JP2017152457A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】特性インピーダンスを改善することによって高い伝送特性を得ることが可能なコイル部品を提供する。【解決手段】互いに巻回数の等しいスパイラル導体41,42間に設けられた絶縁層32と、互いに巻回数の等しいスパイラル導体43,44間に設けられた絶縁層34を含み、スパイラル導体41,43は短絡されてコイルを構成し、スパイラル導体42,44は短絡されてコイルを構成し、スパイラル導体41,42の巻回数は、スパイラル導体43,44の巻回数よりも多く、絶縁層32の膜厚は絶縁層34の膜厚よりも薄い。本発明によれば、相対的に巻回数の多いスパイラル導体41,42間には相対的に薄い絶縁層32が設けられ、相対的に巻回数の少ないスパイラル導体43,44間には相対的に厚い絶縁層34が設けられていることから、スパイラル導体間における特性インピーダンスの差が低減される。【選択図】図2

Description

本発明はコイル部品に関し、特に、4つのスパイラル導体が積層されてなるコイル部品に関する。
一般的なコモンモードフィルタは、磁性基板上に2つのスパイラル導体が積層され、これにより2つのスパイラル導体が互いに磁気結合する構成を有している。しかしながら、スパイラル導体が2つであると、巻回数を多くしつつ十分な導体幅を確保することが困難となる。このような問題を解決する方法として、4つのスパイラル導体を積層し、このうちの2つを短絡して第1のコイルとし、残りの2つを短絡して第2のコイルとする方法が挙げられる(特許文献1、2参照)。
特開2015−5628号公報 特開2007−200923号公報
しかしながら、4つのスパイラル導体を積層する場合、短絡された各コイルに必要な巻回数によっては、上層のスパイラル導体の巻回数と下層のスパイラル導体の巻回数が相違することがある。この場合、巻回数の多いスパイラル導体と巻回数の少ないスパイラル導体の特性インピーダンスが相違してしまい、信号の伝送特性が悪化することがあった。
したがって、本発明の目的は、スパイラル導体間において巻回数に差がある場合であっても、特性インピーダンスを改善することによって高い伝送特性を得ることが可能なコイル部品を提供することである。
本発明によるコイル部品は、複数の絶縁層を介して互いに積層された第1、第2、第3及び第4のスパイラル導体を備え、前記複数の絶縁層は、前記第1のスパイラル導体と前記第2のスパイラル導体との間に設けられた第1の絶縁層と、前記第3のスパイラル導体と前記第4のスパイラル導体との間に設けられた第2の絶縁層とを含み、前記第1のスパイラル導体と前記第3のスパイラル導体は短絡されて第1のコイルを構成し、前記第2のスパイラル導体と前記第4のスパイラル導体は短絡されて第2のコイルを構成し、前記第1のスパイラル導体と前記第2のスパイラル導体の巻回数は互いに等しく、前記第3のスパイラル導体と前記第4のスパイラル導体の巻回数は互いに等しく、前記第1及び第2のスパイラル導体の巻回数は、前記第3及び第4のスパイラル導体の巻回数よりも多く、前記第1の絶縁層の膜厚は、前記第2の絶縁層の膜厚よりも薄いことを特徴とする。
本発明によれば、相対的に巻回数の多い第1及び第2のスパイラル導体間には相対的に薄い第1の絶縁層が設けられ、相対的に巻回数の少ない第3及び第4のスパイラル導体間には相対的に厚い第2の絶縁層が設けられていることから、スパイラル導体間における特性インピーダンスの差が低減される。これにより、従来よりも高い伝送特性を得ることが可能となる。
本発明において、前記第1のスパイラル導体と前記第2のスパイラル導体の導体幅は互いに等しく、前記第3のスパイラル導体と前記第4のスパイラル導体の導体幅は互いに等しく、前記第3及び第4のスパイラル導体の導体幅は、前記第1及び第2のスパイラル導体の導体幅よりも太いことが好ましい。これによれば、直流抵抗をより低減することが可能となる。
本発明において、前記第1、第2、第3及び第4のスパイラル導体は、磁性基板上にこの順に積層されていることが好ましい。これによれば、より平坦性の高い低層位置に第1及び第2のスパイラル導体が配置されることから、巻回数の多い第1及び第2のスパイラル導体を容易に形成することが可能となる。
本発明において、前記第1及び第2のスパイラル導体の巻回数と、前記第3及び第4のスパイラル導体の巻回数との差は、奇数であることが好ましい。この場合、各スパイラル導体の巻回数を一致させることは困難となるが、このような場合であっても、高い伝送特性を確保することが可能となる。
本発明において、前記第1、第2、第3及び第4のスパイラル導体のそれぞれは、所定の導体幅を有する所定ターンと、前記所定ターンよりも内周側に位置し、導体幅が前記所定の導体幅よりも細い内周ターンと、前記所定ターンよりも外周側に位置し、導体幅が前記所定の導体幅よりも太い外周ターンとを含むことが好ましい。特に、前記第1、第2、第3及び第4のスパイラル導体のそれぞれを構成する複数ターンは、内周側から外周側に向かって連続的又は段階的に導体幅が太くなることが好ましい。これによれば、同じスパイラル導体内における特性インピーダンスのばらつきについても低減されることから、より高い伝送特性を得ることが可能となる。
本発明によれば、スパイラル導体間において巻回数に差がある場合であっても、特性インピーダンスの差が低減されることから、より高い伝送特性を得ることが可能となる。
図1は、本発明の好ましい実施形態によるコイル部品10の外観を示す略斜視図である。 図2は、積層構造体20の構造を説明するための図である。 図3は、コイル部品10の等価回路図である。 図4は、積層方向における積層構造体20の部分断面図である。 図5は、積層構造体20の形成方法を説明するための工程図である。 図6は、積層構造体20の形成方法を説明するための工程図である。 図7は、変形例による第1のスパイラル導体41の一部を示す部分平面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態によるコイル部品10の外観を示す略斜視図であって、実装状態に対して上下反転させた図である。
図1に示すように、本実施形態によるコイル部品10は、略直方体形状である表面実装型のコモンモードフィルタであり、磁性基板11と、磁性基板11上に設けられた積層構造体20と、積層構造体20上に設けられた第1〜第4の端子電極E1〜E4及び磁性樹脂層12とを備えている。積層構造体20の具体的な構成については後述する。特に限定されるものではないが、コイル部品10のサイズは、x方向における長さが0.65mm、y方向における幅が0.5mm、z方向における高さが0.3mmである。実装時においては、図1に示す状態から上下反転され、第1〜第4の端子電極E1〜E4が設けられたxy面がプリント基板と向かい合うようにして実装される。本実施形態によるコイル部品10は、磁性基板11上に積層構造体20が積層されてなる積層型の薄膜コイル部品であり、磁性コア又はボビンにワイヤを巻回してなるいわゆる巻線型のコイル部品とはタイプが異なるものである。
磁性基板11は積層構造体20を積層する際の基板であるとともに、積層構造体20を物理的に保護し、且つ、コイル部品10の磁路を構成するものである。磁性基板11の材料としては、焼結フェライト、複合フェライト(フェライト粉含有樹脂)等を用いることができるが、機械的強度が高く磁気特性に優れた焼結フェライトを用いることが特に好ましい。
第1〜第4の端子電極E1〜E4は、いずれも角部に配置されている。このため、端子電極E1〜E4は、コイル部品10の3つの側面(xy面、xz面、yz面)に露出している。特に限定されるものではないが、端子電極E1〜E4は厚膜めっき法によって形成され、その厚さはスパッタリング法やスクリーン印刷により形成される電極パターンよりも十分に厚い。
磁性樹脂層12は、積層構造体20を物理的に保護するとともに、第1〜第4の端子電極E1〜E4を固定・支持するものであり、第1〜第4の端子電極E1〜E4の周囲を埋め込むように設けられている。磁性樹脂層12の上面(xy面)は、第1〜第4の端子電極E1〜E4の上面(xy面)と同一平面を構成している。磁性樹脂層12の材料としては、複合フェライトを用いることが好ましい。磁性樹脂層12は高い磁気特性を有しており、磁性基板11と共に磁路を構成する。
図2はコイル部品10の略分解斜視図であり、特に、積層構造体20の構造を説明するための図である。
図2に示すように、積層構造体20は、磁性基板11側から磁性樹脂層12側に向かって順に積層された絶縁層31〜35を備えており、これら絶縁層31〜35間に4つの導体層M1〜M4が形成されている。絶縁層31〜35は例えば樹脂からなり、第1〜第4の導体層M1〜M4を互いに分離する役割を果たす。
第1〜第4の導体層M1〜M4は、それぞれ第1〜第4のスパイラル導体41〜44を含む。このうち、第1及び第2のスパイラル導体41,42は、平面視で外周端から内周端に向かって時計回り(右回り)に巻回されており、第3及び第4のスパイラル導体43,44は、平面視で外周端から内周端に向かって反時計回り(左回り)に巻回されている。本実施形態においては、第1及び第2のスパイラル導体41,42の巻回数が6ターンであり、第3及び第4のスパイラル導体43,44の巻回数が5ターンである。つまり、その差は1ターンである。
第1のスパイラル導体41の外周端41aは、接続導体61,71,81を介して第1の端子電極E1に接続される。第2のスパイラル導体42の外周端42aは、接続導体72,82を介して第2の端子電極E2に接続される。第3のスパイラル導体43の外周端43aは、接続導体83を介して第3の端子電極E3に接続される。第4のスパイラル導体44の外周端44aは、第4の端子電極E4に接続される。
第1のスパイラル導体41の内周端41bは、接続導体65を介して、第3のスパイラル導体43の内周端43bに接続される。第2のスパイラル導体42の内周端42bは、接続導体75を介して、第4のスパイラル導体44の内周端44bに接続される。
これにより、等価回路図である図3に示すように、第1のスパイラル導体41と第3のスパイラル導体43は短絡され、第1のコイルC1を構成する。また、第2のスパイラル導体42と第4のスパイラル導体44は短絡され、第2のコイルC2を構成する。第1のコイルC1は第1の端子電極E1と第3の端子電極E3との間に直列に接続され、第2のコイルC2は第2の端子電極E2と第4の端子電極E4との間に直列に接続される。したがって、本実施形態によるコイル部品10は、コモンモードフィルタ回路を構成する。
図2に示すように、磁性樹脂層12は、第1〜第4の端子電極E1〜E4に対応する部分がくり抜かれた形状を有している。さらに、絶縁層31〜35にはそれぞれスルーホール31H〜35Hが設けられ、これらスルーホール31H〜35Hを埋めるよう、磁性樹脂層13が設けられている。磁性樹脂層13は磁性樹脂層12の一部であり、両者は一体的な構造を有している。
図4は、積層方向における積層構造体20の部分断面図である。
図4に示すように、第1のスパイラル導体41を構成する各ターンと第2のスパイラル導体42を構成する各ターンは、z方向から見て互いに重なる位置に設けられる。同様に、第3のスパイラル導体43を構成する各ターンと第4のスパイラル導体44を構成する各ターンは、z方向から見て互いに重なる位置に設けられる。これにより、第1のスパイラル導体41と第2のスパイラル導体42は互いに磁気結合し、第3のスパイラル導体43と第4のスパイラル導体44は互いに磁気結合する。本実施形態においては、第1及び第2のスパイラル導体41,42と、第3及び第4のスパイラル導体43,44もz方向に重なっているが、両者は互いに巻回数が異なるため、第1及び第2のスパイラル導体41,42を構成する各ターンと、第3及び第4のスパイラル導体43,44を構成する各ターンが正確に重なるわけではない。
そして、第1及び第2のスパイラル導体41,42の導体幅をW1とし、第3及び第4のスパイラル導体43,44の導体幅をW2とした場合、
W1<W2
である。一例として、W1=10μm、W2=12μmである。第3及び第4のスパイラル導体43,44の導体幅W2をより広く設計しているのは、第1及び第2のスパイラル導体41,42の巻回数(例えば6ターン)よりも、第3及び第4のスパイラル導体43,44の巻回数(例えば5ターン)の方が少なく、より導体幅を太くできる余裕があるからである。これにより、第3及び第4のスパイラル導体43,44の直流抵抗を低減することが可能となる。
さらに、第1及び第2のスパイラル導体41,42間を分離する絶縁層32の膜厚をH1とし、第3及び第4のスパイラル導体43,44間を分離する絶縁層34の膜厚をH2とした場合、
H1<H2
である。一例として、H1=6μm、H2=8μmである。
絶縁層32の膜厚H1を絶縁層34の膜厚H2よりも薄く設定しているのは、第3及び第4のスパイラル導体43,44の巻回数(例えば5ターン)よりも、第1及び第2のスパイラル導体41,42の巻回数(例えば6ターン)の方が多いからである。これは、巻回数が多くなるとインダクタンスが大きくなり、その分、漏れインダクタンス成分も増加するため、寄生キャパシタンス成分を増加させることによってバランスを図ることにより、特性インピーダンスを所望の値とすることができるからである。つまり、巻回数の多い第1及び第2のスパイラル導体41,42間に位置する絶縁層32の膜厚H1を薄くすることにより、第1及び第2のスパイラル導体41,42の寄生キャパシタンス成分を増加させる一方、巻回数の少ない第3及び第4のスパイラル導体43,44間に位置する絶縁層34の膜厚H2を厚くすることにより、第3及び第4のスパイラル導体43,44の寄生キャパシタンス成分を減少させている。これにより、各スパイラル導体41〜44の特性インピーダンスのばらつきが低減されることから、高い伝送特性を得ることが可能となる。
絶縁層33の膜厚H3については特に制限されず、H1=6μm、H2=8μmであれば、H3=5〜10μm程度とすればよい。
尚、本発明において、導体の「幅」とは、スパイラル導体の積層方向における断面の辺であって、xy平面と平行な辺の長さを指す。また、本発明において、導体の「膜厚」又は「高さ」とは、スパイラル導体の積層方向における断面の辺であって、z方向における辺の長さを指す。
本実施形態においては、第1及び第2のスパイラル導体41,42の巻回数が6ターン、第3及び第4のスパイラル導体43,44の巻回数が5ターンであり、その差は1ターンであるが、本発明がこれに限定されるものではなく、巻回数の差は何ターンであっても構わない。ここで、巻回数の差が偶数である場合は、巻回数の多いスパイラル導体の巻回数を減らし、巻回数の少ないスパイラル導体の巻回数を増やすことによって、両者の巻回数を同数とすることができるが、巻回数の差が奇数である場合はこれが不可能である。したがって、本発明は、巻回数の差が奇数である場合において特に有効である。
尚、本発明における「巻回数」は、端子電極への引き出しに起因して生じる端数は無視して考える。例えば、第1及び第2のスパイラル導体41,42は厳密には6.25ターンであり、第3及び第4のスパイラル導体43,44は厳密には5.25ターンであるが、各スパイラル導体41〜44の0.25ターンは、端子電極E1〜E4への引き出しに起因して生じる端数であることから、この端数は無視してカウントすればよい。
次に、積層構造体20の形成方法について説明する。
図5及び図6は、図2に示した積層構造体20の形成方法を説明するための工程図である。
まず、所定の厚さを持った焼結フェライトなどからなる磁性基板11を用意し、その上面に絶縁層31を形成する。次に、図5(a)に示すように、絶縁層31の上面に第1のスパイラル導体41及び接続導体52〜55からなる導体層M1を形成する。第1のスパイラル導体41の巻回数は例えば6ターンであり、図4を用いて説明したとおり、その導体幅はW1である。これら導体の形成方法としては、スパッタリング法などの薄膜プロセスを用いて下地金属膜を形成した後、電解メッキ法を用いて所望の膜厚までメッキ成長させることが好ましい。以降に形成する他の導体の形成方法についても同様である。
次に、図5(b)に示すように、導体層M1を覆うように、絶縁層31の上面に絶縁層32を形成した後、絶縁層32にスルーホール32a〜32fを形成する。具体的には、スピンコート法によって樹脂材料を塗布した後、フォトリソグラフィー法によって所定のパターンを形成することにより、スルーホール32a〜32fを有する絶縁層32を形成することができる。以降に形成する絶縁層の形成方法についても同様である。図4を用いて説明したとおり、絶縁層32の膜厚はH1である。図5(b)に示すスルーホール32aは、第1のスパイラル導体41の外周端41aを露出させる位置に形成され、スルーホール32eは、第1のスパイラル導体41の内周端41bを露出させる位置に形成され、スルーホール32b,32c,32d,32fはそれぞれ接続導体52〜55を露出させる位置に形成される。
次に、図5(c)に示すように、絶縁層32の上面に第2のスパイラル導体42及び接続導体61,63〜65からなる導体層M2を形成する。図4を用いて説明したとおり、第2のスパイラル導体の各ターンは、第1のスパイラル導体41の同一ターンと正確に重なるようアライメントされる。第2のスパイラル導体の外周端42a及び内周端42bは、それぞれスルーホール32b,32fに対応する位置に形成され、接続導体61,63〜65は、それぞれスルーホール32a,32c,32d,32eに対応する位置に形成される。これにより、第2のスパイラル導体42の外周端42aは接続導体52に接続され、第2のスパイラル導体の内周端42bは接続導体55に接続され、接続導体61,65はそれぞれ第1のスパイラル導体41の外周端41a及び内周端41bに接続され、接続導体63,64はそれぞれ接続導体53,54に接続される。
次に、図5(d)に示すように、導体層M2を覆うように、絶縁層32の上面に絶縁層33を形成した後、絶縁層33にスルーホール33a〜33fを形成する。図5(d)に示すスルーホール33bは、第2のスパイラル導体42の外周端42aを露出させる位置に形成され、スルーホール33fは、第2のスパイラル導体42の内周端42bを露出させる位置に形成され、スルーホール33a,33c,33d,33eはそれぞれ接続導体61,63〜65を露出させる位置に形成される。
次に、図6(a)に示すように、絶縁層33の上面に第3のスパイラル導体43及び接続導体71,72,74,75からなる導体層M3を形成する。第3のスパイラル導体43の巻回数は例えば5ターンであり、図4を用いて説明したとおり、その導体幅はW2(>W1)である。第3のスパイラル導体の外周端43a及び内周端43bは、それぞれスルーホール33c,33eに対応する位置に形成され、接続導体71,72,74,75は、それぞれスルーホール33a,33b,33d,33fに対応する位置に形成される。これにより、第3のスパイラル導体の外周端43aは接続導体63に接続され、第3のスパイラル導体の内周端43bは接続導体65に接続され、接続導体72,75はそれぞれ第2のスパイラル導体42の外周端42a及び内周端42bに接続され、接続導体71,74はそれぞれ接続導体61,64に接続される。
次に、図6(b)に示すように、導体層M3を覆うように、絶縁層33の上面に絶縁層34を形成した後、絶縁層34にスルーホール34a〜34fを形成する。図4を用いて説明したとおり、絶縁層34の膜厚はH2(>H1)である。図6(b)に示すスルーホール34cは、第3のスパイラル導体43の外周端43aを露出させる位置に形成され、スルーホール34eは、第3のスパイラル導体43の内周端43bを露出させる位置に形成され、スルーホール34a,34b,34d,34fはそれぞれ接続導体71,72,74,75を露出させる位置に形成される。
次に、図6(c)に示すように、絶縁層34の上面に第4のスパイラル導体44及び接続導体81〜83,85からなる導体層M4を形成する。図4を用いて説明したとおり、第4のスパイラル導体の各ターンは、第3のスパイラル導体43の同一ターンと正確に重なるようアライメントされる。第4のスパイラル導体の外周端44a及び内周端44bは、それぞれスルーホール34d,34fに対応する位置に形成され、接続導体81〜83,85は、それぞれスルーホール34a,34b,34c,34eに対応する位置に形成される。これにより、第4のスパイラル導体の外周端44aは接続導体74に接続され、第4のスパイラル導体の内周端44bは接続導体75に接続され、接続導体83,85はそれぞれ第3のスパイラル導体43の外周端43a及び内周端43bに接続され、接続導体81,82はそれぞれ接続導体71,72に接続される。
次に、図6(d)に示すように、導体層M4を覆うように、絶縁層34の上面に絶縁層35を形成した後、絶縁層35にスルーホール35a〜35dを形成する。図6(d)に示すスルーホール35a〜35cは、それぞれ接続導体81〜83を露出する位置に形成され、スルーホール35dは第4のスパイラルコイル44の外周端44aを露出させる位置に形成される。
次に、図6(e)に示すように、絶縁層35の表面に第1〜第4の端子電極E1〜E4を形成する。第1〜第4の端子電極E1〜E4の形成方法は、次の通りである。まず、接続導体81〜83及び第4のスパイラルコイル44の外周端44aが露出した絶縁層35の全面に、下地となるCu膜をスパッタリング法により形成する。その後、シートレジストを貼り付け、露光及び現像することにより、第1〜第4の端子電極E1〜E4を形成すべき領域にあるシートレジストを選択的に除去し、当該領域のCu膜を露出させる。そして、この状態で肉厚な第1〜第4の端子電極E1〜E4を電気めっきにより形成する。その後、シートレジストを除去し、全面をエッチングすることにより不要なCu膜を除去すれば、柱状である第1〜第4の端子電極E1〜E4が形成される。
次に、図6(f)に示すように、開口部36Hを有するイオンミリング用マスク36を形成し、この状態でイオンミリングを行う。これにより、絶縁層31〜35にスルーホール31H〜35Hが形成され、当該位置において磁性基板11が露出する。そして、複合フェライトのペーストを全面に形成し、硬化させれば、第1〜第4の端子電極E1〜E4の周囲を埋める磁性樹脂層12と、スルーホール31H〜35Hに埋め込まれた磁性樹脂層13が形成される。その後は、第1〜第4の端子電極E1〜E4上の不要な複合フェライトを除去すれば、本実施形態によるコイル部品10が完成する。
以上説明したように、本実施形態によるコイル部品10は、第1及び第2のスパイラル導体41,42の巻回数(6ターン)の方が第3及び第4のスパイラル導体43,44の巻回数(5ターン)よりも多く、且つ、絶縁層32の膜厚H1の方が絶縁層34の膜厚H2よりも薄いことから、巻回数の違いによるインダクタンス差に起因した特性インピーダンスのばらつきが抑制され、高い伝送特性を得ることが可能となる。
しかも、巻回数の少ない第3及び第4のスパイラル導体43,44の導体幅W2を、巻回数の多い第1及び第2のスパイラル導体41,42の導体幅W1よりも太くしていることから、同じ導体幅とした場合と比べて直流抵抗を低減することも可能となる。
図7は、変形例による第1のスパイラル導体41の一部を示す部分平面図である。
図7に示す変形例では、第1のスパイラル導体41の導体幅が内周側から外周側に向かって太くなっている。つまり、第1のスパイラル導体41の第1〜第6ターンをそれぞれ導体41〜41とした場合、導体41〜41の導体幅W11〜W16は、
W11<W12<W13<W14<W15<W16
である。隣接する導体間におけるスペースは一定であることが好ましい。
図示しないが、第1のスパイラル導体41がこのような平面形状を有している場合、第2のスパイラル導体42についても、第1のスパイラル導体41の平面形状と一致させる必要がある。つまり、第2のスパイラル導体42の各ターンは、第1のスパイラル導体41の同一ターンと同じ導体幅となるよう、内周側から外周側に向かって太くする必要がある。第3のスパイラル導体43と第4のスパイラル導体44についても同様であり、内周側から外周側に向かって太くする。
このような構成によれば、同じスパイラル導体内においても特性インピーダンスのばらつきが抑制される。これは、平面的なスパイラル導体においては、内周ターンほど漏れインダクタンス成分が小さく、外周ターンほど漏れインダクタンス成分が大きくなる傾向があるからである。つまり、導体幅を内周側から外周側に向かって太くすることにより、内周ターンほど寄生キャパシタンス成分を小さくし、外周ターンほど寄生キャパシタンス成分を大きくすることにより、特性インピーダンスの面内ばらつきが抑制されるので、より高い伝送特性を得ることが可能となる。
尚、導体幅を内周側から外周側に向かって太くする場合、内周側から外周側に向かって連続的に導体幅を太くしても構わないし、内周側から外周側に向かって段階的に導体幅を太くしても構わない。また、導体幅が全てのターンにおいて相違することは必須でなく、一部のターンにおいて導体幅が同じであっても構わない。一例として、
W11=W12<W13=W14<W15=W16
であっても構わない。この場合、導体41,41を中間に位置する所定ターンとした場合、導体41,41はより細い内周ターンを構成し、導体41,41はより太い外周ターンを構成する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、端子電極E1〜E4が磁性樹脂層12に埋め込まれたバンプ形状を有しているが、本発明において端子電極の形状や構造がこれに限定されるものではない。したがって、基体の表面に銀ペーストなどを焼き付けてなる端子電極を用いても構わないし、基体に端子金具を接着してなる端子電極を用いても構わない。
10 コイル部品
11 磁性基板
12,13 磁性樹脂層
20 積層構造体
31〜35 絶縁層
31H〜35H スルーホール
32a〜32f,33a〜33f,34a〜34f,35a〜35d スルーホール
36 イオンミリング用マスク
36H 開口部
41〜44 スパイラル導体
41〜41 導体
52〜55,61,63〜65,71,72,74,75,81〜83,85 接続導体
41a〜44a 外周端
41b〜44b 内周端
C1,C2 コイル
E1〜E4 端子電極
M1〜M4 導体層

Claims (6)

  1. 複数の絶縁層を介して互いに積層された第1、第2、第3及び第4のスパイラル導体を備え、
    前記複数の絶縁層は、前記第1のスパイラル導体と前記第2のスパイラル導体との間に設けられた第1の絶縁層と、前記第3のスパイラル導体と前記第4のスパイラル導体との間に設けられた第2の絶縁層とを含み、
    前記第1のスパイラル導体と前記第3のスパイラル導体は短絡されて第1のコイルを構成し、
    前記第2のスパイラル導体と前記第4のスパイラル導体は短絡されて第2のコイルを構成し、
    前記第1のスパイラル導体と前記第2のスパイラル導体の巻回数は互いに等しく、
    前記第3のスパイラル導体と前記第4のスパイラル導体の巻回数は互いに等しく、
    前記第1及び第2のスパイラル導体の巻回数は、前記第3及び第4のスパイラル導体の巻回数よりも多く、
    前記第1の絶縁層の膜厚は、前記第2の絶縁層の膜厚よりも薄いことを特徴とするコイル部品。
  2. 前記第1のスパイラル導体と前記第2のスパイラル導体の導体幅は互いに等しく、
    前記第3のスパイラル導体と前記第4のスパイラル導体の導体幅は互いに等しく、
    前記第3及び第4のスパイラル導体の導体幅は、前記第1及び第2のスパイラル導体の導体幅よりも太いことを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記第1、第2、第3及び第4のスパイラル導体は、磁性基板上にこの順に積層されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコイル部品。
  4. 前記第1及び第2のスパイラル導体の巻回数と、前記第3及び第4のスパイラル導体の巻回数との差は、奇数であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のコイル部品。
  5. 前記第1、第2、第3及び第4のスパイラル導体のそれぞれは、所定の導体幅を有する所定ターンと、前記所定ターンよりも内周側に位置し、導体幅が前記所定の導体幅よりも細い内周ターンと、前記所定ターンよりも外周側に位置し、導体幅が前記所定の導体幅よりも太い外周ターンとを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコイル部品。
  6. 前記第1、第2、第3及び第4のスパイラル導体のそれぞれを構成する複数ターンは、内周側から外周側に向かって連続的又は段階的に導体幅が太くなることを特徴とする請求項5に記載のコイル部品。
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