JP2017148937A - インパクト工具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インパクトドライバ1は、モータ6と、モータ6により回転するスピンドル8と、スピンドル8に対して前後移動可能なハンマ62と、ハンマ62が回転方向に係合するアーム72を後端に有し、ハンマ62の前方側に配置されるアンビル10と、軸受71を介してアンビル10を軸支する前筒部40を有し、ハンマ62及びアーム72が収容されるハンマケース39と、を備え、前筒部40の後面に、リング状の保持部73が突設され、保持部73の外側に、アーム72を受けるワッシャ74が嵌合されている。
【選択図】図1
Description
このようなインパクト工具においては、上記打撃機構を収容するハンマケース内にグリスを収容して各構成部の潤滑を図っている。
前筒部の後面に、リング状の保持部が突設され、保持部の外側に、アームを受けるワッシャが嵌合されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、軸受の径方向外側に、保持部及びワッシャが配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、アンビルの後面軸心には、嵌合孔が形成され、嵌合孔にスピンドルの前端が同軸で挿入されて、スピンドルの前端と、保持部と、ワッシャとが、アンビルの径方向で互いにオーバーラップしていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、モータと、モータにより回転するスピンドルと、スピンドルに対して前後移動可能なハンマと、ハンマが回転方向に係合するアームを後端に有し、ハンマの前方側に配置されるアンビルと、軸受を介してアンビルを軸支する前筒部を有し、ハンマ及びアームが収容されるハンマケースと、を備えたインパクト工具であって、
軸受はニードルベアリングで、その後端が前筒部の後端面よりも後方へ突出されて、ニードルベアリングの外側に、アームを受けるワッシャが嵌合されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4の構成において、アンビルの後面軸心には、嵌合孔が形成され、嵌合孔にスピンドルの前端が同軸で挿入されて、スピンドルの前端と、ニードルベアリングと、ワッシャとが、アンビルの径方向で互いにオーバーラップしていることを特徴とする。
図1は、インパクト工具の一例であるインパクトドライバの一部縦断面図、図2はA−A断面図、図3はB−B断面図で、このインパクトドライバ1は、中心軸を前後方向(図1の右側を前方とする。)とする本体部2と、その本体部2から下方へ突出するグリップ部3とを有し、グリップ部3の下端に設けた図示しない取り付け部には、電源となるバッテリーパックが装着されている。グリップ部3の上部には、トリガ5を前方に突出させたスイッチ4が収容されている。
ベアリングリテーナ32は、中央にくびれ部を形成した金属製の円盤状で、本体ハウジング11の内面に設けたリブ36がくびれ部に嵌合することで、ベアリングリテーナ32は前後方向への移動を規制された状態で本体ハウジング11に保持される。ベアリングリテーナ32の前後面には、放熱用の凹み部37,37がそれぞれ形成されている。
また、ベアリングリテーナ32の前面周縁には、外周に雄ネジ部を形成したリング壁38が前方へ向けて突設されて、このリング壁38に、スピンドル8及び打撃機構9を収容したハンマケース39の雌ネジ部が結合されている。
さらに、本体ハウジング11の前方には、ハンマケース39の前部から前筒部にかけて覆うカバー47が設けられ、カバー47の前端外周部には、ゴム製のバンパ48が装着されている。
遊星歯車減速機構7は、内歯を有するインターナルギヤ52と、インターナルギヤ52に噛み合う外歯を有する3つのプラネタリーギヤ53,53・・と、を含む。インターナルギヤ52は、ベアリングリテーナ32のリング壁38の内側に同軸で収容されるギヤ部54と、そのギヤ部54の前部外周側に連設され、ギヤ部54より大径の前部55とを有し、前部55には、図3に示すように、周方向に等間隔をおいて4つの凸部56,56・・が前向きに突設されている。この各凸部56が、ハンマケース39の内周面で雌ネジ部の前方に形成された4つの凹部57,57・・にそれぞれ係合することで、インターナルギヤ52の回り止めがなされる。軸方向への移動は、前部55の後面がリング壁38に当接し、凸部56の前面が凹部57の前側に形成される段部58に当接することで規制される。
プラネタリーギヤ53は、ピン60によってスピンドル8のキャリア部50内で回転可能に支持されて、回転軸19のピニオン35と噛合している。ピン60の外側でキャリア部50の前部外周には、リング状の立ち上がり部61が形成されている。
また、アンビル10の後面軸心には、嵌合部としての嵌合孔75が形成されて、ここにスピンドル8の前端が同軸で挿入されている。スピンドル8の前端軸心にも、前側有底孔76が形成されている。一方、アンビル10の前面軸心には、図示しないビットを受け入れる挿入孔77が形成され、アンビル10の前端には、挿入孔77に差し込まれたビットを抜け止めするボール78及びスリーブ79等からなるチャック機構が設けられている。
また、グリス供給路80の開口は必ずしも常にハンマ62の内周部と重なる構造に限らず、図7に示すように、グリス供給路80を図1よりも後方に設けて、ハンマ62の前進位置では開口がハンマ62の内周部と重ならず、二点鎖線で示すハンマ62の後退位置で開口が当該内周部と重なるようにしてもよい。
加えて、図9に示すように、有底孔51と前側有底孔76と連通してスピンドル8の軸心を貫通する貫通孔82を形成し、この貫通孔82から直交状にグリス供給路80を設けることもできる。この場合、スピンドル8の前側と後側との両方からグリスが供給されるし、スピンドル8の軽量化にも繋がる。但し、貫通孔82によってアンビル10の嵌合孔75に達したグリスがスピンドル8の前端を回り込んでハンマ62の内周部に達するため、スピンドル8のグリス供給路80は省略することもできる。
なお、これらの各形態において、グリス供給路は一対に限らず、3カ所以上設けてもよいし、逆に1カ所だけ設けてもよい。また、ハンマ62の凹溝81はなくても良い。
また、このような保持部や段部を利用する構造に限らず、図12に示すように、軸受71を長くするか或いは後方へずらすかして軸受71の後端をハンマケース39の前筒部40の後端面よりも後方へ突出させ、その軸受71にワッシャ74を嵌合させて位置決めを図ることもできる。この場合、ハンマケース39の形状が図1や図11の場合よりも簡略化し、アンビル10が高精度に回転できる構造を維持しつつ、軸長の短縮化が可能となる。
このようにすれば、上面中央に切欠部46を形成してコンパクトにした正逆切替レバー42の左右の摺動性が向上する。
また、正逆切替レバー42は、ハンマケース39の下面と左右方向に重ならせても差し支えない。
これらの構造により、以下の構成も発明として捉えられる。
(1)ワッシャの内周側にニードルベアリングが配置される構成。
(2)正逆切替レバーを前部及び/又は後部でハウジングによりガイドする構成。
(3)ハンマケースの突起の下方に正逆切替レバーのガイド部を設ける構成。
(4)正逆切替レバーの係合突起をガイドする構成。
Claims (5)
- モータと、
前記モータにより回転するスピンドルと、
前記スピンドルに対して前後移動可能なハンマと、
前記ハンマが回転方向に係合するアームを後端に有し、前記ハンマの前方側に配置されるアンビルと、
軸受を介して前記アンビルを軸支する前筒部を有し、前記ハンマ及び前記アームが収容されるハンマケースと、を備えたインパクト工具であって、
前記前筒部の後面に、リング状の保持部が突設され、
前記保持部の外側に、前記アームを受けるワッシャが嵌合されていることを特徴とするインパクト工具。 - 前記軸受の径方向外側に、前記保持部及び前記ワッシャが配置されていることを特徴とする請求項1に記載のインパクト工具。
- 前記アンビルの後面軸心には、嵌合孔が形成され、前記嵌合孔に前記スピンドルの前端が同軸で挿入されて、前記スピンドルの前端と、前記保持部と、前記ワッシャとが、前記アンビルの径方向で互いにオーバーラップしていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインパクト工具。
- モータと、
前記モータにより回転するスピンドルと、
前記スピンドルに対して前後移動可能なハンマと、
前記ハンマが回転方向に係合するアームを後端に有し、前記ハンマの前方側に配置されるアンビルと、
軸受を介して前記アンビルを軸支する前筒部を有し、前記ハンマ及び前記アームが収容されるハンマケースと、を備えたインパクト工具であって、
前記軸受はニードルベアリングで、その後端が前記前筒部の後端面よりも後方へ突出されて、
前記ニードルベアリングの外側に、前記アームを受けるワッシャが嵌合されていることを特徴とするインパクト工具。 - 前記アンビルの後面軸心には、嵌合孔が形成され、前記嵌合孔に前記スピンドルの前端が同軸で挿入されて、前記スピンドルの前端と、前記ニードルベアリングと、前記ワッシャとが、前記アンビルの径方向で互いにオーバーラップしていることを特徴とする請求項4に記載のインパクト工具。
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CN110181464B (zh) * | 2018-02-23 | 2023-03-21 | 株式会社牧田 | 冲击工具 |
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