JP5224593B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、省エネルギー型の給湯装置に関するものである。
台所や浴室等に給湯する給湯装置として、図1、図1−1に示すものがある。
給湯装置本体(1)の燃焼室(5)には、第1電磁開閉弁(43)からガスが供給される小バーナユニット(41)と、第2電磁開閉弁(44)からガスが供給される大バーナユニット(42)とから成るガスバーナ(4)が設けられている。
上記、第1、第2電磁開閉弁(43)(44)より上流側のガス回路には、第1、第2電磁開閉弁(43)(44)へのガス供給量を調整するガス比例弁(45)とその上流側の元電磁弁(46)が設けられている。
又、燃焼室(5)の下部には、ガスバーナ(4)に燃焼用空気を供給する給気ファン(51)が設けられている。
上水道等に接続された給水管(11)は、流量センサ(12)、給水の水温センサ(13)、水量サーボ弁(14)を介して熱交換器(15)に接続されている。
熱交換器(15)の下流側に接続された出湯管(16)には、出口湯温センサ(17)と出湯温センサ(18)が配設されていると共に、出湯管(16)に於ける出湯温センサ(18)の上流側と給水管(11)に於ける水量サーボ弁(14)の下流側を接続するバイパス管(20)には、給水管(11)からの給水と熱交換器(15)からの温水を混合する為のバイパス弁(21)が設けられている。又、出湯管(16)の下流側には出湯蛇口(19)が接続されている。
なお、上記水量サーボ弁(14)は、何らかの外乱要因により、出湯蛇口(19)の開度に見合った流量では出湯温度が所定設定温度まで上昇しないときでも確実に所定の出湯温が確保されるように強制的に出湯流量を絞るものである。
この給湯装置の制御システムの構成の概要は図1−1に示すとおりであり、制御ユニット(10)は制御手段、演算手段、各種記憶手段、タイマ等を有し、水温センサ(13)、出湯温センサ(18)、流量センサ(12)等の各種センサとリモコン(2)が接続されており、また、元電磁弁(46)、第1電磁開閉弁(43)、第2電磁開閉弁(44)、ガス比例弁(45)、給気ファン(51)、省エネランプ(27)等が接続されている。
そして、リモコン(2)によって設定操作がなされ、流量センサ(12)等の出力に基づいて給気ファン(51)等が制御されるなどして、制御ユニット(10)によって給湯装置の運転が制御される。
次に、上記給湯装置の動作を説明する。
出湯蛇口(19)が開放されて給湯動作が開始されると、給気ファン(51)が作動して燃焼用空気がガスバーナ(4)に供給されると共に、点火プラグ(47)が作動し、ガス元電磁弁、電磁開閉弁が開いてガスが供給されてガスバーナ(4)が燃焼する一方、給水管(11)からの給水が熱交換器(15)で加熱されて湯水となり、出湯管(16)を介して出湯蛇口(19)に供給される。
上記給湯装置では、給湯動作中にガスバーナ(4)の燃焼面の範囲である有効燃焼範囲を大・中・小の3段階に切り替えられる。
具体的は、第1電磁開閉弁(43)及び第2電磁開閉弁(44)を開いてガスバーナ(4)の有効燃焼範囲を大の段階にして給湯する場合と、第1電磁開閉弁(43)を閉じて第2電磁開閉弁(44)を開くことでガスバーナ(4)の有効燃焼範囲を中の段階にして給湯する場合と、更に、第2電磁開閉弁(44)を閉じて第1電磁開閉弁(43)を開くことでガスバーナ(4)の有効燃焼範囲を小の段階にして給湯する場合との3段階に切り替えながら給湯動作が実行される。
給湯動作が開始されると、流量センサ(12)で検知した流量Zと、給水温センサ(13)で検知した給水温度に基づいて、給湯設定温度(リモコン(2)の温度設定スイッチ(26)で設定された温度)の水温に加熱するのに必要なガスバーナ(4)の燃焼量が制御ユニット(10)の演算手段で演算され、この燃焼量に基づいて、ガスバーナ(4)の有効燃焼範囲が大・中・小の何れかの段階に決定され、この決定に基づいて電磁開閉弁(43)、(44)が開閉操作される。
出湯蛇口(19)が最小開度に設定される等によって給湯に必要な燃焼量が最小値の場合は、小バーナユニット(41)のみが燃焼して有効燃焼範囲が小の段階に設定されると共に、ガス比例弁(45)が最小開度に設定されて、前記小バーナユニット(41)が最小燃焼量で燃焼される。
図5は、有効燃焼範囲が大の段階、中の段階、及び小の段階での、ガスバーナ(4)の燃焼量W、給気ファン(51)の回転数φ、流量センサ(12)が検知する流量Z(本例では、出湯蛇口(19)からの出湯量)、及び給湯装置の熱効率Qの関係を示すグラフである。
先ず、給気ファン(51)の回転数φが、第1回転数グラフφ1の下端の最小回転数Aから、第3回転数グラフφ3の右端の最大回転数Fに向かって変化する場合の動作を説明する。
有効燃焼範囲が小の段階に設定されている状態で出湯蛇口(19)の開度が徐々に増大すると、小バーナユニット(41)の燃焼量Wも増加すると共に、該燃焼量増加に伴って、給気ファン(51)の回転数は、図5の第1回転数グラフφ1の下端の最小回転数Aから上端の最大回転数Bに向かって変化する。給気ファン(51)の回転数が第1回転数グラフφ1に沿って増加すると、消火状態の大バーナユニット(42)に供給される燃焼用空気が小バーナユニット(41)の燃焼排気に混合される割合が増加するから、該燃焼排気の温度が低下して給湯装置の熱効率が低下する。即ち、給気ファン(51)の回転数の増加に伴って給湯装置の熱効率が低下するのである。
小バーナユニット(41)が最大燃焼量になり、給気ファン(51)が最大回転数Bになった状態で、更に出湯蛇口(19)の開度が増大したり、給水温度センサ(13)の検知温度が低下したり、あるいはリモコン(3)で給湯設定温度が高温側に変更されたりすると、燃焼量Wを増加させるために有効燃焼範囲が中の段階に切り替わる。即ち、大バーナユニット(42)のみが燃焼した状態に切り替わる。他方、給気ファン(51)の回転数は、図5の第1回転数グラフφ1の右端の最大回転数Bから、第2回転数グラフφ2のハンチング防止回転数C(口述する)に低下する。
この状態で、上記の場合と同様に出湯蛇口(19)の開度が増大した場合には、大バ一ナユニット(42)の燃焼量Wが増加すると共に、給気ファン(51)の回転数が、第2回転数グラフφ2に沿って、ハンチング防止回転数Cから最大回転数Dに向けて変化する。そして、更に出湯蛇口(19)の開度が増大する等の変化があって燃焼量をさらに増大させる必要があると、有効燃焼範囲が大の段階に切り替わる。即ち、小バーナユニット(41)と大バーナユニット(42)が共に燃焼する状態に切り替わる。そして、給気ファン(51)の回転数は、図5の第2回転数グラフφ2の右端の最大回転数Dから、第3回転数グラフφ3のハンチング防止回転数E(後述する)に低下する。そして、更に出湯蛇口(19)の開度増加、設定温度の上昇等があると、小バーナユニット(41)及び大バーナユニット(42)の燃焼量が増加すると共に、給気ファン(51)の回転数が、第3回転数グラフφ3に沿って、ハンチング防止回転数Eから最大回転数Fに向かって変化する。
次に、上記とは逆に、給気ファン(51)の回転数φが、第3回転数グラフφ3の右端の最大回転数Fから、第1回転数グラフφ1の左端の最小回転数Aに向かって変化する場合の動作を説明する。
有効燃焼範囲が大の段階にあって且つ小バーナユニット(41)及び大バーナユニット(42)が最大燃焼量のときに、出湯蛇口(19)の開度が除々に減少すると、有効燃焼範囲が大→中→小の各段階に順次切り替わると共に、両バーナユニット(41)(42)の燃焼量が減少して行く。一方、給気ファン(51)の回転数は、図5における第3回転グラフφ3の右端の最大回転数F→最小回転数G→第2回転数グラフφ2のハンチング防止回転数H→最小回転数I→第1回転数グラフφ1のハンチング防止回転数J→最小回転数Aの順序で変化する。
次に、ハンチング防止領域X1、X2が設けられている理由、即ち、燃焼量Wの増加時と減少時において、第2燃焼量W2と第1燃焼量W1が相違し、又、第4燃焼量W4と第3燃焼量W3が相違する理由を説明する。
図5から明らかなように、燃焼量Wが増加する場合であって、給気ファン(51)の回転数が、第1回転数グラフφ1の最大回転数B(有効燃焼範囲は小)から第2回転数グラフφ2のハンチング防止回転数C(有効燃焼範囲は中)に下がる低下ルートB→Cで変化するときには、ガスバーナ(4)の燃焼量Wは第2燃焼量W2に設定されている。そして、この第2燃焼量W2にて「有効燃焼範囲が小」から「有効燃焼範囲が中」に切り替わる。これとは逆に、燃焼量Wが減少する場合であって、給気ファン(51)の回転数が前記上昇ルート(I→J)で変化するときは、第1燃焼量W1にて「有効燃焼範囲が中」から「有効燃焼範囲が小」に切り替わる。
このように、「有効燃焼範囲が小」と「有効燃焼範囲が中」との切り替わり時の燃焼量Wが、該燃焼量Wの増加時と減少時において、第2燃焼量W2と第1燃焼量W1で相違するのは次の理由による。即ち、第2燃焼量W2と第1燃焼量W1が同じ値(図5におけるハンチング防止領域X1の幅が0)の場合は、「有効燃焼範囲が小」から「有効燃焼範囲が中」へ切り替わった直後に、例えば給水温度センサ(13)の検知温度が短時間周期で上昇と降下を繰り返すと(例えば、温度センサの精度による検出値のばらつきによる場合)、これに追随して「有効燃焼範囲が小」と「有効燃焼範囲が中」の状態が短時間周期で繰り返される「ハンチング」の現象が生じる。そこで、かかるハンチングを防止するため、燃焼量Wの増加時と減少時に於いて、有効燃焼範囲の切り替え時に於ける燃焼量を、第2燃焼量W2と第1燃焼量W1に異ならせているのである。
同様に、「有効燃焼範囲が中」と「有効燃焼範囲が大」の状態が短時間周期で繰り返される「ハンチング」についてもこれを防止する必要があるため、燃焼量Wの増加時と減少時に於いて、有効燃焼範囲の切り替え時に於ける燃焼量Wを、第3燃焼量W3と第4燃焼量W4に異ならせている。
これにより、ガスバーナ(4)が有効燃焼範囲大・中・小の全域で円滑に切り替わりながら、安定した給湯動作が維持される。
一方、特許文献1には次の技術が開示されている。
即ち、熱交換器を流れる通水の流量を設定流量以下に制限する水量調節弁と、リモコンに設けられた節約スイッチを具備し、該節約スイッチのオン操作によって前記水量調節弁が作動して給水流量が設定流量以下に制限されるようにし、このことにより、ガスバーナで使用されるガス量を少なくして、ガスの節約を図るものが開示されている。
特開2001−116359号公報
ところが、図1の従来例においては、図5における第1回転数グラフφ1,第2回転数グラフφ2上のハンチング防止領域X1,X2内で運転が持続されると、同運転が第2回転数グラフφ2,φ3上で運転が持続される場合に比して、給湯装置の熱効率が低い。このような運転状態は種々の場合に生じるが、例えば、上記特許文献1に発明と同様に、節約のために流量制限手段を図1の給湯装置に付加することにより、流量制限手段が作動したとき給水流量が所定の低流量で制御される場合がその一例であり、この場合に上記の低熱効率運転が持続される可能性は高い。
さらにいえば、図1の給湯装置の熱交換器(15)を流れる給水の流量が設定流量以下に制限されて、ガスバーナで使用されるガス量を少なくした場合、例えば、図5に示す給水の流量Zが第2回転数グラフφ2上の点Rに対応する値以下に制限された場合(例えば、夏場等、給水温度が高く、通常のシャワー等の水量(6l/min〜12l/min)で使用された場合等)図5の第1回転数グラフφ1上のハンチング防止領域X1に対応する点αで、給気ファン(51)を回転させながら小バーナユニット(41)のみを燃焼させる場合には、第2回転数グラフφ2上のハンチング防止領域X1に対応する点βで給気ファン(51)を回転させながら大バーナユニット(42)のみを燃焼させる場合に比べて、給気ファン(51)の回転数が高いから、給湯装置の熱効率が悪い。
同様に、第2回転数グラフφ2中、ガスバーナ(4)のハンチング防止領域X2に対応する点γで給気ファン(51)を回転させながら大バーナユニット(42)のみを燃焼させる場合には、第3回転数グラフφ3中、ガスバーナ(4)のハンチング防止領域X2に対応する点δで給気ファン(51)を回転させながら大バーナユニット(42)及び小バーナユニット(41)を燃焼させる場合に比べて、給気ファン(51)の回転数が高いから、給湯装置の熱効率が悪い。
本発明はかかる点に鑑みて成されたもので、『複数のバーナユニットの組み合わせで構成されたガスバーナと、前記ガスバーナの燃焼排気との熱交換によって通水管を流れる通水を加熱する熱交換器と、
前記ガスバーナを適正燃焼させるために必用な燃焼用空気を供給する給気ファンを具備し、
前記各バーナユニットを選択的に燃焼させることにより、ガスバーナの燃焼面の範囲である有効燃焼範囲を複数段階に切り替えると共に、各段階に切り替えられた有効燃焼範囲でのガスバーナの燃焼量を変化させながら給湯動作を実行するものであって、
有効燃焼範囲が、第1特定段階に切り替えられた状態で燃焼するガスバーナの最大燃焼量近傍の所定範囲と、第2特定段階に切り替えられた状態で燃焼するガスバーナの最小燃焼量近傍の所定範囲が重なってハンチング防止領域が形成されており、
第2特定段階に切り替えられた状態でガスバーナがハンチング防止領域で燃焼する場合は、第1特定段階に切り替えられた状態でガスバーナがハンチング防止領域で燃焼する場合に比べて給気ファンの回転数が低くなる給湯装置』について、給気ファン(51)の運転を適正に制御して、過剰給気による給湯装置の熱効率の低下が可及的に低減されるようにした、省エネ機能の高い給湯装置を提供することをその課題とするものである。
[請求項1に係る発明]
上記課題を解決するための解決手段は、
『第1特定段階に切り替えられた状態にて前記ハンチング防止領域でガスバーナの燃焼量が所定時間安定した場合には、ガスバーナの燃焼量が前記ハンチング防止領域に維持されたまま、有効燃焼範囲が強制的に第2特定段階に移される』ことである。
上記解決手段は次のように作用する。
有効燃焼範囲が第1特定段階に切り替えられた状態で燃焼するガスバーナの最大燃焼量近傍の所定範囲と、有効燃焼範囲が第2特定段階に切り替えられた状態で燃焼するガスバーナの最小燃焼量近傍の所定範囲が重なってハンチング防止領域が形成されている。
そして、第2特定段階に切り替えられた状態でガスバーナがハンチング防止領域で燃焼する場合は、第1特定段階に切り替えられた状態でガスバーナがハンチング防止領域で燃焼する場合に比べて給気ファンの回転数が低くなるように設定されている。即ち、ガスバーナの燃焼量がハンチング防止領域に維持されたまま(ガスバーナの燃焼量が維持されたまま)有効燃焼範囲が強制的に第1特定段階から第2特定段階に移された場合は、給気ファンの回転数が低下するように設定されている。これにより、第2特定段階に移されたときには、ガスバーナの燃焼排気に混合される燃焼用空気の量が少なくなるから、給湯装置の熱効率が向上し、その分、省エネ機能の高い給湯装置が提供できる。
[請求項2に係る発明]
請求項1に係る発明において、
『前記通水管には出湯蛇口が配管接続されており、
前記ガスバーナの燃焼量が前記ハンチング防止領域を含む所定範囲にあるときに省エネ状態であることを表示する表示手段が設けられている』ものにすることができる。そしてこのものでは、使用者が出湯蛇口の開度を調節してガスバーナの燃焼量がハンチング防止領域を含む所定範囲に入ると、省エネ状態であることが表示手段で表示される。従って、使用者が給湯時に省エネを行っていることを実感することができ、省エネに対する意識喚起に有効なものとなる。
[請求項3に係る発明]
請求項2に係る発明に於いて、
『有効燃焼範囲を強制的に第2特定段階に移す前後において、前記表示手段が表示態様を変化させる』ものとすることができる。このものによれば、前記のように、有効燃焼範囲を強制的に第2特定段階に移す前の給湯装置の熱効率に比べて、移した後の熱効率が向上する。
請求項3に係る発明では、表示手段は熱効率の向上の前後(第2特定段階に移す前後)において、表示態様を変化させるから、使用者は、熱効率が一層高くなったことを表示態様の変化に基づいて認識することができる。
本発明は次の特有の効果を有する。
ガスバーナの燃焼量がハンチング防止領域に維持されたまま(ガスバーナの燃焼量が維持されたまま)有効燃焼範囲が強制的に第1特定段階から第2特定段階に移された場合は、給気ファンの回転数が低下する。これにより、ガスバーナの燃焼排気に混合される燃焼用空気の量が少なくなるから、給湯装置の熱効率が向上し、その分、省エネ機能の高い給湯装置が提供される。
給気ファン(51)の回転数が低下するから、ガスバーナの燃焼排気が熱交換器に接触する時間(熱交換時間)が長くなり、かかる点からも給湯装置の熱効率が向上し、一層、省エネ機能の高い給湯装置が提供される。
請求項2に係る発明では、省エネ状熊であることが表示手段で表示されるから、使用者が給湯時に省エネを行っていることを実感することができ、省エネに対する意識喚起に有効なものとなる。
請求項3に係る発明では、前述のように、使用者は、熱効率が一層高くなったことを表示態様の変化により認識することができる。
従来の給湯装置の概略の構造図 従来の給湯装置の制御システムの構成ブロック図 本発明の実施の形態に係る給湯装置のリモコンの正面図 本発明の実施の形態に係る給湯装置の動作を説明するフローチャートの一部 本発明の実施の形態に係る給湯装置の動作を説明するフローチャートの他の一部 ガスバーナ(4)の燃焼量Wの時間的安定を判断するフローチャート ガスバーナ(4)の燃焼量W、給気ファン(51)の回転数φ、流量センサ(12)が検知する流量Z(本例では、出湯蛇口(19)からの出湯量)、及び給湯装置の熱効率Qの関係を示すグラフ
次に、上記した本発明の実施の形態を説明する。
本実施の形態に係る給湯装置は、図1、図1−1のものと同じ構成を有しているので、既に説明した内容と重複する部分については説明を省略する。ただし、水量サーボ弁(14)が流量制限手段を兼ねている点が従来のものと異なる。
図2は、実施例における制御ユニット(10)に接続されるリモコン(2)の正面図である。
リモコン(2)には、表示画面(22)、運転スイッチ(23)、浴槽(図示せず)へ湯張りするときに操作する湯張りスイッチ(24)、給湯温度を設定する温度設定スイッチ(26)を備えており、以上の点では従来例におけるリモコン(2)と違いはないが、給湯装置が省エネ状態で運転されていることを示す省エネランプ(27)(表示手段)、節約スイッチ(28)が設けられている点が従来例のリモコンと相違する。
給湯装置本体(1)に組み込まれた制御ユニット(10)は、図3−1、図3−2に示す制御を実行する。
運転スイッチ(23)が操作されると、図3−1、図3−2に示す制御動作が開始し、流量センサ(12)が流量検知するか否かを監視する(S1)。
出湯蛇口(19)が開放されて流量センサ(12)が給水流量を検知すると、該流量センサ(12)が検知した流量Zと、給水温度センサ(13)が検知した給水温度と、リモコン(2)の温度設定スイッチ(26)で設定された給湯設定温度に基づいてガスバーナ(4)の燃焼量Wと給気ファン(51)の回転数φが演算される(S2)。ここで、上記のガスバーナ(4)の燃焼量Wは、実際に給水温度を上昇させるアウトプットの熱量であって、ガスバーナへ供給されるインプットの熱量(ガス発熱量×ガス流量)に熱交換器の熱効率を乗じたものである。上記の回転数φは、ガスバーナ(4)に供給されるガス量を適正に燃焼させるために必要な燃焼用空気を供給できる回転数であり、ガスバーナ(4)の有効燃焼範囲が大・中・小である場合の夫々について、図5の第1〜第3回転数グラフφ1、φ2、φ3に対応する値となるように演算される。
次に、給気ファン(51)を回転させると共に(S3)、点火プラグ(47)を作動させてガスバーナ(4)に点火する(S4)。その後、前述の演算した燃焼量Wに基づいてガス比例弁(45)の開度を制御しながらガスバーナ(4)を燃焼させる。このとき、前記燃焼量Wに基づいて、第1電磁開閉弁(43)や第2電磁開閉弁(44)を選択的に開き、これにより、小バーナユニット(41)や大バーナユニット(42)の一方又は両方を燃焼させることで、ガスバーナ(4)の有効燃焼範囲を大・中・小の3段階に切替えながら、給湯動作を実行する。また、演算された前記回転数φに基づいて給気ファン(51)を回転させる(S5)。
給湯装置本体(1)に設けられた外気温センサ(図示略)の検知温度から、季節判断をし、「春・夏」と判断されると(S6でY)、流量センサ(12)が検知する給水の流量Z(出湯蛇口(19)からの出湯量と同じ)が6l(リットル)/min〜12l/minの範囲にあるか否かを判断する(S7)。なお、季節の判断は、給水温度が15℃以上で「夏・春」、15℃以下で「秋・冬」と判断する。ただし、この季節の判断をカレンダーによって行うようにすることもできる。
なお、図5のように、通常使用される設定温度(例えば、40℃〜44℃)で使用され、流量Zが6l/min〜12l/minの範囲であれば、ガスバーナ(4)の燃焼量Wがハンチング防止領域X1(第1燃焼量W1から第2燃焼量W2の範囲)を含む所定範囲になるように、小バーナユニット(41)や大バーナユニット(42)の能力が設定されているものとする。又、外気温度が比較的低い秋・冬の場合は、流量Zが6l/min〜12l/minの範囲で、ガスバーナ(4)の燃焼量Wがハンチング防止領域X2(第3燃焼量W3から第4燃焼量W4の範囲)を含む所定範囲になるように設定されているものとする。
流量センサ(12)で検知した流量Z(出湯蛇口(19)からの出湯量)が6l/min〜12l/minの範囲にある場合(S7でY)は、有効燃焼範囲が中又は小のとき(S7−1でY)、リモコン(2)に設けられた省エネランプ(27)を点灯させる(S8)。このようにすると、使用者が出湯蛇口(19)の開度を調節することで省エネランプ(27)を点灯させることができるから、使用者が省エネ運転を行っていることを実感することができ、省エネの意識喚起に有効なものとなる。
次に、「有効燃焼範囲が小」(前記の発明特定事項たる「有効燃焼範囲が、第1特定段階に切り替えられた状態」に対応する。)であれば(S9でY)、ガスバーナ(4)の燃焼量W(S2で演算されている)が図5に示すハンチング防止領域X1の所定値で所定時間T0以上安定しているか否かを判断する(S10)。具体的には、図4に示すように、タイマT1をリセットし(S101)、ガスバーナ(4)の燃焼量Wがハンチング防止領域X1にある場合(S102でY)であって、燃焼量Wが前回測定した燃焼量W0と同じになる時間が、燃焼量W0で安定する時間T1が所定時間T0以上になるかを監視する(S103)。そして、上記のタイマT1が所定時間T0以上になると(S103でY)、ガスバーナ(4)の燃焼量Wがハンチング防止領域X1で所定時間T0以上安定していると判断する。
次に、図3−2の説明に戻る。
ガスバーナ(4)の燃焼量Wがハンチング防止領域X1で所定時間T0以上安定していると判断されると(S10でY)、第1電磁開閉弁(43)を閉じて第2電磁開閉弁(44)を開くことにより、ガスバーナ(4)の「有効燃焼範囲を中」(前記の発明特定事項たる「有効燃焼範囲が、第2特定段階に切り替えられた状態」に対応する。)に設定する。すると、給気ファン(51)の回転数は、図5に示す第1回転数グラフφ1上の点(例えば点α)から第2回転数グラフφ2上の点(例えばβ)に低下する(S11)。この場合、給気ファン(51)からの燃焼用空気がガスバーナ(4)からの燃焼排気に混合される割合は前記第1回転数グラフφ1上の点(例えば点α)に比べて前記第2回転数グラフφ2上の点(例えば点β)の方が少ないから、燃焼排気の温度が上昇して給湯装置の熱効率が高くなる。そして、ガスバーナ(4)の有効燃焼範囲を小から中に切り替えたとき(S11)には、省エネランプ(27)の発光色を変化させ、これにより、省エネランプ(27)による表示態様を変化させて、一層高い省エネ状態になったことを表示する。
なお、上記のガスバーナ(4)の「燃焼量Wが安定している」とは、具体的には、給水温度、給水量が一定の下で、出湯温度が目標温度で安定している給湯機の運転状態であり、例えば、ガス比例弁の開度を経時的に測定して開度が一定を検出することによって、「燃焼量Wが安定している」ことが確認される。
次に、給湯装置本体(1)に設けられた外気温センサ(図示略)の検知温度から判断される季節が「秋・冬」である場合(S6でN)を説明する。
季節が「秋・冬」の場合は、上記の「春・夏」の場合と同様、流量センサ(12)が検知する流量Z(出湯蛇口(19)からの出湯量)が6l/min〜12l/minの範囲にあるか否かを判断する(S12)。流量Zが6l/min〜12l/minの範囲であれば、上記のように、ガスバーナ(4)の燃焼量Wがハンチング防止領域X2(第3燃焼量W3から第4燃焼量W4の範囲:図5参照)を含む所定範囲になる。
流量センサ(12)が検知する流量Z(出湯蛇口(19)からの出湯量)が6l/min〜12l/minの範囲にある場合(S12でY)は、前記のとおりの春・夏の場合と同様、リモコン(2)に設けられた省エネランプ(27)を点灯させる(S13)。次に、「有効燃焼範囲が中」(季節が「秋・冬」の場合には、前記の発明特定事項の「有効燃焼範囲が、第1特定段階に切り替えられた状態」に対応する。)であれば(S14でY)、ガスバーナ(4)の燃焼量W(S2で演算されている)が図5に示すハンチング防止領域X2の所定値で所定時間T0以上安定しているか否かを判断する。具体的には、前記のように、図4のフローチャートに従って判断する。
ガスバーナ(4)の燃焼量Wがハンチング防止領域X2で所定時間T0以上安定していると判断されると(S15でY)、第1電磁開閉弁(43)及び第2電磁開閉弁(44)を開くことにより、ガスバーナ(4)の「有効燃焼範囲を大」(季節が「秋・冬」の場合には、前記の発明特定事項の「有効燃焼範囲が、第2特定段階に切り替えられた状態」に対応する。)に設定する。すると、給気ファン(51)の回転数は、図5に示す第2回転数グラフφ2上の点(例えば、点γ)から第3回転数グラフφ3上の点(例えば点δ)に低下する(S16)。この場合、給気ファン(51)からの燃焼用空気がガスバーナ(4)からの燃焼排気に混合される割合は前記第2回転数グラアφ2上の点(例えば点γ)に比べて前記第3回転数グラフφ3上の点(例えば点δ)の方が少ないから、燃焼排気の温度が上昇して給湯装置の熱効率が高くなる。そして、ガスバーナ(4)の有効燃焼範囲を中から大に切り替えたとき(S16)には、省エネランプ(27)の発光色を変化させ、これにより、一層高い省エネ状態になったことを表示する。
図2のリモコンは、特許文献1に記載されている従来技術を図1の従来例に適用した場合のものであり、節約スイッチ28を備えている。そして、この実施例では、図1の給湯装置の流量サーボ弁(14)を流量制限弁に兼用させており、上記節約スイッチ(28)がONされたとき、節約モードに切り替わり、予め設定されている所定の低流量になるように開度が制御される。流量サーボ弁(14)を流量制限弁に兼用させることにより、節約のための流量制限弁を特別に設ける必要がないことになる。
(4):ガスバーナ
(2):リモコン
(10):制御ユニット
(15):熱交換器
(19):出湯蛇口
(27):省エネランプ
(41):小バ一ナユニット
(42):大バーナユニット
(43):第1電磁開閉弁
(44):第2電磁開閉弁
(45):ガス比例弁
(47):点火プラグ
(51):給気ファン

Claims (3)

  1. 複数のバーナユニットの組み合わせで構成されたガスバーナと、
    前記ガスバーナの燃焼排気との熱交換によって通水管を流れる通水を加熱する熱交換器と、前記ガスバーナを適正燃焼させるために必用な燃焼用空気を供給する給気ファンを具備し、
    前記各バーナユニットを選択的に燃焼させることにより、ガスバーナの燃焼面の範囲である有効燃焼範囲を複数段階に切り替えると共に、各段階に切り替えられた有効燃焼範囲でのガスバーナの燃焼量を変化させながら給湯動作を実行するものであって、
    有効燃焼範囲が、第1特定段階に切り替えられた状態で燃焼するガスバーナの最大燃焼量近傍の所定範囲と、第2特定段階に切り替えられた状態で燃焼するガスバーナの最小燃焼量近傍の所定範囲が重なってハンチング防止領域が形成されており、
    第2特定段階に切り替えられた状態でガスバーナがハンチング防止領域で燃焼する揚合は、第1特定段階に切り替えられた状態でガスバ−ナがハンチング防止領域で燃焼する場合に比べて給気ファンの回転数が低くなる給湯装置に於いて、
    第1特定段階に切り替えられた状態にて前記ハンチング防止領域でガスバーナの燃焼量が所定時間安定した場合には、ガスバーナの燃焼量が前記ハンチング防止領域に維持されたまま、有効燃焼範囲が強制的に第2特定段階に移される給湯装置。
  2. 請求項1の給湯装置において、
    前記通水管には出湯蛇口が配管接続されており、
    前記ガスバーナの燃焼量が前記ハンチング防止領域を含む所定範囲にあるときに省エネ状態であることを表示する表示手段が設けられている給湯装置。
  3. 請求項2の給湯装置において、
    有効燃焼範囲を強制的に第2特定段階に移す前後において前記表示手段が表示態様を変化させる給湯装置。
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