JP2017150657A - ガスケット - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ガスケット(gasket)に関し、より詳しくは渦巻形(spiral wound)ガスケットの上下の両側を一対のメタルジャケット(metal jacket)で包む形態のメタルガスケットに関する。
すなわち、ガスケットは、つながれる2つの管体の間に挟まれ、その管体間の隙間から流体が漏れることを遮断するためのものであって、例えば、バルブ(valve)又はパイプ(pipe)など、流体を移送させる管体の連結部位であるフランジの間に介在されて流体の漏れを防止するとともに、外部の異物が管体の内部に流入されることを防止するシール(sealing)機能を有する。すなわち、バルブ又はパイプなどのフランジの締結時、軸方向に加えられる圧力によってガスケットの体積が圧縮され、連結部位であるフランジ間の継ぎ目を外部から遮断させることになる。
例えば、ガスケットが装着されるフランジの大きさや位置、締結のためのボルティング(bolting)過程などを考慮しなければならず、特にプラントの運転条件が加熱と冷却の連続であるので、管体の内部に高温、高圧の流体が繰り返して流れれば、管体1の連結部位であるフランジ2の扁平度を完璧に水平に維持させにくくなり、したがって、フランジ2の間隔が、図1aに示されたように、偏向的に広がることになる(D2>D1)。
すなわち、フランジに装着されたガスケットは、この偏差を克服してシール状態を維持しなければならず、そのためにはガスケットのシール方向への降伏点が高く、復元力が大きくなければならない。
また、前記第2のジャケットは、第1のジャケットよりも広く、前記第2のジャケットは、ベンディング(bending)処理されて、前記第1のジャケットの一部と、前記カンプロファイル及び前記Oリング部材とを包むことを特徴とするガスケットを提供する。
本発明は多様な変更を加えることができ、様々な形態を有することができるところ、特定の実施例は図面に例示し、本文に詳細に説明する。しかし、これは本発明を特定の開示形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物乃至代替物を含むものと理解すべきである。
本発明の実施例のガスケットは図3aのように全体としてリング(ring)状を有することができるが、これに限定されず、必要によって楕円形(oval)、四角形(oblong square)、菱形(diamond)など多様な形状であることができる。
本発明の第1実施例に係るガスケットは、渦巻形ガスケット200と、Oリング部材110と、コアバネ120と、第1のジャケット320と、第2のジャケット310と、第1のシール層421と、第2のシール層422と、第3のシール層410とを含んで構成することができる。
このような渦巻形ガスケット200、第1のOリング部材及び第2のOリング部材は第1のジャケット320の内部に収容されることができ、第1のジャケット320を含んだ渦巻形ガスケット200、第1のOリング部材、第2のOリング部材は第2のジャケット310の内部に収容されることができる。
また、第2のジャケット310内に収容された第1のジャケット320上には第1のシール層421を形成することができ、第1のシール層421上には第2のシール層422を形成することができる。更に、第2のシール層422の反対側である第2のジャケット310上には第3のシール層410を形成することができる。
本発明の第1実施例に係る渦巻形ガスケット200は、フープ210とフィラー220を交互に繰り返して螺旋状に巻回して生成することができる。しかし、フープ210とフィラー220を必ず順に交互に重ねるのではなく、渦巻形ガスケット200の外側又は内側部分にはフープ210をより多く巻回して補強力を更に強化させる方向に、多様な方式で巻回して生成することができる。すなわち、渦巻形ガスケット200の中間より外側又は内側部分にはフープ210がより多く巻回されて、フィラー220が外部に流出されることを防止することができる。
また、本発明の第1実施例に係るガスケットの渦巻形ガスケット200のフープ210は、折れ目部分が3個所に形成されて「W」字状に形成することができる。このような「W」字状フープは折れ目部分が3個所あるので、ガスケットの外部から印加される圧力が各折れ目部分に均一に分散して印加されることにより、フープ210が外部圧力に降伏して復元力を失うことを防止できる効果がある。
本発明のガスケットの渦巻形ガスケット200のフィラー220は黒鉛から構成することができるが、これに限定されず、黒鉛、セラミック、及び雲母のうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせから構成することができる。すなわち、非石綿物質を使用することができる。
すなわち、本発明の第1実施例に係るガスケットは、渦巻形ガスケット200を第1のジャケット320と第2のジャケット310とで包むので、渦巻形ガスケット200のフープ210やフィラー220が外部に流出されることを防止することができる。また、第1のジャケット320と第2のジャケット310の内部に備えられるOリング部材110によってガスケットの復元力が向上する効果を果たすことができる。
したがって、本発明の第1実施例に係るガスケットによれば、第1のジャケット320と第2のジャケット310との間に形成される段差を黒鉛などからなる第1のシール層421で簡単に無くすことができるので、ガスケットの内部に印加される圧力を均等にすることができる。また、第2のシール層422と第3のシール層410によりガスケットの上面と下面を同じ高さで滑らかに維持してフランジの接合面との密着効果を更に向上させる効果がある。
本発明の第2実施例に係るガスケットにおいて、渦巻形ガスケット200、第1のOリング部材、第2のOリング部材は、第1のジャケット320の開口部を通じて第1のジャケット320内に収容されることができる。
また、第1のジャケット320の内部に収容された渦巻形ガスケット200の上には内部シール層411を形成することができる。内部シール層411は黒鉛材質で形成することができるが、これに限定されるのではない。好ましくは、内部シール層411は黒鉛、雲母、及びセラミックのうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせからなる材質で形成することができる。
この過程で、第2のジャケット310内の内部シール層411は、第2のジャケット310が滑らかに第1のジャケット320を包むように手伝う役割を遂行するとともに、フランジに採用される場合、渦巻形ガスケット200に印加される各部分の圧力を均等に伝達する役割を遂行することができる。
第2のジャケット310の開口部を通じて露出された第1のジャケット320の表面上には外部シール層420を形成することができ、外部シール層420は露出された第1のジャケットの表面を全て覆うように形成することができる。また、外部シール層420の反対側の第2のジャケット310上には第3のシール層410を形成することができる。
よって、最終的にガスケットの上面と下面の表面は同じ高さで両面が均等に形成されることができ、これにより、ある一部分に圧力が集中されてガスケットが破損される恐れを減らすことができる効果がある。また、黒鉛などからなる外部シール層420を1回の工程で第1のジャケット320上に塗布することができるので、製作工程が単純になって生産原価を節減することができる効果がある。
本発明の第3実施例に係るガスケットは、第1実施例に係るガスケットと同様に製作することができ、但し、Oリング部材110をCリング部材111に変更して製作することができる。
本発明の第3実施例に係るガスケットのCリング部材111は、Oリング部材110の一側に開口部が形成され、その断面が「C」字状を有するものであって、第3実施例に係るガスケットは、Cリング部材111の開口部がガスケットの内側を向く方向に形成されることができる。
よって、管フランジの流路から流体が流出される場合、Cリング部材111の開口部が拡張されて、外部に流体が追加流出されることを防止できる効果がある。尚、渦巻形ガスケット200がガスケットの半径方向に離脱されることを防止できる効果がある。
本発明の第4実施例に係るガスケットは、第2実施例に係るガスケットのOリング部材110をCリング部材111で代替することで製作することができる。
本発明の第4実施例に係るガスケットも、上述の第3実施例に係るガスケットと同様に、渦巻形ガスケット200の内側と外側に備えているCリング部材111によってフランジの流路から流体が流出されることを防止できるとともに、渦巻形ガスケット200のフープやフィラーが半径方向に離脱されることを防止できる効果がある。
したがって、内部シール層411により渦巻形ガスケット200が第2のジャケット310と離隔されず密着することができるので、渦巻形ガスケット200に印加される圧力を均分に分散させることができる効果がある。
第2のジャケット310の開口部を通じて外部に露出される第1のジャケット320の表面は、外部シール層420によって完全に覆われることができる。尚、外部シール層420の反対側の第2のジャケット310上には第3のシール層410を形成することができる。
したがって、本発明の第4実施例に係るガスケットによれば、フランジ両方の接合面からガスケットの各部分に同じ圧力が印加されることができるので、ガスケットが破損されることを最大限防止できる効果がある。
本発明の第5実施例に係るガスケットのCリング部材111は、第3実施例に係るガスケットにおいて、その方向が、内側方向ではなくガスケットの外側方向を向くことを特徴とする。
本発明の第5実施例に係るガスケットは、Cリング部材111がガスケットの外側方向を向くことにより、フランジの外部から非理想的な圧力が加わる場合、Cリング部材111が拡張されて外部の圧力がフランジの管路に影響を与えることを防止できる効果がある。また、ガスケットの内部に流体が流入される場合は、内部の渦巻形ガスケット200とともにCリング部材111の開口部が拡張されて、フランジの接合面にガスケットがより密着してシール効果が向上する効果がある。
本発明の第6実施例によるガスケットは、第4実施例に係るガスケットにおいて、Cリング部材111の方向がガスケットの外側方向を向くように変更することで製作されることを特徴とする。
本発明の第6実施例によるガスケットも、第5実施例のガスケットと同様に、フランジの外部から非理想的に圧力が加わる場合に、渦巻形ガスケット200の外側に位置する第2のCリング部材が膨張してフランジの内部管路に影響を与えることを防止することができる。
尚、ガスケットの第1のジャケット320の内部に流体が流入される場合は、内部の渦巻形ガスケット200とCリング部材111がともに拡張されて、ガスケットがフランジの接合面に更にしっかり密着されるようにする効果がある。
本発明の第7実施例と第8実施例に係るガスケットは、Cリング部材111の開口部が上部を向く方向に形成されていることができる。
このように、本発明の第7実施例と第8実施例に係るガスケットにおいては、Cリング部材111の開口部が上部を向くことで、渦巻形ガスケット200のフープ210を両側から更に強く押し出すことができる。
より具体的に、管路から流体が流出されてガスケットの第1のジャケット320と第2のジャケット310の内部に流入される場合、ガスケットのCリング部材111は左右に拡張される。すなわち、渦巻形ガスケット200の内側に位置した第1のCリング部材と渦巻形ガスケット200の外側に位置した第2のCリング部材が拡張されて渦巻形ガスケット200を両側から押し出すことになる。これにより、渦巻形ガスケット200のフープ210が広がり、フランジの接触面と更にしっかり密着される。
したがって、本発明の第7実施例と第8実施例によるガスケットによれば、フランジ管路の接合面のシール効果を更に固める効果がある。
本発明の第9実施例と第10実施例は、図面上では、ガスケットのCリング部材111がフランジの下部を向くように示されて、本発明の第7実施例と第8実施例に係るガスケットとは異なるガスケットと見られるが、実際、第9実施例と第10実施例のガスケットは第7実施例と第8実施例の上下をひっくり返した対称構造であって、同一構造を有するガスケットである。
よって、第9実施例と第10実施例のガスケットは、第7実施例と第8実施例のガスケットと異なるガスケットではなく、同様に、ガスケット内部に流体が流入される場合にCリング部材111が拡張されて渦巻形ガスケット200を内側と外側から同時に押し出してフープが広がるようにするため、フランジの接合面のシール効果を更に高める効果がある。
本発明の第11実施例と第12実施例に係るガスケットは、それぞれ第3実施例と第4実施例に係るガスケットにおいて、Cリング部材111のうち渦巻形ガスケット200の外側に位置した第2のCリング部材の開口部の方向が外側方向を向くことを特徴とする。
本発明の第11実施例と第12実施例に係るガスケットは、渦巻形ガスケット200の内側に位置する第1のCリング部材の開口部はガスケットの内側方向を向いて、渦巻形ガスケット200の外側に位置する第2のCリング部材はガスケットの外側方向を向くことにより、フランジ管路から流出される流体は第1のCリング部材が拡張されて接合面をシールし、フランジ外部から流入される流体は第2のCリング部材が拡張されて接合面をしっかりシールすることができる効果がある。
本発明の各実施例のOリング部材110又はCリング部材111の内部に採用されるコアバネ120は、長い板が巻回されて形成される板コイル(coil)バネ121の形式で製作されたバネであることができる。
一般的にコイルバネ122は、図17aから分かるように、細長い金属線材をコイル方向に巻回することで製作することができる。
しかし、Oリング部材110又はCリング部材111に一般のコイルバネ122を挿入する場合、図17a内の拡大図のように、コイルバネ122とOリング部材110又はCリング部材111との間の接触部位である「S」は非常に狭い領域であるしかない。すなわち、Oリング部材110又はCリング部材111の復元力を強化するために挿入されるコイルバネ122とOリング部材110又はCリング部材111との間の接触面が小さいため、外部から圧力が印加される場合、そのまま狭い面積に大きい圧力が印加されてOリング部材110又はCリング部材111が破損されやすい恐れがある。
コアバネ120が板コイルバネ121で代替される場合、図16aから分かるように、板コイルバネ121とOリング部材110又はCリング部材111との間の接触部位である「S」を広く維持することができる。すなわち、図17aの「S」より非常に広い面積の接触面積を維持することができるので、Oリング部材110とCリング部材111に圧力が印加されても、その圧力が均一に分散されることができる。
したがって、Oリング部材110とCリング部材111が破損される可能性を更に減らすことができる効果がある。
本発明の第13実施例に係るガスケットは、第1実施例に係るガスケットにおいて、渦巻形ガスケット200のフープ210が「V」字状に形成されたことを特徴とする。
本発明の第13実施例に係るガスケットの「V」字状に形成されるフープ210は1回の折れ工程で製作可能である。すなわち、上述の「W」字状フープ210の場合は3回の折れ工程が必要であるため製作工程が多少複雑であるが、本発明の第13実施例に係るガスケットは「V」字状フープ210を作るために1回の折れ工程だけを行えばよいので、その生産原価が下げられる効果がある。
したがって、「V」字フープ210の場合、圧力が、折れがある一部分に集中されるため、「W」字フープ210に比べて外部圧力による降伏が生じやすいという短所があるが、製作過程が単純であるので、比較的低圧力のフランジ管の接合面に採用されるガスケットをより低費用で提供することができるという効果がある。
本発明の第14実施例に係るガスケットは、第1実施例に係るガスケットの渦巻形ガスケット200において、フープ210の形が突出部を有する板形状に製作されることを特徴とする。
本発明の第14実施例において渦巻形ガスケット200のフープ210の突出部はガスケットの外側方向を向くことができる。
そして、このような突出部により、フランジの外部から圧力が印加される場合、突出部と第2のOリング部材が圧搾してガスケットのフープが拡張されることができる。尚、反対側の第1のOリング部材はフープの陥没部と圧搾されることができる。したがって、全体的にガスケットの外部や内部から圧力が印加される場合、渦巻形ガスケット200のフープが広がることによりフランジ管路内の流体の外部流出を防止できる効果がある。また、本発明の第14実施例に係るガスケットは「V」字フープ210と違って3個所の折れ目部分があるので、圧力が多少分散されるという付随的な効果も果たすことができる。
本発明の第15実施例に係るガスケットは、第1実施例に係るガスケットにおいて、渦巻形ガスケット200のフープ210が「V」字状と「W」字状が混用されたものであることができる。
より具体的に、本発明の第14実施例に係るガスケットの渦巻形ガスケット200の外側に位置するフープ210は「V」字状に形成することができ、内側に位置するフープ210は「W」字状に形成することができる。
上述のように、「W」字フープ210は3個所の折れ目部分によりフープ210に印加される圧力を分散することができ、フープ210が大きい圧力を受けて降伏して復元力を失うことを防止できる効果がある。また、「V」字フープ210は折れが1個所しかないので、圧力が、折れのある部分に集中されて「W」字フープよりは容易に降伏するが、製作工程が単純であるという効果がある。
したがって、本発明の第15実施例に係るガスケットは、「V」字状フープ210はガスケットの外側に位置し、「W」字状フープ210はガスケットの内側に位置することで、より強い圧力が印加される内側における復元力は「W」字フープが担当し、外側は「V」字フープが担当して、ガスケットの復元力を向上させながらもその製作単価を下げる付随的な効果を果たすことができる。
本発明の第16実施例に係るガスケットは、第15実施例に係るガスケットの渦巻形ガスケット200において、「W」字フープと「V」字フープの位置を変えたことを特徴とする。すなわち、ガスケットの外側には「W」字フープが位置し、ガスケットの内側には「V」字フープが位置することを特徴とする。
したがって、本発明の第16実施例に係るガスケットは、フランジの接合面の外側に内側より更に強い圧力が印加されるように製作された特殊な構造で使用することができる。
本発明の第17実施例に係るガスケットは、第1実施例に係るガスケットにおいて、Oリング部材110を中が満たされた単純なリング部材510で代替したことを特徴とする。
よって、本発明の第17実施例に係るガスケットは、コアバネ120を備えたOリング部材110を、単純なリング部材510で代替することで、その製作工程をより単純化できる効果がある。すなわち、コアバネ120を備えたOリング部材110に比べてはガスケットの復元力が多少足りないということがあるが、比較的低圧力のフランジに採用されるガスケットに対しては、リング部材510でも十分な復元力を提供することができる場合に採用されて使用されることができる。
本発明の第18実施例に係るガスケットは、第17実施例に係るガスケットにおいて、渦巻形ガスケット200のフープ210が「V」字状フープで代替されたことを特徴とする。
よって、渦巻形ガスケット200の生産過程を単純化させて製作原価を下げる効果がある。
本発明の第19実施例に係るガスケットは、第17実施例に係るガスケットにおいて、渦巻形ガスケット200のフープ210が突出部を有する板状部材で代替されたことを特徴とする。これにより、第19実施例に係るガスケットは降伏される圧力を多少向上できる効果がある。
本発明の第20実施例に係るガスケットは、第17実施例に係るガスケットにおいて、渦巻形ガスケット200の外側のフープ210は「V」字状に、内側のフープ210は「W」字状に製作することを特徴とする。
このような構造により、本発明の第20実施例に係るガスケットは「W」字フープ210の効果である復元力強化という目的を果たしながらも、「V」字フープ210の長所である製作工程の単純化による原価節減という効果も同時に果たすことができる。
本発明の第21実施例に係るガスケットは、第20実施例に係るガスケットにおいて、渦巻形ガスケット200の「V」字フープと「W」字フープの位置を変えたことを特徴とし、フランジの接合面の外部が内部より更に大きい圧力を受ける特殊構造に使用することができる。
本発明の第22実施例に係るガスケットは、第1実施例に係るガスケットにおいて、内部にコアバネ120を備えたOリング部材110が四角リング部材520に変更されたことを特徴とする。
本発明の第22実施例に係るガスケットは、Oリング部材110を四角リング部材520で代替することで、その製作工程を単純化させて製造原価が下げられる効果がある。
本発明の第23実施例に係るガスケットは、第21実施例に係るガスケットの渦巻形ガスケット200のフープ210が、「W」字状から「V」字状に代替されたことを特徴とする。
本発明の第23実施例に係るガスケットは、渦巻形ガスケット200のフープ210を製作する工程でフープ210を1回だけ折れればよいので、その製作工程を更に単純にすることができる効果がある。
したがって、本発明の第23実施例によるガスケットによれば、ガスケットの生産原価を下げることができる。
本発明の第24実施例に係るガスケットは、第22実施例に係るガスケットの渦巻形ガスケット200を突出部が形成された平板型のフープで代替したことを特徴とする。
本発明の第25実施例に係るガスケットは、第22実施例に係るガスケットの渦巻形ガスケット200のフープ210のうち、ガスケットの外側に位置したフープ210は「V」字状を有し、ガスケットの内側に位置したフープ210は「W」字状を有することができる。
本発明の第25実施例に係るガスケットは内部の「W」字フープ210により、フランジ管路の周りの高い圧力が分散して印加されて復元性を向上することができるので、より低費用でも目的とするシール性を確保できる効果がある。
本発明の第26実施例に係るガスケットは、第25実施例に係るガスケットの渦巻形ガスケット200の外側に位置したフープ210と、内側に位置したフープ210の形を変えたことを特徴とする。すなわち、渦巻形ガスケット200の外側には「W」字状フープが配置され、内側には「V」字状フープが配置されることを特徴とする。
したがって、本発明の第25実施例に係るガスケットによれば、フランジの構造上、管路側より外側に更に高い圧力が印加される特殊構造において高い復元力を確保できる効果がある。
本発明の第27実施例に係るガスケットは、第22実施例に係るガスケットにおいて、四角リング部材520が凹凸リング部材530で代替されたことを特徴とする。
第27実施例に係る凹凸リング部材530は渦巻形ガスケット200の外側と内側にそれぞれ当接するように位置することができる。また、凹凸リング部材530は、フランジの内部又は外部で圧力により前記凹凸リング部材530が渦巻形ガスケット200の方へ移動する場合、渦巻形ガスケット200のフープが広がるように凹凸が生成されていることができる。すなわち、凹凸リング部材530の凹凸と溝部は渦巻形ガスケット200のフープの形と類似に形成されることができ、互いに当接させて押し出す場合、渦巻形ガスケット200のフープが広がるようにする役割を遂行することができる。
本発明の第28実施例に係るガスケットの渦巻形ガスケット200のフープ210は「V」字状フープを採用することができる。
そして、渦巻形ガスケット200の外側と内側にはそれぞれ「V」状フープが容易に広がるように凹凸と溝部が形成された外部リング部材540と内部リング部材550を備えることができる。
したがって、ガスケットの渦巻形ガスケット200の製造工程を単純化することができ、外部リング部材540と内部リング部材550が渦巻形ガスケット200の外側と内側に位置することにより、フランジ接合面から流体が流出される場合、渦巻形ガスケット200のフープが広がりながらシール効果を極大化させることができる。
本発明の第29実施例に係るガスケットの渦巻形ガスケット200の外側には「V」字状フープを、内側には「W」字状フープを備えることができる。
また、このような渦巻形ガスケット200の外側には外部リング部材540が位置し、渦巻形ガスケット200の内側には凹凸リング部材530が位置することができる。すなわち、ガスケットの外側には「V」字フープ210の形状と合うように外部リング部材540が位置することができ、内側には「W」字フープ210の凸凹形状と類似に凹凸リング部材530が位置することができる。
よって、フランジの接合面に採用されたガスケットが内部又は外部から圧力が印加される場合、外部リング部材540と凹凸リング部材530が渦巻形ガスケット200を両側又は一側から圧縮してフープが広がるようにすることで、シール効果が極大化される効果がある。
本発明の第30実施例に係るガスケットの渦巻形ガスケット200のフープ210は、ガスケットの外側には「W」字状フープが装着され、内側には「V」字状フープが装着されることができる。
また、渦巻形ガスケット200の外側には2つの溝部を備えた外部リング部材560が位置することができ、渦巻形ガスケット200の内側には内部リング部材550が位置することができる。
したがって、フランジの接合面から流体が流出される場合、外部リング部材540と内部リング部材550が渦巻形ガスケット200の方向に圧縮されてフープ210が広がるようにすることができる。
よって、ガスケットがフランジの接合面に密着されて流体が外部に流出されることを防ぐ効果がある。
まず、本発明の様々な実施例で使用されるカンプロファイル600は、高温、高圧などの極限条件下においても優れた圧縮力及び復元力を維持できるように高温用金属素材で形成されたものであって、ステンレス(stainless)又はインコネル(inconel)で形成されることができる。より具体的には、「ステンレススチール(Steel)347」、「インコネル825」などが適用されて形成されることができる。
本発明の様々な実施例のガスケットはダブル(double)ジャケット構造の被覆材の内部にカンプロファイル600を挿入することで、高温、高圧などの極限条件下においても優れた圧縮力及び復元性を維持できる効果がある。尚、このような優れた圧縮力及び復元性により、密封性を向上する効果を果たすことができるだけでなく、コールドフローや過締付圧によるガスケットの破損に対しても抵抗が大きいガスケットを提供することができる。尚、このような抵抗性の達成により、大型サイズへの設置及び取り扱いにおいても優れた安定性を提供するガスケットを提供できる効果がある。
このようなカンプロファイル600の上面と下面にはそれぞれ鋸歯部材が形成されていることができる。このような鋸歯部材はセレーション(serration)加工により形成することができ、本発明の様々な実施例に係るガスケットは、カンプロファイル600の上面と下面に形成された鋸歯部材を通じて低締付圧で締結ボルトの荷重を鋸歯部材の山部位に集中させて、低締付圧で隙間のない密封性を維持させる効果がある。
図3bと図4bは本発明の第1実施例に係るガスケットの様子とその変形された形態を示す図面である。
本発明の第1実施例に係るガスケットは、図4bから分かるように、カンプロファイル600、Oリング部材110、第1のジャケット320、第2のジャケット310を含んで構成することができる。具体的に、第1のジャケット320上にはカンプロファイル600が安着されることができ、このようなカンプロファイル600の内側にはOリング部材110を備えることができる。また、第2のジャケット310はカンプロファイル600、Oリング部材110及び第1のジャケット320の一部を包むようにガスケットの上部からベンディング(bending)処理されることができる。
本発明の第2実施例に係るガスケットは、図8bから分かるように、第1のジャケット320、カンプロファイル600、Oリング部材110、第2のジャケット310を含んで形成することができる。第2実施例に係るガスケットが第1実施例に係るガスケットと違う点は、第1のジャケット320が上方にベンディング処理されて内部にカンプロファイル600とOリング部材110を収容することができるという点である。
また、ガスケットの内側と外側が第1のジャケット320と第2のジャケット310により重畳的に保護されることで、外部圧力に対してより強く、かつシール能力が向上したガスケットを提供できる効果がある。
本発明の第3実施例に係るガスケットとその変形された形態は、本発明の第2実施例に係るガスケットとその変形された形態と比べて、ガスケット内部のOリング部材110がガスケットの外側を向く方向に位置した点で相違している。
すなわち、本発明の第1実施例と第2実施例に係るガスケットは、Oリング部材110が内側に位置することで管フランジの内部からガスケットに伝達される圧力に対して更に効果的なシール性を提供したのであれば、本発明の第3実施例は、ガスケット内部のOリング部材110を外側に位置させることで、管フランジのボルト締結が緩んでいる場合のような低締付圧の状況下でOリング部材110が膨張してシール性を確保できるようにする効果がある。
本発明の第4実施例のガスケットは、第3実施例のガスケットに比べて第1のジャケット320が平たい形態で製作されたガスケットで、より低い圧力条件下で使用できるガスケットであって、第1のジャケットの大きさを小さくすることにより製作単価が下げられる形態のガスケットである。
第5実施例に係るガスケットは、カンプロファイル600の内側及び外側の両側にOリング部材110を備えることができる。尚、カンプロファイル600の内側端部610と外側端部620は全てOリング部材110と密着して接するように凹の屈曲を有することができる。
また、第5実施例に係るガスケットの変形された形態である図16bのガスケットは、カンプロファイル600の内側端部610と外側端部620が全て緩やかな角を有する凸の屈曲を有するように形成されることができる。
よって、本発明の第5実施例に係るガスケットは、カンプロファイル600の両側に備えられるOリング部材110により、管路の流体の圧力に対する抵抗性と低締付圧下においても強いシール性を維持できる2つの効果を果たすことができ、更に、凹状又は凸状に形成されるカンプロファイル600の内側端部610と外側端部620により、第1のジャケット320又は第2のジャケット310が外部衝撃などで破損されることを防止できる効果がある。
第6実施例に係るガスケットは第5実施例に係るガスケットと基本構造は類似しているが、第1のジャケット320がガスケットの上方にベンディング処理されてカンプロファイル600の外側及び内側に備えられるOリング部材110を包む点で相違している。
本発明の第6実施例に係るガスケットは、ガスケットの内側と外側が第1のジャケット320と第2のジャケット310により重畳的に保護されることで、外部圧力に対してより強く、かつ破損の恐れが少ないガスケットを提供できる効果がある。
第7実施例のガスケットはガスケット内部の中央に配置されるOリング部材110、Oリング部材110の内側に備えられるカンプロファイル600、Oリング部材110の外側に備えられる外側カンプロファイル700、第1のジャケット320、第2のジャケット310を含んで形成することができる。ここで、カンプロファイル600と外側カンプロファイル700は実質的に同じものであって、Oリング部材110を中心に両側に配置されるカンプロファイルを区分するための用語であるだけで、互いに異なるものを示すことを称するのではないことに留意する必要があり、本発明の説明において区別の容易性のために使われた用語であることに注意する必要がある。
ガスケットの内部中央に位置するOリング部材110、Oリング部材110の内側に位置するカンプロファイル600、Oリング部材110の外側に位置する外側カンプロファイル700は、第1のジャケット320により包まれるように内部に収容されることができる。また、第2のジャケット310は、ガスケットの上部からOリング部材110、カンプロファイル600、外側カンプロファイル700及び第1のジャケット320を包むようにベンディング処理されることができる。
本発明の第7実施例に係るガスケットによれば、ガスケットの中央に位置したOリング部材を通じて印加される圧力を均一に分散させることができるとともに、低締付圧下においても締結ボルトの荷重を鋸歯部材の山部位に集中させて、更に高いシール性を果たすようにする効果がある。
本発明の第8実施例に係るガスケットは本発明の第1実施例に係るガスケットと構造面で類似しているが、Oリング部材110の内部にバネ120が備えられた点で相違している。尚、このようなバネ120は板コイルバネを採用することができる。
Oリング部材110の内部に採用されるバネ120により、第8実施例に係るガスケットはガスケットの復元力を確保するとともに、外部から印加される圧力を均一に分散してガスケットの寿命を延長できる効果がある。
また、上述のように、カンプロファイル600の内側端部610がOリング部材110と密着接触できるように、Oリング部材110と類似した曲率半径を持つ凹溝部を有する場合、外部衝撃や摩擦によりOリング部材110が破損されることを防止できる効果も共に備えることができる。
本発明の第9実施例に係るガスケットは第2実施例に係るガスケットと基本構造は類似しているが、Oリング部材110の内部に更にバネ120を備えた点で相違があり、このような構造により、上述のように外部から印加される圧力を分散してガスケットの寿命を延長できる効果がある。
また、第9実施例のガスケットも、カンプロファイル600の内側端部610や外側端部620の形状を、Oリング部材110又は第1のジャケット320及び第2のジャケット310の破損を防止するために凹の屈曲又は緩やかな角を有する凸の屈曲に形成することができる。
本発明の第10実施例に係るガスケットは、Oリング部材110の内部にバネ120、特に板コイルバネを備えた点で本発明の第3実施例に係るガスケットと相違している。このような構造により達成できる効果は上述のとおりである。
第11実施例のガスケットは、第4実施例のガスケットのOリング部材110の内部にバネ120が備えられたものであって、このようなバネ120により、更に良好な復元力とシール性能を果たすことができる。
本発明の第12実施例に係るガスケットは第5実施例のガスケットのOリング部材110の内部に板コイルバネ形態のバネ120を備えたことを特徴とし、このようなバネ120により、第5実施例のガスケットより更に大きい復元力とシール性を達成できることを特徴とする。
本発明の第13実施例に係るガスケットも、第6実施例に係るガスケットと比べてOリング部材110の内部にバネ120を更に備えた点で特徴があり、これを通じて達成できる追加的効果は上述のとおりである。
第14実施例に係るガスケットは、第7実施例に係るガスケットにおいて、復元力及びシール性の向上のためにOリング部材110の内部にバネ120を更に備えた点で特徴がある。
本発明の第15実施例に係るガスケットは、第1実施例に係るガスケットの第1のジャケット320と第2のジャケット310の上に更にシール層800を備えたことを特徴とする。このようなシール層800は、黒鉛、雲母、ポリテトラフルオロエチレン(Polytetrafuloroethylene、PTFE)、銀、ステンレススチール噴霧材(atomized stainless steel)、及びセラミックのうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせから形成することができる。
本発明の第15実施例に係るガスケットはこのようなシール層800により、第1実施例に係るガスケットが有する効果とともに、ガスケットとフランジとの間の接合面の密着を更にしっかり維持させることで、より一層向上したシール性を提供できるようにする。
本発明の第16実施例に係るガスケットは、第2実施例に係るガスケットの第1のジャケット320と第2のジャケット310の上に更にシール層800を備えたことを特徴とし、このようなシール層800により、ガスケットとフランジとの間の接合面の密着を更にしっかり維持させることでガスケットのシール性をより一層向上させる効果がある。
本発明の第17実施例に係るガスケットも、シール性の向上のために、第3実施例に係るガスケットの第1のジャケット320と第2のジャケット310の上に更にシール層800を備えることを特徴とする。
本発明の第18実施例に係るガスケットは、第4実施例に係るガスケットにおいて、第1のジャケット320と第2のジャケット310の上に更にシール層800を備えたことを特徴とする。
本発明の第19実施例に係るガスケットも、第5実施例に係るガスケットの外面にシール層800を更に備えて、第5実施例に係るガスケットより更に安定的なシール効果を提供する効果がある。
本発明の第20実施例に係るガスケットは、第6実施例に係るガスケットにおいて、ガスケットの第1のジャケット320と第2のジャケット310の上に更にシール層800を備えたことを特徴とする発明である。
本発明の第21実施例に係るガスケットは、第7実施例に係るガスケットにおいて、第1のジャケット320及び第2のジャケット310の上にシール層800を更に備えることを特徴とする発明である。これにより達成できる効果は上述のとおりである。
第22実施例に係るガスケットはシール性の向上のために、第8実施例に係るガスケットの第1のジャケット320と第2のジャケット310の上にシール層800を更に備えることを特徴とする発明である。
本発明の第23実施例に係るガスケットはシール性の向上のために、第9実施例に係るガスケットに更にシール層800を備えることを特徴とする発明である。
本発明の第24実施例に係るガスケットは、第10実施例に係るガスケットの第1のジャケット320及び第2のジャケット310の上にシール層800が更に形成されたことを特徴とする。
本発明の第25実施例に係るガスケットは、第11実施例に係るガスケットに更にシール層800を備えたことを特徴とする。
これにより達成できる効果は上述のとおりである。
したがって、このような実施例のガスケットは、ジャケット上に形成されるシール層800を通じてより一層高いシール能力を提供できるとともに、ガスケット内部のカンプロファイル600の上面と下面に形成される内部シール層810を通じて外部圧力によってカンプロファイル600が損傷されることを防止できる効果がある。
まず、本発明の様々な実施例で使用されるカンプロファイル10は、高温、高圧などの極限条件下においても優れた圧縮力及び復元力を維持できるように高温用金属素材で形成されたものであって、ステンレス(steinless)又はインコネル(inconel)で形成されることができる。より具体的には、「ステンレススチール(steel)347」、「インコネル825」などが適用されて形成されることができる。
図2c乃至図3cは本発明の第1実施例に係るガスケットとその変形された形態を示す図面である。
本発明の第1実施例に係るガスケットは、カンプロファイル10、カンプロファイル10の内側に形成されるCリング端部11、Cリング端部11の内部に収容されるOリング部材20を含むことができる。
また、カンプロファイル10の上面と下面にはそれぞれ鋸歯部材が形成されていることができる。このような鋸歯部材はセレーション(serration)加工により形成することができ、本発明の様々な実施例に係るガスケットは、カンプロファイル10の上面と下面に形成された鋸歯部材を通じて低締付圧下の締結ボルトの荷重を鋸歯部材の山部位に集中させて、低締付圧下においても隙間のない密封性を維持させる効果がある。
また、本発明の第1実施例に係るガスケットは、カンプロファイル10の内側にCリング端部11を形成することで、外部ジャケットがなくてもOリング部材20を簡単にカンプロファイル10の一側に固定して取り付けられる効果がある。また、このようなOリング部材20はガスケットに大きい降伏性を提供することで、ガスケットの復元力を向上させる効果がある。
本発明の第2実施例に係るガスケットは、ガスケットのカンプロファイル10の外側にフープ支持端部12が形成されたことを特徴とし、このようなフープ支持端部12はフープ30を効果的に密着支持するために凹の溝部を備えることができる。
本発明の第2実施例に係るガスケットのフープ30はジグザグ形状の断面と弾性を有する金属ストリップ(strip)で製作することができ、図4cから分かるように、2つの山と1つの谷を有する「W」状に製作することができる。また、このようなフープ30の2つの山は、ガスケットの外側方向を向くように形成されて、フランジの管路から流体が流出される場合、フープ30が流体の圧力によって広がって追加流出を防止させる機能を遂行することができる。
尚、このようなフープ30の2つの山の方向は、ガスケットの外側方向を向くように配置されることができる。したがって、フープ支持端部12は、フープ30の1つの谷を効果的に凹の溝部である凹部に収容してフープ30が外部に離脱することを防止することができる。
図5cは第2実施例に係るガスケットにおいてフープ支持端部12の様子が変形された例を示す。このような第2実施例の変形例は、フープ支持端部12の凹部の深さをより深く形成することでフープを更にしっかり密着して支持できる効果がある。
本発明の第3実施例に係るガスケットは、フープ30の間にフィラー31が充填されたことを特徴とする。このようなフィラー31は黒鉛で構成することができるが、これに限定されず、黒鉛、セラミック、及び雲母のうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせから構成することができる。すなわち、非石綿物質を使用することができる。
また、本発明の様々な実施例に使用される非金属性素材のフィラー31は、フープ30が塑性変形をする間、圧縮性が、フープ30の残留応力を一定に維持させる機能をする。
また、本発明の様々な実施例のガスケットにおいて、カンプロファイル10のCリング端部11の内部にはOリング部材20の代わりにバネ40が挿入されることもできる。また、本発明の様々な実施例のガスケットは、カンプロファイル10のCリング端部11内部にOリング部材20やバネ40の挿入なしに独自に使用されることができる。かかるカンプロファイル10のこのようなCリング端部11は、外部から圧力がかかる状況で自己作動(self energizing)役割をして密封性を向上させる役割を遂行することができる。
このようなバネ40により、第4実施例に係るガスケットはガスケットの復元力を確保するとともに、外部から印加される圧力を均一に分散してガスケットの寿命を延長させる効果を果たすことができる。
第5実施例に係るガスケットは、第2実施例に係るガスケットにおいてOリング部材20の内部にバネ40を更に備えたことを特徴とし、このようなバネ40により達成できる効果は上述のとおりである。
第6実施例に係るガスケットも、第3実施例に係るガスケットにおいて、Oリング部材20の内部にバネ40を更に備えることを特徴とする。
図14c乃至図15cは本発明の第7実施例に係るガスケットとその変形された例を示す図面である。
第7実施例に係るガスケットのカンプロファイル10は上面と下面が凸に形成されたことを特徴とする。また、カンプロファイル10の上面及び下面に形成される鋸歯部材は断続的に形成されることを特徴とする。すなわち、鋸歯部材の山が連続的に続くのではなく、山と山の間に水平領域が形成されていることを特徴とする。
したがって、第7実施例に係るガスケットは全体として凸状を有することにより、外部から印加される圧力を効率的に分散させることができるとともに、カンプロファイル10の上面と下面に形成された鋸歯部材により、低締付圧下においても高いシール性を維持させる効果を果たすことができる。
図15cは第7実施例の変形例を示す図面であって、カンプロファイル10の外側方向に長さ調節端部13が形成されたことを示し、その効果は上述のとおりである。
第8実施例に係るガスケットはカンプロファイル10の外側方向にフープ支持端部12を形成し、このようなフープ支持端部12を用いてフープ30が密着接触されるように形成したことを特徴とする。また、図17cは更に深い凹部を有するフープ支持端部12が形成されたガスケットの例を示す。
第10実施例のガスケットはガスケットの復元力の向上のために、第7実施例のガスケットのOリング部材20の内部に更にバネ40を備えたことを特徴とする。また、図21cのガスケットはカンプロファイル600の外側方向に長さ調節端部13を更に形成したことを特徴とする。
第11実施例に係るガスケットも復元力の向上のために、第8実施例に係るガスケットのOリング部材20の内側に更にバネ40を備えたことを特徴とする。
第12実施例に係るガスケットは、第9実施例に係るガスケットに、更にバネ40がOリング部材20の内側に位置することを特徴とし、これによる効果は上述のとおりである。
このような実施例のガスケットは、カンプロファイル10のCリング端部11を外側方向に形成することで、Oリング部材20がガスケットの外側に位置するようにして管フランジの外部から印加される衝撃に対する強靭性を提供させる効果がある。すなわち、Oリング部材20が内側に位置するときは、管路の流路側から印加される圧力を効率的に沮止する役割を遂行することと同様に、Oリング部材20をガスケットの外側に位置させることで、本発明の様々な実施例のガスケットは外部衝撃に対してより強いガスケットを提供することができる。
図1d乃至4dにおいて、図面の右側はガスケットの内側方向であり、左側は外側方向を示す。また、本発明の好ましい実施例に係るガスケットの外側方向に位置したOリング部材の内部のバネは選択的に備えることができ、該当バネとしては板コイルバネが採用されることができる。尚、本発明のまた他の実施例のカンプロファイル600は選択的に鋸歯部材を形成することができる。このような鋸歯部材は低締付圧下で印加された圧力を鋸歯部材の山に集中させることで、管路を流れる流体が外部に漏れることを防ぐ役割を遂行することができる。また、本発明の様々な実施例に係るガスケットのフープとフィラーで形成される渦巻形ガスケット200は、ジャケット内で内側又は中央に位置することができ、フープの2つの山の方向は外側を向くように配向されて、フランジの管路から流出される流体が発生したとき、その圧力によってフープが広がって流体が外部に漏れることを防止することができる。すなわち、本発明の様々な実施例に係るガスケットは、カンプロファイル600と渦巻形ガスケット200の相補的な役割遂行によりシール性を更に向上することができる。
2 フランジ
5 従来の渦巻形ガスケットのフープ
6 従来の渦巻形ガスケットのフィラー
10 カンプロファイル
11 Cリング端部
20 Oリング部材
12 フープ支持端部
13 長さ調節端部
30 フープ
31 フィラー
40 バネ
110 Oリング部材
111 Cリング部材
120 コアバネ
121 板コイルバネ
122 コイルバネ
200 渦巻形ガスケット
210 フープ
220 フィラー
310 第2のジャケット
320 第1のジャケット
410 第3のシール層
411 内部シール層
420 外部シール層
421 第1のシール層
422 第2のシール層
510 リング部材
520 四角リング部材
530 凹凸リング部材
540 外部リング部材
550 内部リング部材
560 2つの溝部を備えた外部リング部材
600 カンプロファイル
610 内側端部
620 外側端部
700 外側カンプロファイル
710 第2の内側端部
800 シール層
810 内部シール層
Claims (76)
- 渦巻形ガスケット(spiral wound gasket);
前記渦巻形ガスケットの内側に位置する第1のOリング(O−ring)部材;
前記渦巻形ガスケットの外側に位置する第2のOリング部材;
前記第1のOリング部材の内部に位置する第1のコア(core)バネ(spring);
前記第2のOリング部材の内部に位置する第2のコアバネ;
一側に開口部が形成され、前記開口部を通じて前記渦巻形ガスケットと、前記第1のOリング部材と、前記第2のOリング部材とを内部に収容する第1のジャケット(jacket);
一側に開口部が形成され、前記開口部を通じて前記渦巻形ガスケットと、前記第1のOリング部材と、前記第2のOリング部材と、前記第1のジャケットとを内部に収容する第2のジャケット;
前記第2のジャケットの開口部を通じて前記第1のジャケット上に形成される第1のシール層;
前記第1のシール層を覆うように形成される第2のシール層;及び
前記第2のシール層の反対側の前記第2のジャケット上に形成される第3のシール層;を含むことを特徴とするガスケット。 - 渦巻形ガスケット;
前記渦巻形ガスケットの内側に位置する第1のOリング部材;
前記渦巻形ガスケットの外側に位置する第2のOリング部材;
前記第1のOリング部材の内部に位置する第1のコアバネ;
前記第2のOリング部材の内部に位置する第2のコアバネ;
一側に開口部が形成され、前記開口部を通じて前記渦巻形ガスケットと、前記第1のOリング部材と、前記第2のOリング部材とを内部に収容する第1のジャケット;
前記第1のジャケットの開口部を通じて前記渦巻形ガスケット上に形成される内部シール層;
一側に開口部が形成され、前記開口部を通じて前記渦巻形ガスケットと、前記第1のOリング部材と、前記第2のOリング部材と、前記内部シール層と、前記第1のジャケットとを内部に収容する第2のジャケット;
前記第2のジャケットの開口部を通じて前記第1のジャケットを覆うように形成される外部シール層;及び
前記外部シール層の反対側の前記第2のジャケット上に形成される第3のシール層;を含むことを特徴とするガスケット。 - 渦巻形ガスケット;
前記渦巻形ガスケットの内側に位置する第1のCリング(C−ring)部材;
前記渦巻形ガスケットの外側に位置する第2のCリング部材;
前記第1のCリング部材の内部に位置する第1のコアバネ;
前記第2のCリング部材の内部に位置する第2のコアバネ;
一側に開口部が形成され、前記開口部を通じて前記渦巻形ガスケットと、前記第1のOリング部材と、前記第2のOリング部材とを内部に収容する第1のジャケット;
一側に開口部が形成され、前記開口部を通じて前記渦巻形ガスケットと、前記第1のOリング部材と、前記第2のOリング部材と、前記第1のジャケットとを内部に収容する第2のジャケット;
前記第2のジャケットの開口部を通じて前記第1のジャケット上に形成される第1のシール層;
前記第1のシール層を覆うように形成される第2のシール層;及び
前記第1のシール層の反対側の前記第2のジャケット上に形成される第3のシール層;を含むことを特徴とするガスケット。 - 渦巻形ガスケット;
前記渦巻形ガスケットの内側に位置する第1のCリング部材;
前記渦巻形ガスケットの外側に位置する第2のCリング部材;
前記第1のCリング部材の内部に位置する第1のコアバネ;
前記第2のCリング部材の内部に位置する第2のコアバネ;
一側に開口部が形成され、前記開口部を通じて前記渦巻形ガスケットと、前記第1のOリング部材と、前記第2のOリング部材とを内部に収容する第1のジャケット;
前記第1のジャケットの開口部を通じて前記渦巻形ガスケット上に形成される内部シール層;
一側に開口部が形成され、前記開口部を通じて前記渦巻形ガスケットと、前記第1のOリング部材と、前記第2のOリング部材と、前記内部シール層と、前記第1のジャケットとを内部に収容する第2のジャケット;
前記第2のジャケットの開口部を通じて前記第1のジャケットを覆うように形成される外部シール層;及び
前記外部シール層の反対側の前記第2のジャケット上に形成される第3のシール層;を含むことを特徴とするガスケット。 - 前記第1のCリング部材の開口部は、前記ガスケットの内側方向に形成され、
前記第2のCリング部材の開口部は、前記ガスケットの内側方向に形成されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のガスケット。 - 前記第1のCリング部材の開口部は、前記ガスケットの外側方向に形成され、
前記第2のCリング部材の開口部は、前記ガスケットの外側方向に形成されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のガスケット。 - 前記第1のCリング部材の開口部は、前記ガスケットが装着されるフランジ(flange)の接触面を向く方向に形成され、
前記第2のCリング部材の開口部は、前記ガスケットが装着されるフランジの接触面を向く方向に形成されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のガスケット。 - 前記第1のCリング部材の開口部は、前記ガスケットの内側方向に形成され、
前記第2のCリング部材の開口部は、前記ガスケットの外側方向に形成されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のガスケット。 - 前記第1のコアバネは、板コイルバネであり、
前記第2のコアバネは、板コイルバネであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のガスケット。 - 前記渦巻形ガスケットは、
フープ(hoop)とフィラー(filler)が交互に繰り返して巻回して形成され、
前記フープは、2つの山と1つの谷とからなるダブリュー形状に形成され、
前記フープの2つの山の方向は、前記ガスケットの外側を向くことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のガスケット。 - 前記フィラーは、黒鉛、セラミック(ceramic)、及び雲母のうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項10に記載のガスケット。
- 前記第1のシール層、前記第2のシール層及び第3のシール層は、黒鉛、雲母、ポリテトラフルオロエチレン(Polytetrafluoroethylene、PTFE)、銀、及びステンレススチール噴霧材(atomized stainless steel)のうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のガスケット。
- 前記内部シール層、前記外部シール層及び前記第3のシール層は、黒鉛、雲母、ポリテトラフルオロエチレン(Polytetrafluoroethylene、PTFE)、銀、及びステンレススチール噴霧材(atomized stainless steel)のうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項2又は請求項4に記載のガスケット。
- 第1のジャケットの内部に、コアバネを備えた第1のOリング部材と第2のOリング部材とが装着される段階;
前記第1のOリング部材と前記第2のOリング部材との間に渦巻形ガスケットが装着される段階;
第2のジャケットが、前記第1のOリング部材と、前記第2のOリング部材と、前記渦巻形ガスケットと、前記第1のジャケットとを包む段階;
前記第2のジャケットの開口部を通じて前記第1のジャケット上に第1のシール層が形成される段階;
前記第1のシール層を覆うように第2のシール層が形成される段階;及び
前記第2のシール層の反対側の前記第2のジャケット上に、第3のシール層が形成される段階;が含まれることを特徴とするガスケット製作方法。 - 第1のジャケットの内部に、コアバネを備えた第1のOリング部材と第2のOリング部材とが装着される段階;
前記第1のOリング部材と前記第2のOリング部材との間に渦巻形ガスケットが装着される段階;
前記第1のジャケットの開口部を通じて前記渦巻形ガスケット上に内部シール層が形成される段階;
第2のジャケットが、前記第1のOリング部材と、前記第2のOリング部材と、前記渦巻形ガスケットと、前記内部シール層と、前記第1のジャケットとを包む段階;
前記第2のジャケットの開口部を通じて前記第1のジャケットを覆うように外部シール層が形成される段階;及び
前記外部シール層の反対側の前記第2のジャケット上に、第3のシール層が形成される段階;が含まれることを特徴とするガスケット製作方法。 - 第1のジャケットの内部に、コアバネを備えた第1のCリング部材と第2のCリング部材とが装着される段階;
前記第1のCリング部材と前記第2のCリング部材との間に渦巻形ガスケットが装着される段階;
前記第2のジャケットが、前記第1のCリング部材と、前記第2のCリング部材と、前記渦巻形ガスケットと、前記第1のジャケットとを包む段階;
前記第2のジャケットの開口部を通じて前記第1のジャケット上に第1のシール層が形成される段階;
前記第1のシール層を覆うように第2のシール層が形成される段階;及び
前記第2のシール層の反対側の前記第2のジャケット上に、第3のシール層が形成される段階;が含まれることを特徴とするガスケット製作方法。 - 第1のジャケットの内部に、コアバネを備えた第1のCリング部材と第2のCリング部材とが装着される段階;
前記第1のCリング部材と前記第2のCリング部材との間に渦巻形ガスケットが装着される段階;
前記第1のジャケットの開口部を通じて前記渦巻形ガスケット上に内部シール層が形成される段階;
第2のジャケットが、前記第1のCリング部材と、前記第2のCリング部材と、前記渦巻形ガスケットと、前記内部シール層と、前記第1のジャケットとを包む段階;
前記第2のジャケットの開口部を通じて前記第1のジャケットを覆うように外部シール層が形成される段階;及び
前記外部シール層の反対側の前記第2のジャケット上に、第3のシール層が形成される段階;が含まれることを特徴とするガスケット製作方法。 - 前記第1のCリング部材の開口部は、前記ガスケットの内側方向に形成され、
前記第2のCリング部材の開口部は、前記ガスケットの内側方向に形成されることを特徴とする請求項16又は請求項17に記載のガスケット製作方法。 - 前記第1のCリング部材の開口部は、前記ガスケットの外側方向に形成され、
前記第2のCリング部材の開口部は、前記ガスケットの外側方向に形成されることを特徴とする請求項16又は請求項17に記載のガスケット製作方法。 - 前記第1のCリング部材の開口部は、前記ガスケットが装着されるフランジの接触面を向く方向に形成され、
前記第2のCリング部材の開口部は、前記ガスケットが装着されるフランジの接触面を向く方向に形成されることを特徴とする請求項16又は請求項17に記載のガスケット製作方法。 - 前記第1のコアバネは、板コイルバネであり、
前記第2のコアバネは、板コイルバネであることを特徴とする請求項14乃至請求項17のいずれか一項に記載のガスケット製作方法。 - 前記渦巻形ガスケットは、
フープとフィラーが交互に繰り返して巻回して形成され、
前記フープは2つの山と1つの谷からなるダブリュー形状に形成され、
前記フープの2つの山の方向は、前記ガスケットの外側を向くことを特徴とする請求項14乃至請求項17のいずれか一項に記載のガスケット製作方法。 - 前記フィラーは、黒鉛、セラミック、及び雲母のうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項22に記載のガスケット製作方法。
- 前記第1のシール層、前記第2のシール層及び前記第3のシール層は、黒鉛、雲母、ポリテトラフルオロエチレン、銀、及びステンレススチール噴霧材のうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項14又は請求項16に記載のガスケット製作方法。
- 前記内部シール層、前記外部シール層及び前記第3のシール層は、黒鉛、雲母、ポリテトラフルオロエチレン、銀、及びステンレススチール噴霧材のうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項15又は請求項17に記載のガスケット製作方法。
- 管と管との間の連結部位であるフランジ(flange)の間に介在されるガスケット(gasket)であって、
前記ガスケットは、
カンプロファイル(kammprofile);
前記カンプロファイルの内側に形成されるCリング(C−ring)端部;及び
前記Cリング端部内に備えられるOリング(O−ring)部材;を含むことを特徴とするガスケット。 - 管と管との間の連結部位であるフランジの間に介在されるガスケットであって、
前記ガスケットは、
カンプロファイル;
前記カンプロファイルの外側に形成されるCリング端部;及び
前記Cリング端部内に備えられるOリング部材;を含むことを特徴とするガスケット。 - 前記カンプロファイルの上面には、鋸歯が形成され、
前記カンプロファイルの下面には、鋸歯が形成されたことを特徴とする請求項26又は請求項27に記載のガスケット。 - 前記鋸歯は、セレーション(serration)加工を通じて形成されたことを特徴とする請求項28に記載のガスケット。
- 前記カンプロファイルの上面は凸に形成され、
前記カンプロファイルの下面は凸に形成されることを特徴とする請求項26又は請求項27に記載のガスケット。 - 前記Oリング部材の内側に備えられるバネ(spring);を更に含むことを特徴とする請求項26又は請求項27に記載のガスケット。
- 前記バネは板コイル(coil)バネであることを特徴とする請求項31に記載のガスケット。
- 前記カンプロファイルの外側に形成される外側フープ(hoop)支持端部;を更に含むことを特徴とする請求項26に記載のガスケット。
- 前記外側フープ支持端部には、フープの凹部を収容するためのV状溝が形成されることを特徴とする請求項33に記載のガスケット。
- 前記外側フープ支持端部に密着されるフープ部材;を更に含み、
前記フープ部材は、2つの山と1つの谷からなるダブリュー(w)形状に形成され、
前記フープ部材の2つの山の方向は、前記ガスケットの外側を向くことを特徴とする請求項33に記載のガスケット。 - 前記フープ部材のフープの間には、フィラー(filler)が充填されることを特徴とする請求項35に記載のガスケット。
- 前記フィラーは、黒鉛、セラミック(ceramic)、及び雲母のうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項36に記載のガスケット。
- カンプロファイルが準備される段階;
前記カンプロファイルの内側にCリング端部が形成される段階;及び
前記Cリング端部の内側にOリング部材が装着される段階;を含むことを特徴とするガスケット製作方法。 - 前記カンプロファイルの上面には、鋸歯が形成され、
前記カンプロファイルの下面には、鋸歯が形成されたことを特徴とする請求項38に記載のガスケット製作方法。 - 前記鋸歯は、セレーション加工を通じて形成されることを特徴とする請求項39に記載のガスケット製作方法。
- 前記Cリング端部の内側にOリング部材が装着される段階以後に、
前記カンプロファイルの外側にフープの凹部を収容するためのV状溝を備えた外側フープ支持端部が形成される段階;を更に含むことを特徴とする請求項38に記載のガスケット製作方法。 - 前記カンプロファイルの外側にフープの凹部を収容するためのV状溝を備えた外側フープ支持端部が形成される段階以後に、
前記外側フープ支持端部にフープ部材が密着されて付着される段階;を更に含むことを特徴とする請求項41に記載のガスケット製作方法。 - 前記フープ部材は2つの山と1つの谷からなるダブリュー形状に形成され、
前記フープ部材の2つの山の方向は前記ガスケットの外側を向くことを特徴とする請求項41に記載のガスケット製作方法。 - 前記フープ部材のフープの間にはフィラーが充填されることを特徴とする請求項41に記載のガスケット製作方法。
- 前記フィラーは、黒鉛、セラミック、及び雲母のうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項44に記載のガスケット製作方法。
- 管と管との間の連結部位であるフランジ(flange)の間に介在されるガスケット(gasket)であって、
前記ガスケットは、
第1のジャケット(jacket);
前記第1のジャケット上に備えられるカンプロファイル(kammprofile);
前記カンプロファイルの内側に備えられるOリング(O−ring)部材;並びに
前記第1のジャケットの一部と、前記カンプロファイル及び前記Oリング部材とを包む第2のジャケット;を含むことを特徴とするガスケット。 - 管と管との間の連結部位であるフランジの間に介在されるガスケットであって、
前記ガスケットは、
第1のジャケット;
前記第1のジャケット上に備えられるカンプロファイル;
前記カンプロファイルの外側に備えられるOリング部材;並びに
前記第1のジャケットの一部と、前記カンプロファイル及び前記Oリング部材とを包む第2のジャケット;を含むことを特徴とするガスケット。 - 管と管との間の連結部位であるフランジの間に介在されるガスケットであって、
前記ガスケットは、
第1のジャケット;
前記第1のジャケット上に備えられるカンプロファイル;
前記カンプロファイルの内側及び外側に備えられるOリング部材;並びに
前記第1のジャケットの一部と、前記カンプロファイル及び前記Oリング部材とを包む第2のジャケット;を含むことを特徴とするガスケット。 - 前記カンプロファイルの上面には、鋸歯が形成され、
前記カンプロファイルの下面には、鋸歯が形成されたことを特徴とする請求項46乃至請求項48のいずれか一項に記載のガスケット。 - 前記鋸歯は、セレーション(serration)加工を通じて形成されたことを特徴とする請求項49に記載のガスケット。
- 前記第1のジャケットは、平たいことを特徴とする請求項46乃至請求項48のいずれか一項に記載のガスケット。
- 前記第2のジャケットは、第1のジャケットよりも広く、
前記第2のジャケットは、ベンディング(bending)処理されて、前記第1のジャケットの一部と、前記カンプロファイル及び前記Oリング部材とを包むことを特徴とする請求項46乃至請求項48のいずれか一項に記載のガスケット。 - 前記Oリング部材の内側には、バネ(spring);が備えられることを特徴とする請求項46乃至請求項48のいずれか一項に記載のガスケット。
- 前記バネは、板コイル(coil)バネであることを特徴とする請求項53に記載のガスケット。
- 前記カンプロファイルには、
前記Oリング部材と密着されて接するように凹の屈曲を有した内側端部;が形成されたことを特徴とする請求項46に記載のガスケット。 - 前記カンプロファイルには、
前記第1のジャケット又は前記第2のジャケットと当接する外側に凸の屈曲を有した外側端部;が形成されたことを特徴とする請求項46に記載のガスケット。 - 前記第1のジャケットは、ベンディング処理されて、前記カンプロファイルと、前記Oリング部材とを包むことを特徴とする請求項46乃至請求項48のいずれか一項に記載のガスケット。
- 前記カンプロファイルには、
前記Oリング部材と密着されて接するように凹の屈曲を有した外側端部;が形成されたことを特徴とする請求項47に記載のガスケット。 - 前記カンプロファイルには、
前記第1のジャケット又は前記第2のジャケットと当接する内側に凸の屈曲を有した内側端部;が形成されることを特徴とする請求項47に記載のガスケット。 - 前記第1のジャケットの下面と前記第2のジャケットの上面には、それぞれシール(sealing)層が形成されることを特徴とする請求項46乃至請求項48のいずれか一項に記載のガスケット。
- 前記シール層は、黒鉛、雲母、ポリテトラフルオロエチレン(Polytetrafuloroethylene、PTFE)、銀、ステンレススチール噴霧材(atomized stainless steel)、及びセラミック(ceramic)のうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項60に記載のガスケット。
- 第1のジャケットが準備される段階;
前記第1のジャケット上にカンプロファイルが安着される段階;
前記第1のジャケット上のカンプロファイルの内側にOリング部材が安着される段階;並びに
第2のジャケットがベンディング処理されて、前記第1のジャケットの一部と、前記カンプロファイル及び前記Oリング部材とを包む段階;を含むことを特徴とするガスケット製作方法。 - 第1のジャケットが準備される段階;
前記第1のジャケット上にカンプロファイルが安着される段階;
前記第1のジャケット上のカンプロファイルの外側にOリング部材が安着される段階;並びに
第2のジャケットがベンディング処理されて、前記第1のジャケットの一部と、前記カンプロファイル及び前記Oリング部材とを包む段階;を含むことを特徴とするガスケット製作方法。 - 第1のジャケットが準備される段階;
前記第1のジャケット上にカンプロファイルが安着される段階;
前記カンプロファイルの内側及び外側にOリング部材が安着される段階;並びに
第2のジャケットがベンディング処理されて、前記第1のジャケットの一部と、前記カンプロファイル及び前記Oリング部材とを包む段階;を含むことを特徴とするガスケット製作方法。 - 前記カンプロファイルの上面には、鋸歯が形成され、
前記カンプロファイルの下面には、鋸歯が形成されたことを特徴とする請求項62乃至請求項64のいずれか一項に記載のガスケット製作方法。 - 前記鋸歯は、セレーション加工を通じて形成されたことを特徴とする請求項65に記載のガスケット製作方法。
- 前記第1のジャケットは、平たいことを特徴とする請求項62乃至請求項64のいずれか一項に記載のガスケット製作方法。
- 前記第2のジャケットは、前記第1のジャケットよりも広いことを特徴とする請求項62乃至請求項64のいずれか一項に記載のガスケット製作方法。
- 前記Oリング部材の内部には、バネが備えられることを特徴とする請求項62乃至請求項64のいずれか一項に記載のガスケット製作方法。
- 前記バネは、板コイルバネであることを特徴とする請求項69に記載のガスケット製作方法。
- 前記カンプロファイルには、
前記Oリング部材と密着されて接するように凹の屈曲を有した内側端部が形成されることを特徴とする請求項62に記載のガスケット製作方法。 - 前記カンプロファイルには、
前記第1のジャケット又は前記第2のジャケットと当接する外側に凸の屈曲を有した外側端部が形成されることを特徴とする請求項63に記載のガスケット製作方法。 - 前記第1のジャケットは、ベンディング処理されて、前記カンプロファイルと、前記Oリング部材とを包むことを特徴とする請求項62乃至請求項64のいずれか一項に記載のガスケット製作方法。
- 前記カンプロファイルには、
前記第1のジャケット又は前記第2のジャケットと当接する内側に凸の屈曲を有した内側端部;が形成されることを特徴とする請求項63に記載のガスケット製作方法。 - 第2のジャケットがベンディング処理されて、前記第1のジャケットの一部と、前記カンプロファイル及び前記Oリング部材とを包む段階以後に、
前記第1のジャケットの下面と前記第2のジャケットの上面に、それぞれ、シール層が形成される段階;を更に含むことを特徴とする請求項62乃至請求項64のいずれか一項に記載のガスケット製作方法。 - 前記シール層は、黒鉛、雲母、ポリテトラフルオロエチレン(Polytetrafuloroethylene、PTFE)、銀、ステンレススチール噴霧材(atomized stainless steel)、及びセラミックのうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項75に記載のガスケット製作方法。
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