JP2017165811A - エポキシ注型樹脂組成物、エポキシ注型樹脂絶縁真空バルブ、およびその製造方法 - Google Patents

エポキシ注型樹脂組成物、エポキシ注型樹脂絶縁真空バルブ、およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017165811A
JP2017165811A JP2016049738A JP2016049738A JP2017165811A JP 2017165811 A JP2017165811 A JP 2017165811A JP 2016049738 A JP2016049738 A JP 2016049738A JP 2016049738 A JP2016049738 A JP 2016049738A JP 2017165811 A JP2017165811 A JP 2017165811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
epoxy
mixing
inorganic filler
diameter inorganic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016049738A
Other languages
English (en)
Inventor
今井 隆浩
Takahiro Imai
隆浩 今井
玄 小宮
Gen Komiya
玄 小宮
治 多賀谷
Osamu Tagaya
治 多賀谷
隆 水出
Takashi Mizuide
隆 水出
将邦 樽井
Masakuni Tarui
将邦 樽井
康寿 宮内
Yasuhisa Miyauchi
康寿 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2016049738A priority Critical patent/JP2017165811A/ja
Publication of JP2017165811A publication Critical patent/JP2017165811A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】 天然から産出される安価な無機充填剤を用いても、イオン成分を捕捉して体積抵抗率や絶縁破壊強さの向上が図れるエポキシ注型樹脂組成物を得る。【解決手段】 エポキシ樹脂1aと硬化剤1bと硬化促進剤1cとを有する熱硬化性マトリックス樹脂1と、熱硬化性マトリックス樹脂1に分散される天然から産出される粒径が二種類の大径無機充填剤2aおよび小径無機充填剤2bと、熱硬化性マトリックス樹脂1に分散される陽イオン捕捉剤3a、陰イオン捕捉剤3bと、熱硬化性マトリックス樹脂1に分散されるシランカップリング剤とを備えたことを特徴とし、大径無機充填剤2aおよび小径無機充填剤2bが有するイオン成分を陽イオン捕捉剤3a、陰イオン捕捉剤3bで捕捉し、体積抵抗率や絶縁破壊強さを向上させる。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、優れた電気絶縁性能を有するエポキシ注型樹脂組成物、その組成物を用いたエポキシ注型樹脂絶縁真空バルブ、およびその製造方法に関する。
SFガスのような絶縁ガスを用いたガス絶縁方式に替わり、エポキシ注型樹脂組成物の硬化物を用いた固体絶縁方式のスイッチギヤが環境調和型として採用されている。真空バルブにおいても、外周がエポキシ注型樹脂組成物で注型され、外部絶縁の補強が行われている(例えば、特許文献1参照)。
エポキシ注型樹脂組成物としては、無機充填剤に粒径の異なる二種類の溶融シリカを用い、機械的強度の向上を図ったものが知られている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、シリカを溶融精製(電融精製)しなければならず、製造工程が増加していた。なお、天然に産出したシリカを粉砕加工した結晶性シリカや、主成分としてシリカと酸化カルシウムをほぼ等量含有したウォラストナイトなどは、入手し易く、安価であるが、ナトリウムイオンや塩素イオンなどのイオン成分が多く含まれる。
一方、半導体などの部材を封止するため、イオン捕捉剤を添加してイオン成分を捕捉し、耐湿性を向上させたものが知られている(例えば、特許文献3参照)。しかしながら、封止材料の使用目的から、密閉性の向上が図られているものの、イオン成分が充分に捕捉されず電気的特性の向上は配慮されていなかった。イオン成分が残留していると、体積抵抗率の低下につながり、スイッチギヤのような電力機器への適用は困難となる。
このため、固体絶縁方式のスイッチギヤなどの電力機器の主絶縁にも適用できるように、天然で産出される安価な無機充填剤を用いても、イオン成分を効率よく捕捉して体積絶縁率の向上が図れるものが望まれていた。
特開2009−193734号公報 特開2002−15621号公報 特開平9−235449号公報
本発明が解決しようとする課題は、天然で産出される安価な無機充填剤を用いても、ナトリウムイオンや塩素イオンなどのイオン成分を充分に捕捉でき、体積抵抗率の向上を図ることのできるエポキシ注型樹脂組成物、その組成物を用いたエポキシ注型樹脂絶縁真空バルブ、およびその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、実施形態のエポキシ注型樹脂組成物は、エポキシ樹脂と硬化剤と硬化促進剤とを有する熱硬化性マトリックス樹脂と、前記熱硬化性マトリックス樹脂に分散される粒径が二種類の大径無機充填剤および小径無機充填剤と、前記熱硬化性マトリックス樹脂に分散されるイオン捕捉剤と、前記熱硬化性マトリックス樹脂に分散されるシランカップリング剤と、を備えたことを特徴とする。
本発明の実施例に係るエポキシ注型樹脂組成物の構成を示す模式図。 本発明の実施例に係るエポキシ注型樹脂絶縁真空バルブの構成を示す断面図。 本発明の実施例に係るエポキシ注型樹脂絶縁真空バルブの製造方法を説明するフロー図。 本発明の実施例に係るエポキシ注型樹脂の硬化時間を説明する特性図。 本発明の実施例に係る真空絶縁容器のアルミナ含有量と体積抵抗率の関係を示す特性図。
(エポキシ注型樹脂組成物)
先ず、エポキシ注型樹脂組成物を図1を参照して説明する。
図1に示すように、エポキシ注型樹脂組成物は、熱硬化性マトリックス樹脂1、無機充填剤2、イオン捕捉剤3で構成されている。熱硬化性マトリックス樹脂1は、エポキシ樹脂1a、硬化剤1b、硬化促進剤1cを有し、無機充填剤2は、粒径(メディアン径)1〜50μmの大径無機充填剤2a、粒径(メディアン径)500nm以下の小径無機充填剤2bを有し、イオン捕捉剤3は、陽イオン捕捉剤3a、陰イオン捕捉剤3bを有している。
エポキシ樹脂1aは、炭素原子2個と酸素原子1個からなる三員環を1分子中に2個以上持った硬化し得る化合物であれば適宜使用可能であり、その種類は限定されるものではない。例えば、エピクロルヒドリンと、ビスフェノール類などの多価フェノール類や多価アルコール類との縮合によって得られるビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂などが挙げられ、これらのエポキシ樹脂を単独または2種以上の混合物として使用することができる。
硬化剤1bは、エポキシ樹脂1aと化学反応を起こして固化するものであれば適宜使用可能であり、その種類は限定されるものではないが、酸無水物系硬化剤が好適である。酸無水物系硬化剤としては、無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、無水メチルハイミック酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、テトロヒドロ無水フタル酸などが挙げられる。
硬化促進剤1cは、エポキシ樹脂1aと硬化剤1bの化学反応を促進するアミン化合物であれば適宜使用可能であり、その種類は限定されるものではない。硬化剤1bが酸無水物系硬化剤の場合、N、N−ジメチルベンジルアミンなどが好適である。
無機充填剤2の大径無機充填剤2aとしては、天然産出の結晶シリカ、ウォラストナイトなどを使用することができる。大径無機充填剤2aは、熱膨張率の低減を図ることができ、後述する真空バルブ部材にエポキシ注型樹脂の熱膨張率を近づける作用をする。充填量は、エポキシ樹脂1a100重量部に対して170〜500重量部が好ましい。充填量が下限と上限から外れると、熱膨張率を低減することが困難となり、クラックなどが発生することがある。
小径無機充填剤2bとしては、天然産出のシリカ、酸化チタン、アルミナ、フュームドシリカなどを使用することができる。小径無機充填剤2bは、絶縁破壊強さや部分放電に対する耐性を向上させる。充填量は、エポキシ樹脂1a100重量部に対して1〜20重量部が好ましい。1重量部未満では、エポキシ樹脂1a中に小径無機充填剤2bを満遍なく分散させることができないので、絶縁破壊強さや部分放電の耐性を改善させることが困難となり、また、20重量部超過では、エポキシ樹脂1aの粘度が上昇して注型作業を困難とさせる。
絶縁破壊強さや部分放電は、陽イオン捕捉剤3a、陰イオン捕捉剤3bを有し、陽イオンまたは陰イオン、陽イオンと陰イオンの両者を吸着できる有機イオン捕捉剤や無機イオン捕捉剤であれば適宜使用可能である。一般的に有機イオン捕捉剤は耐熱性が低いため、エポキシ樹脂1aと硬化剤1bの化学反応を進めるための加熱によりその機能を失うことがあるので、無機イオン捕捉剤が好適である。陽イオン捕捉剤3aと陰イオン捕捉剤3bとも、粒径(メディアン径)は、2μm以下とし、エポキシ樹脂1a100重量部に対して1〜20重量部が好ましい。粒径が2μm超過では、イオン捕捉剤3自体がクラックの起点となり、絶縁破壊強さや機械的強度を低下させる。また、1重量部未満では、イオン成分を充分に捕捉することができず、また、20重量部超過では、イオン捕捉剤3が過密となって結果的に絶縁破壊強さや機械的強度を低下させる。
(エポキシ注型樹脂絶縁真空バルブ)
次に、エポキシ注型樹脂絶縁真空バルブの構成を図2を参照して説明する。
図2に示すように、アルミナ磁器よりなる筒状の真空絶縁容器10の両端開口部には、固定側封着金具11と可動側封着金具12が封着されている。固定側封着金具11には、中央部に固定側通電軸13が貫通固定され、真空絶縁容器10内の端部に固定側接点14が固着されている。固定側接点14に対向し、接離自在の一対の接点となる可動側接点15が可動側封着金具12を移動自在に貫通する可動側通電軸16の端部に固着されている。可動側通電軸16の中間部には、伸縮自在の筒状のベローズ17の自由端が封着され、固定端が可動側封着金具12の中央開口部に封着されている。固定側接点14と可動側接点15の周りには、筒状のアークシールド18が設けられている。これにより、真空バルブが構成されている。
真空バルブの外周となる固定側封着金具11には、これを囲むように、椀状の固定側電界緩和シールド19が設けられている。可動側封着金具12にも、これを囲むように、椀状の可動側電界緩和シールド20が設けられている。真空絶縁容器10や固定側、可動側電界緩和シールド19、20の周りには、上述したエポキシ注型樹脂組成物で構成された絶縁層21が設けられている、絶縁層21の軸方向の両端部には、テーパ上の界面接続部22が設けられている。絶縁層21の外周には、界面接続部22を除き、接地層23が設けられている。
以下、本発明の実施例を図3〜図5を参照して説明する。
(実施例1)
図3に示すように、ビスフェノールA型エポキシ樹脂1a(三菱化学社製jER828)100重量部に、粒径500nm以下の小径無機充填剤2b(EVONIK社製AEROSIL200)10重量部と、陽イオン捕捉剤3a(東亜合成社製IXE−300)2重量部と、陰イオン捕捉剤3b(東亜合成社製IXE−500)2重量部を加え、せん断力を加えた第1の混合をする(st1)。せん断力による混合により、小径無機充填剤2a、陽イオン捕捉剤3a、陰イオン捕捉剤3bをエポキシ樹脂1a中に緻密に分散させることができる。
次に、この混合物に、粒径1〜50μmの大径無機充填剤2a(龍森社製CRYSTALITE−C)170重量部と、シランカップリング剤(東レ、ダウコーニング社製Z−6040)1重量部と、酸無水物系硬化剤(日立化成社製HN2200)1重量部を加えて第2の混合をする(st2)。そして、この混合物に、硬化促進剤1c(東京化成工業社製N、N−ジメチルベンジルアミン)1重量部を加えて第3の混合をし(st3)、エポキシ注型樹脂を得る。第2の混合においても、せん断力による混合で大径無機充填剤2aの粒子がばらばらになってエポキシ樹脂1aによく混ざり合うので無機充填剤2を効率よく均一に分散させることができる。このため、少なくとも第1、2の混合は、せん断混合が好ましい。
このようにして得られたエポキシ注型樹脂を樹脂金型に充填し(st4)、所定時間の真空脱泡を行い(st5)、所定温度、所定時間の加熱硬化(st6)を行えば、絶縁特性の優れたエポキシ注型樹脂絶縁真空バルブを得ることができる。なお、接地層23は、離型後に、設けられる。
ここで、第3の混合(st3)においては、混合した後、直ちに樹脂金型に充填するものとする。第3の混合による混合物は、例えば温度80℃で保温され、所定の粘度に保たれているが、硬化促進剤1cを加えることにより急速にゲル化が始まる。図4にゲル化の様子を示すが、ゲル化が始まる時間t0までには、樹脂金型に充填するものとする。時間t0は、例えば、温度80℃では約5分である。時間t1は、所定のゲル化が起こり、離型可能な時間となる。
なお、後述する比較例と特性を比較するため、st1〜st6に従って、体積抵抗率と絶縁破壊強さを測定する試験片を作成した。測定は、JIS−K6911:2006に準拠した。
また、真空絶縁容器10は、高温時(300℃)の体積抵抗率を図5に示すが、アルミナの含有量が92%以上のものを用いた。例えば、京セラ社製材質記号A−473を用いた。
(比較例1)
実施例1で実施した粒径500nm以下の小径無機充填剤2bと陽イオン、陰イオン捕捉剤3a、3bを除いたエポキシ注型樹脂で実施例1と同様の試験片を作成した。
実施例1と比較例1の結果を表1に示す。実施例1によるものを1とし、比較例1を相対値で示しているが、体積抵抗率、絶縁破壊強さとも、格段によいことが分かる。特に、体積抵抗率が優れている。
陽イオン捕捉剤3a、陰イオン捕捉剤3bが存在する実施例1では、小径無機充填剤2bとなる結晶性シリカからのナトリウムイオンや塩素イオンなどのイオン成分を陽イオン、陰イオン捕捉剤3a、3bが吸着するので、体積抵抗率の低下を防ぐことができる。また、エポキシ注型樹脂中に均一に分散するので、絶縁破壊強さを向上させることができる。比較例1では、結晶性シリカからのイオン成分が残存するので、体積抵抗率が約1桁低下し、絶縁破壊強さも低下している。これらより、溶融シリカのような溶融精製を不要とした天然から産出した安価なシリカを用いることができる。
真空絶縁容器10においては、アルミナの含有量を92%以上とすることにより、高温においても体積抵抗率の高い真空絶縁容器10とすることができる。真空絶縁容器10は、アーク遮断などで高温になることがあるので、高い体積抵抗率を有する絶縁層21と同様に優れた絶縁集合体とすることができる。なお、真空絶縁容器10の体積抵抗率が低下すると抵抗分担が不平衡となる。
以上述べたような実施例によれば、エポキシ樹脂に、粒径が大径と小径からなる結晶性シリカなどの二種類の無機充填剤とイオン捕捉剤を加え、第1、第2の混合をし、更に硬化促進剤を加えて第3の混合をし、直ちに樹脂金型に充填して加熱硬化を行うようにしているので、天然産出の安価な無機充填剤を用いることができ、適量のイオン捕捉剤でイオン成分を確実に捕捉し、絶縁層の体積抵抗率や絶縁破壊強さを向上させることができる。また、せん断混合により、二種類の無機充填剤を均一に分散させることができ、電気的、機械的強度を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 熱硬化性マトリックス樹脂
1a エポキシ樹脂
1b 硬化剤
1c 硬化促進剤
2 無機充填剤
2a 大径無機充填剤
2b 小径無機充填剤
3 イオン捕捉剤
3a 陽イオン捕捉剤
3b 陰イオン捕捉剤
10 真空絶縁容器
14 固定側接点
15 可動側接点
21 絶縁層

Claims (7)

  1. エポキシ樹脂と硬化剤と硬化促進剤とを有する熱硬化性マトリックス樹脂と、
    前記熱硬化性マトリックス樹脂に分散される粒径が二種類の大径無機充填剤および小径無機充填剤と、
    前記熱硬化性マトリックス樹脂に分散されるイオン捕捉剤と、
    前記熱硬化性マトリックス樹脂に分散されるシランカップリング剤と、を備えたことを特徴とするエポキシ注型樹脂組成物。
  2. 前記エポキシ樹脂100重量部に対し、
    粒径1〜50μmの前記大径無機充填剤を170〜500重量部とし、
    粒径500nm以下の前記小径無機充填剤を1〜20重量部とし、
    粒径2μm以下の前記イオン捕捉剤を1〜20重量部とし、
    前記シランカップリング剤を0.5〜2重量部としたことを特徴とする請求項1に記載のエポキシ注型樹脂組成物。
  3. 真空絶縁容器に接離自在の一対の接点を収納し、前記真空絶縁容器の外周に絶縁層を設けたエポキシ注型樹脂絶縁真空バルブであって、
    前記絶縁層は、熱硬化性マトリックス樹脂と粒径が二種類の大径無機充填剤および小径無機充填剤とイオン捕捉剤とシランカップリング剤とを備えたエポキシ注型樹脂組成物で構成されることを特徴とするエポキシ注型樹脂絶縁真空バルブ。
  4. 前記真空絶縁容器のアルミナ含有量を92%以上としたことを特徴とする特徴とする請求項3に記載のエポキシ注型樹脂絶縁真空バルブ。
  5. 先ず、エポキシ樹脂と粒径500nm以下の小径無機充填剤とイオン捕捉剤とを混合する第1の混合を行い、
    次に、この混合物に、粒径1〜50μmの大径無機充填剤とシランカップリング剤と硬化剤とを混合する第2の混合を行い、
    そして、この混合物に、硬化促進剤を混合する第3の混合を行い、樹脂金型に充填することを特徴とするエポキシ注型樹脂絶縁真空バルブの製造方法。
  6. 前記第3の混合から前記樹脂金型への充填は、前記第3の混合で混合した混合物がゲル化を始める前までとすることを特徴とする請求項5に記載のエポキシ注型樹脂絶縁真空バルブの製造方法。
  7. 少なくとも前記第1の混合、前記第2の混合は、せん断混合であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のエポキシ注型樹脂絶縁真空バルブの製造方法。
JP2016049738A 2016-03-14 2016-03-14 エポキシ注型樹脂組成物、エポキシ注型樹脂絶縁真空バルブ、およびその製造方法 Pending JP2017165811A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016049738A JP2017165811A (ja) 2016-03-14 2016-03-14 エポキシ注型樹脂組成物、エポキシ注型樹脂絶縁真空バルブ、およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016049738A JP2017165811A (ja) 2016-03-14 2016-03-14 エポキシ注型樹脂組成物、エポキシ注型樹脂絶縁真空バルブ、およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017165811A true JP2017165811A (ja) 2017-09-21

Family

ID=59908767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016049738A Pending JP2017165811A (ja) 2016-03-14 2016-03-14 エポキシ注型樹脂組成物、エポキシ注型樹脂絶縁真空バルブ、およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017165811A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008023692A1 (fr) * 2006-08-23 2008-02-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Formule de résine pour moulage, matériau isolant l'utilisant et structure isolante
JP2011057734A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Hitachi Electric Systems Ltd 高靭性高熱伝導性硬化性樹脂組成物、その硬化物及びモールド電機機器
JP2013077784A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Sumitomo Bakelite Co Ltd 樹脂組成物の製造方法、樹脂組成物および半導体装置
WO2015068786A1 (ja) * 2013-11-08 2015-05-14 味の素株式会社 封止用樹脂組成物及び封止用シート
JP2015183077A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 住友ベークライト株式会社 封止用樹脂組成物、および半導体装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008023692A1 (fr) * 2006-08-23 2008-02-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Formule de résine pour moulage, matériau isolant l'utilisant et structure isolante
JP2011057734A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Hitachi Electric Systems Ltd 高靭性高熱伝導性硬化性樹脂組成物、その硬化物及びモールド電機機器
JP2013077784A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Sumitomo Bakelite Co Ltd 樹脂組成物の製造方法、樹脂組成物および半導体装置
WO2015068786A1 (ja) * 2013-11-08 2015-05-14 味の素株式会社 封止用樹脂組成物及び封止用シート
JP2015183077A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 住友ベークライト株式会社 封止用樹脂組成物、および半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9443779B2 (en) Semiconductor device
JP5185890B2 (ja) 高電圧電気機器用絶縁注型樹脂及びこれを用いた高電圧電気機器
JP5269728B2 (ja) 高靭性高熱伝導性硬化性樹脂組成物、その硬化物及びモールド電機機器
CN103649160A (zh) 绝缘制剂
JP5605724B2 (ja) 樹脂組成物
JP5129612B2 (ja) 注形用エポキシ樹脂組成物および高熱伝導コイル
JP2012255116A (ja) 電気絶縁材料およびこれを用いた高電圧機器
JP2009252838A (ja) 半導体装置
JP2008141809A (ja) 樹脂モールド絶縁導体
WO2019111891A1 (ja) 絶縁スペーサ
JP2017165811A (ja) エポキシ注型樹脂組成物、エポキシ注型樹脂絶縁真空バルブ、およびその製造方法
JPWO2013124940A1 (ja) 樹脂封止型半導体装置及びその製造方法
JP5466978B2 (ja) 注型用エポキシ樹脂組成物を用いたコイル部品
JP2004051824A (ja) 注形用エポキシ樹脂組成物
CN105907346A (zh) 一种环氧电子灌封胶及其制备方法
JP7249209B2 (ja) 注形用エポキシ樹脂組成物、電子部品及び電子部品の製造方法
JPS6351447B2 (ja)
JP2016219715A (ja) 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ素子、樹脂組成物およびサージ対策部材
JP2001135144A (ja) Sf6ガス絶縁機器用注型品およびその製造方法
JP2010093956A (ja) 絶縁信頼性を高めた固体絶縁スイッチギヤ
US20070057399A1 (en) Method for producing molded parts for low-voltage, medium-voltage and high-voltage switchgear
JP2019121487A (ja) 固体絶縁スイッチギヤ
JP3893422B2 (ja) 電気電子素子封止用樹脂組成物
JP2015040274A (ja) 電力機器用エポキシ樹脂組成物
JP2001279062A (ja) 注型樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170922

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170922

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171018

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190617