JP2017151042A - 水分量検出装置 - Google Patents

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    • G01N27/02Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
    • G01N27/22Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating capacitance

Abstract

【課題】より適正に水分量を検出する。
【解決手段】正極側の電極32a,34a,36a,38aに接続された電気配線42,44,46,48と同一材料による同一の幅で同一の長さで同一の間隔の補正配線52,54,56,58を負極側の電極32b,34b,36b,38bに接続された接地配線50の近傍に配置する。そして、電気配線42,44,46と接地配線50とを用いて検出される静電容量Cp(n)から補正配線52,54,56,58と接地配線50とを用いて検出される補正容量(静電容量)Cb(n)を減じて得られる補正後容量C(n)に基づいて水分量Qw(n)を導出する。これにより、電気配線42,44,46,48等による静電容量に基づく誤差を小さくすることができ、より適正な水分量を検出することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、水分量検出装置に関し、詳しくは、土壌等に差し込まれて水分量を検出する水分量検出装置に関する。
従来、この種の水分量検出装置としては、2つの電極対を絶縁シートに蒸着し、これを円柱形状としたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この土壌水分計の2つの電極対は、鉛直方向となるように、高さ方向にその一部が重なる高さとなるように配設されており、2つの電極対の静電容量に基づいて土中の水分量を検出している。そして、こうした2つの電極対により、土中の水分量を高精度かつ連続的に測定することができるとしている。
特開2012−132794号公報
しかしながら、上述の水分量検出装置では、2つの電極対には各々配線が接続されているから、配線間にも静電容量が生じ、測定した水分量が不確かなものとなる場合が生じる。特に高さ方向に複数の電極対を設ける場合、各電極対への配線による静電容量は無視できないものとなる。
本発明の水分量検出装置は、より適正に水分量を検出することを主目的とする。
本発明の水分量検出装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の水分量検出装置は、
土壌等に差し込まれて水分量を検出する水分量検出装置であって、
異なる高さに水平方向に配置された複数の電極対と、
前記複数の電極対に各々接続されて上端まで配線された複数の電気配線対と、
前記複数の電気配線対のうちの一方極側の複数の電気配線に沿って前記一方極側の複数の電気配線と同一の長さに配線された複数の補正配線と、
前記複数の電気配線対を用いて前記複数の電極対の静電容量を検出する静電容量検出手段と、
前記複数の電気配線対のうちの一方極側の電気配線または他方極側の電気配線と前記複数の補正配線とを用いて両配線間の静電容量を補正容量として検出する補正容量検出手段と、
前記複数の電極対の静電容量から前記補正容量を減じて得られる補正後容量を水分量に変換する水分量変換手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の水分量検出装置では、異なる高さに水平方向に複数の電極対を配置し、各電極対に対して電気配線対を配線すると共に、複数の電気配線対のうちの一方極側の複数の電気配線に沿って一方極側の複数の電気配線と同一の長さに複数の補正配線を配線する。複数の電気配線対を用いて複数の電極対の静電容量を検出すると共に、複数の電気配線対のうちの一方極側の電気配線または他方極側の電気配線と複数の補正配線とを用いて両配線間の静電容量を補正容量として検出する。そして、複数の電極対の静電容量から補正容量を減じて得られる補正後容量を水分量に変換する。複数の電極対の静電容量から補正容量を減じて得られる補正後容量は、複数の電極対の静電容量から複数の電極対に接続された電気配線間に生じる静電容量を減じたものに相当すると考えることができるから、電気配線間に生じる静電容量に基づく水分量の誤差を小さくすることができる。この結果、より適正に水分量を検出することができる。
こうした本発明の水分量検出装置において、前記複数の電気配線対の一方極側の電気配線または他方極側の電気配線は、前記複数の電極対の一方極側に連続して接続された接地配線であり、前記補正容量検出手段は、前記接地配線と前記補正配線とを用いて前記補正容量を検出する手段であるものとすることもできる。こうすれば、配線数を少なくすることができる。
また、本発明の水分量検出装置において、前記複数の電極対と前記複数の電気配線対と前記複数の補正配線とが樹脂製のシートに形成されてなるシート状配線部材と、前記シート状配線部材が表面に巻き付け固定される管状部材と、前記静電容量検出手段と前記補正容量検出手段と前記水分量変換手段とを収納し、前記管状部材の上端部に配置された収納部材と、を備えるものとすることもできる。
さらに、本発明の水分量検出装置において、前記複数の電極対より上部に取り付けられ、前記複数の電極対に対して傘として機能する傘部を備えるものとすることもできる。こうすれば、雨などによる水滴が配線に沿って流れることにより、測定対象の水分量が多く検出されるのを抑制することができる。
本発明の水分量検出装置において、前記複数の電極対の静電容量に基づいて全ての電極対によって検出される水分量が所定水分量未満のときには、第1間隔により前記複数の電極対の静電容量と前記補正容量とが検出されるよう前記静電容量検出手段と前記補正容量検出手段とを制御し、前記複数の電極対の静電容量に基づいていずれかの電極対によって検出される水分量が前記所定水分量以上のときには、前記第1間隔より短い第2間隔により前記複数の電極対の静電容量と前記補正容量とが検出されるよう前記静電容量検出手段と前記補正容量検出手段とを制御する検出間隔制御手段と、前記変換された水分量を無線通信により送信する送信手段と、を備えるものとすることもできる。ここで、所定水分量は、ある程度の降雨があったときの水分量など適宜定められるものである。電極対によって検出される水分量としては、水分量変換手段により変換された水分量を用いるもののほか、静電容量検出手段により検出される静電容量から補正容量検出手段により検出される補正用量を減じて得られる補正後容量を代用してもよいし、静電容量検出手段により検出される静電容量を代用してもよい。こうすれば、降雨のないときには、全ての電極対によって検出される水分量が所定水分量未満となるから、その場合には第1間隔で静電容量検出手段と補正容量検出手段とによる検出を行ない、ある程度の降雨によりいずれかの電極対により検出される水分量が所定水分量以上となったときには、第1間隔より短い第2間隔で静電容量検出手段と補正容量検出手段とによる検出を行なう。この結果、降雨のないときには検出頻度を少なくし、ある程度の降雨があったときには検出頻度を多くすることができ、検出に必要な電力を小さくすることができる。
本発明の水分量検出装置において、前記変換された水分量を無線通信により送信する送信手段と、前記複数の電極対の静電容量に基づいて全ての電極対によって検出される水分量が所定水分量未満のときには、第1間隔により前記水分量が送信されるよう前記送信手段を制御し、前記複数の電極対の静電容量に基づいていずれかの電極対によって検出される水分量が前記所定水分量以上のときには、前記第1間隔より短い第2間隔により前記水分量が送信されるよう前記送信手段を制御する送信間隔制御手段と、を備えるものとしてもよい。ここで、所定水分量は、ある程度の降雨があったときの水分量など適宜定められるものである。電極対によって検出される水分量としては、水分量変換手段により変換された水分量を用いるもののほか、静電容量検出手段により検出される静電容量から補正容量検出手段により検出される補正容量を減じて得られる補正後容量を代用してもよいし、静電容量検出手段により検出される静電容量を代用してもよい。こうすれば、降雨のないときには、全ての電極対により検出される水分量が所定水分量未満となるから、その場合には第1間隔で水分量を送信し、ある程度の降雨によりいずれかの電極対により検出される水分量が所定水分量以上となったときには、第1間隔より短い第2間隔で水分量の送信する。この結果、降雨のないときには水分量の送信頻度を少なくし、ある程度の降雨があったときには送信頻度を多くすることができ、送信に必要な電力を小さくすることができる。
本発明の一実施例としての水分量検出装置20を有する水分量検出システム10の構成の概略を示す構成図である。 実施例の水分量検出装置20の構成の概略を示す構成図である。 電極シート30の平面的な構成を示す構成図である。 電極対32a,32b,34a,34b,36a,36bの静電容量と補正容量と水位との関係を示すグラフである。 補正後の静電容量と水位との関係を示すグラフである。 最下部に配置された電極対32a,32bが水深30cmとしたときの電極対32a,32b,34a,34b,36a,36bの補正前の静電容量および補正後の静電容量の静電容量計による静電容量との誤差を示す一覧表である。 制御装置60により実行される検出送信処理の一例を示すフローチャートである。 変形例の検出送信処理の一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての水分量検出装置20を有する水分量検出システム10の構成の概略を示す構成図であり、図2は、実施例の水分量検出装置20の構成の概略を示す構成図である。水分量検出システム10は、土壌に差し込み設置された複数の水分量検出装置20と、この複数の水分量検出装置20と通信網14を介して無線通信により接続されたコンピュータ12とを備え、複数の水分量検出装置20により検出された土壌中の水分量をコンピュータ12で収集するシステムとして構成されている。
実施例の水分量検出装置20は、装置の骨格をなす管状部材としてのパイプ22と、パイプ22に巻き付けれた電極シート30と、電極シート30に接続された制御装置60と、制御装置60近傍の外部に取り付けられた傘部材70と、を備える。
パイプ22は、実施例では、塩化ビニルにより、長さが50cm、厚さが3.5mm、直径が32mmとなるように形成されている。即ち、一般的な塩ビ管を用いて構成されている。
電極シート30の平面的な構成を図3に示す。電極シート30は、実施例では、ポリエチレンテレフタレートによる厚さが50μmの薄膜に、銅による厚さが40μmの4組の電極対32a,32b,34a,34b,36a,36b,38a,38bや正極側の電極32a,34a,36a,38aに接続された電気配線42,44,46,48、負極側の電極32b,34b,36b,38bに接続された接地配線50、接地配線50の横に配置された補正配線52,54,56,58が形成されて構成されている。4組の電極対32a,32b,34a,34b,36a,36b,38a,38bは、図2および図3の上下方向に10cm間隔となるように配置されている。正極側の電極32a,34a,36a,38aおよび負極側の電極32b,34b,36b,38bはいずれも高さ(図2および図3中の上下方向)が25mmで幅(図2および図3中の左右方向)が70mmの矩形電極として形成されており、正極側の電極32a,34a,36a,38aと負極側の電極32b,34b,36b,38bとの間隔(ギャップ)が1mmとなるように配置されている。電気配線42,44,46,48は幅が1mmとなるように形成されている。補正配線52,54,56,58は電気配線42,44,46,48と同一の幅で同一の長さで同一の間隔となるように形成されている。
制御装置60は、主としてマイクロコンピュータを中心として構成されており、図2に示すように、各電極対32a,32b,34a,34b,36a,36b,38a,38bの静電容量に基づいて土壌中の水分量を検出する制御部61と、検出した水分量を通信網14を介してコンピュータ12に送信する送信装置68と、各部に電力を供給するバッテリ69と、を備える。制御部61は、図2の機能ブロックに記載されているように、電気配線42,44,46,48と接地配線50とを用いて静電容量を検出する静電容量検出部62と、補正配線52,54,56,58と接地配線50とを用いて補正容量(静電容量)を検出する補正容量検出部63と、静電容量検出部62からの静電容量から補正容量検出部63からの補正容量を減じることにより補正後の静電容量(補正後容量)を演算する静電容量演算部64と、静電容量演算部64により演算された補正後容量を水分量に変換する水分量変換部65と、水分量変換部65により変換された水分量に基づいて静電容量検出部62や補正容量検出部63によって静電容量や補正容量を検出する時間間隔(頻度)を設定する検出間隔設定部66と、水分量変換部65により変換された水分量が送信装置68により送信されるよう送信装置68を制御する送信制御部67と、を備える。これらの機能ブロックは、ハードウエアとソフトウエアとが一体となって実現される。静電容量検出部62や補正容量検出部63では、静電容量(補正容量)は、直流電力を印加した際の充電特性に基づいて計測したり、交流電力を印加してインピーダンスに基づいて計測したりすることができる。
傘部材70は、実施例では、プラスチックにより最大直径が60mmの傘状の部材として形成されており、最上部の電極対38a,38bが土壌の表面から10cm程度の位置となるように水分量検出装置20を設置したときに、風の強さにもよるが、通常であれば雨滴が電極シート30に直接当たらないように構成されている。実施例の水分量検出装置20では、この傘部材70を備えることにより、電極シート30に直接当たった雨滴が、その表面を伝って流下し、この流下した雨滴に基づいて電極対38a,38bなどで本来の土壌中の水分量より大きい水分量が検出されるのを抑制している。
次に、こうして構成された実施例の水分量検出装置20の性能について説明する。実施例の水分量検出装置20をバケツなどの容器に入れて垂直に保持し、容器の水の深さ(Water Level)と静電容量と補正容量とを検出し、補正後の静電容量と、静電容量計により検出した静電容量とを比較した。静電容量計としては、例えば、高さ方向に等間隔に配置した複数の電極を用いることができる。図4は、電気配線42,44,46と接地配線50とを用いて検出される静電容量と補正配線52,54,56と接地配線50とを用いて検出される補正容量と水位との関係を示すグラフである。図中、実線Aは最下部に配置された電極対32a,32bに接続された電気配線42と接地配線50とを用いて検出される静電容量を示し、破線Bは下から2番目に配置された電極対34a,34bに接続された電気配線44と接地配線50とを用いて検出される静電容量を示し、一点鎖線Cは下から3番目に配置された電極対36a,36bに接続された電気配線46と接地配線50とを用いて検出される静電容量を示す。また、実線Dは補正配線52と接地配線50とを用いて検出される補正容量を示し、破線Eは補正配線54と接地配線50とを用いて検出される補正容量を示し、一点鎖線Fは補正配線56と接地配線50とを用いて検出される補正容量を示す。図示するように、水位が10cm程度で最下部に配置された電極対32a,32bに接続された電気配線42と接地配線50とを用いて検出される静電容量が急増し、水位が20cm程度で下から2番目に配置された電極対34a,34bに接続された電気配線44と接地配線50とを用いて検出される静電容量が急増し、水位が30cm程度で下から3番目に配置された電極対36a,36bに接続された電気配線46と接地配線50とを用いて検出される静電容量が急増する。補正容量は、いずれも水位の上昇と共に増加する。電気配線42,44,46と接地配線50とを用いて検出される静電容量は、電極対32a,32b,34a,34b,36a,36bの静電容量と電気配線42,44,46と接地配線50の静電容量の和として考えることができる。このため、電極対32a,32b,34a,34b,36a,36bの静電容量は、電気配線42,44,46と接地配線50とを用いて検出される静電容量から補正配線52,54,56と接地配線50とを用いて検出される補正容量を減じる補正を行なう必要がある。補正後の静電容量と水位との関係を図5に示す。図中、実線A0は最下部に配置された電極対32a,32bに対する補正後の静電容量を示し、破線B0は下から2番目に配置された電極対34a,34bに対する補正後の静電容量を示し、一点鎖線C0は下から3番目に配置された電極対36a,36bに対する補正後の静電容量を示す。
最下部に配置された電極対32a,32bが水深30cmとしたときの電極対32a,32b,34a,34b,36a,36bに対する補正前の静電容量および補正後の静電容量の静電容量計による静電容量との誤差を図6に示す。最下部に配置された電極対32a,32bでは、補正前は56.0%の誤差であるのが補正後は33.6%の誤差となる。下から2番目に配置された電極対34a,34bでは、補正前は22.2%の誤差であるのが補正後は5.9%の誤差となる。下から3番目に配置された電極対36a,36bでは、補正前は9.7%の誤差であるのが補正後は0.2%の誤差となる。この結果より、どの水深でも、補正前に比して補正後の静電容量の方が静電容量計による静電容量との誤差は小さくなるのが解る。したがって、電気配線42,44,46,48と接地配線50とを用いて検出される静電容量から補正配線52,54,56,58と接地配線50とを用いて検出される補正容量(静電容量)を減じることにより、静電容量計により検出される静電容量との誤差を小さくすることができる。なお、図6の結果は、水深が大きいほど補正後の静電容量と静電容量計による静電容量との誤差が大きくなることも示している。
次に、実施例の水分量検出装置20の制御装置60の処理について説明する。図7は、制御装置60により実行される検出送信処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、所定時間毎(例えば、1分毎など)に繰り返し実行される。検出送信処理が実行されると、制御装置60は、まず、カウンタCが閾値Cref以上であるか否かを判定する(ステップS100)。ここで、カウンタCは、各電極対32a,32b,34a,34b,36a,36b,38a,38bによって水分量を検出する時間間隔(頻度)を設定するために用いられるものであり、本検出送信処理によりカウントアップされたりクリアされたりする。
カウンタCが閾値Cref未満のときには、水分量Qw(n)と閾値Qrefとを比較し(ステップS160)、水分量Qw(n)の全てが閾値Qref未満のときには、カウンタCを値C1だけアップし(ステップS170)、水分量Qw(n)のうちのいずれか1つでも閾値Qref以上のときにはカウンタCを値C1より大きな値C2だけアップして(ステップS180)、本検出送信処理を終了する。水分量Qw(n)は、本検出送信処理により、電極対32a,32b,34a,34b,36a,36b,38a,38bにより検出される水分量であり、「n」は電極対32a,32b,電極対34a,34b,電極対36a,36b,電極対38a,38bに対して1,2,3,4が対応する。また、閾値Qrefは、降雨により水分量が増加したと判断できる値として予め定められるものである。したがって、ステップS160〜S180の処理は、電極対32a,32b,34a,34b,36a,36b,38a,38bにより検出される水分量に基づいて、降雨を検出しないときにはカウンタCを小さな値C1ずつカウントアップし、降雨を検出したときにはカウンタCを大きな値C2ずつカウントアップするものとなる。したがって、降雨を検出しないときには、長い時間間隔でステップS100が肯定判定され、降雨を検出したときには短い時間間隔でステップS100が肯定判定されることになる。即ち、降雨を検出しないときには、長い時間間隔でステップS110〜S150の水分量Qw(n)の検出処理と送信処理とが行なわれ、降雨を検出したときには、短い時間間隔でステップS110〜S150の水分量Qw(n)の検出処理と送信処理とが行なわれることになる。このように、水分量Qw(n)の検出処理と送信処理の実行間隔を、降雨を検出しないときには長い時間間隔とし、降雨を検出したときには短い時間間隔とするのは、降雨時ではないときの水分量Qw(n)の時間変動が小さいのに対し、降雨時では水分量Qw(n)の時間変動が大きいことに基づく。閾値Crefと値C1,C2は、検出送信処理の起動間隔と、降雨を検出しないときの水分量Qw(n)の検出処理と送信処理とを実行する時間間隔と、降雨を検出したときの水分量Qw(n)の検出処理と送信処理とを実行する時間間隔と、に基づいて適宜設定することができる。
カウンタCが閾値Cref以上のときには、カウンタCを値0にクリアし(ステップS110)、電気配線42,44,46,48と接地配線50とを用いて静電容量Cp(n)を検出すると共に補正配線52,54,56,58と接地配線50とを用いて補正容量Cb(n)を検出する(ステップS120)。静電容量は、直流電力を印加した際の充電特性に基づいて計測したり、交流電力を印加してインピーダンスに基づいて計測したりすることができる。続いて、静電容量Cp(n)から補正容量Cb(n)を減じて補正後容量C(n)を計算し(ステップS130)、補正後容量C(n)から水分量Qw(n)を導出する(ステップS140)。ここで、補正後容量C(n)から水分量Qw(n)を導出する手法としては、予め実験などにより補正後容量と水分量との関係を求めてマップとして記憶しておき、補正後容量が与えられるとマップから対応する水分量を導出する手法などを挙げることができる。そして、導出した水分量Qw(n)を送信し(ステップS150)、ステップS160〜S180の処理を実行して本検出送信処理を終了する。
以上説明した実施例の水分量検出装置20では、正極側の電極32a,34a,36a,38aに接続された電気配線42,44,46,48と同一材料による同一の幅で同一の長さで同一の間隔の補正配線52,54,56,58を負極側の電極32b,34b,36b,38bに接続された接地配線50の近傍に配置する。そして、電気配線42,44,46と接地配線50とを用いて検出される静電容量Cp(n)から補正配線52,54,56,58と接地配線50とを用いて検出される補正容量Cb(n)を減じて得られる補正後容量C(n)に基づいて水分量Qw(n)を導出する。これにより、電気配線42,44,46,48等による静電容量に基づく誤差を小さくすることができ、より適正な水分量を検出することができる。
また、実施例の水分量検出装置20では、傘部材70を備えることにより、電極シート30に直接当たった雨滴が、その表面を伝って流下し、この流下した雨滴に基づいて電極対38a,38bなどで本来の土壌中の水分量より大きい水分量が検出されるのを抑制することができる。この結果、より適正な水分量を検出することができる。
さらに、実施例の水分量検出装置20では、水分量Qw(n)の検出処理と送信処理の実行間隔を、降雨を検出しないときには長い時間間隔とし、降雨を検出したときには短い時間間隔とすることにより、必要に応じた時間間隔とし、電力消費を抑制することができる。この結果、同一容量のバッテリ69を用いる場合では、水分量Qw(n)の検出処理と送信処理の実行間隔を変更しないものに比して、より長時間に亘る水分量Qw(n)の検出処理と送信処理とを実行することができ、同一時間に亘る水分量Qw(n)の検出処理と送信処理とを実行する場合には、水分量Qw(n)の検出処理と送信処理の実行間隔を変更しないものに比して、容量の小さなバッテリ69、即ち小型のバッテリ69とすることができる。
実施例の水分量検出装置20では、10cm間隔に4組の電極対32a,32b,34a,34b,36a,36b,38a,38bを配置するものとしたが、電極対の間隔は10cmに限定されるものではなく、5cm間隔としたり、15cm間隔としたり、20cm間隔としたり、いかなる間隔としてもよい。また、電極対の組数も4組に限定されるものではなく3組以下としたり、5組以上としてもよい。また、電極対のサイズも25mm×70mmに限定されるものではない。
実施例の水分量検出装置20では、電気配線42,44,46,48と同一の幅で同一の長さで同一の間隔となるように形成した補正配線52,54,56,58を接地配線50の近傍に配置するものとしたが、補正配線52,54,56,58を電気配線42,44,46,48の近傍に配置するものとしてもよい。
実施例の水分量検出装置20では、負極側の電極32b,34b,36b,38bに接続された接地配線50を備えるものとしたが、負極側の電極32b,34b,36b,38bの各々に負極側の電気配線を備えるものとしてもよい。
実施例の水分量検出装置20では、水分量Qw(n)の全てが閾値Qref未満であるか否かにより水分量Qw(n)の検出処理と送信処理の実行間隔を長くしたり短くしたりしたが、水分量Qw(n)に代えて、電気配線42,44,46と接地配線50とを用いて検出される静電容量Cp(n)の全てが閾値未満であるか否かにより水分量Qw(n)の検出処理と送信処理の実行間隔を長くしたり短くしたりしてもよいし、静電容量Cp(n)から補正容量Cb(n)を減じて得られる補正後容量C(n)の全てが閾値未満であるか否かにより水分量Qw(n)の検出処理と送信処理の実行間隔を長くしたり短くしたりしてもよい。
実施例の水分量検出装置20では、水分量Qw(n)の検出処理と送信処理の実行間隔を、降雨を検出しないときには長い時間間隔とし、降雨を検出したときには短い時間間隔としたが、送信処理の実行間隔だけを、降雨を検出しないときには長い時間間隔とし、降雨を検出したときには短い時間間隔とするものとしてもよい。この場合、図8に例示する検出送信処理を実行すればよい。図8の検出送信処理では、まず、電気配線42,44,46,48と接地配線50とを用いて静電容量Cp(n)を検出すると共に補正配線52,54,56,58と接地配線50とを用いて補正容量Cb(n)を検出する(ステップS200)。そして、静電容量Cp(n)から補正容量Cb(n)を減じて補正後容量C(n)を計算し(ステップS210)、補正後容量C(n)から水分量Qw(n)を導出する(ステップS220)。これまでのステップS200〜S220の処理は図7の検出送信処理のステップS120〜S140の処理と同一である。続いて、水分量Qw(n)と閾値Qrefとを比較し(ステップS230)、水分量Qw(n)の全てが閾値Qref未満のときには、カウンタCを値C1だけアップし(ステップS240)、水分量Qw(n)のうちのいずれか1つでも閾値Qref以上のときにはカウンタCを値C1より大きな値C2だけアップする(ステップS250)。そして、カウンタCと閾値Crefとを比較し(ステップS260)、カウンタCが閾値Cref未満のときには本検出送信処理を終了し、カウンタCが閾値Cref以上のときには、水分量Qw(n)を送信し(ステップS270)、カウンタCを値0にクリアして(ステップS280)、本検出送信処理を終了する。このように、送信処理の実行間隔だけを、降雨を検出しないときには長い時間間隔とし、降雨を検出したときには短い時間間隔とするものとしても、電力消費を抑制することができる効果や、より長時間に亘る水分量Qw(n)の検出処理と送信処理とを実行することができる効果、バッテリ69を小型化する効果などを奏することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、水分量検出装置の製造産業などに利用可能である。
10 水分量検出システム、12 コンピュータ、14 通信網、20 水分量検出装置、22 パイプ、30 電極シート、32a,32b,34a,34b,36a,36b,38a,38b 電極対(電極)、42,44,46,48 電気配線、50 接地配線、52,54,56,58 補正配線、60 制御装置、61 制御部、62 静電容量検出部、63 補正容量検出部、64 静電容量演算部、65 水分量変換部、66 検出間隔設定部、67 送信制御部、68 送信装置、69 バッテリ、70 傘部材。

Claims (6)

  1. 土壌等に差し込まれて水分量を検出する水分量検出装置であって、
    異なる高さに水平方向に配置された複数の電極対と、
    前記複数の電極対に各々接続されて上端まで配線された複数の電気配線対と、
    前記複数の電気配線対のうちの一方極側の複数の電気配線に沿って前記一方極側の複数の電気配線と同一の長さに配線された複数の補正配線と、
    前記複数の電気配線対を用いて前記複数の電極対の静電容量を検出する静電容量検出手段と、
    前記複数の電気配線対のうちの一方極側の電気配線または他方極側の電気配線と前記複数の補正配線とを用いて両配線間の静電容量を補正容量として検出する補正容量検出手段と、
    前記複数の電極対の静電容量から前記補正容量を減じて得られる補正後容量を水分量に変換する水分量変換手段と、
    を備える水分量検出装置。
  2. 請求項1記載の水分量検出装置であって、
    前記複数の電気配線対の一方極側の電気配線または他方極側の電気配線は、前記複数の電極対の一方極側に連続して接続された接地配線であり、
    前記補正容量検出手段は、前記接地配線と前記補正配線とを用いて前記補正容量を検出する手段である、
    水分量検出装置。
  3. 請求項1または2記載の水分量検出装置であって、
    前記複数の電極対と前記複数の電気配線対と前記複数の補正配線とが樹脂製のシートに形成されてなるシート状配線部材と、
    前記シート状配線部材が表面に巻き付け固定される管状部材と、
    前記静電容量検出手段と前記補正容量検出手段と前記水分量変換手段とを収納し、前記管状部材の上端部に配置された収納部材と、
    を備える水分量検出装置。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれか1つの請求項に記載の水分量検出装置であって、
    前記複数の電極対より上部に取り付けられ、前記複数の電極対に対して傘として機能する傘部、
    を備える水分量検出装置。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれか1つの請求項に記載の水分量検出装置であって、
    前記複数の電極対の静電容量に基づいて全ての電極対によって検出される水分量が所定水分量未満のときには、第1間隔により前記複数の電極対の静電容量と前記補正容量とが検出されるよう前記静電容量検出手段と前記補正容量検出手段とを制御し、前記複数の電極対の静電容量に基づいていずれかの電極対によって検出される水分量が前記所定水分量以上のときには、前記第1間隔より短い第2間隔により前記複数の電極対の静電容量と前記補正容量とが検出されるよう前記静電容量検出手段と前記補正容量検出手段とを制御する検出間隔制御手段と、
    前記変換された水分量を無線通信により送信する送信手段と、
    を備える水分量検出装置。
  6. 請求項1ないし4のうちのいずれか1つの請求項に記載の水分量検出装置であって、
    前記変換された水分量を無線通信により送信する送信手段と、
    前記複数の電極対の静電容量に基づいて全ての電極対によって検出される水分量が所定水分量未満のときには、第1間隔により前記水分量が送信されるよう前記送信手段を制御し、前記複数の電極対の静電容量に基づいていずれかの電極対によって検出される水分量が前記所定水分量以上のときには、前記第1間隔より短い第2間隔により前記水分量が送信されるよう前記送信手段を制御する送信間隔制御手段と、
    を備える水分量検出装置。
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