JP2017152538A - パッケージウェーハのアライメント方法 - Google Patents

パッケージウェーハのアライメント方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017152538A
JP2017152538A JP2016033556A JP2016033556A JP2017152538A JP 2017152538 A JP2017152538 A JP 2017152538A JP 2016033556 A JP2016033556 A JP 2016033556A JP 2016033556 A JP2016033556 A JP 2016033556A JP 2017152538 A JP2017152538 A JP 2017152538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package wafer
key
key pattern
holding table
division
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016033556A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6576267B2 (ja
Inventor
田中 誠
Makoto Tanaka
田中  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP2016033556A priority Critical patent/JP6576267B2/ja
Publication of JP2017152538A publication Critical patent/JP2017152538A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6576267B2 publication Critical patent/JP6576267B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Dicing (AREA)

Abstract

【課題】パッケージウェーハの向きを適切に調整できたか否かを判定可能なパッケージウェーハのアライメント方法を提供する。【解決手段】パッケージウェーハ(11)のアライメント方法であって、隣り合う2本の第1分割予定ライン(15a)の距離aを登録する登録ステップと、パッケージウェーハを撮像して複数のキーパターン(19)を検出し、第1分割予定ラインの向きを特定し、第1分割予定ラインの向きと加工送り方向とを平行に調整する向き調整ステップと、向き調整ステップで検出した複数のキーパターンのいずれかから割り出し送り方向に距離aのn倍(nは自然数)離れた基準位置を撮像して基準位置に最も近いキーパターンを探し出し、探し出されたキーパターンの位置と基準位置とのずれが閾値を超えている場合に第1分割予定ラインの向きと該加工送り方向とが平行ではないと判定する判定ステップと、を含む。【選択図】図3

Description

本発明は、表面側を樹脂で封止したパッケージウェーハの向きを調整するアライメント方法に関する。
IC、LSI等のデバイスが表面側に形成されたウェーハは、例えば、レーザー加工装置や切削装置等を用いて複数のチップへと分割される。これらの装置でウェーハを分割する際には、通常、デバイス内の特徴的なキーパターンを基準に、ウェーハの向き等を調整するアライメントが実施される。
近年では、ウェーハ等の表面側を樹脂で封止したパッケージウェーハを分割する機会も増えている。このパッケージウェーハでは、デバイスの多くが樹脂等で覆われており、露出しているキーパターンの数は少ない。そこで、樹脂の上面に配置された半田ボール等の電極を用いてアライメントを実施する方法等も実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−171990号公報
しかしながら、樹脂の上面に配置された電極の形状、大きさ等には個体差があるので、上述した方法では、必ずしもパッケージウェーハの向きを精度良く調整できない。キーパターンを用いる従来のアライメント方法でも同様に、デバイスが小型化されると、隣接するキーパターンを誤検出する可能性が高くなりアライメントの精度が低下してしまう。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、パッケージウェーハの向きを適切に調整できたか否かを判定可能なパッケージウェーハのアライメント方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、第1方向に延在する複数の第1分割予定ラインと、該第1方向と交差する第2方向に延在する複数の第2分割予定ラインとによって区画された表面側の領域にキーパターンを有するデバイスが形成され、外周部を除いた表面側の領域が樹脂で封止されたパッケージウェーハのアライメント方法であって、パッケージウェーハを保持する保持テーブルと、該保持テーブルに保持されたパッケージウェーハを該第1分割予定ライン及び該第2分割予定ラインに沿って加工する加工ユニットと、該保持テーブルと該加工ユニットとを加工送り方向に相対的に移動させる加工送り機構と、該保持テーブルと該加工ユニットとを該加工送り方向と交差する割り出し送り方向に相対的に移動させる割り出し送り機構と、該保持テーブルに保持されたパッケージウェーハを撮像する撮像ユニットと、各構成要素を制御する制御ユニットと、を備える加工装置を用い、隣り合う2本の該第1分割予定ラインの距離aを該制御ユニットに登録する登録ステップと、該保持テーブルで保持したパッケージウェーハの該キーパターンを該加工送り方向に離れた複数の位置で撮像して複数の該キーパターンを検出し、検出された複数の該キーパターンに基づいて該第1分割予定ラインの向きを特定し、特定された該第1分割予定ラインの向きに応じて該保持テーブルを回転させることで該第1分割予定ラインの向きと該加工送り方向とを平行に調整する向き調整ステップと、該向き調整ステップの後、該向き調整ステップで検出した複数の該キーパターンのいずれかから該割り出し送り方向に該距離aのn倍(nは自然数)離れた基準位置を撮像して該基準位置に最も近い該キーパターンを探し出し、探し出された該キーパターンの位置と該基準位置とのずれが閾値を超えている場合に該第1分割予定ラインの向きと該加工送り方向とが平行ではないと判定する判定ステップと、を備え、該向き調整ステップ及び該判定ステップでは、該外周部で露出した該キーパターンを用いるパッケージウェーハのアライメント方法が提供される。
本発明の一態様において、該登録ステップでは、隣り合う2本の該第2分割予定ラインの距離bを更に該制御ユニットに登録し、該判定ステップでは、該向き調整ステップで検出した複数の該キーパターンのいずれかから該割り出し送り方向に該距離aのn倍(nは自然数)離れ、且つ該加工送り方向に該距離bのm倍(mは自然数)離れた該基準位置を撮像して該基準位置に最も近い該キーパターンを探し出すことが好ましい。
本発明の一態様に係るパッケージウェーハのアライメント方法では、分割予定ラインの向きと加工送り方向とを平行に調整する向き調整ステップの後に、基準位置を撮像してこの基準位置に最も近いキーパターンを探し出し、探し出されたキーパターンの位置と基準位置とのずれが閾値を超えている場合に分割予定ラインの向きと加工送り方向とが平行ではないと判定する判定ステップを実施するので、パッケージウェーハの向きを適切に調整できたか否かを判定できる。
本実施形態に係るパッケージウェーハのアライメント方法が実施されるレーザー加工装置の構成例を模式的に示す斜視図である。 図2(A)は、パッケージウェーハの構成例を模式的に示す斜視図であり、図2(B)は、パッケージウェーハを環状のフレームに支持させる様子を模式的に示す斜視図である。 向き調整ステップ及び判定ステップを説明するための平面図である。 切削装置の構成例を模式的に示す斜視図である。
添付図面を参照して、本発明の一態様に係る実施形態について説明する。本実施形態に係るパッケージウェーハのアライメント方法は、登録ステップ、向き調整ステップ(図3参照)、及び判定ステップ(図3参照)を含む。
登録ステップでは、隣り合う2本の分割予定ラインの距離(間隔)を加工装置の制御ユニットに登録する。向き調整ステップでは、まず、保持テーブルで保持したパッケージウェーハのキーパターンを加工送り方向に離れた複数の位置で検出し、対象となる分割予定ラインの向きを特定する。次に、特定された分割予定ラインの向きに応じて保持テーブルを回転させることで、この分割予定ラインの向きと加工送り方向とを平行に調整する。
判定ステップでは、まず、向き調整ステップで検出したキーパターンから所定の距離にある基準位置を撮像して、この基準位置に最も近いキーパターンを探し出す。そして、探し出されたキーパターンの位置と基準位置とのずれが閾値を超えている場合には、分割予定ラインの向きと加工送り方向とが平行ではないと判定する。以下、本実施形態に係るパッケージウェーハのアライメント方法について詳述する。
まず、本実施形態に係るパッケージウェーハのアライメント方法が実施される加工装置について説明する。図1は、レーザー加工装置の構成例を模式的に示す斜視図である。図1に示すように、レーザー加工装置(加工装置)2は、各構造を支持する基台4を備えている。基台4の端部には、Z軸方向(鉛直方向、高さ方向)に延在する支持構造6が設けられている。
支持構造6から離れた基台4の角部には、上方に突き出た突出部4aが設けられている。突出部4aの内部には空間が形成されており、この空間には、昇降可能なカセットエレベータ8が設置されている。カセットエレベータ8の上面には、複数のパッケージウェーハ11を収容可能なカセット10が載せられる。
図2(A)は、パッケージウェーハ11の構成例を模式的に示す斜視図であり、図2(B)は、パッケージウェーハ11を環状のフレームに支持させる様子を模式的に示す斜視図である。
図2(A)及び図2(B)に示すように、パッケージウェーハ11は、シリコン(Si)、ガリウムヒ素(GaAs)、タンタル酸リチウム(LiTaO)、ニオブ酸リチウム(LiNbO)、炭化ケイ素(SiC)、サファイア(Al)等の材料でなる円盤状のウェーハ13を含んでいる。
ウェーハ13の表面13aは、互いに交差する(格子状の)分割予定ライン(ストリート)15で複数の領域に区画されており、各領域には、IC、SAWフィルタ、LED等のデバイス17が形成されている。また、各デバイス17には、特徴的な形状のキーパターン19が含まれている。すなわち、ウェーハ13の表面13aには、複数のキーパターン19が配列されている。
分割予定ライン15は、第1方向に伸びる複数の第1分割予定ライン15aと、第1方向に垂直な第2方向に伸びる複数の第2分割予定ライン15bとを含む。隣接する2本の第1分割予定ライン15aの距離(間隔)a(図3参照)、及び隣接する2本の第2分割予定ライン15bの距離(間隔)bは(図3参照)、それぞれ概ね一定である。なお、隣接する2つのキーパターン19の距離(間隔)も、隣接する2本の分割予定ライン15の距離に等しく、距離a又は距離bとなる。
ウェーハ13の外周近傍の領域(外周部)を除いた領域(中央部)の表面13a側は、樹脂21で封止されており、この領域(中央部)には、分割予定ライン15、デバイス17、及びキーパターン19が露出していない。これに対して、外周近傍の領域(外周部)の表面13a側は樹脂21で覆われておらず、分割予定ライン15、デバイス17、及びキーパターン19の一部が露出している。
なお、樹脂21上面の各デバイス17に対応する位置には、半田等の材料で形成された複数の電極23が配置されている。また、ウェーハ13の外周縁には、結晶方位等を示すためのノッチ(切り欠き部)13cが設けられている。ただし、このノッチ13cは、ウェーハ13の材質に応じて省略等されることがある。
図2(B)に示すように、パッケージウェーハ11の下面側(ウェーハ13の裏面13b側)には、パッケージウェーハ11(ウェーハ13)より径の大きいダイシングテープ(粘着テープ)31が貼り付けられる。また、ダイシングテープ31の外周部には、環状のフレーム33が固定される。これにより、パッケージウェーハ11は、ダイシングテープ31を介して環状のフレーム33に支持される。
レーザー加工装置2において、突出部4aに近接する位置には、上述したパッケージウェーハ11を仮置きするための仮置き機構12が設けられている。仮置き機構12は、例えば、Y軸方向(割り出し送り方向)に平行な状態を維持しながら接近、離隔される一対のガイドレール12a,12bを含む。
各ガイドレール12a,12bは、パッケージウェーハ11(フレーム33)を支持する支持面と、支持面に概ね垂直な側面とを備え、搬送機構(搬送手段)14によってカセット10から引き出されたパッケージウェーハ11(フレーム33)をX軸方向(加工送り方向)において挟み込んで所定の位置に合わせる。なお、搬送機構14の突出部4a側には、フレーム33を把持するための把持機構14aが設けられている。
基台4の中央には、移動機構(加工送り機構、割り出し送り機構、移動手段)16が設けられている。移動機構16は、基台4の上面に配置されY軸方向に平行な一対のY軸ガイドレール18を備えている。Y軸ガイドレール18には、Y軸移動テーブル20がスライド可能に取り付けられている。
Y軸移動テーブル20の裏面側(下面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Y軸ガイドレール18に平行なY軸ボールネジ22が螺合されている。Y軸ボールネジ22の一端部には、Y軸パルスモータ24が連結されている。Y軸パルスモータ24でY軸ボールネジ22を回転させれば、Y軸移動テーブル20は、Y軸ガイドレール18に沿ってY軸方向に移動する。
Y軸移動テーブル20の表面(上面)には、X軸方向に平行な一対のX軸ガイドレール26が設けられている。X軸ガイドレール26には、X軸移動テーブル28がスライド可能に取り付けられている。
X軸移動テーブル28の裏面側(下面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、X軸ガイドレール26に平行なX軸ボールネジ30が螺合されている。X軸ボールネジ30の一端部には、X軸パルスモータ(不図示)が連結されている。X軸パルスモータでX軸ボールネジ30を回転させれば、X軸移動テーブル28は、X軸ガイドレール26に沿ってX軸方向に移動する。
X軸移動テーブル28の表面側(上面側)には、テーブルベース32が設けられている。テーブルベース32の上部には、パッケージウェーハ11を吸引、保持する保持テーブル(チャックテーブル、保持手段)34が配置されている。保持テーブル34の周囲には、パッケージウェーハ11を支持する環状のフレーム33を四方から固定する4個のクランプ36が設けられている。
保持テーブル34は、モータ等の回転駆動源(不図示)に連結されており、Z軸方向(鉛直方向、高さ方向)に概ね平行な回転軸の周りに回転する。上述した移動機構16でX軸移動テーブル28をX軸方向に移動させれば、保持テーブル34はX軸方向に加工送りされる。また、移動機構16でY軸移動テーブル20をY軸方向に移動させれば、保持テーブル34はY軸方向に割り出し送りされる。
保持テーブル34の上面は、パッケージウェーハ11を保持する保持面34aとなっている。この保持面34aは、X軸方向及びY軸方向に対して概ね平行に形成されており、保持テーブル34やテーブルベース32の内部に形成された流路(不図示)等を通じて吸引源(不図示)に接続されている。
支持構造6には、基台4の中央側に向けて突出する支持アーム6aが設けられており、この支持アーム6aの先端部には、下方に向けてレーザー光線を照射するレーザー光線照射ユニット(加工ユニット、加工手段)38が配置されている。また、レーザー光線照射ユニット38に隣接する位置には、パッケージウェーハ11の上面側(表面13a側)を撮像するカメラ(撮像ユニット、撮像手段)40が設置されている。
レーザー光線照射ユニット38は、パッケージウェーハ11(ウェーハ13)に対して吸収性又は透過性を示す波長のレーザー光線をパルス発振するレーザー発振器(不図示)を備えている。例えば、シリコン等の半導体材料でなるウェーハ13を含むパッケージウェーハ11をアブレーション加工したい場合には、波長が355nmのレーザー光線をパルス発振するNd:YAG等のレーザー媒質を備えるレーザー発振器等を用いることができる。
また、レーザー光線照射ユニット38は、レーザー発振器からパルス発振されたレーザー光線(パルスレーザー光線)を集光する集光器(不図示)を備えており、保持テーブル34に保持されたパッケージウェーハ11に対してこのレーザー光線を照射、集光する。レーザー光線照射ユニット38でレーザー光線を照射しながら、保持テーブル34をX軸方向に加工送りさせることで、パッケージウェーハ11をX軸方向に沿ってレーザー加工(アブレーション加工)できる。
なお、このレーザー加工装置2を用いて実施されるレーザー加工の種類に制限はない。レーザー加工装置2は、上述したアブレーション加工の他、例えば、透過性を示す波長のレーザー光線を集光させてパッケージウェーハ11(ウェーハ13)の内部を改質する改質加工等にも使用できる。
加工後のパッケージウェーハ11は、例えば、搬送機構14によって保持テーブル34から洗浄ユニット42へと搬送される。洗浄ユニット42は、筒状の洗浄空間内でパッケージウェーハ11を吸引、保持するスピンナテーブル44を備えている。スピンナテーブル44の下部には、スピンナテーブル44を所定の速さで回転させる回転駆動源(不図示)が連結されている。
スピンナテーブル44の上方には、パッケージウェーハ11に向けて洗浄用の流体(代表的には、水とエアーとを混合した二流体)を噴射する噴射ノズル46が配置されている。パッケージウェーハ11を保持したスピンナテーブル44を回転させて、噴射ノズル46から洗浄用の流体を噴射することで、パッケージウェーハ11を洗浄できる。洗浄ユニット42で洗浄されたパッケージウェーハ11は、例えば、搬送機構14で仮置き機構12に載せられ、カセット10に収容される。
搬送機構14、移動機構16、保持テーブル34、レーザー光線照射ユニット38、カメラ40、洗浄ユニット42等の構成要素は、それぞれ、制御ユニット(制御手段)48に接続されている。この制御ユニット48は、パッケージウェーハ11の加工に必要な一連の工程に合わせて、上述した各構成要素を制御する。
次に、上述したレーザー加工装置2で実施されるパッケージウェーハのアライメント方法について説明する。本実施形態に係るパッケージウェーハのアライメント方法では、はじめに、パッケージウェーハ11のアライメント等に必要な情報を制御ユニット48に登録する登録ステップを実施する。
具体的には、キーパターン19の位置を示すキーパターン位置情報、キーパターン19から最寄りの分割予定ライン15(最寄りの第1分割予定ライン15a、及び最寄りの第2分割予定ライン15b)までの距離を示す第1距離情報、隣接する2本の分割予定ライン15の距離(間隔)を示す第2距離情報、及び、樹脂21で封止された樹脂封止領域の位置を示す樹脂封止領域位置情報を、制御ユニット48のメモリ(不図示)に記憶させる。
キーパターン位置情報は、キーパターン19の位置を示す座標情報である。このキーパターン位置情報には、少なくとも1つのキーパターン19に関する座標情報が含まれていれば良い。第2距離情報は、隣接する2本の第1分割予定ライン15aの間隔a、及び隣接する2本の第2分割予定ライン15bの間隔bに相当する。
樹脂封止領域位置情報は、例えば、樹脂21で覆われた樹脂封止領域の外縁を示す座標情報である。樹脂21は、金型等を用いて概ね真円状に形成されるので、樹脂21の直径(又は半径)に関する情報を樹脂封止領域位置情報として用いることもできる。キーパターン位置情報、第1距離情報、第2距離情報、及び樹脂封止領域位置情報は、パッケージウェーハ11の設計情報等から導き出される。
キーパターン位置情報、第1距離情報、第2距離情報、及び樹脂封止領域位置情報がメモリに記憶されると、制御ユニット48は、これらの情報に基づいて、樹脂封止領域より外側の領域で露出するキーパターン19(露出キーパターン)の位置を求める。
具体的には、まず、キーパターン位置情報、第1距離情報、第2距離情報等から、樹脂21で覆われ露出していないキーパターン19を含む全てのキーパターン19の位置(座標情報)を求める。キーパターン19は、上述のように間隔a又は間隔bで規則的に配列されている。よって、制御ユニット48は、キーパターン位置情報、第1距離情報、第2距離情報等から、全てのキーパターン19の位置を求めることができる。
全てのキーパターン19の位置を求めた後には、各キーパターン19の位置が、樹脂封止領域位置情報の示す樹脂封止領域の外縁より外側にあるか否かを判定する。樹脂封止領域の外縁より外側にあると判定されたキーパターン19の座標情報は、樹脂21で覆われていないキーパターン19(露出キーパターン)の位置を示す露出キーパターン位置情報として制御ユニット48のメモリに記憶される。
登録ステップの後には、加工対象のパッケージウェーハ11を保持テーブル34で保持する保持ステップを実施する。この保持ステップでは、まず、パッケージウェーハ11を搬送機構14で搬送し、樹脂21側(表面13a側)が上方に露出するように保持テーブル34に載せる。
この時、搬送機構14は、ノッチ13cが所定の範囲(許容誤差範囲)内に位置付けられるようにパッケージウェーハ11を保持テーブル34に載せる。パッケージウェーハ11を保持テーブル34に載せた後には、保持面34aに吸引源の負圧を作用させる。これにより、パッケージウェーハ11は保持テーブル34に吸引、保持される。
保持ステップの後には、対象となる分割予定ライン15の向きとX軸方向(加工送り方向)とを平行に調整する向き調整ステップを実施する。図3は、向き調整ステップ等を説明するための平面図である。なお、図3では、パッケージウェーハ11等の構成要素の一部が省略されている。また、ここでは、第1分割予定ライン15aの向きとX軸方向とを平行に調整する場合について説明する。
向き調整ステップでは、まず、上述した露出キーパターン位置情報から、樹脂21で覆われていない複数のキーパターン19を選択してカメラ40で撮像する。なお、本実施形態では、X軸方向及びY軸方向(割り出し送り方向)において離れた2個のキーパターン19a,19bを選択、撮像している。
また、本実施形態では、ノッチ13cが所定の範囲内に位置付けられるように、パッケージウェーハ11を保持テーブル34に保持させているので、キーパターン19a,19bが予定された位置から大きくずれることはない。よって、露出キーパターン位置情報に基づいてキーパターン19a,19bを適切に撮像できる。
なお、キーパターン19a,19bとしては、十分に離れた2個のキーパターン19を選択することが好ましい。このように、十分に離れた2個のキーパターン19を選択すれば、保持テーブル34に対するパッケージウェーハ11のずれが明確になるので、アライメントの精度を高め易くなる。
キーパターン19a,19bを撮像した後には、撮像によって形成される画像(撮像画像)から、キーパターン19a,19bを検出する。キーパターン19a,19bの検出は、例えば、登録されているキーパターン19の形状に対して相関が高い形状を探し出すパターンマッチング等の方法で行われる。
キーパターン19a,19bを検出した後には、検出されたキーパターン19a,19bを利用して、第1分割予定ライン15aの向きを特定する。第1分割予定ライン15aの向きを特定する方法に制限はないが、例えば、キーパターン19a,19bを結ぶ直線(仮想線)のなす角度を求める方法等を用いることができる。
キーパターン19a,19bを結ぶ直線(仮想線)と第1分割予定ライン15aとのなす角度θは、キーパターン19a,19bの位置関係のみによって決まる。よって、検出されたキーパターン19a,19bを結ぶ直線(仮想線)とX軸方向とのなす角度θを求めれば、第1分割予定ライン15aの向きに相当する角度θ−θ(又はθ−θ)を特定できる。
第1分割予定ライン15aの向きを特定した後には、第1分割予定ライン15aとX軸方向とのなす角度が0になるように、保持テーブル34を所定の角度で回転させる。これにより、第1分割予定ライン15aの向きとX軸方向とを平行に調整できる。
ところで、上述した向き調整ステップ等において何らかのエラーが発生すると、第1分割予定ライン15aの向きとX軸方向とを平行に調整できなくなる。第1分割予定ライン15aの向きとX軸方向とが平行になっていない状態で、パッケージウェーハ11を加工すると、デバイス17を破損させる恐れがある。
そこで、本実施形態に係るパッケージウェーハのアライメント方法では、向き調整ステップの後に、第1分割予定ライン15aの向きとX軸方向とが平行になっているか否かを判定するための判定ステップを実施する。この判定ステップでは、まず、向き調整ステップで検出したキーパターン19a,19bのいずれかから所定の距離にある基準位置を撮像して、この基準位置に最も近いキーパターン19を探し出す。
図3に示すように、本実施形態では、キーパターン19bからX軸方向に距離bのm倍(mは自然数)離れ、キーパターン19bからY軸方向に距離aのn倍(nは自然数)離れた基準位置をカメラ40で撮像して、キーパターン19cを探し出している。
なお、この基準位置としては、基礎となるキーパターン19(本実施形態では、キーパターン19b)から、X軸方向及びY軸方向において十分に離れた位置を選択することが好ましい。例えば、上述のmを、ウェーハ13が有する第2分割予定ライン15bの本数の1/4以上、好ましくは1/3以上、より好ましくは1/2以上の数に設定する。
同様に、上述のnを、ウェーハ13が有する第1分割予定ライン15aの本数の1/4以上、好ましくは1/3以上、より好ましくは1/2以上の数に設定する。このように、X軸方向及びY軸方向において十分に離れた基準位置の近傍でキーパターン19cを探し出すことで、保持テーブル34に対するパッケージウェーハ11のずれが明確になるので、判定の精度を高め易くなる。
第1分割予定ライン15aの向きとX軸方向とが平行である場合には、基準位置でキーパターン19cが検出されることになる。一方、第1分割予定ライン15aの向きとX軸方向とが平行でない場合には、基準位置からずれた位置でキーパターン19cが検出される。よって、検出されたキーパターン19cの位置と基準位置とのずれに基づいて、第1分割予定ライン15aの向きとX軸方向とが平行になっているか否かを判定できる。
具体的には、検出されたキーパターン19cの位置と基準位置とのずれが閾値未満(又は閾値以下)である場合、制御ユニット48は、第1分割予定ライン15aの向きとX軸方向とが平行になっていると判定する。一方、検出されたキーパターン19cの位置と基準位置とのずれが閾値を超えている場合(又は閾値以上の場合)、制御ユニット48は、第1分割予定ライン15aの向きとX軸方向とが平行になっていないと判定する。
第1分割予定ライン15aの向きとX軸方向とが平行になっていないと判定した場合、制御ユニット48は、例えば、向き調整ステップを再び実施する。また、この場合、制御ユニット48は、レーザー加工装置2を操作、管理するオペレータに対して警告を発するようにしても良い。
このように、本実施形態に係るパッケージウェーハのアライメント方法では、分割予定ライン15の向きとX軸方向(加工送り方向)とを平行に調整する向き調整ステップの後に、基準位置を撮像してこの基準位置に最も近いキーパターン19を探し出し、探し出されたキーパターン19の位置と基準位置とのずれが閾値を超えている場合に分割予定ライン15の向きとX軸方向とが平行ではないと判定する判定ステップを実施するので、パッケージウェーハ11の向きを適切に調整できたか否かを判定できる。
なお、本発明は上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、第1方向に伸びる第1分割予定ライン15aと第2方向に伸びる第2分割予定ライン15bとの区別は便宜的なものに過ぎず、これらの関係を入れ替えることができる。すなわち、第2分割予定ライン15bをX軸方向に対して平行に調整しても良い。同様に、第1分割予定ライン15a又は第2分割予定ライン15bを、X軸方向(加工送り方向)ではなくY軸方向(割り出し送り方向)に対して平行に調整しても良い。
また、上記実施形態では、レーザー加工装置2を例に挙げて説明したが、本発明の一態様に係るパッケージウェーハのアライメント方法は、切削装置等の他の加工装置でも実施できる。図4は、切削装置の構成例を模式的に示す斜視図である。
図4に示すように、切削装置(加工装置)102は、各構造を支持する基台104を備えている。基台104の角部には、開口104aが形成されており、この開口104a内には、昇降可能なカセットエレベータ106が設置されている。カセットエレベータ106の上面には、複数のパッケージウェーハ11を収容可能なカセット108が載せられる。なお、図4では、説明の便宜上、カセット108の輪郭のみを示している。
カセットエレベータ106に隣接する位置には、X軸方向(加工送り方向)に長い矩形状の開口104bが形成されている。この開口104b内には、移動テーブル110、移動テーブル110をX軸方向に移動させるテーブル移動機構(加工送り機構、移動手段)(不図示)、及びテーブル移動機構を覆う防塵防滴カバー112が設けられている。
移動テーブル110上には、パッケージウェーハ11を吸引、保持する保持テーブル(チャックテーブル、保持手段)114が設置されている。保持テーブル114の周囲には、パッケージウェーハ11を支持する環状のフレーム33を四方から固定する4個のクランプ116が設けられている。
保持テーブル114は、モータ等の回転駆動源(不図示)に連結されており、Z軸方向(鉛直方向、高さ方向)に概ね平行な回転軸の周りに回転する。上述したテーブル移動機構で移動テーブル110をX軸方向に移動させれば、保持テーブル114はX軸方向に加工送りされる。
保持テーブル114の上面は、パッケージウェーハ11を保持する保持面114aとなっている。この保持面114aは、X軸方向及びY軸方向(割り出し送り方向)に対して概ね平行に形成されており、保持テーブル114の内部に形成された流路(不図示)等を通じて吸引源(不図示)に接続されている。
開口104bの上方には、パッケージウェーハ11を仮置きするための仮置き機構118が設けられている。仮置き機構118は、例えば、Y軸方向(割り出し送り方向)に平行な状態を維持しながら接近、離隔される一対のガイドレール118a,118bを含む。
各ガイドレール118a,118bは、パッケージウェーハ11(フレーム33)を支持する支持面と、支持面に概ね垂直な側面とを備え、カセット118から引き出されたパッケージウェーハ11(フレーム33)をX軸方向(加工送り方向)において挟み込んで所定の位置に合わせる。
基台4の上方には、門型の第1支持構造120が開口104bを跨ぐように配置されている。第1支持構造120の表面(仮置き機構118側の面)には、Y軸方向に伸びる第1レール122が固定されており、この第1レール122には、第1移動機構124等を介して第1搬送機構(搬送手段)126が連結されている。第1搬送機構126は、第1移動機構124によって昇降するとともに、第1レール122に沿ってY軸方向に移動する。
第1搬送機構126の開口104a側には、フレーム33を把持するための把持機構126aが設けられている。例えば、把持機構126aでフレーム33を把持して第1搬送機構126をY軸方向に移動させれば、カセット108に収容されているパッケージウェーハ11を仮置き機構118のガイドレール118a,118bに引き出し、又は、ガイドレール118a,118bに載せられているパッケージウェーハ11をカセット108に挿入できる。
また、第1支持構造120の表面(仮置き機構118側の面)には、Y軸方向に伸びる第2レール128が第1レール122の上方に固定されている。この第2レール128には、第2移動機構130を介して第2搬送機構(搬送手段)132が連結されている。第2搬送機構132は、第2移動機構130によって昇降するとともに、第2レール128に沿ってY軸方向に移動する。
第1支持構造120の裏面側には、門型の第2支持構造134が配置されている。第2支持構造134の表面(第1支持構造120側の面)には、それぞれ移動機構(割り出し送り機構、移動手段)136を介して2組の切削ユニット(加工ユニット、加工手段)138が設けられている。
また、切削ユニット138に隣接する位置には、パッケージウェーハ11の上面側(表面13a側)を撮像するカメラ(撮像ユニット、撮像手段)140が設置されている。切削ユニット138及びカメラ140は、移動機構136によってY軸方向及びZ軸方向に移動する。
各切削ユニット138は、Y軸方向に概ね平行な回転軸となるスピンドル(不図示)を備えている。スピンドルの一端側には、円環状の切削ブレードが装着されている。各スピンドルの他端側には、モータ等の回転駆動源(不図示)が連結されている。この切削ブレードを回転させながら、保持テーブル114に保持されたパッケージウェーハ11に切り込ませることで、パッケージウェーハ11を加工(切削)できる。
開口104bに対して開口104aと反対側の位置には、洗浄ユニット142が配置されている。洗浄ユニット142は、筒状の洗浄空間内でパッケージウェーハ11を吸引、保持するスピンナテーブル144を備えている。スピンナテーブル144の下部には、スピンナテーブル144を所定の速さで回転させる回転駆動源(不図示)が連結されている。
スピンナテーブル144の上方には、パッケージウェーハ11に向けて洗浄用の流体(代表的には、水とエアーとを混合した二流体)を噴射する噴射ノズル146が配置されている。パッケージウェーハ11を保持したスピンナテーブル144を回転させて、噴射ノズル146から洗浄用の流体を噴射することで、パッケージウェーハ11を洗浄できる。
切削ユニット138で加工されたパッケージウェーハ11は、例えば、第2搬送機構132で洗浄ユニット142へと搬入される。洗浄ユニット142で洗浄されたパッケージウェーハ11は、例えば、第1搬送機構126で仮置き機構118に載せられ、カセット108に収容される。
テーブル移動機構、保持テーブル114、第1搬送機構126、第2搬送機構132、移動機構136、切削ユニット138、カメラ140、洗浄ユニット142等の構成要素は、それぞれ、制御ユニット(制御手段)148に接続されている。この制御ユニット148は、パッケージウェーハ11の加工に必要な一連の工程に合わせて、上述した各構成要素を制御する。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 パッケージウェーハ
13 ウェーハ
13a 表面
13b 裏面
15 分割予定ライン(ストリート)
15a 第1分割予定ライン
15b 第2分割予定ライン
17 デバイス
19,19a,19b,19c キーパターン
21 樹脂
23 電極
31 ダイシングテープ(粘着テープ)
33 フレーム
2 レーザー加工装置(加工装置)
4 基台
4a 突出部
6 支持構造
6a 支持アーム
8 カセットエレベータ
10 カセット
12 仮置き機構
12a,12b ガイドレール
14 搬送機構(搬送手段)
14a 把持機構
16 移動機構(加工送り機構、割り出し送り機構、移動手段)
18 Y軸ガイドレール
20 Y軸移動テーブル
22 Y軸ボールネジ
24 Y軸パルスモータ
26 X軸ガイドレール
28 X軸移動テーブル
30 X軸ボールネジ
32 テーブルベース
34 保持テーブル(チャックテーブル、保持手段)
34a 保持面
36 クランプ
38 レーザー光線照射ユニット(加工ユニット、加工手段)
40 カメラ(撮像ユニット)
42 洗浄ユニット
44 スピンナテーブル
46 噴射ノズル
48 制御ユニット(制御手段)
102 切削装置(加工装置)
104 基台
104a,104b 開口
106 カセットエレベータ
108 カセット
110 移動テーブル
112 防塵防滴カバー
114 保持テーブル(チャックテーブル、保持手段)
114a 保持面
116 クランプ
118 仮置き機構
118a,118b ガイドレール
120 第1支持構造
122 第1レール
124 第1移動機構
126 第1搬送機構(搬送手段)
126a 把持機構
128 第2レール
130 第2移動機構
132 第2搬送機構(搬送手段)
134 第2支持構造
136 移動機構(割り出し送り機構、移動手段)
138 切削ユニット(加工ユニット、加工手段)
140 カメラ(撮像ユニット、撮像手段)
142 洗浄ユニット
144 スピンナテーブル
146 噴射ノズル
148 制御ユニット(制御手段)

Claims (2)

  1. 第1方向に延在する複数の第1分割予定ラインと、該第1方向と交差する第2方向に延在する複数の第2分割予定ラインとによって区画された表面側の領域にキーパターンを有するデバイスが形成され、外周部を除いた表面側の領域が樹脂で封止されたパッケージウェーハのアライメント方法であって、
    パッケージウェーハを保持する保持テーブルと、
    該保持テーブルに保持されたパッケージウェーハを該第1分割予定ライン及び該第2分割予定ラインに沿って加工する加工ユニットと、
    該保持テーブルと該加工ユニットとを加工送り方向に相対的に移動させる加工送り機構と、
    該保持テーブルと該加工ユニットとを該加工送り方向と交差する割り出し送り方向に相対的に移動させる割り出し送り機構と、
    該保持テーブルに保持されたパッケージウェーハを撮像する撮像ユニットと、
    各構成要素を制御する制御ユニットと、を備える加工装置を用い、
    隣り合う2本の該第1分割予定ラインの距離aを該制御ユニットに登録する登録ステップと、
    該保持テーブルで保持したパッケージウェーハの該キーパターンを該加工送り方向に離れた複数の位置で撮像して複数の該キーパターンを検出し、検出された複数の該キーパターンに基づいて該第1分割予定ラインの向きを特定し、特定された該第1分割予定ラインの向きに応じて該保持テーブルを回転させることで該第1分割予定ラインの向きと該加工送り方向とを平行に調整する向き調整ステップと、
    該向き調整ステップの後、該向き調整ステップで検出した複数の該キーパターンのいずれかから該割り出し送り方向に該距離aのn倍(nは自然数)離れた基準位置を撮像して該基準位置に最も近い該キーパターンを探し出し、探し出された該キーパターンの位置と該基準位置とのずれが閾値を超えている場合に該第1分割予定ラインの向きと該加工送り方向とが平行ではないと判定する判定ステップと、を備え、
    該向き調整ステップ及び該判定ステップでは、該外周部で露出した該キーパターンを用いることを特徴とするパッケージウェーハのアライメント方法。
  2. 該登録ステップでは、隣り合う2本の該第2分割予定ラインの距離bを更に該制御ユニットに登録し、
    該判定ステップでは、該向き調整ステップで検出した複数の該キーパターンのいずれかから該割り出し送り方向に該距離aのn倍(nは自然数)離れ、且つ該加工送り方向に該距離bのm倍(mは自然数)離れた該基準位置を撮像して該基準位置に最も近い該キーパターンを探し出すことを特徴とする請求項1に記載のパッケージウェーハのアライメント方法。
JP2016033556A 2016-02-24 2016-02-24 パッケージウェーハのアライメント方法 Active JP6576267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016033556A JP6576267B2 (ja) 2016-02-24 2016-02-24 パッケージウェーハのアライメント方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016033556A JP6576267B2 (ja) 2016-02-24 2016-02-24 パッケージウェーハのアライメント方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017152538A true JP2017152538A (ja) 2017-08-31
JP6576267B2 JP6576267B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=59742090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016033556A Active JP6576267B2 (ja) 2016-02-24 2016-02-24 パッケージウェーハのアライメント方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6576267B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020123611A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 株式会社ディスコ ウエーハのアライメント方法
JP2021068777A (ja) * 2019-10-21 2021-04-30 株式会社ディスコ ワークのストリート位置の検出方法
CN112885752A (zh) * 2021-02-26 2021-06-01 丁珍 一种半导体封装检测系统及检测工艺
JP7455014B2 (ja) 2020-07-10 2024-03-25 株式会社ディスコ 加工装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01186308A (ja) * 1988-01-20 1989-07-25 Mitsubishi Electric Corp ウエハダイシング方法
JPH07106405A (ja) * 1993-10-04 1995-04-21 Disco Abrasive Syst Ltd アライメント方法
JP2013171990A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
JP2016015438A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 株式会社ディスコ アライメント方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01186308A (ja) * 1988-01-20 1989-07-25 Mitsubishi Electric Corp ウエハダイシング方法
JPH07106405A (ja) * 1993-10-04 1995-04-21 Disco Abrasive Syst Ltd アライメント方法
JP2013171990A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
JP2016015438A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 株式会社ディスコ アライメント方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020123611A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 株式会社ディスコ ウエーハのアライメント方法
JP7208036B2 (ja) 2019-01-29 2023-01-18 株式会社ディスコ ウエーハのアライメント方法
JP2021068777A (ja) * 2019-10-21 2021-04-30 株式会社ディスコ ワークのストリート位置の検出方法
JP7368177B2 (ja) 2019-10-21 2023-10-24 株式会社ディスコ ワークのストリート位置の検出方法
JP7455014B2 (ja) 2020-07-10 2024-03-25 株式会社ディスコ 加工装置
CN112885752A (zh) * 2021-02-26 2021-06-01 丁珍 一种半导体封装检测系统及检测工艺
CN112885752B (zh) * 2021-02-26 2023-12-05 深圳市宸悦存储电子科技有限公司 一种半导体封装检测系统及检测工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JP6576267B2 (ja) 2019-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6559074B2 (ja) パッケージウェーハの加工方法
JP6656752B2 (ja) パッケージウェーハの加工方法
JP6576267B2 (ja) パッケージウェーハのアライメント方法
JP6282194B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP2016015438A (ja) アライメント方法
US9047671B2 (en) Platelike workpiece with alignment mark
JP6576261B2 (ja) パッケージウェーハのアライメント方法
JP6422355B2 (ja) アライメント方法
JP2012151225A (ja) 切削溝の計測方法
KR102551970B1 (ko) 절삭 장치의 셋업 방법
JP2016025224A (ja) パッケージウェーハの加工方法
JP6498073B2 (ja) 切削ブレードの位置ずれ検出方法
TWI824103B (zh) 關鍵圖案檢測方法及裝置
CN108987340B (zh) 扇状晶片的加工方法
JP6486230B2 (ja) アライメント方法
JP6220165B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP2021044480A (ja) 加工装置
JP6893730B2 (ja) 被加工物の加工方法
JP2023163591A (ja) 被加工物の検査方法、及び検査装置、加工方法、加工装置
JP2021114502A (ja) 加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190813

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6576267

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250