JP2017133598A - 伸縮継手装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1配管と第2配管との間から漏水が生じても、更なる漏水を未然に防ぐ。【解決手段】第1配管1と第2配管2とを接続する伸縮継手装置10は、内側伸縮継手20と、内側伸縮継手20の外周に設けられた外側伸縮継手30とを備えている。外側伸縮継手30は複数の分割外側伸縮継手30Aを含み、各分割外側伸縮継手30Aは第1配管1側の第1外側体11と第2配管2側の第2外側体12とを有する。第1外側体11と第2外側体12との間に可撓部分5が介在されている。【選択図】図1

Description

本発明は第1配管および第2配管を接続する伸縮継手装置に係り、とりわけ第1配管と第2配管とのずれを確実に吸収することができ、かつ第1配管と第2配管との間からの漏水を防止することができる伸縮継手装置に関する。
従来より第1配管および第2配管を接続する伸縮継手装置が知られている。
このような伸縮継手装置は,冷却水や排水等を送出する等のように種々の流体の搬送が行なわれている。
ところで、伸縮継手装置は、地震等の影響により経年変化によりずれたり、劣化することがある。
このように伸縮継手装置がずれたり劣化すると、第1配管と第2配管との間から漏水が生じることがある。
特開平3−285137号公報 特開2005−91215号公報 特開2004−53317号公報 特開2004−10355号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、経年変化によりずれが生じたり、劣化しても確実に漏水を防止することができる伸縮継手装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1配管フランジを有する第1配管と第2配管フランジを有する第2配管とを接続する伸縮継手装置において、前記第1配管フランジと前記第2配管フランジに接続される内側伸縮継手と、前記内側伸縮継手の外周に位置するとともに、前記第1配管フランジと前記第2配管フランジに接続される外側伸縮継手とを備え、前記外側伸縮継手は円周方向に分割された複数の分割外側伸縮継手を有し、各分割外側伸縮継手は前記第1配管フランジ側の第1外側体と、前記第2配管フランジ側の第2外側体と、これら第1外側体と第2外側体との間に設けられた可撓部分とを有することを特徴とする伸縮継手装置である。
本発明は、前記第1配管フランジと前記第2配管フランジに各々第1連結フランジおよび第2連結フランジが連結され、前記第1外側体および前記第2外側体は前記第1連結フランジおよび前記第2連結フランジの外周に設けられていることを特徴とする伸縮継手装置である。
本発明は、前記第1外側体および前記第2外側体は、前記第1連結フランジおよび前記第2連結フランジの外周に各々パッキンを介して連結されていることを特徴とする伸縮継手装置である。
本発明は、前記第1外側体および前記第2外側体の内面に、前記第1連結フランジの周縁および前記第2連結フランジ周縁が入り込む凹部が形成されていることを特徴とする伸縮継手装置である。
本発明は、前記第1連結フランジおよび前記第2連結フランジは、前記内側伸縮継手に固定されていることを特徴とする伸縮継手装置である。
以上のように本発明によれば、経年変化によりずれが生じたり、劣化しても確実に漏水を防止することができる。
図1は伸縮継手装置の第1の実施の形態を示す接合部の側断面図。 図2は伸縮継手装置の第1の実施の形態を示す接合部以外の部分を示す側断面図。 図3は伸縮継手装置の第1の実施の形態を示す正面図。 図4は伸縮部の内側へ高い内圧が作用していない状態を示す図。 図5は伸縮部の内側へ高い内圧が作用する状態を示す図。 図6は伸縮継手装置の変形例を示す図。 図7は伸縮継手装置の第2の実施の形態を示す接合部の側断面図。 図8は伸縮継手装置の第2の実施の形態を示す接合部以外の部分を示す側断面図。 図9は伸縮継手装置の第3の実施の形態を示す接合部の側断面図。 図10は伸縮継手装置の第4の実施の形態を示す接合部以外の部分を示すの側断面図。
発明の実施の形態
<第1の実施の形態>
以下図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
ここで図1乃至図5は本発明の第1の実施の形態を示す図であり、図1は伸縮継手装置の分割外側伸縮継手の接合部を示す断面図、図2は分割外側伸縮継手の接合部以外の部分を示す断面図、図3は伸縮継手装置を示す正面図である。
図1乃至図3に示すように、伸縮継手装置10は、第1配管フランジ1Aを有する第1配管1と、第2配管フランジ2Aを有する第2配管2とを伸縮自在に接続するものである。
このような伸縮継手装置10は、第1配管1の第1配管フランジ1Aと第2配管2の第2配管フランジ2Aに接続される内側伸縮継手20と、第1配管フランジ1Aと第2配管フランジ2Aに接続される外側伸縮継手30とを備えている。
また、第1配管1の第1配管フランジ1Aおよび第2配管2の第2配管フランジ2Aに、第1連結フランジ21および第2連結フランジ22が、各々ボルト21A,22Aにより固定されている。
また、外側伸縮継手30は、円周方向に分割された複数、例えば5つの分割外側伸縮継手30Aからなり、各分割外側伸縮継手30Aは、第1連結フランジ21の外周に設けられた円筒状の第1外側体11と、第2連結フランジ22の外周に設けられた円筒状の第2外側体12と、これら第1外側体11と第2外側体12との間に配置された可撓部分5とを有する。
ここで可撓部分5は第1外側体11および第2外側体12に押し付けられる押し部4を両側に有する可撓性材の伸縮部5aと、押し部4に円周方向に渡って被せられる断面コの字状の当接部6と、押し部4に被せられた当接部6を、当接部6の円周方向に間隔を置いて複数箇所に第1外側体11および第2外側体12に押し付け固定するための複数の固定ユニット7とを備えている。
次に固定ユニット7について、図2、図4および図5により詳述する。
固定ユニット7は、伸縮部5aの側に位置する内側角部8aから下方に折れた短脚8bと伸縮部5aの反対側に位置する外側角部8cから下方に折れた長脚8dとを有し、長脚8dが第1外側体11および第2外側体12に接触する断面コの字状の当接部6に被せられる当圧部8と、押し部4に被せられた当接部6に当圧部8を被せた状態で当圧部8を第1外側体11および第2外側体12に取り付け、押し部4を第1外側体11および第2外側体12に押し付けるためのボルト7aとナット7cとからなるアンカーボルトナット7Aとを有する。
押し部4に被せられた当接部6は、断面視においてボルト7aに対し伸縮部5aの側に位置する。すなわち、図2において、右側の当接部6は右側のボルト7aに対し伸縮部5aの側に位置し、左の当接部6は左側のボルト7aに対し伸縮部5aの側に位置する。
また伸縮部5aは両側の押し部4の間に波状ユニットが繰り返す波状部16を有し、押し部4に最隣接する波状ユニット17は、押し部4の内側下部4aからコンクリート構造物の面2aに沿って伸びてから波状に立ち上がっている立ち上がり部17aを有する。
押し部4の下面には、突出する突起4bが形成されている。押し部4が第1外側体11および第2外側体12に押し付けられることによって突起4bが圧縮変形され、シール性がより確実になる。
伸縮部5の上側にカバーゴム19が被せられ、カバーゴム19の端部19aは押し部4と当接部6との間に巻かれている。
伸縮部5は止水可能なゴム材からなり、図2に示すように円周方向に形成されている。押し部4は断面がほぼ四方体でブロック状に形成されている。断面コの字状の当接部6は金属材からなり、円筒状に形成されている。
図2、図4および図5に示すように、当接部6は押し部4の上半部に上から被せ置かれて配設されている。当圧部8の短脚8bは、当接部6の内側脚部6aを越えて下方へ出ないような長さを有する。押し部4に最隣接する波状ユニット17の立ち上がり部17aは、押し部4の内側下部4aから伸び第1外側体11および第2外側体12と当接部6の脚部6aの端部との間から伸縮部5aの側へ立ち上がっている。
ボルト7aは第1外側体11および第2外側体12に打ち込められ、ナット7bは当圧部8の上に置かれたワッシャ18を介してボルト7aの頂部側からボルト7aに締め付けられる。
また、各分割外側伸縮継手30Aの第1外側体11は第1連結フランジ21の外周にパッキン23を介して設けられ、第1連結フランジ21の外周にはパッキン23が収納される凹部21aが円周方向に沿って形成されている。
さらに第2外側体12は第2連結フランジ22の外周にパッキン24を介して設けられ、第2連結フランジ22の外周にはパッキン24が収納される凹部22aが円周方向に沿って形成されている。
さらにまた、分割外側伸縮継手30Aの第1外側体11の内面には、円筒状の延長パイプ13が設けられ、この延長パイプ13は第2外側体12側まで伸びている。また延長パイプ13と第2外側体12との間には、円周方向に沿って、延長パイプ13と第2外側体12との間の隙間を埋める円周パッキン15が介在されている。
このような構成からなる分割外側伸縮継手30Aはその円周方向端部に設けられた接合板35を有する。そして、5つの分割外側伸縮継手30Aが円周方向に沿って配置される。次に互いの接合板35が向かい合わせ、これら接合板35にボルト、ナット35aを嵌込むことにより、外側伸縮継手30を得ることができる。
次に内側伸縮継手20について、図1および図2により述べる。
内側伸縮継手20は第1連結フランジ21に固着された第1連結パイプ23と、第2連結フランジ22に固着された第2連結パイプ24とを有する。これら第1連結パイプ23と第2連結パイプ24は同一の軸線をもち、第1連結パイプ23の内径は第2連結パイプ24の外径より大きくなっている。
さらに第1連結パイプ23には第1パッキン押え25が設けられ、第1パッキン押え25には第2連結パイプ24側にボルト、ナット29を介して第2パッキン押え26が設けられている。そして第2連結パイプ24外周に円周パッキン27が配置されている。この円周パッキン27は、第1パッキン押え25と第2パッキン押え26とに取付けられたボルト、ナット29を締付けることにより第1パッキン押え25と第2パッキン押え26との間で挟持され、第1連結パイプ23と第2連結パイプ24との間を密封することができる。
また第2連結パイプ24と第1パッキン押え25との間に追加パッキン28を配置することにより、第1連結パイプ23と第2連結パイプ24との間をより確実に密封することができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず、第1連結フランジ21と、この第1連結フランジ21に固着された第1連結パイプ23を準備する。同様に第2連結フランジ22と、この第2連結フランジ22に固着された第2連結パイプ24を準備する。
次に接続されるべき第1配管1の第1配管フランジ1Aに第1連結フランジ21をボルト21Aにより連結する。また第2配管2の第2配管フランジ2Aに第2連結フランジ22をボルト22Aにより連結する。
この際、予め第1パッキン押え25と第2パッキン押え26との間に円周パッキン27が配置されており、ボルト、ナット29を締付けることにより、第1パッキン押え25と第2パッキン押え26との間で円周パッキン27を挟持する。このようにして内側伸縮継手20を形成する。
次に複数、例えば5つの分割外側伸縮継手30Aを内側伸縮継手20の外周に配置し、各分割外側伸縮継手30Aの互いの接合板35を向かい合わせる。
次にこれらの接合板35間にボルト、ナット35aを嵌込むことにより外側伸縮継手30を形成する。
この場合、分割外側伸縮継手30Aの第1外側体11および第2外側体12外面のうち、接合板35周辺にガスケット36が配置されている。また第1連結フランジ21の外周と第1外側体11の内面との間にパッキン23が配置され、第2連結フランジ22の外周と第2外側体12の内面との間にパッキン24が配置されている。
このため、これらガスケット36とパッキン23によって、第1連結フランジ21と第1外側体11との間を密封することができ、かつガスケット36とパッキン24によって第2連結フランジ22と第2外側体12との間を密封することができる。
次に、外側伸縮継手30の可撓部分5の挙動について述べる。
すなわち可撓部分5の伸縮部5aはボルトナット7を用いて、伸縮部5の押し部4を第1外側体11および第2外側体12に対して極めて有効に押し当てることができる。
前述したように、押し部4に被せられた当接部6は、断面視においてボルト7aに対し伸縮部5aの側に位置する。また、当圧部8の長脚8dのみが第1外側体11および第2外側体12に接触し、短脚8bは第1外側体11および第2外側体12に接触しない。また、当接部6の下端部も第1外側体11および第2外側体12に接触しない。この結果、アンカーボルトナット7Aのボルト7aをナット7bで締め付け当圧部8を押し付ける場合に、長脚8dの下端部が支点として作用し、押し部4に被せられた当接部6はボルト12に対し伸縮部5aの側に位置するので、アンカーボルトナット7Aに付加する力によるトルクは拡大され、ボルト7aに対し伸縮部5aの側に位置する押し部4を有効に押し付けることが可能になる。
また、ボルト7aをナット7bで締め付ける場合に、押し部4のみが第1外側体11および第2外側体12に押し付けられ当接部6の下端部等が第1外側体11および第2外側体12に押し付けられることはない。この結果、アンカーボルトナット7Aで押し部4を第1外側体11および第2外側体12に固定した後に衝撃等で締め付けが緩んだとしても、ボルト7aをナット7bでさらに締め付けてアンカーボルトナット7Aを増し締めすることが可能になる。
次に、第1配管1と第2配管2との間で漏水が生じ伸縮部5aの内側へ高い内圧が係った場合においても、可撓部分5により有効にセルフシール性を発揮する作用について説明する。
図4は通常時の状態を示し、図5は第1配管1と第2配管2との間で漏水が生じ、伸縮部5aの内側へ高い内圧が作用した状態を示す。図4において、アンカーボルトナット7Aの作用によって押し部4に圧力P1が作用し、押し部4は圧力P2で第1外側体11および第2外側体12に押し付けられている。
前述したように、押し部4に最隣接する波状ユニット17は、押し部4の内側下部4aから第1外側体11および第2外側体12に沿って伸びてから波状に立ち上がっている立ち上がり部17aを有し、立ち上がり部17aは、押し部4の内側下部4aから伸び第1外側体11および第2外側体12と当接部6の内側脚部6aの端部との間から伸縮部5aの側へ立ち上がっている。この結果、図5に示すように、第1配管1と第2配管2との間で漏水が生じ、伸縮部5aの内側へ高い内圧が作用すると、立ち上がり部17aはより高く立ち上がるように内圧を受け、押し部4は伸縮部5aの側へ力の引きつけられるように力を受ける。押し部4は上半部が当接部6に納められており上下方向には変形できないので、押し部4は、伸縮部5aの側へ引きつけられるように力を受けることによって伸縮部5a側へ圧縮変形する。当接部6の外側脚部6b及びカバーゴム19の端部19aと押し部11の外側端面との間には隙間4cが生じる。押し部4が伸縮部5aの側へ圧縮変形することによる結果、押し部4は図5で符号P3で示すように内側下方へ向く弾性力を生み、圧力P2は図4における場合に比べて増大する。圧力P2が増大することによって、押し部4は第1外側体11および第2外側体12により強く押し付けられ、セルフシール性を発揮することが可能になる。
このように本実施の形態によれば、経年変化により第1配管1と第2配管2との間でずれが生じたり、第1配管1と第2配管2とが劣化して、第1配管1と第2配管2との間で漏水が生じても、この漏水はまず内側伸縮継手20により防止することができる。また内側伸縮継手20からさらに漏水が生じても、内側伸縮継手20から漏れた水を外側伸縮継手30により、より確実に防止することができる。
次に本実施の形態の変形例について説明する。
図1および図2に示すように、第1連結フランジ21の外周と第1外側体11との間にパッキン23を設け、第2連結フランジ22の外周と第2外側体12との間にパッキン24を設けた例を示したが、これに限らず図2の2点鎖線に示すように、第1外側体11と第2外側体12を更に外方まで延ばし、第1配管フランジ1Aと第1外側体11との間にパッキンを介在させるとともに、第2配管フランジ2Aと第2外側体12との間にパッキンを介在させてもよい。
さらに図6に示すように、第1配管フランジ1Aおよび第2配管フランジ2Aに第1連結フランジ21および第2連結フランジ22を各々連結した例を示したが、第1配管フランジ1Aに、中間フランジ38を介して外周に凹部21aを有する第1連結フランジ21を連結するとともに、第2配管フランジ2Aに中間フランジ38を介して外周に凹部22aを有する第2連結フランジ22を連結してもよい。
なお図6においては、第1配管フランジ1A側に連結された第1連結フランジ21のみを示しているが、第2配管フランジ2A側にも第2連結フランジ22が中間フランジ38を介して連結されている。
<第2の実施の形態>
次に図7および図8により第2の実施の形態について説明する。
図7および図8に示す第2の実施の形態は、内側伸縮継手20の構成が異なるのみであり、他の構成は図1乃至図6に示す第1の実施の形態と略同一である。
図7および図8に示す第2の実施の形態において、図1乃至図6に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図7および図8に示すように内側伸縮継手20は、両端にゴムフランジ41,42を有するゴム製可撓管40からなっている。
そして第1配管1の第1配管フランジ1Aにゴムフランジ41を介して第1連結フランジ21がボルト21Aにより取付けられている。また第2配管2の第2配管フランジ2Aにゴムフランジ42を介して第2連結フランジ22がボルト22Aにより取付けられている。
このように第1配管フランジ1Aおよび第2配管フランジ2Aにゴムフランジ41,42が取付けられ、このようにしてゴム製可撓管40を第1配管フランジ1Aおよび第2配管フランジ2Aに取付けることにより、ゴム製可撓管40からなる内側伸縮継手20が得られる。
本実施の形態においても、第1配管1と第2配管2との間で漏水が生じても、更なる漏水をゴム製可撓管40からなる内側伸縮継手20および外側伸縮継手30により未然に防止することができる。
<第3の実施の形態>
次に図9および図10により第3の実施の形態について説明する。
図9および図10に示す第3の実施の形態は外側伸縮継手30の構成が異なるのみであり、他の構成は図1乃至図6に示す第1の実施の形態と略同一である。
図9および図10に示す第3の実施の形態において、図1乃至図6に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図9および図10に示すように、第1配管1の第1配管フランジ1Aおよび第2配管2の第2配管フランジ2Aに、第1連結フランジ21および第2連結フランジ22が各々ボルト21A,22Aにより固定されている。
また外側伸縮継手30は、円周方向に分割された複数、例えば5つの分割外側伸縮継手30Aからなり、各分割外側伸縮継手30Aは第1連結フランジ21の外周に設けられた円筒状の第1外側体11と、第2連結フランジ22の外周に設けられた円筒状の第2外側体12と、これら第1外側体11と第2外側体12との間に配置された可撓部分5とを有する。
このうち第2外側体12には、第2外側体12より小さな内径を有する円筒状の延長パイプ13が接続され、この延長パイプ13は第2外側体12の内側へ入り込んでいる。
また第1外側体11には、第1パッキン押え45が設けられ、第1パッキン押え45には延長パイプ13側にボルトナット29を介して第2パッキン押え46が設けられている。そして延長パイプ13外周に、円周パッキン47が配置されている。この円周パッキン47は、第1パッキン押え45と第2パッキン押え46とに取付けられたボルト、ナット49を締付けることにより、第1パッキン押え45と第2パッキン押え46との間で挟持され、第1外側体11と第2外側体12との間を密封することができる。
外側伸縮継手30を組立てる場合、複数、例えば5つの分割外側伸縮継手30Aを内側伸縮継手20の外周に配置し、各分割外側伸縮継手30Aの互いの接合板35を向かい合わせる。次にこれらの接合板35間にボルトナット35aを嵌込むことにより、外側伸縮継手30を形成することができる。
この場合、分割外側伸縮継手30Aの第1外側体11、第2外側体12および延長パイプ13の外面のうち、接合板35周辺にガスケット36が配置されている。また第1連結フランジ21の外周には凹部21aが形成され、この凹部21a内にパッキン23が設けられている。そして連結フランジ21の外周と第1外側体11との間は第1連結フランジ21の外周に設けられた凹部21a内のパッキン23により密封される。また第2連結フランジ22の外周には凹部22aが形成され、この凹部22a内にパッキン24が設けられている。そして第2連結フランジ22の外周と第2外側体12との間は、第2連結フランジ22の外周に設けられた凹部22a内のパッキン24により密封される。
また第1外側体11と延長パイプ13との間は、円周パッキン47により密封される。
本実施の形態によれば、第1配管1と第2配管2との間で漏水が生じても、更なる漏水を円周パッキン27を含む内側伸縮継手20および円周パッキン47を含む外側伸縮継手30により未然に防ぐことができる。
1 第1配管
1A 第1配管フランジ
2 第2配管
2A 第2配管フランジ
5 可撓部分
5a 伸縮部
6 当接部
7 固定ユニット
8 当圧部
10 伸縮継手装置
11 第1外側体
12 第2外側体
13 延長パイプ
20 内側伸縮継手
21 第1連結フランジ
22 第2連結フランジ
23 第1連結パイプ
24 第2連結パイプ
27 円周パッキン
30 外側伸縮継手
30A 分割外側伸縮継手
40 ゴム製可撓管
47 円周パッキン

Claims (5)

  1. 第1配管フランジを有する第1配管と第2配管フランジを有する第2配管とを接続する伸縮継手装置において、
    前記第1配管フランジと前記第2配管フランジに接続される内側伸縮継手と、
    前記内側伸縮継手の外周に位置するとともに、前記第1配管フランジと前記第2配管フランジに接続される外側伸縮継手とを備え、
    前記外側伸縮継手は円周方向に分割された複数の分割外側伸縮継手を有し、各分割外側伸縮継手は前記第1配管フランジ側の第1外側体と、前記第2配管フランジ側の第2外側体と、これら第1外側体と第2外側体との間に設けられた可撓部分とを有することを特徴とする伸縮継手装置。
  2. 前記第1配管フランジと前記第2配管フランジに各々第1連結フランジおよび第2連結フランジが連結され、前記第1外側体および前記第2外側体は前記第1連結フランジおよび前記第2連結フランジの外周に設けられていることを特徴とする請求項1記載の伸縮継手装置。
  3. 前記第1外側体および前記第2外側体は、前記第1連結フランジおよび前記第2連結フランジの外周に各々パッキンを介して連結されていることを特徴とする請求項2記載の伸縮継手装置。
  4. 前記第1外側体および前記第2外側体の内面に、前記第1連結フランジの周縁および前記第2連結フランジ周縁が入り込む凹部が形成されていることを特徴とする請求項2または3記載の伸縮継手装置。
  5. 前記第1連結フランジおよび前記第2連結フランジは、前記内側伸縮継手に固定されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか記載の伸縮継手装置。
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