JP2017154370A - インクジェットプリンター - Google Patents

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孝紀 吉澤
Takanori Yoshizawa
孝紀 吉澤
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【課題】ワイピングユニットのワイピング時に、ワイプブレードの駆動部に洗浄液が付着することを防止できるインクジェットプリンターを提供する。【解決手段】カラー記録する複数の記録ヘッドの各記録ヘッドに対応するワイプブレード24をフレームに列状に配置する。フレームの両端部を夫々ベルトに固定し、両ベルトを同一の軸で同期させて回動させ、ベルトを駆動する。ベルト間に跨るフレームに固定された各ワイプブレードによって、各記録ヘッドを同時にワイプできる。ワイプブレードの駆動部を、ワイプブレードの側方に配置することで、ワイプ時の洗浄液が駆動部に滴らない構成を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、インクジェットプリンターに関する。
記録紙、樹脂フィルムなどの記録媒体にインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンターが広く普及している。インクジェットプリンターは、家庭用やオフィス用として書類作成のために用いられるもの、1mを超える幅広の記録媒体に記録するための大型のものなど、記録紙のサイズも様々である。また、記録物を屋外で使用する目的で、風雨や日光の影響により色が褪せたり、落ちたりすることを防ぐために、顔料を溶媒に分散させた顔料インクを利用するものがある。また用途に応じて様々なインクが用いられている。
また、インクジェットプリンターは、高画質化の要望がある。その要望を実現するため、カラー記録の基本となるシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のインクに加え、顔料濃度を下げたライトシアン、ライトマゼンタ、グレーなどのインク、また金、銀、白、蛍光ピンクなどの特色インクなどを使い、再現できる色範囲を広げたインクジェットプリンターが知られている。このような装置には、各色インクに対応した多数の記録ヘッドが搭載されている。
一方、記録ヘッドのノズルが吐出不良を起こすと、記録物に線状の模様が記録されるなど、画質に悪影響を及ぼす。例えば、ノズル面に付着したインクや異物などの汚れに、ミスト状のインクが吸収され、汚れの嵩が増し、近接するノズルのメニスカスを破壊し、吐出不良を生じさせる場合がある。そこで、定期的にノズル面の清掃を行い、ノズル面から異物を排除する必要がある。記録ヘッドが多い場合、個別に清掃をすると時間が多くかかるので、記録ヘッドを一度に清掃するための方法が考えられている。
例えば、特開2009‐119702号公報には、記録ヘッドの下方に洗浄液を蓄えた洗浄槽を備え、各記録ヘッド用のワイピングユニットが搭載されたインクジェットプリンターが開示されている。このワイピングユニットは、ノズル面と洗浄槽とをワイプブレードを循環させ、ワイプブレードを洗浄液で清掃することで清浄な状態とし、そのワイプブレードで記録ヘッドのノズル面を払拭する機構が開示されている。
特開2009‐119702号公報
従来の技術では、ベルトにワイプブレードが固定され、そのベルトを回動させる構成をとっている。そのため、記録ヘッドをワイプする時にワイプブレードが上側、ベルトが下側になり、ワイプブレードに付着した洗浄液が垂れ落ちて、ベルトやプーリーなどの駆動部分に付着していた。洗浄槽の洗浄液は、インクなどで汚れているので、その洗浄液が乾燥すると、駆動部分にインクなどの汚れの塊ができてしまう。そのため、駆動部が異常動作することがある。例えば、ワイプブレードの軌道のずれや、脱輪などの問題が発生してしまう。
上述の課題を解決する本発明のインクジェットプリンターは、複数のノズルを有し、該ノズルから記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを搭載し、前記記録媒体の搬送方向に対して交差する方向に移動するキャリッジと、前記記録ヘッドの前記ノズルの配置されたノズル面をワイプするワイプブレードと、前記ワイプブレードを前記ノズル面に対して相対移動させる移動手段と、前記ワイプブレードに付着させる洗浄液を蓄える洗浄液槽と、を有し、前記ワイプブレードを前記洗浄液槽の前記洗浄液に浸して洗浄すると共に前記ワイプブレードに前記洗浄液を付着させ、前記洗浄液の付着した前記ワイプブレードで前記ノズル面をワイプするインクジェットプリンターにおいて、前記移動手段は、前記ワイプブレードを固定するフレームと、複数のプーリーに掛け回された第1ベルトと、該第1ベルトに並行に配置され前記プーリーとは異なる複数のプーリーに掛け回された第2ベルトと、前記第1ベルトと前記第2ベルトを同期させて回動させるための駆動軸と、を有し、前記ワイプブレードは、前記記録ヘッドの前記キャリッジに固定された位置に対応して前記フレームに固定され、前記フレームの前記ワイプブレードが配置されている外側の部分の一方側に記第1ベルトが接続され、前記一方側に対して他方側に前記第2ベルトが接続され、前記第1ベルトと前記第2ベルトを同期させて回動させることで、前記フレームに固定された前記ワイプブレードを回動させることを特徴とする。
本発明によれば、ワイピングユニットのベルトやプーリーなどの駆動部分に洗浄液が付着することを防止でき、好適に、記録ヘッドをワイプブレードでワイプできるインクジェットプリンターを提供できる。
図1は、インクジェットプリンターの全体を示す概略図である。 図2は、ワイピングユニットの斜視図である。 図3は、ワイピングユニットの断面図である。 図4は、ワイプブレードと駆動部を説明する斜視図である。
図面を用いて、本発明の実施形態を説明する。
図1は、インクジェットプリンターの全体を示す概略図である。この図を用いて、まずは、インクジェットプリンターについて説明する。インクジェットプリンター1は、インクジェット式の記録ヘッドをキャリッジ7に搭載し、記録媒体2に対して記録ヘッドからインクを吐出することで、画像を記録する。キャリッジ7の移動方向を主走査方向とも呼ぶ。キャリッジ7の主走査方向の往路と復路とで記録媒体2にインクを吐出し、画像を記録する。記録媒体2は、キャリッジ7の移動方向に対して、例えば直行する方向など、交差する方向に搬送される。この記録媒体2の搬送方向を副走査方向とも呼ぶ。記録ヘッドには、副走査方向に沿って、列状に配置された複数のノズルが備わる。そのノズルからインクが吐出される。キャリッジ7を移動させながらインクを吐出することと、記録媒体2の搬送とを交互に行い所望の画像を記録する。記録媒体2は、紙、プラスチックフィルムなどである。
キャリッジ7に搭載されている記録ヘッドは、カラー記録を行うために、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのインクと、シアン、マゼンタ、ブラックの顔料濃度を半分にした、ライトシアン、ライトマゼンタ、グレーのインクとに対応した7台の記録ヘッドが搭載されている。
インクジェットプリンター1の長手方向に沿ってレール9が配置されている。キャリッジ7は、そのレール9に沿って移動する。また。このレール9に沿ってプラテン3が配置されている。プラテン3には、吸引孔が多数備わり、その下部には、吸引室が備わる。吸引ファンによって吸引室の空気が吸われ、プラテン3上に搬送された記録媒体2を吸引孔で吸着する。プラテン3上の記録媒体2は、プラテン3の表面に沿って平坦に支持される。平坦に支持された記録媒体2に対して、ノズル面を対向させた状態で移動させながらインクを吐出する。これにより、各ノズルから記録媒体2までの距離を均一にして記録することができ、好適な画像を得ることができる。
レール9に沿って、無端ベルト8が設けられている。無端ベルト8の両端にはプーリーが配置され、片方のプーリーに無端ベルト8を駆動するためのモーターが接続されている。無端ベルト8には、キャリッジ7が接続されている。キャリッジ7はレール9にベアリングによって移動自在に接続されている。無端ベルト8の移動に伴い、キャリッジ7がレール9に沿って移動する。
キャリッジ7の位置は、キャリッジ7の移動方向に沿って設けられたリニアスケール12を、キャリッジ7に搭載したセンサーによって読取ることで、取得し、利用することができる。例えば、一般にリニアエンコーダーと呼ばれる装置を用いている。リニアエンコーダーで測定されたキャリッジ7の位置に基づき、プラテン3に支持された記録媒体2の所望の位置に、インクを吐出することができる。
記録媒体2は、搬送ローラー5とピンチローラー6に挟まれ、搬送ローラー5の回動に連動して搬送される。ピンチローラー6は、搬送ローラー5の方向に押圧され、搬送ローラー5の回動に連動して連れ回る。
ペーパーガイド4は、裏面にヒーターが備わり、ヒーターの熱で温度を高く保っている。ペーパーガイド4は、記録後の記録媒体2を案内すると共に、加熱し、インクの乾燥と定着を促進する。
プラテン3の主走査方向の一方側の外側には、ワイピングユニット10が備わる。ワイピングユニット10は、記録ヘッドのノズル面をワイプし、清掃するワイパーが備わる。ワイピングユニット10の詳細は後述する。また、他方側の外側には、キャッピングユニット11が備わる。キャッピングユニット11は、ノズルが乾燥しないように、ノズル面を覆い、密閉するキャップが備わる。
ワイピングユニット10、キャッピングユニット11などにより記録ヘッドをメンテナンスすることで、記録ヘッドをインク吐出が正常に行えるような好適な状態に保つことができる。廃液ボトル13は、ワイピングユニット10から排出される洗浄液を格納する。
図2は、ワイピングユニットの斜視図である。ワイピングユニット10は、大きくシャーシー部20と洗浄液槽21に分かれる。洗浄液槽21は、シャーシー部20に対して、挿抜が可能に取り付けられる。ワイピングユニット10のシャーシー部20には、上方に、すなわち、キャリッジ7に搭載される記録ヘッドのノズル面に対向する側に、開口部23と、その隣にトレー22が記録ヘッドの台数分備わる。開口部23は、ワイプブレード24の移動の通り道であり、シャーシー部20に当たらない様に開けられた貫通孔である。トレー22は、記録ヘッドからのインク吐出を受けるスピット受けである。開口部23の隣に、スピット受けのトレー22が配置されている。ワイプ後に短時間で、記録ヘッドをトレー22の位置に移動できる。洗浄液槽21には、ワイプブレード24が浸ることのできる洗浄液を溜める凹部16が設けられている。
凹部16の底部にワイプブレード24と当接する突起25が備わる。洗浄液の中で突起25にワイプブレード24が当接することで、ワイプブレード24に付着した汚れを落とすことができる。ワイプブレード24の先端部分は、洗浄液槽21で汚れを落とし、洗浄液を付着させ、洗浄液で濡れた先端部分でノズル面をワイプする。ノズル面の汚れを落とすと共に、ノズル面の乾燥を防止することができる。
凹部16には、仕切部17が複数設けられている。この仕切部17によって、凹部16のエリア分けがされている。この分けられたエリアは、凹部16の各ワイプブレード24の軌道に対応するエリアである。仕切部17によって凹部16の洗浄液が供給される側が仕切られている。これにより、隣のワイプブレード24の汚れの影響を受けにくくできる。すなわち、ひどく汚れたワイプブレード24によって、その隣のワイプブレード24のエリアの洗浄液が汚染されることを防げる。一次貯留部27から各ワイプブレード24のエリアに新鮮な洗浄液が供給できるので、ひどく汚れたワイプブレード24のエリアも洗浄液の供給によって、他のエリアを汚さずに、清浄にすることができる。
洗浄液は、案内路19を通り、一次貯留部27に供給される。一次貯留部27に供給された洗浄液が、縁を越えると、各エリアの斜面18を伝わり、凹部16に流れ落ちて溜まる。縁は、洗浄液の液面と平行になるように配置されているので、各エリアに同時に流れ落ちる。
シャーシー部20のキャリッジ7側は、ワイピングユニット10の内部を覆うカバーでもある。特に、ワイピングユニット10の駆動部を、汚れた洗浄液が、ワイプブレード24から滴り落ちて、かからないように防いでいる。
シャーシー部20に設けられている最端の開口部23には、曲げ部15が備わる。この曲げ部15によって、ワイピングしたときに、洗浄液がワイプブレード24から滴った場合に、ワイプブレード24の駆動部の方に飛ばないように覆うように曲げられている。また、その駆動部の上方は、シャーシー部20がカバーとなっているので、駆動部に洗浄液が滴らないようになっている。
図3は、ワイピングユニットの断面図である。洗浄液槽21は、洗浄液26を凹部16に供給するための供給口32と、洗浄液26を凹部16から排出するための排出口38が備わる。不図示の洗浄液タンクからポンプによって洗浄液26を供給口32に供給する。洗浄液26は、案内路19を通り、一次貯留部27に蓄えられる。一次貯留部27は、洗浄液槽21の凹部16の幅方向に亘り配置されている。すなわち、凹部16は、ワイプブレード24の配列方向に亘り配置されているので、全てのワイプブレード24を浸すことができる。洗浄液槽21の洗浄液26が溜められる凹部16には、ワイプブレード24の軌道に対応した部分を挟むように、仕切部17が複数設けられ、仕切部17の間に突起25が備わる。洗浄液槽21の凹部16は、一次貯留部27側から漸次凹部16が深くなるように、斜面18が設けられている。斜面18、仕切部17を設けることで、洗浄液槽21の凹部16の容積を小さくし、供給する洗浄液26を少なくできる。また、斜面18を設けることで、洗浄液26を凹部16に入れる際に、斜面18を伝わり洗浄液26が凹部16に入るので、波打ちを抑制できる。排出口38には、弁により開閉がされる。また、凹部16の底部は排出口38に向かい漸次深く構成し、全ての洗浄液26を排出可能とすることが好ましい。
すなわち、洗浄液槽21には、ワイプブレード24を浸す洗浄液26を溜める第1槽と、第1槽に洗浄液26を供給する前に、一時的に貯留する第2槽を備え、第2槽から第1槽に洗浄液26が供給されることになる。
排出口38に接続された弁の開閉を制御することで、洗浄液26の排出、貯留の制御ができる。また、排出口38を開きながら、洗浄液26を供給すれば、他のワイプブレード24のエリアに逆流することも大幅に低減できる。凹部16は、複数あるワイプブレード24が全て浸ることができるように、それに対応した幅に亘り延在し、これに対応する一次貯留部27が平行して延在する。
一次貯留部27に洗浄液26を供給し続けると、溢れ、斜面18を伝わり、凹部16に溜まる。一次貯留部27を、洗浄液槽21の凹部16の幅方向に亘り配置することで、場所の偏り無く、凹部16の全体に、新しい洗浄液26を供給することができる。また、一次貯留部27の縁は、洗浄液26の液面33に平行に配置されている。
洗浄液槽21には、液面33の高さを検出する不図示の液面検出センサーが備わっている。液面検出センサーは、液面33の高さに応じて信号が出力され、それに基づいて制御を行うことができる。例えば、洗浄液26の供給、停止が制御できる。液面が上限を設定し、それに達すれば、供給を止めるような制御が可能である。
チェーンベルト29には、フレーム40が固定されている。フレーム40に固定部30が固定されている。固定部30にワイプブレード24が固定されている。後述するが、フレーム40には、記録ヘッドの数に対応する個数のワイプブレード24が備わる。
チェーンベルト29は、第1歯車34、第2歯車35、第3歯車36の各プーリーに掛け回されている。第2歯車35を駆動歯車28によって駆動することで、チェーンベルト29を回動させる。第1歯車34、第2歯車35を結ぶ線が、ノズル面と平行になっており、この部分でチェーンベルト29をノズル面に平行になるようにしている。この区間で、ワイプブレード24がノズル面をワイプする。このとき、チェーンベルト29が弛まない様に、バネ37で第3歯車36を外方行に押している。第3歯車36は、洗浄液槽21の方行に押されている。ワイプブレード24が第3歯車36の位置にあると、洗浄液26にワイプブレード24の先端が浸る。斜面18は、ワイプブレード24の先端の移動経路に沿って、接触しない位置に配置されている。
チェーンベルト29は、ワイプブレード24がノズル面をワイプする位置では、ノズル面に平行になるので、チェーンベルト29を回動させることで、ワイプブレード24をノズル面に当接させた状態でスライドさせることができる。すなわち、ノズル列方向に移動させながらワイプすることができる。
ブレード位置検出センサー31は後述する位置検出突起39を検出して、フレーム40の位置を取得できるようにしている。この検出により、ワイプブレード24が、チェーンベルト29の最下点に位置し、洗浄液26に浸っている位置であることが分かる。不図示の制御手段によって、位置を取得し、ワイプブレード24の回動数、移動速度、方向、位置などを制御することができる。
図4は、ワイプブレードと駆動部を説明する斜視図である。フレーム40に複数の固定部30が等間隔に固定されている。この間隔は記録ヘッドのキャリッジ7に固定されている間隔でもある。記録ヘッドの固定位置に対応してワイプブレード24が配置されるようにしている。これにより、全記録ヘッドを同時にワイプできる。各固定部30には、ワイプブレード24が固定されている。フレーム40の両端部がチェーンベルト29に固定されている。チェーンベルト29が、3つのプーリーに掛け回され、バネ37で張られている。駆動歯車28に同期軸41が接続され、両方のチェーンベルト29が、同期して回動できるようにしている。位置検出突起39がフレーム40に固定され、この突起をブレード位置検出センサー31で検出することにより、フレーム40の位置が制御手段で把握できるようになっている。
定期的に全ての洗浄液26を入れ替えることで、洗浄液槽21内の不純物を排出し、洗浄能力を回復することで、ワイプの性能を長期に維持する。例えば1週間毎に全て入れ替える。これは、予めワイプ回数と汚れ方、洗浄液の蒸発と時間の関係などを実験によって求めておき適切な期間を設定しておき、搭載されている制御手段によって、その期間に応じて入れ替え処理を行う。
また、入れ替えた後に、清浄な洗浄液26にワイプブレード24を浸し、さらに、チェーンベルト29を駆動し、複数回ワイプブレード24を回動させる。そして、汚れた洗浄液などによるフレーム等の汚れを、新たな洗浄液によって、洗い流す。これにより、フレーム40などの汚れも落すことができる。ワイプブレード24は着脱自在に固定されているが、この取り付け部などに付着した汚れを落すことができる。また、チェーンベルト29などの駆動部には、洗浄液が滴ることはないので、チェーンベルトなどの駆動部が汚れることは無い。また、フレーム40は、ワイプブレード24が取り付けられている側が凸状になるように、両両側が曲げられ、ワイプブレード24が、記録ヘッド側に回動した場合に、垂れた洗浄液26がフレーム40の裏側に回り込まないようにしている。裏側には、ワイプブレード24の固定用のネジ43などがあり、これに汚れが固まり付くことを防止している。ワイプブレード24の駆動部をシャーシー部20に固定する固定具44が両端に配置されている。
本発明はインクジェットプリンターに利用できる。特に大型のインクジェットプリンターに利用できる。
1 インクジェットプリンター
2 記録媒体
3 プラテン
4 ペーパーガイド
5 搬送ローラー
6 ピンチローラー
7 キャリッジ
8 無端ベルト
9 レール
10 ワイピングユニット
11 キャッピングユニット
13 廃液ボトル
16 凹部
17 仕切部
18 斜面
19 案内路
20 シャーシー部
21 洗浄液槽
22 トレー
23 開口部
24 ワイプブレード
25 突起
26 洗浄液
27 一次貯留部
29 チェーンベルト
30 固定部
31 ブレード位置検出センサー
32 供給口
33 液面
38 排出口
40 フレーム

Claims (4)

  1. 複数のノズルを有し、該ノズルから記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを搭載し、前記記録媒体の搬送方向に対して交差する方向に移動するキャリッジと、
    前記記録ヘッドの前記ノズルの配置されたノズル面をワイプするワイプブレードと、
    前記ワイプブレードを前記ノズル面に対して相対移動させる移動手段と、
    前記ワイプブレードに付着させる洗浄液を蓄える洗浄液槽と、
    を有し、前記ワイプブレードを前記洗浄液槽の前記洗浄液に浸して洗浄すると共に前記ワイプブレードに前記洗浄液を付着させ、前記洗浄液の付着した前記ワイプブレードで前記ノズル面をワイプするインクジェットプリンターにおいて、
    前記移動手段は、前記ワイプブレードを固定するフレームと、複数のプーリーに掛け回された第1ベルトと、該第1ベルトに並行に配置され前記プーリーとは異なる複数のプーリーに掛け回された第2ベルトと、前記第1ベルトと前記第2ベルトを同期させて回動させるための駆動軸と、を有し、
    前記ワイプブレードは、前記記録ヘッドの前記キャリッジに固定された位置に対応して前記フレームに固定され、前記フレームの前記ワイプブレードが配置されている外側の部分の一方側に記第1ベルトが接続され、前記一方側に対して他方側に前記第2ベルトが接続され、
    前記第1ベルトと前記第2ベルトを同期させて回動させることで、前記フレームに固定された前記ワイプブレードを回動させることを特徴とするインクジェットプリンター。
  2. 前記フレームの端部には、前記ベルトの回動に伴い回動する前記フレームの位置を検出する検出端子が備わることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンター。
  3. 前記洗浄液槽には、隣り合う前記ワイプブレードの軌道の間に、仕切部が備わることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェットプリンター。
  4. 前記ベルトの前記記録ヘッド側の上方にはカバーが備わることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のインクジェットプリンター。
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