JP2017165260A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動力伝達装置を介して駆動輪に連結されるエンジンと、クラッチを介して動力伝達装置に連結される電動機とを含むハイブリッド車両において、異常気筒の有無を精度よく判定し、かつ異常気筒が存在している際の走行状態を安定化させる。【解決手段】エンジンECUは、エンジンの回転数Neが共振回転数帯に含まれる際、失火が発生した異常気筒が存在していないと判定されている場合には、モータジェネレータと動力伝達装置との間のクラッチC2の作動状態を回転数Neが共振回転数帯に含まれる前の状態から変更するための指令信号をTMECUに送信し(S130−S170)、異常気筒が存在していると判定されている場合には、動力伝達装置の係合要素の作動状態を回転数Neが共振回転数帯に含まれる前の状態から変更するための指令信号をTMECUに送信する(S200)。【選択図】図2

Description

本開示は、駆動輪に連結される動力伝達装置と、当該動力伝達装置に連結されるエンジンと、エンジンとは並列にクラッチを介して動力伝達装置に連結される電動機とを含むハイブリッド車両の制御装置に関する。
従来、ハイブリッド車両として、スタータを備えたエンジンと、第1クラッチを介してエンジンの出力軸に連結される入力軸を有する自動変速部と、第2クラッチを介して自動変速部の入力軸に連結されるモータジェネレータとを備える車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、第1クラッチを係合させると共に第2クラッチを解放させることで、エンジンを自動変速部の入力軸から切り離した状態で、モータジェネレータからの動力を自動変速部により変速して駆動輪に伝達することができる。また、第1および第2クラッチの双方を係合させることで、エンジンおよびモータジェネレータの少なくとも一方からの動力を自動変速部により変速して駆動輪に伝達することができる。更に、第2クラッチを係合させると共に第1クラッチを解放させることで、モータジェネレータを自動変速部の入力軸から切り離した状態で、エンジンからの動力を自動変速部により変速して駆動輪に伝達することができる。
特開2016−011072号公報
上述のようなハイブリッド車両においても、エンジンの運転中に、当該エンジンの回転変動等に基づいて失火が発生した異常気筒の有無を判定することが好ましい。ただし、エンジンから駆動輪までの間の駆動系で共振が発生した際には、当該共振によるねじれ振動成分がクランク角センサの出力に重畳することから、エンジンの回転変動等に基づいて異常気筒の有無を精度よく判定し得なくなるおそれがある。一方、異常気筒が存在している場合には、エンジンの出力が低下する。また、異常気筒が存在している状態でエンジンから駆動輪までの間の駆動系で共振が発生すると、エンジンの周期的なトルク変動と駆動系の共振とが重畳することで車両の振動が非常に大きくなってしまうおそれがある。従って、上述のようなハイブリッド車両では、異常気筒が存在していると判定された際に、走行状態を安定化させるために適正な対策を採る必要がある。
そこで、本開示の発明は、動力伝達装置を介して駆動輪に連結されるエンジンと、クラッチを介して動力伝達装置に連結される電動機とを含むハイブリッド車両において、エンジンの異常気筒の有無を精度よく判定可能にすると共に、異常気筒が存在している際の走行状態を安定化させることを主目的とする。
本開示のハイブリッド車両の制御装置は、トルクの伝達経路を変更するための係合要素を有すると共に駆動輪に連結される動力伝達装置と、前記動力伝達装置に連結されるエンジンと、前記エンジンとは並列にクラッチを介して前記動力伝達装置に連結される電動機とを含むハイブリッド車両の制御装置であって、前記エンジンの回転変動に基づいて異常気筒の有無を判定する異常気筒判定手段と、前記エンジンの回転数が該エンジンから前記駆動輪までの間の駆動系で共振が発生する回転数帯に含まれる際に、前記異常気筒判定手段により異常気筒が存在していないと判定されている場合には、前記クラッチの作動状態を前記エンジンの回転数が前記回転数帯に含まれる前の状態から変更し、前記異常気筒判定手段により異常気筒が存在していると判定されている場合には、前記係合要素の作動状態を前記エンジンの回転数が前記回転数帯に含まれる前の状態から変更する共振回避制御手段とを備えるものである。
この制御装置は、エンジンの回転数が当該エンジンから駆動輪までの間の駆動系で共振が発生する回転数帯に含まれる際に、異常気筒が存在していないと判定されている場合、電動機と動力伝達装置との間のクラッチの作動状態をエンジンの回転数が当該回転数帯に含まれる前の状態から変更する。これにより、エンジンと駆動輪との間の駆動系から電動機(ロータ)を切り離すか、あるいは当該駆動系に電動機を連結することにより、エンジンと駆動輪との間の駆動系の慣性モーメントすなわち固有振動数を変化させ、上記回転数帯での共振の発生を抑制することができる。この結果、エンジンの回転数が上記回転数帯に含まれる際に、エンジンの回転変動に基づいて異常気筒の有無を精度よく判定可能となる。また、この制御装置は、エンジンの回転数が上記回転数帯に含まれる際に、異常気筒が存在していると判定されている場合、動力伝達装置の係合要素の作動状態をエンジンの回転数が当該回転数帯に含まれる前の状態から変更する。これにより、動力伝達装置におけるトルクの伝達経路の変更により、エンジンと駆動輪との間の駆動系の慣性モーメントすなわち固有振動数を変化させ、上記回転数帯での共振の発生を抑制することができる。この結果、異常気筒の存在に起因したエンジンのトルク変動と上記共振とが重畳しないようにして、車両の振動が大きくなるのを抑制することが可能となる。更に、共振の発生を抑制するために電動機と動力伝達装置との間のクラッチの作動状態を変更する必要がなくなることから、当該クラッチを係合させると共に電動機からのトルクを増加させることで、異常気筒の存在に起因したエンジンの出力低下を補うことができる。従って、この制御装置によれば、エンジンの異常気筒の有無を精度よく判定すると共に、異常気筒が存在している際の走行状態を安定化させることが可能となる。
また、共振回避制御手段は、上記クラッチの作動状態を変更した後、エンジンが上記回転数帯で所定回数だけ回転する間に、異常気筒判定手段により異常気筒が存在していないと判定される場合、それ以後にエンジンの回転数が上記回転数帯に含まれ、かつ異常気筒判定手段により異常気筒が存在していないと判定される際に、クラッチの作動状態をエンジンの回転数が当該回転数帯に含まれていないときの状態に変更することを許容するものであってもよい。すなわち、クラッチの作動状態が変更された状態でエンジンが上記回転数帯で所定回数だけ回転する間に、異常気筒が存在していないと判定される場合、当該回転数帯においてエンジンの安定した燃焼が確保されていることになる。この場合、エンジンが上記回転数帯で所定回数だけ回転した以後、少なくともエンジンの運転が停止されるまで、異常気筒の有無を判定する必要がなくなり、上述のようなクラッチの作動状態の変更も不要となる。従って、このような場合には、クラッチの作動状態をエンジンの回転数が上記回転数帯に含まれていないときの状態に変更することを許容することで、クラッチの作動状態をハイブリッド車両の走行状態等に応じた適正なものとして、ドライバビリティーの変化を抑制することが可能となる。
更に、動力伝達装置は、複数の係合要素を有する変速機構を含むものであってもよく、ロックアップクラッチを含むものであってもよい。
本開示の制御装置により制御されるハイブリッド車両の概略構成図である。 本開示の制御装置によって実行される共振回避制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
次に、図面を参照しながら本開示の発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本開示の制御装置により制御されるハイブリッド車両1の概略構成図である。同図に示すハイブリッド車両1は、4輪駆動車両であり、エンジン10と、モータMGと、動力伝達装置20と、トランスファ40と、第1クラッチとしてのクラッチC0と、第2クラッチとしてのクラッチC2とを含む。更に、ハイブリッド車両1は、高圧蓄電装置(以下、単に「蓄電装置」という)50と、補機バッテリ(低圧バッテリ)55と、モータジェネレータMGを駆動する電力制御装置(以下、「PCU」という)60と、車両全体を制御するハイブリッド電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70とを含む。
エンジン10は、ガソリンや軽油といった炭化水素系の燃料と空気との混合気を複数の燃焼室内で爆発燃焼させることによりクランクシャフト11から動力を出力する複数気筒内燃機関である。エンジン10は、各燃焼室の吸入ポートに接続された吸気管(吸気マニホールド)や、吸入空気を清浄するエアクリーナ、電子制御式のスロットルバルブ、対応する吸気ポートあるいは燃焼室内に燃料を噴射する複数の燃料噴射弁、燃焼室ごとに設置された複数の点火プラグ、各燃焼室の排気ポートに接続された排気管(排気マニホールド)、排気管に接続された排ガス浄化装置(何れも図示省略)等を含む。また、図示するように、エンジン10は、当該エンジン10をクランキングして始動させるスタータ(エンジン始動装置)12や、当該エンジン10により駆動されて電力を発生するオルタネータ13等を有する。更に、エンジン10のクランクシャフト11は、フライホイールダンパ14に連結される。フライホイールダンパ14は、ねじり振動を減衰する図示しない複数のコイルスプリング(弾性体)を含むものである。
エンジン10は、図示しないCPU等を含むマイクロコンピュータであるエンジン電子制御装置(以下、「エンジンECU」という)15により制御される。エンジンECU15は、HVECU70からの指令信号や各種センサからの信号に基づいて、エンジン10に要求されるトルクが得られるように吸入空気量制御や燃料噴射制御、点火時期制御等を実行する。また、エンジンECU15は、スタータ12といったエンジン10の補機を制御する。更に、エンジンECU15は、図示しないクランク角センサの出力信号に基づいてエンジン10(クランクシャフト)の回転数Neを算出する。
また、エンジンECU15は、クランク角センサの出力信号に基づいて、クランクシャフト11が所定角度(例えば10度)だけ回転するたびに、当該クランクシャフト11が30度だけ回転するのに要した時間である30度回転所要時間T30を取得する。更に、エンジンECU15は、燃焼室ごとに点火時期が到来すると、その時点で取得されている30度回転所要時間T30から当該燃焼室の前回の点火時期における30度回転所要時間T30を減じることによりエンジン10の回転変動ΔNeを算出する。かかる回転変動ΔNeの値は、エンジン10の何れかの燃焼室において失火が発生している場合、失火により当該エンジン10の回転速度が低下することに起因して大きくなる。このため、エンジンECU15は、回転変動ΔNeが予め定められた閾値以上であるか否かを判定し、回転変動ΔNeが閾値以上である場合、燃焼室ごとに設けられた図示しない失火カウンタをインクリメントする。更に、エンジンECU15は、燃焼室ごとに、失火カウンタのカウント値がエンジン10が所定回数(例えば、1000rev)だけ回転する間の点火回数の例えば80〜90%に相当する判定閾値以上であるか否かを判定する。そして、エンジンECU15は、失火カウンタのカウント値が判定閾値以上である場合、当該燃焼室において失火が発生していると判定し、すべての燃焼室において失火が発生していないときに値0に設定される異常気筒発生フラグを値1に設定する。
モータジェネレータMGは、永久磁石が埋設されたロータや、三相コイルが巻回されたステータを有する同期発電電動機(三相交流電動機)であり、PCU60を介して蓄電装置50と電力をやり取りする。モータジェネレータMGは、蓄電装置50からの電力により駆動されて動力を発生する電動機として動作すると共に、ハイブリッド車両1の制動時に回生制動トルクを出力する。また、モータジェネレータMGは、負荷運転されるエンジン10からの動力の少なくとも一部を用いて電力を生成する発電機としても機能する。
動力伝達装置20は、多板式あるいは単板式のロックアップクラッチ(係合要素)22やトルクコンバータ(流体伝動装置)、ダンパ装置(図示省略)等を有する発進装置21や、機械式オイルポンプ23、変速機構(自動変速機)24、電動オイルポンプ29、油圧制御装置30等を含む。発進装置21は、伝達軸17およびトルクコンバータのポンプインペラに一体に回転するように連結(固定)されたフロントカバーを有し、ロックアップクラッチ22は、当該フロントカバーと変速機構24の入力軸26とを互いに接続すると共に両者の接続を解除する。変速機構24は、例えば4段〜10段変速式の変速機として構成されており、複数の遊星歯車や、それぞれ複数のクラッチおよびブレーキ(変速用の係合要素)を有する。変速機構24は、伝達軸17からトルクコンバータあるいはロックアップクラッチ22を介して入力軸26に伝達された動力を複数段階に変速して出力軸27から出力する。
油圧制御装置30は、複数の油路が形成されたバルブボディや、複数のレギュレータバルブ、複数のリニアソレノイドバルブ等を有し、機械式オイルポンプ23または電動オイルポンプ29からの油圧を調圧してロックアップクラッチ22や変速機構24のクラッチおよびブレーキに供給する。油圧制御装置30は、図示しないCPU等を含むマイクロコンピュータである変速電子制御装置(以下、「TMECU」という)25により制御される。これにより、ロックアップクラッチ22や変速機構24のクラッチおよびブレーキがハイブリッド車両1の状態に応じて作動するように制御されることになる。
トランスファ40は、センターデファレンシャルおよびセンターデファレンシャルをロックするデフロック機構(何れも図示省略)を含み、変速機構24の出力軸27からの動力を前側プロペラシャフト41(第1の軸)と後側プロペラシャフト42(第2の軸)とに分配して伝達可能なものである。トランスファ40により前側プロペラシャフト41に出力された動力は、前側デファレンシャルギヤ43を介して前側駆動輪Wfに伝達され、トランスファ40により後側プロペラシャフト42に出力された動力は、後側デファレンシャルギヤ44を介して後側駆動輪Wrに伝達される。
クラッチC0は、エンジン10のクランクシャフト11と伝達軸17とを互いに接続すると共に両者の接続を解除するものである。本実施形態において、クラッチC0は、フライホイールダンパ14を介してクランクシャフト11に常時連結されたクラッチハブ、伝達軸17に常時連結されたクラッチドラム、ピストン、それぞれ複数の摩擦プレートおよびセパレータプレート、それぞれ作動油が供給される係合油室および遠心油圧キャンセル室等により構成される油圧サーボを有する多板摩擦式油圧クラッチ(摩擦係合要素)である。ただし、クラッチC0は、単板摩擦式油圧クラッチであってもよい。また、本実施形態において、クラッチC0は、係合油室内の油圧の低下に伴って解放されると共に係合油室内の油圧が高まるのに伴って係合する、いわゆるノーマリーオープン式(常開型)のクラッチである。クラッチC0が係合すると、エンジン10(クランクシャフト11)は、フライホイールダンパ14、クラッチC0、伝達軸17、動力伝達装置20、トランスファ40等を介して前側駆動輪Wfおよび後側駆動輪Wrに連結される。
クラッチC2は、モータジェネレータMGのロータと伝達軸17すなわち動力伝達装置20とを互いに接続すると共に両者の接続を解除するものである。本実施形態において、クラッチC2は、油圧式のドグクラッチである。ただし、クラッチC2は、多板摩擦式油圧クラッチであってもよく、単板摩擦式油圧クラッチであってもよい。また、本実施形態において、クラッチC2は、油圧サーボに油圧が供給されていないときに係合すると共に油圧サーボに油圧が供給されることで解放される、いわゆるノーマリークローズ式(常閉型)のクラッチである。クラッチC2が係合すると、モータジェネレータMG(ロータ)は、エンジン10とは並列に、クラッチC2、伝達軸17、動力伝達装置20、トランスファ40等を介して前側駆動輪Wfおよび後側駆動輪Wrに連結される。
本実施形態において、クラッチC0およびC2は、図1に示すように、モータジェネレータMGのステータの内部に配置される。また、上記油圧制御装置30は、元圧としてのライン圧を調圧してクラッチC0またはC2の油圧サーボに供給する2つのリニアソレノイドバルブを有しており、クラッチC0,C2に対応したリニアソレノイドバルブは、HVECU70からの指令信号に応じてTMECU25により制御される。
蓄電装置50は、例えば定格出力電圧が200〜300V程度であるリチウムイオン二次電池あるいはニッケル水素二次電池であり、図示しないCPU等を含むマイクロコンピュータである電源管理電子制御装置(図示省略、以下、「電源管理ECU」という)により管理される。なお、蓄電装置50は、キャパシタであってもよく、二次電池およびキャパシタの双方を含んでもよい。補機バッテリ55は、例えば12Vの定格出力電圧を有する鉛蓄電池であり、上記オルタネータ13からの電力により充電される。補機バッテリ55は、エンジン10のスタータ12や電動オイルポンプ29、油圧制御装置30といった補機や、ECU等の電子機器に電力を供給する。
PCU60は、システムメインリレーSMRを介して蓄電装置50と接続されると共に、補機バッテリ55に接続される。また、PCU60は、モータジェネレータMGを駆動するインバータや、昇圧コンバータ、DC/DCコンバータ等を含む(何れも図示省略)。インバータは、例えばスイッチング素子としての6個のトランジスタと、これらのトランジスタに逆方向に並列接続された6個のダイオードとを有する。昇圧コンバータは、蓄電装置50からの電圧を昇圧してインバータに供給すると共に、インバータからの電圧を降圧して蓄電装置50に供給することができる。DC/DCコンバータは、蓄電装置50を含む高電圧系からの電力を降圧して低電圧系すなわち補機バッテリ55や各種補機等に供給可能なものである。
PCU60は、図示しないCPU等を含むマイクロコンピュータであるモータ電子制御装置(以下、「MGECU」という)65により制御される。MGECU65は、HVECU70からの指令信号や、昇圧コンバータの昇圧前電圧VLおよび昇圧後電圧VH、モータジェネレータMGのロータの回転位置を検出するレゾルバの検出値、モータジェネレータMGに印加される相電流等を入力する。MGECU65は、これらの入力信号に基づいてインバータや昇圧コンバータをスイッチング制御する。また、MGECU65は、図示しないレゾルバの検出値に基づいてモータジェネレータMGのロータの回転数Nmを算出する。
HVECU70は、図示しないCPU,ROM,RAM、入出力装置等を含むマイクロコンピュータであり、ネットワーク(CAN)を介してECU15,25,65等と各種信号をやり取りする。更に、HVECU70は、例えばスタートスイッチからの信号や、図示しないアクセルペダルポジションセンサにより検出されるアクセル開度Acc、図示しない車速センサにより検出される車速V、エンジンECU15からのエンジン10の回転数Ne、MGECU65からのモータジェネレータMGの回転数Nm等を入力する。また、HVECU70は、システムメインリレーSMRを開閉制御する。
上述のように構成されるハイブリッド車両1では、システム停止により機械式オイルポンプ23および電動オイルポンプ29が油圧を発生していないとき(駐車中)に、クラッチC0が解放されることでエンジン10と伝達軸17との接続が解除されると共に、クラッチC2の係合によりモータジェネレータMGと伝達軸17とが接続される。そして、ハイブリッド車両1は、システム起動後、クラッチC0が解放されると共にクラッチC2が係合した状態で、モータジェネレータMGからの動力により発進する。この際、クラッチC0によりエンジン10と伝達軸17との接続が解除されていることから、エンジン10の連れ回りを防止してハイブリッド車両1における効率(燃費)を向上させることができる。
また、HVECU70は、ハイブリッド車両1の走行状態に応じてクラッチC0およびC2の係合指令(ON指令)や解放指令(OFF指令)をTMECU25に送信する。具体的には、ハイブリッド車両1の発進後に予め定められたエンジン始動条件が成立すると、HVECU70は、クラッチC0の係合指令をTMECU25に送信する。当該係合指令を受信したTMECU25は、クラッチC0が係合するように油圧制御装置30を制御し、クラッチC0の係合ショックが発生しないように当該クラッチC0のスリップ制御を適宜実行する。クラッチC0の係合後、HVECU70は、エンジンECU15およびMGECU65との協働により、エンジン10をクランキングするようにモータジェネレータMGを制御すると共に燃料噴射や点火を開始させて当該エンジン10を始動させる。
このようにクラッチC0が係合させられると共にエンジン10が始動された後には、蓄電装置50のSOCに応じて、エンジン10を最適燃費ライン付近の動作点で作動させながら、モータジェネレータMGにより発電される電力で蓄電装置50を充電することが可能となる。また、この場合には、蓄電装置50からの電力によりモータジェネレータMGを駆動してエンジン10およびモータジェネレータMGの双方から前側および後側駆動輪Wf,Wrにトルクを出力することもできる。これにより、ハイブリッド車両1の燃費をより向上させることが可能となる。
なお、クラッチC0の係合後、モータジェネレータMGによりエンジン10をクランキングすることで、補機バッテリ55の放電を抑制することができるが、エンジン10の始動に際して、当該エンジン10は、スタータ12によりクランキングされてもよいことはいうまでもない。この場合、スタータ12のクランキングによりエンジン10を始動させた後、スリップ制御しながらクラッチC0を係合させるとよい。
更に、車速Vが高まるのに伴って予め定められたクラッチC2の解放条件が成立すると、HVECU70は、クラッチC2の解放指令をTMECU25に送信し、TMECU25は、クラッチC2が解放されるように油圧制御装置30を制御する。このように、ハイブリッド車両1の高速巡航時にクラッチC2を解放してモータジェネレータMGを伝達軸17から切り離すことで、モータジェネレータMGの連れ回りを防止してハイブリッド車両1における効率(燃費)を向上させることができる。
ここで、エンジン10が比較的低い回転数(例えば1500〜2000rpm)で運転された状態でハイブリッド車両1が走行する際、エンジン10(フライホイールダンパ14)から前側および後側駆動輪Wf,Wrまでの間の駆動系で共振が発生する。このため、本実施形態のハイブリッド車両1では、当該共振の発生によって、失火が発生している燃焼室すなわち異常気筒の有無の判定精度が損なわれたり、走行状態が不安定になったりするのを抑制するために、以下に説明する共振回避制御ルーチンが実行される。
図2は、運転者によりスタートスイッチがオンされてハイブリッド車両1がシステム起動された後、エンジン10が運転されている際に、エンジンECU15により所定時間おきに繰り返し実行される共振回避制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。上述のように、本実施形態のハイブリッド車両1は、クラッチC0が解放されると共にクラッチC2が係合した状態で、モータジェネレータMGからの動力により発進し、クラッチC2の解放条件は、車速Vがある程度高まった状態で成立する。このため、ここでは、エンジン10が比較的低い回転数で運転された状態でハイブリッド車両1が走行する際に、クラッチC2が係合させられ、かつ動力伝達装置20のロックアップクラッチ22が係合させられているものとして、図2の共振回避制御ルーチンを説明する。
図2のルーチンの開始に際して、エンジンECU15(図示しないCPU)は、上述の異常気筒発生フラグの値やエンジン10の回転数Neを入力する(ステップS100)。更に、エンジンECU15は、入力した回転数Neがエンジン10から前側および後側駆動輪Wf,Wrまでの間の駆動系で共振が発生する回転数帯(例えば、1500〜2000rpmの範囲、以下、「共振回転数帯」という)に含まれるか否かを判定する(ステップS110)。ステップS110にて回転数Neが共振回転数帯に含まれていないと判定した場合、エンジンECU15は、その時点で本ルーチンを一旦終了させる。
また、ステップS110にて回転数Neが共振回転数帯に含まれていると判定した場合、エンジンECU15は、ステップS100にて入力した異常気筒発生フラグの値に基づいて、すべての燃焼室において正常な燃焼が行われているか、すなわち失火が発生していないか否かを判定する(ステップS120)。異常気筒発生フラグが値0であって失火が発生した燃焼室すなわち異常気筒が存在していないと判定した場合、エンジンECU15は、所定のフラグFxが値0であるか否かを判定し(ステップS130)、当該フラグFxが値0であると判定した場合、更にカウンタフラグFcが値0であるか否かを判定する(ステップS140)。
ステップS140にてカウンタフラグFcが値0であると判定した場合、エンジンECU15は、当該カウンタフラグFcを値1に設定すると共に、エンジン10すなわちクランクシャフト11の回転回数(rev)をカウントする回転回数カウンタをオンする(ステップS150)。なお、ステップS150にてカウンタフラグFcが値1に設定されると、それ以後、ステップS140にて否定判断がなされ、ステップS150の処理はスキップされることになる。ステップS140またはS150の処理の後、エンジンECU15は、回転回数カウンタのカウント値Cが予め定められた閾値Cref(例えば1000rev程度に相当する値)未満であるか否かを判定する(ステップS160)。ステップS160にて回転回数カウンタのカウント値Cが閾値Cref未満であると判定した場合、エンジンECU15は、クラッチC2を解放させるためのC2解放指令をTMECU25に送信し(ステップS170)、本ルーチンを一旦終了させる。
ステップS170にて送信されたC2解放指令を受信したTMECU25は、クラッチC2が解放されるように油圧制御装置30を制御する。すなわち、ハイブリッド車両1では、エンジン10の回転数Neが共振回転数帯に含まれる際に異常気筒が存在していないと判定されている場合、C2解放指令に応じて、それまで係合していたクラッチC2が解放される。これにより、伝達軸17すなわち動力伝達装置20からのモータジェネレータMG(ロータ)の切り離しにより、エンジン10と前側および後側駆動輪Wf,Wrとの間の駆動系の慣性モーメントすなわち固有振動数を変化させ、上記共振回転数帯での共振の発生を抑制することが可能となる。
この結果、エンジン10の回転数Neが共振回転数帯に含まれる際に、共振によるねじれ振動成分がクランク角センサの出力に重畳しないようにすることができるので、エンジン10の回転変動ΔNeに基づいて異常気筒の有無を精度よく判定可能となる。更に、この際、共振の発生を抑制するために動力伝達装置20のクラッチやブレーキの作動状態が変更されることがないので、ドライバビリティーの変化を抑制することができる。なお、TMECU25は、C2解放指令に応じてクラッチC2を解放させた後に、エンジンECU15からC2解放指令を受信した際、クラッチC2をそのまま解放状態に維持する。
また、ステップS160にて回転回数カウンタのカウント値Cが閾値Cref以上であると判定した場合、エンジンECU15は、回転回数カウンタをオフ(リセット)すると共にカウンタフラグFcを値0に設定した上で、クラッチC2の通常動作を許容するためのフラグFxを値1に設定し(ステップS180)、本ルーチンを一旦終了させる。すなわち、ハイブリッド車両1では、ステップS170にて発せられたC2解放指令に応じてクラッチC2が解放された後、クランクシャフト11(エンジン10)が閾値Crefに応じた回数(所定回数)だけ回転する間に、異常気筒が存在していないと判定された場合、ステップS180にてフラグFxが値1に設定される。そして、ステップS180にてフラグFxが値1に設定されると、それ以後、回転数Neが共振回転数帯に含まれ、かつ異常気筒が存在していないと判定されても(ステップS110,S120)、ステップS130にて否定判断がなされ、ステップS140以降の処理がスキップされることになる。また、本実施形態において、TMECU25は、フラグFxの値を所定時間おきに入力しており、当該フラグFxが値1に設定されている際、回転数Neが共振回転数帯に含まれていない場合と同様にクラッチC2を制御する。具体的には、TMECU25は、クラッチC2の係合条件が成立していれば、当該クラッチC2を係合させ、クラッチC2の解放条件が成立していれば、当該クラッチC2を解放させる。
上述のようにクラッチC2が解放された状態でクランクシャフト11(エンジン10)が共振回転数帯で閾値Crefに応じた回数だけ回転する間に、異常気筒が存在していないと判定される場合、共振回転数帯においてエンジン10の各燃焼室で安定した燃焼が確保されていることになる。このため、ステップS160にて回転回数カウンタのカウント値Cが閾値Cref以上であると判定された場合、それ以後、少なくともエンジン10の運転が停止されるまで、異常気筒の有無を判定する必要がなくなり、上述のようにクラッチC2を解放して駆動系の慣性モーメントを変更する必要もなくなる。従って、このような場合には、クラッチC2の通常動作、すなわちクラッチC2の作動状態を回転数Neが共振回転数帯に含まれていないときの状態に変更することを許容することで、クラッチC2の作動状態をハイブリッド車両1の走行状態等に応じた適正なものとして、ドライバビリティーの変化を抑制することが可能となる。なお、フラグFxは、ハイブリッド車両1の走行終了や予め定められたエンジン停止条件の成立に応じてエンジン10の運転が停止された際に、値0に設定(リセット)される。
一方、ステップS120にて、何れかの燃焼室において失火が発生しており、異常気筒が存在していると判定した場合、エンジンECU15は、クラッチC2の解放を禁止すべくC2解放禁止指令をTMECU25に送信する(ステップS190)。更に、エンジンECU15は、動力伝達装置20におけるトルクの伝達経路を変更すべく、ロックアップオフ指令をTMECU25に送信し(ステップS200)、本ルーチンを一旦終了させる。ステップS200にて送信されたロックアップオフ指令を受信したTMECU25は、ロックアップクラッチ22が解放されるように油圧制御装置30を制御する。
すなわち、ハイブリッド車両1では、エンジン10の回転数Neが共振回転数帯に含まれる際に異常気筒が存在していると判定されている場合、ロックアップオフ指令に応じて、それまで係合していたロックアップクラッチ22が解放される。これにより、動力伝達装置20におけるトルクの伝達経路の変更によりエンジン10と前側および後側駆動輪Wf,Wrとの間の駆動系の慣性モーメントすなわち固有振動数を変化させ、上記共振回転数帯での共振の発生を抑制することができる。この結果、異常気筒の存在に起因したエンジン10のトルク変動と上記共振とが重畳しないようにして、ハイブリッド車両1の振動が大きくなるのを抑制することが可能となる。更に、共振の発生を抑制するためにモータジェネレータMGと動力伝達装置20との間のクラッチC2の作動状態を変更(解放)する必要がなくなることから、当該クラッチC2を係合させた状態でモータジェネレータMGからのトルクを増加させることで、異常気筒の存在に起因したエンジン10の出力低下を補うことができる。なお、TMECU25は、ロックアップオフ指令に応じてロックアップクラッチ22を解放させた後に、エンジンECU15からロックアップオフ指令を受信した際、ロックアップピストンクラッチをそのまま解放状態に維持する。
以上説明したように、本開示の制御装置としてのエンジンECU15およびTMECU25は、トルクの伝達経路を変更するためのロックアップクラッチ22や変速用のクラッチ、ブレーキを有すると共に前側および後側駆動輪Wf,Wrに連結される動力伝達装置20と、フライホイールダンパ14を介して動力伝達装置20に連結されるエンジン10と、エンジン10とは並列にクラッチC2を介して動力伝達装置20に連結されるモータジェネレータMGとを含むハイブリッド車両1を制御するものである。また、エンジンECU15は、エンジン10の回転変動ΔNeに基づいて異常気筒の有無を判定する異常気筒判定手段として機能する。更に、エンジンECU15およびTMECU25は、共振回避制御手段として機能し、エンジン10の回転数Neが共振回転数帯に含まれる際に異常気筒が存在していないと判定されている場合(ステップS120:YES)、クラッチC2の作動状態を回転数Neが共振回転数帯に含まれる前の状態から変更する(ステップS130〜S170)。また、エンジンECU15およびTMECU25は、回転数Neが共振回転数帯に含まれる際に異常気筒が存在していると判定されている場合には(ステップS120:NO)、動力伝達装置20のロックアップクラッチ22の作動状態を回転数Neが共振回転数帯に含まれる前の状態から変更する(S200)。これにより、エンジン10の異常気筒の有無を精度よく判定すると共に、異常気筒が存在している際の走行状態を安定化させることが可能となる。
なお、上記実施形態では、図2のステップS200にてエンジンECU15からTMECU25にロックアップオフ指令が送信され、それに応じて動力伝達装置20のロックアップクラッチ22が解放されるが、これに限られるものではない。すなわち、エンジン10の回転数Neが共振回転数帯に含まれる際に異常気筒が存在していると判定されている場合(ステップS120:NO)、ステップS200にてエンジンECU15からTMECU25に変速指令が送信されてもよく、TMECU25は、当該変速指令に応じて変速機構24の変速段を回転数Neが共振回転数帯に含まれる前の変速段からそれとは異なる変速段に変更してもよい。これにより、変速段の変更(例えば、現変速段からの1段階のアップシフトまたはダウンシフト)に伴うトルクの伝達経路の変更より、エンジン10と前側および後側駆動輪Wf,Wrとの間の駆動系の慣性モーメントすなわち固有振動数を変化させることが可能となる。また、図2のステップS200では、エンジンECU15からTMECU25にトルクの伝達経路の変更指令が送信されてもよく、この場合、TMECU25は、ハイブリッド車両1の走行状態等に応じて、ロックアップクラッチ22の係脱と変速段の変更とを選択的に実行してもよい。更に、エンジンECU15は、燃焼室間のリーンインバランスの発生の有無を判定するように構成されてもよく、この場合、異常気筒発生フラグは、燃焼室間のリーンインバランスが発生していると判定された際に、値1に設定されてもよい。また、上記ハイブリッド車両1は、複数のECU15,25,65,70等を含むものであるが、これらのECUのすべてまたは一部は、単一のECUに統合されてもよい。更に、ハイブリッド車両1が前輪駆動車両または後輪駆動車両として構成されてもよいことはいうまでもない。
そして、本開示の発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の外延の範囲内において様々な変更をなし得ることはいうまでもない。更に、上記実施形態は、あくまで発明の概要の欄に記載された発明の具体的な一形態に過ぎず、発明の概要の欄に記載された発明の要素を限定するものではない。
本開示の発明は、ハイブリッド車両の製造産業等において利用可能である。
1 ハイブリッド車両、10 エンジン、11 クランクシャフト、12 スタータ、13 オルタネータ、14 フライホイールダンパ、15 エンジン電子制御装置(エンジンECU)、17 伝達軸、20 動力伝達装置、21 発進装置、22 ロックアップクラッチ、23 機械式オイルポンプ、24 変速機構、25 変速電子制御装置(TMECU)、26 入力軸、27 出力軸、29 電動オイルポンプ、30 油圧制御装置、40 トランスファ、41 前側プロペラシャフト、42 後側プロペラシャフト、43 前側デファレンシャルギヤ、44 後側デファレンシャルギヤ、50 蓄電装置、55 補機バッテリ、60 電力制御装置(PCU)、65 モータ電子制御装置(MGECU)、70 ハイブリッド電子制御装置(HVECU)、C0,C2 クラッチ、MG モータジェネレータ、SMR システムメインリレー、Wf 前側駆動輪、Wr 後側駆動輪。

Claims (1)

  1. トルクの伝達経路を変更するための係合要素を有すると共に駆動輪に連結される動力伝達装置と、前記動力伝達装置に連結されるエンジンと、前記エンジンとは並列にクラッチを介して前記動力伝達装置に連結される電動機とを含むハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記エンジンの回転変動に基づいて異常気筒の有無を判定する異常気筒判定手段と、
    前記エンジンの回転数が該エンジンから前記駆動輪までの間の駆動系で共振が発生する回転数帯に含まれる際に、前記異常気筒判定手段により異常気筒が存在していないと判定されている場合には、前記クラッチの作動状態を前記エンジンの回転数が前記回転数帯に含まれる前の状態から変更し、前記異常気筒判定手段により異常気筒が存在していると判定されている場合には、前記係合要素の作動状態を前記エンジンの回転数が前記回転数帯に含まれる前の状態から変更する共振回避制御手段と、
    を備えるハイブリッド車両の制御装置。
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