JP2017146631A - 電子機器、およびその制御方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】バリアングル液晶を有するデジタルカメラにタッチ液晶適用した場合でも好適なタッチ操作を得ること。【解決手段】バリアングル液晶を本体装着時は両側にタッチ操作用メニューを表示、バリアングルを開いたときは軸側から遠い側にメニューを表示する。これにより、バリアングル液晶の開と閉に応じて、電子機器本体をしっかりホールドした状態で、タッチ液晶の操作を素早く正確に行うことが可能となる。【選択図】図5
Description
本発明は、タッチ操作が可能かつ可動可能なバリアングル・タイプの表示部を備えた電子機器、その制御方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラ(デジカメ)やビデオカメラ等の撮影装置は、装置の設定や撮影画像の確認用に液晶表示部(LCD)を備えている。
また、この液晶表示部には、「バリアングル」と呼ばれる、液晶表示部のみを翼のように開いて自由に角度を変えることが可能となっているものがある。バリアングルの角度調整によりロー・アングルまたはハイ・アングル撮影時の撮影対象の視認が可能である。
また、最近では、「ミラーレス一眼」と呼ばれる、光学ファインダーを備えず装置本体の液晶表示部のライブビューのみで撮影を行う撮影装置が登場している。このミラーレス一眼のライブビューを行う液晶表示部に上記バリアングルを備えた撮影装置も登場している。
また、デジカメにタッチ操作可能な液晶表示部(タッチ液晶パネル)を備え、装置の設定やタッチシャッター操作や撮影結果の確認などを行うことのできるデジカメも増え始めている。
さらに、最近ではミラーレス一眼で、ライブビューを行う液晶表示部にタッチ操作可能なタッチ液晶パネルを利用し、かつ該液晶表示部にバリアングルを備えている撮影装置も登場している。この撮影装置ではバリアングルを閉じた(本体に装着した)状態とバリアングルを開いた状態とで、同じ画面表示を提供している。
特許文献1には、バリアングルを備えた液晶表示部を有するデジタルカメラの記載がある。該液晶表示部はタッチ液晶パネルであり、本体収納時に本体背面にある操作スイッチと同じ機能をタッチ液晶パネルの操作キーとして切り換え表示を行う。バリアングルの開のときまたは、収納時で表示切り換えのときには通常メニューを表示する。表示の切り換えはタッチ液晶パネルのアイコンタッチで行うとの記載がある。
一眼デジカメのタッチ液晶パネルの液晶表示部をバリアングルで構成した場合を考える。一眼デジカメは交換レンズ等のため重量がありカメラをしっかりグリップする必要がある。一眼デジカメをグリップした状態で指によるタッチ操作を行うために、液晶表示部の両脇にメニューを表示すると良いが、バリアングルを開くと、両脇のうちカメラ本体と接続される(軸)側はタッチし難くなる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、撮影装置の液晶表示部として、タッチ液晶パネルとバリアングルとを適用した場合、バリアングルにおけるライブビューや装置の設定のタッチ操作の操作性の向上を目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る電子機器は以下の構成を備える。即ち、
バリアングル表示部と本体部を有する電子機器であって、
前記バリアングル表示部に設けられたタッチパネルと、
前記バリアングル表示部の前記本体部に対する位置を検知する検知手段と、
前記バリアングル表示部の第1の領域に表示情報を表示または、前記バリアングル表示部の第2の領域に前記表示情報を表示する表示制御手段と、を有し、
前記第1の領域は、前記バリアングル表示部と前記本体部の接続される側に設けられ、前記第2の領域は前記接続される側と離れた側に設けられ、
前記検知手段が、前記バリアングル表示部が前記本体部への収納位置である第1の位置であると検知した場合には、前記表示制御手段は前記第1の領域に前記表示情報を表示し、
前記検知手段が、前記バリアングル表示部が前記本体部から開いた状態である第2の位置であると検知した場合には、前記表示制御手段は前記第1の領域から前記第2の領域に前記表示情報を表示を変更する。
バリアングル表示部と本体部を有する電子機器であって、
前記バリアングル表示部に設けられたタッチパネルと、
前記バリアングル表示部の前記本体部に対する位置を検知する検知手段と、
前記バリアングル表示部の第1の領域に表示情報を表示または、前記バリアングル表示部の第2の領域に前記表示情報を表示する表示制御手段と、を有し、
前記第1の領域は、前記バリアングル表示部と前記本体部の接続される側に設けられ、前記第2の領域は前記接続される側と離れた側に設けられ、
前記検知手段が、前記バリアングル表示部が前記本体部への収納位置である第1の位置であると検知した場合には、前記表示制御手段は前記第1の領域に前記表示情報を表示し、
前記検知手段が、前記バリアングル表示部が前記本体部から開いた状態である第2の位置であると検知した場合には、前記表示制御手段は前記第1の領域から前記第2の領域に前記表示情報を表示を変更する。
本発明によれば、電子機器の液晶表示部をタッチ液晶パネルとバリアングルで構成した場合に、バリアングルの装置本体装着時には、液晶表示部の両側にメニューを表示することにより、両指で素早く正確なメニュー選択と決定を可能とする。またバリアングルを開いたときには、タッチし難い装置本体とバリアングルの接続側から離れた側にアイコン・メニューを表示する。これにより、操作者に、装置本体とバリアングルの接続側の手で電子機器本体をしっかり保持させながら、もう一方の手で正確なタッチ操作を行わせることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。尚、説明文の符号について、特に断りがない限りは実施形態の共通または類似部分について共通の符号を付することで、重複説明を省略するものとする。
図1は本発明の電子機器の一実施形態としての撮影装置(一眼デジカメ)の外観図である。
図1において、(a)は撮影装置(一眼デジカメ)のレンズ側から見た外観図であり、(b)はレンズ側の裏面の光学ファインダーとタッチ液晶表示部側から見た外観図である。1001は撮影装置(一眼デジカメ)の本体である。1002は撮影装置1001を手でホールドするためのグリップである。1003は着脱可能な交換レンズである。1004は撮影を行うシャッターボタンである。1005は撮影対象を見る光学ファインダーである。1006はタッチ操作可能な液晶パネル(タッチ操作表示部)である。1007と1008は撮影装置(一眼デジカメ)の設定を行うメカニカル・スイッチである。本発明の撮影装置はデジタルカメラまたはビデオカメラとして機能することが可能である。液晶パネル1006はバリアングル可能であり、図1では撮影装置本体の収納位置(バリアングル閉の位置)にある。
図2は本実施の撮影装置(一眼デジカメ)におけるバリアングルの開状態を示す外観図である。
図2において、図1のタッチ操作可能な液晶パネル(タッチ操作表示部)1006がバリアングル液晶として、図1の本体装着状態から翼のように開いた状態を示している。図1との違いはバリアングル(タッチ操作表示部)1006が、図1では撮影装置本体1001に装着状態であったが、図2では翼のように開いた状態を示している。バリアングル(タッチ操作表示部)1006は翼のように開いた状態で角度を自在に変えることが可能となっている。
尚、本実施形態において、タッチ操作表示部とバリアングルは特に断りがない限り、同じ1006を指すものとする。また、バリアングル、バリアングル液晶、バリアングル表示部のいずれも同じ1006を意味するものとする。またバリアングル1006が開いている場合に撮影装置1001を撮影装置本体、本体部と呼ぶ場合もある。
図3は本発明の撮影装置を利用した撮影スタイルを説明する図である。
図3の(a)は通常の撮影スタイルであり、本体に装着したバリアングル(タッチ操作表示部)1006でライブビューを見ながら撮影する。図3の(b)はロー・アングル撮影時の撮影スタイルである。バリアングル(タッチ操作表示部)1006の角度を変えることにより撮影装置1001をロー・アングルに構えつつ、ライブビュー画面により撮影対象を確認しながらの撮影が可能となる。図3の(c)はハイ・アングル撮影時の撮影スタイルである。図3の(c)はバリアングル液晶(タッチ操作表示部)1006の角度を変えることにより撮影装置1001をハイ・アングルに構えつつ、ライブビュー画面により撮影対象を確認しながらの撮影が可能となる。
図4は本実施形態における撮影装置(一眼デジカメ)1001の構成例を示すブロック図である。尚、本発明の撮影装置はデジタルカメラまたはビデオカメラとして機能することが可能である。
図3において3001は交換可能なフォーカスレンズを含む撮影レンズ、3002は絞り機能を有するシャッターである。尚、レンズ3001は、図1における1003に対応している。3003は、レンズ3001を操作することによるAF(オートフォーカス)機能と光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等とを有する撮像部である。3004はA/D変換器でありアナログ信号をデジタル信号へ変換する。A/D変換器3004は、撮像部3003から出力されるアナログ信号をデジタル信号へ変換するために用いられる。
3005は画像処理部であり、A/D変換器3004からのデータ、または、メモリ制御部3007からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部3005では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部3013が露光制御、測距制御をおこなう。これにより、レンズ3001と撮影部3002を駆動することによるAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出処理)、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部3005では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
1006はタッチ操作可能なタッチ操作表示部である。タッチ操作表示部1006はタッチ操作を検知するタッチ操作部3011と表示を行う液晶表示部3010で構成され、1枚の表示パネル(タッチ液晶パネル)で提供される。タッチ操作表示部1006は装置のユーザインターフェースを提供する。
A/D変換機3004からの出力データは、画像処理部3005およびメモリ制御部3007を介して、あるいは、メモリ制御部3007を介してメモリ3008に直接書き込まれる。メモリ3008は、撮像部3003によって得られA/D変換器3004によりデジタルデータに変換された画像データや、液晶表示部3010に表示するための画像データを格納する。メモリ3008は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。液晶表示部3010に撮像している画像データをリアルタイムで表示することによりライブビュー機能を適用する。
また、メモリ3008は画像表示用のビデオメモリを兼ねている。3006はD/A変換機であり、メモリ3008に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して液晶表示部3010に供給する。こうして、メモリ3008に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換機3006を介して液晶表示部3010により表示される。液晶表示部3010は、タッチ操作部3011と1枚の表示パネルで構成されるタッチ操作可表示部1006として、D/A変換器3006からのアナログ信号に応じた表示を行う。
不揮発性メモリ3015は、電気的に消去可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ3015には、システム制御部3013の動作用のパラメータ、ファームウェア・プログラム等が記憶される。ここでいうファームウェア・プログラムとは、本発明の実施形態で説明する各種フローチャートをプロセッサが実行するためのプログラムのことである。
3013はシステム制御部であり、撮影装置(一眼デジカメ)1001全体を制御するプロセッサである。前述した不揮発性メモリ3015に記憶されたファームウェア・プログラムを実行することで、後述する本発明の実施形態を実現する。3016はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ3016はシステム制御部3013がワークエリアとして利用する。システムメモリ3016には、システム制御部3013の動作用のパラメータ、不揮発性メモリ3015から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部3013はメモリ3008、D/A変換器3006、タッチ操作表示部1006等を制御することにより表示制御、タッチ入力制御も行う。
タッチ操作部3011、メカニカルSW(スイッチ)3022、第1シャッター3021、第2シャッター3021はシステム制御部3013に各種の動作の指示を入力するための操作手段である。第1シャッタースイッチ3021は撮影装置(一眼デジカメ)1001に設けられたシャッターボタン1004の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備動作指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オ―トフォーカス)処理、EF(フラッシュプリ発行)処理等の動作(以下、これらのうち少なくとも一つを撮影準備動作と称する)を開始する。これらの処理はシステム制御部3013の制御によって行われる。
第2シャッタースイッチ3020は、シャッターボタン1004の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部3013は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部3003からの信号読み出しから記録媒体3017に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
メカニカルSW3022またはタッチ操作部3011の操作により、システム制御部3013の動作モードを静止画および動画を記録可能な撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。また、タッチ操作部3011の操作により、液晶表示部3010に表示される種々の機能アイコンをタッチ操作により選択操作する。このタッチ操作については後で詳細に説明する。また、メカニカルSW3022の操作により、液晶表示部3010に表示される種々の機能アイコンを選択操作することにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が液晶表示部3010に表示される。操作者は、液晶表示部3010に表示されたメニュー画面と方向キーやSETボタンを用いて各種設定を行う。
尚、メカニカルSW3022またはタッチ操作部3011は同等の操作設定を可能であるが、メカニカルSWを廃して、後述するタッチ操作部3011による操作設定のみとする構成にしても良い。尚、メカニカルSW3022は、図1では1007または1008が対応する。
3023はバリアングル状態検出部である。バリアングル状態検出部3023はバリアングル(タッチ操作表示部)1006が本体装着状態(図1)であるか、バリアングル開の状態(図2)であるかを検知する。また、バリアングル状態検出部3023は、バリアングル開の状態(図2)におけるバリアングルの角度(図3の説明参照)を検出する。システム制御部3013は、バリアングル状態検出部3023が検出するバリアングル(タッチ操作表示部)1006の状態に対応して、液晶表示部3010の表示を変更する。
3018は電源制御部であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部3018は、その検出結果及びシステム制御部3013の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体3017を含む各部へ供給する。
3014は電源部であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる。3012はメモリカードやハードディスク等の記録媒体3017とのインターフェースである。記録媒体3017は、メモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
タッチ操作表示部1006は、液晶表示部3010に対するタッチ操作を検出可能なタッチ操作部(タッチパネル)3011を有する。タッチ操作表示部1006は、タッチ操作部3011と液晶表示部3010とで一体的に構成されている。例えば、タッチ操作部3011を光の透過率が液晶表示部3010の表示を妨げないように構成し、液晶表示部3010の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチ操作部3011における入力座標と、液晶表示部3010上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかも操作者が液晶表示部3010上に表示された画面を直接操作可能であるかのようなGUIを構成する。
システム制御部3013はタッチ操作部3011への以下の操作を検出できる。
・タッチ操作部3011を指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと呼ぶ)。
・タッチ操作部3011を指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと呼ぶ)。
・タッチ操作部3011を指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと呼ぶ)。
・タッチ操作部3011を指やペンで触れたまま素早く払うように移動すること(以下、フリックと呼ぶ)。
・タッチ操作部3011へ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと呼ぶ)。
・タッチ操作部3011に何も触れていない状態(以下、タッチオフと呼ぶ)。
・タッチ操作部3011に指やペンをタッチダウンしてから、ゆっくりと表示オブジェクトを移動させるようにムーブをした後、タッチアップをすること(以下、ドラッグと呼ぶ)。
・タッチ操作部3011を指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと呼ぶ)。
・タッチ操作部3011を指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと呼ぶ)。
・タッチ操作部3011を指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと呼ぶ)。
・タッチ操作部3011を指やペンで触れたまま素早く払うように移動すること(以下、フリックと呼ぶ)。
・タッチ操作部3011へ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと呼ぶ)。
・タッチ操作部3011に何も触れていない状態(以下、タッチオフと呼ぶ)。
・タッチ操作部3011に指やペンをタッチダウンしてから、ゆっくりと表示オブジェクトを移動させるようにムーブをした後、タッチアップをすること(以下、ドラッグと呼ぶ)。
タッチ操作部3011上に指やペンが触れている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部3013に通知され、システム制御部3013は通知された情報に基づいてタッチ操作部3011上にどのような操作が行われたかを判定する。
タッチ操作部3011は、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
<第1の実施形態>
第1の実施形態におけるバリアングルの状態による表示方法について説明する。
図5は本実施形態における液晶表示部のバリアングルの状態(本体装着、バリアングル開)ごとの画面の表示状態を示す図である。
第1の実施形態におけるバリアングルの状態による表示方法について説明する。
図5は本実施形態における液晶表示部のバリアングルの状態(本体装着、バリアングル開)ごとの画面の表示状態を示す図である。
図5の(a)は、バリアングル(タッチ操作表示部)1006が撮影装置本体1001に装着された状態におけるタッチ操作表示部(タッチ操作可能な液晶パネル)に対する両手指によるタッチ操作を示している。
タッチ操作表示部1006の画面の左側の領域と右側の領域にそれぞれメニューアイコン5101と5102を表示している。操作者は、この左側のメニューアイコン5101と右側のメニューアイコン5102に対してタッチ操作を行い、撮影設定や装置の設定を行う。メニューアイコンは表示情報に相当する。
図5の(b)は、バリアングル(タッチ操作表示部)1006が撮影装置本体1001から翼のように開かれた状態におけるタッチ操作表示部(タッチ操作可能な液晶パネル)に対するタッチ操作を示している。バリアングル開状態の撮影位置では、右手は撮影装置本体1001を右手でホールドしつつ左手でバリアングル1006でメニューアイコン操作を行い撮影設定の変更などを行う。
図5の(a)のバリアングル(タッチ操作表示部)1006が撮影装置本体に装着された状態(バリアングル閉の状態)では、操作者は両手の指でタッチ操作を行う。それに対し、図5の(b)のバリアングル開の状態では、撮影装置本体1001とバリアングル1006を接続する軸に近い液晶面はタッチ操作がし難くなる。これは撮影装置1001をホールドした状態では指の動かせる範囲が制限されるためである。
そこで本実施形態では、バリアングル開状態では、撮影装置本体1001とバリアングル1006を接続する軸に近い右側のタッチメニュー5102を消去している。操作者は右手でのホールド状態を保ちながら、比較的自由度のある左手の指による左側のタッチメニュー5101を利用して、撮影設定や装置の設定を行うことが可能となる。
図6は本実施形態における撮影装置(一眼デジカメ)の基本動作(撮影待機と撮影動作)を示すフローチャート図である。
尚、各ステップの動作の主体はシステム制御部3013であり、すなわち撮影装置全体を制御するプロセッサが行う。
S601は撮影モードの開始である。操作者によるメカニカルSW1007による装置の電源オンや、メカニカルSW1007やタッチ操作表示部1006による撮影装置(一眼デジカメ)に対するモード選択により撮影モードへ移行する。
S602は撮影待機状態である。操作者が撮影装置(一眼デジカメ)を手で持ち、シャッターチャンスを伺う状態である。
S603はタッチ操作表示部1006で、操作者が例えば図5で示すようなタッチ操作を行った場合の処理を表す。S603の処理は図7、図8、図9を用いて後で詳細に説明する。
S604は撮影処理である。操作者がシャッターボタン1004(第1シャッタースイッチ3021、第2シャッタースイッチ3020)の操作により静止画または動画の撮影を行う。
S605は終了判定処理である。YESの場合は撮影モードを終了するS606、NOと判定された場合はS602へ飛ぶ。S605の終了判定処理では、操作者によるメカニカルSW1007やタッチ操作表示部1006によるモード選択による撮影モードの終了または装置の電源オフかどうかで終了判定を行う。またはS605の終了判定処理では、操作者による操作の他に、一定時間操作がなかったことによるスリープモード(スタンバイモード)への移行でも撮影モードの終了と判断する。
図7は本実施形態における液晶表示部のバリアングルの状態(本体装着、バリアングル開)を示すフローチャート図である。尚、各ステップの動作の主体はシステム制御部3013であり、すなわち撮影装置全体を制御するプロセッサが行う。
S701はタッチ操作表示部(バリアングル)1006の状態チェックの開始である。
S702はタッチ操作表示部(バリアングル)1006が表示モードであるかないかを判断する。表示モードでない場合とは、操作者の措置設定により表示が意図的にオフ(非表示)に設定されている場合、あるいは節電モードでタイマなどにより表示が消えている場合などがある。YESであればS703に進み、NOの場合はS706へ進む。
S703はタッチ操作表示部(バリアングル)1006が開状態位置であるかを判断する。YESであればS704へ進み、NOであればS705へ進む。
S704はタッチ操作表示部1006をバリアングルモード(バリアングル開状態)で表示を行う。S704のバリアングルモードの表示の詳細は後述(図9の説明)する。S704の処理が終わるとS706へ進む。
S705はタッチ操作表示部(バリアングル)1006を本体装着モードで表示を行う。尚、S705の本体装着モードの表示の詳細は後述(図8の説明)する。
S706ではタッチ操作表示部(バリアングル)1006の状態チェックの処理を終了する。
図8は本実施形態における液晶表示部(バリアングル)が本体装着状態(バリアングル閉状態)におけるタッチ操作用の表示を示すフローチャート図である。尚、各ステップの動作の主体はシステム制御部3013であり、すなわち撮影装置全体を制御するプロセッサが行う。
S801は液晶表示部(バリアングル)が本体装着状態におけるタッチ操作用の表示の処理開始である。
S802はタッチ操作表示部(バリアングル)1006の表示をリセットして画面の初期化を行う。
S803では、例えば図5の(a)のように、画面の両側にメニューアイコンの表示を行う。
S804では画面の左側のメニューアイコンの1つがタッチされたかを判定する。S804は、例えば図5の(a)のメニューアイコン5101のいずれか1つがタッチ操作されたかを判断する。YESであればS806へ進み、NOであればS805へ進む。
S805は、例えば図5の(a)のメニューアイコン5012のいずれか1つがタッチされたかを判断する。YESであればS806へ進み、NOであればS803へ戻る。
S806は、S804またはS805で決定された撮影モードを決定し実行し、S807へ進む。S807では本体装着状態におけるタッチ操作用の表示の処理を終了する。
図9は本実施形態における液晶表示部がバリアングル開の状態におけるタッチ操作用の表示を示すフローチャートである。尚、各ステップの動作の主体はシステム制御部3013であり、すなわち撮影装置全体を制御するプロセッサが行う。
S901はバリアングル開の状態におけるタッチ操作用の表示処理の開始である。
S902は開状態のバリアングル(タッチ操作表示部)1006が反転位置であるかを判断する。バリアングル開状態の通常位置は図2の状態である。バリアングルの反転位置とは、バリアングル1006の液晶表示部がレンズ1003側に表示面を向けた状態(不図示)のことである。S902でYESであればS904へ進み、NOであればS903へ進む。
S903では、バリアングル開状態であるのに対応してメニューアイコン表示位置を変更する。具体的には5101を表示し、5102を消去する。これは図5の説明に対応する動作である。即ち、バリアングル開状態では、表示部において、操作者がタッチ操作し難い撮影装置本体とバリアングルの接続側に近い側のメニューアイコンを消し、該接続側から離れた側にアイコン・メニューを表示することになる。即ち、撮影装置本体とバリアングルの接続側とは逆側の表示部の辺にメニューアイコンを表示する。S903の表示変更処理が終わるとS905へ進む。
S904はバリアングルが反転位置において表示の天地を反転する。これは上述したバリアングルの反転位置が、通常位置の図2に対して物理的に天地が逆になるためである。S904の処理が終わるとS906へ進む。
S905はメニューアイコン5101のいずれか1つがタッチ操作されたかを判断する。YESであればS907へ進み、NOであればS903へ戻る。
S906はメニューアイコン5101のいずれか1つがタッチ操作されたかを判断する。YESであればS908へ進み、NOであればS904へ戻る。
S907はS905で選択された撮影モードを決定しS909へ進む。
S908はS906で選択された撮影モードを決定しS909へ進む。
S909ではバリアングル開の状態におけるタッチ操作用の表示処理を終了する。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態における、バリアングルの状態による表示変更の方法について説明する。
次に、第2の実施形態における、バリアングルの状態による表示変更の方法について説明する。
第1の実施形態では、バリアングルが本体装着状態(バリアングル閉状態)ではタッチ操作表示部の両側にメニューアイコンを表示していた。そして、バリアングルが開状態では、操作者のタッチ操作がし難くなる、バリアングルと撮影装置を接続する軸側のメニューアイコンを消していた。しかし、一部のメニューアイコンを消してしまうことで、バリアングルで撮影対象の映像をリアルタイムで見ながら、素早く撮影モードを変更する場合に、変更可能な撮影モードが減ってしまう。本実施形態は、操作者のタッチ操作がし難い側へのメニューアイコン表示を避けながら、かつ、操作可能なメニューアイコン数を減らさないというものである。
図10は本実施形態における液晶表示部のバリアングルの状態(本体装着、及び、バリアングル開)ごとの画面の表示状態を示す図である。
図10の(a)は第1の実施形態におけるバリアングルが本体装着状態(図5の(a))と同じため、説明を省略する。1001は撮影装置本体、1006はバリアングル(タッチ操作表示部)、5101と5102はメニューアイコンである。
図10の(b)は図10の(a)からバリアングル1006を開いたときの本実施形態における画面の表示状態を示している。図10の(b)では、バリアングルと撮影装置の接続軸側に近いアイコン5102を消すのは第1の実施形態(図5参照)と同様である。図5の(b)では左側のメニューアイコン10201をタッチ操作で上下にスクロール可能として、バリアングルを開くことで消したメニューアイコン5102の分を、左側のメニューアイコン10201をスクロール表示して選択可能としている。尚、10201のアイコン群の上下にある三角記号と逆三角記号はスクロール可能であることを示している。
図10の(c)は、第1の実施形態におけるバリアングルが本体装着状態の場合(図5の(a))と同様のため、説明を省略する。
図10の(d)は図10の(c)からバリアングル1006を開いたときの本実施形態における画面の表示状態を示している。図10の(d)で、バリアングルと撮影装置の接続軸側に近いアイコン5102を消すのは第1の実施形態(図5参照)と同様である。図10の(b)では、左側メニューアイコン10201をスクロール可能とすることで、バリアングルを開くことで消したメニューアイコン5102の分を補完していた。図10の(d)では消したメニューアイコン分を左側メニューアイコン10401として2列に表示することで補っている。尚、図10の(d)ではアイコンサイズを変えずに表示しているが、アイコンを縮小表示してライブビューの表示面積を減らさないように構成しても良い。また、図10の(d)ではメニューアイコンを2列で表示しているが、それ以上の複数列で表示する構成としても良い。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態における液晶表示部のバリアングル開の状態の画面の表示の変更方法について説明する。
次に、第3の実施形態における液晶表示部のバリアングル開の状態の画面の表示の変更方法について説明する。
第1の実施形態では、バリアングルが本体装着状態(バリアングル閉の状態)ではタッチ操作表示部の両側にメニューアイコンを表示していた。そして、バリアングルが開状態では、操作者がタッチ操作し難くなる、バリアングルと撮影装置を接続する軸側のメニューアイコンを消していた。また、第2の実施形態では、操作し難い側のメニューアイコンを消す替りに、表示される側のメニューアイコンの表示を増やして補完していた。
本実施形態は、バリアングルが開状態では、操作者がタッチ操作し難くなる、バリアングルと撮影装置を接続する軸側のメニューアイコンを、バリアングルの角度に応じた位置に移動させる表示変更の形態である。
図11は本実施形態における液晶表示部のバリアングル開の状態の画面の表示状態を示す図である。バリアングル開の状態には、図3で説明したように、通常のアングルと、ロー・アングル、ハイ・アングルの状態がある。
図11の(a)は本実施形態における、バリアングル1006がハイ・アングル撮影時に適した角度にあるときにおける画面のメニューアイコンの表示状態を示している。図3の(c)で説明したような撮影スタイルがハイ・アングル撮影である。この撮影状態に合わせて操作者がバリアングル1006を見やすい角度に調整する。尚、他の実施形態と同様に、1001は撮影装置本体、5101は左側のメニューアイコンである。11101はハイ・アングル撮影用のメニューアイコンである。図5の(a)で右側のメニューアイコンであった5102を、本実施形態のハイ・アングル撮影のバリアングルの角度を検出することにより、ハイ・アングル撮影で操作者がタッチ操作し易い位置となるように11101へ変更する。即ち、図11の(a)ではメニューアイコンの位置を表示部の下底側に変更している。尚、上記ハイ・アングル撮影のバリアングルの角度の検出は、バリアングル状態検出部3023が検出し、ハイ・アングル撮影用のメニューアイコン11101への表示変更はシステム制御部3013が行う。
図11の(b)は本実施形態における、バリアングル1006がロー・アングル撮影時に適した角度にあるときにおける画面のメニューアイコンの表示状態を示している。図3の(b)で説明したような撮影スタイルがハイ・アングル撮影である。この撮影状態に合わせて操作者がバリアングル1006を見やすい角度に調整する。尚、他の実施形態と同様に、1001は撮影装置本体、5101は左側のメニューアイコンである。12101はロー・アングル撮影用のメニューアイコンである。図5の(a)で右側のメニューアイコンであった5102を、本実施形態のロー・アングル撮影のバリアングルの角度を検出することにより、ロー・アングル撮影で操作者がタッチ操作し易い位置となるようにメニューアイコンの表示を12101へ変更する。即ち、図11の(b)ではメニューアイコンを表示部の上底側に変更している。尚、上記ハイ・アングル撮影のバリアングルの角度の検出は、バリアングル状態検出部3023が検出し、ハイ・アングル撮影用のメニューアイコン12101への表示変更はシステム制御部3013が行う。
なお、システム制御部3013が行うものとして説明した上述の各種制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明を撮像に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、タッチパネル式の表示部が回動可能に構成された電子機器であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1001 撮影装置、1002 グリップ、1003 交換レンズ、
1004 シャッターボタン、1005 光学ファインダー、1006 液晶パネル
1004 シャッターボタン、1005 光学ファインダー、1006 液晶パネル
Claims (12)
- バリアングル表示部と本体部を有する電子機器であって、
前記バリアングル表示部に設けられたタッチパネルと、
前記バリアングル表示部の前記本体部に対する位置を検知する検知手段と、
前記バリアングル表示部の第1の領域に表示情報を表示または、前記バリアングル表示部の第2の領域に前記表示情報を表示する表示制御手段と、を有し、
前記第1の領域は、前記バリアングル表示部と前記本体部の接続される側に設けられ、前記第2の領域は前記接続される側と離れた側に設けられ、
前記検知手段が、前記バリアングル表示部が前記本体部への収納位置である第1の位置であると検知した場合には、前記表示制御手段は前記第1の領域に前記表示情報を表示し、
前記検知手段が、前記バリアングル表示部が前記本体部から開いた状態である第2の位置であると検知した場合には、前記表示制御手段は前記第1の領域から前記第2の領域に前記表示情報を表示を変更することを特徴とする電子機器。 - 前記バリアングル表示部が前記第2の位置であってロー・アングル撮影の位置である場合には、前記第2の領域は前記バリアングル表示部の上底側であり、
前記バリアングル表示部が前記第2の位置であってハイ・アングル撮影の位置である場合には、前記第2の領域は前記バリアングル表示部の下底側であり、
前記バリアングル表示部が前記第2の位置であって前記本体部と並行の撮影位置である場合には、前記第2の領域は前記接続される側と逆側の辺であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - バリアングル表示部と本体部を有する電子機器であって、
前記バリアングル表示部に設けられたタッチパネルと、
前記バリアングル表示部の前記本体部に対する位置を検知する検知手段と、
前記バリアングル表示部の第1の領域に表示情報を表示するとともに前記バリアングル表示部の第2の領域に表示情報の表示を行う表示制御手段と、を有し、
前記第1の領域は、前記バリアングル表示部と前記本体部の接続される側に設けられ、前記第2の領域は前記接続される側と離れた側に設けられ、
前記検知手段が、前記バリアングル表示部が前記本体部への収納位置である第1の位置であると検知した場合には、前記表示制御手段は前記第1の領域と前記第2の領域に表示情報を表示し、
前記検知手段が、前記バリアングル表示部が前記本体部から開いた状態である第2の位置であると検知した場合には、前記表示制御手段は前記第1の領域の表示情報を消去するとともに前記第2の領域に表示情報を表示することを特徴とする電子機器。 - 前記バリアングル表示部が前記第2の位置であるとき、前記表示制御手段は、前記第2の領域に表示する前記表示情報を、複数列で表示する、縮小表示する、スクロール表示する、のうちのいずれかの表示を行うことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
- バリアングル表示部と本体部を有する電子機器の制御方法であって、
前記バリアングル表示部に設けられたタッチパネルと、
前記バリアングル表示部の前記本体部に対する位置を検知する検知工程と、
前記バリアングル表示部の第1の領域に表示情報を表示または、前記バリアングル表示部の第2の領域に前記表示情報の表示を行う表示制御工程と、を有し、
前記第1の領域は、前記バリアングル表示部と前記本体部の接続される側に設けられ、前記第2の領域は前記接続される側と離れた側に設けられ、
前記検知工程で、前記バリアングル表示部が前記本体部への収納位置である第1の位置であると検知した場合には、前記表示制御工程で、前記第1の領域に前記表示情報を表示し、
前記検知工程で、前記バリアングル表示部が前記本体部から開いた状態である第2の位置であると検知した場合には、前記表示制御工程で、前記第1の領域から前記第2の領域に前記表示情報を表示を変更することを特徴とする電子機器の制御方法。 - 前記バリアングル表示部が前記第2の位置であってロー・アングル撮影の位置である場合には、前記第2の領域は前記バリアングル表示部の上底側であり、
前記バリアングル表示部が前記第2の位置であってハイ・アングル撮影の位置である場合には、前記第2の領域は前記バリアングル表示部の下底側であり、
前記バリアングル表示部が前記第2の位置であって前記本体部と並行の撮影位置である場合には、前記第2の領域は前記接続される側と逆側の辺であることを特徴とする請求項5に記載の電子機器の制御方法。 - バリアングル表示部と本体部を有する電子機器の制御方法であって、
前記バリアングル表示部に設けられたタッチパネルと、
前記バリアングル表示部の前記本体部に対する位置を検知する検知工程と、
前記バリアングル表示部の第1の領域に表示情報を表示するとともに前記バリアングル表示部の第2の領域に表示情報を表示する表示制御工程と、を有し、
前記第1の表示手段は、前記バリアングル表示部と前記本体部の接続される側に設けられ、前記第2の領域は前記接続される側と離れた側に設けられ、
前記検知工程で、前記バリアングル表示部が前記本体部への収納位置である第1の位置であると検知した場合には、前記表示制御工程で前記第1の領域と前記第2の領域に表示情報を表示し、
前記検知工程で、前記バリアングル表示部が前記本体部から開いた状態である第2の位置であると検知した場合には、前記表示制御工程で前記第1の領域の表示情報を消去するとともに前記第2の領域に表示情報を表示することを特徴とする電子機器の制御方法。 - 前記バリアングル表示部が前記第2の位置であるとき、前記表示制御工程で、前記第2の領域に表示する前記表示情報を、複数列で表示する、縮小表示する、スクロール表示する、のうちのいずれかの表示を行うことを特徴とする請求項7に記載の電子機器の制御方法。
- 請求項5に記載の制御方法をコンピュータで実行させるためのプログラム。
- 請求項7に記載の制御方法をコンピュータで実行させるためのプログラム。
- 請求項10に記載のプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
- 請求項11に記載のプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016025418A JP2017146631A (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | 電子機器、およびその制御方法、記憶媒体、プログラム |
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- 2016-02-15 JP JP2016025418A patent/JP2017146631A/ja active Pending
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