JP2017147191A - 表示装置、及び表示装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】曲げに対する耐性を確保しつつ、装置内部への水分の侵入を抑制する表示装置を提供する。
【解決手段】画像を構成する複数の単位画素Pそれぞれで輝度が制御されて発光する発光素子層12と、発光素子層12上に設けられ、複数の層を含む封止層13と、を有し、封止層13の複数の層は、少なくとも、発光素子層12上に設けられる無機層13aと、無機層13a上に設けられる有機層13bと、最上層である無機層13cを有し、無機層13cは、厚さ方向における密度が異なる。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置、及び表示装置の製造方法に関する。
従来、画像を構成する複数の単位画素それぞれで輝度が制御されて発光する発光素子層と、発光素子層を覆う封止層とを有する表示装置が知られている。封止層は、外部から装置内部に水分が侵入し、その水分が発光素子層に到達することを抑制するために設けられる。封止層としては、例えば、特許文献1に開示されるように、無機層と、その無機層上に設けられる有機層(樹脂層)と、その有機層上に設けられる無機層との3層構造のものが知られている。
特開2004−79291号公報
近年、表示装置のフレキシブル化の要請があり、表示装置の曲げに対する耐性の確保が問題となる。特許文献1に開示されるように、窒化ケイ素等からなる無機層を含む封止層を用いる場合、表示装置を曲げた場合、無機層が割れてしまう可能性がある。そこで、曲げに対する耐性を確保するために、無機層の厚さを薄くすることが考えられる。しかしながら、封止層に含まれる無機層の厚さを薄くすると、装置内部への水分の侵入を抑制するという封止層の本来の役割を果たせなくなってしまうおそれがある。
本発明の目的は、曲げに対する耐性を確保しつつ、装置内部への水分の侵入を抑制する表示装置、及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一態様の表示装置は、発光素子層と、前記発光素子層上に設けられ、複数の層を含む封止層と、を有し、前記複数の層は、少なくとも、前記発光素子層上に設けられる第1無機層と、前記第1無機層上に設けられる有機層と、前記有機層上に設けられる第2無機層を有し、前記第2無機層は、厚さ方向における密度が異なることを特徴とする。
本発明の他の態様の表示装置の製造方法は、基板を用意する工程と、前記基板上に、発光素子層を形成する工程と、前記発光素子層上に、複数の層を含む封止層を形成する工程と、を有し、前記複数の層を含む封止層を形成する工程は、前記発光素子層上に、第1無機層を形成する工程と、前記第1無機層上に、有機層を形成する工程と、前記複数の層の最上層に、厚さ方向における密度が異なる第2無機層を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
第1〜第4実施形態に係る表示装置の外観斜視図である。 第1実施形態に係る表示装置の断面を模式的に示す模式断面図である。 各単位画素に形成されている回路を示す回路図である。 第1実施形態に係る表示装置の製造方法について説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る表示装置の断面を模式的に示す模式断面図である。 第3実施形態に係る表示装置の断面を模式的に示す模式断面図である。 第4実施形態に係る表示装置の断面を模式的に示す模式断面図である。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
また、本発明の実施形態において、ある構造体の「上に」他の構造体を配置する態様を表現するにあたり、単に「上に」と表記する場合、特に断りの無い限りは、ある構造体に接するように、直上に他の構造体を配置する場合と、ある構造体の上方に、さらに他の構造体を介して他の構造体を配置する場合との両方を含むものとする。
まず、図1、図2を参照して、第1実施形態に係る表示装置の全体構成の概要について説明する。図1は、第1実施形態に係る表示装置の外観斜視図である。図2は、第1実施形態に係る表示装置の断面を模式的に示す模式断面図である。第1実施形態においては、表示装置として、有機EL(Electro Luminescence)を用いた所謂有機EL表示装置について説明するが、これに限られるものではなく、画像を構成する複数の単位画素それぞれで輝度が制御されて発光する層を有する表示装置であればよい。
図1に示すように、表示装置100は、薄膜トランジスタ等を備えるTFT(Thin Film Transistor)基板10と、対向基板20を有する。図2に示すように、対向基板20は、充填材30を介して、TFT基板10に対向するように設けられる。また、表示装置100は、画像表示をする表示領域Mと、表示領域Mの周辺の額縁領域Nとを有する。表示領域Mには、複数の単位画素Pが設けられる。なお、図1においては、1つの単位画素Pのみを図示するが、実際は、表示領域Mに複数の単位画素Pがマトリクス状に配置されている。
図2に示すように、TFT基板10は、基板11と、基板11上に設けられる発光素子層12と、発光素子層12上に設けられ、複数の層を含む封止層13とを有する。以下、TFT基板10に含まれる各層、各基板の詳細について説明する。
基板11は、少なくとも、配線を含む回路層を有する。回路層の配線の詳細については後述する。なお、表示装置のフレキシブル化の観点より、基板11は可撓性を有するポリイミド等からなることが好ましい。しかし、それに限られるものではなく、基板11はガラス基板等であってもよい。
発光素子層12は、画像を構成する複数の単位画素Pそれぞれで輝度が制御されて発光する層である。発光素子層12は、少なくとも表示領域Mに設けられ、有機EL層12aと、有機EL層12aの下部に設けられる下部電極12bと、有機EL層12aの上部に設けられる上部電極12cとを含む層である。有機EL層12aは、詳細については図示しないが電荷輸送層や電荷注入層、発光層などを含む。
有機EL層12aのうち下部電極12bと接する領域が各単位画素Pに対応し、この領域で発光が行われる。また、各単位画素Pはバンク層14によって区画されており、バンク層14によって有機EL層12aと下部電極12bとが離間される領域は発光が行われない領域となる。上部電極12cは、有機EL層12a上に複数の単位画素Pに亘って配置されている。第1実施形態においては、下部電極12bを陽極として、上部電極12cを陰極としたが、これに限られるものではなく、極性を逆にしても構わない。なお、有機EL層12aからの光が通過する上部電極12cは、透明導電材料等を用いて透過電極として形成されるとよい。透明導電材料としては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)やIZO(Indium Zinc Oxide)などを用いるとよい。また、アルミニウム(Al)や銀(Ag)、あるいは銀とマグネシウム(Mg)の合金を用いて、光が透過する程度の薄膜として上部電極12cを形成しても良いし、これらの金属薄膜と透明導電材料との積層膜として形成しても良い。
なお、第1実施形態においては、各単位画素Pの色に応じた色で発光するよう有機EL層12aを塗り分ける塗り分け方式を採用してもよいし、全単位画素が同じ色(例えば白)で発光し、対向基板20に設けたカラーフィルタを介して、各単位画素Pにおいて所定の波長の光のみを透過させるカラーフィルタ方式を採用してもよい。
封止層13は、外部からの水分が表示装置100内部に侵入し、有機EL層12aに到達するのを防ぐために設けられるものである。第1実施形態において、図2に示すように、封止層13は、発光素子層12を覆う無機層13aと、無機層13a上に設けられる有機層13bと、有機層13b上に設けられる無機層13cとが積層して構成される。第1実施形態においては、無機層13cを封止層13の最上層とした。なお、無機層13a、13cは窒化ケイ素(SiN)からなるが、耐湿性の高い無機材料からなるものであればこれに限られるものではなく、例えば、酸化ケイ素等からなるものでもよい。また、有機層13bはアクリル樹脂からなるが、これに限られるものではなく、エポキシ樹脂等からなってもよい。
さらに、図2及び図3を参照して、発光素子層の発光原理について説明する。図3は、各単位画素Pに形成されている回路を示す回路図である。基板11に含まれる回路層の配線は、図3に示すように、走査線Lg、走査線Lgに直交する映像信号線Ld、及び走査線Lgに直交する電源線Lsを含む。また、回路層の各単位画素Pには画素制御回路Scが設けられ、画素制御回路Scは、コンタクトホール(不図示)を通じて下部電極12bに接続される。画素制御回路Scは、薄膜トランジスタやコンデンサを含み、各単位画素Pに設けられる有機発光ダイオードOdへの電流供給を制御する。なお、有機発光ダイオードOdは、図2を参照して上述した有機EL層12aと、下部電極12bと、上部電極12cとで構成される。
画素制御回路Scは、図3に示すように、駆動TFT11aと、保持容量11bと、スイッチングTFT11cとを有している。スイッチングTFT11cのゲートは走査線Lgに接続され、スイッチングTFT11cのドレインは映像信号線Ldに接続されている。スイッチングTFT11cのソースは保持容量11b及び駆動TFT11aのゲートに接続されている。駆動TFT11aのドレインは電源線Lsに接続され、駆動TFT11aのソースには有機発光ダイオードOdが接続されている。走査線Lgにゲート電圧が印加されることにより、スイッチングTFT11cがON状態となる。このとき、映像信号線Ldから映像信号が供給されると、保持容量11bに電荷が蓄積される。そして、保持容量11bに電荷が蓄積されることにより、駆動TFT11aがON状態となって、電源線Lsから有機発光ダイオードOdに電流が流れて、有機発光ダイオードOdが発光する。
なお、画素制御回路Scは有機発光ダイオードOdへの電流供給を制御するための回路であればよく、図3に示したものに限られない。例えば、画素制御回路Scは、保持容量11bの他に、容量を増すための補助容量をさらに含んでもよいし、回路を構成するトランジスタの極性も図3に示したものに限られない。
次に、封止層13について、さらに詳細を説明する。近年、表示装置のフレキシブル化の要請があるところ、封止層13に含まれる無機層の曲げに対する耐性が問題となる。特に、応力のかかりやすい封止層13の最上層に設けられる無機層13cにおいてその問題は顕著となる。曲げに対する耐性を確保するため、無機層13cの厚みを薄くすることが考えられるが、その場合、外部からの水分の侵入を抑制するという封止層13の本来の役割を十分に果たすことができなくなってしまう。
そこで、第1実施形態においては、無機層13cにおいて他の領域よりも密度の小さい領域を一部に設けた。具体的には、無機層13cは、密膜Cと、密膜Cの下方に設けられ、密膜Cよりも密度の小さい疎膜Bと、疎膜Bの下方に設けられ、疎膜Bよりも密度の大きい密膜Aとを含む構成とした。なお、第1実施形態においては、密膜Aの密度と、密膜Cの密度を同等としたが、少なくとも、それらの密度は疎膜Bと比較して高ければよい。また、第1実施形態においては、無機層13cは、密膜と疎膜で分けられた3つの膜で構成されるものについて示したが、密度の異なる膜が明確に分けて設けられている必要はなく、厚さ方向において、連続的又は段階的に密度が変化する構成であってもよい。
ここで、疎膜Bは、密膜A、Cと同様の原料を用いて形成されるものであるが、用いられる原料比率が異なる。具体的には、疎膜Bは、密膜A、Cよりも、水素を多く含んでおり、その分SiN結合が少なく、密度が小さくなっている。なお、疎膜B、密膜A,Cの成膜方法の詳細に関しては、後述する。
無機層13cのうち他の領域よりも密度の小さい疎膜Bは、他の領域よりも柔らかく、曲げに対する耐性が高い。また、密膜A、Cに接触して設けられる疎膜Bは、密膜A、Cにかかる曲げ応力を緩和する役割も果たしており、密膜A、Cの曲げに対する耐性を向上させている。そのため、無機層13cは、疎膜Bを含まない場合と比較して、全体として曲げに対する耐性が高い。一方で、無機層13cは、疎膜Bよりも密度の大きい密膜A及び密膜Cを有するため、層全体の密度を低くした場合(層全体の密度を疎膜Bと同等にした場合)と比較して、外部からの水分の侵入を抑制しやすい。密膜A及び密膜Cを有すことにより、無機膜13cの層の厚さ全体を厚くすることなく、水分の侵入を抑制できるため、表示装置100全体としての厚さを抑え、装置の小型化も実現できる。なお、無機層13cを含む封止層13は、表示装置100の全面に設けられている必要はなく、少なくとも発光素子層12を覆うように表示領域Mに設けられているとよい。
以上説明したように、第1実施形態に係る表示装置100においては、曲げに対する耐性を確保しつつ、装置内部への水分の侵入を抑制することができる。具体的には、無機層13cが疎膜Bを有するため、曲げに対する耐性を確保でき、無機層13cが密膜A、Cを有するため、装置内部への水分の侵入を抑制することができる。その結果、有機EL層12aが水分の影響を受けて劣化することを抑制し、装置の寿命の低下を抑えることができる。
なお、以上の説明では、疎膜Bは、密膜A及び密膜Cと比較して、密度が小さい膜であるとの説明を行ったが、別の観点から説明すると、疎膜Bは、密膜A及び密膜Cと比較して、屈折率が小さい膜であるともいえる。
さらに、図4を参照して、第1実施形態に係る表示装置の製造方法について説明する。図4は、第1実施形態に係る表示装置の製造方法について説明するフローチャートである。
まず、回路層を含む基板11を用意する(ステップST1)。次に、基板11上に、バンク層14及び発光素子層12を成膜する(ステップST2)。さらに、発光素子層12上に、シリコンと、アンモニアガスと、窒素ガスとを成分に含む材料を用いて、化学蒸着法(Chemical Vapor Deposition、以下CVD法という)により、窒化ケイ素からなる無機層13aを成膜する(ステップST3)。CVD法としては、原料ガスをプラズマ化させて化学反応を生じさせるプラズマCVD法を採用するとよい。なお、この工程においては、窒素ガスは圧量調整のために用いており、シリコンとアンモニアガスの反応により窒化ケイ素が生成される。無機層13aは、発光素子層12の形状に沿った形状で形成される。さらに、無機層13a上に、アクリル樹脂からなる有機層13bを成膜する(ステップST4)。なお、樹脂材料からなる有機層13bの表面は平坦な形状となる。次に、封止層13の最上層である窒化ケイ素からなる無機層13cを、平坦な表面を有する有機層13b上に成膜する。
ここで、無機層13cの成膜方法の詳細について説明する。無機層13cは、無機層13aと同様に、シリコンと、アンモニアガスと、窒素ガスとを成分に含む材料を用いて、CVD法で形成する。まず、有機層13b上に、CVD法により密膜Aを成膜する(ステップST5)。密膜Aの成膜は、無機層13aと同様の工程で、かつ同じ比率の原料を用いて行うとよい。そして、密膜A上に、CVD法により疎膜Bを成膜する(ステップST6)。この際、密膜Aよりも密度を小さくするために、アンモニアガスの比率を上げることにより、水素ガスの比率を上げる。水素ガスは層内部に残留するため、水素ガスの比率を上げると無機層13c内部のSiN結合の数が減り、結果として、無機層13cの密度が下がる。これにより、密膜Aよりも密度の小さい疎膜Bが成膜される。さらに、密膜Aと同様の工程で、かつ同じ比率の原料を用いて、疎膜B上に密膜Cを成膜する(ステップST7)。以上の工程により、TFT基板10の製造が完了する。以上説明したように、密膜A、Cの成膜と、疎膜Bの成膜は、同一の原料を用いて行ったが、その比率を変えることにより、密度に差異を設けた。
なお、密度の小さい疎膜Bを形成する方法は、アンモニアガスの比率を上げることに限られず、成膜中に別途水素ガスを添加する工程を追加することにより行っても構わない。すなわち、無機層13c中の水素ガスの比率を上げことができる方法であれば、他の方法を用いても構わない。なお、添加する物質は、水素ガスに限られるものではなく、無機層13c内部に残留するものであり、有機EL層12aに影響を及ぼしいくいものであれば、他の物質であっても構わない。また、無機層13a、13cの成膜は、CVD法に限られるものではなく、スパッタリング法やALD(Atomic Layer Deposition)法など他の方法を用いても構わない。
ステップST7が完了した後、充填材30を介して、TFT基板10に対向するように、対向基板20を設ける。以上説明した工程を経て、第1実施形態に係る表示装置100の製造が完了する。
次に、図5を参照して、第2実施形態に係る表示装置200について説明する。第2実施形態に係る表示装置200は、無機層13aの積層構造が異なることを除いて、表示装置100と同様の構成である。表示装置200においては、無機層13aの積層構造を、無機層13cの積層構造と同様とした。なお、表示装置200の外観は、図1を参照して説明した表示装置100と同様であり、発光原理に関しても表示装置100と同様である。後述する表示装置300、400、500についても同様である。以下、表示装置100と異なる構成についてのみ説明を行い、共通する構成についてはその説明を省略する。
第2実施形態において、図5に示すように、無機層13aは、発光素子層12上に設けられる密膜Dと、密膜D上に設けられ、密膜Dよりも密度の小さい疎膜Eと、疎膜E上に設けられ、疎膜Eよりも密度の大きい密膜Fとが積層して構成される。疎膜Eは、密膜D、Fよりも水素ガスを多く含む。なお、密膜D,Fについては、密膜A,Cと同様の工程で、かつ同じ比率の原料を用いて成膜すればよく、疎膜Eについては、疎膜Bと同様の工程で、かつ同じ比率の原料を用いて成膜すればよい。なお、無機層13aは、発光素子12層上に設けられるため、上部電極12cの形状に沿った形状となる。
以上説明したように、第2実施形態においては、封止膜13の最上層である無機層13cのみでなく、無機層13aに関しても、他の領域よりも密度の小さい領域を設けた。そのため、曲げに対する耐性をより高くすることができる。なお、第2実施形態においては、無機層13aは、密膜と疎膜で分けられた3つの膜で構成されるものについて示したが、密度の異なる膜が明確に分けて設けられている必要はなく、厚さ方向において、連続的又は段階的に密度が変化する構成であってもよい。
次に、図6を参照して、第3実施形態に係る表示装置300について説明する。第3実施形態に係る表示装置400は、無機層13cの積層構造が異なることを除いて、表示装置100と同様の構成である。以下、表示装置100と異なる構成についてのみ説明を行い、共通する構成についてはその説明を省略する。
第3実施形態において、図6に示すように、封止層13の最上層である無機層13cは、有機層13b上に設けられる疎膜Bと、疎膜B上に設けられ、疎膜Bよりも密度の大きい密膜Cを有する。すなわち、無機層13cに関して、上方から密膜C、疎膜B、密膜Aの3つの膜が積層してなる表示装置100と異なり、表示装置300は、上方から密膜C、疎膜Bの2つの膜が積層してなる構成を採用する。
なお、最上層である無機層13cは、密膜と疎膜で分けられた2つの膜で構成されるものに限られるものではなく、厚さ方向において、連続的又は段階的に密度が変化する構成であってもよい。例えば、無機層13cは、厚さ方向において、発光素子層12側に近づくにつれて次第に密度が小さくなるような層であってもよい。
なお、第3実施形態においては、無機層13cの最上層の膜を密膜Cとし、その下方に疎膜Bを設ける構成としたが、無機層13cの最上層の膜を疎膜Bとし、その下方に密膜Cを設ける構成としても構わない。最上層の方がより応力がかかりやすいところ、最上層を疎膜Bにすることで、曲げに対する耐性をより高くすることができる。
なお、無機層13cを密膜Cと疎膜Bの2つの膜からなるとする構成は、無機層13aに適用してもよい。すなわち、無機層13aが、発光素子層12上に形成される疎膜と、その疎膜上に形成され、その疎膜よりも密度の大きい密膜とを有する構成であってもよい。
次に、図7を参照して、第4実施形態に係る表示装置400について説明する。第4実施形態に係る表示装置400は、封止層13において、有機層13bと無機層13cの間に、有機層及び無機層をさらに設けたことを除いて、表示装置100と同様の構成である。具体的には、第4実施形態においては、封止層13として、第1実施形態で示した下層から順に無機層13a、有機層13b、無機層13cが積層される3層構造ではなく、下層から順に無機層13a、有機層13b、無機層13d、有機層13e、無機層13cが積層される5層構造の層を採用した。以下、表示装置100と異なる構成についてのみ説明を行い、共通する構成についてはその説明を省略する。
無機層13dは、表示装置100の無機層13cと同様の積層構造を有する。すなわち、無機層13dは、密膜Aと、密膜A上に設けられ、密膜Aよりも密度の小さい疎膜Bと、疎膜Bよりも密度の大きい密膜Cとを有する。
表示装置400においては、上述したように5層構造の積層構造を採用するため、3層構造を採用する表示装置100と比較して、装置内部への水分の侵入をより抑制しやすい構成といえる。また、無機層13dは、他の領域よりも密度の小さい疎膜Bを有するため、その分封止層13全体としての曲げに対する耐性を確保できる。
なお、第1〜4実施形態で示した無機層13aが本発明の第1無機層に対応し、有機層13bが本発明の有機層に対応し、無機層13cが本発明の最上層である第2無機層に対応し、密膜Cが本発明の第1密膜に対応し、疎膜Bが本発明の第1疎膜に対応する。また、第1〜第3実施形態で示した無機層13cに含まれる密膜Aが本発明の第2密膜に対応する。また、第2実施形態で示した無機層13aに含まれる密膜Fが本発明の第3密膜に対応し、疎膜Eが本発明の第2疎膜に対応する。
10 TFT基板、11 基板、11a 駆動TFT、11b 保持容量、11c スイッチングTFT、12 発光素子層、12a 下部電極、12b 有機EL層、12c 上部電極、13 封止層、13a 無機層、13b 有機層、13c 無機層、13d 無機層、13e 有機層、14 バンク層、20 対向基板、30 充填材、100,200,300,400 表示装置、A 密膜、B 疎膜、C 密膜、D 密膜、E 疎膜、F 密膜、M 表示領域、N 額縁領域、P 単位画素、Sc 画素制御回路。

Claims (17)

  1. 発光素子層と、
    前記発光素子層上に設けられ、複数の層を含む封止層と、
    を有し、
    前記複数の層は、少なくとも、前記発光素子層上に設けられる第1無機層と、前記第1無機層上に設けられる有機層と、前記有機層上に設けられる第2無機層を有し、
    前記第2無機層は、厚さ方向における密度が異なることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第2無機層は、第1密膜と、前記第1密膜よりも下方に設けられ、前記第1密膜よりも密度の小さい第1疎膜を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第2無機層は、前記第1疎膜よりも下方に、前記第1疎膜よりも密度の大きい第2密膜をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1疎膜は、前記第1密膜よりもガスを多く含む膜であることを特徴とする請求項2又は3に記載の表示装置。
  5. 前記ガスは水素ガスであることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記第1疎膜は、前記第1密膜よりも屈折率が小さいことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記第2無機層は、厚さ方向における密度が、前記発光素子層側に近づくにつれて小さくなるように連続的に変化していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記第2無機層は、厚さ方向における密度が、前記発光素子層側に近づくにつれて小さくなるように段階的に変化していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  9. 前記第1無機層は、厚さ方向における密度が異なることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 前記第1無機層は、第3密膜と、前記第3密膜よりも下方に設けられ、前記3密膜よりも密度の小さい第2疎膜とを有することを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記2疎膜は、前記第3密膜よりもガスを多く含む膜であることを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記2疎膜は、前記第3密膜よりも屈折率が小さいことを特徴とする請求項10又は11に記載の表示装置。
  13. 前記第1無機層は、厚さ方向における密度が、前記発光素子層側に近づくにつれて小さくなるように連続的に変化していることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  14. 前記第1無機層は、厚さ方向における密度が、前記発光素子層側に近づくにつれて小さくなるように段階的に変化していることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  15. 基板を用意する工程と、
    前記基板上に、発光素子層を設ける工程と、
    前記発光素子層上に、複数の層を含む封止層を設ける工程と、
    を有し、
    前記封止層を設ける工程は、
    前記発光素子層上に、第1無機層を設ける工程と、
    前記第1無機層上に、有機層を設ける工程と、
    前記複数の層の最上層に、厚さ方向における密度が異なる第2無機層を設ける工程と、
    を含むことを特徴とする表示装置の製造方法。
  16. 前記第2無機層を設ける工程は、
    前記有機層上に、第1密膜を設ける工程と、
    前記第1密膜上に、前記密膜よりも密度の小さい疎膜を設ける工程と、
    前記疎膜上に、前記疎膜よりも密度の大きい第2密膜を設ける工程と、
    を含むことを特徴とする請求項15に記載の表示装置の製造方法。
  17. 前記疎膜を設ける工程は、
    前記第1密膜よりも密度を小さくするために、ガスを注入する工程を含むことを特徴とする請求項16に記載の表示装置の製造方法。
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