JP2017142165A - 試験システム - Google Patents

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Abstract

【課題】模擬データ設定用端末がなくても、模擬的な複数の故障を容易に設定することができ、模擬試験を効率的に実施することが可能な試験システムを提供すること。【解決手段】模擬用被試験器は、各々模擬試験による試験結果をスイッチのオン・オフ状態にて設定する模擬情報設定部を備え、試験用端末は、模擬情報設定部での模擬試験設定情報に応じた試験結果の設定内容を登録した模擬試験条件設定テーブルと、模擬用被試験器から取得した模擬試験設定情報における構成品の良否情報に基づき、故障構成品の特定や試験結果の生成を行う故障分離マトリクス情報と、模擬用被試験器から取得した模擬試験設定情報から、模擬試験条件設定テーブルを参照し、構成品の故障の有無と試験結果の生成条件の解析を行う模擬試験情報解析部と、模擬試験情報解析部での解析結果を基に、故障分離マトリクス情報を参照して試験結果を生成する試験結果生成部と、を備える試験システム【選択図】図1

Description

本発明は、無線機等の被試験器の性能を自動測定する試験システムに関する。
航空機に搭載される通信・航法装置などの装置に対しての整備基地での整備作業は、迅速、正確、漏れのないことが必須である。そのため、整備基地では、自動測定が行われる試験システムとして、図9の従来の試験システムの外観図に示すようなシステムが備えられている。この試験システムの操作および被試験器の故障区分判定には、整備担当者の習熟が欠かせない。
従来の試験システム100は、図9に示すように、各種の汎用測定器120(ラックの各段に配置)、信号切換等を行う測定経路切換器140、試験信号切換制御、汎用測定器120の測定モードの設定、測定データの記憶・表示などを行う試験用端末110を主な構成としている。
整備担当者の習熟方法としては、故障した被試験器(試験対象機材)130を試験システム100に接続して試験を行い、試験項目の測定結果の不良発生箇所から被試験器130の故障モジュールを特定するような手順がある。
この場合、整備担当者が行う試験システムの習熟訓練時においては、被試験器に予め識別された不良状況を発生させておく必要があるので、従来は、そのようなことが設定できる訓練用被試験器を備えておき、この訓練用被試験器に対して任意に故障状態を設定させるため、モジュールに故障となるような原因の細工を行っていた。
しかし、実際面で発生する故障は、1つのモジュールで1つの故障原因とは限らず、複数の故障状態が存在することがある。特に複数の機能を有するモジュールに関しては、より多重故障の傾向がある。
そのようなことから、被試験器に予め識別された、あらゆる不良状況を模擬的に発生させておくために、故障毎にモジュールを多数備える必要があった。これは試験システムとして大変非効率であることから、極めて限定的な故障モジュールが備えられた試験システムであった。
なお、故障解析を効率的に行うものとして、自動試験装置による試験結果のデータを遠隔監視して、必要な場所での被試験器の故障分析ができるような自動試験システムが提案されている。(例えば、特許文献1参照)
つまり、従来技術の試験システムは、被試験器が予め識別された、極めて限定的な故障モジュールを備えたものであったため、習熟訓練に際しあらゆる不良状況を模擬的に発生させておくことが不可能であった。
そこで、上記課題を解決するための技術として、特許文献2には、故障毎に故障モジュールを備えておかなくても、試験装置のシステムの操作および被試験器の故障区分の判定が行え、整備担当者の習熟訓練が実施できる試験装置が開示されている。
特許文献2の試験装置は、無線機等の性能の自動測定を行い、該無線機等の被訓練者によって操作される試験用PCが備えられた試験装置であって、前記試験用PCにLAN接続され、前記試験用PCに模擬試験を行わせるため、訓練指導者によって操作される模擬データ設定用PCを備え、前記模擬データ設定用PCは、メモリに記憶された実測試験データまたは模擬試験データを読み出し、読み出されたデータを画面に表示させて、該画面の複数の試験項目欄に示された測定値に対して、要求基準と斟酌して、該測定値を任意の値に変更して、前記模擬試験に用いられるような模擬試験データの設定が行え、該設定された模擬試験データを前記試験用PCに転送する機能を有し、前記試験用PCでは、前記模擬試験であっても実機である被試験器および測定器を用いた試験の場合と同等な試験操作および前記被試験器の故障探求の訓練が可能となるように構成されている。
特開2006−132999号公報 特開2008−175681号公報
特許文献2に記載された技術内容を含めた従来の試験システムの構成を図10に示す。
図10に示す従来の試験システム500は、訓練対象とする整備担当者(被訓練者)が操作する試験用端末(パソコン)310と、測定経路切換器340と、汎用測定器320と、被試験器330とで構成された通常の実測試験を行う試験システム300とともに、模擬試験を行うために、訓練指導する教官(訓練指導者)が操作し、模擬試験用のデータ設定を行うための模擬データ設定用端末(パソコン)380をLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)回線で試験用端末310に接続した構成となっている。
試験用端末310は、試験用のソフトウェアを記憶しており、試験を実施する際には、測定経路切換器340を介して被試験器330と試験用ケーブル(電源ケーブル、RFケーブル、通信用ケーブルなど)で接続され、所定の試験を実行する。
また、試験用端末310には、過去に実際に行われた測定において、汎用測定器320が使用された時の試験結果として、実際の被試験器330での試験結果の各種の実測試験データが当該端末内のメモリに記憶・保存されている。
また、試験用端末310は、例えばコンピュータであって、測定経路切換器340、汎用測定器320を制御する。
具体的には、試験用端末310は、試験内容に応じて使用する汎用測定器320に試験信号を入力させるように測定経路を切り替えるため、測定経路切換器340に対して、測定経路切換信号を送信する。
一方、模擬データ設定用端末380は、試験用端末310に保存されている実測試験データをLAN回線経由で、一旦、模擬データ設定用端末380内に有するメモリに取り込んで記憶させる。模擬データ設定用端末380は、データ編集用の操作画面を有しており、各測定項目に対して、指導教官が編集作業を行い、訓練用の模擬試験データに仕立てることが可能である。
また、模擬データ設定用端末380では、この端末にて過去に訓練用として作成・登録し、当該端末のメモリに記憶・保存しておいた模擬試験データのファイルにより、これを読み出してのデータ編集も可能である。
更に、模擬データ設定用端末380では、試験用端末310および模擬データ設定用端末380のメモリに記憶・保存された過去データを用いず、全項目について、今回、新たな模擬試験データとして作成することも可能である。
ここで、従来の試験システム500において、通常の実測試験時のシステム動作について、図10を参照して説明する。
先ず、試験用端末310にて選択された試験項目に応じて、試験用端末310から測定経路切換器340に対して測定経路切換信号が出力され、測定経路切換器340では、低周波信号、高周波信号の接続経路、CMOS又はTTLレベルでのディスクリート信号の経路設定が行われる。
また、試験用端末310より各種の汎用測定器320に対して測定器設定信号が出力されて、GP−IB、RS−232C等の通信インターフェイス基準により各種の汎用測定器320に対して周波数などの測定条件の設定が行われる。
以上の測定経路切換器340および各種の汎用測定器320の設定が完了すれば、測定経路切換器340に接続された被試験器330に対して、汎用測定器320のうち信号発生器から出力された低周波および高周波などの試験信号が入力され、性能測定試験に入る。
次に、被試験器330では、入力された信号に対応して、送信出力又は受信出力などが測定経路切換器340を経由してスペクトラム・アナライザなどの汎用測定器320に、被試験器データとして転送される。
送信出力又は受信出力などの測定のために、測定系として割り付けられた汎用測定器320では所定の測定が行われ、その測定結果の出力は、測定結果のデータとして試験用端末310に転送される。
測定データとして入力された試験用端末310では、要求基準との差値の算出およびその良否判定などを行って、その結果を試験結果としてのデータの一覧表に編集され、これを試験用端末310の表示部に表示し、かつ、測定データとしてメモリに記憶される。
これらの試験結果は、試験が行われる都度のデータ毎に日時管理されてメモリに記憶・保存される。
試験用端末310に実測試験データとして保存されたデータは、LAN接続された模擬データ設定用端末380の転送要求に従い出力することができる。
次に、訓練対象とする整備担当者が模擬訓練操作に入る前準備として、試験用端末310と模擬データ設定用端末380とが接続された従来の試験システム500の構成で、指導教官が模擬データ設定用端末380に対し、その画面を前にして訓練のための模擬試験データの設定を以下の手順により行う。
従来の試験システム500における模擬データ設定用端末380の表示画面の一例を図11に示す。
図11に示す表示画面での主な表示内容は、以下の通りである。
・模擬試験データファイル選択 (a)
・測定項目、要求基準 (b)
・模擬試験データファイル選択で選択したファイルでの測定値 (c)
・測定値の良否判定 (d)
・試験結果が“否”の時の故障該当モジュール (e)
・模擬試験開始ボタン (f)
・測定値変更画面 (g)
模擬データ設定用端末380では、試験用端末310で測定した試験結果や、模擬データ設定用端末380にて作成し保存した模擬試験データファイルからもデータ編集を可能とする。
図11に示すように、模擬試験での測定値の設定は、任意の測定項目行の測定値欄(c)を選択することにより、(g)に示す測定値変更画面が表示され、測定値を任意に変更可能で、測定値変更画面を閉じると、設定した値が要求基準を満たしているか否かを自動で判断し、判定欄(d)に良否を表示、もしくは、判定欄(d)をクリック毎に良好、不良を交互に切り換えると共に、良好、不良時のデフォルトデータで測定値欄(c)の値を変更可能とする。
また、(e)に示す通り、測定項目毎に、当該測定項目が不良だった場合に故障原因と推測されるモジュール部位を表示することにより、モジュール交換させたい測定項目を考慮した不良箇所設定を可能とする。
また、試験用端末310は、通常、被試験器330を接続し、汎用測定器320等を使用して測定が行われるが、模擬データ設定用端末380より模擬試験開始ボタン(f)をクリックすることにより、LANを介して試験用端末310に模擬試験データを使用して試験を行うことを通知することで模擬試験として測定を行う。
なお、指導教官は、模擬データ設定用端末380での設定作業に際し、故障モジュールを予め念頭に置きながらモジュール交換させるための試験項目を考慮した不良箇所内在モジュールの設定を行う。
次に、従来の試験システム500における試験用端末310での測定処理について、図12を参照して説明する。図12は、従来の試験システムにおける試験用端末での測定処理のフローチャートである。
ステップS501は、模擬試験モードで行うか、実測試験モードで行うかを指導教官または整備担当者が選択操作を行い、「YES」であれば模擬訓練とし、「NO」であれば、本番実測または実測訓練とするステップである。
ステップS504は、該当する試験項目の試験結果(測定値;保存されていた実測試験データ、または保存されていた模擬試験データ、または、今回、模擬データ設定用端末380にて全項目の設定が行われた模擬試験データ)を模擬データ設定用端末380より取得するステップである。
また、ステップS502は、測定経路切換器340により、該当試験項目の測定経路の接続設定を行い、測定系を確立させるステップである。このときには、各種の汎用測定器320から該当測定器が選択制御され、該当測定器に対して測定モードの設定制御も行われ、測定待ちの状態にする。
なお、試験用端末310と汎用測定器320とのインターフェイス、および、測定経路切換器340とのインターフェイスには、GP―IB、RS―232Cなどの制御基準を用いて制御およびデータ転送の接続確立を行う。
ステップS503は、当該試験項目の実測定を行い測定値のデータを試験用端末310に取得させるステップである。
ステップS505は、取得された測定値(模擬測定値)が要求基準の範囲内であるかを判定するステップである。
ステップS506は、ステップS505の判定が肯定(YES)であれば、判定結果=良好、即ち、要求基準の範囲内であり、当該測定項目は正常と判定するステップである。
ステップS507は、ステップS505の判定が否定(NO)であれば、判定結果=不良、即ち、要求基準の範囲から外れた値であったので、当該測定項目は異常と判定するステップである。
ステップS508は、測定値(模擬測定値)および良否判定結果を全項目の一覧表として試験用端末310の表示画面に表示するステップである。
上記したように、試験用端末310での測定処理では、模擬試験モードか否かを判断し、実測試験モード時は実際の被試験器を使用して測定を行った測定値を取得し、模擬試験モード時は模擬試験データから測定値を取得するということ以外は同一の処理を行うことにより、試験システムの操作者は模擬試験モードでも実機を使用した場合と同等な操作が可能となっている。
しかしながら、従来の模擬試験データを使用した実習機能では、模擬的に試験結果を取得させるために、模擬データ設定用端末で事前に試験データを作成しなければならず、模擬データ設定用端末が不可欠であった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、模擬試験条件を設定するための模擬情報設定部を備えた模擬用被試験器を使用することにより、模擬データ設定用端末がなくても、模擬的な複数の故障を容易に設定することができ、模擬試験を効率的に実施することが可能な試験システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の試験システムは、模擬試験の対象品であって、複数の構成品を有する模擬用被試験器と、前記模擬用被試験器に対して試験を行う試験用端末とから成る試験システムにおいて、前記模擬用被試験器の前記構成品は、各々前記模擬試験による試験結果をスイッチのオン・オフ状態にて設定する模擬情報設定部を備え、前記試験用端末は、前記模擬情報設定部での模擬試験設定情報に応じた試験結果の設定内容を登録した模擬試験条件設定テーブルと、前記模擬用被試験器から取得した前記模擬試験設定情報における前記構成品の良否情報に基づき、故障構成品の特定や試験結果の生成を行う故障分離マトリクス情報と、前記模擬用被試験器から取得した前記模擬試験設定情報から、前記模擬試験条件設定テーブルを参照し、前記構成品の故障の有無と試験結果の生成条件の解析を行う模擬試験情報解析部と、前記模擬試験情報解析部での解析結果を基に、前記故障分離マトリクス情報を参照して試験結果を生成する試験結果生成部と、を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の試験システムは、上記した試験システムにおいて、前記模擬情報設定部は、DIPスイッチであることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の試験システムは、上記した試験システムにおいて、前記故障分離マトリクス情報は、故障構成品の組合せをマトリクス表示した故障構成品候補データ表と、前記故障構成品の組合せに対する試験項目毎の良否結果を表示した故障分離マトリクス表とから構成されることを特徴とする。
本発明によれば、模擬試験条件を設定するための模擬情報設定部を備えた模擬用被試験器を使用することにより、模擬データ設定用端末がなくても、模擬的な複数の故障を容易に設定することができ、模擬試験を効率的に実施することができる。
本発明の一実施形態に係る試験システムの構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る試験システムにおける試験用端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る試験システムにおける模擬用被試験器の外観を示す図である。 模擬用被試験器の各モジュールが備える情報設定用DIPスイッチで模擬条件を設定する際の設定内容の一例を示す一覧表である。 本発明の一実施形態に係る試験システムの試験用端末で行われる模擬データ設定処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る試験システムの試験用端末で行われる測定処理のフローチャートである。 模擬用被試験器に関する故障分離マトリクス情報を説明するための説明図である。 本発明の他の実施形態に係る試験システムにおけるDIPスイッチによる模擬条件設定内容および当該模擬条件設定内容に応じた試験結果のパターンを示したものである。 従来の試験システムの外観図である。 従来の試験システムの構成を示す図である。 図10における模擬データ設定用端末の表示画面の一例を示す図である。 従来の試験システムにおける試験用端末での測定処理のフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る試験システムについて説明する。
本発明の一実施形態に係る試験システムは、無線機等の被試験器の性能を自動測定する試験システムにおいて、実際の被試験器や接続ケーブルや汎用測定器等がない状態でも、また、模擬試験データを作成するための模擬データ設定用端末がない状態でも、模擬情報設定部(DIPスイッチ)を備えた模擬用被試験器を使用して模擬的な試験が行え、試験システムの使用方法を学習することができるものである。
[試験システムの制御構成]
本発明の一実施形態に係る試験システム1の制御構成について、図1を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る試験システムの構成の一例を示す図である。
本発明の試験システム1は、図1に示すように、各種の汎用測定器20と、信号切換等を行う測定経路切換器40と、試験信号切換制御、汎用測定器20の測定モードの設定、測定データの記憶・表示などを行う試験用端末10と、試験対象品である模擬用被試験器30または被試験器80とから構成され、模擬試験を実施する際には、試験対象品として模擬用被試験器30が使用され、通常の実測試験を実施する際には、試験対象品として被試験器80が使用される。
試験用端末10は、試験用のソフトウェアを記憶しており、試験を実施する際には、測定経路切換器40を介して模擬用被試験器30または被試験器80と試験用ケーブル(電源ケーブル、RFケーブル、通信用ケーブルなど)で接続され、所定の試験を実行する。
試験用端末10は、例えばコンピュータであって、測定経路切換器40、汎用測定器20を制御する。
具体的には、試験用端末10は、試験内容に応じて使用する汎用測定器20に試験信号を入力させるように測定経路を切り替えるため、測定経路切換器40に対して、測定経路切換信号を送信する。
また、試験用端末10には、過去に実際に行われた測定において、汎用測定器20が使用された時の試験結果として、被試験器80での実測試験結果の各種の実測試験データが当該端末内のメモリに記憶・保存されている。
また、試験用端末10は、模擬試験を実施するために、後述する本体250のCPU252に、DIPスイッチ(SW)情報解析部252aと、試験結果生成部252bとを有し、また、本体250のメモリ254に、DIPスイッチ(SW)設定テーブル254a(図4参照)と、故障分離マトリクス情報254b(図7(b)参照)とを記憶している。
汎用測定器20は、汎用の測定機器であって、試験用端末10が実行する実測試験で使用され、被試験器80から出力された試験信号を、測定経路切換器40を介して受信して所定の測定を行う。なお、例えば、通信・航法装置の測定に用いる汎用測定器20には、デジタルオシロスコープ、シンセサイズド信号発生器、モジュレーション・アナライザ、低周波分析器およびスペクトラム・アナライザなどがある。
測定経路切換器40は、試験用端末10から切換制御ラインを介して入力される測定経路切換信号に従って、模擬用被試験器30または被試験器80と汎用測定器20との測定経路を切り換える。
例えば、測定経路切換器40は、被試験器80からの試験信号が所定の汎用測定器によって測定されるべき場合は、その試験信号が伝送される試験用ケーブルと所定の汎用測定器とが電気的に接続されるように、経路を切り換える。なお、測定経路切換器40が有する機能ブロックとしては、低周波信号切換部、高周波信号切換部、ディスクリート信号設定部などがある。
次に、模擬用被試験器30の構成について、図3を参照して説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る試験システムにおける模擬用被試験器の外観を示す図である。
模擬用被試験器30は、実測試験を行うための被試験器80と同様に、それぞれ交換可能なモジュール(1)31,モジュール(2)32,モジュール(3)33,モジュール(4)34,モジュール(5)35を有している。また、モジュール(1)31,モジュール(2)32,モジュール(3)33,モジュール(4)34,モジュール(5)35は、各々模擬試験を実施する際の条件を設定するための模擬情報設定部(DIPスイッチ)31a,32a,33a,34a,35aを備え、図4に示すような模擬条件を設定することが可能である。
図4は、模擬用被試験器の各モジュールが備える模擬情報設定部(DIPスイッチ)で模擬条件を設定する際の設定内容の一例を示す一覧表である。
図4の実施例においては、DIPスイッチNo.「0」では、“モジュールの良否”の設定が行え、「0」が“良”、「1」が“否”となるように設定が為される。DIPスイッチNo.「1」では、“モジュールが良の時の測定値の方向”の設定が行え、「0」が“平均値に対し+方向にオーバー”、「1」が“平均値に対し−方向にオーバー”となるように設定が為される。DIPスイッチNo.「2」では、“モジュールが否の時の測定値の方向”の設定が行え、「0」が“要求基準に対し+方向にオーバー”、「1」が“要求基準に対し−方向にオーバー”となるように設定が為される。DIPスイッチNo.「3」および「4」では、“測定値”の設定が行え、「00」が“5%”、「01」が“10%”、「10」が“15%”、「11」が“20%”となるように設定が為される。
なお、図4のDIPスイッチによる模擬条件設定内容は、上述した試験用端末10のDIPスイッチ設定テーブル254aに登録されている。
[試験用端末のハードウェア構成]
次に、試験用端末10のハードウェア構成について、図2を参照して説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る試験システムにおける試験用端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、試験用端末10は、CPU(Central Processing Unit)252およびメモリ254などを含む本体250、キーボードおよび表示装置などを含む入出力装置256、他の装置との通信を行う通信装置258、および、CD装置およびHDD装置など、記録媒体262に対するデータの記録および再生を行う記録装置260から構成される。
つまり、試験用端末10は、情報処理および他の装置との通信が可能なコンピュータとしてのハードウェア構成部分を有している。
試験用端末10は、本体250のCPU252に、DIPスイッチ情報解析部252aと、試験結果生成部252bとを有し、また、本体250のメモリ254に、DIPスイッチ設定テーブル254aと、後述する故障分離マトリクス情報254bとを記憶している。
試験用端末10は、模擬用被試験器30からのDIPスイッチ設定情報を測定経路切換器40経由でディスクリート信号等により取得し、CPU252のDIPスイッチ情報解析部252aで故障モジュールの特定や試験結果の生成条件の解析を行う。また、試験用端末10では、DIPスイッチ情報解析部252aでの解析結果に基づいて、CPU252の試験結果生成部252bでメモリ254内の故障分離マトリクス情報254bを用いて試験結果を生成する。
ここで、試験用端末10のメモリ254内に保持する故障分離マトリクス情報254bについて、図7を参照して説明する。図7は、模擬用被試験器に関する故障分離マトリクス情報を説明するための説明図であり、図7(a)は、模擬用被試験器30から取得したDIPスイッチ設定情報に含まれる各モジュールの良否情報を示しており、図7(b)は、故障分離マトリクス情報254bを示している。また、故障分離マトリクス情報254bは、故障モジュールの組合せをマトリクス表示した“故障モジュール候補データ表”と、故障モジュールの組合せに対する試験項目毎の良否結果を表示した“故障分離マトリクス表”とから構成されている。
試験用端末10では、模擬用被試験器30から取得したDIPスイッチ設定情報を基に、DIPスイッチ設定テーブル254a(図4)を参照して各モジュールの良否情報を取得する。例えば、図7(a)のように、モジュール(1)とモジュール(2)が不良の場合には、図7(b)の“故障モジュール候補データ表”の組合せ1から順に検索を行い、組合せ3が条件に合致することがわかる。
“故障モジュール候補データ表”において、組合せ3でのモジュール交換の優先順位は、モジュール(1)の順位が一番高いので、モジュール(1)のDIPスイッチ設定情報を利用し、図7(b)の“故障分離マトリクス表”の組合せ3の条件を満たす試験結果を生成することになる。
[試験用端末での模擬データ設定処理]
次に、本発明の一実施形態に係る試験システムの試験用端末で行われる模擬データ設定処理について、図5を参照して説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る試験システムの試験用端末で行われる模擬データ設定処理のフローチャートである。なお、本処理は、模擬試験実行前に実施し、全試験項目の試験結果を事前に生成しておく。
ステップS101において、試験用端末10は、模擬用被試験器30内の各モジュールのDIPスイッチ設定情報を取得する。
ステップS102において、試験用端末10は、模擬用被試験器30から取得した各モジュールのDIPスイッチ設定情報を基にして、DIPスイッチ設定テーブル254aを参照して故障モジュールの有無の判定を行い、故障モジュール「有(YES)」の場合には、ステップS103に処理を進め、故障モジュール「無(NO)」の場合には、ステップS105に処理を進める。
ステップS103において、試験用端末10は、模擬用被試験器30で不良に設定されているモジュールが「否」となる試験項目を図7(b)の故障分離マトリクス情報254bより検索する。
ステップS104において、試験用端末10は、故障分離マトリクス情報254bより検索した試験項目の測定値として、模擬情報設定部(DIPスイッチ)で設定されている条件を当てはめて測定結果を算出する。なお、測定結果を算出する際は、故障分離マトリクス情報254bの中での優先順位の高いモジュールのDIPスイッチ設定情報を利用する。
また、ステップS105において、試験用端末10は、先頭のモジュールのDIPスイッチ設定情報からモジュールが「良」の時のDIPスイッチ設定情報を取得する。
ステップS106において、試験用端末10は、端末内に保持している当該模擬被試験器30の試験結果を取得し、模擬情報設定部(DIPスイッチ)で設定されている条件を当てはめ測定値を算出する。
[試験用端末での測定処理]
次に、本発明の一実施形態に係る試験システムの試験用端末で行われる測定処理について、図6を参照して説明する。図6は、本発明の一実施形態に係る試験システムの試験用端末で行われる測定処理のフローチャートである。
ステップS201は、試験対象品が模擬用被試験器か否かの判定を行い、模擬用被試験器(「YES」)の場合には、ステップS204に処理を進め、通常の被試験器(「NO」)の場合には、ステップS202に処理を進めるステップである。
ステップS204は、図5の模擬データ設定処理で生成した当該試験項目の測定値を取得するステップである。
また、ステップS202は、通常の被試験器80で実測試験を行う処理であって、測定経路切換器40により、該当試験項目の測定経路の接続設定を行い、測定系を確立させるステップである。このときには、各種の汎用測定器20から該当測定器が選択制御され、該当測定器に対して測定モードの設定制御も行われ、測定待ちの状態にする。
なお、試験用端末10と汎用測定器20とのインターフェイス、および、測定経路切換器40とのインターフェイスには、GP―IB、RS―232Cなどの制御基準を用いて制御およびデータ転送の接続確立を行う。
ステップS203は、当該試験項目の実測定を行い測定値のデータを試験用端末10に取得させるステップである。
ステップS205は、模擬測定値(または測定値)および良否判定結果を全項目の一覧表として試験用端末10の表示画面に表示するステップである。
これにより、模擬データ設定用端末がなくても、模擬用被試験器内モジュールのDIPスイッチの設定や試験用端末内のデータを活用し、試験の模擬が可能となる。
また、試験実施後には、故障と診断されたモジュールのDIPスイッチの良否情報を「良」とし、モジュールを戻し、試験を実施することで、モジュール交換についても実機と同様の実習が行える。
なお、図8は、本発明の他の実施形態に係る試験システムにおけるDIPスイッチによる模擬条件設定内容および当該模擬条件設定内容に応じた試験結果のパターンを示したものであり、DIPスイッチの設定データを活用し、試験結果については図6に示す方法の他、試験結果のパターン(図8(b))を試験用端末10内にあらかじめ登録しておき、DIPスイッチの設定値(図8(a))と一致する結果を故障分離マトリクスの設定状態に応じて出力するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る試験システムによれば、模擬試験条件を設定するための模擬情報設定部を備えた模擬用被試験器を使用することにより、模擬データ設定用端末がなくても、模擬的な複数の故障を容易に設定することができ、模擬試験を効率的に実施することができる。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
本発明は、航空機に搭載される通信・航法装置などの装置に対しての整備基地での整備作業の訓練教材として利用することができる。
1:試験システム、10:試験用端末、20:汎用測定器、30:模擬用被試験器、31:モジュール(1)、31a:模擬情報設定部、32:モジュール(2)、32a:模擬情報設定部、33:モジュール(3)、33a:模擬情報設定部、34:モジュール(4)、34a:模擬情報設定部、35:モジュール(5)、35a:模擬情報設定部、40:測定経路切換器、100:試験システム、110:試験用端末、120:汎用測定器、130:被試験器、140:測定経路切換器、250:本体、252:CPU、252a:DIPスイッチ情報解析部、252b:試験結果生成部、254:メモリ、254a:DIPスイッチ設定テーブル、254b:故障分離マトリクス情報、256:入出力装置、258:通信装置、260:記録装置、262:記録媒体、300:試験システム、310:試験用端末、320:汎用測定器、330:被試験器、340:測定経路切換器、380:模擬データ設定用端末、500:試験システム。

Claims (3)

  1. 模擬試験の対象品であって、複数の構成品を有する模擬用被試験器と、前記模擬用被試験器に対して試験を行う試験用端末とから成る試験システムにおいて、
    前記模擬用被試験器の前記構成品は、各々前記模擬試験による試験結果をスイッチのオン・オフ状態にて設定する模擬情報設定部を備え、
    前記試験用端末は、
    前記模擬情報設定部での模擬試験設定情報に応じた試験結果の設定内容を登録した模擬試験条件設定テーブルと、
    前記模擬用被試験器から取得した前記模擬試験設定情報における前記構成品の良否情報に基づき、故障構成品の特定や試験結果の生成を行う故障分離マトリクス情報と、
    前記模擬用被試験器から取得した前記模擬試験設定情報から、前記模擬試験条件設定テーブルを参照し、前記構成品の故障の有無と試験結果の生成条件の解析を行う模擬試験情報解析部と、
    前記模擬試験情報解析部での解析結果を基に、前記故障分離マトリクス情報を参照して試験結果を生成する試験結果生成部と、
    を備えることを特徴とする試験システム。
  2. 請求項1記載の試験システムにおいて、前記模擬情報設定部は、DIPスイッチであることを特徴とする試験システム。
  3. 請求項1または2に記載の試験システムにおいて、前記故障分離マトリクス情報は、故障構成品の組合せをマトリクス表示した故障構成品候補データ表と、前記故障構成品の組合せに対する試験項目毎の良否結果を表示した故障分離マトリクス表とから構成されることを特徴とする試験システム。
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