行してきたプログラムアドレスを示すプログラムトレース情報を生成する(ステップS109)。プログラムトレース生成回路1125は、生成したプログラムトレース情報をログエントリM内のプログラムトレース格納エリアに保存する(ステップS110)。
この図が示すようにログ取得装置112は少なくとも、割り込み要求部112−1とレジスタダンプ検出部112−2を備える。
割り込み要求部112−1は上述の割り込み発生回路1126に対応し、データ破損が予想される主記憶装置の予想アドレスへのデータアクセスを検出した場合にプロセッサに対して割り込み要求を行う。
レジスタダンプ検出部112−2は上述の割り込み発生回路1126に対応し、割り込み要求に基づいてプロセッサコア111が記録したレジスタダンプを検出する。
図7は第二実施形態による演算装置を示す第二の図である。
図7を用いてプロセッサコア111が備えるトランスレーション・ルックアサイド・バッファ(以下、TLBと称す)117と、割り込み処理から呼び出されるログ採取プログラム123を用いてログ取得装置112の機能を実現した場合の例を示す。
あるコンピュータ装置においては、特定のTLB117にヒットするアクセスが発生した場合に、TLBエラー(TLB Error)割り込みを、プロセッサコア111に発生させることができる。よってアドレスNを含むTLB117にヒットするアクセスで、エラーを発生するようあらかじめ設定することにより、アドレスNへのアクセスをプロセッサコア111で検出することができる。
この図が示すようにプロセッサ110は少なくともプロセッサコア111、割り込み要求部111−1、レジスタダンプ記録部111−2を備える。
プロセッサコア111はマイクロプロセッサの中核部で、演算処理を行うための論理回路や1次キャッシュなどを備える。
割り込み要求部111−1は、データ破損が予想される主記憶装置の予想アドレスへのデータアクセスを検出した場合に割り込み処理を行う。
レジスタダンプ記録部111−2は、割り込み処理に基づいてレジスタダンプを取得し、そのレジスタダンプを所定のレジスタダンプ記憶部に記録する。
11・・・CPU
12・・・RAM
111・・・プロセッサコア
112・・・ログ取得装置
114・・・メモリコントローラ
1121・・・比較アドレスレジスタ
1122・・・アドレス比較回路
1123・・・ログ取得回路
1124・・・制御信号識別回路
1125・・・プログラムトレース生成回路
1126・・・割り込み発生回路
Claims (9)
- データ破損が予想される主記憶装置の予想アドレスへのデータアクセスを検出した場合にプロセッサに対して割り込み要求を行う割り込み要求部と、
前記割り込み要求に基づいて前記プロセッサが記録したレジスタダンプを検出するレジスタダンプ検出部と、
を備えることを特徴とするログ取得装置。 - 前記レジスタダンプを解析して、前記プロセッサの処理内容を示すトレース情報を生成するトレース情報生成部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のログ取得装置。 - 請求項1のログ取得装置を備えた演算装置。
- ログ取得装置とプロセッサとを備え、
前記ログ取得装置は、
データ破損が予想される主記憶装置の予想アドレスへのデータアクセスを検出した場合に前記プロセッサに対して割り込み要求を行う割り込み要求部と、
前記割り込み要求に基づいて前記プロセッサが記録したレジスタダンプを検出するレジスタダンプ検出部と、
を備え、
前記プロセッサは、
前記割り込み要求に基づいてレジスタダンプを取得するレジスタダンプ取得部と、
前記割り込み処理に基づいてレジスタダンプを取得し、そのレジスタダンプを所定のレジスタダンプ記憶部に記録するレジスタダンプ記録部と、
を備えることを特徴とする演算装置。 - データ破損が予想される主記憶装置の予想アドレスへのデータアクセスを検出した場合に割り込み処理を行う割り込み処理部と、
前記割り込み処理に基づいてレジスタダンプを取得し、そのレジスタダンプを所定のレジスタダンプ記憶部に記録するレジスタダンプ記録部と、
を備えることを特徴とするプロセッサ。 - ログ取得装置の処理方法であって、
データ破損が予想される主記憶装置の予想アドレスへのデータアクセスを検出した場合にプロセッサに対して割り込み要求を行い、
前記割り込み要求に基づいて前記プロセッサが記録したレジスタダンプを検出する
処理方法。 - プロセッサの処理方法であって、
データ破損が予想される主記憶装置の予想アドレスへのデータアクセスを検出した場合に割り込み処理を行い、
前記割り込み処理に基づいてレジスタダンプを取得し、そのレジスタダンプを所定のレジスタダンプ記憶部に記録する
処理方法。 - ログ取得装置に、
データ破損が予想される主記憶装置の予想アドレスへのデータアクセスを検出した場合にプロセッサに対して割り込み要求を行う割り込み要求ステップと、
前記割り込み要求に基づいて前記プロセッサが記録したレジスタダンプを検出するレジスタダンプ検出ステップと、
を実行させるプログラム。 - プロセッサに、
データ破損が予想される主記憶装置の予想アドレスへのデータアクセスを検出した場合に割り込み処理を行う割り込み処理ステップと、
前記割り込み処理に基づいてレジスタダンプを取得し、そのレジスタダンプを所定のレジスタダンプ記憶部に記録するレジスタダンプ記録ステップと、
を実行させるプログラム。
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JP2016049452A JP2017167615A (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | ログ取得装置、演算装置、プロセッサ、処理方法、プログラム |
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KR20200057458A (ko) * | 2018-11-16 | 2020-05-26 | 한국항공우주연구원 | 위성 메모리 덤프 해석 시스템 및 그 방법 |
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2016
- 2016-03-14 JP JP2016049452A patent/JP2017167615A/ja active Pending
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KR20200057458A (ko) * | 2018-11-16 | 2020-05-26 | 한국항공우주연구원 | 위성 메모리 덤프 해석 시스템 및 그 방법 |
KR102116842B1 (ko) | 2018-11-16 | 2020-05-29 | 한국항공우주연구원 | 위성 메모리 덤프 해석 시스템 및 그 방법 |
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