JP2017150591A - 圧力緩衝装置および流路形成部材 - Google Patents

圧力緩衝装置および流路形成部材 Download PDF

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Abstract

【課題】圧力緩衝装置における流路形成部の製造を容易にする。【解決手段】油圧緩衝装置は、オイルを収容する第1シリンダと、第1シリンダの軸方向におけるピストンロッドの相対的な移動に伴ってオイルが流れる圧側油路311が形成されているピストンボディ30と、ピストンボディ30の圧側油路311を開閉する圧側減衰バルブと、を備える。そして、ピストンボディ30は、環状に形成されて軸方向に突出し、圧側減衰バルブが接触する第1外側ラウンド部33と、軸方向において第1外側ラウンド部33とは逆側に突出し、軸方向の端部が第1外側ラウンド部33よりも半径方向外側に位置するとともに、半径方向内側の少なくとも一部に軸方向に対して傾斜する第1内側傾斜部38T1を有する環状突出部38とを有している。【選択図】図4

Description

本発明は、圧力緩衝装置および流路形成部材に関する。
圧力緩衝装置では、ロッドのシリンダに対する相対的な移動に伴って流体が流れる流路が形成されている流路形成部(流路形成部材)が設けられる。
例えば特許文献1には、一方側に環板状のリーフバルブが積層される環状のピストンであって、一方側に形成されて上記リーフバルブが着座するシート面と、他方側の外周部分に周方向に沿って起立する脚部とを備えるピストンにおいて、シート面の外周に周方向に沿って支持部を設けるとともに、脚部の端部の内周側に窪みを設け、軸方向に重ねられたとき脚部が上記シート面を避けて上記支持部に当接する技術が開示されている。
特開2014−152812号公報
ところで、流路形成部(流路形成部材)を製造する際に、複数の流路形成部を重ねて作業を行う場合がある。ただし、流路形成部同士が接触することによって、流路形成部において摩耗が生じる可能性がある。そして、流路形成部においては、特に摩耗を避けたい部位もある。そこで、例えばこのような部位の摩耗を抑制しつつ、流路形成部同士を重ねて作業することができれば、流路形成部の製造が容易になる。
さらに、このような流路形成部を例えば型を用いて製造する際など、流路形成部は、製造を容易とする形状であることが望ましい。
本発明は、圧力緩衝装置における流路形成部の製造を容易にすることを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、流体を収容するシリンダと、前記シリンダの軸方向におけるロッドの相対的な移動に伴って前記流体が流れる流路が形成されている流路形成部と、前記流路形成部の前記流路を開閉する開閉部と、を備え、前記流路形成部は、環状に形成されて前記軸方向に突出し、前記開閉部が接触する第1突出部と、前記軸方向において前記第1突出部とは逆側に突出し、前記軸方向の端部が前記第1突出部よりも半径方向外側に位置するとともに、半径方向内側の少なくとも一部に前記軸方向に対して傾斜する傾斜部を有する第2突出部と、を有する圧力緩衝装置である。
本発明によれば、圧力緩衝装置における流路形成部の製造が容易になる。
第1実施形態の油圧緩衝装置1の全体構成図である。 (A)および(B)は、本実施形態のピストンボディの上面図および下面図である。 本実施形態のピストンボディの断面図である。 本実施形態のピストンボディの部分断面図である。 (A)および(B)は、複数のピストンボディが重ねられた状態を示す図である。 変形例1のピストンボディの部分断面図である。 変形例2のピストンボディの部分断面図である。 変形例3のピストンボディの部分断面図である。 変形例4のピストンボディの部分断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、第1実施形態の油圧緩衝装置1の全体構成図である。
なお、以下の説明において、図1に示す油圧緩衝装置1の長手方向を「軸方向」と称する。また、軸方向において、油圧緩衝装置1の下側を「一方側」と称し、油圧緩衝装置1の上側を「他方側」と称して説明を行う。また、図1に示す油圧緩衝装置1の左右方向を「半径方向」と称し、中心軸側を「半径方向内側」、中心軸に対して離れる側を「半径方向外側」と称する。
まず、油圧緩衝装置1の構成について説明する。
図1に示すように、油圧緩衝装置1は、オイルを収容する第1シリンダ11と、第1シリンダ11の半径方向外側に設けられる第2シリンダ12とを有する。また、油圧緩衝装置1は、軸方向に移動可能なピストンロッド21と、ピストンロッド21の一方側に設けられ、第1シリンダ11の内側を移動するピストン部100とを有する。さらに、油圧緩衝装置1は、第1シリンダ11の一方側に設けられたボトムバルブ部60を有する。
そして、図1に示すように、油圧緩衝装置1(圧力緩衝装置の一例)は、オイル(流体の一例)を収容する第1シリンダ11(シリンダの一例)と、第1シリンダ11の軸方向におけるピストンロッド21(ロッドの一例)の相対的な移動に伴ってオイルが流れる圧側油路311(流路の一例)が形成されているピストンボディ30(流路形成部の一例)と、ピストンボディ30の圧側油路311を開閉する圧側減衰バルブ41(開閉部の一例)と、を備える。そして、ピストンボディ30は、環状に形成されて軸方向に突出し、圧側減衰バルブ41が接触する第1外側ラウンド部33(第1突出部の一例)と、軸方向において第1外側ラウンド部33とは逆側に突出し、軸方向の端部が第1外側ラウンド部33よりも半径方向外側に位置するとともに、半径方向内側の少なくとも一部に軸方向に対して傾斜する第1内側傾斜部38T1(傾斜部の一例)を有する環状突出部38(第2突出部の一例)とを有する。
以下で、各構成部について詳述する。
第1シリンダ11は、円筒状に形成される。また、第2シリンダ12は、円筒状に形成され、第1シリンダ11の同軸上に設けられる。そして、第2シリンダ12は、第1シリンダ11との間に、円筒状の空間であるリザーバ室Rを形成する。リザーバ室Rには、オイルが収容されているとともに、リザーバ室Rの他方側にはガスが封入されている。
ピストンロッド21は、一方側における一部が第1シリンダ11の内部に入り、他方側における残りの一部が第1シリンダ11の外部に露出する。また、ピストンロッド21は、一方側の端部にピストン部100が設けられる。
ピストン部100は、ピストンロッド21の移動に伴って軸方向に移動する。そして、ピストン部100は、軸方向に貫通する複数の油路(後述)が形成されているピストンボディ30と、ピストンボディ30の他方側に設けられた圧側減衰バルブ41と、ピストンボディ30の一方側に設けられる伸側減衰バルブ51とを備えている。
そして、ピストン部100は、第1シリンダ11の内側の空間を、軸方向における一方側(図1の下側)の空間である第1油室Y1と、軸方向における他方側(図1の上側)の空間である第2油室Y2とに区画する。
ボトムバルブ部60は、油圧緩衝装置1の一方側の端部に設けられ、リザーバ室Rと第1油室Y1とを区分する。ボトムバルブ部60は、ピストン部100の移動に伴って、リザーバ室Rと第1油室Y1との間におけるオイルの流れを制御する。
続いて、ピストンボディ30について詳細に説明する。
図2は、本実施形態のピストンボディ30の上面図および下面図である。図2(A)は、ピストンボディ30を他方側から見た図である。また、図2(B)は、ピストンボディ30を一方側から見た図である。
図3は、本実施形態のピストンボディ30の断面図である。なお、図3には、ピストンロッド21、圧側減衰バルブ41および伸側減衰バルブ51を併せて表示している。
図4は、本実施形態のピストンボディ30の部分断面図である。
〔ピストンボディ30の構成〕
図2(A)に示すように、ピストンボディ30は、半径方向内側に設けられる貫通孔30Hと、貫通孔30Hの半径方向外側に設けられる圧側油路311と、貫通孔30Hの半径方向外側に設けられる伸側油路312とを有する。また、ピストンボディ30は、他方側に設けられる第1内側ラウンド部32と、他方側に設けられる第1外側ラウンド部33とを有する。さらに、ピストンボディ30は、他方側に設けられる第1傾斜部34と、他方側に設けられる外側端部35とを有する。
そして、図2(B)に示すように、ピストンボディ30は、一方側に設けられる第2内側ラウンド部36と、一方側に設けられる第2外側ラウンド部37と、一方側に設けられる環状突出部38とを有する。
なお、本実施形態のピストンボディ30は、例えば、所定の形状を有する型に金属粉を充填し、充填された金属粉を焼結することによって形成される。
図3に示すように、貫通孔30Hは、ピストンボディ30の軸方向に形成される。そして、貫通孔30Hは、ピストンロッド21が挿入される。
圧側油路311は、油圧緩衝装置1の圧縮行程時に、第1油室Y1と第2油室Y2との間でのオイルの流れを可能にする油路である。そして、図2(A)に示すように、圧側油路311は、周方向において略等間隔に複数箇所(本実施形態では8箇所)に設けられる。
伸側油路312は、油圧緩衝装置1の伸張行程時に、第2油室Y2と第1油室Y1との間でのオイルの流れを可能にする油路である。そして、図2(A)に示すように、伸側油路312は、周方向において略等間隔に複数箇所(本実施形態では8箇所)に設けられる。
図2(A)に示すように、第1内側ラウンド部32は、略円環状に形成され、貫通孔30Hの外周に設けられる。そして、図3に示すように、第1内側ラウンド部32は、他方側に形成される第1端部面30Aから、さらに他方側に向けて軸方向に突出する。本実施形態では、第1内側ラウンド部32は、圧側減衰バルブ41の半径方向内側に接触する。
(第1外側ラウンド部33)
図2(A)に示すように、第1外側ラウンド部33は、略円環状に形成され、圧側油路311の半径方向外側に形成される。そして、図3に示すように、第1外側ラウンド部33は、第1端部面30Aから、さらに他方側に向けて軸方向に突出する。また、第1外側ラウンド部33の突出高さは、第1内側ラウンド部32よりも若干高い。
図4に示すように、第1外側ラウンド部33は、ピストンボディ30の軸方向に略直交する面に沿って形成される。第1外側ラウンド部33は、ピストンボディ30の他方側において最も突出した部分である。そして、第1外側ラウンド部33は、圧側減衰バルブ41の半径方向外側に接触する箇所を形成する(図3参照)。
なお、第1外側ラウンド部33の半径方向外側の端部は、ラウンド端部33Eと呼ぶ。
図4に示すように、第1傾斜部34は、ピストンボディ30の軸方向に対して傾斜する面によって形成される。そして、第1傾斜部34は、第1外側ラウンド部33と外側端部35とにそれぞれ接続する。
外側端部35は、第1傾斜部34よりも半径方向外側に設けられる。また、外側端部35は、ピストンボディ30の軸方向に略直交する面によって形成される。
図2(B)に示すように、第2内側ラウンド部36は、略円環状に形成され、貫通孔30Hの外周に設けられる。そして、図3に示すように、第2内側ラウンド部36は、一方側に形成される第2端部面30Bから、さらに一方側に向けて軸方向に突出する。本実施形態では、第2内側ラウンド部36は、伸側減衰バルブ51の半径方向内側に接触する。
図2(B)に示すように、第2外側ラウンド部37は、略円環状に形成される。そして、第2外側ラウンド部37は、一方側において、伸側油路312の半径方向外側であって、圧側油路311の半径方向内側に形成される。そして、図3に示すように、第2外側ラウンド部37は、第2端部面30Bから、さらに一方側に向けて軸方向に突出する。また、第2外側ラウンド部37の突出高さは、第2内側ラウンド部36よりも若干高い。本実施形態において、第2外側ラウンド部37は、伸側減衰バルブ51に向けて突出する。そして、第2外側ラウンド部37は、伸側減衰バルブ51の半径方向外側の部分に対する接触箇所を形成する。
(環状突出部38)
次に、環状突出部38について詳細に説明する。
ここで、図4に示すように、軸方向に直交するとともに、第2外側ラウンド部37を通る直線は、「第1仮想線F1」と呼ぶ。また、ピストンボディ30の軸方向に平行であり、第1外側ラウンド部33のラウンド端部33Eを通る直線は、「第2仮想線F2」と呼ぶ。そして、第2仮想線F2と第1仮想線F1とが交差する点は、「交点A」と呼ぶ。さらに、ピストンボディ30の軸方向に平行であり、第1傾斜部34の傾斜端部34Eを通る直線は、「第3仮想線F3」と呼ぶ。
環状突出部38は、略円筒状に形成された部分である(図2(B)および図3参照)。また、図4に示すように、環状突出部38は、ピストンボディ30の半径方向外側に設けられる。環状突出部38は、軸方向において第2外側ラウンド部37よりも大きく一方側に突出する。つまり、環状突出部38は、第1仮想線F1から一方側に向けて突出する。
そして、環状突出部38は、半径方向内側に設けられる内周部381と、一方側に設けられる端部382とを有する。
内周部381は、第1内側傾斜部38T1を有している。第1内側傾斜部38T1は、軸方向に対して傾斜した面によって形成される。また、第1内側傾斜部38T1の軸方向と成す角度θ1は、第1傾斜部34の軸方向と成す角度θ0と比較して小さい。そして、本実施形態では、第1内側傾斜部38T1は、他方側から一方側に向かうにしたがって、内径が拡がるように形成される。
そして、第1内側傾斜部38T1は、交点Aから端部382まで形成される。つまり、本実施形態において、環状突出部38(第2突出部の一例)の半径方向内側は、第1内側傾斜部38T1(傾斜部の一例)のみによって形成される。さらに、本実施形態では、第1内側傾斜部38T1(傾斜部の一例)は、第1外側ラウンド部33(第1突出部の一例)よりも半径方向外側に設けられる。
端部382は、軸方向に直交する面に沿って形成される。端部382は、半径方向内側にて内周部381に連続する。なお、端部382と内周部381との接続箇所(本実施形態では、第1内側傾斜部38T1と端部382との接続箇所)を接続部38Jと呼ぶ。
続いて、第1外側ラウンド部33と環状突出部38との位置関係を説明する。
本実施形態において、接続部38Jは、第2仮想線F2よりも半径方向外側に形成される。つまり、端部382は、第1外側ラウンド部33よりも半径方向外側に設けられる。
さらに、接続部38Jは、第3仮想線F3よりも半径方向外側に形成される。つまり、端部382は、第1傾斜部34よりも半径方向外側に設けられる。
〔圧側減衰バルブ41,伸側減衰バルブ51の構成〕
図3に示すように、圧側減衰バルブ41は、例えば金属を材料とする円盤状の板である。圧側減衰バルブ41は、半径方向内側にピストンロッド21を通す開口41Hを有する。また、圧側減衰バルブ41は、第1外側ラウンド部33の外径よりも大きく形成される。そして、圧側減衰バルブ41は、圧側油路311の他方側を覆い、伸側油路312の他方側を常に開放する。
伸側減衰バルブ51は、例えば金属を材料とする円盤状の板である。伸側減衰バルブ51は、半径方向内側にピストンロッド21を通す開口51Hを有する。また、伸側減衰バルブ51は、第2外側ラウンド部37の外径よりも大きく形成される。そして、伸側減衰バルブ51は、伸側油路312の一方側を覆い、圧側油路311の一方側を常に開放する。
(ピストンボディ30の作用)
以上のように構成される本実施形態の油圧緩衝装置1は、以下のように動作する。
例えば、第1シリンダ11に対してピストンロッド21が一方側に移動する(図1参照)。そうすると、ピストン部100は、第1油室Y1のオイルを圧縮しながら、一方側に移動する。そして、第1油室Y1のオイルは、圧側減衰バルブ41を開きながら圧側油路311を流れ(図3参照)、第2油室Y2に流れ出る。
また、第1シリンダ11に対してピストンロッド21が他方側に移動する(図1参照)。そうすると、ピストン部100は、第2油室Y2のオイルを圧縮しながら、他方側に移動する。そして、第2油室Y2のオイルは、伸側減衰バルブ51を開きながら伸側油路312を流れ(図3参照)、第1油室Y1に流れ出る。
以上のように、本実施形態の油圧緩衝装置1は、ピストン部100の移動に伴って、減衰力を発生させる。
次に、例えば製造時などにおいて、複数のピストンボディ30を、半径方向における位置が対応するように重ねた場合について説明する。
図5は、複数のピストンボディ30が重ねられた状態を示す図である。なお、図5(A)は、複数重ねられたピストンボディ30の断面図である。また、図5(B)は、図5(A)に示すVb部の拡大図である。
また、図5(A)に示すように、一方側に設けられるピストンボディ30は、一方側ピストンボディ301と呼ぶ。また、他方側に設けられるピストンボディ30は、他方側ピストンボディ302と呼ぶ。
まず、図5(B)に示すように、一方側ピストンボディ301の外側端部35には、他方側ピストンボディ302の環状突出部38の端部382が対向する。
また、他方側ピストンボディ302の接続部38Jは、第2仮想線F2よりも半径方向外側に位置する。そのため、他方側ピストンボディ302の環状突出部38は、一方側ピストンボディ301の第1外側ラウンド部33に接触しない。第1外側ラウンド部33は、本実施形態においては圧側減衰バルブ41が接触する箇所であり、減衰力特性に与える影響が大きい部位である。そして、本実施形態では、第1外側ラウンド部33に環状突出部38が接触することが抑制されている。
さらに、他方側ピストンボディ302の接続部38Jは、第3仮想線F3よりも半径方向外側に位置する。つまり、他方側ピストンボディ302の環状突出部38は、一方側ピストンボディ301の第1傾斜部34にも接触しないようになっている。
以上のように、本実施形態では、ピストンボディ30同士を重ねた場合であっても、ピストンボディ30の摩耗が抑制される。
そして、本実施形態のピストンボディ30は、例えば環状突出部38に第1内側傾斜部38T1が設けられる。従って、ピストンボディ30を、例えば、型によって成型する場合に型からピストンボディ30としての成形体を抜き出し易くなる。このように、本実施形態のピストンボディ30は、製造が容易な形状になっている。
また、本実施形態のピストンボディ30においては、環状突出部38の内周部381の形状を、傾斜形状とすることで応力を緩和でき、例えば階段形状とするよりも強度的に有利にしている。
<変形例1>
図6は、変形例1のピストンボディ30の部分断面図である。
なお、変形例1のピストンボディ30は、上述した本実施形態と比較して、内周部381の形状が異なる。そこで、以下では、変形例1の内周部381の形状について詳細に説明する。
図6に示すように、変形例1の内周部381は、第1直線部38S1と、第2内側傾斜部38T2とを有している。
第1直線部38S1は、軸方向に沿って略直線状に形成される。第1直線部38S1は、他方側が交点Aに位置し、一方側は環状突出部38の軸方向における中央部よりも交点A側に位置する。また、第1直線部38S1は、第2内側傾斜部38T2よりも短い。
第2内側傾斜部38T2は、軸方向に対して傾斜した面によって形成される。また、第2内側傾斜部38T2の軸方向と成す角度θ2は、第1傾斜部34の軸方向と成す角度θ0と比較して小さい。そして、第2内側傾斜部38T2は、他方側から一方側に向かうにしたがって、内径が拡がるように形成される。
さらに、変形例1において、第2内側傾斜部38T2(傾斜部の一例)は、第1外側ラウンド部33(第1突出部の一例)よりも半径方向外側に設けられる。
続いて、変形例1における第1外側ラウンド部33と環状突出部38との位置関係を説明する。
第1直線部38S1は、第2仮想線F2に沿って形成される。従って、第1直線部38S1は、第1外側ラウンド部33よりも半径方向外側に設けられる。
そして、接続部38J(変形例1では、第2内側傾斜部38T2と端部382との接続箇所)は、第2仮想線F2よりも半径方向外側に形成される。つまり、端部382は、第1外側ラウンド部33よりも外側に設けられる。
さらに、接続部38Jは、第3仮想線F3よりも半径方向外側に形成される。つまり、端部382は、第1傾斜部34よりも半径方向外側に設けられる。
従って、例えば変形例1のピストンボディ30同士を重ねた場合であっても、ピストンボディ30の摩耗が抑制される。
さらに、変形例1のピストンボディ30は、例えば第2内側傾斜部38T2を有することによって、製造が容易な形状になっている。
<変形例2>
図7は、変形例2のピストンボディ30の部分断面図である。
なお、変形例2のピストンボディ30は、上述した本実施形態と比較して、内周部381の形状が異なる。そこで、以下では、変形例2の内周部381の形状について詳細に説明する。
図7に示すように、変形例2の内周部381は、第2直線部38S2と、第3内側傾斜部38T3と、第4内側傾斜部38T4とを有する。
第2直線部38S2は、軸方向に沿って略直線状に形成される。第2直線部38S2は、他方側が交点Aに位置し、一方側は環状突出部38の軸方向における中央部よりも交点A側に位置する。また、第2直線部38S2は、第3内側傾斜部38T3よりも短い。
第3内側傾斜部38T3は、軸方向に対して傾斜した面によって形成される。第3内側傾斜部38T3の軸方向と成す角度θ3は、第1傾斜部34の軸方向と成す角度θ0と比較して小さい。そして、第3内側傾斜部38T3は、他方側から一方側に向かうにしたがって、半径方向外側に内径が拡がるように形成される。
第4内側傾斜部38T4は、軸方向に対して傾斜した面によって形成される。また、第4内側傾斜部38T4(第2傾斜部の一例)は、第3内側傾斜部38T3(第1傾斜部の一例)に連続して形成される。第4内側傾斜部38T4の軸方向と成す角度θ4は、第1傾斜部34の軸方向と成す角度θ0と比較して小さい。さらに、第4内側傾斜部38T4の軸方向と成す角度θ4は、第3内側傾斜部38T3の軸方向と成す角度θ3よりも大きい。そして、第4内側傾斜部38T4は、他方側から一方側に向かうにしたがって、半径方向外側に内径が拡がるように形成される。
また、第4内側傾斜部38T4は、第3内側傾斜部38T3よりも短く形成される。
さらに、変形例2において、第3内側傾斜部38T3および第4内側傾斜部38T4(傾斜部の一例)は、第1外側ラウンド部33(第1突出部の一例)よりも半径方向外側に設けられる。
なお、本実施形態において、環状突出部38の内周部381は、他方側の内径と比較して一方側の内径が大きければ良い。従って、第3内側傾斜部38T3と第4内側傾斜部38T4との軸方向となす角度の大小関係は、上述した関係と逆でも構わない。つまり、第3内側傾斜部38T3の軸方向と成す角度θ3と、第4内側傾斜部38T4の軸方向となす角度θ4とは、異なっていれば構わない。
続いて、変形例2における第1外側ラウンド部33と環状突出部38との位置関係を説明する。
まず、接続部38J(変形例2では、第4内側傾斜部38T4と端部382との接続箇所)は、第2仮想線F2よりも半径方向外側に形成される。つまり、端部382は、第1外側ラウンド部33よりも外側に設けられる。
さらに、接続部38Jは、第3仮想線F3よりも半径方向外側に形成される。つまり、端部382は、第1傾斜部34よりも半径方向外側に設けられる。
従って、例えば変形例2のピストンボディ30同士を重ねた場合であっても、ピストンボディ30の摩耗が抑制される。
さらに、変形例2のピストンボディ30は、例えば第3内側傾斜部38T3や第4内側傾斜部38T4を有することによって、製造が容易な形状になっている。
<変形例3>
図8は、変形例3のピストンボディ30の部分断面図である。
なお、変形例3のピストンボディ30は、上述した本実施形態と比較して、内周部381の形状が異なる。そこで、以下では、変形例3の内周部381の形状について詳細に説明する。
図8に示すように、変形例3の内周部381は、第3直線部38S3と、第5内側傾斜部38T5とを有している。
第3直線部38S3は、軸方向に沿って略直線状に形成される。第3直線部38S3は、他方側が交点Aに位置し、一方側は環状突出部38の軸方向における中央部よりも一方側に位置する。
第5内側傾斜部38T5は、軸方向に対して傾斜した面によって形成される。また、第5内側傾斜部38T5の軸方向と成す角度θ5は、第1傾斜部34の軸方向と成す角度θ0と比較して小さい。そして、第5内側傾斜部38T5は、他方側から一方側に向かうにしたがって、半径方向外側に内径が拡がるように形成される。
また、第5内側傾斜部38T5は、第3直線部38S3よりも短く形成される。
さらに、変形例3において、第5内側傾斜部38T5(傾斜部の一例)は、第1外側ラウンド部33(第1突出部の一例)よりも半径方向外側に設けられる。
続いて、変形例3における第1外側ラウンド部33と環状突出部38との位置関係を説明する。
まず、接続部38J(変形例3では、第5内側傾斜部38T5と端部382との接続箇所)は、第2仮想線F2よりも半径方向外側に形成される。つまり、端部382は、第1外側ラウンド部33よりも外側に設けられる。
さらに、接続部38Jは、第3仮想線F3よりも半径方向外側に形成される。つまり、端部382は、第1傾斜部34よりも半径方向外側に設けられる。
従って、例えば変形例3のピストンボディ30同士を重ねた場合であっても、ピストンボディ30の摩耗が抑制される。
さらに、変形例3のピストンボディ30は、例えば第5内側傾斜部38T5を有することによって、製造が容易な形状になっている。
<変形例4>
図9は、変形例4のピストンボディ30の部分断面図である。
なお、変形例4のピストンボディ30は、上述した本実施形態と比較して、内周部381の形状が異なる。そこで、以下では、変形例4の内周部381の形状について詳細に説明する。
図9に示すように、変形例4の内周部381は、第6内側傾斜部38T6を有している。第6内側傾斜部38T6は、軸方向に対して傾斜した面によって形成される。また、第6内側傾斜部38T6の軸方向と成す角度θ6は、第1傾斜部34の軸方向と成す角度θ0と比較して小さい。そして、第6内側傾斜部38T6は、他方側から一方側に向かうにしたがって、内径が拡がるように形成される。
また、第6内側傾斜部38T6は、交点Aよりも半径方向内側から端部382まで形成される。従って、変形例4のピストンボディ30において、第6内側傾斜部38T6(傾斜部の一例)は、軸方向において第1外側ラウンド部33(第1突出部の一例)と並ぶ位置に設けられる。
そして、変形例4の内周部381は、第6内側傾斜部38T6のみによって形成されている。
続いて、変形例4における第1外側ラウンド部33と環状突出部38との位置関係を説明する。
接続部38J(変形例4では、第6内側傾斜部38T6と端部382との接続箇所)は、第2仮想線F2よりも半径方向外側に形成される。つまり、端部382は、第1外側ラウンド部33よりも半径方向外側に設けられる。
さらに、接続部38Jは、第3仮想線F3よりも半径方向外側に形成される。つまり、端部382は、第1傾斜部34よりも半径方向外側に設けられる。
従って、例えば変形例4のピストンボディ30同士を重ねた場合であっても、ピストンボディ30の摩耗が抑制される。
そして、変形例4のピストンボディ30は、例えば第6内側傾斜部38T6を有することによって、製造が容易な形状になっている。
なお、例えば変形例2〜3において、変形例4の第6内側傾斜部38T6と同様に、内側傾斜部(第2内側傾斜部38T2,第3内側傾斜部38T3,第4内側傾斜部38T4,第5内側傾斜部38T5)の一部が第2仮想線F2よりも半径方向内側に位置していても良い。つまり、各内側傾斜部(第2内側傾斜部38T2,第3内側傾斜部38T3,第4内側傾斜部38T4,第5内側傾斜部38T5)は、軸方向において第1外側ラウンド部33に並ぶ位置に設けられていても良い。
この場合において、上述したように、複数のピストンボディ30を重ねた場合の第1外側ラウンド部33の摩耗を抑制するという観点に基づいて、各内側傾斜部は、第1外側ラウンド部33に接触しないように構成すれば良い。
また、本実施形態および変形例1〜4において、環状突出部38は、環状に形成されているが、これに限定されない。例えば、環状突出部38は、周方向における一部が切り欠かれていても良い。また、例えば、環状突出部38は、周方向において断続的に設けられた複数の突出部によって形成されても良い。
なお、上述した実施形態や各変形例において、油圧緩衝装置1は、いわゆる二重管構造であるが、これに限らず、いわゆる三重管構造でもよい。さらに、本実施形態のピストン部100の構成を、ボトムバルブ部60に代えて適用しても良い。また、ピストン部100の構成は、例えば第1シリンダ11内ではなく、ピストンロッド21の移動に伴ってオイルが流れる第1シリンダ11とは別の収容部に設けても良い。
1…油圧緩衝装置、11…第1シリンダ(シリンダの一例)、21…ピストンロッド(ロッドの一例)、30…ピストンボディ(流路形成部、流路形成部材の一例)、33…第1外側ラウンド部(第1突出部の一例)、38…環状突出部(第2突出部の一例)、38T1…第1内側傾斜部(傾斜部の一例)、41…圧側減衰バルブ(開閉部の一例)、51…伸側減衰バルブ部、311…圧側油路(流路の一例)、312…伸側油路

Claims (6)

  1. 流体を収容するシリンダと、
    前記シリンダの軸方向におけるロッドの相対的な移動に伴って前記流体が流れる流路が形成されている流路形成部と、
    前記流路形成部の前記流路を開閉する開閉部と、を備え、
    前記流路形成部は、
    環状に形成されて前記軸方向に突出し、前記開閉部が接触する第1突出部と、
    前記軸方向において前記第1突出部とは逆側に突出し、前記軸方向の端部が前記第1突出部よりも半径方向外側に位置するとともに、半径方向内側の少なくとも一部に前記軸方向に対して傾斜する傾斜部を有する第2突出部と、
    を有する圧力緩衝装置。
  2. 前記傾斜部は、前記第1突出部よりも半径方向外側に設けられる請求項1に記載の圧力緩衝装置。
  3. 前記第2突出部の半径方向内側は、前記傾斜部によって形成される請求項1に記載の圧力緩衝装置。
  4. 前記傾斜部は、第1傾斜部と、前記第1傾斜部に連続するとともに前記軸方向と成す角度が前記第1傾斜部とは異なる第2傾斜部とを有している請求項1に記載の圧力緩衝装置。
  5. 前記傾斜部は、前記軸方向において前記第1突出部と並ぶ位置に設けられる請求項1に記載の圧力緩衝装置。
  6. 流体を収容するシリンダに対するロッドの相対的な移動に伴って流体が流れる流路部と、
    環状に形成されるとともに軸方向に突出し、前記流路部を開閉する開閉部に接触する第1突出部と、
    前記軸方向において前記第1突出部とは逆側に突出し、前記軸方向の端部が前記第1突出部よりも半径方向外側に位置するとともに、半径方向内側の少なくとも一部に前記軸方向に対して傾斜する傾斜部を有する第2突出部と、
    を備える流路形成部材。
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