JP2017147892A - 共振コンバータ - Google Patents

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将義 廣田
Masayoshi Hirota
将義 廣田
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Abstract

【課題】スイッチング回路を備えた共振方式のコンバータにおいて、動作中においても共振周波数を切り替え、昇降圧比を変更することができる共振コンバータを提供する。
【解決手段】共振コンバータ201は、共振回路12を介してトランス13の一次コイル13aに接続されたスイッチング回路211及び制御部17を備える。スイッチング回路211は、ハーフブリッジ回路であり、並列接続された第1レグ11a及び第2レグ11bを備える。共振回路212は、第1レグ11a及びコイルの間に介装された第1リアクタンス212aと、第1レグ11a及び第2レグ11bの間に介装され、第1リアクタンス212aに接続された第2リアクタンスとを備える。制御部17は、第1レグ11a又は第2レグ11bを選択し、選択された第1レグ11a又は第2レグ11bに応じたスイッチング周波数でスイッチング制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、共振回路を介してトランスのコイルに接続されたスイッチング回路を備える共振コンバータに関する。
ハイブリッド車(HEV: Hybrid Electric Vehicle)は、AC電力で動作する駆動モータ、AC電力を発電するジェネレータ、低電圧のDC電力で動作するオーディオ機器、ワイパー等の電子機器、高電圧のHVバッテリ、低電圧の補機バッテリを搭載している。駆動モータは高電圧の交流で動作し、電子機器は低電圧の直流で動作する等、必要な電力形態が異なるため、ハイブリッド車は、電力の変換、昇圧及び高圧等を行うパワーコントロールユニットを備える。パワーコントロールユニットは、AC/DCを相互に変換するインバータ、昇降圧コンバータ、HVバッテリ及び補機バッテリ間の電圧変換を行うDC−DCコンバータ等を備える。
DC−DCコンバータは、例えば、スイッチングによってDC−AC変換を行うフルブリッジ回路、DC−AC変換された交流を変圧するトランス、変圧された交流を整流する整流回路によって構成されている。
近年、機器の小型化に対する要求が強く、キャパシタ、インダクタ等の受動素子を小型化するために、DC−DCコンバータのスイッチング周波数が引き上げられている。ところが、スイッチング周波数が高くなると、スイッチング損失が大きくなるという新たな問題が生ずる。このスイッチング損失を低減する技術として、ソフトスイッチング制御が注目されている。ソフトスイッチング制御は、共振回路によって電圧又は電流を共振させ、スイッチング素子に加わる電圧又は電流がゼロになるタイミングで、当該スイッチング素子のオンオフを切り替えることによって、スイッチング損失を低減させるものである。トランスのコイルにLC直列回路を接続して共振回路を構成したDC−DCコンバータは、LLC方式DC−DCコンバータ等と呼ばれている。
ただ、LLC方式DC−DCコンバータにおいては、出力電圧を制御するためにスイッチング周波数を制御する必要があるが、スイッチング周波数の制御範囲は安定的にLC共振が動作する範囲内に限定される。このため、電圧制御範囲が狭く、LLC方式DC−DCコンバータは、昇降圧比を大きく変更することができないという欠点を有している。かかる欠点を解消する技術として、特許文献1及び2には、共振回路を構成するインダクタをスイッチによって切り替える技術が開示されている。インダクタを切り替えることによって、共振回路の共振周波数を変更することができ、昇降圧比の変更幅を拡大することができる。
特開2015−192470号公報 特開2015−177595号公報
しかしながら、特許文献1及び2に係るLLC方式DC−DCコンバータにおいては、共振回路のインダクタをスイッチによって切り替える構成であるため、DC−DC変換動作中にインダクタを切り替えると、過大な電流が流れ、回路が破損するおそれがある。従って、DC−DC変換動作中に共振周波数を切り替えて昇降圧比を大きく変更することができないという問題がある。
本発明の目的は、スイッチング回路を備えた共振方式のコンバータにおいて、動作中においても共振周波数を切り替え、昇降圧比を変更することができる共振コンバータを提供することにある。
本態様に係る共振コンバータは、共振回路を介してトランスのコイルに接続されたスイッチング回路を備え、該スイッチング回路に入力された電圧を変換して出力する共振コンバータであって、前記スイッチング回路は、2つのスイッチング素子を直列接続してなる第1レグと、2つのスイッチング素子を直列接続してなり、前記第1レグに並列接続された第2レグとを備え、前記共振回路は、前記第1レグ及び前記コイルの間に介装された第1リアクタンスと、前記第1レグ及び前記第2レグの間に介装され、前記第1リアクタンスに接続された第2リアクタンスとを備え、更に、前記第1レグ又は前記第2レグを選択し、選択された前記第1レグ又は前記第2レグに応じたスイッチング周波数で、前記スイッチング素子に対してスイッチング制御を行う制御部を備える。
なお、本願は、このような特徴的な処理部を備える共振コンバータとして実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする共振電圧変換方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現したりすることができる。また、共振コンバータの一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、共振コンバータを含むその他のシステムとして実現したりすることができる。
上記によれば、スイッチング回路を備えた共振方式のコンバータにおいて、動作中においても共振周波数を切り替え、昇降圧比を変更することができる共振コンバータを提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る共振コンバータの一構成例を示す回路図である。 第1レグ及び第3レグを用いたスイッチング制御を示す概念図である。 第2レグ及び第3レグを用いたスイッチング制御を示す概念図である。 共振コンバータの等価回路である。 スイッチング周波数及び昇降圧比の関係を示すグラフである。 制御部の処理手順を示すフローチャートである。 スイッチング制御の方法を示すタイミングチャートである。 スイッチング制御の方法を示すタイミングチャートである。 変形例1に係る共振コンバータの一構成例を示す回路図である。 変形例2に係る共振コンバータの一構成例を示す回路図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本態様に係る共振コンバータは、共振回路を介してトランスのコイルに接続されたスイッチング回路を備え、該スイッチング回路に入力された電圧を変換して出力する共振コンバータであって、前記スイッチング回路は、2つのスイッチング素子を直列接続してなる第1レグと、2つのスイッチング素子を直列接続してなり、前記第1レグに並列接続された第2レグとを備え、前記共振回路は、前記第1レグ及び前記コイルの間に介装された第1リアクタンスと、前記第1レグ及び前記第2レグの間に介装され、前記第1リアクタンスに接続された第2リアクタンスとを備え、更に、前記第1レグ又は前記第2レグを選択し、選択された前記第1レグ又は前記第2レグに応じたスイッチング周波数で、前記スイッチング素子に対してスイッチング制御を行う制御部を備える。
本態様にあっては、スイッチング制御に使用するレグを切り替えることによって、共振回路の共振周波数を変更し、昇降圧比の制御範囲を拡大することができる。具体的には、スイッチング制御の対象として、第1レグが選択された場合、第2リアクタンスは共振回路として動作しないため、共振回路の共振周波数は、第1リアクタンスに応じた周波数になる。第2レグが選択された場合、第2リアクタンスも共振回路として動作するようになり、共振回路の共振周波数は、第1リアクタンス及び第2リアクタンスに応じて周波数になる。つまり、スイッチング制御に使用するレグとして、第1レグ又は第2レグのいずれかを選択することによって、共振回路の共振周波数を変更することができる。共振周波数が変化すると、制御可能な昇降圧比の範囲も変化する。従って、昇降圧比を大きく変更することが可能になる。
(2)前記第1リアクタンスは、少なくとも容量成分を有し、一端部が前記第1レグを構成する2つの前記スイッチング素子の接続部に接続され、他端部が前記コイルの一端部に接続された回路又は素子を備え、前記第2リアクタンスは、一端部が前記第1レグを構成する2つの前記スイッチング素子の接続部に接続され、他端部が前記第2レグを構成する2つの前記スイッチング素子の接続部に接続された回路又は素子を備える構成が好ましい。
本態様にあっては、第1リアクタンスは、容量成分、例えば共振コンデンサを含む。第1リアクタンスの容量成分と、トランスの漏れインダクタとによって、LC共振回路が構成される。また、第1リアクタンスは、共振コンデンサと、共振インダクタとを直列接続させた回路であっても良い。第1リアクタンスの具体的構成は特に限定されるものでは無く、トランスの一次コイルに接続してLC共振回路となる構成であれば良い。
第2リアクタンスは、例えば、共振コンデンサである。第2リアクタンスの具体的構成も特に限定されるものでは無く、第1リアクタンスに作用して、LC共振回路の共振周波数が変更される構成であれば良い。
(3)前記スイッチング回路は、2つのスイッチング素子を直列接続してなり、前記第1レグ及び前記第2レグに並列接続された第3レグを備え、前記コイルの他端部は、前記第3レグを構成する2つの前記スイッチング素子の接続部に接続されており、前記制御部は、前記第1レグ及び前記第3レグ、又は前記第2レグ及び前記第3レグを選択し、選択された各レグの前記スイッチング素子に対してスイッチング制御を行う構成が好ましい。
本態様によれば、入力された電圧を、フルブリッジのスイッチング回路にて昇降圧させ、出力することができる。
(4)前記制御部は、ソフトスイッチング方式にてスイッチング制御を行う構成が好ましい。
本態様によれば、ソフトスイッチング方式にてスイッチング制御を行っているため、スイッチング損失を低減することができる。
(5)入力される電圧を検出する入力電圧センサと、出力される電圧を検出する出力電圧センサと、入力又は出力される電流を検出する電流センサと、入出力される電圧及び電流、前記第1レグ又は前記第2レグの選択に係る情報、並びに前記スイッチング素子のスイッチング周波数を対応付けたテーブルとを備え、前記制御部は、前記入力電圧センサ及び前記出力電圧センサにて検出された電圧、前記電流センサにて検出された電流並びに前記テーブルに基づいて、前記第1レグ又は前記第2レグを選択し、スイッチング周波数を決定する構成が好ましい。
本態様によれば、入出力される電圧及び電流に適したレグの組み合わせ、スイッチング周波数を決定することができ、スイッチング損失を抑え、かつ昇降圧比を広く変更することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る共振コンバータの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は、本発明の実施形態に係る共振コンバータ1の一構成例を示す回路図である。本実施形態に係る共振コンバータ1は、全波整流フルブリッジ型のLLC共振DC−DCコンバータであり、ハイブリッド車、電気自動車等に搭載される。共振コンバータ1は、直流の電圧が印加される入力端子対1aと、DC/DC変換された電圧が出力される出力端子対1bとを備える。入力端子対1aには直流電源2が接続され、出力端子対1bには負荷3が接続される。直流電源2及び負荷3は、例えば、HVバッテリ及び補機バッテリであり、HVバッテリから出力される数百Vの電圧が入力端子対1aに印加され、共振コンバータ1は入力された電圧を数V〜10数Vの電圧にDC/DC変換し、DC/DC変換された電圧を出力端子対1bから補機バッテリへ出力する。入出力される電圧は一例である。
共振コンバータ1は、入力端子対1aに入力された直流の電圧を交流にDC/AC変換するスイッチング回路11と、DC/AC変換された交流によって共振する共振回路12と、交流の電圧を変圧するトランス13と、トランス13によって変圧された交流の電圧を整流及び平滑化する整流回路14とを備える。本実施形態に係る共振コンバータ1は、スイッチング回路11及び共振回路12に特徴があり、共振周波数を変更することによって、広範囲で昇降圧比を制御することを可能にするものである。
スイッチング回路11は、入力端子対1aに入力された直流の電圧を、スイッチング制御によって、交流電圧に変換するフルブリッジ回路である。スイッチング回路11は、正極側のスイッチング素子Q11及び負極側のスイッチング素子Q12を直列接続してなる第1レグ11aと、正極側のスイッチング素子Q21及び負極側のスイッチング素子Q22を直列接続してなる第2レグ11bと、正極側のスイッチング素子Q31及び負極側のスイッチング素子Q32を直列接続してなる第3レグ11cとを備え、第1乃至第3レグ11a、11b、11cは並列接続されている。本実施形態に係るスイッチング回路11は、第1乃至第3レグ11a、11b、11cから選択される2つのレグのスイッチング制御によって、DC/AC変換を行う。
スイッチング素子Q11、Q12、Q21、Q22、Q31、Q32は例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)又はMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)等のパワーデバイスである。以下、本実施形態ではスイッチング素子Q11、Q12、Q21、Q22、Q31、Q32をnチャンネル型のMOSFETとして説明する。nチャンネル型のMOSFETのスイッチング素子Q11、Q12、Q21、Q22、Q31、Q32は、図1に示すように、それぞれ寄生容量及びダイオードを有する。なお、スイッチング素子Q11、Q12、Q21、Q22、Q31、Q32のドレイン及びソースに、別途容量素子を設けても良い。スイッチング素子Q11,Q21,Q31のドレインは、入力端子対1aの正極端に接続している。スイッチング素子Q11,Q21,Q31のソースはそれぞれスイッチング素子Q12,Q22,Q32のドレインに接続し、スイッチング素子Q12,Q22,Q32のソースは、入力端子対1aの負極端に接続している。
共振回路12は、スイッチング回路11にてDC/AC変換された交流の電圧によって共振するLC共振回路である。本実施形態に係る共振回路12は、スイッチングさせる第1乃至第3レグ11a、11b、11cによって、共振周波数が変化するように構成されている。
具体的には、共振回路12は、第1共振コンデンサC1及び共振インダクタLrを直列してなる回路を備え、当該回路の一端部が第1レグ11aを構成する2つのスイッチング素子Q11、Q12の接続部11dに接続され、他端部がトランス13の一次コイル13aの一端に接続されている。第1共振コンデンサC1及び共振インダクタLrを直列してなる回路は、上記態様(1)及び(2)等に記載の第1リアクタンスに相当する。
また、共振回路12は、一端部が第1レグ11aを構成する2つのスイッチング素子Q11、Q12の接続部11dに接続され、他端部が第2レグ11bを構成する2つのスイッチング素子Q21、Q22の接続部11eに接続された第2共振コンデンサC2を備える。第2共振コンデンサC2は、上記態様(1)及び(2)等に記載の第2リアクタンスに相当する。
更に、トランス13を構成する一次コイル13aに係る励磁インダクタLmも共振回路12の一部を構成している。第1及び第3レグ11a、11cのスイッチング制御を行う場合、第1共振コンデンサC1、共振インダクタLr及び励磁インダクタLmによって、LLC共振回路が構成される。同様に、第2及び第3レグ11b、11cのスイッチング制御を行う場合、第1及び第2共振コンデンサC1、C2、共振インダクタLr及び励磁インダクタLmによって、LLC共振回路が構成される。
なお、共振インダクタLrは、トランス13を構成する一次コイル13aの漏れインダクタによって代用しても良い。また、一次コイル13aの励磁インダクタLmによって、LLC共振回路を構成する例を説明したが、一次コイル13aに他のインダクタを並列接続させても良い。
トランス13は、磁気結合した一次コイル13a及び一次コイル13bを備える。一次コイル13aの一端部には、共振コンデンサC1及び共振インダクタLrを直列接続してなる回路の他端部が接続されている。詳細には、共振コンデンサC1の一端部は、スイッチング素子Q11、Q12の接続部11dに接続され、共振コンデンサの他端部は共振インダクタLrの一端部に接続され、共振インダクタLrの他端部は一次コイル13aの一端部に接続されている。一次コイル13aの他端部は、第3レグ11cを構成する2つのスイッチング素子Q31、Q32の接続部11fに接続されている。スイッチング回路11によってDC/AC変換された交流の電圧が一次コイル13aに印加されると、当該一次コイル13aにて交番磁束が発生し、該交番磁束によって一次コイル13bに変圧された電圧が生ずる。
整流回路14は、第1整流用スイッチング素子14a及び第2整流用スイッチング素子14bと、平滑コンデンサ14cとを備える。第1及び第2整流用スイッチング素子14a、14bは、例えばnチャンネル型のMOSFETであり、センタータップを用いた全波整流回路を構成している。第1整流用スイッチング素子14aのソースは一次コイル13bの一端部に接続され、第2整流用スイッチング素子14bのソースは一次コイル13bの他端部に接続されている。第1及び第2整流用スイッチング素子14a、14bのドレインは平滑コンデンサ14cの一端部に接続されている。平滑コンデンサ14cの他端部は、一次コイル13bのセンタータップに接続されている。また、平滑コンデンサ14cの両端部は、出力端子対1bに接続されている。このように構成された整流回路14は、トランス13によって変圧された交流の電圧を整流及び平滑化し、整流された直流の電圧を出力端子から負荷3へ出力する。
また、共振コンバータ1は、スイッチング周波数を決定するための情報として、入力端子対1aに入力される電圧を検出する入力電圧センサ15aと、出力端子対1bから出力される電圧及び電流を検出する出力電圧センサ15b及び電流センサ16を備える。入力電圧センサ15aは、スイッチング回路11又は入力端子対1aの両端の電圧を検出し、検出した電圧値に相当する信号を制御部17へ出力する。入力電圧センサ15aは、例えば入力端子対1aの両端の電圧を分圧する分圧抵抗を含み、分圧された電圧を制御部17へ出力する回路である。なお、分圧された電圧を増幅器で増幅して制御部17へ出力しても良い。出力電圧センサ15bは、出力端子対1bの両端の電圧を検出し、検出した電圧値に相当する信号を制御部17へ出力する。出力電圧センサ15bの構成は、入力電圧センサ15aの構成と同様である。
電流センサ16は、例えば平滑コンデンサ14cと、出力端子対1bの正極端とを接続する導線に設けられており、該導線を流れる電流を検出し、検出した電流値に相当する信号を制御部17へ出力するものである。電流センサ16は、例えばカレントトランス及びホール素子等を含み、電流に応じて発生した磁束をホール素子にて検出する回路である。なお、電流センサ16を入力側に設け、入力端子対1aに入力される電流を検出するようにしても良い。
更に、共振コンバータ1は、スイッチング回路11のスイッチング素子Q11、Q12、Q21、Q22、Q31、Q32のオンオフを制御する制御部17を備える。制御部17は、該制御部17の各構成部の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)等のCPUを備えたマイコンである。CPUには、バスを介して、記憶部、インタフェース、スイッチング制御のタイミングを計時するためのクロック等が接続されている。CPUは、インタフェースを介して、スイッチング素子Q11、Q12、Q21、Q22、Q31、Q32のゲートに接続されており、該ゲートに駆動電圧を与えることにより、スイッチング回路11のスイッチング制御を行う。また、CPUは、インタフェースを介して、入力電圧センサ15a、出力電圧センサ15b、電流センサ16に接続されており、各センサで検出された電圧及び電流に相当する信号が入力される。
制御部17は、記憶部が記憶したテーブル17aを備える。テーブル17aは、共振コンバータ1に入力される電圧と、共振コンバータ1から出力される電圧と、共振コンバータ1に入力又は出力される電流と、スイッチング制御に使用する2つのレグの組みを示したレグ情報と、スイッチング周波数とを対応付けて記憶している。
HVバッテリ及び補機バッテリ間のDC/DC変換において求められる昇降圧比は、共振コンバータ1に入出力される電圧の値によって変動し、当該昇降圧比を実現するために適した2つのレグの組み合わせ、スイッチング周波数は、負荷3の大きさによって変動する。このため、入出力する電圧及び電流に応じた最適なレグの組みを示したレグ情報及びスイッチング周波数を予め実験的に決定し、決定された電圧及び電流と、レグ情報及びスイッチングとを対応付けてテーブル17aに記憶させる。
次に、制御部17によるスイッチング制御について説明する。制御部17は、入力電圧センサ15a、出力電圧センサ15b及び電流センサ16によって検出された電圧及び電流に基づいて、テーブル17aを参照し、スイッチング制御に使用する2つのレグを第1乃至第3レグ11a、11b、11cの中から選択し、スイッチング周波数を決定する。
図2は、第1レグ11a及び第3レグ11cを用いたスイッチング制御を示す概念図である。制御部17は、第1レグ11a及び第3レグ11cを選択した場合、デッドタイムを有するデューティ比50%の駆動電圧を、スイッチング素子Q11,Q12,Q31,Q32のゲートに与えることによって、スイッチング制御を行う(図7及び図8参照)。
具体的には、制御部17は、図2上図に示すようにスイッチング素子Q11、Q32をオン状態にした導通状態と、図2下図に示すようにスイッチング素子Q12、Q31をオン状態にした導通状態とを交互に切り替えることにより、スイッチング回路11から交流を出力させる。
また、制御部17は、ソフトスイッチング方式にて、スイッチング制御を行っている。導通状態を切り替えるデッドタイムにおいて全てのスイッチング素子Q11、Q12,Q31,Q32がオフ状態になる。例えば、図2上図に示す状態から図2下図に示す状態へ切り替わる際、スイッチング素子Q12,Q31の寄生容量の充放電が行われる。制御部17は、充放電の過程で当該スイッチング素子Q12,Q31の両端電圧がゼロになるタイミングで、スイッチング素子Q12,Q31をオン状態に切り替える。当該タイミングでスイッチングを行うことによって、スイッチング損失を低減可能なソフトスイッチングが実現される。図2下図に示す状態から図2上図に示す状態へ切り替わる際の動作も同様である。
図3は、第2レグ11b及び第3レグ11cを用いたスイッチング制御を示す概念図である。制御部17は、第2レグ11b及び第3レグ11cを選択した場合、デッドタイムを有するデューティ比50%の駆動電圧を、スイッチング素子Q21,Q22,Q31,Q32のゲートに与えることによって、スイッチング制御を行う。具体的には、制御部17は、図3上図に示すようにスイッチング素子Q21、Q32をオン状態にした導通状態と、図3下図に示すようにスイッチング素子Q22、Q31をオン状態にした導通状態とを交互に切り替えることにより、スイッチング回路11から交流を出力させる。この場合も、制御部17は、ソフトスイッチング方式にて、スイッチング制御を行っている。
次に、スイッチング制御に使用するレグ及びスイッチング周波数と、昇降圧比の関係を説明する。
図4は、共振コンバータ1の等価回路である。図4に示す交流電源2aは、スイッチング回路11に相当し、抵抗器3bは、トランス13の2次側の整流回路14及び負荷3に相当する。スイッチング回路11によってDC/AC変換された交流を正弦波と仮定すると、昇降圧比は下記式(1)〜(5)によって表される。
Figure 2017147892
また、負荷3の大きさがゼロの無負荷の場合、単純なLLC共振回路になり、共振周波数は下記式(6)及び(7)で表される。式(6)は、第1及び第3レグ11a、11cをスイッチング制御する場合の共振回路12の周波数、式(7)は第2及び第3レグ11b、11cをスイッチング制御する場合の共振回路12の周波数である。
Figure 2017147892
上記式(1)で現れる昇降圧比をグラフ化したものが図5である。
図5は、スイッチング周波数fs及び昇降圧比の関係を示すグラフである。横軸はスイッチング周波数fs、縦軸は昇降圧比を示している。実線は、図2に示すように、第1レグ11a及び第3レグ11cを用いてスイッチング制御を行う場合の昇降圧比を示し、破線は、図3に示すように第2レグ11b及び第3レグ11cを用いてスイッチング制御を行う場合の昇降圧比を示している。なお、共振回路12は負荷3に並列の励磁インダクタLmを有するため、実線及び破線で示すグラフは、負荷3の大きさ、つまり共振コンバータ1から出力される電圧及び電流の大きさによって変化する特性を有するが、作図の便宜上、ある一定の大きさの負荷3が接続された状態のみを示している。
大きな昇降圧比を実現するためには、第1及び第3レグ11a、11cを選択し、図5に示すように、楕円G1で示した第1共振周波数fr1以下のスイッチング周波数fsで制御すると良い。楕円G1に示す範囲でスイッチング周波数fsを増減させることによって、当該範囲で昇降圧比を変化させることができる。
なお、スイッチング周波数fsに対する昇降圧比の変化方向を一方向にするために、スイッチング周波数fsの制御範囲は、曲線のピークに相当する周波数より高周波数側で制御すると良い。また、高周波数側で制御した方がスイッチング損失が少ないため、かかる制御範囲で昇降圧比を制御することが好ましい。更に、スイッチング周波数fsは、第1及び第3レグ11a、11cを使用する際、第1共振周波数fr1よりも低周波数側で制御すると良い。第1共振周波数fr1よりも高周波数側では、スイッチング周波数fsに対する昇降圧比の変化率が小さいためである。
中程度の昇降圧比を実現するためには、第2及び第3レグ11b、11cを選択し、図5に示すように、楕円G2で示した第2共振周波数fr2以下のスイッチング周波数fsで制御すると良い。楕円G2に示す範囲でスイッチング周波数fsを増減させることによって、当該範囲で昇降圧比を変化させることができる。
昇降圧比≒1を実現するためには、第2及び第3レグ11b、11cを選択し、図5に示すように、楕円G3で示した第2共振周波数fr2で制御すると良い。
次に、制御部17の処理手順を説明する。
図6は、制御部17の処理手順を示すフローチャートである。動作開始の指示を受けた制御部17は、まず所定の条件でスイッチング制御を開始する(ステップS11)。例えば、第1及び第3レグ11a、11cを選択し、スイッチング周波数fsを第2共振周波数fr2に設定して、スイッチング制御を開始する。
次いで、制御部17は、入力電圧検出センサ及び出力電圧センサ15bから出力される信号を取得することによって、入出力される電圧を検出する(ステップS12)。また、制御部17は、電流センサ16から出力される信号を取得することによって、出力される電流を検出する(ステップS13)。そして、制御部17は、検出された電圧及び電流に基づいてテーブル17aを参照し、スイッチング制御に使用する2つのレグ、スイッチング周波数fsを決定する(ステップS14)。
次いで、制御部17は、スイッチング回路11の導通経路を切り替えるゼロボルトタイミングであるか否かを判定する(ステップS15)。スイッチングタイミングは、現在のスイッチング周波数fsによって定まる。ゼロボルトタイミングで無いと判定した場合(ステップS15:NO)、制御部17は、処理をステップS12へ戻す。ゼロボルトタイミングであると判定した場合(ステップS15:YES)、制御部17は、ステップS14で決定したレグのオンオフ状態を切り替える(ステップS16)。次の切り替えタイミングは、ステップS14で決定したスイッチング周波数fsによって定まる。
そして、制御部17は、DC/DC変換を停止するか否かを判定する(ステップS17)。停止条件は特に限定されるものでは無いが、例えば図示しないパワーコントロールECUから停止の指示を受けた場合(ステップS17:YES)、制御部17は停止すべきと判定し、スイッチング制御を終える。停止しないと判定した場合(ステップS17:NO)、制御部17は処理をステップS12へ戻す。
次に、上記制御によるスイッチング制御の動作例を説明する。
図7及び図8は、スイッチング制御の方法を示すタイミングチャートである。横軸は時間であり、上下にならぶ各タイミングチャートは、スイッチング素子Q11、Q12、Q21、Q22、Q31、Q32のオンオフ状態を示している。図7及び図8は、必要な昇降圧比が小さくなっていく様子を示している。
大きな昇降圧比が必要な場合、制御部17は、図7左側に示すように、第1及び第3レグ11a、11cのスイッチング素子Q11,Q12,Q31,Q32をオンオフさせる。所要の昇降圧比が低下すると、制御部17は、図7右側に示すように、スイッチング周波数fsを上昇させることによって、図5に示すように昇降圧比を減少させる。
所要の昇降圧比が中程度まで低下すると、制御部17は、図8左側及び中央部に示すように、スイッチング対象を変更し、第2及び第3レグ11b、11cのスイッチング素子Q21,Q22,Q31,Q32をオンオフさせる。また、スイッチング周波数fsを上昇させる。所要の昇降圧比が1に達すると、制御部17は、図8右側に示すように、第2及び第3レグ11b、11cを第2共振周波数fr2でオンオフさせる。
以上のように構成された共振コンバータ1によれば、入出力する電圧及び電流に応じてスイッチング制御対象のレグを選択することにより、動作中においても共振周波数を切り替え、昇降圧比を幅広く変更することができる。
また、制御部17は、ソフトスイッチング方式にてスイッチング回路11のスイッチング制御を行っているため、スイッチング損失を低減することができる。
更に、制御部17は、テーブル17aを参照することによって、入出力する電圧及び電流の状況に応じた最適なレグの組み合わせ及びスイッチング周波数fsを決定することができ、スイッチング損失を抑え、かつ昇降圧比を広く変更することができる。
(変形例1)
上記実施形態では、スイッチング回路11をフルブリッジ回路で構成する例を説明したが、ハーフブリッジ回路で構成しても良い。また、整流回路14の第1及び第2整流用スイッチング素子14a、14bを、整流ダイオードで構成することもできる。
図9は、変形例1に係る共振コンバータ101の一構成例を示す回路図である。スイッチング回路111は、実施形態と同様の第1レグ11a及び第2レグ11bを備える。トランス13を構成する一次コイル13aの他端部は、スイッチング素子Q12、22のソースに接続されている。
変形例1の整流回路114は、非同期型であり、第1整流ダイオード114aのアノードは一次コイル13bの一端部に接続され、第2整流ダイオード114bのアノードは一次コイル13bの他端部に接続されている。第1整流ダイオード114a及び第2整流ダイオード114bのカソードは、平滑コンデンサ14cの一端部に接続されている。平滑コンデンサ14cの他端部は、一次コイル13bのセンタータップに接続されている。
変形例1の共振コンバータ101も簡易な構成で実施形態と同様の作用効果を奏する。
(変形例2)
図10は、変形例2に係る共振コンバータ201の一構成例を示す回路図である。変形例2に係るスイッチング回路211は、変形例1と同様、第1レグ11a及び第2レグ11bを備える。トランス13を構成する一次コイル13aの他端部は、第1リアクタンス212a又は第2リアクタンス212bを介して、スイッチング素子Q12、22のソースに接続されている。上記の実施形態では、共振回路12の具体例として、第1共振コンデンサC1、第2共振コンデンサC2、共振インダクタLrを説明したが、図10に示すように、共振回路212を、第1レグ11a及びトランス13の間に介装された第1リアクタンス212aと、第1レグ11a及び第2レグ11bの間に介装された第2リアクタンス212bによって構成しても良い。第1リアクタンス212aは、少なくとも容量成分を有していれば良い。例えば、第1リアクタンス212aは、図示しない共振コンデンサと、共振インダクタとを接続してなる回路であっても良い。また、一次コイル13aに並列接続されるインダクタを備えても良い。
第2リアクタンス212bの具体的の構成も特に限定されない。例えば、図示しない共振コンデンサ及び共振インダクタを直列接続、直並列接続してなる回路であっても良い。
変形例2の共振コンバータ201も簡易な構成で実施形態と同様の作用効果を奏する。
1 共振コンバータ
1a 入力端子対
1b 出力端子対
2 直流電源
2a 交流電源
3 負荷
3b 抵抗器
11 スイッチング回路
11a 第1レグ
11b 第2レグ
11c 第3レグ
12 共振回路
13 トランス
13a 一次コイル
13b 二次コイル
14 整流回路
14a 第1整流用スイッチング素子
14b 第2整流用スイッチング素子
14c 平滑コンデンサ
15a 入力電圧センサ
15b 出力電圧センサ
16 電流センサ
17 制御部
17a テーブル
Q11、Q12、Q21、Q22、Q31、Q32 スイッチング素子
C1 第1共振キャパシタ
C2 第2共振キャパシタ
Lr 共振インダクタ
Lm 励磁インダクタ
114a 第1整流ダイオード
114b 第2整流ダイオード
212a 第1リアクタンス
212b 第2リアクタンス

Claims (5)

  1. 共振回路を介してトランスのコイルに接続されたスイッチング回路を備え、該スイッチング回路に入力された電圧を変換して出力する共振コンバータであって、
    前記スイッチング回路は、
    2つのスイッチング素子を直列接続してなる第1レグと、
    2つのスイッチング素子を直列接続してなり、前記第1レグに並列接続された第2レグと
    を備え、
    前記共振回路は、
    前記第1レグ及び前記コイルの間に介装された第1リアクタンスと、
    前記第1レグ及び前記第2レグの間に介装され、前記第1リアクタンスに接続された第2リアクタンスと
    を備え、
    更に、前記第1レグ又は前記第2レグを選択し、選択された前記第1レグ又は前記第2レグに応じたスイッチング周波数で、前記スイッチング素子に対してスイッチング制御を行う制御部を備える
    共振コンバータ。
  2. 前記第1リアクタンスは、
    少なくとも容量成分を有し、一端部が前記第1レグを構成する2つの前記スイッチング素子の接続部に接続され、他端部が前記コイルの一端部に接続された回路又は素子を備え、
    前記第2リアクタンスは、
    一端部が前記第1レグを構成する2つの前記スイッチング素子の接続部に接続され、他端部が前記第2レグを構成する2つの前記スイッチング素子の接続部に接続された回路又は素子を備える
    請求項1に記載の共振コンバータ。
  3. 前記スイッチング回路は、
    2つのスイッチング素子を直列接続してなり、前記第1レグ及び前記第2レグに並列接続された第3レグを備え、
    前記コイルの他端部は、前記第3レグを構成する2つの前記スイッチング素子の接続部に接続されており、
    前記制御部は、
    前記第1レグ及び前記第3レグ、又は前記第2レグ及び前記第3レグを選択し、選択された各レグの前記スイッチング素子に対してスイッチング制御を行う
    請求項2に記載の共振コンバータ。
  4. 前記制御部は、
    ソフトスイッチング方式にてスイッチング制御を行う
    請求項1〜請求項3までのいずれか一項に記載の共振コンバータ。
  5. 入力される電圧を検出する入力電圧センサと、
    出力される電圧を検出する出力電圧センサと、
    入力又は出力される電流を検出する電流センサと、
    入出力される電圧及び電流、前記第1レグ又は前記第2レグの選択に係る情報、並びに前記スイッチング素子のスイッチング周波数を対応付けたテーブルと
    を備え、
    前記制御部は、
    前記入力電圧センサ及び前記出力電圧センサにて検出された電圧、前記電流センサにて検出された電流並びに前記テーブルに基づいて、前記第1レグ又は前記第2レグを選択し、スイッチング周波数を決定する
    請求項1〜請求項4までのいずれか一項に記載の共振コンバータ。
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