JP2017160862A5 - - Google Patents
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Description
また、本発明では、複数の可動コア同士の間に環状の可動コア間隙間が形成されているため、可動コア同士が離れようとするときに生じるリンギング力を小さくすることができる。そのため、従来の燃料噴射装置で生じ得るニードルの開弁速度の低下や意図しない二次開弁を抑制することができる。したがって、本発明では、燃料を高精度に噴射することができる。
また、本発明では、複数の可動コアは、筒部、および、筒部の一方の端部を塞ぐ底部を有する第1可動コアと、筒部の内側に設けられる第2可動コアとを含んでいる。可動コア間隙間は、第1可動コアの底部と第2可動コアとの間に形成されている。
また、本発明では、複数の可動コアは、筒部、および、筒部の一方の端部を塞ぐ底部を有する第1可動コアと、筒部の内側に設けられる第2可動コアとを含んでいる。可動コア間隙間は、第1可動コアの底部と第2可動コアとの間に形成されている。
第2の発明による燃料噴射装置は、ノズルとハウジングとニードルと可動コアと固定コアとコイルとを備えている。
そして、本発明では、ハウジングまたは固定コアは、複数の可動コアのうちの少なくとも1つの可動コアの固定コア側の面(401、501)またはニードルに当接可能な当接面(621、731、741)を有している。可動コアの固定コア側の面(401、501)またはニードルと当接面とが当接したとき、可動コアと固定コアとの間に環状のコア間隙間(s2、s3)を形成する。そのため、コイルへの通電を停止し、ニードルを閉弁するとき、固定コアの残留磁気の影響が可動コアに及んだり、固定コアと可動コアとの間にリンギング力が生じたりするのを抑制することができる。これにより、可動コアが固定コアに当接したままの状態になるのを抑制することができる。したがって、コイルへの通電停止後、ニードルを速やかに閉弁させることができる。よって、本発明では、燃料を高精度に噴射することができる。
また、本発明では、複数の可動コアは、筒部、および、筒部の一方の端部を塞ぐ底部を有する第1可動コアと、筒部の内側に設けられる第2可動コアとを含んでいる。コア間隙間は、第1可動コアの筒部と固定コアとの間、または、第2可動コアと固定コアとの間に形成される。
そして、本発明では、ハウジングまたは固定コアは、複数の可動コアのうちの少なくとも1つの可動コアの固定コア側の面(401、501)またはニードルに当接可能な当接面(621、731、741)を有している。可動コアの固定コア側の面(401、501)またはニードルと当接面とが当接したとき、可動コアと固定コアとの間に環状のコア間隙間(s2、s3)を形成する。そのため、コイルへの通電を停止し、ニードルを閉弁するとき、固定コアの残留磁気の影響が可動コアに及んだり、固定コアと可動コアとの間にリンギング力が生じたりするのを抑制することができる。これにより、可動コアが固定コアに当接したままの状態になるのを抑制することができる。したがって、コイルへの通電停止後、ニードルを速やかに閉弁させることができる。よって、本発明では、燃料を高精度に噴射することができる。
また、本発明では、複数の可動コアは、筒部、および、筒部の一方の端部を塞ぐ底部を有する第1可動コアと、筒部の内側に設けられる第2可動コアとを含んでいる。コア間隙間は、第1可動コアの筒部と固定コアとの間、または、第2可動コアと固定コアとの間に形成される。
Claims (3)
- 燃料が噴射される噴孔(11)、および、前記噴孔の周囲に形成された弁座(12)を有するノズル(10)と、
一端が前記ノズルに接続され、前記噴孔に連通するよう内側に形成され前記噴孔に燃料を導く燃料通路(100)を有する筒状のハウジング(20)と、
前記ハウジングの内側で往復移動可能に設けられ、一端が前記弁座から離間すると開弁し、一端が前記弁座に当接すると閉弁するニードル(30)と、
前記ニードルに対し相対移動可能または相対移動不能に設けられた複数の可動コア(40、50)と、
前記可動コアに対し前記弁座とは反対側に設けられた固定コア(70)と、
通電されると磁束を生じ、前記可動コアを前記固定コア側に吸引し前記ニードルを前記弁座とは反対側に移動させることが可能なコイル(80)と、を備え、
複数の前記可動コアのうち、1つの前記可動コア(40)の前記固定コア側の面(421)と、前記1つの前記可動コアと異なる他の前記可動コア(50)の前記弁座側の面(512)との間に環状の可動コア間隙間(s1)が形成されており、
複数の前記可動コアは、筒部(41)、および、前記筒部の一方の端部を塞ぐ底部(42)を有する第1可動コア(40)と、前記筒部の内側に設けられる第2可動コア(50)とを含み、
前記可動コア間隙間は、前記第1可動コアの前記底部と前記第2可動コアとの間に形成されている燃料噴射装置(1)。 - 燃料が噴射される噴孔(11)、および、前記噴孔の周囲に形成された弁座(12)を有するノズル(10)と、
一端が前記ノズルに接続され、前記噴孔に連通するよう内側に形成され前記噴孔に燃料を導く燃料通路(100)を有する筒状のハウジング(20)と、
前記ハウジングの内側で往復移動可能に設けられ、一端が前記弁座から離間すると開弁し、一端が前記弁座に当接すると閉弁するニードル(30)と、
前記ニードルに対し相対移動可能または相対移動不能に設けられた複数の可動コア(40、50)と、
前記可動コアに対し前記弁座とは反対側に設けられた固定コア(70)と、
通電されると磁束を生じ、前記可動コアを前記固定コア側に吸引し前記ニードルを前記弁座とは反対側に移動させることが可能なコイル(80)と、を備え、
前記ハウジングまたは前記固定コアは、複数の前記可動コアのうちの少なくとも1つの前記可動コアの前記固定コア側の面(401、501)または前記ニードルの前記固定コア側の面に当接可能な当接面(621、731、741)を有し、
前記可動コアの前記固定コア側の面または前記ニードルの前記固定コア側の面と前記当接面とが当接したとき、前記可動コアと前記固定コアとの間に環状のコア間隙間(s2、s3)を形成し、
複数の前記可動コアは、筒部(41)、および、前記筒部の一方の端部を塞ぐ底部(42)を有する第1可動コア(40)と、前記筒部の内側に設けられる第2可動コア(50)とを含み、
前記コア間隙間は、前記第1可動コアの前記筒部と前記固定コアとの間、または、前記第2可動コアと前記固定コアとの間に形成される燃料噴射装置(1)。 - 複数の前記可動コアは、前記ニードルに対し相対移動可能に設けられた前記第1可動コア、および、前記ニードルに対し相対移動不能に設けられた前記第2可動コアを含み、
前記第1可動コアは、前記ニードルの一部(32)または前記第2可動コアの一部(52)に当接したとき、前記第2可動コアとの間に前記可動コア間隙間を形成する請求項1、2、8または9に記載の燃料噴射装置。
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