JP2014060934A - 植物育成支援システム、水分量測定装置、プログラム及びアップロード方法 - Google Patents

植物育成支援システム、水分量測定装置、プログラム及びアップロード方法 Download PDF

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Abstract

【課題】植物が植えられた土壌の水分の測定結果を適切なタイミングで管理装置にアップロードできるようにする。
【解決手段】、植物育成支援システム100によれば、センサ端末1の制御部10は、センサ部11により測定された観葉植物Pが植えられた土壌Sの水分値の測定値が上昇しているか下降しているかを判定する。上昇していると判定した場合、制御部10は、下降していると判定したときよりもアップロードの頻度が高くなるように制御する。
【選択図】図10

Description

本発明は、植物育成支援システム、水分量測定装置、プログラム及びアップロード方法に関する。
従来、植物の育成環境をセンサで測定して記憶しておき、通信スイッチが押下された場合に、管理装置に測定結果のデータを送信する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−75172号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、管理装置にデータを送信するには通信スイッチを押さなければならず、適切なタイミングでデータを送信することができなかった。
本発明の課題は、植物が植えられた土壌の水分の測定結果を適切なタイミングで管理装置にアップロードできるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
植物が植えられた土壌の水分量を測定する測定手段を備える水分量測定装置と、前記水分量測定装置による測定値に基づいて前記植物の育成を管理する管理装置と、がデータ送受信可能に接続される植物育成支援システムであって、
前記水分量測定装置は、
前記測定手段による測定値が上昇しているか下降しているかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記管理装置への前記測定値のアップロードの頻度を制御する制御手段と、
を備える。
請求項8に記載の発明の水分量測定装置は、
植物が植えられた土壌の水分量を測定する測定手段と、
前記測定手段による測定値に基づいて前記植物の育成を管理する管理装置に、前記測定値をアップロードするための通信手段と、
前記測定手段による測定値が上昇しているか下降しているかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記管理装置への前記測定値のアップロードの頻度を制御する制御手段と、
を備える。
本発明によれば、植物が植えられた土壌の水分の測定結果を適切なタイミングで管理装置にアップロードすることが可能となる。
本実施形態における植物育成支援システムの全体構成例を示す図である。 図1のセンサ端末の機能的構成を示すブロック図である。 図2のセンサ部の構成例を示す図である。 図2の記憶部の記憶領域のデータ格納例を示す図である。 図1のサーバの機能的構成を示すブロック図である。 (a)は、植物情報テーブルの一例を示す図、(b)は、根腐れ耐性閾値テーブルの一例を示す図、(c)は、含水レベル判定テーブルの一例を示す図である。 センサ測定値テーブルのデータ格納例を示す図である。 図1の携帯端末の機能的構成を示すブロック図である。 図2の制御部により実行される設定処理を示すフローチャートである。 図2の制御部により実行される水分測定及びアップロード処理を示すフローチャートである。 根腐れ耐性「弱」、「中」、「強」の植物に対し、同じ日時に同じ量の水分を与えたときの、水分測定及びアップロード処理によるそれぞれのアップロードのタイミングを模式的に示すグラフである。 図5の制御部により実行される植物育成管理処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
<植物育成支援システム100の構成>
図1は、本実施形態の植物育成支援システム100の全体構成例を示す図である。
植物育成支援システム100は、観葉植物Pの育成を支援するためのシステムであり、図1に示すように、センサ端末1と、サーバ2と、携帯端末3と、を備えて構成されている。センサ端末1と携帯端末3は、それぞれサーバ2と通信ネットワークNを介して通信接続可能である。通信ネットワークNは、例えば、インターネット回線であり、各装置がインターネット回線に接続するための無線LAN(Local Area Network)や移動体通信網等の回線網を含む。なお、センサ端末1や携帯端末3の台数は、特に限定されない。
<センサ端末1の構成>
センサ端末1は、観葉植物Pが植えられた土壌Sの水分値を測定し、その測定値をサーバ2にアップロードする水分量測定装置である。
図2は、センサ端末1の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、センサ端末1は、制御部10、センサ部11、操作部12、表示部13、記憶部14、通信部15、計時部16等を備えて構成され、各部はバス17により接続されている。
制御部10は、図示は省略するが、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備えて構成される。制御部10のCPUは、ROMに記憶されているプログラムを読み出し、RAMのワークエリアに展開し、展開したプログラムに従って、後述する設定処理、水分測定及びアップロード処理を始めとする各種処理を実行する。制御部10は、水分測定及びアップロード処理を実行することにより、判定手段、制御手段として機能する。
センサ部11は、観葉植物Pが植えられている土壌Sの水分値を測定し、測定結果を制御部10に出力する測定手段である。
図3(a)に、センサ部11の構成例を示す。図3(b)に、センサ部11における土壌Sの水分値測定の回路図を示す。なお、観葉植物Pは土壌Sに植えられているが、図3(a)においてその図示は省略している。
センサ部11は、図3(a)に示すように、電極11a、電極11b、検出回路11cを備える。検出回路11cには、図3(b)に示す電源V0、電気抵抗R、電圧計V1が組み込まれている。電源V0は、電極11aに対して電圧V0[V]を印加するための電源である。電気抵抗Rは、電極11a、11b間の土壌Sの水分値を測定するために組み込まれた電気抵抗値R[Ω](一定)の電気抵抗である。電圧計V1は、電気抵抗Rの両端の電圧降下V1[V]を測定するための電圧計である。なお、図3(b)におけるRsは、電極11a、11b間の土壌S中の電気抵抗値[Ω]を表す。また、センサ部11において、土壌Sの水分値は、V1/V0×100[%]で定義され、V1/V0は、図3(b)に示すRとRsで表すと、数1のとおりとなる。
Figure 2014060934
ここで、観葉植物Pが植えられている土壌Sに水遣りが行われ、土壌Sに水分が含まれると、電極11a、11b間は水分を含んだ土壌Sを介して導通が可能となり、電気抵抗値Rsは減少する(Rs→0)。[数1]より、Rsが0に近づくほど土壌Sの水分V1/V0×100[%]は100[%]に近づく。逆に、電極11a、11b間の土壌Sが乾燥してくると電気抵抗値Rsは増加する(Rs→∞)。[数1]より、Rsが∞に近づくほど土壌Sの水分V1/V0×100[%]は0[%]に近づく。即ち、V1/V0×100[%]は100に近いほど土壌Sの水分が大きいことを示し、0に近いほど土壌Sの水分が少ないことを示す。
センサ部11の検出回路11cは、制御部10からの制御に基づいて、電極11aに対して電源部V0により電圧V0[V]を印加し、電圧計V1による計測値である電圧降下V1[V]を取得して、水分値V1/V0×100[%]を算出し、制御部10に出力する。
操作部12は、各種機能キーやカーソルキー等を有し、ユーザによるキー入力を受け付けてその操作情報を制御部10に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部10からの表示制御信号に従って、各種表示を行う。
記憶部14は、不揮発性の半導体メモリ等により構成される。
記憶部14は、土壌Sの水分値を測定してサーバ2にアップロードを行うために必要となる各種情報を記憶するための記憶領域141を有している。図4に、記憶領域141の一例を示す。図4に示すように、記憶領域141には、「シリアルID」、「定期測定間隔」、「定期アップロード間隔」、「植物の種類」、「上昇アラート閾値」、「前回アップロード日時」、「前回アップロード水分値」等の各項目の情報を書き込むための記憶領域が形成されている。なお、「シリアルID」は、センサ端末1の個体を識別するための識別情報である。「シリアルID」、「定期測定間隔」、「定期アップロード間隔」については、センサ端末1の出荷時に予め書き込まれて記憶されている。
また、記憶部14は、植物の種類の一覧を記憶している。
通信部15は、例えば、無線LANモジュール等により構成され、通信ネットワークNを介してサーバ2を始めとする外部装置と通信接続し、データ送受信を行う。
計時部16は、RTC(Real Time Clock)等により構成され、現在日時を計測して制御部10に出力する。
<サーバ2の構成>
サーバ2は、植物の育成を管理するための管理装置である。具体的には、センサ端末1からアップロードされた水分値の測定値を受信して保存するとともに、保存した測定値に基づいて観葉植物Pが植えられた土壌Sの含水レベルを判定し、判定結果をセンサ端末1のユーザ(即ち、観葉植物Pの栽培者)の携帯端末3に送信する。
図5は、サーバ2の機能構成例を示すブロック図である。図5に示すように、サーバ2は、制御部20、操作部21、表示部22、記憶部23、通信部24、計時部25等を備えて構成され、各部はバス26により接続されている。
制御部20は、図示は省略するが、CPU、RAM、ROMを備えて構成される。制御部20のCPUは、ROMや記憶部23に記憶されているプログラムを読み出し、RAMのワークエリアに展開し、展開したプログラムに従って、後述する植物育成管理処理を実行することにより、含水レベル判定手段、回数判定手段、根腐れ危険性判定手段として機能する。
操作部21は、カーソルキー等の各種機能キー、文字キー、テンキー等を有するキーボードを備え、ユーザによる各キーの押下入力を受け付けてその操作情報を制御部20に出力する。また、操作部21は、表示部22の表面を覆うように透明電極を格子状に配置したタッチパネル等を有し、手指やタッチペン等で押下された位置を検出し、その位置情報を操作情報として制御部20に出力する構成としてもよい。
表示部22は、LCD等により構成され、制御部20からの表示制御信号に従って、各種表示を行う。
記憶部23は、磁気記録媒体を有するHDD(Hard Disk Drive)、不揮発性の半導体メモリ等により構成される。記憶部23には、制御部20で実行されるシステムプログラムや各種処理プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。プログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されている。制御部20は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
また、記憶部23には、植物情報テーブル231、根腐れ耐性閾値テーブル232、含水レベル判定テーブル233、センサ測定値テーブル234、ユーザ登録テーブル235等が記憶されている。
図6(a)に、植物情報テーブル231の一例を示す。植物情報テーブル231は、図6(a)に示すように、「植物の種類」毎に、その種類の「根腐れ耐性」(ここでは、弱、中、強のいずれか)を対応付けて記憶する。根腐れは、植物の根が腐る現象で、その主な原因の一つとして、土壌中に過剰な水分が含まれていることが挙げられる。根腐れ耐性は、水分による根腐れへの耐性を示すものである。例えば、サボテン等、乾燥を好みほとんど水分を必要としない植物は、少しの水分でも根腐れを起こし易く、根腐れ耐性は弱い。一方、湿潤な気候の原産の植物は、大量の水分でも根腐れは起こしにくく、根腐れ耐性は強い。
図6(b)に、根腐れ耐性閾値テーブル232の一例を示す。根腐れ閾値テーブル232は、図6(b)に示すように、各「根腐れ耐性」に、その根腐れ耐性に対応する「上昇アラート閾値」を対応付けて記憶する。上昇アラート閾値は、センサ端末1において、前回のアップロード時から水分値がどれだけ上昇したらサーバ2に測定値を緊急アップロードするかを示すものであり、根腐れ耐性が弱い品種ほど小さい値となっている。
本実施形態におけるアップロードの種類としては、定期アップロードと緊急アップロードとがある。定期アップロードとは、前回サーバ2に測定値をアップロードしてから一定時間(定期アップロード間隔)経過したときに行われるアップロードをいう。緊急アップロードとは、前回サーバ2に測定値をアップロードしてから一定時間(定期アップロード間隔)経過していないときに行われるアップロードをいう。
ここで、土壌の水分値の上昇幅が同じでも、その土壌に生えている植物の根腐れ耐性が異なればその意味は変わってくる。例えば、同じ少量の水遣り(水分値の上昇)でも、水をほとんど必要としない根腐れ耐性「弱」の植物にとっては水分過剰となって根腐れを起こす危険性がある。一方、根腐れ耐性「強」の植物にとっては全く根腐れの危険がない。そこで、本実施形態においては、植物の根腐れ耐性に応じた上昇アラート閾値を設定し、後述する水分測定及びアップロード処理において、観葉植物Pの根腐れ耐性に応じた頻度で測定値のアップロードが行えるようにしている。
図6(c)に、含水レベル判定テーブル233の一例を示す。含水レベル判定テーブル233は、図6(c)に示すように、「植物の種類」毎に、「水分値」と、その水分値に対応する「含水レベル」(土壌の含水レベル)とを対応付けて記憶する。上述のように、植物の種類によって根腐れ耐性や乾燥への耐性は異なり、同じ水分値であっても、植物の種類によってその意味は変わる。含水レベルは、その植物の種類に対して、土壌の水分が多すぎるのか、やや多いのか、良好なのか、少なすぎるのかを示す指標である。
図7に、センサ測定値テーブル234のデータ格納例を示す。センサ測定値テーブル234は、センサ端末1からアップロードされた測定値を格納するためのテーブルである。具体的に、センサ測定値テーブル234は、図7に示すように、センサ端末1からアップロードされた測定値である「水分値」を、「シリアルID」、「植物の種類」、「アップロード日時」、「緊急フラグ」と対応付けて記憶する。
ユーザ登録テーブル235は、特に図示しないが、センサ端末1のユーザの「ユーザ名」、「パスワード」、「出力先」(ここでは、センサ端末1のユーザが保持する携帯端末3のIPアドレス(電子メールアドレス))、「シリアルID」等を対応付けて記憶する。これらのユーザ登録テーブル235における登録内容は、例えば、携帯端末3からサーバ2にアクセスして登録することができる。
通信部24は、ネットワークカード等により構成され、通信ネットワークNを介してセンサ端末1や携帯端末3等の外部装置と通信接続し、データ送受信を行う。
計時部25は、RTC等により構成され、現在日時を計測して制御部20に出力する。
<携帯端末3の構成>
携帯端末3は、センサ端末1のユーザの携帯端末であり、サーバ2から送信された根腐れの警告や土壌の含水レベルの判定結果等を出力する。携帯端末3としては、スマートフォン、携帯電話機、PDA(Personal Data Assistants)、携帯用PC(Personal Computer)等が適用可能である。
図8に、携帯端末3の構成例を示す。図8に示すように、携帯端末3は、制御部30、操作部31、表示部32、音声出力部33、記憶部24、通信部35等を備えて構成され、各部はバス36により接続されている。
制御部30は、CPU、RAM、ROMを備えて構成される。制御部30のCPUは、ROMや記憶部33に記憶されているプログラムを読み出し、RAMのワークエリアに展開し、該プログラムに従って各部を制御し各種処理を実行する。
操作部31は、カーソルキー等の各種機能キー、文字キー、テンキー等を備え、ユーザによる各キーの押下入力を受け付けてその操作情報を制御部30に出力する。また、操作部31は、表示部32の表面を覆うように透明電極を格子状に配置したタッチパネル等を有し、手指やタッチペン等で押下された位置を検出し、その位置情報を操作情報として制御部30に出力することとしてもよい。
表示部32は、LCD等により構成され、制御部30からの表示制御信号に従って、各種表示を行う。
記憶部33は、不揮発性の半導体メモリ等により構成される。記憶部33には、制御部30で実行される各種プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。
音声出力部34は、制御部30からの指示に基づいて音声データを音声信号に変換し、出力する。
通信部35は、例えば、無線LANモジュール等により構成され、通信ネットワークNを介してサーバ2を始めとする外部装置と通信接続し、データ送受信を行う。
なお、携帯端末3は、その他、移動体通信網による通話機能等を備えていてもよい。
<植物育成支援システムの動作>
次に、本実施形態における動作について説明する。
(設定処理)
まず、センサ端末1において、初期設定を行うための設定処理について説明する。
図9に、設定処理のフローチャートを示す。設定処理は、操作部12による所定キーの操作により初期設定の指示が入力された際に、制御部10のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部10は、初期設定を行うための設定画面を表示部13に表示させる(ステップS1)。この設定画面には、例えば、植物の種類(植物名)の一覧等が表示され、操作部12により観葉植物Pの種類を選択することにより、観葉植物Pの種類を入力することができる。
操作部12により観葉植物Pの種類が入力されると(ステップS2)、制御部10は、通信部15によりサーバ2への接続を行い、入力された観葉植物Pの種類に対応する「上昇アラート閾値」をサーバ2から取得する(ステップS3)。
そして、制御部10は、記憶部14の記憶領域141の「植物の種類」、「上昇アラート閾値」の領域に、それぞれ入力された植物の種類、取得した上昇アラート閾値を書き込み(ステップS4)、設定処理を終了する。
(水分測定及びアップロード処理)
次に、センサ端末1において、前回の測定から定期測定間隔が経過する毎に、制御部10により実行される水分測定及びアップロード処理について説明する。
水分測定及びアップロード処理は、観葉植物を枯らしてしまう原因の多くは根腐れであることに着目したもので、根腐れが起きる危険性のある水分値(即ち、測定値)の上昇時にはサーバ2への水分値のアップロードの頻度を上げて監視を強め、逆に、水分値の下降時には、一定間隔で監視していれば十分であるので、定期アップロードのみとなるように制御する処理である。
図10に、水分測定及びアップロード処理のフローチャートを示す。この処理は、制御部10のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働により実行される。
水分測定及びアップロード処理において、制御部10は、まず、記憶領域141から「定期アップロード間隔」、「上昇アラート閾値」、「前回アップロード日時」、「前回アップロード水分値」を読み出す(ステップS11)。
次いで、制御部10は、センサ部11に現在の観葉植物Pが植えられた土壌Sの水分値を測定させ、測定結果を取得する(ステップS12)。
次いで、制御部10は、今回の測定値と「前回アップロード水分値」を比較し、水分値が上昇しているか下降しているかを判定する(ステップS13)。水分値が上昇していると判定した場合(ステップS13;上昇)、制御部10は、今回測定した水分値と「前回アップロード水分値」の差分(上昇分)を算出し、前回のアップロード時からの上昇分が「上昇アラート閾値」以上であるか否かを判定する(ステップS14)。前回のアップロード時からの上昇分が「上昇アラート閾値」以上であると判定した場合(ステップS14;YES)、制御部10は、緊急フラグ=trueを設定し(ステップS15)、ステップS18の処理に移行する。ここで、緊急フラグ=trueは、緊急アップロードであることを示すフラグである。
水分値が下降していると判定した場合(ステップS13;下降)、又は、前回からの上昇分が「上昇アラート閾値」以上ではないと判定した場合(ステップS14;NO)、制御部10は、計時部16から現在日時を取得し、「前回アップロード日時」から「定期アップロード間隔」以上経過したか否かを判定する(ステップS16)。「前回アップロード日時」から「定期アップロード間隔」以上経過したと判定した場合(ステップS16;YES)、制御部10は、緊急フラグ=falseを設定し(ステップS17)、ステップS18の処理に移行する。ここで、緊急フラグ=falseは、定期アップロードであることを示すフラグである。
「前回アップロード日時」から「定期アップロード間隔」以上経過していないと判断した場合(ステップS16;NO)、制御部10は、アップロードを行わずに水分測定及びアップロード処理を終了する。
ステップS18においては、制御部10は、「シリアルID」、「水分値」(今回の測定値)、「植物の種類」、及び「緊急フラグ」を通信部15によりサーバ2にアップロードする(ステップS18)。そして、制御部10は、記憶部14の記憶領域141の「前回アップロード日時」、「前回アップロード水分値」領域に今回の値を書き込み(ステップS19)、水分測定及びアップロード処理を終了する。
図11(a)〜(c)は、根腐れ耐性「弱」、「中」、「強」の植物に対し、同じ日時に同じ量の水分を与えたときの、上記水分測定及びアップロード処理によるそれぞれのアップロードのタイミングを模式的に示すグラフである。図11(a)〜(c)において、横軸は、水分測定を行った日時[時]を示し、縦軸は水分値[%]を示す。図11(a)は、根腐れ耐性「弱」の植物(サボテン)のアップロードタイミングを示している。図11(b)は、根腐れ耐性「中」の植物(アイビー)のアップロードタイミングを示している。図11(c)は、根腐れ耐性「強」の植物(アジアンタム)のアップロードタイミングを示している。
また、図7は、図11(a)〜(c)のそれぞれのタイミングでサーバ2にアップロードしたときのセンサ測定値テーブル234のデータ格納例を示している。図7の斜線は、緊急アップロードであることを示す。
根腐れ耐性「弱」の植物では、上昇アラート閾値が低く設定されている。そのため、図11(a)に示すように、水分値が上昇傾向にあるときには、定期アップロード時以外にも頻繁に緊急アップロードが行われる。
根腐れ耐性「中」の植物では、上昇アラート閾値は根腐れ耐性「弱」の植物より高く、「強」の植物より低く設定されている。そのため、図11(b)に示すように、水分値が上昇傾向にあるときには、比較的大幅な上昇が検知されたときに緊急アップロードが行われる。
根腐れ耐性「強」の植物では、上昇アラート閾値が高く設定されている。そのため、図11(c)に示すように、水分値が上昇傾向にあっても、定期アップロードのみとなっている。
即ち、根腐れ耐性が弱いほど、緊急アップロードの頻度が高くなっている。
また、図11(a)〜(c)に示すように、何れの耐性の植物においても、水分値が下降傾向にあるときには、定期アップロード時以外にはアップロードされない。
このように、上記水分測定及びアップロード処理においては、水分値が上昇傾向にあるときと下降傾向にあるときとでサーバ2へのアップロードの頻度を変化させることができるので、観葉植物Pが植えられた土壌Sの水分値の変化に応じた適切なタイミングでデータのアップロードを行うことが可能となる。
また、観葉植物Pの根腐れ耐性によって水分値の上昇時のアップロードの頻度を変えることができるので、観葉植物Pの根腐れ耐性に応じた適切なタイミングでデータのアップロードを行うことが可能となる。
また、水分下降は数日のオーダーでゆっくり行われるので、水分上昇の監視をこまめに行っている分、定期アップロードの間隔は長く(例えば、数日間隔に)することができ、アップロード回数を効率的に削減し、消費電力の低減を図ることもできる。
(植物育成管理処理)
次に、サーバ2において、制御部20により実行される植物育成管理処理について、図12のフローチャートを用いて説明する。植物育成管理処理は、制御部20のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部20は、通信部24によりセンサ端末1からの水分値の測定値が受信されるのを待機し、センサ端末1からの測定値が受信されると(ステップS21;YES)、記憶部23のセンサ測定値テーブル234に、受信した測定値の書き込みを行う(ステップS22)。具体的には、現在日時(アップロード日時)を計時部25から取得し、センサ測定値テーブル234において、受信した「シリアルID」及びこれに対応する「植物の種類」に対応付けて、「アップロード日時」、「緊急フラグ」、「水分値」を書き込む。
次いで、制御部20は、受信した「シリアルID」に対応するレコードをセンサ測定値テーブル234から読み出して、「緊急フラグ」=trueが所定回数以上連続しているか否かを判断する(ステップS23)。「緊急フラグ」=trueが所定回数以上連続していると判断した場合(ステップS23;YES)、制御部20は、根腐れの危険性があると判定する(ステップS24)。そして、制御部20は、ユーザ登録テーブル235において、受信した「シリアルID」に対応付けて記憶されている「出力先」(ここでは、携帯端末3の電子メールアドレス)を読み出し、通信部24により、携帯端末3に、根腐れの危険性があることを示す警告を出力(送信)する(ステップS25)。携帯端末3において、制御部30は、通信部35により根腐れの危険性があることを示す警告を受信すると、受信した警告を出力する。
ステップS25においては、例えば、制御部20は、根腐れの危険性があることを示す警告メール(警告用の電子メール)を作成し、受信した「シリアルID」に対応付けて記憶されている携帯端末3の電子メールアドレスに送信する。携帯端末3において、制御部30は、通信部35により警告メールを受信すると、受信した警告メールを表示部32に表示する。なお、警告を出力する手段としては、これに限定されず、例えば、Webサイト経由で携帯端末3の表示部32に警告を表示させることとしてもよいし、ボイスメール等で警告を送信し、音声出力部33により出力させたりすることとしてもよい。
ここで、定期アップロードではない緊急のアップロードが所定回数以上連続している場合、ユーザが観葉植物Pの根腐れ耐性の閾値よりも多くの量の水遣りを頻繁に行っていると考えられる。このような場合、根腐れの危険性がある警告をユーザに対して行うことで、ユーザに過剰な水遣りであることを気付かせ、根腐れを未然に防止することが可能となる。
一方、「緊急フラグ」=trueが所定回数以上連続していないと判断した場合(ステップS23;NO)、制御部20は、記憶部23に記憶されている含水レベル判定テーブル235を参照し、受信した「水分値」に基づいて、観葉植物Pに対する土壌Sの含水レベルを判定する(ステップS26)。そして、判定結果を通信部24により携帯端末3に出力(送信)する(ステップS27)。携帯端末3において、制御部30は、通信部35により判定結果を受信すると、受信した判定を出力する。判定結果の出力手段は、上述の警告の出力手段と同様に、特に限定されず、表示部32や音声出力部33等により出力することができる。
土壌Sの含水レベルを閲覧することで、ユーザは、観葉植物Pにとって現在水分が多すぎるのか、良好なのか、逆に足りないのかを把握することが可能となるので、観葉植物Pの育成の参考とすることができる。
以上説明したように、植物育成支援システム100によれば、センサ端末1の制御部10は、センサ部11により測定された観葉植物Pが植えられた土壌Sの水分値の測定値が上昇しているか下降しているかを判定し、判定結果に基づいて、サーバ2への測定値のアップロードの頻度を制御する。
従って、観葉植物Pが植えられた土壌Sの水分値が上昇しているか下降しているかの変化に応じた適切なタイミングでデータのアップロードを行うことが可能となる。
具体的に、センサ部11による測定値が上昇していると判定された場合は、下降していると判定されたときよりもサーバ2へのアップロードの頻度が高くなるように制御するので、急激に水分値が変化することのない下降時に比べて、上昇時のアップロードの頻度を高くすることができ、効率的にアップロードを行うことが可能となる。
また、植物の種類に応じてサーバ2へのアップロードの頻度を変化させるようにすることで、観葉植物Pの種類に応じた適切なタイミングでアップロードを行うことが可能となる。
また、制御部10は、前回アップロードしてから一定時間が経過する毎にセンサ部11による測定値を定期アップロードするとともに、測定値が上昇している場合は、前回アップロードしてから一定時間が経過していなくてもアップロードを行うように制御することで、下降時には定期的なアップロードを確保しつつ、監視の必要な上昇時にはより高い頻度でアップロードを行うことが可能となる。
また、例えば、測定値が観葉植物Pの種類に対して予め定められた閾値以上上昇していると判定された場合に、前回アップロードしてから一定時間が経過していなくてもアップロードを行うように制御することで、観葉植物Pの種類に応じた適切なタイミングでアップロードを行うことが可能となる。
また、サーバ2の制御部20は、センサ端末1からアップロードされた測定値に基づいて、観葉植物Pに対する土壌Sの含水レベルを判定し、判定結果をセンサ端末1のユーザの携帯端末3に出力するので、ユーザは、観葉植物Pにとって現在水分が多すぎるのか、良好なのか、足りないのかを把握することが可能となり、観葉植物Pの育成の参考とすることが可能となる。
また、サーバ2の制御部20は、センサ端末1から定期アップロード以外のアップロードが所定回数以上連続して行われたか否かを判定し、定期アップロード以外のアップロードが所定回数以上連続して行われたと判定した場合に、センサ端末1のユーザの携帯端末3に警告を出力するので、ユーザに過剰な水遣りが行われていることを気付かせ、根腐れを未然に防止することが可能となる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明に係る植物育成支援システムの好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、サーバ2において、センサ端末1からの測定値に基づいて、土壌Sの含水レベル等を判定することとしたが、サーバ2における測定値を利用した判定は、これに限定されるものではない。
また、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
その他、通信システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
(付記)
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
植物が植えられた土壌の水分量を測定する測定手段を備える水分量測定装置と、前記水分量測定装置による測定値に基づいて前記植物の育成を管理する管理装置と、がデータ送受信可能に接続される植物育成支援システムであって、
前記水分量測定装置は、
前記測定手段による測定値が上昇しているか下降しているかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記管理装置への前記測定値のアップロードの頻度を制御する制御手段と、
を備える植物育成支援システム。
<請求項2>
前記制御手段は、前記判定手段により前記測定手段による測定値が上昇していると判定された場合は、下降していると判定されたときよりも前記管理装置へのアップロードの頻度が高くなるように制御する請求項1に記載の植物育成支援システム。
<請求項3>
前記制御手段は、更に、前記植物の種類に応じて前記管理装置へのアップロードの頻度を変化させる請求項1又は2に記載の植物育成支援システム。
<請求項4>
前記制御手段は、前回アップロードしてから一定時間が経過する毎に前記測定手段による測定値を定期アップロードするとともに、前記判定手段により前記測定手段による測定値が上昇していると判定された場合は、前回アップロードしてから前記一定時間が経過していなくてもアップロードを行うように制御する請求項1又は2に記載の植物育成支援システム。
<請求項5>
前記制御手段は、前記判定手段により前記測定手段による測定値が前記植物の種類に対して予め定められた閾値以上上昇していると判定された場合は、前回アップロードしてから前記一定時間が経過していなくてもアップロードを行うように制御する請求項4に記載の植物育成支援システム。
<請求項6>
前記管理装置は、前記水分量測定装置からアップロードされた測定値に基づいて、前記植物に対する前記土壌の含水レベルを判定する含水レベル判定手段を備え、
前記含水レベル判定手段による判定結果を出力する出力手段を更に備える請求項1〜5の何れか一項に記載の植物育成支援システム。
<請求項7>
前記管理装置は、前記水分量測定装置から前記定期アップロード以外のアップロードが所定回数以上連続して行われたか否かを判定する回数判定手段と、
前記回数判定手段により前記定期アップロード以外のアップロードが所定回数以上連続して行われたと判定された場合に、根腐れの危険性があると判定する根腐れ危険性判定手段と、を備え、
前記根腐れ危険性判定手段が根腐れの危険性があると判定した場合、警告を出力する出力手段を更に備える請求項4又は5に記載の植物育成支援システム。
<請求項8>
植物が植えられた土壌の水分量を測定する測定手段と、
前記測定手段による測定値に基づいて前記植物の育成を管理する管理装置に、前記測定値をアップロードするための通信手段と、
前記測定手段による測定値が上昇しているか下降しているかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記管理装置への前記測定値のアップロードの頻度を制御する制御手段と、
を備える水分量測定装置。
<請求項9>
植物が植えられた土壌の水分量を測定する測定手段と、前記測定手段による測定値に基づいて前記植物の育成を管理する管理装置に前記測定値をアップロードするための通信手段と、を備える水分量測定装置に用いられるコンピュータを、
前記測定手段による測定値が上昇しているか下降しているかを判定する判定手段、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記植物の育成を管理する管理装置への前記測定値のアップロードの頻度を制御する制御手段、
として機能させるためのプログラム。
<請求項10>
植物が植えられた土壌の水分量を測定する水分量測定装置から、当該水分量測定装置による測定値に基づいて前記植物の育成を管理する管理装置に前記測定値をアップロードする方法であって、
前記測定値が上昇しているか下降しているかを判定する判定工程と、
前記判定工程における判定結果に基づいて、前記管理装置への前記測定値のアップロードの頻度を制御する制御工程と、
を含むアップロード方法。
100 植物育成支援システム
1 センサ端末
10 制御部
11 センサ部
12 操作部
13 表示部
14 記憶部
15 通信部
16 計時部
17 バス
2 サーバ
20 制御部
21 操作部
22 表示部
23 記憶部
231 植物情報テーブル
232 根腐れ耐性閾値テーブル
233 含水レベル判定テーブル
234 センサ測定値テーブル
235 ユーザ登録テーブル
24 通信部
25 計時部
26 バス
3 携帯端末
30 制御部
31 操作部
32 表示部
33 音声出力部
34 記憶部
35 通信部
36 バス

Claims (10)

  1. 植物が植えられた土壌の水分量を測定する測定手段を備える水分量測定装置と、前記水分量測定装置による測定値に基づいて前記植物の育成を管理する管理装置と、がデータ送受信可能に接続される植物育成支援システムであって、
    前記水分量測定装置は、
    前記測定手段による測定値が上昇しているか下降しているかを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記管理装置への前記測定値のアップロードの頻度を制御する制御手段と、
    を備える植物育成支援システム。
  2. 前記制御手段は、前記判定手段により前記測定手段による測定値が上昇していると判定された場合は、下降していると判定されたときよりも前記管理装置へのアップロードの頻度が高くなるように制御する請求項1に記載の植物育成支援システム。
  3. 前記制御手段は、更に、前記植物の種類に応じて前記管理装置へのアップロードの頻度を変化させる請求項1又は2に記載の植物育成支援システム。
  4. 前記制御手段は、前回アップロードしてから一定時間が経過する毎に前記測定手段による測定値を定期アップロードするとともに、前記判定手段により前記測定手段による測定値が上昇していると判定された場合は、前回アップロードしてから前記一定時間が経過していなくてもアップロードを行うように制御する請求項1又は2に記載の植物育成支援システム。
  5. 前記制御手段は、前記判定手段により前記測定手段による測定値が前記植物の種類に対して予め定められた閾値以上上昇していると判定された場合は、前回アップロードしてから前記一定時間が経過していなくてもアップロードを行うように制御する請求項4に記載の植物育成支援システム。
  6. 前記管理装置は、前記水分量測定装置からアップロードされた測定値に基づいて、前記植物に対する前記土壌の含水レベルを判定する含水レベル判定手段を備え、
    前記含水レベル判定手段による判定結果を出力する出力手段を更に備える請求項1〜5の何れか一項に記載の植物育成支援システム。
  7. 前記管理装置は、前記水分量測定装置から前記定期アップロード以外のアップロードが所定回数以上連続して行われたか否かを判定する回数判定手段と、
    前記回数判定手段により前記定期アップロード以外のアップロードが所定回数以上連続して行われたと判定された場合に、根腐れの危険性があると判定する根腐れ危険性判定手段と、を備え、
    前記根腐れ危険性判定手段が根腐れの危険性があると判定した場合、警告を出力する出力手段を更に備える請求項4又は5に記載の植物育成支援システム。
  8. 植物が植えられた土壌の水分量を測定する測定手段と、
    前記測定手段による測定値に基づいて前記植物の育成を管理する管理装置に、前記測定値をアップロードするための通信手段と、
    前記測定手段による測定値が上昇しているか下降しているかを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記管理装置への前記測定値のアップロードの頻度を制御する制御手段と、
    を備える水分量測定装置。
  9. 植物が植えられた土壌の水分量を測定する測定手段と、前記測定手段による測定値に基づいて前記植物の育成を管理する管理装置に前記測定値をアップロードするための通信手段と、を備える水分量測定装置に用いられるコンピュータを、
    前記測定手段による測定値が上昇しているか下降しているかを判定する判定手段、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記植物の育成を管理する管理装置への前記測定値のアップロードの頻度を制御する制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  10. 植物が植えられた土壌の水分量を測定する水分量測定装置から、当該水分量測定装置による測定値に基づいて前記植物の育成を管理する管理装置に前記測定値をアップロードする方法であって、
    前記測定値が上昇しているか下降しているかを判定する判定工程と、
    前記判定工程における判定結果に基づいて、前記管理装置への前記測定値のアップロードの頻度を制御する制御工程と、
    を含むアップロード方法。
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