JPH03165216A - 水没許容型データ収録装置とその筒形カバー - Google Patents

水没許容型データ収録装置とその筒形カバー

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JPH03165216A
JPH03165216A JP30554889A JP30554889A JPH03165216A JP H03165216 A JPH03165216 A JP H03165216A JP 30554889 A JP30554889 A JP 30554889A JP 30554889 A JP30554889 A JP 30554889A JP H03165216 A JPH03165216 A JP H03165216A
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Tooru Goebuchi
通 五江渕
Hiroyuki Iinuma
博幸 飯沼
Mikio Matsubara
松原 幹夫
Noriaki Sugawara
菅原 紀明
Keiichi Miyanaga
宮良 圭一
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Oyo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野コ 本発明は、野外に設置して種々の観測データを長期間に
わたって収録するデータ収録装置に関するものである。
[従来の技術] 土木工学や環境工学等の分野では野外において各種のデ
ータを長期間にわたって収録したい場合がある。例えば
地滑り地において、その発生原因となる雨量や地下水、
間隙水圧、移動土塊の動き等を正確に把握することは極
めて重要である。そのためには、予め設定した時間間隔
で自動的に観測しデータを収録するシステムが必要とな
る。
従来一般には、データ収録装置のみを室内に設置したり
、現地に観測小屋を設けてその中にデータ収録装置を設
置している。しかし室内にデータ収録装置を設置した場
合には、各種センサからデータ収録装置まで遠く離れて
いるため長くケーブルを張る必要があり、雷の障害や電
気的ノイズの影響を受は易く、ケーブルが邪魔になる等
の欠点があった。また現地の観測小屋にデータ収録装置
を設置する場合には、内部の温度変化が大きく、装置に
悪影響を与える問題が生じた。
そこでこれらの欠点を解消するため、防滴構造のデータ
収録装置を地中浅部に設けた枡内に設置することが行わ
れている。各種センサや電源とをケーブル類によってデ
ータ収録装置に接続し、内蔵のメモリにデータを収録す
る。収録したデータは必要に応じて現地でコンピュータ
に転送する。また収録したデータを光ケーブルや公衆回
線を通してコンピュータに転送できるようなシステムも
ある。
[発明が解決しようとする課B] 従来のデータ収録装置は、コネクタによりケーブル類を
接続する必要上、完全な防水構造にすることが難しい、
せいぜい防滴構造にとどまっており、水中に没するよう
な状態は避けなければならない。
従って地下水位以下へは設置できず、枡内に地下水が浸
入している場合は無論のこと地下水位が地表近くにある
場合には適用できない問題がある。また例え地下水位が
低い場合であっても、大雨等により枡内に水が流れ込む
可能性を考えると設置場所がかなり制限される。
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消し
、例え枡内に地下水が存在している場合であっても全く
問題なく設置し使用できる水没許容型のデータ収録装置
及びその筒形カバーを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成できる本発明は、縦長のデータ収録装
置本体と、それに被せる保形性を有。
する筒形カバーとを組み合わせた水没許容型データ収録
装置である。データ収録装置本体は、下方部分が水密構
造で、ケーブル接続用のコネクタが上部で下向きに設け
られている。ここで「下向き」とは、完全な下向きのみ
ならず、斜め下向きの場合も含まれる。それに対して筒
形カバーは下端が開放され、上板と側面筒状部が連続し
た気密構造になっていて、側面筒状部はデータ収録装置
本体の下部まで垂下し且つ両者の間にケーブルを挿通可
能な隙間を持つ寸法になっている。そして筒形カバーと
データ収録装置本体との間に、それらを一体に保持可能
な結合手段が設けられている。
筒形カバーは保形性(自立性)があればよく、耐錆性、
耐腐食性に優れたステンレススチール製や樹脂成型品な
どが好ましい、筒形カバーの上部には取り扱いを容易に
するため把手部を設けるのが望ましい。
[作用] 本発明の装置では、データ収録装置本体に筒形カバーを
被せた時、各種ケーブル類は開放されている下端から引
き込まれ上方の下向きコネクタに接続されている。筒形
カバーは上板と側面筒状部が連続した気密構造になって
いるから、水位が上昇して装置全体が水中に没したとし
ても筒形カバーの内部では既に存在していた空気が圧縮
され圧力が増大しする。その圧力が外部の水圧と拮抗す
ると、それ以上の浸入が阻止される。このためコネクタ
まで水が浸入することはない、従って装置全体がかなり
の水位まで水中に没してもコネクタに水が付着すること
はなく、なんら支障なく使用し続けることができる。
逆に言えば、筒形カバー内の水がコネクタ近傍まで上昇
するに見合った位置まで外部の水位上昇が許容されるこ
とになる。そのときデータ収録装置本体は下部が水密構
造になっているため内部に水が浸入することはない。
またケーブル接続用のコネクタが下向きに設けられてい
るため、下端開口端から引き込んだケーブル類はストレ
ートにコネクタに接続でき、筒形カバーの横方向の寸法
を最小限度に抑えることができ、小型化できる。
[実施例] 第1図は本発明に係る水没許容型データ収録装置の一実
施例の使用状態を示す説明図であり、第2図はその断面
図である。本装置は縦長で円筒状のデータ収録装置本体
10と、それに被せる筒形カバー12との組み合わせか
ら構成される装置 用ケーブル16によって供給して充電式バッテリで貯え
内部電源とし、各種のセンサ18からの信号をセンサ用
信号ケーブル20を介して装置内に取り込み、記憶した
データをデータ送信用光ケーブル22によって送り出す
ようになっている.勿論、太陽電池以外の通常電源から
電力を供給するようにしてもよい.なお、本装置では一
般的な乾電池でも2〜3ケ月間作動するようになってい
る。センサ18としては、例えば地滑り動態観測システ
ムのような場合には、地表面伸縮計、孔内伸縮計、地表
面傾斜計、孔内傾斜計、水位計、間隙水圧針、雨量針、
土圧計など任意のセンサを1個もしくは複数個接続する
データ収録装置本体1oは、下部が水密構造であり、ケ
ーブル接続用のコネクタ24は上部で下向きに設けられ
ている.ここではデータ収録装置本体10の下部が充電
式バフテリの収容部26になっており、0リング28等
によって上部と水密的に連結される。コネクタ24を下
向きに取り付けるため、データ収録装置本体10の上側
面の相対向する位置に凹部3oを形成する.この凹部3
0は上方が急峻に落ち込み下方がなだらかに側面に沿う
ような形状であり、その上方の急峻な面30aにコネク
タ24が突出するように設け、下方のなだらかな斜面3
bに沿ってケーブル類を引き込めるようになっている.
データ収録装置本体1oの上部空間内にはメモリ装置等
の電子機器が収容され、上面パネル32には表示装置や
スイッチ類が取り付けられる.また上面パネル32の外
周には周壁34が上向きに突設されている。
筒形カバー12はほぼ円筒状で全体が保形性(自立性)
のある材料で作製されており、下端のみで開放され、上
板40と側面筒状部42とが連続した気密構造になって
いて、側面筒状部42はデータ収録装置本体10の下端
近傍にまで垂下し且つ両者の間にケーブル類を挿通可能
な隙間を持つ内径になっている.上板40の内側には内
蓋44が設けられ、その内蓋44の外周面に0リング4
6が設けられる。また上板40の上面に把手部48が設
けられる.これらは金属材料で組み立ててもよいが、ポ
リ塩化ビニル等の樹脂材料で成型するのが好ましい。
更に筒形カバー12とデータ収録装置本体10との間に
は、それらを一体で保持可能な結合手段を設ける.ここ
では筒形カバー12の下端近傍において複数個所で止め
金50によって固定できるようになっている。
実際の使用においては、ケーブル類をコネクタ24に接
続し、筒形カバー12を被せて止め金50でデータ収録
装置本体10に固定する。
そして、その把手部48を掴んで例えば地下浅部に設け
た枡内に降ろし設置する。
例え装置全体が水中に没しても、筒形カバー12の内部
に存在する空気が圧縮されて圧力が増大し、外部の水圧
と拮抗するようになる。すると、それ以上水が浸入する
ことはなく、特にコネクタ近傍には水が到達せず本装置
の機能が損なわれることはない。
本装置では、筒形カバー12を被せた時、内144と側
面筒状部42の上端との間に周壁34が嵌入し、0リン
グ46で押さえられるため、空気は側面筒状部42とデ
ータ収録装置本体10の外側との狭い環状空間に閉し込
められることになる.このため外部の水圧に対する水の
浸入量は比較的少なく、かなり大きな水圧に耐えられる
.換言すれば、かなりの深くまで水中に没してもコネク
タまで水が達することはなく機器の安全は保たれる。
第3図Aに筒形カバーの外側水位Hoに対する内側水位
Hi の関係を示す.同図Bはその水位の計測状態を模
式的に示している.装置の寸法にもよるが、例えばカバ
ー内側水位が10c+sの位置を限界水位と考えたとき
、外側水位は2.5m程度となり、その位深くまで水中
に没していても十分耐え得ることになる。勿論、より深
くなることが予想される場合には、全体をより縦長の構
造にすればよい。
以上本発明の好ましい一実施例について詳述したが、本
発明はこのような構成のみに限定されるるものではない
、カバー上部に把手部を設けることによって狭い枡内等
への設置が容易になり好ましいが、本発明装置の本来の
機能を持たせるためには必須ではない0本実施例ではデ
ータ収録装置本体のコネクタ取り付は郡部が凹部になっ
ている。このようにすると装置全体の径を小さくでき好
ましいが、例えば断面T型のように上部が横方向に張り
出た構造にしてもよい、データ収録装置本体は必ずしも
円柱状である必要はなく、角柱状であってもよい。
[発明の効果コ 本発明は上記のようにデータ収録装置本体の上方から気
密構造の筒型カバーを被せ一体で保持できるように構成
したから、地下水位が高くなるような設置個所であって
も内側上部まで水が浸入するのを防止できる。データ収
録装置本体の下部は水密構造であるため、水が浸入こと
はない。そして本発明ではケーブル接続用のコネクタが
上部に位置しているため、コネクタまで水が到達するの
を防ぐことができ、水中に沈設した状態でも何ら支障な
く使用可能である。
本発明では防水型のコネクタを使用する必要はなく、せ
いぜい防滴型で十分なため、安価であり且つ小型化でき
また本発明ではケーブル接続用のコネクタが下向きに設
けられているため、筒形カバーの下端開口を通してケー
ブル類を引き込んだ時、ケーブル類に曲げ等の力が加わ
ることなくストレートにコネクタに導いて接続でき、そ
れ故データ収録装置本体とカバーとの隙間も最小限度に
とどめることが可能となり、全体的に小型化できる。そ
れに伴って予め地下浅部に設置する枡も小さなもので済
む。
これらの結果、本発明により水没が許容され且つ小型で
安価なデータ収録装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るデータ収録装置の一実施例を示す
使用状態の説明図、第2図はその断面図、第3図Aは外
側水位とカバー内側水位の関係を示すグラフ、Bはその
時の水位の計測説明図である。 10・・・データ収録装置本体、12・・・筒形カバI
6・・・電源用ケーブル、20・・・センサ信号ケーブ
ル、22・・・データ送信用光ケーブル、24・・・コ
ネクタ、40・・・上板、42・・・側面筒状部、48
・・・把手部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、縦長のデータ収録装置本体とそれに被せる保形性を
    有する筒形カバーとからなり、データ収録装置本体は下
    部が水密構造でケーブル接続用のコネクタが上部で下向
    きに設けられ、筒形カバーは下端が開放され、上板と側
    面筒状部が連続した気密構造になっていて、側面筒状部
    はデータ収録装置本体の下部まで垂下し且つ両者の間に
    ケーブルを挿通可能な隙間を持つ大きさであり、筒形カ
    バーとデータ収録装置本体との間にそれらを一体で保持
    可能な結合手段が設けられている水没許容型データ収録
    装置。 2、下端のみが開放され、上板と側面筒状部が連続した
    気密構造になっていて、側面筒状部はデータ収録装置本
    体の下端近傍まで垂下し且つ両者の間にケーブルを挿通
    可能な隙間を有し、上板の上部に把手部を備え、側面筒
    状部の下端近傍にデータ収録装置本体との結合部を有す
    る水没許容型データ収録装置用の筒形カバー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000035348A (ja) * 1998-07-16 2000-02-02 Mitsui Bussan Plant Kk 地盤監視装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54167756U (ja) * 1978-05-17 1979-11-26
JPS6451816U (ja) * 1987-09-29 1989-03-30

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