JP5902271B2 - 操作装置及び操作方法 - Google Patents

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本発明は、操作装置及び操作方法に関し、詳しくは、ユーザに、所定の設定項目の設定値の変更による印刷物への影響を十分に確認させることが可能な操作装置及び操作方法に関する。
アプリケーション上におけるプリント出力の指示方法としては、アプリケーション上でファイル(データ)を開いた状態でプリント指示を行い、その度にプリンタのプロパテイを開き、そして、両面記録、袋とじ、ステープルの有無、出力部数などの各種プリント条件を必要に応じて指示した後、出力処理を実行させるものがある。
このように、目的とするファイルをプリント指示する場合、必ずファイルをアプリケーション上で開いた上でプリント指示するのが一般的である。しかしながら、目的とするファイルをその都度アプリケーション上で開いていると、操作性が悪い上、出力条件を設定していると時間がかかりすぎるといった問題があった。
このような問題を解決するために、特開2001−337765号公報(特許文献1)には、プリント条件があらかじめ設定されているプリントアイコンと、プリントすべきファイルのアイコンとが表示された表示画面上で、上記ファイルアイコンをドラッグして、プリントアイコン上にドロップすることによって、そのプリントアイコンに設定されている印刷条件下で上記フアィルの印刷処理が実行されるアイコンによる印刷操作システムが開示されている。当該印刷操作システムのプリントアイコンは、当該プリントアイコンに予め設定されているプリント条件が認識可能な表示形式で上記表示画面上に表示される。これにより、アプリケーション上でファイルを開くことなくドラッグ・アンド・ドロップ操作で良く利用される印刷条件のもとで簡単にかつ迅速に印刷することが出来るとしている。
又、特開2001−113777号公報(特許文献2)では、操作者との操作指示の入出力に関する操作インターフェース部分を受け持つ操作パネルユニット1と、前記操作パネルユニットを制御するパネル制御手段2と、写真画像のレイアウト情報や、写真画像のレイアウト情報および合成配置される添付画像とそのレイアウト情報が記述されたフレームデータ、あるいは、写真画像が格納された外部メディアの入出力インターフェースを受け持つ外部メディア入出力ユニット3とを備える電子写真画像システムが開示されている。又、当該電子写真画像システムでは、前記外部メディア入出力ユニットを制御する外部メディア制御手段4と、前記操作パネルからの操作指示にもとづき、外部メディア上の写真画像もしくは外部メディアに格納されたフレームデータあるいは内部ROMに格納されたフレームデータあるいは内部RAMにダウンロードされたフレームデータをもとに画像処理を行う画像処理制御手段5とを備える。更に、当該電子写真画像システムでは、画像処理した結果を印刷処理する画像印刷ユニット7と、その画像印刷ユニットを制御する印刷制御手段6と、画像処理した結果を表示処理する画像表示ユニット9と、その画像表示ユニットを制御する表示制御手段8とを有し、添付画像ファイルを小容量の部品画像として持ち、かつ、この部品画像を複数のフレームデータで共有して参照する。これにより、フレームデータのデータ量を小さくするとともに、操作性に優れたインターフェースを持った電子画像処理装置を提供することが出来るとしている。
又、特開2003−87560号公報(特許文献3)では、形成すべき画像の画像データを入力する画像データ入力手段と、該画像データを蓄積する画像データ蓄積手段と、該画像データ蓄積手段に蓄積された画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成手段と、画像形成後の用紙に対して後処理を行う後処理手段と、その後処理の種類を選択する後処理選択手段とを有する画像形成装置が開示されている。当該画像形成装置では、前記画像データ蓄積手段に蓄積された画像データを縮小サイズの画像データに変換する画像データ縮小手段と、縮小前の画像データに基づいて画像形成する用紙に前記後処理選択手段によって選択された後処理を施した場合の状態を示す仕上がり画像を前記縮小サイズの画像データを加工して表示する仕上がり画像表示手段とを備える。これにより、操作ミスや確認のために用紙やトナー等を無駄にすることがなく、また操作性も向上させることが出来るとしている。
又、特開2003−296090号公報(特許文献4)では、印刷データに基づいて記録紙上に画像を形成し、画像形成後の記録紙に後処理を行う画像形成装置が開示されている。当該画像形成装置は、上記記録紙の後処理後の完成予想イメージを示す複数の後処理イメージデータを格納する記憶手段と、上記印刷データのプレビュー表示及び/又は上記記録紙に係る後処理モードを設定する設定手段とを備える。又、当該画像形成装置は、上記設定手段で設定された後処理モードに対応した後処理イメージデータを上記記憶手段から読出し、当該後処理イメージデータと上記プレビュー表示に基づく印刷データとを合成して表示制御をする制御手段と、上記制御手段により合成された上記記録紙の後処理後の完成予想イメージをプレビュー表示する表示手段とを備える。これにより、実際の印刷前に、後処理後の記録紙の状態を表示画面上で確認することができるため、後処理の位置がユーザの意図していた位置と異なる不具合を防ぐことが可能となるとしている。
又、特開2007−150556号公報(特許文献5)では、複数ページからなる画像データを入力する入力手段と、前記入力手段から入力された画像データを圧縮処理する圧縮手段と、画像データを記憶する記憶手段と、画像データを縮小する縮小手段とを備える画像形成装置が開示されている。当該画像形成装置は、入力された前記複数ページからなる画像データのうち所定ページの画像データについては非圧縮データ状態で前記記憶手段に記憶し、前記所定ページ以外の画像データについては前記圧縮手段で圧縮した圧縮データ状態で前記記憶手段に記憶する記憶制御手段と、前記記憶手段に記憶された非圧縮データ状態の画像データを読み出し、前記縮小手段で縮小させて表示する表示手段とを備える。これにより、一覧表示された縮小画像について画質が劣化しない拡大画像を即座に得ることが出来るとしている。
又、特開2008−251046号公報(特許文献6)では、表示部に表示される表示画面上で、印刷データをプリンタ装置で印刷する際の印刷機能を設定する情報処理装置が開示されている。当該情報処理装置は、各々が複数の印刷機能を表すシンボルの一覧を前記表示画面上の第1の表示領域に表示する第1の表示制御手段と、前記第1の表示領域に表示されたシンボルの一覧の中から1のシンボルを選択する第1の選択手段と、前記第1の選択手段で選択されたシンボルが表す複数の印刷機能を設定する印刷機能設定手段とを備える。これにより、印刷データをプリンタ装置で印刷する際に、簡単にプリンタ装置の印刷機能の設定を行うことが可能となるとしている。
特開2001−337765号公報 特開2001−113777号公報 特開2003−87560号公報 特開2003−296090号公報 特開2007−150556号公報 特開2008−251046号公報
従来技術では、ユーザが、所定の初期画面から所定の設定項目キーを押下すると、当該設定項目に属する複数の設定値キーが押下可能に表示された設定値入力画面が表示され、ユーザが、所定の設定値キーを押下することで、当該設定値の変更によるプレビュー画像が前記初期画面に表示され、ユーザは、当該プレビュー画像を介して前記設定値の印刷物への影響をある程度認識することは出来る。
しかしながら、上述した設定項目の設定値が、複数存在する場合、上述した特許文献1−6に記載の発明では不十分という問題がある。つまり、例えば、両面/片面印刷のように、設定値が「両面印刷」、「片面印刷」の2つしか存在しない設定項目では、上述した設定値入力画面での一回の操作により、ユーザは、所定の設定値の印刷物への影響を簡単に認識することが出来るが、例えば、カラー選択のように、設定値が「フルカラー」、「ブラック」、「シアン」、「マゼンタ」、「イエロー」の5種類(複数)存在する設定項目では、ユーザは、上述した設定値入力画面で繰り返しキー操作しなければ、印刷物への影響を十分に確認することが出来ないという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、ユーザに、所定の設定項目の設定値の変更による印刷物への影響を十分に確認させることが可能な操作装置及び操作方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る操作装置は、所定の画面内に複数の設定項目キーと当該設定項目に対応するアイコンとを表示するとともに、所定の設定項目の設定値が変更されると、当該設定値に対応する印刷物を模したプレビュー画像を前記画面内に表示する操作装置を前提として、以下の構成を採用する。
即ち、前記操作装置は、ユーザから所定の設定項目キーが押下されると、前記画面から、当該設定項目キーに対応する設定項目の設定値入力画面に切り替え表示する表示受付手段と、ユーザから所定のキー又はアイコンに所定の操作がされると、当該操作されたキー又はアイコンに対応する設定項目について所定の数以下の設定値を取得する取得手段と、前記取得された設定値に対応するプレビュー画像を各設定値毎に生成する生成手段と、前記画面内に前記生成されたプレビュー画像を所定の時間間隔で順番に切り替え表示するプレビュー画像表示手段とを備え、前記表示受付手段は、ユーザから所定のアイコンに前記操作がされると、当該アイコンの前面に、当該アイコンの押下を受け付けた旨を示すマークを表示し、前記プレビュー画像表示手段が前記プレビュー画像の切り替え表示を終了すると、前記マークを消去する。
前記プレビュー画像表示手段は、前記プレビュー画像を押下可能に切り替え表示し、ユーザから所定のプレビュー画像が押下されると、前記アイコンに対応する設定項目の設定値を、当該プレビュー画像に対応する設定値に変更せるとともに、前記取得したすべての設定値に対応するプレビュー画像を所定回数表示したときにはプレビュー画像の切り替表示を終了し、前記表示受付手段は、前記変更された設定値に対応するプレビュー画像を表示したままにしておき、前記変更された設定値に対応するアイコンの前面に、変更後の設定値を表示する、又は、前記アイコンを表示させたままで、前記変更された設定値の設定項目キーの内部に、変更後の設定値を表示するようになっている。
前記表示受付手段は、現時点で設定されている設定値に対応するプレビュー画像を前記画面内に表示し、前記取得手段は、前記操作されたキー又はアイコンに対応する設定項目の設定値のうち、現時点で設定されている設定値を除いた設定値を段階的に取得する。
前記表示受付手段は、前記マークを所定のアイコンに表示した際に、他のアイコンの操作の受付を禁止し、前記マークを消去した際に、他のアイコンの操作を受け付ける。
即ち、当該操作方法は、ユーザから所定の設定項目キーが押下されると、前記画面から、当該設定項目キーに対応する設定項目の設定値入力画面に切り替え表示する表示受付ステップと、ユーザから所定のキー又はアイコンに所定の操作がされると、当該操作されたキー又はアイコンに対応する設定項目の設定値を段階的に取得するステップと、前記取得された設定値に対応するプレビュー画像を各設定値毎に生成するステップと、前記画面内に前記生成されたプレビュー画像を所定の時間間隔で順番に切り替え表示するステップとを備え、前記表示受付ステップは、ユーザから所定のアイコンに前記操作がされると、当該アイコンの前面に、当該アイコンの押下を受け付けた旨を示すマークを表示し、前記プレビュー画像表示ステップが前記プレビュー画像の切り替え表示を終了すると、前記マークを消去することを特徴とする。当該構成としても、上述と同様の効果を得ることが可能となる。
又、本発明は、電気通信回線などを介して個別に流通する、コンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することができる。この場合、中央演算処理装置(CPU)が、本発明のプログラムに従ってCPU以外の各回路と協働して制御動作を実現する。又、前記プログラム及びCPUを用いて実現される各手段は、専用のハードウェアを用いて構成することもできる。又、当該プログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された状態で流通させることも可能である。
本発明の操作装置及び操作方法によれば、ユーザに、所定の設定項目の設定値の変更による印刷物への影響を十分に確認させることが可能となる。
本発明に係る複合機の内部の全体構成を示す概念図である。 本発明に係る操作部の全体構成を示す概念図である。 本発明に係る複合機及び操作部の制御系ハードウェアの構成を示す図である。 本発明の実施形態における複合機及び操作部の機能ブロック図である。 本発明の実施形態の実行手順を示すための第一のフローチャートである。 本発明の実施形態の実行手順を示すための第二のフローチャートである。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の一例を示す図(図7(A))と、本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の一例を示す図(図7(B))である。 本発明の実施形態の設定項目設定値テーブルの一例を示す図(図8(A))と、本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された設定値入力画面の一例を示す図(図8(B))である。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の一例を示す図(図9(A))と、本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の一例を示す図(図9(B))である。 本発明の実施形態のプレビュー画像の一例を示す図(図10(A))と、本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の一例を示す図(図10(B))である。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の一例を示す図(図11(A))と、本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の一例を示す図(図11(B))である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の操作装置を備えた画像形成装置の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベット「S」はステップを意味する。
<操作装置及び画像形成装置>
以下に、本発明の実施形態に係る画像形成装置について説明する。
図1は、本発明に係る複合機の内部の全体構成を示す概念図である。但し、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。尚、本発明の画像形成装置は、例えば、プリンタやスキャナ単体、あるいはプリンタ、コピー、スキャナ、ファックス等を備えた複合機等が該当し、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等を備えた画像形成装置として機能する。以下に、例えば、コピー機能を利用する場合の複合機100(MFP:Multi Function Peripheral)の動作を簡単に説明する。
先ず、ユーザが複合機100を利用する場合、原稿Pを複合機100の上面に備えられている原稿台101又は自動原稿給紙部に載置し、コピー機能の設定を操作部102から入力する。当該操作部102には、複合機100が提供するコピー機能に関連する印刷画面(初期画面など)が表示され、コピー機能に関連する複数の設定項目キーが選択可能に表示されている。ユーザは、前記印刷画面を介して、コピー機能に関する設定条件の入力を行う。
ユーザが、設定条件の入力を完了すると、操作部102に設けられたスタートキーを押下して、複合機100にコピー機能の処理を開始させる。
複合機100がコピー機能の処理を開始すると、画像読取部103において、光源104から照射された光が、前記原稿台101aに置かれた原稿に反射される。反射された光は、ミラー105、106、107によって撮像素子108に導かれる。導かれた光は前記撮像素子108により光電変換されて、基本的な補正処理、画質処理、圧縮処理等を施され、前記原稿に対応する画像データ(カラー画像データ)が生成される。ここで、光が光電変換される場合、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のアナログ電気信号として変換され(アナログ−デジタル変換)、デジタル化される。
さて、前記画像データをトナー像として転写する駆動部が画像形成部109である。前記画像形成部109には感光体ドラム110が備えられている。前記感光体ドラム110は、一定速度で所定の方向に回転し、その周囲には、回転方向の上流側から順に、帯電器111、露光ユニット112、現像器113、転写器114、クリーニングユニット115などが配置されている。
前記帯電器111は、前記感光体ドラム110の表面を一様に帯電させる。前記露光ユニット112は、帯電された前記感光体ドラム110の表面に、前記画像データに基づいてレーザーを照射し、静電潜像を形成する。前記現像器113は、搬送された静電潜像に、トナーを付着させてトナー像を形成する。形成されたトナー像は、前記転写器114により、記録媒体(例えば、シート)に転写される。前記クリーニングユニット115は、前記感光体ドラム110の表面に残された余分なトナーを取り除く。これらの一連のプロセスは、前記感光体ドラム110が回転することにより実行される。
尚、フルカラー画像に対応した画像形成装置では、前記現像器113(ロータリー現像器)が、図1の紙面に対して垂直方向に構成される回転軸を中心として周方向に回転させられ、対応する色のトナーが格納された現像ユニットが感光ドラム110の対向位置に配置される。この状態で、感光ドラム110上の静電潜像が、現像器113が格納するトナーにより現像され、中間転写ベルトAに転写される。
尚、前記現像器113は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各トナーをそれぞれ格納する4つの現像ユニット113(Y)、(C)、(M)、(K)を有している。前記中間転写ベルトAへの転写を前記各色毎に繰り返すことにより、当該中間転写ベルトA上にフルカラー画像が形成される。
又、印刷が実行される場合、上述した画像データ(カラー画像データ)に含まれる色(色情報)は、RGBからYMCKへ変更(変換)される。
前記シートは、前記複合機100に備えられた複数の給紙カセット116から搬送される。搬送される時は、前記シートはピックアップローラ117により何れか1つの前記給紙カセット116から搬送路へ引き出される。前記各給紙カセット116には、それぞれ異なる紙種のシートが収容されており、前記設定条件に関する設定に基づいてシートが給紙される。
搬送路に引き出された前記シートは、搬送ローラ118やレジストローラ119により前記中間転写ベルトAと転写器114の間に送り込まれる。送り込まれると、前記シートは前記転写器114により前記トナー像が転写され、定着装置120に搬送される。
前記トナー像が転写されたシートが前記定着装置120に備えられた加熱ローラ121と加圧ローラ122の間を通過すると、前記トナー像に熱と圧力が印加されて、可視像がシートに定着される。前記加熱ローラ121の熱量は紙種に応じて最適に設定され、前記定着が適切に行われる。前記可視像がシートに定着されて画像形成が終了し、可視像が定着されたシートは、定着装置120を経て排紙トレイ123へ排紙され、積載、収容される。前記手順により、複合機100はコピー機能をユーザに提供する。
図2は、本発明に係る操作部の全体構成を示す概念図である。ユーザは、前記操作部102を用いて、上述のような画像形成についての設定条件を入力したり、入力された設定条件を確認したりする。前記設定条件が入力される場合、前記操作部102に備えられたタッチパネル201(操作パネル)、タッチペン202、操作キー203が用いられる。
前記タッチパネル201には、アナログ抵抗膜方式が採用され、透光性を有する上部フィルムと下部ガラス基板とがスペーサを介して重ね合わされた構成となっており、上部フィルムと下部ガラス基板との各々の対向面には、ITO(Indium Tin Oxide)等からなる透明電極層が設けられている。更に、上部フィルムがユーザにより押下されると、当該押下位置に対応する上部フィルム側の透明電極層と下部ガラス基板側の透明電極層とが接触するよう構成されている。上部フィルム又は下部ガラス基板に電圧を印加し、下部ガラス基板又は上部フィルムから押下位置に対応する電圧値を取り出すことにより、当該電圧値に対応する座標値(押下位置)を検出する。検出された押下位置が、タッチパネル上に表示された画面内の設定項目キー等の表示領域内に含まれると、当該設定項目の内容が入力(設定)される。
又、下部ガラス基板の下方には、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部が設けられており、当該表示部が、例えば、初期画面、コピー機能画面等の画面を表示することにより、タッチパネル201上に特定の画面が表示される。これにより、タッチパネル201には、設定条件等を入力する機能と当該設定条件等を表示する機能が兼ね備えられる。
又、タッチパネル201の近傍には、タッチペン202が備えられており、ユーザがそのタッチペン202の先をタッチパネル201に接触させると、当該接触位置(押下位置)に対応する座標値が、前記と同様に出力され、ユーザはタッチペン202により、表示された設定項目キー等を押下・選択することが可能となる。
更に、タッチパネル201近傍には、所定数の操作キー203が設けられ、例えば、テンキー204、スタートキー205、クリアキー206、ストップキー207、リセットキー208、電源キー209が備えられている。
次に、図3を用いて、複合機100及び操作部102の制御系ハードウェアの構成を説明する。図3は、本発明に係る複合機100及び操作部102の制御系ハードウェアの構成を示す図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
複合機100の制御回路は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、HDD(Hard Disk Drive)304、各駆動部に対応するドライバ305を内部バス306によって接続している。前記CPU301は、例えば、RAM303を作業領域として利用し、前記ROM302、HDD304等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて前記ドライバ305と操作部102からのデータや指示を授受し、前記図1に示した各駆動部の動作を制御する。また、前記駆動部以外の後述する各手段(図4に示す)についても、前記CPU301がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。
又、制御回路の内部バス306には、内部インターフェイス307も接続されており、当該内部インターフェイス307は、操作部102の制御回路等と複合機100の制御回路とを接続する。CPU301は、内部インターフェイス307を介して操作部102等の制御回路からの命令信号を受信したり、操作部102等の制御回路へ命令信号、データ等を送信したりする。
又、操作部102の制御回路には、内部バス315に、CPU309、ROM310、RAM311、LCD312、操作キー313(203)、タッチパネル314(201)、内部インターフェイス308を備える。操作キー313やタッチパネル314をユーザが操作すると、CPU309は、内部インターフェイス308を介して、当該操作に基づく命令信号を複合機100の制御回路に送信する。又、CPU309、ROM310、RAM311の機能も前記と同様であり、後述する各手段(図4に示す)についても、前記CPU309がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。前記ROM310には、以下に説明する各手段を実現するプログラムやデータが記憶されている。
<本発明の実施形態>
次に、図4−図6を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。図4は、本発明の複合機及び操作部の機能ブロック図である。図5、図6は、本発明の実行手順を示すためのフローチャートである。
先ず、ユーザが、複合機100の電源を投入すると、複合機100とともに操作部102が起動し、操作部102の表示受付手段401が、所定のメモリに予め記憶されたコピー機能の設定条件に対応する設定項目の初期値(例えば、設定項目「カラー選択」であれば、設定値「フルカラー」等)を取得して、初期設定条件とする。次に、前記表示受付手段401は、当該初期設定条件に基づいて、予め設定された操作画面(例えば、初期画面、コピー機能画面)をタッチパネル201上に表示する(図5:S101)。
前記操作画面700には、図7(A)に示すように、コピー機能の設定条件を入力するための設定項目キー701(例えば、「カラー選択」キー701a等)と、当該設定項目701の内容を図案化したアイコン702(例えば、「カラー選択」701aであれば、フルカラー原稿と白黒原稿のアイコン702a等)と、原稿台101に載置された原稿Pの画像データを読み取って原稿Pのプレビュー画像として表示させる「プレビュー」キー703とが表示される。又、前記「プレビュー」キー703の上方には、原稿台101で読み取った原稿Pの画像データに対応して生成されたプレビュー画像が表示可能なプレビュー表示欄704が設けられる。
ここで、ユーザが、原稿台101上に所定の原稿Pを所定の向き(例えば、縦向き)で載置して、前記操作画面700の「プレビュー」キー703を押下すると(図5:S102YES)、前記表示受付手段401は、当該「プレビュー」キー703の押下を受け付けて、その旨を画像読取手段402に通知する。当該通知を受けた画像読取手段402は、原稿台101に載置された原稿の画像データを読み取り(図5:S103)、当該原稿Pの画像データを画像データ記憶手段403に記憶させる。
そして、前記画像読取手段402が、前記原稿Pの画像データを画像データ記憶手段403に記憶させると、その旨を表示受付手段401に通知し、当該通知を受けた表示受付手段401は、当該原稿Pの画像データに基づいてプレビュー画像を生成する。
更に、前記表示受付手段401は、図7(B)に示すように、前記生成したプレビュー画像705を、前記操作画面のプレビュー表示欄704に表示させる(図5:S104)。
ここで、ユーザが、前記操作画面700のうち、「カラー選択」キー701aを押下すると、前記表示受付手段401が、当該「カラー選択」キー701aの押下を受け付けて(図5:S105YES)、設定項目設定値記憶手段404に予め記憶された設定項目設定値テーブルを参照する。
前記設定項目設定値テーブル800には、図8(A)に示すように、所定の設定項目801(例えば、「カラー選択」801a、「濃度」801b等)と、当該設定項目801(例えば、「カラー選択」801a)に属する設定値802(例えば、「フルカラー」802a、「マゼンタ」802b等)とが関連付けて記憶されている。
前記設定項目設定値テーブル800を参照した表示受付手段401は、前記「カラー選択」801aに対応する設定値802を全て取得して、当該取得した設定値802を用いて、前記操作画面700から、当該「カラー選択」801aに対応する設定値入力画面に切り替え表示する(図5:S106)。
前記設定値入力画面803には、図8(B)に示すように、前記「カラー選択」801aを示す旨のメッセージ804と、当該「カラー選択」801aに対応する設定値キー805(例えば、「フルカラー」キー805a、「マゼンタ」キー805b等)と、OKキー806とが表示される。尚、前記設定値入力画面803には、前記操作画面700と同様に、プレビュー表示欄704が表示され、当該プレビュー表示欄704には、「フルカラー」802aに対応するプレビュー画像705(図7(B)に表示)が表示される。又、前記設定値キー805のうち、「フルカラー」キー805aは、既に初期値として設定されているため、背景色が他の設定値キーの背景色と比較して異なる色で表示される。
ここで、ユーザが、所定の設定値キー805、例えば、「マゼンタ」キー805bを押下すると、前記表示受付手段401が、当該「マゼンタ」キー805bの押下を受け付けて(図5:S107YES)、当該「マゼンタ」802bに対応するプレビュー画像を生成し、図8(B)に示すように、当該生成したプレビュー画像807を「フルカラー」802aに対応するプレビュー画像705に代えて前記プレビュー表示欄703に表示させる。これにより、ユーザは、前記設定値キー805の変更によるプレビュー画像807の変更を確認することが可能となる。
前記設定値入力画面803を見ながら、ユーザは、OKキー806を押下すると、前記表示受付手段401が、当該OKキー806の押下を受け付けて、前記「カラー選択」801aに対応する設定値802を、「フルカラー」802aから「マゼンタ」802bに変更する(図5:S108)。これにより、ユーザは、所定の設定項目「カラー選択」801aの設定値802を入力(設定)することが可能となる。
そして、前記表示受付手段401は、前記設定値入力画面803から、前記操作画面700に切り替え表示する(図5:S109)。前記操作画面900には、図9(A)に示すように、設定値「マゼンタ」802bに対応するプレビュー画像807が表示されるとともに、当該設定値「マゼンタ」802bが変更された設定項目「カラー選択」701aのアイコン702aの前面に、変更後の設定値「マゼンタ」901(802b)が表示される。これにより、ユーザは、所定の設定項目「カラー選択」701aの設定値802が変更されたことを視覚的に確認することが可能となる。又、前記設定値「マゼンタ」901を表示することで、既に設定値802が入力された設定項目801に対応するアイコン702aの押下を防止する(後述する)。
ここで、S105において、ユーザが、所定の設定項目キー701を押下することなく(図5:S105NO)、所定のキー又はアイコンに所定の操作をすると、後述する取得手段405が、当該操作されたキー又はアイコンに対応する設定項目の設定値を段階的に取得する。
ここで、前記操作には、例えば、アイコンを単に押下する操作や所定のキー又はアイコンを長押しする操作、所定のキー又はアイコンをダブルクリックする操作が挙げられる。後述では、アイコンが単に押下された場合について説明する。
即ち、ユーザが、図9(B)に示すように、当該設定項目701(例えば、「カラー選択」701a)に対応するアイコン702(例えば、「カラー選択」701aに対応するアイコン702a)を押下すると、前記表示受付手段401が、当該アイコン702aの押下を受け付けて(図5:S110YES)、当該アイコン702aの前面に、当該アイコン702aの押下を受け付けた旨を示すマーク902「Check」を表示するとともに、その旨を取得手段405に通知する。当該通知を受けた取得手段405は、前記設定項目設定値テーブル800を参照し、前記押下されたアイコン702に対応する設定項目801(「カラー選択」801a)の設定値802(例えば、「フルカラー」802a、「マゼンタ」802b等)を段階的に取得する(図6:S201)。
前記取得手段405が、前記設定項目801の設定値802を段階的に取得する方法は、どのような方法でも構わない。
例えば、前記「カラー選択」801aのように、対応する設定値802の数(5つ)が所定の数閾値(例えば、6つ)よりも小さい場合には、前記取得手段405が、前記設定項目801の設定値802を、最初の設定値「フルカラー」から、中間の設定値「マゼンタ」を介して、最後の設定値「イエロー」まで連続的に全て取得する。
一方、例えば、前記「濃度」801bのように、対応する設定値802の数(7つ)が前記数閾値(6つ)以上である場合には、前記取得手段405が、前記設定項目801の設定値802を、最初の設定値「1」から、3番目の設定値「3」、5番目の設定値「5」、最後の設定値「7」まで、所定数(例えば、一つ)の設定値802おきに間欠的に取得する。これにより、設定項目の設定値の数に応じて、前記取得手段405が取得する設定値の数を制限し、後述するプレビュー画像の切替え表示する数を抑えることが可能となる。
さて、前記取得手段405が、前記設定項目801の設定値802の段階的な取得を終了すると、その旨を生成手段406に通知し、当該通知を受けた生成手段406は、前記取得された設定値802に対応するプレビュー画像を各設定値802毎に生成する(図6:S202)。
例えば、前記設定項目801が「カラー選択」801aである場合、前記生成手段406が、前記画像データ記憶手段403から原稿Pの画像データを取得し、図10(A)に示すように、当該「カラー選択」801aで取得された設定値802、例えば、「フルカラー」802a、「白黒」、「マゼンタ」802b、、、に対応するプレビュー画像1000を各設定値802毎に生成する。
そして、前記生成手段406が複数のプレビュー画像1000の生成を終了すると、その旨をプレビュー画像表示手段407に通知し、当該通知を受けたプレビュー画像表示手段407は、前記生成されたプレビュー画像1000を所定の時間間隔(例えば、3秒、5秒、10秒、30秒等)で順番に切り替え表示する(図6:S203)。
具体的には、前記プレビュー画像表示手段407が、先ず、前記生成手段406から前記「フルカラー」802aに対応するプレビュー画像1000aを取得して、当該プレビュー画像1000a(705)を前記操作画面700のプレビュー表示欄704に押下可能に表示するとともに、予め備えられたタイマーを起動して、前記プレビュー画像1000aが表示された時点からの経過時間を計時する。
次に、前記タイマーによる経過時間が、予め設定された所定の時間(例えば、5秒)となると、前記プレビュー画像表示手段407が、前記生成手段406から次のプレビュー画像、「白黒」に対応するプレビュー画像1000bを取得して、図10(B)に示すように、当該プレビュー画像1000bを、前記「フルカラー」802aに対応するプレビュー画像1000aに代えて押下可能に切り替え表示するとともに、前記タイマーをリセットし、当該プレビュー画像1000bが表示された時点からの経過時間を計時する。
そして、前記タイマーによる経過時間が、前記所定の時間(5秒)となると、前記プレビュー画像表示手段407が、前記生成手段406から更に次のプレビュー画像、「マゼンタ」802bに対応するプレビュー画像1000cを取得して、図11(A)に示すように、当該プレビュー画像1000cを、前記「白黒」に対応するプレビュー画像1000bに代えて押下可能に切り替え表示するとともに、前記タイマーをリセットし、当該プレビュー画像1000cが表示された時点からの経過時間を計時する。
上述のような、プレビュー画像1000の表示と経過時間の計時とプレビュー画像1000の切り替え表示とを、前記プレビュー画像表示手段407が、生成されたプレビュー画像1000の数だけ、言い換えると、取得された設定項目801の設定値802の数だけ繰り返す。これにより、ユーザは、前記プレビュー表示欄704を視覚的に確認するだけで、最初に押下したアイコン702に対応する設定項目801の設定値802の変更と、当該変更による印刷物(プレビュー画像1000)への影響を十分に確認することが可能となる。
特に、ユーザが、今まで利用したことがない設定項目801の設定値802を変更する際に、上述したように、前記設定項目キー701を押下して、対応する設定値入力画面803を表示させて、対応する設定値キー805の押下を繰り返して、プレビュー表示欄704のプレビュー画像の変更具合を視覚的に確認する場合、わざわざ設定値入力画面803を表示させて、所定の設定値キー805を押下しなければ、前記プレビュー画像の変更具合を確認することが出来ず、ユーザにとってキー操作が手間になる。
本発明では、ユーザが、前記設定項目801に対応するアイコン702を押下して、当該設定項目801の設定値802に対応する複数のプレビュー画像1000を順次切り替え表示させることにより、当該設定項目801の設定値802の変更と、当該変更による印刷物への影響を、手間なキー操作をすることなく、前記プレビュー画像1000を介して、容易に確認することが可能となる。その結果、ユーザへの利便性を向上させることが可能となる。
ところで、前記プレビュー画像表示手段407は、ユーザにより所定のプレビュー画像1000が押下されない場合(図6:S204NO)、前記生成されたプレビュー画像1000を一通り(全て)切り替え表示し、当該一通りの切り替え表示を終了すると、当該一通り切り替え表示した回数(ここでは、1回)をカウントし、当該カウントした回数が予め設定された所定の回数閾値(例えば、2回)を越えるか否かを判定する(図6:S205)。
前記判定の結果、前記回数が前記回数閾値を越えない場合(図6:S205NO)、S203に戻って、前記プレビュー画像表示手段407は、前記プレビュー画像1000の切り替え表示を再度実行する(図6:S203)。これにより、前記プレビュー画像1000の切り替え表示が所定時間間隔であるため、ユーザが、所望のプレビュー画像1000の確認や押下を見逃したとしても、当該所望のプレビュー画像1000が再度表示されることを待てば済むことになる。
一方、前記判定の結果、前記回数(例えば、3回)が前記回数閾値(2回)を超えた場合(図6:S205YES)、前記プレビュー画像表示手段407は、前記プレビュー画像1000の切り替え表示を終了して(図6:S206)、前記生成されたプレビュー画像1000を全て消去し、その旨を表示受付手段401に通知する。当該通知を受けた表示受付手段401は、前記設定項目「カラー選択」701aのアイコン702aに表示したマーク902を消去して、S105に戻って、前記操作画面700を表示する。これにより、ユーザは、前記操作画面700による設定項目キー701の押下を再開することが可能となる。
ところで、S203において、ユーザが、切り替え表示されるプレビュー画像1000を見ながら、所望の設定値802に対応するプレビュー画像1000(例えば、「マゼンタ」802bに対応するプレビュー画像1000c)を視覚的に確認して、図11(A)に示すように、当該プレビュー画像1000cを押下すると、前記プレビュー画像表示手段407が、当該プレビュー画像1000cの押下を受け付けて(図6:S204YES)、その旨を表示受付手段401に通知する。当該通知を受けた表示受付手段401は、S108へ移行し、前記「カラー選択」801aに対応する設定値802を、「フルカラー」802a(現時点で設定された設定値、ここでは初期値に対応)から「マゼンタ」802bに変更する(図5:S108)。そして、前記表示受付手段401は、図11(B)に示すように、設定値「マゼンタ」802bに対応するプレビュー画像1000cを表示したままにしておくとともに、前記設定項目「カラー選択」701aのアイコン702aに表示したマーク902を消去して、当該アイコン702aの前面に、変更後の設定値「マゼンタ」1100(802b)を表示する(図5:S109)。これにより、ユーザは、所望の設定値802に対応するプレビュー画像1000cを押下するだけで、これに対応する設定値802の入力・変更を行なうことが可能となり、わざわざ設定値入力画面803を表示させる手間も無くなり、ユーザに対する利便性を向上させることが可能となる。
さて、ユーザは、前記操作画面700を見ながら、スタートキー205を押下すると、前記表示受付手段401が、当該スタートキー205の押下を受け付けて(図5:S111YES)、当該スタートキー205の押下と今まで受け付けた設定条件(各設定項目の設定値)とを画像形成手段408に通知する。当該通知を受けた画像形成手段408は、前記画像データ記憶手段403を参照して、前記原稿Pの画像データを取得し、前記設定条件に基づいて、当該原稿Pの画像データを用紙に画像形成する(図5:S112)。
ここで、前記設定条件は、ユーザが前記プレビュー画像1000cを押下することで入力された設定値「マゼンタ」802bが含まれているため、前記画像形成の実行により得られる印刷物は、ユーザの意図を反映されたものとなり、ユーザは、自己の所望する印刷物を確実に手に入れることが可能となる。
一方、S111において、ユーザが、スタートキー205を押下しない場合は(図5:S111NO)、S102に戻って、前記表示受付手段401が、前記「プレビュー」キーの押下(図5:S102YES)や前記設定項目キー701の押下(図5:S105YES)や前記アイコン702の押下(図5:S110YES)等を受け付けることになる。
このように、本発明の操作部102では、ユーザから所定のキー又はアイコン702に所定の操作がされると、当該操作されたキー又はアイコン702に対応する設定項目801の設定値802を段階的に取得する取得手段405と、前記取得された設定値802に対応するプレビュー画像1000を各設定値802毎に生成する生成手段406と、前記操作画面700内に前記生成されたプレビュー画像1000を所定の時間間隔で順番に切り替え表示するプレビュー画像表示手段407とを備える。
これにより、ユーザが、前記設定項目801に対応するアイコン702を押下すれば、当該設定項目801の設定値802の変更と、当該変更による印刷物への影響を、手間なキー操作をすることなく、前記プレビュー画像1000を介して、容易に確認することが可能となる。そのため、従来のように、所定の設定項目801に対応する設定値入力画面803をわざわざ表示させて、所定の設定値キー805を押下する必要が無くなり、ユーザへの利便性を向上させることが可能となる。
尚、本発明の実施形態に係る操作部102では、前記取得手段405が、現時点で設定されている設定値802(初期値)を含めて、前記設定項目801の設定値802を段階的に取得するよう構成したが、現時点で設定されている設定値802に対応するプレビュー画像705は、プレビュー表示欄704に既に表示されているから、前記取得手段405が、現時点で設定されている設定値802(初期値)を除いて、前記設定項目801の設定値802を段階的に取得するよう構成しても構わない。これにより、ユーザは、未だ視認したことがないプレビュー画像のみを確認することが可能となる。
又、本発明の実施形態に係る操作部102では、前記プレビュー画像表示手段407が、前記プレビュー画像1000を所定の時間間隔で順番に切り替え表示する際に、前記表示受付手段401は、他のキーの押下に関して何ら制限されていないが、例えば、所定のアイコン702が押下された後、当該押下に対応する処理が終了するまで、他のアイコン702の押下を受け付けないよう構成しても良い。この場合、ユーザが、最初に所定のアイコン702を押下した後、前記プレビュー画像表示手段407が、当該アイコン702に対応するプレビュー画像1000を切り替え表示している最中に、前記ユーザが、更に他のアイコン702を押下しても、前記表示受付手段401が、当該他のアイコン702の押下の受付を禁止して、当該他のアイコン702に対応するプレビュー画像の切り替え表示が開始されないようにする。これにより、一連の処理が錯綜することなく円滑にさせることが可能となる。
例えば、上述の場合、前記表示受付手段401が、所定のマーク902を所定のアイコン702に表示した際に、他のアイコン702の押下の受付を禁止するよう構成し、前記マーク902を消去した際に、他のアイコン702の押下を受け付けるよう構成する。
又、本発明の実施形態に係る操作部102では、前記表示受付手段401が、所定の設定項目801の設定値802の入力(設定)を完了すると、当該設定項目801に対応するアイコン702の前面に設定値802を表示して、当該アイコン702を押下出来ないよう構成したが、他の構成でも構わない。例えば、前記アイコン702は表示させたままで、前記設定項目キー701の内部に、設定された設定値802を表示するよう構成しても良い。
又、本発明の実施形態に係る操作部102では、前記数閾値、前記回数閾値を、前記設定項目の数、当該設定項目に属する設定値の数等に応じて適宜変更しても構わない。又、前記プレビュー画像1000に対応する設定項目801として、「カラー選択」801a、「濃度」801bを例に挙げたがこれに限定されるものでなく、例えば、図7(A)に示す「原稿イメージ」、「エコプリント」、「カラーバランス」、「色調整」、「ワンタッチイメージ調整」、「シャープネス」、「背景濃度調整」、「彩度」、「Prevent Bleed thru」や反転等でも構わない。
又、本発明の実施形態に係る操作部102では、操作部102を複合機100に適用した場合について説明したが、タッチパネル301を有する操作部102(操作装置)を備えた各種画像形成装置、各種画像処理装置、各種画像加工装置、各種画像表示装置等に適用しても、同一の作用効果を奏する。
又、本発明の実施形態では、複合機100の操作部102が各手段を備えるよう構成したが、当該各手段を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、上記プログラムを操作部102又は複合機100に読み出させ、その操作部102又は複合機100が上記各手段を実現する。その場合、上記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各手段が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る操作装置及び操作方法は、操作部はもちろん、それを備えた複合機、複写機、プリンタ等に有用であり、ユーザに、所定の設定項目の設定値の変更による印刷物への影響を十分に確認させることが可能な操作装置及び操作方法として有効である。
100 複合機
102 操作部
401 表示受付手段
402 画像読取手段
403 画像データ記憶手段
404 設定項目設定値記憶手段
405 取得手段
406 生成手段
407 プレビュー画像表示手段
408 画像形成手段

Claims (7)

  1. 所定の画面内に複数の設定項目キーと当該設定項目に対応するアイコンとを表示するとともに、所定の設定項目の設定値が変更されると、当該設定値に対応する印刷物を模したプレビュー画像を前記画面内に表示する操作装置において、
    ユーザから所定の設定項目キーが押下されると、前記画面から、当該設定項目キーに対応する設定項目の設定値入力画面に切り替え表示する表示受付手段と、
    ユーザから所定のキー又はアイコンに所定の操作がされると、当該操作されたキー又はアイコンに対応する設定項目について所定の数以下の設定値を取得する取得手段と、
    前記取得された設定値に対応するプレビュー画像を各設定値毎に生成する生成手段と、
    前記画面内に前記生成されたプレビュー画像を所定の時間間隔で順番に切り替え表示するプレビュー画像表示手段と
    を備え、
    前記表示受付手段は、ユーザから所定のアイコンに前記操作がされると、当該アイコンの前面に、当該アイコンの押下を受け付けた旨を示すマークを表示し、前記プレビュー画像表示手段が前記プレビュー画像の切り替え表示を終了すると、前記マークを消去し、
    前記プレビュー画像表示手段は、前記プレビュー画像を押下可能に切り替え表示し、ユーザから所定のプレビュー画像が押下されると、前記アイコンに対応する設定項目の設定値を、当該プレビュー画像に対応する設定値に変更させるとともに、前記取得したすべての設定値に対応するプレビュー画像を所定回数表示したときにはプレビュー画像の切り替表示を終了し、
    前記表示受付手段は、前記変更された設定値に対応するプレビュー画像を表示したままにしておき、前記変更された設定値に対応するアイコンの前面に、変更後の設定値を表示する、又は、前記アイコンを表示させたままで、前記変更された設定値の設定項目キーの内部に、変更後の設定値を表示することを特徴とする操作装置。
  2. 前記表示受付手段は、現時点で設定されている設定値に対応するプレビュー画像を前記画面内に表示し、
    前記取得手段は、前記操作されたキー又はアイコンに対応する設定項目の設定値のうち、現時点で設定されている設定値を除いた設定値を段階的に取得する
    請求項に記載の操作装置。
  3. 前記表示受付手段は、前記マークを所定のアイコンに表示した際に、他のアイコンの操作の受付を禁止し、前記マークを消去した際に、他のアイコンの操作を受け付ける
    請求項1から2のいずれか一項に記載の操作装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の操作装置を備えた画像形成装置。
  5. 所定の画面内に複数の設定項目キーと当該設定項目に対応するアイコンとを表示するとともに、所定の設定項目の設定値が変更されると、当該設定値に対応する印刷物を模したプレビュー画像を前記画面内に表示する操作装置の操作方法において、
    ユーザから所定の設定項目キーが押下されると、前記画面から、当該設定項目キーに対応する設定項目の設定値入力画面に切り替え表示する表示受付ステップと、
    ユーザから所定のキー又はアイコンに所定の操作がされると、当該操作されたキー又はアイコンに対応する設定項目について所定の数以下の設定値を取得する取得ステップと、
    前記取得された設定値に対応するプレビュー画像を各設定値毎に生成する生成ステップと、
    前記画面内に前記生成されたプレビュー画像を所定の時間間隔で順番に切り替え表示するプレビュー画像表示ステップと
    を備え、
    前記表示受付ステップは、ユーザから所定のアイコンに前記操作がされると、当該アイコンの前面に、当該アイコンの押下を受け付けた旨を示すマークを表示し、前記プレビュー画像表示ステップが前記プレビュー画像の切り替え表示を終了すると、前記マークを消去し、
    前記プレビュー画像表示ステップは、前記プレビュー画像を押下可能に切り替え表示し、ユーザから所定のプレビュー画像が押下されると、前記アイコンに対応する設定項目の設定値を、当該プレビュー画像に対応する設定値に変更させるとともに、前記取得したすべての設定値に対応するプレビュー画像を所定回数表示したときにはプレビュー画像の切り替表示を終了し、
    前記表示受付ステップは、前記変更された設定値に対応するプレビュー画像を表示したままにしておき、前記変更された設定値に対応するアイコンの前面に、変更後の設定値を表示する、又は、前記アイコンを表示させたままで、前記変更された設定値の設定項目キーの内部に、変更後の設定値を表示することを特徴とする操作方法。
  6. 請求項に記載の操作方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 請求項に記載のプログラムを記憶したコンピュータに読み取り可能な記憶媒体。
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