JP2000035348A - 地盤監視装置 - Google Patents
地盤監視装置Info
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Abstract
出でき、地盤における土砂崩れ等の災害の発生を事前に
予知することにある。 【解決手段】観測範囲となる地中に適宜の距離を存して
それぞれ埋設され、且つ土中の水分を電気信号として検
出する複数の水位検出計8が軸方向に適宜の間隔を存し
て設けられると共に、その電気信号が変化している水位
検出計8までの位置を土中の浸透水の水位として判別す
る検出器と、これら各検出器側から伝送される検出デー
タを収集する基地局に設けられ、各測定ポイント毎の検
出データをリアルタイムで処理して基準水位と比較する
データ処理部13と、このデータ処理部での比較データ
に基づいて地盤の状態を判定して監視する判定部14と
を備えたものである。
Description
れ等の災害の発生を事前に予知可能な地盤監視装置に関
する。
る土砂崩れなどの災害発生を事前に予知可能な地盤監視
システムの開発が急務となっている。従来、地盤の緩み
などを検出する手段としては、地上にワイヤーを張設し
ておき、該ワイヤーが地盤の変動で切断されたことをも
って検知するようにしたものがある。しかし、この方式
は広範囲に亘ってワイヤーを張設しなければならないた
め、多くの手間と時間がかかるばかりでなく、地盤の変
位場所や変位方向を特定することが難しく、しかもその
変位度合を予測できないという問題がある。
盤検出器が開発され、その一例として重りをスプリング
を介して水平にケースに支持するようにしたサーボ傾斜
計やパイプ歪計を用いて地盤の変位や地すべり面の深さ
及びすべり量を推定するようにしたものがある。
中に設けられたボーリング孔にパイプを埋設すると共
に、このパイプ内にサーボ傾斜計を巻上げ可能に多段的
に挿入し、これらサーボ傾斜計の巻上げを行いながらス
プリングの変位により傾斜角を連続的に自動計測するよ
うにしたもので、側方変位を測定することで地盤や連続
地中壁の変位、つまり地すべりなどの計測が可能であ
る。
中に設けられたボーリング孔に適宜の部位にひずみゲー
ジを貼付けた多数の塩化ビニールパイプを中間パイプで
継ぎ足しながら垂直に順次挿入し、その周囲に砂を充填
して固定するようにしたもので、深度毎に各塩化ビニー
ルパイプを検出器として順次切換えて曲げひずみ量を計
測することで、その量からすべりの大きさと深さが推定
可能である。
傾斜計やパイプ歪計を用いた地盤検出器においては、地
盤の側方変位や曲げひずみ量の計測は可能であるが、埋
設された個々の地盤検出器自身の位置が検出できないた
め、地盤全体が変位したような場合には検出することが
できない。
力が加わるとその大きさ及び方向と検出部自身の傾きか
ら衝撃的加速度を検出するジャイロ式の検出器を用い
て、その検出データから地盤全体に変位がある場合でも
的確に検出可能な地盤監視装置を発明して先に出願して
いる。
も、絶対角度や加速度の検出に誤差が生じると、その誤
差が時間の経過と共に累積され、本来地盤が変位してい
ないにもかかわらず、あたかも地盤が変位しているかの
ような検出信号を送出してしまい、地盤変位の検出精度
に問題がある。
もので、地盤の変位を検出精度に左右されずに的確に検
出でき、地盤における土砂崩れ等の災害の発生を事前に
予知することができる地盤監視装置を提供することを目
的とする。
成するため、次のような手段により地盤監視装置を構成
する。請求項1に対応する発明は、観測範囲となる地中
に適宜の距離を存してそれぞれ埋設され、且つ土中の水
分を電気信号として検出する複数の水位検出計が長手方
向に適宜の間隔を存して設けられると共に、その電気信
号が変化している前記水位検出計までの位置を土中の浸
透水の水位として判別する複数個の検出器と、これら各
検出器側から伝送される検出データを収集する基地局に
設けられ、各測定ポイント毎の検出データをリアルタイ
ムで処理して基準水位と比較するデータ処理手段と、こ
のデータ処理手段での比較データに基づいて地盤の状態
を判定して監視する判定手段とを備えたものである。
応する発明の地盤監視装置において、前記各検出器に設
けられる水位検出計は、地表面の雨水の量が測定可能な
位置にも設けられるものである。
応する発明の地盤監視装置において、地表面の雨水の量
が測定可能な位置に設けられる水位検出計に対して、直
接降雨により濡れないように各水位検出計に対応させて
傘部を設けたものである。
発明の地盤監視装置にあっては、土中の水位を計測して
地中に浸透した雨水の浸透度を判別し、これを基地局側
でデータ処理及び判定処理することにより崩落や落石な
どの発生の有無及びその規模を予測することが可能とな
る。
より外力が加わるとその大きさ及び方向と検出部自身の
傾きから衝撃的加速度を検出するジャイロセンサ、長手
方向に適宜の間隔を存して設けられ、土中又は土中及び
地上の水位を検出する複数の水位検出計及びこれらジャ
イロセンサにより検出された加速度値、前記水位検出計
により検出された水位データを演算処理する演算部を備
え、且つ観測範囲となる地中に適宜の距離を存してそれ
ぞれ埋設された複数個の検出器と、これら各検出器側か
ら伝送される検出データを収集する基地局に設けられ、
各測定ポイント毎の検出データをリアルタイムで処理し
て各測定ポイント毎の基準加速度値を超えたデータと、
基準水位を超えたデータ又は基準水位を超えたデータと
地上の水位データとを求めるデータ処理手段と、このデ
ータ処理手段で処理された各データをもとに地滑りの発
生要因とその規模を判定して地盤の状態を監視する判定
手段とを備えたものである。
あっては、ジャイロセンサと水位検出計を設けた検出器
であっても、検出精度に左右されることなく地滑り発生
の有無とその規模を予測判定することが可能となる。
の傾き角と傾き方向を検出する2軸の傾斜計、長手方向
に適宜の間隔を存して設けられ、土中又は土中及び地上
の水位を検出する複数の水位検出計及びこれら傾斜計の
角度値、前記傾斜計のデータ及び水位データを演算処理
する演算部を備え、且つ観測範囲となる地中に適宜の距
離を存してそれぞれ埋設された複数個の検出器と、これ
ら各検出器側から伝送される検出データを収集する基地
局に設けられ、各測定ポイント毎の検出データをリアル
タイムで処理して各測定ポイント毎の基準傾斜角を超え
たデータと、基準水位を超えたデータ又は基準水位を超
えたデータ及び地上の水位データを求めるデータ処理手
段と、このデータ処理手段で処理された各データをもと
に地滑りの発生要因とその規模を判定して地盤の状態を
監視する判定手段とを備えたものである。
視装置にあっては、2軸の傾斜計と水位検出計を設けた
検出器であっても、検出精度に左右されることなく地滑
り発生の有無とその規模を予測判定することが可能とな
る。
より外力が加わるとその大きさ及び方向と検出部自身の
傾きから衝撃的加速度を検出するジャイロセンサ、直交
する2軸の傾き角と傾き方向を検出する2軸の傾斜計、
長手方向に適宜の間隔を存して設けられ、土中又は土中
及び地上の水位を検出する複数の水位検出計及びこれら
ジャイロセンサの角度値を前記傾斜計の角度値に基づい
て補正された加速度値、前記傾斜計のデータ及び水位デ
ータを演算処理する演算部を備え、且つ観測範囲となる
地中に適宜の距離を存してそれぞれ埋設された複数個の
検出器と、これら各検出器側から伝送される検出データ
を収集する基地局に設けられ、各測定ポイント毎の検出
データをリアルタイムで処理して各測定ポイント毎の基
準加速度値を超えたデータのうち、基準傾斜角を超えた
データと、基準水位を超えたデータ又は基準水位を超え
たデータ及び地上の水位データを求めるデータ処理手段
と、このデータ処理手段で処理された各データをもとに
地滑りの発生要因とその規模を判定して地盤の状態を監
視する判定手段とを備えたものである。
視装置にあっては、地盤の変位を検出精度に左右されず
に的確に検出でき、地盤における土砂崩れ等の災害の発
生を事前に予知することができる。
請求項6の何ずれか一つの項に対応する発明において、
各検出器は駆動電源として太陽電池を備えたものであ
る。従って、請求項7に対応する発明の地盤監視装置に
あっては、太陽電池を駆動源としているので、低消費電
力で済み、寿命が半永久的でメンテナンスフリー化を図
ることができる。
参照して説明する。図1は本発明による地盤監視装置の
第1の実施の形態に用いられる検出器の構成例を示すも
のである。
で、この筒体1は地中への埋設深さに応じて適宜長さの
筒部1aを複数本連結したもので、この筒体1内には検
出部としてソリッド型ジャイロセンサ2及び2軸の傾斜
計3が筒部1aの内壁面に取付け固定された支持板4を
介してそれぞれ設けられている。また、この筒部1a内
には駆動電源としてバッテリ5、ジャイロセンサ2、傾
斜計3より出力される検出信号を増幅して演算する演算
部6及びこの演算部6で処理された検出信号を送信する
送信部7がそれぞれ筒体1の内壁面に取付け固定された
支持板4を介して設けられている。
出計8が軸方向に適宜の間隔を存してそれぞれ取付け固
定されている。一方、9は筒体1の上部開口部を閉塞す
る蓋体で、この蓋体9の上面にはバッテリ5の充電用電
源として太陽電池10が取付けられている。また、蓋体
9には演算部6で処理された検出信号を送信部7より図
示しない基地局に電波として送信する送信アンテナ11
が取付けられている。
三角柱2aの各側面に3軸方向の外力を検出する圧電素
子2bがそれぞれ取付けられ、各圧電素子2bに加速度
αが加わると、その加速度に応じた大きさの電圧を発生
するものであり、この電圧は演算部6に入力される。
して圧電素子を用いたが、半導体歪みセンサー又は光フ
ァイバージャイロ、或いは流体式ジャイロ、機械式ジャ
イロ等を用いてもよい。
傾斜角度を計測し、その計測信号は演算部6に入力され
る。さらに、水位検出計8は埋設部位の土中に水分があ
ると電気抵抗が変化することを検出して演算部6に入力
される。
及び水位検出計8の各機能と演算部6の機能について図
3及び図4により述べる。図3に示すようにジャイロセ
ンサ2の各圧電素子より加速度αに応じて発生する電圧
が入力されると、これらの電圧信号はアンプにより演算
処理に適した信号レベルに増幅され、その電圧信号から
加速度を演算により求めた後、各軸方向の加速度を同時
に検出し、これらの値から変位の方向、大きさ、衝撃
力、検出器の姿勢を判別する。そして、地球の自転に伴
う加速度をカットした後、修正した変位、加速度及び衝
撃力を出力データFaとして演算部6へ出力する。
測信号はアンプにより演算処理に適した信号レベルに増
幅され、その計測信号から直交する2軸の傾斜角度と傾
き方向を求め、これら各軸の傾き角度と傾き方向を出力
データFbとして演算部6へ出力する。
号はアンプにより演算処理に適した信号レベルに増幅さ
れ、その値から各センサの電気抵抗を測定した後、土中
の水分にてどのセンサまで電気抵抗が変化(減少)した
かを判別する。そして、電気抵抗値が変化したセンサま
での位置を土中の浸透水の水位として判別し、その水位
を出力データFcとして演算部6へ出力する。
2、傾斜計3及び水位検出計8の各出力データFa,F
b,Fcが入力されると、この演算部6では図4に示す
ようにジャイロセンサ2からのデータを一定時間毎にメ
モリに記憶し、そのデータからジャイロの加速度値を積
分して角度を求める。
ジャイロセンサで求められた角度値とを比較し、誤差が
ある場合にはジャイロセンサの角度値を補正する。この
補正されたジャイロセンサの角度値を再び微分して加速
度値を計算し、この加速度値をメモリに順番に記憶す
る。さらに、ジャイロセンサの変位、衝撃力、位置等の
他のデータを同様にメモリに記憶する。
センサと同期をとり、一定時間毎にメモリに記憶する。
また、水位検出センサのデータをジャイロセンサと同期
をとり、一定時間毎にメモリに記憶する。これらメモリ
に蓄えられたデータを一定時間毎に送信部7へ出力す
る。
ロセンサ2による変位、加速度及び衝撃力のデータ、傾
斜計3による傾き角と方向のデータ、水位検出計8によ
る土中の水位データを基地局に伝送し、特定範囲の地盤
の状態を監視するためのシステム構成を示すブロック図
である。
サ2、2軸の傾斜計3、水位検出計8、演算部6及び送
信部7から構成され、基地局側は受信部12、データ処
理部13及び判定部14から構成されている。
能について図6により説明する。データ処理部13は、
図6に示すようにS61にてジャイロセンサ2からの計
測信号に対して各ポイント及び時間毎に変位、加速度、
衝撃力についてデータ整理する。次いで、S62にて各
ポイントに加わる力の方向を計算してS63にて単位時
間当たりの基準加速度値と比較計算を実施し、S64に
て基準加速値を超えたデータを整理してメモリに記憶す
る。そして、S65にて基準加速度値を超えたデータに
おいて、力の加わった方向と加速度値より傾き角を計算
する。
してS66にて各ポイント及び時間毎に傾き角と方向に
ついてデータ整理する。次いでS67にて単位時間当た
りの基準傾斜角値と比較計算を実施し、S68にて基準
傾斜角を超えたデータを整理してメモリに記憶する。
してS69にて各ポイント及び時間毎に土中の水位デー
タを整理する。次いで、S70にて基準水位との比較計
算を実施し、S71にて基準水位を超えたデータを整理
してメモリに記憶する。そして、S72にて地上の水位
についても同様に整理してメモリに記憶する。
により処理されたデータをもとに詳細を後述する各種の
判定処理が実施され、地滑りの発生要因とその規模に応
じてその旨を警報又は表示するものである。
用を述べる。まず、土砂崩れの可能性のある山間部など
の地中に図7に示すように複数個の検出器、ここでは地
滑り地帯の傾斜面に沿ってNo.1〜No.5の検出器
を適宜の距離を存してそれぞれ配し、図8に示すような
状態で埋設する。
いて、地盤の各測定ポイントのジャイロセンサ2、傾斜
計3及び水位検出計8でそれぞれ計測された信号に対し
て図3に示すような処理が行われて演算部6に取込まれ
ると、この演算部6では図4に示すような演算により補
正された加速度値、傾斜計3のデータ及び水位検出計8
のデータが、それぞれ送信部7より送信アンテナ11を
介して基地局に伝送される。
ら伝送されたデータを受信部12により受信すると、デ
ータ処理部13ではこれらのデータを処理して図6に示
すように基準加速値を超えたデータと、基準傾斜角を超
えたデータ及び基準水位を超えたデータと地上水位のデ
ータについてそれぞれ整理し、これらのデータは判定部
14に取込まれる。
ついて、図9乃至図11により詳細に説明する。図9に
示すように、S91にて基準加速値を超えたジャイロセ
ンサ2からのデータにおいて、力の加わった方向、傾斜
角と、傾斜計3より求めた方向、傾斜角とを比較し、ジ
ャイロセンサ2からのデータと傾斜計3からのデータが
ほぼ一致しているか否かを判定する。そして、S92に
て両データが一致していると判定されると、S93にて
水位検出計8の土中のデータが基準値を超えているか否
かを判定する。
準値を超えていないと判定されると、S94にて地上部
での異常発生(落石等)と判定し、S95にてどの位置
の検出器が衝撃基準値を超えているかを確認する。
値を超えていることが確認されると、S97にて大規模
の崩落、落石が発生と判定して非常警報を発令する。ま
た、S98にて上流又は下流域の少数の検出器のみ基準
値を超えていることが確認されるとS99にて小規模の
崩落、落石が発生と判定して緊急警報を指令する。
タが基準値を超えていると判定されると、図10に示す
ような判定処理に移る。図10に示すようにS100に
て地上の水位データが基準値を超えているか否かを判定
する。
ていないと判定されると、S101にて地下水による地
滑り発生と判定し、この地滑りがS102にてすべての
検出器が基準値を超えていないことが確認されると、S
103にて大規模地滑り発生と判定して非常警報を発令
する。また、地滑りがS104にて上流又は下流域の少
数のみ基準値を超えていることが確認されると、S10
5にて上流又は下流域にて小規模地滑り発生と判定し、
緊急警報を発令すると共に、地滑り範囲を表示する。
値を超えていると判定されると、S106にて降雨によ
る地滑り発生と判定し、S107にてどの位置の検出器
が基準値を超えているかを確認する。そして、S108
にてすべての検出器が基準値を超えていることが確認さ
れると、S109にて大規模地滑り発生と判定し、非常
警報を発令する。また、S110にて上流又は下流域の
少数の検出器のみ基準値を超えていることが確認される
と、S111にて上流又は下流域にて小規模地滑り発生
と判定し、緊急警報を発令すると共に、地滑り範囲を表
示する。
ンサ2のデータと傾斜計3のデータがほぼ一致していな
いと判定されると、図11に示すような判定処理に移行
する。
ンサ2からのデータが基準値を超え、傾斜計3のデータ
が基準値以下になっているか否かを判定し、基準値以下
になっていなければS114にて水位検出計8のデータ
が基準値を超えているか否を判定し、超えていなければ
引続き計測を実行し、超えていれば要監視データとして
メモリに登録、保存する。
からのデータが基準値を超え、傾斜計3のデータが基準
値以下になっていると判定されると、S115にてジャ
イロセンサ2の加速度値が基準値を超えているか否かを
判定し、基準値を超えていなければS116にて水位検
出計8の土中のデータが基準値を超えているか否かを判
定し、超えていなければS117にて地滑りに発展する
可能性が少ないと判定してメモリに要監視データを登
録、保存する。またS116にて水位検出計8の土中の
データが基準値を超えていると判定されると、S118
にて地滑りに発展する可能性があるとして注意警報を発
令する。
の加速度値が基準値を超えていると判定されると、S1
19にてジャイロセンサ2の衝撃値が基準値を超えてい
るか否かを判定し、超えていなければS120にて傾斜
計3の傾き方向とジャイロセンサ2の力の方向とが一致
しているか否かを判定し、一致していなければセンサ異
常と判定する。
ジャイロセンサ2の力の方向とが一致していると判定さ
れると、S121にてどの位置の検出器が加速度基準値
を超えているかを確認する。
準値を超えていることを確認すると、S123にて深層
部又は広域にて地盤全体が移動していることを確認し、
S124にて深層部又は広域の地滑りと判定して緊急警
報を発令する。
の検出器のみ基準値を超えていることを確認すると、S
126にて上流又は下流域にて小規模な滑り発生と判定
し、警戒警報を発令する。
度及び衝撃力を検出するジャイロセンサ2、直交する2
軸の傾き角と傾き方向を検出する2軸の傾斜計3、土中
及び地上の水位を検出する水位検出計8と、これらジャ
イロセンサ2の角度値を傾斜計3の角度値に基づいて補
正された加速度値、傾斜計3のデータ及び水位データを
演算処理する演算部6と、太陽電池10を駆動電源とす
るバッテリ5とを備えた検出器を監視したい箇所の地中
にボーリングされた孔に埋設し、この検出器によりそれ
ぞれ検出された各データを基地局に伝送し、基地局では
その受信データをデータ処理部13によりリアルタイム
で処理して各測定ポイント毎の基準加速度値を超えたデ
ータのうち、力の加わった方向と加速度値より傾き角度
を求め、基準傾斜角を超えたデータと、基準水位を超え
たデータ及び地上の水位データを求め、このデータ処理
部13により処理された各データをもとに判定部14で
各種の判定処理が実施され、地滑りの発生要因とその規
模に応じてその旨を警報又は表示を行なって地盤の状態
を監視するようにしたものである。
箇所に孔を掘って検出器を埋めるだけで、地盤の変位を
検出精度に左右されずに的確に検出でき、地盤における
土砂崩れ等の災害の発生を事前に予知することができ
る。
施の形態に用いられる検出器の構成例について説明す
る。図12は水位検出計のみを備えた検出器を地中に埋
設した状態を示すものである。図12に示すように筒体
1の外周面に複数個の水位検出計8が軸方向に適宜の間
隔を存してそれぞれ取付け固定され、また筒体1内には
図示していないが各水位検出計8からの計測信号を取込
んで演算を実行する演算部、送信部及び太陽電池を電源
とするバッテリが設けられている。
り述べるに、各水位検出計8で検出された検出信号はア
ンプにより演算処理に適した信号レベルに増幅され、そ
の値から各センサの電気抵抗を測定した後、土中の水分
にてどのセンサまで電気抵抗が変化(減少)したかを判
別する。そして、電気抵抗値が変化したセンサまでの位
置を土中の浸透水の水位として判別し、その水位を出力
データとして送信部へ出力する。
において、雨水が地中に浸透していない状態を示し、同
図(b)は降雨により雨水が粘土層の上層部まで浸透し
ている状態を示し、同図(c)は雨水が粘土層の近傍ま
で浸透している状態を示している。
すべての水位検出計8の電気抵抗が大きくなっている
が、同図(b)においては地上より粘土層の上層部まで
の間に設けられている水位検出計8の電気抵抗が小さく
(黒丸にて示す)、さらに同図(c)においては地上よ
り粘土層までの間に設けられている水位検出計8の電気
抵抗が小さく(黒丸にて示す)なっている。これらの信
号は演算部に入力されることにより前述したような演算
が実行され、そのデータが送信部より基地局側に送信さ
れる。
水位検出計に対応するデータ処理S69〜S71が実行
され、さらに判定部では図14に示すような判定処理が
実行される。
計の土中のデータは基準値を越えているか否かを判定
し、土中のデータが基準値を越えていないと判定される
と、継続監視を行う。また、土中のデータが基準値を越
えていると判定されると、S142にて降雨量が規定値
より多いか否かを判定する。
多くないと判定されると、S143にてどの検出器が基
準値を越えているかを確認し、全ての検出器が規定値を
越えていれば、S144にて地下水の水位が異常と判定
して警戒警報を発令する。また、上流又は下流の検出器
のみ基準値を越えていれば、S145にて部分的な出水
と判定して注意報を発令する。
り多いと判定されると、S146にてどの検出器が基準
値を越えているかを確認する。そして、S146にて全
ての検出器が規定値を越えていることが確認されると、
S147にて降雨により地中の水位が広範囲で危険値に
達していると判定し、S148にて大規模の地すべり発
生の可能性があるとして緊急警報を発令する。また、S
146にて上流又は下流の検出器のみ基準値を越えてい
ることが確認されると、S149にて降雨により地中の
水位が狭い範囲で危険値に達していると判定し、S15
0にて小規模の地すべり発生の可能性があるとして警戒
警報を発令する。
ンサとして設けた複数個の検出器を観測範囲となる地中
に適宜の距離を存してそれぞれ埋設し、土中の水位を計
測して地中に浸透した雨水の浸透度を判別し、これを基
地局側でデータ処理及び判定処理することにより崩落な
どの発生の有無及びその規模を予測することが可能とな
る。
より露出する筒体部にも水位検出計8を設けて地表面の
雨水の量(水位)を測定し、この測定データを基地局側
に送信して、局地的な豪雨による危険な状態かどうかの
判定を行わせるようにしても良い。この場合、地表より
露出する筒体部に取付けられる水位検出計8に対して
は、直接降雨により濡れないようにするため、各水位検
出計8の上部に対応する筒体部に傘部が設けられる。
様の処理が実行された後、図10のS100〜S111
の判定処理が実行される。このように水位検出計のみを
設けた検出器であっても、地盤の状態を予測判定するこ
とが可能となる。
施の形態に用いられる検出器の構成例について説明す
る。図15はジャイロセンサと水位検出計とを備えた検
出器の機能を示すものである。図15において、ジャイ
ロセンサ2の各圧電素子より加速度αに応じて発生する
電圧が入力されると、これらの電圧信号はアンプにより
演算処理に適した信号レベルに増幅され、その電圧信号
から加速度を演算により求めた後、各軸方向の加速度を
同時に検出し、これらの値から変位の方向、大きさ、衝
撃力、検出器の姿勢を判別する。そして、地球の自転に
伴う加速度をカットした後、修正した変位、加速度及び
衝撃力を出力データFaとして演算部6へ出力する。
はアンプにより演算処理に適した信号レベルに増幅さ
れ、その値から各センサの電気抵抗を測定した後、土中
の水分にてどのセンサまで電気抵抗が変化(減少)した
かを判別する。そして、電気抵抗値が変化しているセン
サまでの位置を土中の浸透水の水位として判別し、その
水位を出力データFcとして演算部6へ出力する。
及び水位検出計8の各出力データFa,Fcが入力され
ると、この演算部6ではジャイロセンサ2からのデータ
を一定時間毎にメモリに記憶し、そのデータからジャイ
ロの加速度値を積分して角度を求める。
センサと同期をとり、一定時間毎にメモリに記憶する。
これらメモリに蓄えられたデータを一定時間毎に送信部
へ出力する。
サ2による変位、加速度及び衝撃力のデータ、水位検出
計8による土中の水位データが基地局に伝送されると、
基地局ではデータ処理部により各測定ポイント毎の検出
データをリアルタイムで処理して各測定ポイント毎の基
準加速度値を超えたデータと、基準水位を超えたデータ
又は基準水位を超えたデータ及び地上の水位データを求
め、判定部によりデータ処理手段で処理されたデータを
もとに各種の判定処理を実行して、地滑りの発生要因と
その規模に応じてその旨を警報又は表示して地盤の状態
を監視する。
8を設けた検出器であっても、検出精度に左右されるこ
となく地滑り発生の有無とその規模を予測判定すること
が可能となる。
施の形態に用いられる検出器の構成例について説明す
る。図16は2軸の傾斜計と水位検出計とを備えた検出
器の機能を示すものである。図16において、2軸の傾
斜計3により計測された計測信号はアンプにより演算処
理に適した信号レベルに増幅され、その計測信号から直
交する2軸の傾斜角度と傾き方向を求め、これら各軸の
傾き角度と傾き方向を出力データFbとして演算部6へ
出力する。
はアンプにより演算処理に適した信号レベルに増幅さ
れ、その値から各センサの電気抵抗を測定した後、土中
の水分にてどのセンサまで電気抵抗が変化(減少)した
かを判別する。そして、電気抵抗値が変化したセンサま
での位置を土中の浸透水の水位として判別し、その水位
を出力データFcとして演算部6へ出力する。
検出計8の各出力データFb,Fcが入力されると、演
算部6では傾斜計のデータを一定時間毎にメモリに記憶
し、次いで水位検出計8のデータを傾斜計と同期を取
り、一定時間毎にメモリに記憶する。そして、メモリに
蓄えられたデータを一定時間毎に送信部に出力する。
による土中の水位データが基地局に伝送されると、基地
局ではデータ処理部により各測定ポイント毎の検出デー
タをリアルタイムで処理して各測定ポイント毎の基準加
速度値を超えたデータと、基準水位を超えたデータ又は
基準水位を超えたデータ及び地上の水位データを求め、
判定部によりデータ処理手段で処理されたデータをもと
に各種の判定処理を実行して、地滑りの発生要因とその
規模に応じてその旨を警報又は表示して地盤の状態を監
視する。
8を設けた検出器であっても、検出精度に左右されるこ
となく地滑り発生の有無とその規模を予測判定すること
が可能となる。
地局側の判定部によるデータ判定処理としてはジャイロ
センサ2、2軸の傾斜計3及び水位検出計8の組合せに
応じて種々変形して実施することができるものである。
の変位を検出精度に左右されずに的確に検出でき、地盤
における土砂崩れ等の災害の発生を事前に予知すること
ができる地盤監視装置を提供できる。
における検出器の要部を破断して示す構成図。
設けられる圧電素子を用いたソリッド型ジャイロの構成
例を示す斜視図。
ャイロセンサ、2軸の傾斜計及び水位検出計からの信号
処理機能を説明するためのブロック図。
算部での信号処理機能を説明するためのブロック図。
系を示すブロック図。
ロック図。
に沿って配置された一例を示す図。
状態を示す図。
めの流れ図。
ための流れ図。
ための流れ図。
態に用いられる検出器を地中に埋設した状態を示す図。
からの信号処理機能を説明するためのブロック図。
するための流れ図。
態に用いられる検出器の信号処理機能を説明するための
ブロック図。
態に用いられる検出器の信号処理機能を説明するための
ブロック図。
Claims (7)
- 【請求項1】 観測範囲となる地中に適宜の距離を存し
てそれぞれ埋設され、且つ土中の水分を電気信号として
検出する複数の水位検出計が長手方向に適宜の間隔を存
して設けられると共に、その電気信号が変化している前
記水位検出計までの位置を土中の浸透水の水位として判
別する複数個の検出器と、 これら各検出器側から伝送される検出データを収集する
基地局に設けられ、各測定ポイント毎の検出データをリ
アルタイムで処理して基準水位と比較するデータ処理手
段と、 このデータ処理手段での比較データに基づいて地盤の状
態を判定して監視する判定手段とを備えたことを特徴と
する地盤監視装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の地盤監視装置において、
各検出器に設けられる水位検出計は、地表面の雨水の量
が測定可能な位置にも設けられることを特徴とする地盤
監視装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の地盤監視装置において、
地表面の雨水の量が測定可能な位置に設けられる水位検
出計に対して、直接降雨により濡れないように各水位検
出計に対応させて傘部を設けたことを特徴とする地盤監
視装置。 - 【請求項4】 地盤の変位により外力が加わるとその大
きさ及び方向と検出部自身の傾きから衝撃的加速度を検
出するジャイロセンサ、長手方向に適宜の間隔を存して
設けられ、土中又は土中及び地上の水位を検出する複数
の水位検出計及びこれらジャイロセンサにより検出され
た加速度値、前記水位検出計により検出された水位デー
タを演算処理する演算部を備え、且つ観測範囲となる地
中に適宜の距離を存してそれぞれ埋設された複数個の検
出器と、 これら各検出器側から伝送される検出データを収集する
基地局に設けられ、各測定ポイント毎の検出データをリ
アルタイムで処理して各測定ポイント毎の基準加速度値
を超えたデータと、基準水位を超えたデータ又は基準水
位を超えたデータと地上の水位データとを求めるデータ
処理手段と、 このデータ処理手段で処理された各データをもとに地滑
りの発生要因とその規模を判定して地盤の状態を監視す
る判定手段とを備えたことを特徴とする地盤監視装置。 - 【請求項5】 直交する2軸の傾き角と傾き方向を検出
する2軸の傾斜計、長手方向に適宜の間隔を存して設け
られ、土中又は土中及び地上の水位を検出する複数の水
位検出計及びこれら傾斜計の角度値、前記傾斜計のデー
タ及び水位データを演算処理する演算部を備え、且つ観
測範囲となる地中に適宜の距離を存してそれぞれ埋設さ
れた複数個の検出器と、 これら各検出器側から伝送される検出データを収集する
基地局に設けられ、各測定ポイント毎の検出データをリ
アルタイムで処理して各測定ポイント毎の基準傾斜角を
超えたデータと、基準水位を超えたデータ又は基準水位
を超えたデータ及び地上の水位データを求めるデータ処
理手段と、 このデータ処理手段で処理された各データをもとに地滑
りの発生要因とその規模を判定して地盤の状態を監視す
る判定手段とを備えたことを特徴とする地盤監視装置。 - 【請求項6】 地盤の変位により外力が加わるとその大
きさ及び方向と検出部自身の傾きから衝撃的加速度を検
出するジャイロセンサ、直交する2軸の傾き角と傾き方
向を検出する2軸の傾斜計、長手方向に適宜の間隔を存
して設けられ、土中又は土中及び地上の水位を検出する
複数の水位検出計及びこれらジャイロセンサの角度値を
前記傾斜計の角度値に基づいて補正された加速度値、前
記傾斜計のデータ及び水位データを演算処理する演算部
を備え、且つ観測範囲となる地中に適宜の距離を存して
それぞれ埋設された複数個の検出器と、 これら各検出器側から伝送される検出データを収集する
基地局に設けられ、各測定ポイント毎の検出データをリ
アルタイムで処理して各測定ポイント毎の基準加速度値
を超えたデータのうち、基準傾斜角を超えたデータと、
基準水位を超えたデータ又は基準水位を超えたデータ及
び地上の水位データを求めるデータ処理手段と、 このデータ処理手段で処理された各データをもとに地滑
りの発生要因とその規模を判定して地盤の状態を監視す
る判定手段とを備えたことを特徴とする地盤監視装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6の何ずれか一つの
項に記載の地盤監視装置において、各検出器は駆動電源
として太陽電池を備えたことを特徴とする地盤監視装
置。
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