JP2017156449A - マルチコアファイバ - Google Patents

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Abstract

【課題】 LP02モードの光のモード合分波が可能なマルチコアファイバを提供する。
【解決手段】 LP02モードを含む4LPモードの光を伝搬する中心コア10と、第1線分L1上に配置される第1コア11、第2線分L2上に配置される第2コア12、第3線分L3上に配置される第3コア13、第4線分L4上に配置される第4コア14及び第5線分L5上に配置される第5コア15を備え、第1から第5線分は中心コアの中心から径方向に所定の角度で延びており、中心コアのLP11モードの光の伝搬定数が第1コア及び第2コアのLP01モードの光の伝搬定数と、第1コアのLP21モードの光の伝搬定数は第3コア及び第4コアのLP01モードの光の伝搬定数と、第1コアのLP02モードの光の伝搬定数は第5コアのLP01モードの光の伝搬定数と、それぞれ一致する異モード相互作用区間を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明はマルチコアファイバに関し、異なるモードの光を合分波する場合に好適なものである。
光ファイバを用いた光通信において、LP01モード(基本モード)の光に情報を重畳させると共に、LP11モード等の基本モードよりも高次のLPモードの光に情報を重畳させて情報通信を行う多モード通信が知られている。多モード通信では、1つのコアを伝搬する複数のLPモードの光を複数の光ファイバに分波したり、複数の光ファイバを伝搬する光を互いに異なるLPモードの光として一つの光ファイバに合波したりすることが行われる。
下記特許文献1には、1つのコアを伝搬する複数のLPモードの光を複数のコアに分波したり、複数のコアを伝搬する光を互いに異なるLPモードの光として一つのコアに合波したりすることが可能なマルチコアファイバが記載されている。下記特許文献1のマルチコアファイバは、クラッドの中心に配置されるコアと当該コアの周囲に配置されるコアとを備えている。このマルチコアファイバは、中心のコアを伝搬する複数のLPモードの光を当該中心のコアの周囲に配置される他の複数のコアに分波したり、当該複数のコアを伝搬する光を互いに異なるLPモードの光として中心のコアに合波したりすることが可能である。このマルチコアファイバでは、上記のようなモード合分波を可能とするために、各モードの光のフィールド形状に合わせて複数のコアが配置されている。
国際公開第2015/129775号
しかし、上記特許文献1に記載のマルチコアファイバには、LP02モードの光が合分波される場合について十分な検討がなされていなかった。
そこで、本発明はLP02モードの光のモード合分波が可能なマルチコアファイバを提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため本発明のマルチコアファイバは、LP01モード、LP11モード、LP21モード及びLP02モードの光を伝搬する中心コアと、前記中心コアの中心から径方向に延びる第1線分と重なる位置に配置される第1コアと、前記第1線分に対して90度の方向に前記中心コアの中心から径方向に延びる第2線分と重なる位置に配置される第2コアと、前記第1線分に対して67.5度の方向であり且つ前記第2線分に対して157.5度の方向に前記中心コアの中心から径方向に延びる第3線分と重なる位置に配置される第3コアと、前記第2線分に対して67.5度の方向であり且つ前記第3線分に対して135度の方向に前記中心コアの中心から径方向に延びる第4線分と重なる位置に配置される第4コアと、前記第3線分に対して67.5度の方向であり且つ前記第4線分に対して67.5度の方向に前記中心コアの中心から径方向に延びる第5線分と重なる位置に配置される第5コアと、を備え、長手方向に沿って異モード相互作用区間及び異モード非相互作用区間が設けられ、前記異モード相互作用区間において、前記中心コアのLP11モードの光の伝搬定数は前記第1コア及び前記第2コアのLP01モードの光の伝搬定数と、前記第1コアのLP21モードの光の伝搬定数は前記第3コア及び前記第4コアのLP01モードの光の伝搬定数と、前記第1コアのLP02モードの光の伝搬定数は前記第5コアのLP01モードの光の伝搬定数と、それぞれ一致し、前記異モード非相互作用区間において、前記中心コアの各LPモードの光の伝搬定数と、前記第1コア、前記第2コア、前記第3コア、前記第4コア及び前記第5コアの各LPモードの光の伝搬定数と、が不一致とされることを特徴とするものである。
このマルチコアファイバでは、中心コアの中心において90度の角を成す第1線分と第2線分とに重なる位置に第1コアと第2コアとが配置されており、異モード相互作用区間において中心コアのLP11モードの光の伝搬定数は第1コア及び第2コアのLP01モードの光の伝搬定数と一致する。ここで、LP11モードの光は、最も強度が強い箇所が互いに90度回転させた関係にある異なる2つのモード(LP11aモード及びLP11bモード)の光から構成される。第1コアと第2コアとが上記位置関係で配置されることによって、異モード相互作用区間において、中心コアのLP11aモードの光を第1コア及び第2コアの一方のLP01モードの光としてモード分波させると共に中心コアのLP11bモードの光を第1コア及び第2コアの他方のLP01モードの光としてモード分波させることができる。また、異モード相互作用区間において、第1コア及び第2コアの一方のLP01モードの光を中心コアのLP11aモードの光としてモード合波させると共に第1コア及び第2コアの他方のLP01モードの光を中心コアのLP11bモードの光としてモード合波させることができる。
また、上記マルチコアファイバでは、中心コアの中心において135度の角を成す第3線分と第4線分とに重なる位置に第3コアと第4コアとが配置されており、異モード相互作用区間において中心コアのLP21モードの光の伝搬定数は第3コア及び第4コアのLP01モードの光の伝搬定数と一致する。ここで、LP21モードの光は、節を4つ持ち、最も強度が強い箇所が互いに45度+90度×n(nは0から3の整数)回転させた関係にある異なる2つのモード(LP21aモード及びLP21bモード)の光から構成される。第3コアと第4コアとが上記位置関係で配置されることによって、異モード相互作用区間において、中心コアのLP21aモードの光を第3コア及び第4コアの一方のLP01モードの光としてモード分波させると共に中心コアのLP21bモードの光を第3コア及び第4コアの他方のLP01モードの光としてモード分波させることができる。また、異モード相互作用区間において、第3コア及び第4コアの一方のLP01モードの光を中心コアのLP21aモードの光としてモード合波させると共に第3コア及び第4コアの他方のLP01モードの光を中心コアのLP21bモードの光としてモード合波させることができる。
また、上記マルチコアファイバは第5コアを備えており、第5コアのLP01モードの伝搬定数は異モード相互作用区間において中心コアのLP02モードの光の伝搬定数と一致するので、中心コアのLP02モードの光を第5コアのLP01モードの光としてモード分波させると共に第5コアのLP01モードの光を中心コアのLP02モードの光としてモード合波させることができる。なお、LP02モードは偶モードであり、LP02モードの光を合分波させるという観点からは、第5コアは中心コアの周囲に配置されていればよく、中心コアから見た第5コアが設置される方向は特に限定されない。
さらに、上記マルチコアファイバでは、第1線分と第2線分との成す角が90度であり、第3線分と第4線分との成す角が135度であり、第1線分と第3線分との成す角、第2線分と第4線分との成す角、第3線分と第5線分との成す角、及び第4線分と第5線分との成す角はそれぞれ67.5度である。このような線分と重なるように第1から第5コアが配置されることによって、第1から第5コアは上記のようなモード合分波が可能な範囲で互いに離れるように配置される。このように第1から第5コアが互いに離れるように配置されることによって、各コアを伝搬する光同士の意図しないコア間クロストークが抑制されやすくなる。
また、上記マルチコアファイバにおいて、前記中心コアの中心から前記第1コアの中心までの距離をg、前記中心コアの中心から前記第2コアの中心までの距離をg、前記中心コアの中心から前記第3コアの中心までの距離をg、前記中心コアの中心から前記第4コアの中心までの距離をg、前記中心コアの中心から前記第5コアの中心までの距離をgとするときに下記式(1)が成り立つことが好ましい。
,g<g,g<g ・・・(1)
本発明者らは、中心コアから他のコアまでの距離が上記式(1)の条件を満たすことによって、Cバンド帯の光を伝搬させる場合において異モード相互作用区間におけるモード選択比が高められることを見出した。ここでモード選択比とは、第1から第5コアのいずれかに入射した光のパワーに対する中心コアから出射される合波後の光のパワーの割合を意味する。例えば、LP11モードのモード選択比は、第1コア又は第2コアに入射したLP01モードの光のパワーに対する中心コアから出射されるLP11モードの光のパワーの割合を意味する。モード選択比が高い程、モード合波が効率良く行われていることを意味する。
さらに、上記マルチコアファイバの前記異モード非相互作用区間において、前記中心コアと前記第1コア、前記第2コア、前記第3コア、前記第4コア及び前記第5コアとの距離がそれぞれ19μm以上24μm以下であることが好ましい。
また、上記マルチコアファイバにおいて、前記中心コアのクラッドに対する比屈折率差をΔ、前記第1コアの前記クラッドに対する比屈折率差をΔ、前記第2コアの前記クラッドに対する比屈折率差をΔ、前記第3コアの前記クラッドに対する比屈折率差をΔ、前記第4コアの前記クラッドに対する比屈折率差をΔ、前記第5コアの前記クラッドに対する比屈折率差をΔとするときに下記式(2)が成り立つこととしてもよい。
Δ≧Δ,Δ>Δ,Δ>Δ ・・・(2)
また、上記マルチコアファイバにおいて、前記中心コアの半径をr、前記第1コアの半径をr、前記第2コアの半径をr、前記第3コアの半径をr、前記第4コアの半径をr、前記第5コアの半径をrとするときに下記式(3)が成り立つこととしてもよい。
>r,r>r,r>r ・・・(3)
また、前記異モード相互作用区間は、前記異モード非相互作用区間の一部が延伸されることで形成されることが好ましい。
このように異モード相互作用区間を形成することで、異モード相互作用区間におけるマルチコアファイバの断面の構造と異モード非相互作用区間におけるマルチコアファイバの断面の構造とが、互いに相似の関係となる。このため異モード相互作用区間の光の伝搬定数と異モード非相互作用区間の光の伝搬定数との相関性を計算し易い。また、異モード相互作用区間が延伸により形成されるため、融着接続機等のエネルギーの小さな加熱器を用いて容易にマルチコアファイバを延伸して異モード相互作用区間を形成することができる。
また、上記マルチコアファイバにおいて、前記中心コアはクラッドの中心に位置することとしても良い。
以上のように本発明によれば、LP02モードの光のモード合分波が可能なマルチコアファイバを提供することができる。
実施形態におけるマルチコアファイバを示す図である。 図1のマルチコアファイバの大径部及び小径部における長手方向に垂直な断面の様子を示す図である。 図1のマルチコアファイバの大径部及び小径部における各コアのクラッドに対する比屈折率差の分布の様子を示す図である。 中心コアの半径rと、中心コアのクラッドに対する比屈折率差Δと、中心コアを伝搬するLP02モードの光及びLP01モードの光の有効断面積Aeffと、各モードの光のカットオフ波長との関係を示す図である。 中心コアの中心と第1コアの中心との距離を19.5μm、中心コアの中心と第3コアの中心との距離を21.0μm、中心コアの中心と第5コアの中心との距離を22.0μmとしたときのLP11モードのモード選択比を示す図である。 中心コアの中心と第1コアの中心との距離を19.5μm、中心コアの中心と第3コアの中心との距離を21.0μm、中心コアの中心と第5コアの中心との距離を22.0μmとしたときのLP21モードのモード選択比を示す図である。 中心コアの中心と第1コアの中心との距離を19.5μm、中心コアの中心と第3コアの中心との距離を21.0μm、中心コアの中心と第5コアの中心との距離を22.0μmとしたときのLP02モードのモード選択比を示す図である。 中心コアの中心と第1コアの中心との距離を20.0μm、中心コアの中心と第3コアの中心との距離を21.5μm、中心コアの中心と第5コアの中心との距離を23.0μmとしたときのLP11モードのモード選択比を示す図である。 中心コアの中心と第1コアの中心との距離を20.0μm、中心コアの中心と第3コアの中心との距離を21.5μm、中心コアの中心と第5コアの中心との距離を23.0μmとしたときのLP21モードのモード選択比を示す図である。 中心コアの中心と第1コアの中心との距離を20.0μm、中心コアの中心と第3コアの中心との距離を21.5μm、中心コアの中心と第5コアの中心との距離を23.0μmとしたときのLP02モードのモード選択比を示す図である。 中心コアの中心と第1コアの中心との距離を20.2μm、中心コアの中心と第3コアの中心との距離を22.0μm、中心コアの中心と第5コアの中心との距離を23.2μmとしたときのLP11モードのモード選択比を示す図である。 中心コアの中心と第1コアの中心との距離を20.2μm、中心コアの中心と第3コアの中心との距離を22.0μm、中心コアの中心と第5コアの中心との距離を23.2μmとしたときのLP21モードのモード選択比を示す図である。 中心コアの中心と第1コアの中心との距離を20.2μm、中心コアの中心と第3コアの中心との距離を22.0μm、中心コアの中心と第5コアの中心との距離を23.2μmとしたときのLP02モードのモード選択比を示す図である。 中心コアの中心と第1コアの中心との距離を20.4μm、中心コアの中心と第3コアの中心との距離を22.2μm、中心コアの中心と第5コアの中心との距離を23.6μmとしたときのLP11モードのモード選択比を示す図である。 中心コアの中心と第1コアの中心との距離を20.4μm、中心コアの中心と第3コアの中心との距離を22.2μm、中心コアの中心と第5コアの中心との距離を23.6μmとしたときのLP21モードのモード選択比を示す図である。 中心コアの中心と第1コアの中心との距離を20.4μm、中心コアの中心と第3コアの中心との距離を22.2μm、中心コアの中心と第5コアの中心との距離を23.6μmとしたときのLP02モードのモード選択比を示す図である。 第1コアにLP01モードの光を入射させたときの第1から第5コアからの出力[dB]を示す図である。 第3コアにLP01モードの光を入射させたときの第1から第5コアからの出力[dB]を示す図である。 第5コアにLP01モードの光を入射させたときの第1から第5コアからの出力[dB]を示す図である。 第1コアにLP01モードの光を入射させたときの中心コアに伝搬される各LPモードの光の出力を示す図である。 第3コアにLP01モードの光を入射させたときの中心コアに伝搬される各LPモードの光の出力を示す図である。 第5コアにLP01モードの光を入射させたときの中心コアに伝搬される各LPモードの光の出力を示す図である。
以下、本発明に係るマルチコアファイバの好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、理解の容易のため、それぞれの図に記載のスケールと、以下の説明に記載のスケールとが異なる場合がある。
図1は、実施形態におけるマルチコアファイバを示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態のマルチコアファイバ1は、中心コア10と、中心コア10の周囲に配置される第1コア11、第2コア12、第3コア13、第4コア14及び第5コア15と、これらのコアを囲うクラッド20と、を備える。
また、マルチコアファイバ1は、長手方向に沿って大径部31とテーパ部32と小径部33とが形成されている。テーパ部32及び小径部33は、大径部31の一部が加熱されて延伸されることで形成される。このような加熱による延伸は、酸水素バーナによる加熱で行われても良いが、放電による加熱で十分に行うことができる。例えば、アーク放電を用いる光ファイバの融着機が実用されているが、このアーク放電を延伸用の熱源として利用しても良い。密閉された空間でのアーク放電による加熱でファイバを延伸させることによって、ファイバの溶け方を一定とすることが容易になる。また、ファイバを延伸する際に融着機のモータと画像解析とが組み合わせられた延伸加工機能が用いられることによって、マルチコアファイバ1を精度良く延伸加工することが容易になる。
図2は、マルチコアファイバ1の大径部31及び小径部33のそれぞれにおける長手方向に垂直な断面の様子を示す図である。
図2に示すように、中心コア10はクラッド20の中心に位置している。また、第1コア11は中心コア10の中心から径方向に延びる第1線分L1と重なる位置に配置され、第2コア12は第1線分L1に対して90度の方向に中心コア10の中心から径方向に延びる第2線分L2と重なる位置に配置され、第3コア13は第1線分L1に対して67.5度の方向であり且つ第2線分L2に対して157.5度の方向に中心コア10の中心から径方向に延びる第3線分L3と重なる位置に配置され、第4コア14は第2線分L2に対して67.5度の方向であり且つ第3線分L3に対して135度の方向に中心コア10の中心から径方向に延びる第4線分L4と重なる位置に配置され、第5コア15は第3線分L3に対して67.5度の方向であり且つ第4線分L4に対して67.5度の方向に中心コア10の中心から径方向に延びる第5線分L5と重なる位置に配置される。
なお、上記のように小径部33は大径部31が延伸されることで形成されるため、クラッド20の外径と各コアの直径との比は、マルチコアファイバ1のいずれの部位であっても変わらない。このため、小径部33における夫々のコアの直径は大径部31における夫々のコアの直径よりも小さい。
図3は、図1のマルチコアファイバの大径部及び小径部における各コアのクラッドに対する比屈折率差の分布の様子を示す図である。具体的には、図3(A)は大径部31における各コアのクラッドに対する比屈折率差の分布の様子を示す図であり、図3(B)は小径部33における各コアのクラッドに対する比屈折率差の分布の様子を示す図である。なお、第1コア11の屈折率分布と第2コア12の屈折率分布とは同様であり、第3コア13の屈折率分布と第4コア14の屈折率分布とは同様であることから、図3(A)及び図3(B)では、中心コア10、第1コア11及び第3コア13の屈折率分布が示されており、第2コア12及び第4コア14の屈折率分布は示されていない。さらに、図3(A)及び図3(B)には、各コアを伝搬する各LPモードの光の実効屈折率neffが破線で示される。
図3(A)及び図3(B)の示すように、中心コア10は、LP01モード、LP11モード、LP21モード及びLP02モードの光を伝搬し、これらのモードより高次モードの光の伝搬が抑制されるフューモードコアとされる。
大径部31では、中心コア10の各LPモードの光の伝搬定数と、第1コア11、第2コア12、第3コア13、第4コア14及び第5コア15の各LPモードの光の伝搬定数とが不一致とされる。伝搬定数は実効屈折率neffと対応している。従って、本実施形態では、大径部31の中心コア10のLP01モードの光の実効屈折率neff01、LP11モードの光の実効屈折率neff11、LP21モードの光の実効屈折率neff21及びLP02モードの光の実効屈折率neff02と、第1コア11、第2コア12、第3コア13、第4コア14及び第5コア15のLP01モードの光の実効屈折率neff01とが不一致とされる。このため、大径部31では、中心コア10を伝搬する各LPモードの光と他のコアを伝搬するLP01モードの光とのコア間クロストークが抑制されている。従って、大径部31では、異モードの合分波が起きることが抑制される。このため、大径部31は、異モード非相互作用区間とされる。
一方、小径部33では上記のようにそれぞれのコアの直径が大径部31でのそれぞれのコアの直径と異なるので、小径部33での実効屈折率neffは大径部31での実効屈折率neffと異なる。そして、小径部33では、中心コア10のLP11モードの光の実効屈折率neff11と第1コア11及び第2コア12のLP01モードの光の実効屈折率neff01とが一致し、中心コア10のLP11モードの光の実効屈折率neff21と第3コア13及び第4コア14のLP01モードの光の実効屈折率neff01とが一致し、中心コア10のLP02モードの光の実効屈折率neff02と第5コア15のLP01モードの光の実効屈折率neff01とが一致する。つまり、中心コア10のLP11モードの光の伝搬定数と第1コア11及び第2コア12のLP01モードの光の伝搬定数とが一致し、中心コア10のLP21モードの光の伝搬定数と第3コア13及び第4コア14のLP01モードの光の伝搬定数とが一致し、中心コア10のLP02モードの光の伝搬定数と第5コア15のLP02モードの光の伝搬定数とが一致する。このため、小径部33では、中心コア10を伝搬するLP11モードの光と第1コア11及び第2コア12を伝搬するLP01モードの光とがクロストークし、中心コア10を伝搬するLP21モードの光と第3コア13及び第4コア14を伝搬するLP01モードの光とがクロストークし、中心コア10を伝搬するLP02モードの光と第5コア15を伝搬するLP01モードの光とがクロストークする。従って、小径部33では、中心コア10を伝搬する光と他のコアを伝搬する光とのモード合分波が起きる。このため、小径部33は、異モード相互作用区間とされる。
本実施形態のマルチコアファイバ1では、中心コア10、第1コア11、第2コア12、第3コア13、第4コア14及び第5コア15のそれぞれにLP01モードの光を入射すると、小径部33において、第1コア11及び第2コア12のLP01モードの光が中心コア10にLP11モードの光として合波し、第3コア13及び第4コア14のLP01モードの光が中心コア10にLP21モードの光として合波し、第5コア15のLP01モードの光が中心コア10にLP02モードの光として合波する。また、中心コア10にLP01モード、LP11モード、LP21モード及びLP02モードの光を入射し、第1コア11、第2コア12、第3コア13、第4コア14及び第5コア15に光を入射しない場合、小径部33において、中心コア10のLP11モードの光が第1コア11及び第2コア12のそれぞれにLP01モードの光として分波し、中心コア10のLP21モードの光が第3コア13及び第4コア14のそれぞれにLP01モードの光として分波し、中心コア10のLP02モードの光が第5コア15にLP01モードの光として分波する。こうしてマルチコアファイバ1においてモード合分波が達成される。
ここで、中心コア10を伝搬するLP11モードの光と第1コア11及び第2コア12を伝搬するLP01モードの光との合分波についてより詳細に説明する。
LP11モードの光は、当該光が伝搬するコアの中心を通り径方向に伸びる直線を基準として、一方側に正の電場が分布し他方側に負の電場が分布し、一方側と他方側とで同じエネルギーの分布となる。従って、LP11モードの光は伝搬するコアの中心を基準に180度回転させると回転前と同じエネルギー分布となるが、それ以外の角度で回転させると回転前と異なるエネルギー分布となる。そしてLP01モードの光は、互いに90度回転させた関係にある2つのLP11モードの光を合波しても、やはりLP11モードの光と呼ばれる。
そこで、互いに90度回転させた関係にある2つのLP11モードの光の一方をLP11aモードの光とし他方をLP11bモードの光として、中心コア10を伝搬するLP11モードの光が、LP11aモードの光とLP11bモードの光との足し合わせとする。そして、中心コア10を伝搬するLP11モードの光が、第1コア11及び第2コア12を伝搬するLP01モードの光にモード分波する場合を想定する。この場合、LP11aモードの光が第1コア11及び第2コア12の一方を伝搬するLP01モードの光に分波し、LP11bモードの光が第1コア11及び第2コア12の他方を伝搬するLP01モードの光に分波する傾向がある。また、第1コア11及び第2コア12を伝搬するそれぞれのLP01モードの光を中心コア10のLP11モードの光にモード合波する場合を想定する。この場合、第1コア11及び第2コア12の一方を伝搬する光は、中心コア10を伝搬するLP11aモードの光に合波し、第1コア11及び第2コア12の他方を伝搬する光は、中心コア10を伝搬するLP11bモードの光に合波する傾向がある。
次に、中心コア10を伝搬するLP21モードの光と第3コア13及び第4コア14を伝搬するLP01モードの光との合分波についてより詳細に説明する。
LP21モードの光は、当該光が伝搬するコアの中心を通り径方向に伸びる互いに垂直な2つの直線で区切られる4つの領域において、互いに隣り合う領域での電場の分布は、正負が逆の状態となり、それぞれの領域で同じエネルギーの分布となる。従って、LP21モードの光は伝搬するコアの中心を基準に90度回転させると回転前と同じエネルギー分布となるが、それ以外の角度で回転させると回転前と異なるエネルギー分布となる。そしてLP21モードの光は、互いに45度や135度といった具合に45度+90n度(nは0以上の整数)回転させた関係にある2つのLP21モードの光を合波しても、やはりLP21モードと呼ばれる。
そこで、例えば、互いに45度+90n度(nは0以上の整数)回転させた関係にある2つのLP21モードの光の一方をLP21aモードの光とし他方をLP21bモードの光として、第1コア11を伝搬するLP21モードの光が、LP21aモードの光とLP21bモードの光との足し合わせとする。そして、中心コア10を伝搬するLP21モードの光が、第3コア13及び第4コア14を伝搬するLP01モードの光にモード分波する場合を想定する。この場合、LP21aモードの光が第3コア13及び第4コア14の一方を伝搬するLP01モードの光に分波し、LP21bモードの光が第3コア13及び第4コア14の他方を伝搬するLP01モードの光に分波する傾向がある。また、第3コア13及び第4コア14を伝搬するそれぞれのLP01モードの光を中心コア10のLP21モードの光にモード合波する場合を想定する。この場合、第3コア13及び第4コア14の一方を伝搬する光は、中心コア10を伝搬するLP21aモードの光に合波し、第3コア13及び第4コア14の他方を伝搬する光は、中心コア10を伝搬するLP21bモードの光に合波する傾向がある。
上記のように小径部33においてモード合分波が達成される。また、本実施形態のマルチコアファイバ1によれば、LP01モード、LP11aモード、LP11bモード、LP21aモード、LP21bモード及びLP02モードの光に情報を重畳させることができるので、多くの情報量を有する光通信を行うことができる。
次に、各コア間の距離、各コアのクラッド20に対する比屈折率差、及び各コアの半径について説明する。
中心コア10の中心から第1コア11の中心までの距離をg、中心コア10の中心から第2コア12の中心までの距離をg、中心コア10の中心から第3コア13の中心までの距離をg、中心コア10の中心から第4コア14の中心までの距離をg、中心コア10の中心から第5コア15の中心までの距離をgとするときに下記式(1)が成り立つことが好ましい。すなわち、中心コア10の中心から第5コア15の中心までの距離gは、中心コア10の中心から第3コア13の中心までの距離g及び中心コア10の中心から第4コア14の中心までの距離gよりも長く、中心コア10の中心から第3コア13の中心までの距離g及び中心コア10の中心から第4コア14の中心までの距離gは、中心コア10の中心から第1コア11の中心までの距離g及び中心コア10の中心から第2コア12の中心までの距離gより長いことが好ましい。
,g<g,g<g ・・・(1)
本発明者らは、中心コア10から他のコアまでの距離が上記式(1)の条件を満たすことによって、後述する実施例で示すように、Cバンド帯の光を伝搬させる場合において小径部33におけるモード選択比が高められることを見出した。ここでモード選択比とは、第1から第5コアのいずれかに入射した光のパワーに対する中心コア10から出射される合波後の光のパワーの割合を意味する。例えば、LP11モードのモード選択比は、第1コア11又は第2コア12に入射したLP01モードの光のパワーに対する中心コア10から出射されるLP11モードの光のパワーの割合を意味する。モード選択比が高い程、モード合波が効率良く行われていることを意味する。
さらに、大径部31において、中心コア10と他のコアとの距離は、それぞれ19μm以上24μm以下であることが好ましい。
また、中心コア10のクラッド20に対する比屈折率差をΔ、第1コア11のクラッド20に対する比屈折率差をΔ、第2コア12のクラッド20に対する比屈折率差をΔ、第3コア13のクラッド20に対する比屈折率差をΔ、第4コア14のクラッド20に対する比屈折率差をΔ、第5コア15のクラッド20に対する比屈折率差をΔとするときに下記式(2)が成り立つようにしてもよい。すなわち、中心コア10のクラッド20に対する比屈折率差Δは、第1コア11のクラッド20に対する比屈折率差をΔ及び第2コア12のクラッド20に対する比屈折率差Δ以上であり、第1コア11のクラッド20に対する比屈折率差をΔ及び第2コア12のクラッド20に対する比屈折率差Δは、第3コア13のクラッド20に対する比屈折率差Δ及び第4コア14のクラッド20に対する比屈折率差をΔより大きく、第3コア13のクラッド20に対する比屈折率差Δ及び第4コア14のクラッド20に対する比屈折率差をΔは、第5コア15のクラッド20に対する比屈折率差Δより大きくなるようにしてもよい。
Δ≧Δ,Δ>Δ,Δ>Δ ・・・(2)
また、中心コア10の半径をr、第1コア11の半径をr、第2コア12の半径をr、第3コア13の半径をr、第4コア14の半径をr、第5コア15の半径をrとするときに下記式(3)が成り立つようにしてもよい。すなわち、中心コア10の半径rは、第1コア11の半径r及び第2コア12の半径rより大きく、第1コア11の半径r及び第2コア12の半径rは、第3コア13の半径r及び第4コア14の半径rより大きく、第3コア13の半径r及び第4コア14の半径rは、第5コア15の半径rより大きくなるようにしてもよい。
>r,r>r,r>r ・・・(3)
さらに、マルチコアファイバ1では、以下に説明するように、第1コア11、第2コア12、第3コア13、第4コア14及び第5コア15が上記のようなモード合分波が可能な範囲で互いに最大限に離れるように配置されている。
第1コア11及び第2コア12は、上記のようにLP11aモード及びLP11bモードの光の合分波に供されるため、中心コア10の中心において90度の角を成して交わる第1線分L1及び第2線分L2上に配置されている。また、第3コア13及び第4コア14は、上記のようにLP21aモード及びLP21bモードの光の合分波に供されるため、中心コア10の中心において135度の角を成して交わる第3線分L3及び第4線分L4上に配置されている。ここで、LP02モードは偶モードであるため、LP02モードの光のフィールド形状に合わせてコアを配置してモード合分波させるという観点からは、LP02モードの光の合分波に供される第5コア15が配置されるべき方向は特に限定されない。しかし、他のコアとの位置関係によっては、意図しないコア間クロストークが大きくなる可能性がある。そこで、本実施形態のマルチコアファイバ1では、第3コア13は、第1線分L1に対して67.5度の方向に中心コア10の中心から径方向に延びる第3線分L3と重なる位置に配置され、第4コア14は、第2線分L2に対して67.5度の方向に中心コア10の中心から径方向に延びる第4線分L4と重なる位置に配置され、第5コア15は、第3線分L3に対して67.5度の方向であり且つ第4線分L4に対して67.5度の方向に中心コア10の中心から径方向に延びる第5線分L5と重なる位置に配置される。このように第1コア11、第2コア12、第3コア13、第4コア14及び第5コア15が互いに離れるように配置されることによって、各コアを伝搬する光同士の意図しないコア間クロストークが抑制されやすくなる。
以上、本発明について、上記実施形態を例に説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、上記実施形態において中心コアの屈折率分布は径方向に概ね一定である所謂ステップインデックス型としたが、中心コアの屈折率分布は、中心部が外周部よりも屈折率が低い所謂リングインデックス型であってもよい。コアの屈折率がステップインデックス型である場合、LP21モードの光の実効屈折率とLP02モードの光の実効屈折率との差が小さい。一方、コアの屈折率がリングインデックス型である場合、LP21モードの光の実効屈折率とLP02モードの光の実効屈折率との差を大きくすることができる。従って、中心コアの屈折率分布をリングインデックス型とすれば、中心コアにおけるLP21モードの光とLP02モードの光とのコア内モード間クロストークが抑制されやすくなる。
また、上記実施形態において、中心コア10と他のコアとのコア間距離、各コアのクラッド20に対する比屈折率差の関係、及び各コアの半径の範囲を例示したが、これらの値は本発明の課題を解決し得る範囲で特に限定されない。
また、上記実施形態において、中心コア10はクラッド20の中心に位置するものとしたが、中心コア10はクラッド20の中心に位置しなくても良い。
また、これまでの本発明の説明では、中心コア10から見た第1から第5コアの配置方向に着目して説明したが、モード選択比を高めるという観点からは、中心コア10と他の各コアとの距離が重要であることを本発明者らは見出した。そこで、モード選択比を高めるという観点からは、中心コア10から第1コア11の中心までの距離をg、中心コア10の中心から第2コア12の中心までの距離をg、中心コア10の中心から第3コア13の中心までの距離をg、中心コア10の中心から第4コア14の中心までの距離をg、中心コア10の中心から第5コア15の中心までの距離をgとするときに下記式(4)及び(5)の少なくとも一方が成り立つことが好ましい。
又はg< g又はg ・・・(4)
又はg< g又はg< g ・・・(5)
上記式(4)及び(5)において、「g又はg」とは、第1コア11及び第2コア12の少なくとも一方が備えられていればよいことを意味する。また、上記式(4)及び(5)において、「g又はg」とは、第3コア13及び第4コア14の少なくとも一方が備えられていればよいことを意味する。なお、式(4)を満たす場合、第5コア15は備えられなくてもよい。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
本実施例では、上記実施形態のマルチコアファイバ1に相当するマルチコアファイバの設計を検討した。
(中心コアの設計)
中心コア10は、大径部31及び小径部33において、Cバンド帯におけるLP01モード、LP11モード、LP21モード及びLP02モードの光を伝搬する。中心コア10がこのように設計される条件について以下のように検討した。
図4は、横軸が中心コア10の半径r[μm]であり、縦軸が中心コア10のクラッド20に対する比屈折率差Δ[%]である。また、図4は、中心コア10を伝搬するLP02モードの光及びLP01モードの光の有効断面積Aeff[μm]と、LP41モードの光、LP12モードの光、LP31モードの光及びLP02モードの光のカットオフ波長とを示している。なお、伝搬させる光の波長は1550nmとした。
比屈折率差Δが大きい程、中心コア10内でのモード間クロストークを抑制し易いが、プリフォームの作製が難しくなる。そのため、比屈折率差Δは0.9%が好ましいと考えた。そして、比屈折率差Δが0.9%である場合、図4から、大径部31でのコア半径rを8.82μmとすると延伸比を1.4程度としてもLP02モードの光がカットオフされないことがわかる。また、この条件であれば、LP02モードの光の有効断面積AeffがLP01モードの光の有効断面積Aeffと同程度に小さいため、コア間クロストークが抑制されやすいことがわかる。なお、延伸比とは、小径部33と大径部31との相似比であり、小径部33でのマルチコアファイバの直径を1とする場合における大径部31でのマルチコアファイバの直径と同じ値である。
以上のことから、大径部31における中心コア10の半径rを8.82μm、中心コア10のクラッド20に対する比屈折率差Δを0.9%、延伸比を1.4とした。
(第1から第5コアの設計)
上記中心コアの設計を前提として、第1から第5コアの設計について検討した。
小径部33において、中心コア10のLP11モードの光の伝搬定数が第1コア11及び第2コア12のLP01モードの光の伝搬定数と、中心コア10のLP21モードの光の伝搬定数が第3コア13及び第4コア14のLP01モードの光の伝搬定数と、中心コア10のLP02モードの光の伝搬定数が第5コア15のLP01モードの光の伝搬定数と、それぞれ一致するように、第1から第5コアのクラッド20に対する比屈折率差及び大径部31での半径を下記表1に示すように決定した。
Figure 2017156449
また、各LPモードの光のモード選択比が極力大きくなるときの中心コア10と他のコアとの距離を検討した。その結果を図5から図16に示す。図5から図16において、横軸はテーパ部32の長さLt[mm]であり、縦軸は小径部33の長さL[mm]である。また、図5から図16において、白矢印はモード選択比が大きくなる方向を示している。図5から図7は中心コア10の中心と第1コア11の中心との距離gを19.5μm、中心コア10の中心と第3コア13の中心との距離gを21.0μm、中心コア10の中心と第5コア15の中心との距離gを22.0μmとした場合である。図8から図10は中心コア10の中心と第1コア11の中心との距離gを20.0μm、中心コア10の中心と第3コア13の中心との距離gを21.5μm、中心コア10の中心と第5コア15の中心との距離gを23.0μmとした場合である。図11から図13は中心コア10の中心と第1コア11の中心との距離gを20.2μm、中心コア10の中心と第3コア13の中心との距離gを22.0μm、中心コア10の中心と第5コア15の中心との距離gを23.2μmとした場合である。図14から図16は中心コア10の中心と第1コア11の中心との距離gを20.4μm、中心コア10の中心と第3コア13の中心との距離gを22.2μm、中心コア10の中心と第5コア15の中心との距離gを23.6μmとした場合である。図5、図8、図11及び図14は、LP11モードのモード選択比[dB]を示している。 図6、図9、図12及び図15は、LP21モードのモード選択比[dB]を示している。図7、図10、図13及び図16は、LP02モードのモード選択比[dB]を示している。
図5から図16において、図中の白丸は各モードの選択比を極力高くできるときの条件を示している。図5から図7に示す条件では、Lt=2mm、L=7mmとすることが好ましいとわかる。以下、この条件を条件1という。図8から図10に示す条件では、Lt=2mm、L=9mmとすることが好ましいとわかる。以下、この条件を条件2という。図11から図13に示す条件では、Lt=2mm、L=10mmとすることが好ましいとわかる。以下、この条件を条件3という。図14から図16に示す条件では、Lt=2mm、L=11mmとすることが好ましいとわかる。以下、この条件を条件4という。
(クロストークの計算結果)
クロストークの計算結果を図17から図22に示す。図17は、第1コア11にLP01モードの光を入射させたときの第1から第5コアからの出力[dB]を示す図である。図18は、第3コア13にLP01モードの光を入射させたときの第1から第5コアからの出力[dB]を示す図である。図19は、第5コア15にLP01モードの光を入射させたときの第1から第5コアからの出力[dB]を示す図である。図20は、第1コア11にLP01モードの光を入射させたときの中心コア10に伝搬される各LPモードの光の出力[dB]を示す図である。図21は、第3コア13にLP01モードの光を入射させたときの中心コア10に伝搬される各LPモードの光の出力[dB]を示す図である。図22は、第5コア15にLP01モードの光を入射させたときの中心コア10に伝搬される各LPモードの光の出力[dB]を示す図である。
図17から図19は、モード合波を行う際に第1から第5コアに残存する光の量を示している。各コアに残存する光の量は少ない方が好ましい。図17から図19からわかるように、本実施例では、モード合分波器が動作するときの一般的なモード選択比である−15dBを実現できた。また、図20から図22は、モード合波を行う際に中心コアから出力される光のうち各モードがどのくらいクロストークとして存在しているかの構成比を表している。従って、図20に示すように第1コア11にLP01モードの光を入射させたときは中心コア10からはLP11aモードの光のみになることが好ましく、図21に示すように第3コア13にLP01モードの光を入射させたときは中心コア10からはLP21aモードの光のみになることが好ましく、図22に示すように第5コア15にLP01モードの光を入射させたときは中心コア10からはLP02モードの光のみになることが好ましい。図20に示す例ではLP11aモード以外の光が、図21に示す例でLP21aモード以外の光が、図22に示す例ではLP02モード以外の光が、それぞれ−30dB以下となっており、良好なモード合波が実現されていることがわかった。
本発明に係るマルチコアファイバは、LP02モードの光を含む光のモード合分波が可能であり、光通信の産業において利用することができる。
1・・・マルチコアファイバ
10・・・中心コア
11・・・第1コア
12・・・第2コア
13・・・第3コア
14・・・第4コア
15・・・第5コア
20・・・クラッド
31・・・大径部
32・・・テーパ部
33・・・小径部

Claims (7)

  1. LP01モード、LP11モード、LP21モード及びLP02モードの光を伝搬する中心コアと、
    前記中心コアの中心から径方向に延びる第1線分と重なる位置に配置される第1コアと、
    前記第1線分に対して90度の方向に前記中心コアの中心から径方向に延びる第2線分と重なる位置に配置される第2コアと、
    前記第1線分に対して67.5度の方向であり且つ前記第2線分に対して157.5度の方向に前記中心コアの中心から径方向に延びる第3線分と重なる位置に配置される第3コアと、
    前記第2線分に対して67.5度の方向であり且つ前記第3線分に対して135度の方向に前記中心コアの中心から径方向に延びる第4線分と重なる位置に配置される第4コアと、
    前記第3線分に対して67.5度の方向であり且つ前記第4線分に対して67.5度の方向に前記中心コアの中心から径方向に延びる第5線分と重なる位置に配置される第5コアと、
    を備え、
    長手方向に沿って異モード相互作用区間及び異モード非相互作用区間が設けられ、
    前記異モード相互作用区間において、前記中心コアのLP11モードの光の伝搬定数は前記第1コア及び前記第2コアのLP01モードの光の伝搬定数と、前記第1コアのLP21モードの光の伝搬定数は前記第3コア及び前記第4コアのLP01モードの光の伝搬定数と、前記第1コアのLP02モードの光の伝搬定数は前記第5コアのLP01モードの光の伝搬定数と、それぞれ一致し、
    前記異モード非相互作用区間において、前記中心コアの各LPモードの光の伝搬定数と、前記第1コア、前記第2コア、前記第3コア、前記第4コア及び前記第5コアの各LPモードの光の伝搬定数とが不一致とされる
    ことを特徴とするマルチコアファイバ。
  2. 前記中心コアの中心から前記第1コアの中心までの距離をg、前記中心コアの中心から前記第2コアの中心までの距離をg、前記中心コアの中心から前記第3コアの中心までの距離をg、前記中心コアの中心から前記第4コアの中心までの距離をg、前記中心コアの中心から前記第5コアの中心までの距離をgとするときに下記式が成り立つ
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチコアファイバ。
    ,g<g,g<g
  3. 前記異モード非相互作用区間において、前記中心コアと前記第1コア、前記第2コア、前記第3コア、前記第4コア及び前記第5コアとの距離がそれぞれ19μm以上24μm以下である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のマルチコアファイバ。
  4. 前記中心コアのクラッドに対する比屈折率差をΔ、前記第1コアの前記クラッドに対する比屈折率差をΔ、前記第2コアの前記クラッドに対する比屈折率差をΔ、前記第3コアの前記クラッドに対する比屈折率差をΔ、前記第4コアの前記クラッドに対する比屈折率差をΔ、前記第5コアの前記クラッドに対する比屈折率差をΔとするときに下記式が成り立つ
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のマルチコアファイバ。
    Δ≧Δ,Δ>Δ,Δ>Δ
  5. 前記中心コアの半径をr、前記第1コアの半径をr、前記第2コアの半径をr、前記第3コアの半径をr、前記第4コアの半径をr、前記第5コアの半径をrとするときに下記式が成り立つ
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のマルチコアファイバ。
    >r,r>r,r>r
  6. 前記異モード相互作用区間は、前記異モード非相互作用区間の一部が延伸されることで形成される
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のマルチコアファイバ。
  7. 前記中心コアがクラッドの中心に位置する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のマルチコアファイバ。
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