JP2016025224A - パッケージウェーハの加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工の精度を高く保つとともに、加工に要する時間を短縮できるパッケージウェーハの加工方法を提供する。【解決手段】切削ステップは、切削によって形成した切削溝(25)と、切削溝に対応する分割予定ライン(15)の最寄りの露出キーパターンと、を所定のタイミングで検出し、切削溝から露出キーパターンまでの距離と、登録ステップで登録された切削溝に対応する分割予定ラインから最寄りのキーパターン(19)までの距離と、の差をずれ量として測定するずれ量測定ステップと、ずれ量に応じて割り出し送りの送り量を補正する補正ステップと、補正ステップで補正された割り出し送りの送り量で切削ブレード(34)を割り出し送りする割り出し送りステップと、を含む構成とした。【選択図】図4

Description

本発明は、表面側が樹脂で封止されたパッケージウェーハの加工方法に関する。
近年、ウェーハの状態でパッケージングまで行うWL−CSP(Wafer Level Chip Size Package)が注目されている。WL−CSPでは、ウェーハに形成されたデバイスの表面側に、再配線層及び電極を設けて樹脂等で封止し、封止後のウェーハ(WL−CSP基板)を切削等の方法で分割する。このWL−CSPは、分割されたチップの大きさがそのままパッケージの大きさになるので、パッケージの小型化に有用である。
ところで、ウェーハを切削する際には、通常、デバイス内の特徴的なキーパターンを基準に、ウェーハの位置、向き等を調整するアライメントが実施される。一方、上述したWL−CSP基板では、デバイスの多くが樹脂等で覆われており、露出しているキーパターンは少ない。そのため、従来の方法では、使用するキーパターンを作業者が選定しなくてはならず、アライメントに長い時間を要してしまうという問題があった。
この問題に対し、樹脂の上面に露出し電極として機能する半田ボール等をターゲットパターンに用いる方法(例えば、特許文献1参照)や、パッケージウェーハの外周部で露出した分割予定ラインと外周縁との交点を基準とする方法(例えば、特許文献2参照)等が提案されている。これらの方法によれば、露出しているキーパターンが少ないWL−CSP基板のようなパッケージウェーハでも短時間にアライメントできる。
特開2013−171990号公報 特開2013−74021号公報
しかしながら、上述した方法で用いられる半田ボールの形状、大きさ等には個体差があり、また、分割予定ラインと外周縁との交点は必ずしも明確でない。そのため、上述の方法では、精度の高いアライメントを実現できず、パッケージウェーハの加工精度が低くなってしまうという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、加工の精度を高く保つとともに、加工に要する時間を短縮できるパッケージウェーハの加工方法を提供することである。
本発明によれば、表面に形成された交差する複数の分割予定ラインによって区画された領域にキーパターンを有するデバイスが形成され、表面の外周部を除いた領域が樹脂で封止されたパッケージウェーハを保持する回転可能な保持テーブルと、該保持テーブルに保持されたパッケージウェーハを切削ブレードで切削する切削手段と、該保持テーブルをX軸方向に加工送りする加工送り手段と、該切削手段を該分割予定ラインの間隔に対応してY軸方向に割り出し送りする割り出し送り手段と、各構成要素を制御する制御手段と、を備える切削装置でパッケージウェーハを切削する加工方法であって、該キーパターンの位置を示すキーパターン位置情報と、該キーパターンから最寄りの該分割予定ラインまでの距離を示す距離情報と、隣接する2本の分割予定ラインの間隔を示す間隔情報と、該樹脂で封止された樹脂封止領域の位置を示す樹脂封止領域位置情報と、を該制御手段に登録するとともに、該キーパターン位置情報、該距離情報、該間隔情報、及び該樹脂封止領域位置情報から、該樹脂封止領域より外側の領域で露出するキーパターンである露出キーパターンの位置を割り出し該制御手段に登録する登録ステップと、パッケージウェーハを該保持テーブルで保持し、該露出キーパターンを用いて該分割予定ラインの向きを該X軸方向と平行に調整した上で、該保持テーブルに保持されたパッケージウェーハを該分割予定ラインに沿って切削ブレードで切削する切削ステップと、を備え、該切削ステップは、切削によって形成した切削溝と、該切削溝に対応する該分割予定ラインの最寄りの該露出キーパターンと、を所定のタイミングで検出し、該切削溝から該露出キーパターンまでの距離と、該登録ステップで登録された該切削溝に対応する該分割予定ラインから最寄りの該キーパターンまでの距離と、の差をずれ量として測定するずれ量測定ステップと、該ずれ量に応じて該割り出し送りの送り量を補正する補正ステップと、該補正ステップで補正された割り出し送りの送り量で該切削ブレードを割り出し送りする割り出し送りステップと、を含むことを特徴とするパッケージウェーハの加工方法が提供される。
本発明に係るパッケージウェーハの加工方法では、パッケージウェーハの樹脂封止領域より外側の領域で露出する露出キーパターンを利用して分割予定ラインの向きをX軸方向と平行に調整するので、パッケージウェーハを高い精度でアライメントできる。
また、少なくとも1つのキーパターンの位置を示すキーパターン位置情報と、キーパターンから最寄りの分割予定ラインまでの距離を示す距離情報と、隣接する2本の分割予定ラインの間隔を示す間隔情報と、樹脂封止領域の位置を示す樹脂封止領域位置情報と、から、樹脂封止領域より外側の領域で露出する全ての露出キーパターンの位置を割り出してアライメントに用いるので、使用するキーパターンを作業者が選定し、探し出す場合等と比べて、パッケージウェーハを短時間にアライメントできる。
さらに、露出キーパターンを利用して切削ステップ中に割り出し送りの送り量を補正するので、パッケージウェーハの加工精度を高く保てる。また、数少ない露出キーパターンを適切に用いて割り出し送りの送り量を補正できるので、キーパターンが見つからない等のエラーで加工が停止してしまうこともない。このように、本発明によれば、加工の精度を高く保つとともに、加工に要する時間を短縮可能なパッケージウェーハの加工方法を提供できる。
本実施形態に係るパッケージウェーハの加工方法が実施される切削装置の構成例を模式的に示す斜視図である。 図2(A)は、保持テーブルに吸引保持された状態のパッケージウェーハを模式的に示す平面図であり、図2(B)は、保持テーブルに吸引保持された状態のパッケージウェーハを模式的に示す一部断面側面図である。 パッケージウェーハに切削ブレードを切り込ませる様子を模式的に示す一部断面側面図である。 ずれ量測定ステップ及び補正ステップを模式的に示す平面図である。 図5(A)、図5(B)及び図5(C)は、異なる2本の分割予定ラインにそれぞれ対応する2つのキーパターンを用いる調整方法を模式的に示す平面図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態に係るパッケージウェーハの加工方法は、登録ステップ、及び切削ステップ(図3参照)を含む。切削ステップは、さらに、ずれ量測定ステップ(図4参照)、補正ステップ(図4参照)、及び割り出し送りステップを含んでいる。
登録ステップでは、加工対象となるパッケージウェーハの設計情報に基づいて、パッケージウェーハの加工に必要な各種の情報を切削装置の制御装置に登録する。具体的には、キーパターンの位置を示すキーパターン位置情報、キーパターンから最寄りの分割予定ラインまでの距離を示す距離情報、隣接する2本の分割予定ラインの間隔を示す間隔情報、樹脂で封止された樹脂封止領域の位置を示す樹脂封止領域位置情報を登録する。さらに、これらの情報から、樹脂封止領域より外側の領域で露出するキーパターン(露出キーパターン)の位置を割り出して、制御装置に登録する。
切削ステップでは、まず、切削装置の保持テーブルでパッケージウェーハを保持し、露出キーパターンに基づいて、分割予定ライン(ストリート)の向きが加工送り方向(X軸方向)と平行になるようにパッケージウェーハの向きを調整する。そして、その後、分割予定ラインに沿って切削ブレードを切り込ませ、パッケージウェーハを切削する。
ずれ量測定ステップでは、切削によって形成した切削溝と、この切削溝に対応する分割予定ラインの最寄りの露出キーパターンと、を任意のタイミングで検出する。そして、検出した切削溝から最寄りの露出キーパターンまでの距離と、この切削溝に対応する分割予定ラインから最寄りのキーパターンまでの距離と、の差を割り出し送りのずれ量として算出する。
なお、分割予定ラインから最寄りのキーパターンまでの距離は、登録ステップで登録された距離情報に基づいて算出される。補正ステップでは、切削ブレードを割り出し送り方向(Y軸方向)に送る割り出し送りの送り量を、算出されたずれ量に応じて補正する。割り出し送りステップでは、補正ステップで補正された送り量で切削ブレードを割り出し送りする。なお、割り出し送りステップの後には、元の送り量(補正前の送り量)でパッケージウェーハの加工を続ける。以下、本実施形態に係るパッケージウェーハの加工方法について詳述する。
まず、本実施形態に係るパッケージウェーハの加工方法が実施される切削装置について説明する。図1は、本実施形態に係るパッケージウェーハの加工方法が実施される切削装置の構成例を模式的に示す斜視図である。図1に示すように、切削装置2は、各構造を支持する基台4を備えている。
基台4の上面には、X軸方向(前後方向、加工送り方向)に長い矩形状の開口4aが形成されている。この開口4a内には、X軸移動テーブル6、X軸移動テーブル6をX軸方向に移動させるX軸移動機構(加工送り手段)(不図示)、及びX軸移動機構を覆う防塵防滴カバー8が設けられている。
X軸移動機構は、X軸方向に平行な一対のX軸ガイドレール(不図示)を備えており、X軸ガイドレールには、X軸移動テーブル6がスライド可能に設置されている。X軸移動テーブル6の下面側には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、X軸ガイドレールと平行なX軸ボールネジ(不図示)が螺合されている。
X軸ボールネジの一端部には、X軸パルスモータ(不図示)が連結されている。X軸パルスモータでX軸ボールネジを回転させることで、X軸移動テーブル6はX軸ガイドレールに沿ってX軸方向に移動する。
X軸移動テーブル6上には、パッケージウェーハを吸引保持する保持テーブル10が設けられている。保持テーブル10は、モータ等の回転駆動源(不図示)と連結されており、Z軸方向(鉛直方向)に平行な回転軸の周りに回転する。また、保持テーブル10は、上述のX軸移動機構でX軸方向に加工送りされる。
保持テーブル10の表面(上面)は、パッケージウェーハを吸引保持する保持面10aとなっている。この保持面10aは、保持テーブル10の内部に形成された流路(不図示)を通じて吸引源(不図示)と接続されている。
図2(A)は、保持テーブル10に吸引保持された状態のパッケージウェーハを模式的に示す平面図であり、図2(B)は、保持テーブル10に吸引保持された状態のパッケージウェーハを模式的に示す一部断面側面図である。
図2(A)及び図2(B)に示すように、パッケージウェーハ11は、例えば、WL−CSP(Wafer Level Chip Size Package)基板であり、シリコン等の材料でなる円盤状のウェーハ13を含む。ウェーハ13の表面13aは、格子状に配列された分割予定ライン(ストリート)15で複数の領域に区画されており、各領域にはIC等のデバイス17が形成されている。
分割予定ライン15は、第1の方向に伸びる複数の第1の分割予定ライン15aと、第1の方向と直交する第2の方向に伸びる複数の第2の分割予定ライン15bとを含む。隣接する2本の第1の分割予定ライン15aの間隔d1、及び隣接する2本の第2の分割予定ライン15bの間隔d2は、それぞれ略一定である。
各デバイス17には、特徴的な形状のキーパターン19が含まれている。すなわち、ウェーハ13の表面13aには、複数のキーパターン19が規則的に配列されている。隣接する2つのキーパターン19の間隔は、分割予定ライン15の間隔と等しく、間隔d1又は間隔d2である。
ウェーハ13の表面13aにおいて、外周部を除く領域(中央部)は、樹脂21で封止されており、デバイス17及びキーパターン19が露出していない。これに対して、表面13aの外周部は樹脂21で覆われておらず、デバイス17及びキーパターン19の一部が露出している。
図2(B)に示すように、ウェーハ13の裏面13b側には、保護部材23が貼着されている。保護部材23としては、例えば、ウェーハ13と略同径の円盤状に形成された粘着テープ、樹脂基板等を用いることができる。
切削装置2において、開口4aと近接する位置には、上述したパッケージウェーハ11を保持テーブル10へと搬送する搬送機構(搬送手段)(不図示)が設けられている。搬送機構で搬送されたパッケージウェーハ11は、樹脂21で封止された表面13a側が上方に露出するように保持テーブル10に載置される。
基台4の上面には、パッケージウェーハ11を切削する切削ユニット(切削手段)12を支持する門型の支持構造14が、開口4aを跨ぐように配置されている。支持構造14の前面上部には、切削ユニット12をY軸方向(割り出し送り方向)及びZ軸方向(鉛直方向)に移動させる切削ユニット移動機構(割り出し送り手段)16が設けられている。
切削ユニット移動機構16は、支持構造14の前面に配置されY軸方向に平行な一対のY軸ガイドレール18を備えている。Y軸ガイドレール18には、切削ユニット移動機構16を構成するY軸移動プレート20がスライド可能に設置されている。
Y軸移動プレート20の裏面側(後面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Y軸ガイドレール18と平行なY軸ボールネジ22が螺合されている。Y軸ボールネジ22の一端部には、Y軸パルスモータ(不図示)が連結されている。Y軸パルスモータでY軸ボールネジ22を回転させれば、Y軸移動プレート20は、Y軸ガイドレール18に沿ってY軸方向に移動する。
Y軸移動プレート20の表面(前面)には、Z軸方向に平行な一対のZ軸ガイドレール24が設けられている。Z軸ガイドレール24には、Z軸移動プレート26がスライド可能に設置されている。
Z軸移動プレート26の裏面側(後面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Z軸ガイドレール24と平行なZ軸ボールネジ28が螺合されている。Z軸ボールネジ28の一端部には、Z軸パルスモータ30が連結されている。Z軸パルスモータ30でZ軸ボールネジ28を回転させれば、Z軸移動プレート26は、Z軸ガイドレール24に沿ってZ軸方向に移動する。
Z軸移動プレート26の下部には、パッケージウェーハ11を切削する切削ユニット12が設けられている。また、切削ユニット12と隣接する位置には、パッケージウェーハ11の上面側(表面13a側)を撮像するカメラ32が設置されている。切削ユニット移動機構16で、Y軸移動プレート20をY軸方向に移動させれば、切削ユニット12及びカメラ32は割り出し送りされ、Z軸移動プレート26をZ軸方向に移動させれば、切削ユニット12及びカメラ32は昇降する。
切削ユニット12は、Y軸方向に平行な回転軸を構成するスピンドル(不図示)の一端側に装着された円環状の切削ブレード34を備えている。スピンドルの他端側にはモータ等の回転駆動源(不図示)が連結されており、スピンドルに装着された切削ブレード34を回転させる。
X軸移動機構、保持テーブル10、搬送機構、切削ユニット12、切削ユニット移動機構16等の構成要素は、それぞれ、制御装置(制御手段)36に接続されている。この制御装置36は、パッケージウェーハ11の切削に必要な一連の工程に合わせて、上述した各構成要素を制御する。
次に、上述した切削装置2で実施されるパッケージウェーハの加工方法を説明する。本実施形態に係るパッケージウェーハの加工方法では、はじめに、パッケージウェーハ11の加工に必要な情報を制御装置36に登録する登録ステップを実施する。
具体的には、パッケージウェーハ11のキーパターン19の位置を示すキーパターン位置情報、キーパターン19から最寄りの分割予定ライン15(最寄りの第1の分割予定ライン15a、及び最寄りの第2の分割予定ライン15b)までの距離を示す距離情報、隣接する2本の分割予定ライン15の間隔を示す間隔情報、及び、樹脂21で封止された樹脂封止領域の位置を示す樹脂封止領域位置情報を、制御装置36のメモリ(不図示)に記憶させる。
キーパターン位置情報は、キーパターン19の位置を示す座標情報である。このキーパターン位置情報には、少なくとも1つのキーパターン19に対応する座標情報が含まれていれば良い。間隔情報は、隣接する2本の第1の分割予定ライン15aの間隔d1、及び隣接する2本の第2の分割予定ライン15bの間隔d2に相当する。樹脂封止領域位置情報は、例えば、樹脂21で覆われた樹脂封止領域の外縁を示す座標情報である。キーパターン位置情報、距離情報、間隔情報、及び、樹脂封止領域位置情報は、パッケージウェーハ11の設計情報等から導き出される。
キーパターン位置情報、距離情報、間隔情報、及び、樹脂封止領域位置情報がメモリに記憶されると、制御装置36は、これらの情報に基づいて、樹脂封止領域より外側の領域で露出するキーパターン19(露出キーパターン)の位置を割り出す。
具体的には、まず、キーパターン位置情報、距離情報、間隔情報から、樹脂21で覆われ露出していないキーパターン19を含む全てのキーパターン19の位置(座標情報)を求める。キーパターン19は、上述のように間隔d1又は間隔d2で規則的に配列されている。よって、制御装置36は、キーパターン位置情報、距離情報、間隔情報から、全てのキーパターン19の位置を求めることができる。
全てのキーパターン19の位置を求めた後には、各キーパターン19の位置が、樹脂封止領域位置情報の示す樹脂封止領域の外縁より外側にあるか否かを判定する。樹脂封止領域の外縁より外側にあると判定されたキーパターン19の座標情報は、樹脂21で覆われていないキーパターン19(露出キーパターン)の位置を示す露出キーパターン位置情報として制御装置36のメモリに記憶される。
登録ステップの後には、パッケージウェーハ11を切削する切削ステップを実施する。切削ステップでは、まず、加工対象のパッケージウェーハ11を搬送機構で搬送し、樹脂21側(表面13a側)が上方に露出するように保持テーブル10に載置する。次に、吸引源の負圧を作用させて、パッケージウェーハ11を保持テーブル10に吸引保持させる。
パッケージウェーハ11を保持テーブル10に吸引保持させた後には、カメラ32でパッケージウェーハ11の上面側(表面13a側)を撮像する。次に、形成された撮像画像及び露出キーパターン位置情報に基づいて、例えば、所定の分割予定ライン15に対応し、パッケージウェーハ11の外周部で露出する2つのキーパターン19(露出キーパターン)を検出する。
なお、パッケージウェーハ11は所定の許容誤差範囲内の位置及び向きで保持テーブル10に載置されるので、露出キーパターン位置情報が示す座標の近傍を検索することで、対象のキーパターン19(露出キーパターン)を短時間に検出できる。
次に、検出されたキーパターン19の実際の座標を撮像画像から割り出し、割り出された座標情報に基づいて、分割予定ライン15の向きを加工送り方向(X軸方向)と平行に調整する。具体的には、割り出されたキーパターン19の実座標に基づいて適切な回転角度を設定し、保持テーブル10を回転させる。
分割予定ライン15の向きを加工送り方向と平行に調整した後には、分割予定ライン15に沿って切削ブレード34を切り込ませ、パッケージウェーハ11を切削する。図3は、パッケージウェーハ11に切削ブレード34を切り込ませる様子を模式的に示す一部断面側面図である。
具体的には、まず、切削ブレード34が対象の分割予定ライン15の直上に配置されるように、保持テーブル10と切削ユニット12とを移動させる。その後、高速に回転させた切削ブレード34をパッケージウェーハ11に切り込ませるとともに、保持テーブル10をX軸方向に加工送りする。これにより、パッケージウェーハ11を切削して、対象の分割予定ライン15に沿う切削溝25を形成できる。
対象の分割予定ライン15に切削溝25を形成した後には、切削ユニット12をY軸方向に割り出し送りして、隣接する分割予定ライン15の直上に切削ブレード34を配置する。ここで、切削ユニット12の送り量(割り出し送りの送り量)は、隣接する2本の分割予定ライン15の間隔に対応させる。
すなわち、上述した第1の分割予定ライン15aに沿ってパッケージウェーハ11を切削する場合には、間隔d1に対応する送り量が設定される。また、上述した第2の分割予定ライン15bに沿ってパッケージウェーハ11を切削する場合には、間隔d2に対応する送り量が設定される。
ところで、上述した切削ステップでは、発生する熱等の要因で実際の送り量が変動し、割り出し送り後の切削ブレード34の位置が分割予定ライン15に対してずれてしまうことがある。このように切削ブレード34の位置がずれると、パッケージウェーハ11の加工精度を維持できなくなる。
そこで、本実施形態に係るパッケージウェーハの加工方法では、切削ステップ中の任意のタイミングで、ずれ量測定ステップ及び補正ステップを実施し、割り出し送りの送り量を補正する。これにより、後の割り出し送りステップにおいて、補正ステップで補正された送り量で切削ブレード34を割り出し送りして、パッケージウェーハ11の加工精度を維持できる。
図4は、ずれ量測定ステップ及び補正ステップを模式的に示す平面図である。ずれ量測定ステップでは、まず、図4に示すように、カメラ32でパッケージウェーハ11の上面側(表面13a側)を撮像する。
次に、撮像画像や露出キーパターン位置情報等に基づいて、例えば、任意の分割予定ライン15cに沿って形成された切削溝25aと、切削溝25aに対応する分割予定ライン15cの最寄りのキーパターン19a(露出キーパターン)と、を検出する。
さらに、分割予定ライン15cから最寄りのキーパターン19aまでの距離d3を、上述した距離情報に基づいて算出する。この距離d3は、例えば、分割予定ライン15aの幅方向の中心から最寄りのキーパターン19aまでの距離である。
また、撮像画像等に基づいて、切削溝25aから最寄りのキーパターン19a(露出キーパターン)までの距離d4を算出する。この距離d4は、例えば、切削溝25aの幅方向の中心から最寄りのキーパターン19aまでの距離である。次に、距離d3と距離d4との差d3−d4(又は、d4−d3)を算出し、割り出し送りのずれ量としてメモリに記憶させる。
補正ステップでは、割り出し送りの送り量を、上述したずれ量に応じて補正する。具体的には、既に設定されている送り量に対し、上述したずれ量に相当する補正量を減じる(又は、加える)。補正後の送り量は、メモリに記憶される。
ずれ量測定ステップ及び補正ステップの後には、切削ブレード34を割り出し送りする割り出し送りステップを実施する。この割り出し送りステップでは、補正ステップで補正された送り量で切削ブレード34を割り出し送りする。これにより、割り出し送り後の切削ブレード34を分割予定ライン15の幅方向の中心に合わせて、パッケージウェーハ11の加工精度を高く維持できる。
なお、割り出し送りステップの後には、元の送り量(補正前の送り量)に戻してパッケージウェーハ11の加工を続ける。すなわち、補正後の送り量を用いる割り出し送りは、1回だけで良い。
以上のように、本実施形態に係るパッケージウェーハの加工方法では、パッケージウェーハ11の樹脂封止領域より外側の領域で露出するキーパターン19(露出キーパターン)を利用して分割予定ライン15の向きをX軸方向と平行に調整するので、パッケージウェーハ11を高い精度でアライメントできる。
また、少なくとも1つのキーパター19ンの位置を示すキーパターン位置情報と、キーパターン19から最寄りの分割予定ライン15までの距離を示す距離情報と、隣接する2本の分割予定ライン15の間隔を示す間隔情報と、樹脂封止領域の位置を示す樹脂封止領域位置情報と、から、樹脂封止領域より外側の領域で露出する全てのキーパターン19(露出キーパターン)の位置を割り出してアライメントに用いるので、使用するキーパターン19を作業者が選定し、探し出す場合等と比べて、パッケージウェーハ11を短時間にアライメントできる。
さらに、露出したキーパターン19(露出キーパターン)を利用して切削ステップ中に割り出し送りの送り量を補正するので、パッケージウェーハ11の加工精度を高く保てる。また、数少ない露出したキーパターン19(露出キーパターン)を適切に用いて割り出し送りの送り量を補正できるので、キーパターン19が見つからない等のエラーで加工が停止してしまうこともない。このように、本実施形態によれば、加工の精度を高く保つとともに、加工に要する時間を短縮可能なパッケージウェーハの加工方法を提供できる。
なお、本発明は上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施形態では、分割予定ライン15の向きを加工送り方向と平行に調整する際に、所定の分割予定ライン15に対応した2つのキーパターン19(露出キーパターン)を用いているが、本発明はこの態様に限定されない。例えば、異なる2本の分割予定ライン15にそれぞれ対応する2つのキーパターン19(露出キーパターン)を用いても良い。
図5(A)、図5(B)及び図5(C)は、異なる2本の分割予定ライン15にそれぞれ対応する2つのキーパターン19を用いる調整方法を模式的に示す平面図である。この調整方法では、まず、登録用のパッケージウェーハ11aを搬送機構で搬送し、樹脂21側(表面13a側)が上方に露出するように保持テーブル10に載置する。次に、吸引源の負圧を作用させて、パッケージウェーハ11aを保持テーブル10に吸引保持させる。
パッケージウェーハ11aを保持テーブル10に吸引保持させた後には、カメラ32でパッケージウェーハ11aの上面側(表面13a側)を撮像する。次に、形成された撮像画像に基づいて、例えば、第1の方向に伸びる第1の分割予定ライン15aがX軸方向と平行になるように保持テーブル10を回転させ、パッケージウェーハ11aの向きを調整する。ここで、保持テーブル10の回転角度(回転量)は、オペレーターによって調節される。
パッケージウェーハ11aの向きを調整した後には、パッケージウェーハ11aの外周部において、異なる2本の分割予定ライン15に対応する露出した2個のキーパターン19を選び出す。図5(A)に示すように、ここでは、第1の分割予定ライン15a−1に対応する第1のキーパターン19bと、第1の分割予定ライン15a−2に対応する第2のキーパターン19cとを選び出している。
そして、第1のキーパターン19bの座標(X1,Y1)と、第2のキーパターン19cの座標(X2,Y2)と、を座標情報として制御装置36に登録する。また、第1のキーパターン19bの座標(X1,Y1)と、第2のキーパターン19cの座標(X2,Y2)と、の位置関係(ΔX(=X2−X1),ΔY(=Y2−Y1))を算出し、位置関係情報として制御装置36に登録する。
なお、第1の分割予定ライン15a−1から第1のキーパターン19bまでの距離と、第1の分割予定ライン15a−2から第2のキーパターン19cまでの距離とは、共にd5である。以上により、調整に必要な座標情報及び位置関係情報を切削装置2に登録できる。
第1のキーパターン19b及び第2のキーパターン19cとしては、第1の分割予定ライン15aの延在するX軸方向において十分に離れた2個のキーパターン19を選び出すことが好ましい。このように、十分に離れた2個のキーパターン19を選択することで、保持テーブル10の回転方向におけるパッケージウェーハ11のずれが明確になるので、調整の精度を高め易くなる。
座標情報及び位置関係情報を登録した後には、加工対象のパッケージウェーハ11bを搬送機構で搬送し、樹脂21側(表面13a側)が上方に露出するように保持テーブル10に載置する。次に、吸引源の負圧を作用させて、パッケージウェーハ11bを保持テーブル10に吸引保持させる。
パッケージウェーハ11bを保持テーブル10に吸引保持させた後には、カメラ32でパッケージウェーハ11bの上面側(表面13a側)を撮像する。次に、形成された撮像画像及び制御装置36に登録されている座標情報に基づいて、図5(B)に示すように、パッケージウェーハ11bの外周部で露出している第1のキーパターン19dと第2のキーパターン19eとを検出する。
パッケージウェーハ11bは搬送機構により所定の許容誤差範囲内の位置及び向きで保持テーブル10に載置されるので、あらかじめ制御装置36に登録されている座標情報に基づいて、パッケージウェーハ11bの第1のキーパターン19d及び第2のキーパターン19eを検出できる。
次に、検出された第1のキーパターン19dの座標(X1´,Y1´)と、第2のキーパターン19eの座標(X2´,Y2´)と、の位置関係(ΔX´(=X2´−X1´),ΔY´(=Y2´−Y1´))を算出し、登録されている位置関係情報と比較する。その後、制御装置36は、位置関係(ΔX´,ΔY´)と位置関係(ΔX,ΔY)との差に対応する回転角度θを設定し、図5(C)に示すように保持テーブル10を回転させる。
これにより、第1のキーパターン19dは、座標(X1´,Y1´)から座標(X1,Y1)へと移動し、第2のキーパターン19eは、座標(X2´,Y2´)から座標(X2,Y2)へと移動する。つまり、パッケージウェーハ11bの向きは、第1の方向に伸びる第1の分割予定ライン15aがX軸方向と平行になるように調整される。なお、この調整は、制御装置36の制御に基づき自動で行われる。
この調整方法では、異なる2本の第1の分割予定ライン15aにそれぞれ対応し互いに離間する第1のキーパターン19b,19dと第2のキーパターン19c,19eとを用いて調整するので、少なくとも、2個のキーパターンがパッケージウェーハ11の上面側(表面側)に露出していれば、高い精度で調整できる。
なお、ここでは、第1の方向に伸びる第1の分割予定ライン15aをX軸方向と平行に調整しているが、同様の方法で、第1の方向に伸びる第1の分割予定ライン15aをY軸方向と平行に調整することもできる。もちろん、第2の方向に伸びる第2の分割予定ライン15bをX軸方向と平行に調整しても良いし、第2の方向に伸びる第2の分割予定ライン15bをY軸方向と平行に調整しても良い。
また、この調整方法では、パッケージウェーハ11毎に基準点の異なる座標軸を用いてキーパターン19の座標を表現しても良い。すなわち、登録用のパッケージウェーハと、加工対象のパッケージウェーハとで、キーパターン19を表す座標軸の基準点が一致している必要はない。
このように、基準点の異なる座標軸を用いることができるのは、各パッケージウェーハ11中の2個のキーパターンの位置関係(ΔX,ΔY),(ΔX´,ΔY´)が、座標軸の基準点によらず、2個のキーパターンの相対的な位置のみによって決定されるためである。
この場合、例えば、登録用のパッケージウェーハの座標(A,B)と、加工対象のパッケージウェーハの座標(A,B)とは、保持テーブル10の回転軸を基準点(0,0)とする座標軸において、異なる位置を示すことがある。いずれにしても、各パッケージウェーハ11のキーパターン19の座標は、位置関係(ΔX,ΔY),(ΔX´,ΔY´)を算出するために使用できれば良い。
その他、上記実施形態に係る構成、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11,11a,11b パッケージウェーハ
13 ウェーハ
13a 表面
13b 裏面
15,15c 分割予定ライン(ストリート)
15a,15a−1,15a−2 第1の分割予定ライン
15b 第2の分割予定ライン
17 デバイス
19,19a キーパターン
19b,19d 第1のキーパターン
19c,19e 第2のキーパターン
21 樹脂
23 保護部材
25,25a 切削溝
2 切削装置
4 基台
4a 開口
6 X軸移動テーブル
8 防塵防滴カバー
10 保持テーブル
10a 保持面
12 切削ユニット(切削手段)
14 支持構造
16 切削ユニット移動機構(割り出し送り手段)
18 Y軸ガイドレール
20 Y軸移動プレート
22 Y軸ボールネジ
24 Z軸ガイドレール
26 Z軸移動プレート
28 Z軸ボールネジ
30 Z軸パルスモータ
32 カメラ
34 切削ブレード
36 制御装置(制御手段)

Claims (1)

  1. 表面に形成された交差する複数の分割予定ラインによって区画された領域にキーパターンを有するデバイスが形成され、表面の外周部を除いた領域が樹脂で封止されたパッケージウェーハを保持する回転可能な保持テーブルと、該保持テーブルに保持されたパッケージウェーハを切削ブレードで切削する切削手段と、該保持テーブルをX軸方向に加工送りする加工送り手段と、該切削手段を該分割予定ラインの間隔に対応してY軸方向に割り出し送りする割り出し送り手段と、各構成要素を制御する制御手段と、を備える切削装置でパッケージウェーハを切削する加工方法であって、
    該キーパターンの位置を示すキーパターン位置情報と、該キーパターンから最寄りの該分割予定ラインまでの距離を示す距離情報と、隣接する2本の分割予定ラインの間隔を示す間隔情報と、該樹脂で封止された樹脂封止領域の位置を示す樹脂封止領域位置情報と、を該制御手段に登録するとともに、該キーパターン位置情報、該距離情報、該間隔情報、及び該樹脂封止領域位置情報から、該樹脂封止領域より外側の領域で露出するキーパターンである露出キーパターンの位置を割り出し該制御手段に登録する登録ステップと、
    パッケージウェーハを該保持テーブルで保持し、該露出キーパターンを用いて該分割予定ラインの向きを該X軸方向と平行に調整した上で、該保持テーブルに保持されたパッケージウェーハを該分割予定ラインに沿って切削ブレードで切削する切削ステップと、を備え、
    該切削ステップは、
    切削によって形成した切削溝と、該切削溝に対応する該分割予定ラインの最寄りの該露出キーパターンと、を所定のタイミングで検出し、該切削溝から該露出キーパターンまでの距離と、該登録ステップで登録された該切削溝に対応する該分割予定ラインから最寄りの該キーパターンまでの距離と、の差をずれ量として測定するずれ量測定ステップと、
    該ずれ量に応じて該割り出し送りの送り量を補正する補正ステップと、
    該補正ステップで補正された割り出し送りの送り量で該切削ブレードを割り出し送りする割り出し送りステップと、を含むことを特徴とするパッケージウェーハの加工方法。
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