JP2017154233A - 繊維強化プラスチック板の裁断方法 - Google Patents

繊維強化プラスチック板の裁断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017154233A
JP2017154233A JP2016041498A JP2016041498A JP2017154233A JP 2017154233 A JP2017154233 A JP 2017154233A JP 2016041498 A JP2016041498 A JP 2016041498A JP 2016041498 A JP2016041498 A JP 2016041498A JP 2017154233 A JP2017154233 A JP 2017154233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
reinforced plastic
fiber
plastic plate
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016041498A
Other languages
English (en)
Inventor
達 喜岡
Tatsu Kioka
達 喜岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2016041498A priority Critical patent/JP2017154233A/ja
Publication of JP2017154233A publication Critical patent/JP2017154233A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

【課題】裁断コストを低減して繊維強化プラスチック板を所定の外形に裁断する。
【解決手段】複数枚の繊維強化プラスチック板10の間に、刃物3で切断され、かつ刃物3の裁断状態で押し潰される軟質シート11を挟んで積層体12とし、この積層体12を表面弾性の受け台1に載せて、炭素鋼を焼き入れしてなる鋭角の刃先4の刃物3を押し付けて積層体12を打ち抜き加工して、複数枚の繊維強化プラスチック板10と軟質シート11とを所定の外形に裁断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カーボン繊維やガラス繊維などの補強繊維で補強されて立体形状に成形されてなる繊維強化プラスチック板の裁断方法に関する。
ガラス繊維などの補強繊維を埋設している繊維強化プラスチック板は、プラスチック単体では到底実現できない優れた強度を実現することから、種々の用途に使用される。繊維強化プラスチック板として、ポリエステル樹脂にガラス繊維を埋設したものがFRPとして多用されている。FRPは、雄形の表面にガラス繊維を付着し、ガラス繊維にペースト状の未硬化ポリエステル樹脂を塗布して製作される。
さらに、繊維強化プラスチック板は、軽くて強靭なことから、用途に適した外形に切断して、金属製パーツに代わって使用できる。金属板は刃物でプレス加工して所定の外形に切断できるので、能率よく安価に多量生産できるが、繊維強化プラスチック板は金属板のようにプレス加工して切断できないので、専用に切断装置で切断される。繊維強化プラスチック板の切断装置として、切断ラインに沿ってレーザー光線を照射して切断する装置や、ウォータージェットで切断する装置が開発されている。(特許文献1、2参照)
繊維強化プラスチック板の切断ラインに沿ってレーザー光線を照射し、また、ウォータージェットを噴射して切断する装置は、自由な外形に切断できる。しかしながら、切断ラインに沿ってレーザー光線やウォータージェットを移動して切断するので、切断に時間がかかり、短時間に能率よく切断できない。また、大出力のレーザー光線を照射し、あるいは超高圧に加圧されたウォータージェットを噴射して切断するので、切断装置が極めて高額で、しかもランニングコストも高くなる欠点がある。切断コストが高くなることは、繊維強化プラスチック板の部品コストを高くする。また、切断に時間がかかるのでタクトタイムを長くなって、能率よく多量生産できない。
ところで、航空宇宙材料として使用される繊維強化プラスチック等を切断する装置は開発されている(特許文献3参照)。この裁断装置は、特殊な切断用カッターを使用して繊維強化プラスチックを切断する。この切断用カッターは、シャンク本体の先端に刃先部を接合している。刃先部は、厚さを先端へ向かうに従って漸次小さくしている。また、刃先部を、切刃を構成する超高硬度部と、切刃とシャンク本体とをつなぐ超硬合金部とを接合して一体に焼結成形させた複合体で形成して、刃先部の先端を、超高硬度部で形成している。超高硬度部と超硬合金部とからなる複合体は、ダイヤモンド等の高硬度粒子と結合材料として使用されるTiN、TiC等の粒子とを混合し、これらを超高圧においてプレス成形し、また高温度において焼結することにより成形されたペレット状の超高硬度部と、タングステンカーバイト等により成形されたペレット状の超硬合金部とを、一体に焼結成形して所定形状に加工したものである。
特開2010−247206号公報 特開2011−56583号公報 特開平4−69187号公報 特開2015−104797号公報 特開2013−091128号公報 特開2013−244541号公報
特許文献3に記載される装置は、切断用カッターを往復運動させながら前進させて繊維強化プラスチックを切断するので、一回の往復運動でプラスチック板を所定の形状に裁断できない。このため、能率よくプラスチック板を特定の外形に打ち抜き加工できない。とくに、切断用カッターが、刃先の超高硬度部を超硬合金部でシャンク本体に接合して一体に焼結成形させた複合体とするので、切断用カッターを複雑に湾曲する形状には加工できず、また、切断用カッターが極めて高価になる欠点がある。
本発明者は、以上の欠点を解消するために、熱可塑性のプラスチック板にカーボン繊維等の補強繊維を埋設してなるプラスチック板を裁断する装置を開発した。(特許文献4参照)この裁断装置は、図5に示すように、繊維強化プラスチック板101を打ち抜きして裁断する雌型109及び雄型108と、この雄型108と雌型109とを相対運動させる駆動機構116とを備え、雌型109は、雄型108との対向面の裁断面117に、開口縁を繊維強化プラスチック板101を裁断する裁断ラインに沿う形状の裁断刃102とする凹部106を有し、雄型108は、雌型109の凹部106に挿入される突出部103を有し、この突出部103は、その先端縁に裁断刃102を設けている。さらに、突出部103の裁断刃102の外形と雌型109の凹部106の裁断刃102の内形との間隔を100μm以下として、突出部103と凹部106との間に繊維の破断隙間107を設けている。突出部103は凹部106に挿入されて、突出部103及び凹部106の裁断刃102でもって繊維強化繊維強化プラスチックを裁断する。
以上の裁断装置が繊維強化プラスチック板を裁断する状態を図6と図7に示している。雄型の突出部に設けた裁断刃102が、繊維強化プラスチック板101に押し付けられると、図6に示すように、裁断刃102が繊維強化プラスチック板101を破断して、打ち抜き部101Aと繊維強化プラスチック板101との間に挿入される。この状態で、打ち抜き部101Aは繊維強化プラスチック板101から引き離されて、繊維強化プラスチック板101との間に隙間ができる。この状態になると、熱可塑性樹脂に埋設している補強繊維104が、打ち抜き部101Aや繊維強化プラスチック板101から引き離し隙間105に引き出される。繊維強化プラスチック板内の補強繊維104は、熱可塑性樹脂に対して長手方向には相対的に移動しやすく、熱可塑性樹脂から引き離し隙間105に引き出される。打ち抜き部101Aと繊維強化プラスチック板101との間の引き離し隙間105に引き出された補強繊維104は、突出部103がさらに凹部106に挿入される状態で、突出部103の表面と凹部106の内面との間の破断隙間107にあって、図7の×印で示す位置、すなわち打ち抜き部101Aと破断隙間107との境界部分と、繊維強化プラスチック板101と破断隙間107との境界部分において、すなわち、引き離し隙間105の両端部において、小さい曲率半径に折曲される。さらに、引き離し隙間105の両端部において小さい曲率半径で折曲された補強繊維104は、打ち抜き部101Aが繊維強化プラスチック板101から引き離されるにしたがって、より強く引っ張られて破断される。図7の×印で示す2カ所で破損された補強繊維104は、短い切れ端の破断屑となって、打ち抜き部101Aと繊維強化プラスチック板101から分離される。
以上の裁断装置は、突出部103の裁断刃102と、凹部106の裁断刃102は、鋏が補強繊維104を切断するように切断するのではなく、打ち抜き部101Aと繊維強化プラスチック板101との間の破断隙間107に引き出された補強繊維104を、小さい曲率半径で折曲しながら強く引っ張って破断し、さらに、引き出された補強繊維104を破断隙間107の両端部で破断して、打ち抜き部101Aと繊維強化プラスチック板101の両方から分離する。
さらに、本発明者は、繊維強化プラスチック板を表面弾性の受け台に載せて裁断する抜き型の刃物を開発した。(特許文献5、6参照)
本発明者が開発した以上の画期的な抜き型の刃物は、繊維強化プラスチック板を受け台に載せて1工程で裁断できる。このため、繊維強化プラスチック板を極めて能率よく裁断できる特長を実現する。
しかしながら、本発明者が開発した以上の抜き型の刃物は、一枚の繊維強化プラスチック板を確実に裁断できるが、複数枚の繊維強化プラスチック板を同時に裁断することはできず、さらに高能率に裁断できる装置が切望されている。
本発明は、さらに以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、安価な装置を使用し、ランニングコストを低減し、極めて短時間にさらに高能率に繊維強化プラスチック板を所定の外形に裁断できる繊維強化繊維強化プラスチックの裁断方法を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明は、可塑性樹脂に補強繊維を埋設している繊維強化プラスチック板10を抜き型の刃物3で裁断する方法であって、複数枚の繊維強化プラスチック板10の間に、刃物3で切断され、かつ刃物3が繊維強化プラスチック板10を裁断する状態で変形して圧縮される軟質シート11を挟んで積層体12とし、この積層体12を表面弾性の受け台1に載せ、炭素鋼を焼き入れしている鋭角の刃先の刃物3を受け台1に押し付けて積層体12を打ち抜き加工し、複数枚の繊維強化プラスチック板10と軟質シート11とを所定の外形の裁断プレート13に裁断する。
以上の裁断方法は、レーザービームやウォータージェット等とは比較にならいほど安価な、刃物による打ち抜き装置を使用して、複数枚の繊維強化プラスチック板を短時間で能率よく、種々の外形に裁断できる。さらに、以上の裁断方法は、複数枚の繊維強化プラスチック板を積層して一度に能率よく裁断するが、繊維強化プラスチック板の間には、抜き型の刃物で切断される軟質シートを積層して裁断するので、刃物は鋭角の刃先は繊維強化プラスチック板を上層から順番に1枚毎に確実に裁断する。
鋭角の刃先で裁断される繊維強化プラスチック板は、表面に刃先が押し付けられる状態で小さい曲率半径で折曲される。下面に積層している軟質シートが押し潰されるように弾性変形するからである。刃先が繊維強化プラスチック板を小さい曲率半径で折曲し、補強繊維を破断しながら熱可塑性樹脂を切断する。繊維強化プラスチック板を裁断した刃先は、下面に積層している軟質シートを下面の繊維強化プラスチック板とで挟んで切断し、その後、下面に積層している繊維強化プラスチック板を上層の繊維強化プラスチック板と同様にして裁断する。最下段に積層している繊維強化プラスチック板は、上面が鋭角の刃先で押圧される状態で、表面弾性の受け台の表面が弾性変形して小さい曲率半径で折曲されて裁断される。以上の裁断方法は、積層している繊維強化プラスチック板を上から順番に1枚毎に裁断するので、刃先の損傷も少なく、1工程で複数の繊維強化プラスチック板を能率よく裁断する特長を実現する。また、以上の裁断方法は、複数枚の繊維強化プラスチック板を積層して1工程で裁断するが、抜き型の刃物は、1枚の薄い繊維強化プラスチック板を表面弾性の受け台に載せて裁断するのと同じ状態で、各々の繊維強化プラスチック板を効率よく裁断できる特長を実現する。
さらに、以上の方法は、複数枚の繊維強化プラスチック板を積層して裁断するが、1枚の繊維強化プラスチック板を裁断する抜き型の刃物と同じものを使用できるので、超高硬金属などを使用することなく、炭素鋼を焼き入れした刃先を使用できる。このため、多数の繊維強化プラスチック板を1工程で能率よく裁断しながら、抜き型の刃物の製造コストを安くしながら、種々の外形に裁断できる特徴も実現する。炭素鋼の抜き型の刃物は、焼き入れしない状態で自由な形状に加工できる。このため、抜き型の刃物は、積層体を用途に最適な形状に裁断する形状に加工でき、繊維強化プラスチック板を種々な複雑な形状に加工できる。
さらに、抜き型の刃物は、複数枚の繊維強化プラスチック板を積層して表面軟質の載せ台に載せて、1回の往復運動で打ち抜き加工して所定の外形に裁断するので、1回の往復運動で、複数枚の繊維強化プラスチック板を正確に同じ外形に裁断する。1回の往復運動で複数枚の繊維強化プラスチック板を裁断できるので、レーザービームやウォータージェットが切断ラインに沿って裁断するのとは比較にならないほど短時間で多数の繊維強化プラスチック板を裁断できる。このため、1枚の繊維強化プラスチック板を所定の外形に裁断する時間は極めて短く、タクトタイムを短縮して短時間に多量の繊維強化プラスチック板を正確な外形に裁断できる。また、積層体を打ち抜き加工する装置は、レーザービームやウォータージェットで切断する装置とは比較にならにいほど簡単な、刃物の打ち抜き装置で、設備コストも極めて安価にできる。
さらに、以上の裁断方法は、最上段の下に積層している繊維強化プラスチック板を、裁断縁の亀裂を防止しながら裁断できる特徴もある。それは、以上の裁断方法が、繊維強化プラスチック板の間に軟質シートを積層して、抜き型の刃物で裁断するからである。繊維強化プラスチック板を抜き型の刃物で裁断すると、裁断縁に亀裂が発生する。しかしながら、以上の裁断方法は、繊維強化プラスチック板の間に軟質シートを積層しているので、刃先が繊維強化プラスチック板の表面に衝突して裁断するとき、軟質シートが亀裂の発生を防止する。それは、刃先が繊維強化プラスチック板を裁断する衝撃を軟質シートが吸収するからである。すなわち、軟質シートの緩衝作用で亀裂の発生を防止する。とくに、裁断される繊維強化プラスチック板は、両面に軟質シートが配置されて、軟質シートに挟まれて、緩衝作用のある軟質シートの中間にフローティング状態に配置されるので、刃先が繊維強化プラスチック板を裁断するときの衝撃が両面の軟質シートに吸収されて亀裂の発生が防止される。
本発明の繊維強化プラスチック板の裁断方法は、積層体12の軟質シート11に軟質のプラスチック発泡体を使用することができる。この裁断方法は、軟質シート11に軟質のプラスチック発泡体を使用するので、軟質シート11のコストを低減して、安価に多量の繊維強化プラスチック板101を裁断できる特長がある。
本発明の繊維強化プラスチック板の裁断方法は、裁断される繊維強化プラスチック板10の厚さを、0.2mm以上であって3mm以下とすることができ、また、軟質シート11の厚さを0.2mm以上とすることができる。さらに、2枚以上であって50枚以下の繊維強化プラスチック板10を積層して積層体として裁断できる。
本発明の裁断方法は、表面に弾性シート1Aを積層して受け台1を表面弾性とすることができる。
本発明の繊維強化プラスチック板の裁断方法は、繊維強化プラスチック板10の補強繊維を、カーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、PBO繊維、超高強力ポリエチレン繊維[ダイニーマ(登録商標)]、高強力ポリアリレート繊維の何れかとすることができる。
本発明の一実施例にかかる繊維強化プラスチック板の製造方法に使用する裁断装置の一例を示す一部拡大概略断面図である。 裁断装置の他の一例を示す一部拡大概略断面図である。 図1及び図2に示す裁断装置の刃物の拡大端面図である。 図3に示す刃物が繊維強化プラスチック板を裁断する状態を示す拡大断面図である。 従来の裁断装置を示す一部拡大断面図である。 従来の裁断装置が繊維強化プラスチック板を裁断する状態を示す拡大端面図である。 図6の裁断装置が繊維強化プラスチック板を裁断する状態を示す拡大端面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための繊維強化プラスチック板の裁断方法を例示するものであって、本発明は裁断方法を以下の方法には特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
本発明の裁断方法は、プラスチック板に補強繊維を埋設して補強しているプラスチック板を裁断する。補強繊維を埋設しているプラスチックは熱可塑性樹脂である。熱可塑性樹脂は、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12等のポリアミド、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンスルファイド、ポリエーテルイミド、ポテトラフルオロエチレン、フッ素樹脂、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリアミドイミド、アセチルセルロース、酢酸セルロース、エチルセルロース、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニル樹脂、メータクリル酸エチル樹脂などで、加熱すると軟化し、または溶融する樹脂である。
補強繊維は、カーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、PBO繊維、超高強力ポリエチレン繊維[ダイニーマ(登録商標)]、高強力ポリアリレート繊維等であって、熱可塑性樹脂に埋設して補強できる繊維である。
本発明の裁断方法に使用する裁断装置を図1と図2に示す。さらに、これ等の裁断装置の刃物の刃先の拡大端面図を図3に示す。これらの裁断装置は、繊維強化プラスチック板10を受け台1に載せて抜き型の刃物3で裁断する。この裁断装置は、1枚の繊維強化プラスチック板を刃物の1回の往復運動で裁断するのではない。複数枚の繊維強化プラスチック板10を積層して一緒に裁断する。複数枚の繊維強化プラスチック板10は、間に軟質シート11を挟んで積層体12の状態で裁断される。刃物3は、軟質シート11と繊維強化プラスチック板10の両方を切断する。刃物3は軟質シート11と繊維強化プラスチック板10を交互に裁断する。刃物3が繊維強化プラスチック板10を裁断するタイミングで、図4に示すように、裁断される繊維強化プラスチック板10の下に積層している軟質シート11は、平面状を維持できなくなって、上の繊維強化プラスチック板10で局部的に押し潰される。軟質シート11が薄く押し潰されると、上の繊維強化プラスチック板10は小さい曲率半径で折曲される。小さい曲率半径で折曲された繊維強化プラスチック板10は刃物3で破断される。
複数枚の繊維強化プラスチック板10は、間に軟質シート11を挟む積層体12として受け台1に載せて裁断されるので、刃物3は、繊維強化プラスチック板10と軟質シート11とを交互に切断して積層体12の全体を裁断する。積層体12は、最下面に軟質シート11を積層することなく受け台1に載せて裁断できる。受け台1を表面弾性としているからである。表面弾性の受け台1は、表面に弾性シート1Aを積層して実現されるが、この受け台1は、最下段の繊維強化プラスチック板10が裁断される状態で、刃先4に押されて弾性シート1Aを変形させる。弾性シート1Aが変形して、最下段の繊維強化プラスチック板10は小さい曲率半径で折曲されて裁断される。積層体12は、下面に軟質シート11を設けて裁断することもできる。軟質シート11と弾性シート1Aの両方を押し潰して裁断できるからである。
軟質シート11は、ウレタンフォームなどの軟質のプラスチック発泡体が最適である。軟質シート11は、上面に積層している繊維強化プラスチック板10が刃先4で押圧される状態で局部的に押し潰されるように変形し、さらに刃先4で裁断されるシートである。軟質シート11は、上に積層している繊維強化プラスチック板10の裁断時に刃物3で切断される。
軟質シート11の厚さは、例えば0.2mm以上、好ましくは1mm以上、さらに好ましくは2mm以上である。軟質シート11が薄すぎると、繊維強化プラスチック板10を裁断時に小さい曲率半径で折曲してスムーズに裁断するのが難しいからである。軟質シート11の厚さは、好ましくは厚さを30mm以下、より好ましくは20mm以下、最適には15mm以下とする。軟質シート11が厚すぎると、繊維強化プラスチック板10の積層枚数が少なくなって能率よく裁断できなくなり、また軟質シート11のコストが高くなって裁断コストが高くなるからである。軟質シート11の厚さは、裁断能率とコストを両方を考慮して最適値に設定される。
裁断される繊維強化プラスチック板10の厚さは、例えば0.2mm以上であって3mm以下、好ましくは0.5mm以上であって2mm以下とする。1枚の厚さが薄すぎると充分な強度が実現できず、また厚すぎると刃物3による裁断が難しくなるからである。繊維強化プラスチック板10は、好ましくは2枚以上であって50枚以下、より好ましくは5枚以上であって20枚以下を積層して裁断される。積層枚数が少ないと裁断能率が低下して、反対に多すぎると、全ての繊維強化プラスチック板を正確な形状に裁断するのが難しくなるからである。
図1と図2の栽培装置は、上面に裁断面2を設けている受け台1と、この受け台1の裁断面2に配置している複数枚の繊維強化プラスチック板10を裁断する抜き型の刃物3と、この抜き型の刃物3を上下に往復運動させる刃物駆動機構5とを備える。刃物3は、繊維強化プラスチック板10を裁断する裁断ライン13Aに沿う刃先4を有する。刃先4は、繊維強化プラスチック板10を打ち抜きして裁断プレート13を分離する。刃先4は、打ち抜かれる裁断プレート13の外形や内形に沿う閉ループ状である。
受け台1は、上面に弾性シート1Aを積層している金属プレートで、上面の裁断面2を平面状としている。裁断面2は、繊維強化プラスチック板10を裁断して得られる裁断プレート13の裁断ライン13A、すなわち裁断ライン13Aに沿う形状とされる。したがって、裁断される裁断ライン13Aを平面状とする裁断プレート13を打ち抜き加工する受け台1は、裁断面2を平面状とし、裁断される裁断ライン13Aを三次元の立体曲面とする裁断プレート13を打ち抜き加工する受け台1は、裁断面2を裁断プレート13の裁断ライン13Aに沿う立体曲面としている。
受け台1は、裁断面2の上に弾性シート1Aを積層して表面弾性を実現している。弾性シート1Aは、厚さを1mm〜10mmとするゴム状弾性体のシートである。受け台1の表面に積層している弾性シート1Aは、抜き型の刃物3で最下段に積層している繊維強化プラスチック板10を打ち抜きするときに押し潰される状態に弾性変形して、最下段の繊維強化プラスチック板10を確実に裁断できる状態とする。さらに、最下段の繊維強化プラスチック板10を裁断した刃先4は、弾性シート1Aの表面部分を切断して、最下段の繊維強化プラスチック板10を確実に切り離す。とくに、立体曲面に成形された繊維強化プラスチック板10を、立体曲面の受け台1に載せて裁断する状態では、刃先4が弾性シート1Aの表面部分を切断して内部に食い込む深さでもって、受け台1と抜き型の刃物3の刃先4との隙間誤差を吸収して、立体曲面の繊維強化プラスチック板10を確実に切り離すことができる。平面状の繊維強化プラスチック板10も、刃先4を弾性シート1A表面に食い込む状態として、確実に裁断できる。
抜き型の刃物3は、炭素の含有量を0.45重量%〜1.4重量%、好ましくは0.5重量%〜0.7重量%とする板状炭素鋼で製作される。刃物3の炭素鋼は、炭素の含有量を多くして硬くできる。ただ、炭素の含有量が多くなると脆くなるので、硬さと脆さとを考慮して前述の範囲で最適な値とする。刃物3は、厚さを2mmないし5mmとする板状炭素鋼で製作する。ただし、刃物3は、その厚さを1mmよりも厚くて10mmより薄い板状炭素鋼とすることもできる。刃物3は、薄すぎると打ち抜き加工の衝撃で破損しやすく、厚すぎると破断されて刃物3の内側に挿入される破断物をスムーズに抜き取りできなくなる。刃物3は、板状炭素鋼を焼き入れする前工程で折曲し、あるいは湾曲して、裁断される裁断プレート13の裁断ライン13Aに沿う形状に加工される。
刃先4を裁断プレート13の裁断ライン13Aに沿う形状に加工している抜き型の刃物3は、刃先4を閉ループとして、閉ループの刃先4で積層体12を打ち抜き加工して裁断プレート13を分離する。板状炭素鋼を閉ループに加工している板状の炭素鋼からなる刃物3は、先端縁を研磨して刃先4を設ける。刃物3は、板状炭素鋼の片面を傾斜するように研磨して鋭角の刃先4を設けた後、焼き入れして硬化させる。図1と図2の抜き型の刃物3は、刃先4の長手方向に直交する横断面形状における先端の角度、すなわち刃先角(α)を約30度とするように板状炭素鋼を研磨している。板状炭素鋼は砥石やヤスリで研磨して刃先4を設けることができる。
打ち抜き刃物3の刃先4は、熱可塑プリプレグの裁断能力を考慮して、刃先角(α)を鋭角とするが、好ましくは60度よりも小さく、さらに好ましくは45度よりも小さくする。さらに、刃物は、寿命を考慮して刃先傾斜角(α)を5度よりも大きく、好ましくは15度よりも大きくする。
抜き型の刃物3は、刃先角(α)が大きくても小さくても、積層体12の裁断能力は低下するので、鋭角とする。鋭角の刃先角(α)は、好ましくは60度よりも小さく、さらに好ましくは45度よりも小さくする。また、刃先角(α)は、5度よりも大きく、好ましくは15度よりも大きくする。
さらに、抜き型は、図3の拡大端面図に示すように、刃先縁4xを僅かに片側にシフトしている片刃の刃物3である。この刃物3は、ほぼ垂直面である製品側表面3Aから非製品側表面3Bにシフトして配置している。製品側表面3Aから非製品側表面3Bへのシフト量(d)は、刃物3の厚さ(D)の3%以上であって30%以下とする。シフト量(d)は、繊維強化プラスチック板や10軟質シート11の厚さや物性を考慮して、亀裂の発生を効果的に阻止し、かつ裁断プレート13を高い寸法精度で裁断される最適値に設定される。刃先縁4xのシフト量(d)は、亀裂の発生と寸法精度に影響を与える。シフト量(d)が少なすぎると亀裂の発生を効果的に防止するのが難しくなり、また、シフト量(d)が大きすぎると裁断される裁断プレート13の寸法精度を低下させる。したがって、刃先縁4xのシフト量(d)は、亀裂と寸法精度の両方を考慮し、さらに繊維強化プラスチック板10と軟質シート11の厚さや物性を考慮して、前述の範囲で最適値に設定される。シフト量(d)の大きい抜き型が厚い繊維強化プラスチック板10を裁断すると、裁断プレート13の寸法精度が低下する。したがって、厚い繊維強化プラスチック板を裁断する抜き型は、薄い繊維強化プラスチック板を裁断する抜き型よりも刃先縁4xのシフト量(d)を小さくする。したがって、刃先縁4xのシフト量(d)は、亀裂の発生、裁断プレート13の寸法精度、繊維強化プラスチック板10の厚さを考慮して前述の範囲で最適値に設定されるが、たとえば、0.2mm〜1mmの繊維強化プラスチック板10を裁断する刃物3は、好ましくはシフト量(d)を刃物30の厚さ(D)の3%以上であって20%以下、さらに好ましくは5%以上であって15%以下に設定する。
刃先縁4xのシフト量(d)は、刃物3の厚さ(D)と、刃先角(α)と、刃物3の製品側傾斜面4A(往復運動方向に対する角度β)と非製品側傾斜面4B(往復運動方向に対する角度γ)の傾斜角の比率(β/γ)とで特定される。製品側傾斜面4Aの傾斜角(β)は、非製品側傾斜面4Bの傾斜角(γ)に対して、たとえば3%以上であって30%以下とする。
抜き型の刃物3が積層体12を裁断する状態を図4の断面図に示している。この図に示すように、抜き型の刃物3は、刃先4で繊維強化プラスチック板10と軟質シート11の積層体12を裁断して被裁プレート13として切り離す。図4は、鋭角の刃先4が繊維強化プラスチック板10の表面に押し付けられると、下面に積層している軟質シート11が押し潰されて、繊維強化プラスチック板10は小さい曲率半径で折り曲げられて裁断される。この状態で熱可塑性樹脂のみが裁断されて補強繊維を裁断することなく刃先4が下面の軟質シート11に食い込むと、補強繊維はさらに小さい曲率半径で強く折曲されて裁断される。軟質シート11を裁断した鋭角の刃先4は、さらに下面に積層している繊維強化プラスチック板10を同じようにして裁断する。
抜き型の刃物3は、焼き入れした板状炭素鋼を独特の硬度に焼き入れして、先端縁に鋭角の刃先4を設けている。この抜き型の刃物3は、繊維強化プラスチック板10と軟質シート11とを鋏のように一対の刃物で挟んで切断するのではない。繊維強化プラスチック板10を小さい曲率半径で強く折り曲げて切断する。
図1と図2の抜き型の刃物3は、刃先4を僅かにシフトしている片刃としている。積層体10を抜き型の刃物3で打ち抜き加工すると、製品となる裁断プレート13と、廃棄される廃棄部14とに分離される。図1の抜き型の刃物3は、ループ状の刃先4の内側を製品側傾斜面4Aとして、外側を非製品側傾斜面4Bとしている。この刃物3で裁断された繊維強化プラスチック板10は、刃物3の内側に裁断された裁断プレート13が配置される。刃物3は、裁断プレート13の外周で繊維強化プラスチック板10を裁断する。繊維強化プラスチック板10は、抜刃物3で打ち抜きされて、裁断プレート13と、廃棄される廃棄部14とに分離される。図2の抜き型の刃物3は、繊維強化プラスチック板10に貫通孔を設けるように打ち抜き加工して、貫通孔として打ち抜かれる部分を廃棄部14とし、貫通孔の外側を裁断プレート13として裁断ライン13Aを綺麗に裁断できる。この抜き型の刃物3は、内側を非製品側傾斜面4Bとして、外側を製品側傾斜面4Aとする。
ただ、抜き型の刃物は、必ずしも刃先をシフトさせた片刃とする必要はなく、片側の面と垂直面とするくさび形状の片刃とすることもできる。さらに、全体をくさび形とする刃物は、刃先に向かって刃先角(α)が次第に大きくなる形状とすることもできる。この抜き型の刃物は、刃先の刃先角(α)を大きくすることで刃先の損傷を防止でき、また、くさび部の刃先角(α)を小さくして、積層体の表面にできる割れ目にくさび部をスムーズに挿入して、積層体をより効率よく裁断できる。
さらに、抜き型の刃物3は、図示しないが、刃先に向かって刃先角(α)を次第に大きくすることもできる。刃先に向かって刃先角(α)を大きくするのは、刃先でもって硬くて強靭な積層体を効率よく裁断しながら、刃先の損傷を防止するためである。この抜き型の刃物は、片刃の傾斜面を湾曲するように研磨して、刃先に向かって刃先角(α)を次第に大きくすることができる。抜き型の刃物は、刃先に向かって段階的に刃先角(α)が大きくなるように研磨することもできる。
板状炭素鋼の抜き型の刃物3は、先端縁を研磨して刃先4を設けた状態で、刃先4のHRC硬度が62以上であって72よりも低く、好ましくは62以上であって66よりも低く、より好ましくは約65とするように焼き入れする。刃先4の硬度は硬くして寿命を長くできるが、硬すぎると脆くなって打ち抜き加工時に損傷しやすくなる。したがって、抜き型の刃物3は、焼き入れ後の刃先4の硬度は、焼き入れ温度でコントロールする。焼き入れの温度を高くして刃先4の硬度を高くでき、温度を低くして硬度を低くできる。たとえば、炭素鋼は、炭素の含有量を0.6重量%とし、焼き入れ温度を780℃〜950℃として、HRC硬度を前述の62〜72範囲とする。焼き入れ後のHRC硬度を65とする抜き型の刃物3は、焼き入れ温度を850℃として、この硬度とすることができる。
刃物駆動機構5は、抜き型の刃物3を上下に往復運動させて、受け台1の裁断面2に載せている積層体10を抜き型の刃物3で打ち抜き加工して裁断する。刃物駆動機構5は、抜き型の刃物3を固定する上下台6と、この上下台6を上下に往復運動させるシリンダ7とを備えている。抜き型の刃物3は上下台6の下面に固定され、上下台6をシリンダ7で上下に往復運動されて、受け台1に載せている積層体10を打ち抜き加工する。すなわち、抜き型の刃物3を刃物駆動機構5で往復運動させて、受け台1の裁断面2に配置している積層体10を受け台1と抜き型の刃物3で挟んで、裁断プレート11の裁断ライン13Aに沿って打ち抜きして裁断する。
以上の栽培装置は、複数枚の繊維強化プラスチック板10を、間に軟質シート11を挟んで積層して積層体12とし、積層体12を表面弾性の受け台1に載せて、抜き型の刃物3を押し付けて、積層体12を打ち抜き加工して、複数枚の繊維強化プラスチック板10を裁断する。
本発明は、補強繊維を熱可塑性樹脂に埋設している複数枚の繊維強化プラスチック板の能率よく低コストに裁断して、車や航空機など種々の用途に優れた素材として有効に利用される。
1…受け台
1A…弾性シート
2…裁断面
3…刃物
3A…製品側表面
3B…非製品側表面
4…刃先
4A…製品側傾斜面
4B…非製品側傾斜面
5…刃物駆動機構
6…上下台
7…シリンダ
10…繊維強化プラスチック板
11…軟質シート
12…積層体
13…裁断プレート
13A…裁断ライン
14…廃棄部
101…繊維強化プラスチック板
101A…打ち抜き部
102…裁断刃
103…突出部
104…補強繊維
105…引き離し隙間
106…凹部
107…破断隙間
108…雄型
109…雌型
116…駆動機構
117…裁断面

Claims (7)

  1. 熱可塑性樹脂に補強繊維を埋設してなる繊維強化プラスチック板を抜き型の刃物で裁断する裁断方法であって、
    複数枚の繊維強化プラスチック板を積層すると共に、繊維強化プラスチック板の間に、前記刃物で切断され、かつ前記刃物が繊維強化プラスチック板を裁断する状態で変形して圧縮される軟質シートを挟んで積層体とし、
    前記積層体を表面弾性の受け台に載せ、
    炭素鋼を焼き入れしてなる鋭角の刃先を有する刃物を前記受け台に押し付けて、前記積層体を打ち抜き加工して、複数枚の前記繊維強化プラスチック板と軟質シートとを所定の外形の裁断プレートに裁断することを特徴とする繊維強化プラスチック板の裁断方法。
  2. 請求項1に記載される繊維強化プラスチック板の裁断方法であって、
    前記軟質シートに、軟質のプラスチック発泡体を使用することを特徴とする繊維強化プラスチック板の裁断方法。
  3. 請求項1又は2に記載される繊維強化プラスチック板の裁断方法であって、
    裁断される前記繊維強化プラスチック板の厚さを、0.2mm以上であって3mm以下としてなることを特徴とする繊維強化プラスチック板の裁断方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載される繊維強化プラスチック板の裁断方法であって、
    前記積層体が、2枚以上であって50枚以下の前記繊維強化プラスチック板を積層してなることを特徴とする繊維強化プラスチック板の裁断方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載される
    繊維強化プラスチック板の裁断方法であって、前記軟質シートの厚さを0.2mm以上としてなる繊維強化プラスチック板の裁断方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載される繊維強化プラスチック板の裁断方法であって、
    前記受け台が表面に弾性シートを積層して表面弾性としてなる繊維強化プラスチック板の裁断方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載される繊維強化プラスチック板の裁断方法であって、
    前記補強繊維が、カーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、PBO繊維、超高強力ポリエチレン繊維[ダイニーマ(登録商標)]、高強力ポリアリレート繊維の何れかとする繊維強化プラスチック板の裁断方法。
JP2016041498A 2016-03-03 2016-03-03 繊維強化プラスチック板の裁断方法 Pending JP2017154233A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016041498A JP2017154233A (ja) 2016-03-03 2016-03-03 繊維強化プラスチック板の裁断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016041498A JP2017154233A (ja) 2016-03-03 2016-03-03 繊維強化プラスチック板の裁断方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017154233A true JP2017154233A (ja) 2017-09-07

Family

ID=59808990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016041498A Pending JP2017154233A (ja) 2016-03-03 2016-03-03 繊維強化プラスチック板の裁断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017154233A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110666877A (zh) * 2019-09-03 2020-01-10 宁德市国鑫印刷机械有限公司 一种切纸设备的推纸装置
CN112123384A (zh) * 2019-06-24 2020-12-25 速特系统技术股份公司 吻切拉刀

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112123384A (zh) * 2019-06-24 2020-12-25 速特系统技术股份公司 吻切拉刀
CN110666877A (zh) * 2019-09-03 2020-01-10 宁德市国鑫印刷机械有限公司 一种切纸设备的推纸装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104520220B (zh) 成批纹理化的材料片材
JP6005924B2 (ja) 高強度繊維強化プラスチック板の裁断装置
EP2327488B1 (en) Sheet shearing method
US20110030521A1 (en) Cutting Sequence for Net Trimming a Composite Layup at an Oblique Angle
JP5910773B2 (ja) ガラス板の切断方法
JP2017154233A (ja) 繊維強化プラスチック板の裁断方法
JP6181943B2 (ja) 高強度繊維で補強してなる繊維強化プラスチック板の切断方法
JP5587945B2 (ja) 高強度繊維強化プラスチック板の裁断装置
JP2017154476A (ja) 繊維強化プラスチック板の製造方法
JP2016140964A (ja) 繊維強化プラスチック板の切断方法
JP5194658B2 (ja) ロータリーダイカッター
US10639699B2 (en) Shearing method
JP2017154232A (ja) Cfrp板の裁断方法
US20140366694A1 (en) Method and apparatus for substantially simultaneously scoring a workpiece from opposed sides
JP6324043B2 (ja) 高強度繊維で強化されたプラスチック板の裁断装置
WO2016125730A1 (ja) 切断加工装置及び切断加工方法
JP2017024243A (ja) 繊維強化プラスチック板の製造方法
JP5416671B2 (ja) ロータリーカッター
JP2017164874A (ja) フィルム加工方法
CN103492052A (zh) 中空纤维膜组件的制造方法
JP5382411B2 (ja) 加工装置
JP3790090B2 (ja) 硬質の合成樹脂材の切断方法
CN213946726U (zh) 一种模切板刀片无缝拼接结构
JP2016221884A (ja) 繊維強化樹脂構造体の製造方法
JP2013223873A (ja) 金型装置