JP2017155996A - 熱源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】循環加熱用の熱交換器でドレンが発生することを抑制して、給湯運転と循環加熱運転を同時に実行する熱源装置を提供する。【解決手段】給湯制御部11は、給湯運転と追焚き制御部12による追焚き運転(循環加熱運転)とが実行されているときに、目標給湯温度に応じた目標給湯燃焼量が得られる給湯バーナ30の燃焼段が複数ある場合には、燃焼させるバーナブロックの燃焼面の面積が小さくなる燃焼段を選択する燃焼面積減少処理を実行する。【選択図】 図1

Description

本発明は、給湯用の熱交換器を加熱するバーナと循環加熱用の熱交換器を加熱するバーナとに対して、共通のファンにより燃焼用空気を供給する熱源装置に関する。
従来、給湯用の熱交換器を加熱する給湯バーナと、熱媒の循環路(浴槽に接続された追焚き循環路、暖房端末に接続された暖房循環路等)に設けられた循環加熱用の熱交換器(追焚き熱交換器、暖房熱交換器等)を加熱する循環加熱バーナ(追焚きバーナ、暖房バーナ等)に対する燃焼用空気の供給を、共通ファンによって行う熱源装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、給湯用の熱交換器(給湯熱交換器)を加熱する給湯バーナと、追焚き用の熱交換器(追焚き熱交換器)を加熱する追焚きバーナとに対する燃焼用空気の供給を共通ファンにより行い、各バーナへの燃料供給を共通の燃料供給手段で行う構成が記載されている。
このように、給湯バーナと循環加熱バーナに対する燃焼用空気の供給と燃料供給とを、共通ファン及び共通の燃料供給手段によって行う場合、給湯運転と追焚き運転等の循環加熱運転とを同時に実行するときには、給湯温度を維持するために給湯運転が優先される。すなわち、目標給湯温度に応じて給湯バーナの燃焼量(目標給湯燃焼量)が決定され、目標給湯燃焼量が得られるように共通ファンの回転速度及び共通の燃料供給手段による燃料供給量が設定される。
この場合、循環加熱バーナには、目標給湯燃焼量に基づく流量で燃焼用空気と燃料が供給され、循環加熱バーナはこの流量に対応した燃焼量で燃焼する。すなわち、循環加熱バーナの燃焼量は、給湯バーナの燃焼量に応じて決定されたファンの回転速度と燃料供給量に応じた成り行きとなる。そのため、目標給湯燃焼量によっては、循環加熱バーナの燃焼量が減少して加熱による熱媒の温度上昇が不足し、その結果、熱媒の温度が燃焼排気の露点近くになって循環加熱用の熱交換器からドレンが生じ易い状況となる。
そこで、特許文献1に記載された熱源装置においては、給湯運転と追焚き運転の同時実行時に、追焚き熱交換器に流入する湯水の温度が所定温度以下になったときには、追焚き運転を停止し、給湯運転が終了した時に追焚き運転を再開するようにして、追焚き熱交換器でのドレンの発生を防止している。
特開平5−39951号公報
特許文献1に記載された熱源装置のように、給湯運転と循環加熱運転の実行タイミングが重なった時に循環加熱運転の実行を制限すると、期待されていた循環加熱運転による効果が得られなくなるという不都合がある。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、循環加熱用の熱交換器でドレンが発生することを抑制して、給湯運転と循環加熱運転を同時に実行する熱源装置を提供することを目的とする。
本発明は、給水管及び給湯管に接続された給湯熱交換器と、
複数のバーナブロックにより燃焼面を分割して構成され、前記給湯熱交換器を流通する水を加熱する給湯バーナと、
給湯ノズルを通してそれぞれの前記バーナブロックに燃料を供給する給湯マニホールドと、
熱媒循環路の途中に設けられた循環熱交換器と、
前記循環熱交換器を流通する熱媒を加熱する循環バーナと、
循環ノズルを通して前記循環バーナに燃料を供給する循環マニホールドと、
前記給湯マニホールド及び前記循環マニホールドに対する燃料の供給圧力を調整する共通燃料供給手段と、
前記給湯バーナ及び前記循環バーナに燃焼用空気を供給する共通ファンと、
前記給湯バーナについて、燃焼させる前記バーナブロックの組合せにより燃焼量の可変範囲の一部が重複した複数の燃焼段を設定し、前記給湯管から目標給湯温度の湯が供給されるように該目標給湯温度に対応する目標給湯燃焼量を決定して、該目標給湯燃焼量が得られるように、前記燃焼段を選択して、前記共通燃料供給手段による燃料の供給圧力及び前記共通ファンによる燃焼用空気の供給流量を制御する給湯運転を実行する給湯制御部と、
前記給湯運転が実行されていないときは、前記循環熱交換器から目標循環温度の熱媒が供給されるように、前記共通燃料供給手段による燃料の供給圧力及び前記共通ファンによる燃焼用空気の供給流量を制御する単独循環加熱運転を実行し、前記給湯運転が実行されているときには、前記給湯制御部により制御されている前記共通ファンによる燃焼用空気の供給流量に応じた燃焼量が得られるように、前記共通燃料供給手段による燃料の供給圧力を制御する同時循環加熱運転を実行する循環加熱制御部と
を備えた熱源装置に関する。
そして、前記給湯制御部は、前記同時循環加熱運転が実行されているときに、前記給湯運転において、前記目標給湯燃焼量が得られる前記燃焼段が複数ある場合には、燃焼させる前記バーナブロックの燃焼面の面積が少なくなる前記燃焼段を選択する燃焼面積減少処理を実行することを特徴とする。
かかる本発明によれば、給湯バーナが複数のバーナブロックにより燃焼面を分割して構成され、給湯制御部は、燃焼させるバーナブロックの組合せにより燃焼量の可変範囲の一部が重複した複数の燃焼段を設定し、目標給湯温度に対応した目標給湯燃焼量が得られる燃焼段を選択する。
ここで、目標給湯燃焼量が得られる燃焼段が複数ある場合には、燃焼させるバーナブロックの燃焼面の面積が大きい燃焼段を選択することで、消火状態のバーナブロックに供給されて給湯熱交換器を冷却する空気の流量を減らして、給湯熱交換器での熱交換の効率を向上させることができる。また、燃焼させるバーナブロックの燃焼面の面積が小さい燃焼段を選択した場合には、燃焼面の面積が大きい燃焼段の場合と同じ燃焼量を得るため、燃焼させるバーナブロックに燃料を供給する給湯マニホールドへの燃料供給圧が増大する。そして、燃焼用空気の供給流量が、燃焼させるバーナブロックの燃焼面の面積が大きい燃焼段を選択した場合よりも増加する。
そして、本発明の熱源装置は、給湯バーナ及び循環バーナに対する燃焼用空気の供給と燃料の供給とを、共通ファンと共通燃料供給手段とにより行っているため、給湯運転が実行されているときの同時循環加熱運転においては、循環加熱制御部は、給湯制御部により制御されている燃焼用空気の供給流量と燃料供給圧に応じた燃焼量で循環バーナを燃焼させている。そのため、給湯制御によって制御されている燃焼用空気の供給流量と燃料供給圧が少ないと、循環バーナの燃焼量が減少して循環熱交換器からドレンが生じ易くなる。
そこで、給湯制御部は、同時循環加熱運転が実行されているときに、目標給湯燃焼量が得られる燃焼段が複数ある場合には、燃焼させるバーナブロックの燃焼面の面積が小さくなる燃焼段を選択する燃焼面積減少処理を実行する。この場合、燃焼面の面積が小さくなっても、元の燃焼量を維持するために共通燃料制御部が燃料供給圧を増加させるので、給湯マニホールドから供給される燃料の流量は変わらない。
これにより、循環バーナに供給される燃焼用空気と燃料の供給流量が増加して、同時循環加熱運転による循環バーナの燃焼量が増加するため、循環熱交換器におけるドレンの発生を抑制して、給湯運転と循環加熱運転とを同時に実行することができる。
また、前記熱媒循環路から前記循環熱交換器に戻る熱媒の温度を検出する戻り熱媒温度検出手段を備え、
前記給湯制御部は、前記同時循環加熱運転が実行されているときに、前記戻り熱媒温度検出手段の検出温度が所定温度以下である場合に限定して、前記給湯運転において前記燃焼面積減少処理を行い、
前記戻り熱媒温度検出手段の検出温度が前記所定温度よりも高いときに、前記目標給湯燃焼量が得られる前記燃焼段が複数ある場合には、燃焼させる前記バーナブロックの燃焼面の面積が大きくなる前記燃焼段を選択する燃焼面積増大処理を実行することを特徴とする。
この構成によれば、戻り熱媒温度検出手段の検出温度が所定温度以下であって、循環熱交換器でドレンが生じ易いと判断される場合に限定して、燃焼面積減少処理が行われる。そして、戻り熱媒温度検出手段の検出温度が所定温度よりも高く、循環熱交換器でドレンが生じ難いと判断される場合には、給湯制御部は、燃焼させるバーナブロックの燃焼面の面積が大きくなる燃焼段を選択する燃焼面積増大処理を実行する。これにより、給湯熱交換器における熱交換の効率を高めることができる。
また、前記給湯制御部は、前記同時循環加熱運転が実行されているときに、前記循環バーナの燃焼量が所定燃焼量以下である場合に限定して、前記給湯運転において前記燃焼面積減少処理を行い、
前記循環バーナの燃焼量が前記所定燃焼量よりも多いときに、前記目標給湯燃焼量が得られる前記燃焼段が複数ある場合には、燃焼させる前記バーナブロックの燃焼面の面積が大きくなる前記燃焼段を選択する燃焼面積増大処理を実行することを特徴とする。
この構成によれば、循環バーナの燃焼量が所定燃焼量以下であって、循環熱交換器でドレンが生じ易いと判断される場合に限定して、燃焼面積減少処理が行われる。そして、循環バーナの燃焼量が所定燃焼量よりも多く、循環熱交換器でドレンが生じ難いと判断される場合には、給湯制御部は、燃焼させるバーナブロックの燃焼面の面積が大きくなる燃焼段を選択する燃焼面積増大処理を実行する。これにより、給湯熱交換器における熱交換の効率を高めることができる。
本発明の熱源装置の構成図。 給湯制御部の作動フローチャート。 追焚きバーナの燃焼量と共通ファンの回転速度との対応マップの説明図。 追焚きバーナ及び給湯バーナの燃焼量と共通ファンの回転速度との対応マップの説明図。
本発明の実施形態の一例について、図1〜図4を参照して説明する。
[1.熱源装置の構成]
図1を参照して、本実施形態の熱源装置1は、給水管41から供給される水を加熱して給湯管42から出湯する給湯機能と、風呂往き管62及び風呂戻り管61から成る風呂循環路67(本発明の熱媒循環路に相当する)を経由して、図示しない浴槽に貯められた湯水(本発明の熱媒に相当する)を加熱する追焚き機能とを有する複合タイプの熱源装置である。
熱源装置1は、燃焼室を形成する缶体5内に、給水管41及び給湯管42に接続されて内部を水が流通する給湯熱交換器40と、風呂循環路67の途中に設けられて内部を湯水が流通する追焚き熱交換器60(本発明の循環熱交換器に相当する)とを備えている。
給湯熱交換器40の下方に給湯熱交換器40を流通する水を加熱する給湯バーナ30が設けられ、追焚き熱交換器60の下方に追焚き熱交換器60を流通する湯水を加熱する追焚きバーナ50(本発明の循環バーナに相当する)が設けられている。給湯バーナ30は、大バーナブロック31a、中バーナブロック31b、及び小バーナブロック31cという三つのバーナブロックにより燃焼面を分割して構成されている。また、給湯バーナ30と追焚きバーナ50に燃焼用空気を供給する共通ファン75が設けられている。
給湯バーナ30及び追焚きバーナ50に燃料ガスを供給するガス供給路70には、大バーナブロック31aへの燃料ガスの供給と遮断とを切り替える給湯大電磁弁32、中バーナブロック31bへの燃料ガスの供給と遮断とを切り替える給湯中電磁弁33、小バーナブロック31cへの燃料ガスの供給と遮断とを切り替える給湯小電磁弁34、追焚きバーナ50への燃料ガスの供給と遮断とを切り替える追焚き電磁弁52、給湯バーナ30と追焚きバーナ50への燃料ガスの供給と遮断とを切り替える元ガス電磁弁71、及び給湯バーナ30と追焚きバーナ50への燃料ガスの供給圧力を変更するガス比例弁72(本発明の共通燃料供給手段に相当する)が設けられている。
給湯バーナ30の大バーナブロック31a、中バーナブロック31b、及び小バーナブロック31cへの燃料ガスの供給は、それぞれ、給湯マニホールド80a,80b,80cから給湯ノズル81を介して行われる。この場合、ガス比例弁72で設定された燃料ガスの供給圧力により給湯バーナ30への燃料ガスの供給流量が規定されて、給湯バーナ30の燃焼量が決定される。
同様に、追焚きバーナ50への燃料ガスの供給は、追焚きマニホールド90から追焚きノズル91を介して行われる。この場合、ガス比例弁72で設定された燃料ガスの供給圧力により追焚きバーナ50への燃料ガスの供給流量が規定されて、追焚きバーナ50の燃焼量が決定される。
給水管41には、給水管41を流通する水の流量を検出する水量センサ46、給水管41の開度を変更する水量サーボ弁45、及び給水管41と給湯管42を連通したバイパス管43の開度を変更するバイパスサーボ弁44が設けられている。給湯管42には、給湯管42から出湯される湯の温度を検出する給湯温度センサ47が設けられている。
風呂戻り管61には、浴槽から風呂戻り管61に流入する湯水の温度を検出する風呂戻り温度センサ66(本発明の戻り熱媒温度検出手段に相当する)、浴槽内の湯水を風呂循環路67を経由して循環させる風呂ポンプ65、浴槽内の湯水の水位を検出する水位センサ64、及び風呂循環路67を流通する湯水の有無を検出する風呂水流スイッチ63が設けられている。
さらに、熱源装置1には、熱源装置1の全体的な作動を制御するコントローラ10が設けられている。コントローラ10は、CPU、メモリ、各種インターフェース回路等を備えて構成された電子回路ユニットであり、メモリに保持された熱源装置1の制御用プログラムをCPUで実行することによって、給湯運転を実行する給湯制御部11及び追焚き運転(本発明の循環加熱運転に相当する)を実行する追焚き制御部12(本発明の循環加熱制御部に相当する)として機能する。
給湯運転及び追焚き運転の詳細については、後述する。コントローラ10はリモコン20と接続されており、使用者はリモコン20により熱源装置1を遠隔操作することができる。
コントローラ10には、給湯温度センサ47、水量センサ46、風呂水流スイッチ63、水位センサ64、及び風呂戻り温度センサ66の各検出信号と、リモコン20からの操作信号とが入力される。
また、コントローラ10から出力される制御信号により、元ガス電磁弁71、ガス比例弁72、給湯大電磁弁32、給湯中電磁弁33、給湯小電磁弁34、共通ファン75、水量サーボ弁45、バイパスサーボ弁44、追焚き電磁弁52、及び風呂ポンプ65の作動と、リモコン20の表示部の画面等が制御される。
[2.給湯運転]
給湯制御部11は、水量センサ46により下限流量以上の水の流通が検出されている時に、給湯管42から目標給湯温度の湯が出湯されるように、給湯バーナ30の燃焼量、バイパスサーボ弁44の開度、及び水量サーボ弁45の開度を制御する給湯運転を実行する。
ここで、図4のM2は、縦軸を共通ファン75の回転速度(給湯バーナ30及び追焚きバーナ50に対する燃焼用空気の供給流量を決定する)に設定し、横軸を給湯バーナ30の燃焼量(熱量)に設定して、各燃焼段S1〜S5における共通ファン75の回転速度と給湯バーナ30の燃焼量との対応関係を示した対応マップである。
給湯制御部11は、対応マップM2に示したように、給湯バーナ30について、燃焼させるバーナブロックの組合せにより、S1(最下位)〜S5(最上位)の5段階の燃焼段を設定している。
S1では小バーナブロック31cのみを燃焼させ、S5では小バーナブロック31cと中バーナブロック31bと大バーナブロック31aとを全て燃焼させる。S2〜S4では、給湯バーナ30の燃焼面の面積が次第に増大するように、燃焼させるバーナブロック31a,31b,31cの組合せが設定されている。隣接する燃焼段では、燃焼段を切り替える際のハンチングを防止するために、燃焼量の可変範囲の一部が重複している。
給湯制御部11は、給湯運転において、目標給湯温度に応じた給湯バーナの目標燃焼量を決定する。そして、給湯制御部11は、基本的には、燃焼段S1〜S5のうちで目標燃焼量が得られる最上位の燃焼段を選択し、元ガス電磁弁71、給湯大電磁弁32、給湯中電磁弁33、給湯小電磁弁34、及びガス比例弁72の作動を制御して、給湯バーナ30への燃料ガスの供給流量を調節すると共に、共通ファン75の回転速度を制御して、給湯バーナ30への燃焼用空気の供給流量を調節する。
[3.追焚き運転]
追焚き制御部12は、給湯運転が実行されていない追焚き運転の単独実行時には、追焚き熱交換器60から風呂往き管62に出湯される湯の温度が目標追焚き温度となるように、追焚きバーナ50の燃焼量を制御すると共に、風呂ポンプ65を作動させる単独追焚き運転(本発明の単独循環加熱運転に相当する)を実行する。
ここで、図3,図4のM1は、縦軸を共通ファン75の回転速度に設定し、横軸を追焚きバーナ50の燃焼量(熱量)に設定して、共通ファン75の回転速度と追焚きバーナ50の燃焼量との対応関係を示した対応マップである。追焚き制御部12は、対応マップM1に従って、目標追焚き温度(本発明の目標循環温度に相当する)に対応した追焚きバーナ50の燃焼量を決定する。
また、給湯運転と追焚き運転が同時に実行されるときには、給湯運転が優先され、上述したように、給湯制御部11により、共通ファン75の回転速度が、対応マップM2により決定された目標給湯燃焼量に応じた回転速度に設定される。そして、熱源装置1は、給湯バーナ30への燃焼用空気の供給と追焚きバーナ50への燃焼用空気の供給とを共通ファン75により行っているため、追焚き制御部12は、共通ファン75の回転速度を変更することができない。
そのため、給湯運転と追焚き運転とが同時に実行されるときには、追焚き制御部12は、給湯制御部11により決定された共通ファン75の回転速度に対応する追焚きバーナ50の燃焼量を対応マップM1により取得し、この取得した燃焼量で追焚きバーナ50を燃焼させる同時追焚き運転(本発明の同時循環加熱運転に相当する)を実行する。
[4.追焚き熱交換器でのドレン発生を防止するための処理]
同時追焚き運転において、追焚きバーナ50の燃焼量は、上述したように、給湯制御部11により決定された目標給湯燃焼量に応じて設定される。そのため、目標給湯燃焼量によっては、追焚きバーナ50の燃焼量が少なくなって追焚き熱交換器60においてドレンが発生し易い状況となる。
そこで、給湯制御部11は、給湯運転と追焚き運転の同時実行時における追焚き熱交換器60でのドレンの発生を防止するための処理を実行する。以下、図2に示したフローチャートに従って、この処理について説明する。
図2のSTEP1で、給湯制御部11は、使用者が給湯管42の先端に接続された給湯栓(図示しない)を開栓して上水道から給水管41への給水が開始され、給湯条件(水量センサ46による検出流量が下限流量以上)が成立しているときに、STEP2に進んで給湯運転を実行する。
続くSTEP3で、給湯制御部11は、追焚き制御部12により追焚き運転(同時追焚き運転)が実行されているか否かを判断する。そして、追焚き運転が実行されている時はSTEP4に進み、追焚き運転が実行されていないときには、STEP20に分岐する。
STEP20に分岐した場合(給湯運転の単独運転時)、給湯制御部11は、目標給湯燃焼量が得らえる上位の燃焼段があるか否かを判断する。そして、目標給湯燃焼量が得られる上位の燃焼段があるときはSTEP21に進み、目標給湯燃焼量が得られる上位の燃焼段がないときにはSTEP22に分岐する(この場合、給湯制御部11は燃焼段を変更しない)。
STEP21で、給湯制御部11は、給湯バーナ30の燃焼段を1段上げて給湯バーナ30の燃焼面の面積を増大させる(燃焼面積増大処理)。これにより、消火状態の給湯バーナ30の燃焼面の面積を増大させ、消火状態のバーナブロックに供給される燃焼用空気によって給湯熱交換器40が冷却されて、給湯熱交換器40における熱交換効率が低下することを抑制している。
続くSTEP22で、給湯制御部11は、給湯条件が成立しているか否かを判断する。そして、給湯条件が成立しているときは、STEP2に進んで給湯運転を継続する。また、給湯条件が成立していないときにはSTEP9に分岐し、給湯制御部11は、給湯運転を終了してSTEP1に戻る。
一方、STEP3からSTEP4に進んだとき(給湯運転と追焚き運転の同時実行時)には、給湯制御部11は、以下の二つの条件が共に成立しているか否かを判断する。
(1) 追焚きバーナ50の燃焼量が下限燃焼量(図3,4の対応マップM1におけるドレン下限熱量、本発明の所定燃焼量に相当する)以下。本実施形態では、図3,4の対応マップM1に示したように、下限燃焼量が約5500kcal/hに設定されている。
(2) 風呂戻り温度センサ66の検出温度(風呂戻り温度)が下限温度(本発明の所定温度に相当する)以下。本実施形態では、下限温度が例えば33度に設定されている。
そして、上記(1),(2)の条件が共に成立していて、追焚き熱交換器60においてドレンが生じ易い状況であるときはSTEP5に進み、給湯制御部11は、ドレンの発生を防止するための処理を行う。一方、上記(1)と(2)のうち、少なくともいずれか一方の条件が成立していないときにはSTEP20に分岐する。
なお、上記(1)と(2)の条件のうちのいずれか一方のみを判断し、いずれかの条件が成立したときに、STEP5以降の処理を行うようにしてもよい。
STEP5で、給湯制御部11は、目標給湯燃焼量が得られる下位の燃焼段があるか否かを判断する。そして、目標給湯燃焼量が得られる下位の燃焼段があるときはSTEP30に分岐し、目標給湯燃焼量が得られる下位の燃焼段がないときにはSTEP6に進む。
STEP30で、給湯制御部11は、給湯バーナ30の燃焼段を1段下げる(燃焼面積減少処理)。そしてSTEP31に進み、給湯運転と追焚き運転の同時運転を継続してSTEP22に進む。ここで、図4を参照して、給湯バーナ30の燃焼段を下げることによる効果について説明する。
図4の対応マップM2において、Pa1は、給湯バーナ30の燃焼段がS4に選択されているときに、燃焼量(熱量)が12000kcal/hとなる点(燃焼ポイント)を示している。この場合、燃焼量に応じた燃焼量空気の流量が得られる共通ファン75の回転速度が約110Hzとなる。
そして、対応マップM1により、この回転速度110Hzに対応する追焚きバーナ50の燃焼量(熱量)が約4500kcal/hとなるが、これでは追焚きバーナ50の熱量がドレン下限熱量である5500kcal/h以下になって、追焚き熱交換器60においてドレンが生じ易くなる。
そこで、給湯制御部11は、図4の対応マップM2に矢印A1で示したように、給湯バーナ30の燃焼段を1段下げてS3とし、これにより給湯バーナ30の燃焼ポイントをPa1からPa2に移行させる。このように、給湯バーナ30の燃焼段を下げることによって、給湯バーナ30で12000kcal/hの燃焼量が得られる共通ファン75の回転速度が110Hzから190Hzに増加する。
そして、図4の対応マップM1に矢印A2で示したように、共通ファン75の回転速度の増加に応じて、追焚きバーナ50の燃焼ポイントがPb1からPb2に移行し、追焚きバーナ50の燃焼量が4500kcal/hから6400kcal/hに増加する。これにより、追焚き熱交換器60におけるドレンの発生を抑制することができる。
一方、STEP5で目標給湯燃焼量が得られる下位の燃焼段がなく、STEP6に進んだときには、給湯制御部11は、追焚き制御部12に対して追焚き運転の中断を指示し、これにより追焚き運転(同時追焚き運転)が中断される。
続くSTEP7で、給湯制御部11は、給湯条件が成立しているか否かを判断し、給湯条件が成立しなくなったときにSTEP8に進み、給湯制御部11は、追焚き制御部12に対して追焚き運転の再開を指示する。これにより、追焚き制御部12は、追焚き運転(単独追焚き運転)を実行する。続くSTEP9で、給湯制御部11は、給湯運転を終了してSTEP1に戻る。
[5.他の実施形態]
上記実施形態では、本発明の循環加熱運転を行う構成として、追焚き制御部12、追焚きバーナ50、追焚き熱交換器60、風呂循環路67、及び風呂戻り温度センサ66を示したが、熱媒の循環路に設けられた循環熱交換器を流通する熱媒を循環バーナにより加熱する構成を有して、共通ファンにより給湯バーナと循環バーナに燃焼用空気を供給し、共通燃料供給手段により給湯バーナと循環バーナに燃料を供給する熱源装置であれば、本発明の適用が可能である。
例えば、暖房端末に接続された暖房循環路(本発明の熱媒循環路)に設けられた暖房熱交換器(本発明の循環熱交換器)を暖房バーナ(本発明の循環バーナ)により加熱する構成を有して、共通ファンにより給湯バーナと暖房バーナに燃焼用空気を供給し、共通燃料供給手段により給湯バーナと暖房バーナに燃料を供給する熱源装置に対して、本発明の適用が可能である。
また、上記実施形態では、燃料ガスを燃焼させる給湯バーナ30及び追焚きバーナ50を示したが、灯油等の他の種類の燃料を燃焼させるバーナであってもよい。
また、上記実施形態では、本発明の熱媒として、風呂循環路67を流通する湯水を示したが、不凍液等の他の熱媒であってもよい。
1…熱源装置、10…コントローラ、11…給湯制御部、12…追焚き制御部(循環加熱制御部)、20…リモコン、30…給湯バーナ、31a〜31c…バーナブロック、41…給水管、42…給湯管、50…追焚きバーナ(循環バーナ)、60…追焚き熱交換器(循環熱交換器)、66…風呂戻り温度センサ(循環戻り温度センサ)、67…風呂循環路(熱媒循環路)、72…ガス比例弁(共通燃料供給手段)、75…共通ファン、80a〜80c…給湯マニホールド、81…給湯ノズル、90…追焚きマニホールド(循環マニホールド)、91…追焚きノズル(循環ノズル)。

Claims (3)

  1. 給水管及び給湯管に接続された給湯熱交換器と、
    複数のバーナブロックにより燃焼面を分割して構成され、前記給湯熱交換器を流通する水を加熱する給湯バーナと、
    給湯ノズルを通してそれぞれの前記バーナブロックに燃料を供給する給湯マニホールドと、
    熱媒循環路の途中に設けられた循環熱交換器と、
    前記循環熱交換器を流通する熱媒を加熱する循環バーナと、
    循環ノズルを通して前記循環バーナに燃料を供給する循環マニホールドと、
    前記給湯マニホールド及び前記循環マニホールドに対する燃料の供給圧力を調整する共通燃料供給手段と、
    前記給湯バーナ及び前記循環バーナに燃焼用空気を供給する共通ファンと、
    前記給湯バーナについて、燃焼させる前記バーナブロックの組合せにより燃焼量の可変範囲の一部が重複した複数の燃焼段を設定し、前記給湯管から目標給湯温度の湯が供給されるように該目標給湯温度に対応する目標給湯燃焼量を決定して、該目標給湯燃焼量が得られるように、前記燃焼段を選択して、前記共通燃料供給手段による燃料の供給圧力及び前記共通ファンによる燃焼用空気の供給流量を制御する給湯運転を実行する給湯制御部と、
    前記給湯運転が実行されていないときは、前記循環熱交換器から目標循環温度の熱媒が供給されるように、前記共通燃料供給手段による燃料の供給圧力及び前記共通ファンによる燃焼用空気の供給流量を制御する単独循環加熱運転を実行し、前記給湯運転が実行されているときには、前記給湯制御部により制御されている前記共通ファンによる燃焼用空気の供給流量に応じた燃焼量が得られるように、前記共通燃料供給手段による燃料の供給圧力を制御する同時循環加熱運転を実行する循環加熱制御部と
    を備えた熱源装置において、
    前記給湯制御部は、前記同時循環加熱運転が実行されているときに、前記給湯運転において、前記目標給湯燃焼量が得られる前記燃焼段が複数ある場合には、燃焼させる前記バーナブロックの燃焼面の面積が少なくなる前記燃焼段を選択する燃焼面積減少処理を実行することを特徴とする熱源装置。
  2. 請求項1に記載の熱源装置において、
    前記熱媒循環路から前記循環熱交換器に戻る熱媒の温度を検出する戻り熱媒温度検出手段を備え、
    前記給湯制御部は、前記同時循環加熱運転が実行されているときに、前記戻り熱媒温度検出手段の検出温度が所定温度以下である場合に限定して、前記給湯運転において前記燃焼面積減少処理を行い、
    前記戻り熱媒温度検出手段の検出温度が前記所定温度よりも高いときに、前記目標給湯燃焼量が得られる前記燃焼段が複数ある場合には、燃焼させる前記バーナブロックの燃焼面の面積が大きくなる前記燃焼段を選択する燃焼面積増大処理を実行することを特徴とする熱源装置。
  3. 請求項1に記載の熱源装置において、
    前記給湯制御部は、前記同時循環加熱運転が実行されているときに、前記循環バーナの燃焼量が所定燃焼量以下である場合に限定して、前記給湯運転において前記燃焼面積減少処理を行い、
    前記循環バーナの燃焼量が前記所定燃焼量よりも多いときに、前記目標給湯燃焼量が得られる前記燃焼段が複数ある場合には、燃焼させる前記バーナブロックの燃焼面の面積が大きくなる前記燃焼段を選択する燃焼面積増大処理を実行することを特徴とする熱源装置。
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