JP2017149026A - 画像形成装置及び画像形成制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナーの色と箔の色が異なる状態でトナーを接着剤として箔プリントを実行する際に、プレビュー表示において最終出力物の確認を可能にする。
【解決手段】画像形成装置でトナーを用いて用紙上に第1画像データにより画像形成(第1画像形成)されたトナー像を接着剤として利用することで、当該トナー像部分にトナーとは異なる別色材を転写して下流側画像形成装置で画像形成(第2画像形成)し、更に、下流側画像形成装置で画像形成された用紙に対して再び上流側の画像形成装置で第2画像データにより画像形成(第3画像形成)する際に、第1画像データについては第2画像形成で使用される別色材の色に応じた第1プレビュー画像を生成し、第2画像データについては第3画像形成で使用されるトナーの色に応じて第2プレビュー画像を生成し、第1プレビュー画像と第2プレビュー画像とを用いて表示用プレビュー画像を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成制御方法に関し、特に、複数の画像形成装置が異なる色材を用いて画像形成する際のプレビュー画像の適切な生成技術に関する。
複数の画像形成装置を直列に接続することで直列タンデム画像形成システムとして、一方の画像形成装置で一部の領域に画像形成がなされた記録紙を続けて他方の画像形成装置に入力し、他方の画像形成装置で記録紙の他の領域に画像形成を行う画像形成システムが存在している。
このような画像形成システムによって、2台の画像形成装置で異なる色のトナーを用いて画像形成を行う、あるいは、2台の画像形成装置で文字領域とイメージ領域とのそれぞれに適した画像形成を行う、などにより、高精細な画像形成を高速に出力することが可能になる。
また、通常の画像形成装置では、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の4色のトナーを色材として使用し、これらを重ね合わせることで各種の色の画像を形成している。そして、このような4色以外に、クリア,レッド,ブルー等の特色と呼ばれるトナーを使用することで、色再現範囲を広げた画像を生成することが可能である。
また、以上のようなトナーを用いる手法とは別に、金箔や銀箔といった箔を用いて、金属色を再現することも行われている。例えば、用紙に対して、YMCKの通常トナーのいずれかを用いて、金属色を再現するための画像を形成する。そして、このトナー像を加熱することで、トナーを接着剤として利用し、箔シートの箔をトナー像に転写する技術も存在している。
一方、画像形成装置では、実際に画像形成する前に、画像形成装置の表示部やコンピュータのディスプレイを用いて、画像形成の様子をプレビュー表示として画面表示する機能を有している。このようなプレビュー表示をすることで、画像形成の実行前の確認や再調整などが可能になり、無駄な紙出力を抑制することが可能になる。
なお、この種の画像形成装置の機能については、以下の特許文献に開示がなされている。
特開2013-195909号公報 特開2002-166616号公報 特開2004-86238号公報 特開2005-94504号公報
特許文献1では、トナー像を接着材として利用し、通常の画像形成に加えて一部に箔を転写する、箔プリント可能な画像形成装置が提案されている。この場合、箔を転写するために、YMCKいずれかのトナー(特許文献1ではKトナー)を使用している。従って、箔で金色や銀色として表現される領域が、プレビュー表示ではブラックとして表示される問題が生じる。すなわち、以上の箔プリントのように、接着剤として利用する画像データの色(トナーの色)と箔の色が異なる場合には、プレビュー表示において最終出力物の確認が出来ないという問題がある。
特許文献2では、第1の印刷データと第2印刷データを重ねて第3印刷データを作成し表示する。この技術では、上述した箔プリントに対応していない。従って、以上の箔プリントのように、接着剤として利用する画像データの色(トナーの色)と箔の色が異なる場合には、プレビュー表示において最終出力物の確認が出来ない問題がある。
特許文献3では、特色用データと画像形成用データを用いて画像形成し、特色が分かるような表示形態で表示することが提案されている。この場合、特色用のデータが前提の構成のため、専用の処理部が必要となる。また、以上の箔プリントのように、接着剤として利用する画像データの色(トナーの色)と箔の色が異なる場合には、プレビュー表示において最終出力物の確認が出来ない問題がある。
特許文献4では、特色用データと画像形成用データを用いて画像形成し、設定された手段により特色データを表示することが提案されている。この場合、特色用のデータが前提の構成の為、専用の処理部が必要となる。また、以上の箔プリントのように、接着剤として利用する画像データの色(トナーの色)と箔の色が異なる場合には、プレビュー表示において最終出力物の確認が出来ない問題がある。
本発明の課題は、接着剤として利用する画像データの色(トナーの色)と箔の色が異なる箔プリントを実行する際に、プレビュー表示において最終出力物の確認が可能な画像形成装置と画像形成制御方法とを実現することを目的とする。
すなわち、前記した課題を解決するため、本発明の一側面が反映された画像形成装置及び画像形成制御方法は、以下のように構成される。
(1)本発明の一側面が反映された画像形成装置は、トナーを用いて用紙上に形成されたトナー像を接着剤として利用することで当該トナー像部分に前記トナーとは異なる別色材を転写して前記用紙上に画像形成する下流側画像形成装置の上流側に接続可能であり、前記下流側画像形成装置で画像形成された前記用紙に対して再び画像形成する画像形成装置であって、前記用紙上に前記トナーを用いて画像形成する画像形成部と、前記画像形成部の画像形成を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記画像形成装置における第1画像データによる画像形成を第1画像形成、前記第1画像形成により前記用紙上に形成された前記トナー像を前記接着剤として利用する前記下流側画像形成装置による画像形成を第2画像形成、前記下流側画像形成装置により第2画像形成がなされた前記用紙に対して前記画像形成装置における第2画像データによる画像形成を第3画像形成、とした場合に、前記第1画像データについて前記第2画像形成で使用される前記別色材の色に応じた第1プレビュー画像を生成し、前記第2画像データについて前記第3画像形成で使用される前記トナーの色に応じて第2プレビュー画像を生成し、前記第1プレビュー画像と前記第2プレビュー画像とを用いて表示用プレビュー画像を生成する。
また、本発明の一側面が反映された画像形成制御方法は、トナーを用いて用紙上に形成されたトナー像を接着剤として利用することで当該トナー像部分に前記トナーとは異なる別色材を転写して前記用紙上に画像形成する下流側画像形成装置の上流側に接続可能であり、前記下流側画像形成装置で画像形成された前記用紙に対して再び画像形成する画像形成装置での画像形成制御方法あって、前記画像形成装置は、前記用紙上に前記トナーを用いて画像形成する画像形成部と、前記画像形成部の画像形成を制御する制御部と、を備えて構成され、前記画像形成装置における第1画像データによる画像形成を第1画像形成、前記第1画像形成により前記用紙上に形成された前記トナー像を前記接着剤として利用する前記下流側画像形成装置による画像形成を第2画像形成、前記下流側画像形成装置により第2画像形成がなされた前記用紙に対して前記画像形成装置における第2画像データによる画像形成を第3画像形成、とした場合に、前記第1画像データについて前記第2画像形成で使用される前記別色材の色に応じた第1プレビュー画像を生成し、前記第2画像データについて前記第3画像形成で使用される前記トナーの色に応じて第2プレビュー画像を生成し、前記第1プレビュー画像と前記第2プレビュー画像とを用いて表示用プレビュー画像を生成する。
(2)以上の(1)において、前記制御部は、前記第1プレビュー画像を生成する際に、前記第2画像形成で使用される前記別色材の色の情報を、前記下流側画像形成装置から取得する。
(3)以上の(1)において、操作入力を受け付ける操作部を備え、前記制御部は、前記第1プレビュー画像を生成する際に、前記第2画像形成で使用される前記別色材の色の情報を、前記操作部での操作入力から取得する。
(4)以上の(1)において、操作入力を受け付ける操作部を備え、前記制御部は、前記第2画像形成で使用される前記別色材の色の情報を、前記下流側画像形成装置から取得した情報、又は、前記操作部での操作入力から取得した情報、のいずれか一方を選択して、前記第1プレビュー画像を生成する。
(5)以上の(1)〜(4)において、前記制御部は、前記第1プレビュー画像と前記第2プレビュー画像とを用いて表示用プレビュー画像を生成する際に、前記第1プレビュー画像と前記第2プレビュー画像とのいずれか一方を非表示状態にする。
(6)以上の(1)〜(5)において、前記制御部は、前記第1プレビュー画像を生成する際に、前記別色材の色に代えて、前記第1画像形成で実際に使用された前記トナーの色に応じて第2プレビュー画像を生成する。
前記した課題を解決する本発明によると、以下のような効果を得られる。
(1)本発明の一側面が反映された画像形成装置では、画像形成装置でトナーを用いて用紙上に第1画像データにより画像形成(第1画像形成)されたトナー像を接着剤として利用することで、当該トナー像部分にトナーとは異なる別色材を転写して下流側画像形成装置で画像形成(第2画像形成)し、更に、下流側画像形成装置で画像形成された用紙に対して再び上流側の画像形成装置で第2画像データにより画像形成(第3画像形成)する際に、第1画像データについては第2画像形成で使用される別色材の色に応じた第1プレビュー画像を生成し、第2画像データについては第3画像形成で使用されるトナーの色に応じて第2プレビュー画像を生成し、第1プレビュー画像と第2プレビュー画像とを用いて表示用プレビュー画像を生成する。
すなわち、接着剤として利用する画像データの色(トナーの色)と箔の色が異なる箔プリントを実行する際に、接着材としての第1画像形成のトナーの色に影響されず、プレビュー表示において最終出力物の確認が可能になる。
(2)以上の(1)において、第1プレビュー画像を生成する際に、第2画像形成で使用される別色材の色の情報を下流側画像形成装置から取得するため、接着剤として利用する画像データの色(トナーの色)と箔の色が異なる箔プリントを実行する際に、接着材としての第1画像形成のトナーの色に影響されず、下流側画像形成装置から取得した正確な別色材の色の情報を参照して、プレビュー表示において最終出力物の正確な確認が可能になる。
(3)以上の(1)において、第1プレビュー画像を生成する際に、第2画像形成で使用される別色材の色の情報を操作部での操作入力から取得するため、接着剤として利用する画像データの色(トナーの色)と箔の色が異なる箔プリントを実行する際に、接着材としての第1画像形成のトナーの色に影響されず、操作部から取得した正確な別色材の色の情報を参照して、プレビュー表示において最終出力物の正確な確認が可能になる。
(4)以上の(1)において、第2画像形成で使用される別色材の色の情報を、下流側画像形成装置から取得した情報、又は、操作部での操作入力から取得した情報、のいずれか一方を選択するため、接着剤として利用する画像データの色(トナーの色)と箔の色が異なる箔プリントを実行する際に、第2画像形成で使用される別色材の色の情報について、下流側画像形成装置又は操作部入力のいずれか選択した側から取得するため、接着材としての第1画像形成のトナーの色に影響されず、適切な別色材の色の情報を参照して、プレビュー表示において最終出力物の適切な確認が可能になる。
(5)以上の(1)〜(4)において、第1プレビュー画像と第2プレビュー画像とを用いて表示用プレビュー画像を生成する際に、第1プレビュー画像と第2プレビュー画像とのいずれか一方を非表示状態にすることで、プレビュー表示において、最終出力物中の第2画像形成のみや第3画像形成のみを個別に確認可能になる。
(6)以上の(1)〜(5)において、第1プレビュー画像を生成する際に、別色材の色に代えて、第1画像形成で実際に使用されたトナーの色に応じて第2プレビュー画像を生成するため、別色材を使用しない試し刷りを実行する場合の出力状態を確認可能になる。
本発明の実施形態の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態を表示画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態を表示画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態を表示画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態を表示画面の一例を示す説明図である。 プレビュー表示例を示す説明図である。 プレビュー表示例を示す説明図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態)を詳細に説明する。
〔全体構成〕
ここで、上流側の画像形成装置である画像形成装置100と、下流側の画像形成装置である画像形成装置300との2台の画像形成装置が、用紙の流れにそって機械的に接続されている様子を示している。
なお、画像形成装置100は、用紙上に単色又は複数色のトナーを用いてトナー像を転写紙、このトナー像を熱と圧力で定着させて出力する。また、画像形成装置100には、通信ケーブルやネットワークを介して、ユーザが操作する外部PC等が電気的に接続される。
なお、この実施形態の画像形成システムに使用される画像形成装置100としては、各種の画像形成装置を適用が可能であるが、ここでは、ネットワークに接続された、複写機,プリンタ,ファクシミリ装置の機能を備えた複合機(MFP)、または、印刷装置であるとして、説明を続ける。
〔詳細構成〕
画像形成装置100は、画像形成装置100内の各部を制御すると共に画像形成システムとしてシステム全体を制御する制御部101と、接続されている他の装置と通信するための通信部102と、利用者による操作入力と画像形成装置100の状態表示とを行う操作表示部103と、設定値等の各種データを記憶する記憶部104と、給紙トレイに収容された用紙を給紙する給紙部105と、画像形成装置内で用紙を搬送する搬送部110と、原稿の画像を読み取るスキャナ等の原稿読取部120と、画像形成する際の画像データや各種データを記憶する画像データ記憶部130と、画像形成に必要な各種画像処理を実行する画像処理部140と、画像形成命令と画像データとに基づいて用紙上に画像を形成する画像形成部150と、下流側の画像形成装置300から受信したパラメータを記憶するパラメータ記憶部170と、を備えて構成されている。
なお、画像形成部150は、図2に示すように、トナー像が形成される像担持体151と、像担持体151を所定の電位で帯電させる帯電部152と、帯電した像担持体151に画像データに応じた露光をして静電潜像を形成する露光部153と、静電潜像を現像してトナー像にする現像部154と、像担持体151上のトナー像を用紙に転写する転写部155と、用紙上のトナー像を熱と圧力とで定着させる定着部156と、を有して構成される。なお、ここでは、原理的な構成を示すべく単色の構成を示しているが、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の4色のトナーを色材として使用し、これらを重ね合わせることで各種の色のカラー画像を形成することも可能である。
下流側画像形成装置としての画像形成装置300は、画像形成装置100の用紙搬送方向下流側に、用紙の流れに沿って接続されている。ここで、画像形成装置300としては、画像形成装置100で用紙上に形成されたトナー像のトナーを接着材として用いて、トナー上に箔や粉末からなる別色材(画像形成装置100で使用するトナーとは異なる色材)を転写して出力する。なお、この実施形態では、別色材として、金箔や銀箔といった箔を用いる場合を具体例として説明する。
なお、箔に関しては、プラスチックのベースフィルムに、金箔や銀箔やホログラムフィルムなどが積層されてシート状に構成されている。そして、本実施形態では、用紙上のトナーを接着剤として、金箔、銀箔、赤や青の有彩色箔、ホログラムフィルム等の各種の別色材が転写される構成になっている。
この画像形成装置300は、画像形成装置300内の各部を制御する制御部301と、接続されている他の装置と通信するための通信部302と、箔シートを用紙のサイズに合わせて送出する箔シート送出部305と、画像形成装置100からの用紙を画像形成装置300内で搬送する搬送部310と、箔転写のために用紙上のトナーを加熱ローラ等で加熱する加熱部320と、箔の色や色変換に関するパラメータを記憶するパラメータ記憶部330と、用紙上のトナーに対して箔シートから箔を転写する箔転写部としての画像形成部350、転写後の箔シートを巻き取って回収する箔シート巻取部380と、用紙を機外の排紙トレイ等に排出する排紙部390と、を備えて構成されている。
なお、ここで、画像形成装置100と画像形成装置300とは、通信部102と通信部302を介して、互いに通信可能に構成されている。また、画像形成装置100と画像形成装置300との通信は、図1のように専用の通信線により直結であっても良いし、ネットワーク10を介したものであっても良い。
なお、図2では、画像形成装置100と画像形成装置300との機械的構成の一例を模式的に示しており、電気的な処理を行う部分を回路部100a、300aとしてまとめて示している。
〔動作(1)〕
以下、図3のフローチャートを参照して画像形成の基本処理について説明し、図4のフローチャートを参照して画像形成時のプレビュー表示について説明する。
なお、本実施形態において、以下のように用語の定義を行う。
・箔転写の接着剤として利用されるトナー像のため、画像形成装置100におけるYMCKの何れかトナーを用いた画像形成で使用される画像データを、第1画像データ又は箔画像データとする。
・箔転写の接着剤として利用されるトナー像のため、画像形成装置100における第1画像データによるYMCKの何れかトナーを用いた画像形成を第1画像形成とする。
・第1画像形成により用紙上に形成されたトナー像を接着剤として利用して、画像形成装置300による別色材としての箔を用いた画像形成を第2画像形成とする。
・画像形成装置100において、箔転写のためでない画像形成で使用される画像データを、第2画像データ又は原稿画像データとする。
・画像形成装置300により第2画像形成がなされた用紙に対して、画像形成装置100における第2画像データによる画像形成を第3画像形成とする。
箔情報取得:
まず、画像形成装置100の制御部101は、電源オン時又は画像形成開始時のいずれかにおいて、画像形成装置300での第2画像形成で使用される箔の情報を、画像形成装置300の制御部301に対して要求する(図3中のステップS101)。
なお、箔の情報としては、箔の色や色変換に関するパラメータであり、パラメータ記憶部330に記憶されている。ここで、制御部301は、制御部101から要求された箔の情報を、パラメータ記憶部330から読み出して、通信部302と通信部202とを介して制御部101に通知する(図3中のステップS201)。ここで、箔の色とは、箔そのものの色であり、金、銀などの色を意味する。また、色変換とは、箔の色をディスプレイで表示する際のRGBに変換することを意味する。
制御部301から箔の情報を受領した制御部101は、第2画像形成で使用される色材である箔の情報をパラメータ記憶部170に保存する(図3中のステップS102)。なお、制御部101は、箔の情報を制御部301から得られない場合には、操作表示部103にその旨を表示し、ユーザから箔に関する情報の入力を受け付けるようにしても良い。また、制御部101は、ユーザが操作表示部103から箔に関する情報を自主的に入力した場合にも、その入力を受け付けるようにしても良い。このように操作表示部103から箔に関する情報が入力された場合も、制御部101は、箔に関する情報をパラメータ記憶部170に保存する。
画像形成開始:
ユーザから画像形成開始の指示が操作表示部103から入力される(図3中のステップS103でYES)と、制御部101は、原稿画像データをユーザに選択させるべく、原稿画像データ選択画面103A1を操作表示部103のディスプレイに表示する(図3中のステップS104)。図5の原稿画像データ選択画面103A1では、画像データ記憶部130に記憶されている複数の原稿画像データについて、ファイル名と更新日時とページ数等が一覧表示されている。
画像選択とプレビュー表示(1):
ここで、ユーザが画像データを選択すると(図3中のステップS104)、制御部101は、選択された画像データを表示用画像データに変換してプレビュー表示を操作表示部103に行う(図3中のステップS105)。以下、画像データの選択とプレビュー表示について、図4のフローチャートを参照して詳しく説明する。
ここで、ファイル名:1030の原稿画像データをユーザが選択(図4中のステップS301)しており、原稿画像データ選択画面103A1において、反転表示になっている(図5中の103A1a)。
また、選択された原稿画像データ(ファイル名:1030)について、制御部101は、YMCKの原稿画像データを表示用のRGB形式の表示用画像データに変換して(図4中のステップS302)、原稿画像データ選択画面103A1において、プレビュー表示欄103A1bにプレビュー表示する(図4中のステップS303)。
なお、ユーザは、選択した原稿画像データについて、ジョブチケットやページ編集のタブ(図3中の103A1c)を押下して、順番を入れ換える等のジョブ編集に進む。
ユーザによりジョブ編集が選択されると、制御部101は、ジョブ編集画面103A2(図6)を操作表示部103に表示する。このジョブ編集画面103A2を介して、ユーザは各種のジョブ編集を実行する。なお、ジョブ編集については既知の処理であるため、詳細な解説は省略する。ここで、ユーザが、ジョブ編集画面103A2において、[重ね合わせ画像]のタブ103A2aを押下することで、箔画像データを選択することができる。
すなわち、ジョブ編集画面103A2において[重ね合わせ画像]のタブ103A2aが選択されると、制御部101は、箔画像データ選択画面103A3を操作表示部103に表示する。
図7の箔画像データ選択画面103A3では、画像データ記憶部130に記憶されている複数の箔画像データについて、ファイル名と更新日時とページ数等が一覧表示されている。
ここで、ファイル名:1028の箔画像データをユーザが選択(図4中のステップS305)しており、箔画像データ選択画面103A3において、反転表示になっている(図7中の103A3a)。
また、選択された箔画像データ(ファイル名:1028)について、制御部101は、箔画像データを用いて画像形成装置100で画像形成するトナーの色(YMCKの何れか)ではなく、パラメータ記憶部170に保存されている箔の情報(箔の色のパラメータ、又は、箔の色の色変換に関するパラメータ)を用いて、箔の色のRGB形式の表示用画像データに変換する(図4中のステップS306)。
ここで、箔画像データ選択画面103A3でのユーザによる箔画像データの選択が完了すると、制御部101は、選択された原稿画像データについてのRGB形式の表示用画像データと、選択された箔画像データについてのRGB形式の表示用画像データとを重畳して、ジョブ編集画面103A4(図8)において、プレビュー表示欄103A4bにプレビュー表示する(図4中のステップS307)。
第1画像形成:
制御部101は、以上のようにしてプレビュー表示がなされた後にユーザから画像形成を進める指示がなされると、箔画像データ(第1画像データ)を画像データ記憶部130から読み出して、画像形成部150が画像形成を実行するように制御する(図3中のステップS106)。ここで、画像形成部150は、第1画像データに基づいてYMCKの何れかの色のトナーを用いて、用紙上に箔画像のトナー像を形成する(図3中のステップS107:第1画像形成)。すなわち、下流側の画像形成装置300において箔を転写する予定の部分に、画像形成装置100においてYMCKの何れかのトナーを用いてトナー像を形成している。そして、第1画像データに基づいて画像形成された用紙は、画像形成装置100の下流側の画像形成装置300に向けて搬送される(図3中のステップS108)。
第2画像形成:
画像形成装置100から搬送されてきた用紙は、画像形成装置300内を搬送部310により搬送されつつ、加熱部320で加熱される。加熱部320で加熱された用紙上のトナー像は溶けて粘性を有する状態になる。ここで、箔シートは、用紙の全体の大きさをカバーできるよう、主走査方向は用紙と同等サイズ、副走査方向は複数の用紙に対処できるよう長尺シートとして構成されている。画像形成装置300では、箔シート送出部305から用紙搬送速度と同速度で送り出された箔シートが箔転写部としての画像形成部350において用紙上のトナー像と接触し、トナー像の部分にのみ箔シートから箔が転写される(図3中のステップS202)。この箔転写が画像形成装置300における第2画像形成であり、この時点では画像データ等を必要としない。なお、転写が実行された後の箔シートは、箔シート巻取部380に巻き取られて回収される。そして、第2画像形成として箔が転写された用紙は、搬送部310により搬送されて、排紙部390に排出される。なお、この実施形態では箔転写と表記しているが、箔押しと言う場合もある。
第3画像形成:
第2画像形成により用紙が排紙部390に排出されると、制御部101は、「排紙部に排出された用紙を給紙部に戻してください。用紙を戻したら、スタートボタンを押してください。」等と操作表示部103にメッセージを表示するように制御する。
これにより、第1画像形成によりトナー像が形成され、そのトナー像部分に第2画像形成により箔が転写されて排紙部390に排出された用紙は、ユーザによって、画像形成装置100の給紙部105の所定の給紙トレイに移送される(図3中のステップS203)。また、ユーザは、用紙を給紙部105に戻した後に、操作表示部103のスタートボタンを押下する。
これにより、制御部101は、選択された原稿画像データ(第2画像データ)を画像データ記憶部130から読み出して、画像形成部150が画像形成を実行するように制御する(図3中のステップS109)。ここで、画像形成部150は、第2画像データに基づいて用紙上に原稿画像データに基づいたトナー像を形成する(図3中のステップS110:第3画像形成)。そして、第2画像データに基づいて画像形成された用紙は、画像形成装置100の下流側の画像形成装置300を経由して排紙部390から機外に排出される(図3中のステップS111、S204)。
制御部101は、以上の第1画像形成、第2画像形成、第3画像形成を、ジョブとして指定された全ページに対して実行する(図3中のステップS112、s205)。なお、複数ページの画像形成を実行する場合には、第1画像形成と第2画像形成とを全ページ実行し、全ページ分の用紙を画像形成装置100に戻して、全ページ分の第3画像形成を実行する。
〔プレビュー表示の具体例〕
以下、図9に示す従来のプレビュー表示と、図10に示す本実施形態のプレビュー表示とを対比して説明する。
プレビュー表示の具体例(1):
図9において、箔画像を画像形成する際に使用する第1画像データについて、このトナーの色であるYMCK形式の第1画像データ(図9(a))を、画像形成装置100の変換パラメータを使用して、RGB形式に変換してプレビュー表示を生成する(図9(b))。例えば、箔転写の接着剤としてK(ブラック)のトナーを使用して画像形成装置100で画像形成する場合には、画像形成装置100の変換パラメータを使用して、K(ブラック)についてRGB形式に変換する。
また、図9において、原稿画像を画像形成する際に使用するYMCK形式の第2画像データ(図9(c))を、画像形成装置100の変換パラメータを使用して、RGB形式に変換してプレビュー表示を生成する(図9(d))。
そして、RGB形式の第1画像データのプレビュー表示(図9(b))と、RGB形式の原稿画像データのプレビュー表示(図9(d))とを重ね合わせた状態の、最終的なプレビュー表示(図9(e))を生成する。
この場合、第1画像データと第2画像データで実際に使用されるトナーの色を用いてプレビュー表示が作成されるが、画像形成装置300で転写される箔の見え方が反映されたものではない。
すなわち、トナーを接着剤として利用して箔を転写するプリントの場合に、接着剤として使用するトナーの色と転写される箔の色が異なる場合には、プレビュー表示において最終出力物の確認が出来ない問題が存在している。
プレビュー表示の具体例(2):
図10において、箔画像を画像形成する際に使用する第1画像データについて、このトナーの色であるYMCK形式の第1画像データ(図10(a))を、画像形成装置100の変換パラメータではなく、画像形成装置300から入手してパラメータ記憶部170に保存した箔の情報(箔の色のパラメータ、又は、箔の色の色変換に関するパラメータ)を使用して、RGB形式に変換してプレビュー表示を生成する(図10(b))。例えば、箔転写の接着剤としてK(ブラック)のトナーを使用して画像形成装置100で画像形成する場合であっても、箔の情報(箔の色のパラメータ、又は、箔の色の色変換に関するパラメータ)を使用して、箔の色(金色や銀色等)についてRGB形式に変換する。
また、図10において、原稿画像を画像形成する際に使用するYMCK形式の第2画像データ(図10(c))、画像形成装置100の変換パラメータを使用して、RGB形式に変換してプレビュー表示を生成する(図10(d))。
そして、箔の情報を適用してRGB形式に変換した第1画像データのプレビュー表示(図10(b))と、RGB形式の原稿画像データのプレビュー表示(図10(d))とを重ね合わせた状態の、最終的なプレビュー表示(図10(e))を生成する。
この場合、接着剤として使用されるトナーの色に影響されず、転写される箔の色に応じたプレビュー表示が作成されるため、画像形成装置300で転写される箔の見え方が反映されたものになる。すなわち、トナーを接着剤として利用して箔を転写するプリントの場合に、接着剤として使用するトナーの色と転写される箔の色が異なる場合であっても、プレビュー表示において最終出力物の確認が出来る状態になっている。
〔動作(2)〕
以下、プレビュー表示の第2動作例を、図4のフローチャートと類似した図11のフローチャートを参照して説明する。なお、図4と同一処理については同一ステップ番号を付すことで、重複した説明を省略する。図11において、図4との相違点は、箔についてのプレビュー表示用の表示用画像データの生成(図11中のステップS306)と、重ね合わせたプレビュー表示についての非表示選択(図11中のステップS308,S309)が改良されていることである。
表示形態とパラメータの選択:
制御部101は、ステップS305において選択された箔画像データについて、箔の色のRGB形式の表示用画像データに変換する際に、表示形態(最終形態か否か)の選択、変換に用いるパラメータ(画像形成装置300から得た色変換パラメータか、操作表示部103から入力された色変換パラメータか)の選択を、操作表示部103を介してユーザに求める(図11中のステップS306a)。
ユーザが、箔シートを使用しない状態の試し刷りの状態を確認した場合等で、最終形態以外での表示を求めた場合(図11中のステップS306bでNO)、箔画像を画像形成する際に使用する第1画像データについて、画像形成装置100の変換パラメータを使用して、RGB形式に変換してプレビュー表示を生成する(図11中のステップS306c)。この場合、箔シートを使用しない状態の試し刷りの状態を、正確に確認することができる。
また、ユーザが、最終形態での表示を求めた場合(図11中のステップS306bでYES)であって、第1画像データの色変換パラメータについて自動取得を選択した場合(図11中のステップS306dで「自動取得」)、箔画像を画像形成する際に使用する第1画像データについて、画像形成装置300から入手してパラメータ記憶部170に保存した箔の情報(箔の色のパラメータ、又は、箔の色の色変換に関するパラメータ)を使用して、RGB形式に変換してプレビュー表示を生成する(図11中のステップS306e)。この場合、ユーザの手を煩わせることなく、接着剤として使用されるトナーの色に影響されず、転写される箔の色に応じたプレビュー表示が作成されるため、画像形成装置300で転写される箔の見え方が反映されたものになる。
また、ユーザが、最終形態での表示を求めた場合(図11中のステップS306bでYES)であって、第1画像データの色変換パラメータについて手動入力を選択した場合(図11中のステップS306dで「手動入力」)、箔画像を画像形成する際に使用する第1画像データについて、ユーザが操作表示部103から入力してパラメータ記憶部170に保存した箔の情報(箔の色のパラメータ、又は、箔の色の色変換に関するパラメータ)を使用して、RGB形式に変換してプレビュー表示を生成する(図11中のステップS306f)。なお、ユーザが操作表示部103から入力した箔の情報がパラメータ記憶部170に保存されていない場合には、制御部101は、操作表示部103から箔に関する情報の入力を受け付ける。
この場合、操作表示部103からユーザが入力した正確な箔の情報を参照して、接着剤として使用されるトナーの色に影響されず、転写される箔の色に応じたプレビュー表示が作成されるため、画像形成装置300で転写される箔の見え方が反映されたものになる。
また、画像形成装置300から入手した箔に関する情報がパラメータ記憶部170に保存されていない場合にも、制御部101は、第1画像データの色変換パラメータについて「手動入力」を選択することが望ましい。
表示/非表示の設定:
以上のようにして、画像データの選択や表示形態とパラメータの選択が完了すると図11中のステップS301〜S306(S306a〜S306f)、制御部101は、選択された原稿画像データについてのRGB形式の表示用画像データと、選択された箔画像データについてのRGB形式の表示用画像データとを重畳して、操作表示部103においてプレビュー表示欄にプレビュー表示する(図11中のステップS307、図8中の103A4a)。
ここで、図8の表示/非表示設定タブ103A4bをユーザが押下すると、原稿:表示/非表示、箔:表示/非表示、のように、原稿と箔についてそれぞれ表示と非表示とを選択することができる(図11中のステップS308)。
例えば、ユーザが最終形態のプレビュー表示を見た後に、いずれかを非表示として、原稿を消して箔の部分のみを確認したい、箔を消して原稿のみを確認したい、といった要望に応じたプレビュー表示が可能になる(図11中のステップS309)。
〔その他の実施形態〕
以上の実施形態の説明において、具体例を示した部分については各種の変更が可能である。
例えば、画像形成装置100で用紙に形成されたトナー像を接着材とした画像形成装置300における第2画像形成では、別色材として箔以外にも各種の粉末等を使用することが可能である。
また、以上の実施形態の説明では、第1画像形成装置として、YMCKの4色のトナーを使用するカラー画像形成装置を具体例にしたが、これに限定されるものではない。例えば、接着剤として利用されるトナーの色はK(ブラック)に限られず、任意の色を使用することが可能である。更に、画像形成装置100として、モノクロの画像形成装置を用いることも可能である。
また、本実施形態による表示用プレビュー画像については、操作表示部103に表示するだけでなく、外部PC10のディスプレイに表示したり、接続された他の装置(後処理装置、コントローラ、ユーザが所持するタブレット端末など、各種の装置)のディスプレイに表示することが可能である。
10 外部PC
100 画像形成装置
101 制御部
102 通信部
103 操作表示部
104 記憶部
105 給紙部
110 搬送部
120 原稿読取部
130 画像データ記憶部
140 画像処理部
150 画像形成部
170 パラメータ記憶部
300 画像形成装置(下流側画像形成装置)
301 制御部
302 通信部
305 箔シート送出部
310 搬送部
320 加熱部
330 パラメータ記憶部
350 画像形成部(箔転写部)
380 箔シート巻取部

Claims (12)

  1. トナーを用いて用紙上に形成されたトナー像を接着剤として利用することで当該トナー像部分に前記トナーとは異なる別色材を転写して前記用紙上に画像形成する下流側画像形成装置の上流側に接続可能であり、前記下流側画像形成装置で画像形成された前記用紙に対して再び画像形成する画像形成装置であって、
    前記用紙上に前記トナーを用いて画像形成する画像形成部と、
    前記画像形成部の画像形成を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記画像形成装置における第1画像データによる画像形成を第1画像形成、
    前記第1画像形成により前記用紙上に形成された前記トナー像を前記接着剤として利用する前記下流側画像形成装置による画像形成を第2画像形成、
    前記下流側画像形成装置により第2画像形成がなされた前記用紙に対して前記画像形成装置における第2画像データによる画像形成を第3画像形成、とした場合に、
    前記第1画像データについて前記第2画像形成で使用される前記別色材の色に応じた第1プレビュー画像を生成し、
    前記第2画像データについて前記第3画像形成で使用される前記トナーの色に応じて第2プレビュー画像を生成し、
    前記第1プレビュー画像と前記第2プレビュー画像とを用いて表示用プレビュー画像を生成する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記第1プレビュー画像を生成する際に、前記第2画像形成で使用される前記別色材の色の情報を、前記下流側画像形成装置から取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 操作入力を受け付ける操作部を備え、
    前記制御部は、前記第1プレビュー画像を生成する際に、前記第2画像形成で使用される前記別色材の色の情報を、前記操作部での操作入力から取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 操作入力を受け付ける操作部を備え、
    前記制御部は、前記第2画像形成で使用される前記別色材の色の情報を、前記下流側画像形成装置から取得した情報、又は、前記操作部での操作入力から取得した情報、のいずれか一方を選択して、前記第1プレビュー画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    前記第1プレビュー画像と前記第2プレビュー画像とを用いて表示用プレビュー画像を生成する際に、前記第1プレビュー画像と前記第2プレビュー画像とのいずれか一方を非表示状態にする、
    ことを特徴とする請求項1−請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記第1プレビュー画像を生成する際に、前記別色材の色に代えて、前記第1画像形成で実際に使用された前記トナーの色に応じて第2プレビュー画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項1−請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. トナーを用いて用紙上に形成されたトナー像を接着剤として利用することで当該トナー像部分に前記トナーとは異なる別色材を転写して前記用紙上に画像形成する下流側画像形成装置の上流側に接続可能であり、前記下流側画像形成装置で画像形成された前記用紙に対して再び画像形成する画像形成装置での画像形成制御方法あって、
    前記画像形成装置は、
    前記用紙上に前記トナーを用いて画像形成する画像形成部と、
    前記画像形成部の画像形成を制御する制御部と、を備えて構成され、
    前記画像形成装置における第1画像データによる画像形成を第1画像形成、
    前記第1画像形成により前記用紙上に形成された前記トナー像を前記接着剤として利用する前記下流側画像形成装置による画像形成を第2画像形成、
    前記下流側画像形成装置により第2画像形成がなされた前記用紙に対して前記画像形成装置における第2画像データによる画像形成を第3画像形成、とした場合に、
    前記第1画像データについて前記第2画像形成で使用される前記別色材の色に応じた第1プレビュー画像を生成し、
    前記第2画像データについて前記第3画像形成で使用される前記トナーの色に応じて第2プレビュー画像を生成し、
    前記第1プレビュー画像と前記第2プレビュー画像とを用いて表示用プレビュー画像を生成する、
    ことを特徴とする画像形成制御方法。
  8. 前記第1プレビュー画像を生成する際に、前記第2画像形成で使用される前記別色材の色の情報を、前記下流側画像形成装置から取得する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成制御方法。
  9. 前記第1プレビュー画像を生成する際に、前記第2画像形成で使用される前記別色材の色の情報を、操作部での操作入力から取得する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成制御方法。
  10. 前記第2画像形成で使用される前記別色材の色の情報を、前記下流側画像形成装置から取得した情報、又は、操作部での操作入力から取得した情報、のいずれか一方を選択して、前記第1プレビュー画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成制御方法。
  11. 前記第1プレビュー画像と前記第2プレビュー画像とを用いて表示用プレビュー画像を生成する際に、前記第1プレビュー画像と前記第2プレビュー画像とのいずれか一方を非表示状態にする、
    ことを特徴とする請求項7−請求項10のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  12. 前記第1プレビュー画像を生成する際に、前記別色材の色に代えて、前記第1画像形成で実際に使用された前記トナーの色に応じて第2プレビュー画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項7−請求項11のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
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