JP2012088069A - 試験装置 - Google Patents

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Teruaki Kajiyama
輝明 梶山
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Abstract

【課題】従来は、試験装置の製作後に、新しい種類若しくは新しい型式の被試験機の追加があると、追加される被試験機の試験項目毎に使用する測定器の各設定、制御と測定経路を設計し、製作を実施していたため、多くの時間やコストがかかっていた。
【解決手段】共通で使用される共通測定器を格納する第1のラックと、個別の前記被試験機の試験において専用に使用される専用試験器を格納する第2のラックとを備え、前記第2のラックは、前記被試験機及び前記制御部、または他の第2のラックのリレー切換器に接続される第1のポートと、格納可能な専用試験器の数の第2のポートとを備え、前記制御部からの信号に従い、格納した前記専用試験器を前記被試験機及び前記制御部に選択的に接続するリレー切換器を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線機器等の被試験機の性能等を試験する試験装置に関わり、特に、試験の対象となる被試験機の種類を容易に追加可能な試験装置に関する。
従来の試験装置では、装置製作時にあらかじめ決められた被試験機の性能等の試験を実行できるよう、試験対象となる全ての被試験機にて必要な、以下のハードウェアとソフトウェアを準備していた(特許文献1参照。)。
・測定器
・試験において特殊な計測信号が必要な場合のための専用試験器
・測定器間の測定経路の切換えを行う切換器
・被試験機の性能試験を実行するためのテストプログラム
このため、試験装置製作後に試験対象となる被試験機の種類が新たに追加になると、追加される被試験機の性能試験等の試験を実施するためにハードウェア及びソフトウェアが必要となり、既存のハードウェア及びソフトウェアにその都度修正を行っていた。
特開2010−25589号公報
上述のように、従来の試験装置は、試験装置製作後に、新しい種類若しくは新しい型式の被試験機が追加されると、追加される被試験機の試験項目毎に使用する測定器の設定、制御、及び測定経路を設計し、製作していたため、多くの時間やコストがかかっていた。
本発明の目的は、試験装置製作後に、試験対象となる被試験機の種類若しくは型式が追加された際に、追加された被試験機の性能等の試験を行う上で必要な測定器や専用試験器、テストプログラムの追加を容易に行え、被試験機の追加に対する影響が少ない試験装置となるように、あらかじめハードウェア及びソフトウェアを作成した試験装置を提供することにある。即ち、試験装置が追加になった際に、既存のハードウェア及びソフトウェアヘの影響を少なくすることができる装置構成とソフトウェア構成の試験装置を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明の試験装置は、複数種類の被試験機の試験を行う試験装置において、少なくとも2種類以上の前記被試験機の試験において共通で使用される共通測定器を格納する第1のラックと、個別の前記被試験機の試験において専用に使用される専用試験器を格納する第2のラックと、前記共通測定器と前記専用試験器を制御して前記被試験機の試験を実行する制御部と、を備え、前記第2のラックは、リレー切換器を備え、前記リレー切換器は、前記被試験機及び前記制御部、または他の第2のラックのリレー切換器に接続される第1のポートと、格納可能な専用試験器の数の第2のポートとを備えると共に、前記制御部からの信号に従い、格納した前記専用試験器を前記被試験機及び前記制御部に選択的に接続する、ことを特徴とする試験装置である。
従来は、試験装置の製作後に、新しい種類若しくは新しい型式の被試験機の追加があると、追加される被試験機の試験項目毎に使用する測定器の各設定、制御と測定経路を設計し、製作を実施していたが、本発明により、あらかじめ、被試験機が追加された際に発生する追加の試験項目を考慮したハードウェア及びソフトウェア構成にしておくことにより、追加する被試験機の試験に必要なハードウェア、ソフトウェアを追加し、既存の試験装置に関連付けを行うだけで追加された被試験機の試験が実行可能となり、最小限の変更のみで追加された被試験機の試験が実現可能となる。
本発明の試験装置の一実施例の基本構成を示す図である。 図1の試験装置における試験プログラムの構造を示すブロック図である。 本発明の試験装置の一実施例の構成を示すブロック図である。 本発明の試験装置における試験プログラムのソフトウェア構造の一実施例を示すブロック図である。 本発明の試験装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
図1は、本発明に係る試験装置の基本構成を示すブロック図である。1は試験装置、2は被試験機である。試験装置1は、無線機等の被試験機(試験対象である電子機器)2について予め決められた試験手順で自動的に試験を行い、試験で得た測定値に基づいて被試験機2の動作が正常であるか否かを判定する。
試験装置1は、制御部3と、被試験機2から出力される出力信号を測定する測定器4-1〜4-n(nは自然数)と、被試験機2と測定器4-1〜4-n間の測定経路の切換えを行う切換器5とを備えている。測定器4-1〜4-nは、例えば基準信号を発生する基準信号発生器や信号の位相を検波する位相検波器など、被測定器の種別に関わらず広く使用される共通測定器や、特定の被試験機に対してのみ使用する専用試験器から成る。なお、制御部3は、例えば、1乃至複数のPC(Personal Computer)からなる計算機である。
制御部3は、被試験機2が所有する制御用インタフェースより測定条件を入力する被試験機用コントローラ7と、被試験機2より出力された試験信号を測定する複数の測定器(共通測定器及び専用試験器)4-1〜4-nと、被試験機2及び試験装置1全体及び被試験機2の制御、測定値の良否判定等を行う制御器6を備える。
制御器6と測定器4-1〜4-n間は、例えば、GP−IB、LAN(Local Area Network)、RS−232C等の規格に基づくデータバスで接続される。また、被試験機用コントローラ7と被試験機2間は、MIL−STD−1553B、LAN、RS−232C等の規格に基づくデータバスで接続される。またさらに、制御器6と被試験機用コントローラ7間は、PC間制御ラインで接続される。
また、制御器6と切換器5とは、切換制御ラインが、LANで接続されている。
制御部3の制御器6は、CPU(Central Processing Unit)、記憶部、及び表示部とを有する(図示しない)。記憶部には被試験機2の試験手順が記述された試験プログラム等が記憶される。記憶部に記憶された試験プログラムはCPUに読み出されて実行される。表示部にはCPUで実行される試験プログラムの処理に応じ、や試験項目、測定結果等の試験情報が表示される。
続いて、試験装置1によって行われる被試験機2の試験動作について説明する。制御器6のCPUにて試験プログラムが実行されると、表示部に被試験機2や試験項目等に関係する情報が表示される。試験装置1の操作者は、図示しないマウス等の入力装置を用い、表示部に表示されたの中からこれから試験するや試験の種別を選択する。制御部3は、操作者によって試験すべきや試験の種別が選択されると、後述する試験プログラムを実行し、の試験に必要な制御信号を測定器4-1〜4-n、切換器5、被試験機2に対して出力する。
制御部3による各構成の制御について具体的に説明する。制御部3は、被試験機2に対して測定条件等の設定指示を出力し、被試験機2を所望の測定条件に設定する。また、制御部3は、試験手順に従って切換部5の動作を制御し、被試験機2に接続される測定器4-1〜4-nの切換(経路切換)を行うと共に、測定器4-1〜4-nの動作の制御(設定等)を行う。
測定器4-1〜4-nは、制御部3からの指示に従って被試験機2に対して試験信号を出力すると共に、被試験機2から出力された試験信号を測定する。測定器4-1〜4-nで得られた測定値は制御部3に送られる。制御部3は、その測定値を閾値と比較することによって測定値の良否判定、例えば、被試験機2の動作が正常であるか否かの判定を行うと共に、測定値と判定結果を表示部9に表示する。以上の動作は試験プログラムに従って全て自動的に行われる。
また、被試験機2の試験を行うためのプログラムは、試験内容や試験手順をパラメータ化し、被試験機用コントローラにて記述されたパラメータに基づき、試験項目の表示や試験を実行している。
図2によって、図1の試験装置における試験プログラムの構造について説明する。図2は、図1の試験装置における試験プログラムの構造を示すブロック図である。
図2に示すように、試験プログラム10は制御部11と、システム制御部12と、テストプログラム部13と、試験制御ドライバ部14とから構成される。制御部11は、表示部に対する試験情報等の表示処理や、操作者によって入力されたの選択指示の受付処理等を行う。制御部11は、受付けた各種指示に応じた処理指令を生成してシステム制御部12に出力する。システム制御部12は、入力した処理指令に従ってテストプログラム部13を動作させると共に、テストプログラム部13から各種パラメータ(後述)を取得して制御部11に出力する。
テストプログラム部13は、処理プログラム15と、複数の別のプログラム16A,16B,・・・を有する。各別プログラム16A,16B,・・・の基本構成は同一のため、以下の説明では各別プログラムを符号16にて総称して示す。別プログラム16は、試験対象となる被試験機2の数(種類)だけ設けられる。別プログラム16は、試験項目毎の試験内容を定義する試験パラメータ(第1のパラメータ)17と、の情報と前記試験パラメータへのリンク情報を定義する表示パラメータ(第2のパラメータ)18と、に対して実行する試験項目と前記表示パラメータへのリンク情報を定義する組込パラメータ(第3のパラメータ)19とからなり、各パラメータ17,18,19はそれぞれ独立したファイルによって構成される。被試験機2毎の試験手順は各パラメータ17,18,19によって記述されている。ここで試験手順には、上記した経路切換、測定器4-1〜4-nの動作制御、被試験機2の測定条件設定等が含まれる。
テストプログラム部13は、処理プログラム15によって別プログラム16を構成する各パラメータ17,18,19の解析を行い、試験手順に応じた処理指令を生成する。テストプログラム部13は、生成した処理指令を試験制御ドライバ部14に出力して試験制御ドライバ部14の各種ドライバを動作させ、被試験機2、測定器4-1〜4-n、切換器5を制御して被試験機2に対する試験を実行する。
なお、試験制御ドライバ部14は、制御用ドライバ20、測定器用ドライバ21A,21B,21C,・・・、切換器用(リレー制御用)ドライバ22、演算処理試験条件ドライバ23等を有する。制御用ドライバ20、測定器用ドライバ21A,21B,21C,・・・、及び切換器用ドライバ22は、それぞれ被試験機2、測定器4-1〜4-n、切換器5について設けられたドライバである。
図1に示すハードウェア構成、図2に示すソフトウェア構成に基づいて、製作時に試験対象となる被試験機の試験実行に必要な測定器や専用試験器を準備し、被試験機毎に試験プログラムの作成と、試験装置を製作後に、新たに被試験機が追加になった際には、その被試験機の試験に必要な測定器や専用試験器の追加、追加になった機器と問の測定経路の構築、試験プログラムの追加がその都度必要になるため、毎回設計作業が発生する。
本発明では、試験装置製作後に、被試験機が新たに追加になった場合でも、その被試験機の試験に必要なものをハード、ソフト共に追加していくだけで製作可能となるような構成にあらかじめしておくことにより、容易に機能拡張可能な試験装置を提供するものである。
図3に被試験機の追加を考慮した本発明の試験装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
試験装置30は、ラック構成とし、試験に必要な制御部や測定器、専用試験器は、それぞれ、ラックに格納されている。図3において、本発明の試験装置30は、共通部ラック31、専用試験機のラック32及び33とで構成される。
共通部ラック31は、試験情報の表示や指示等を行う制御部3、共通で使用される測定器313、信号切換器312、被試験機2と接続するための接続部311で構成される。制御部3、測定器313、信号切換器312、及び接続部311は、それぞれ、LANポートを備える。制御部3は、測定器313、信号切換器312、及び接続部311とLANポートでLAN接続し、それらの機器を制御する。
また、測定器313は、それぞれ、測定経路314で信号切換器312の測定経路315と接続し、測定経路315は、信号切換器312から接続部311を介して被試験器2に接続される。また、被試験器2は、接続部311で別の測定経路316と接続され、測定経路316は、信号切換器312を介して、ラック接続部34に接続される。
なお、共通の測定器全てが共通部ラック31に格納できない場合には、共通部ラック31を拡大増設し、接続部311との測定経路314の経路数を増加する。
ラック32は、切換使用部(リレー切換器)322、3台の専用試験機321で構成される。切換使用部322では、上段(共通部ラック31)から接続部34を介して被試験機2と接続するための測定経路324が接続され、3台の測定経路323のいずれか、若しくは測定経路325とリレー接続されるように構成される。3台の測定経路323は、それぞれ、専用試験器321と接続され、測定経路325は、下段の接続部35に接続される。
ラック33は、切換使用部(リレー切換器)332、専用試験機331で構成される。切換使用部332では、上段(ラック32)から接続部35を介して被試験機2と接続するための測定経路334が接続され、3台の測定経路333のいずれか、若しくは測定経路335とリレー接続されるように構成される。3台の測定経路333は、それぞれ、専用試験器331と接続され、測定経路325は、接続部36に接続される。
なお、ラック33では、現在、測定経路333’には、専用試験器が接続されていない。
図3に示すように、本発明の試験装置において、共通の測定器313とは異なる特殊な計測信号が必要な場合には、専用試験器321若しくは331が必要となる。このため、その専用試験器を格納するラック32及びラック33を設けている。そして、ラック32内には、格納可能な数として、専用試験器321を3台格納し、ラック33には、専用試験器331を2台格納している。ラック32の切換使用部322は、LANポートを備え、共通ラック31の制御部3とLAN接続され、制御部3からの制御信号に応答して、被試験装置2と接続されている測定経路324を、測定経路323のいずれか若しくは測定経路325に接続する。
同様に、ラック33の切換使用部332は、LANポートを備え、共通ラック31の制御部3とLAN接続され、制御部3からの制御信号に応答して、被試験装置2と接続されている測定経路334を、測定経路333のいずれかに接続する。
即ち、経路切換えのためのリレースイッチである切換使用部322及び332を使用して、専用試験器321若しくは331のいずれかを被試験器2と接続可能とする構成とした。
また、被試験機の種類や型式が増えたことによって、専用試験器を後から増やす必要が生じた場合には、さらにラック接続部36から新たにラックを増設し、経路切換えのためのリレースイッチである切換使用部を増設し、既存の切換使用部との間に接続部を介して測定経路をつなぐことで、被試験器2と増設ラック部分の専用試験器との間の接続を可能な構造としている。
また、図3に示すラックは、3台の専用試験機を格納することができる。しかし、ラック33の測定経路333’に示すように、2台の専用試験器331を格納し、測定経路333’を空いた接続ケーブル端子とするようにしても良い。
上述の図3の実施例に示すように、専用試験器を格納するラック(専用試験器格納ラック)は、3台(k台、kは自然数)の専用試験器を格納可能なように設けられ、専用試験器格納ラックは、被試験機と接続するための上段の第1のポートと、経路切換えのためのリレースイッチと、前記リレースイッチを介して前記第1のポートと接続可能な前記格納される専用試験器と同数の第2のポートを備える。
またさらに、下段の第2のポートには、下段に同様の専用試験器格納ラックを接続可能なポートが設けられる。この構成によって、試験の対象となる被試験機が後から増え、増えたことによって使用する専用試験器の数が増えた場合でも、増えた専用試験器を格納するラックを次々と下段に増設することができるため、ハードウェアの追加が容易となる。
図4は、本発明の試験装置における試験プログラムのソフトウェア構造の一実施例を示すブロック図である。
ソフトウェアに関しては、図4に示すテストプログラム40のように、被試験機2に対するプログラム451が追加される。被試験機に対するプログラム451の内容は、被試験機の追加により必要となった、共通部用のパラメータ(共通部パラメータ)452と、追加整備用対象器材用テストプログラム453と、共通の測定器や専用試験器用のドライバ(追加整備対象器材用ドライバ)454である。
共通部パラメータ452の内容は、制御部3からの制御を可能にするためのインタフェースデバイス構成パラメータ456と、制御部3にその測定器や専用試験器の情報を表示する画面パラメータ457とである。
また、追加整備用対象器材用テストプログラム453の内容は、組込パラメータ458、表示パラメータ459、及び試験パラメータ460とである。
またさらに、追加整備対象器材用ドライバ454は、WRAドライバ461及びインタフェースデバイス試験機制御ドライバ462である。
図4において、テストプログラム40は、ユーザインタフェースプログラム41と、システム/試験制御プログラム42と、テストプログラム部43と、試験制御ドライバ部44と、データ管理プログラム410から構成される。ユーザインタフェースプログラム41は、表示部に対する試験情報等の表示処理や、操作者によって入力されたの選択指示の受付処理等を行うソフトウエアプログラムである。ユーザインタフェースプログラム41は、受付けた各種指示に応じた処理指令を生成してシステム制御プログラム42に出力する。システム制御プログラム42は、入力した処理指令に従ってテストプログラム43を動作させると共に、テストプログラム43から各種パラメータを取得してユーザインタフェースプログラム41に出力する。
テストプログラム部43は、処理プログラム45と、複数の別のプログラム46A,46B,・・・を有する。各別プログラム46A,46B,・・・の基本構成は同一のため、以下の説明では各別プログラムを符号46にて総称して示す。プログラム46は、試験対象となる被試験機2の数(種類)だけ設けられる。
プログラム46は、試験項目毎の試験内容を定義する試験パラメータ(第1のパラメータ)47と、の情報と前記試験パラメータへのリンク情報を定義する表示パラメータ(第2のパラメータ)48と、に対して実行する試験項目と前記表示パラメータへのリンク情報を定義する組込パラメータ(第3のパラメータ)49とからなり、各パラメータ47,48,49はそれぞれ独立したファイルによって構成される。被試験機2毎の試験手順は、各パラメータ47,48,49によって記述されている。ここで試験手順には、上記した経路切換え、測定器4-1〜4-nの動作制御、被試験機2の測定条件設定等が含まれる。
テストプログラム部43は、処理プログラム45によって別プログラム46を構成する各パラメータ47,48,49の解析を行い、試験手順に応じた処理指令を生成する。テストプログラム43は、生成した処理指令を試験制御ドライバ部44に出力して試験制御ドライバ部44の各種ドライバを動作させ、被試験機2、測定器4-1〜4-n、切換器5を制御して被試験機2に対する試験を実行する。
なお、試験制御ドライバ部44は、演算処理・試験条件ドライバ411、WRA制御ドライバ412、インタフェースデバイス試験器制御ドライバ413、汎用測定器制御ドライバ414、リレー制御ドライバ415、ガイダンス表示ドライバ等を有する。
本発明の試験装置によれば、種類若しくは型式の異なる被試験機が追加される場合において、ハードウェアに変更がない、即ち、ハードウェアに関しては、追加前のハードウェアのままで試験ができる場合には、ソフトウェアの追加だけで対応できる。
例えば、追加されるのプログラム451を、共通部パラメータ452、追加整備対象器材用テストプログラム453、及び追加整備対象器材用ドライバに分離する。共通部パラメータ(インタフェースデバイス構成パラメータ456及び画面パラメータ457)452については、データ管理プログラムを用いる。また、増設対象器材用テストプログラム(組込パラメータ458、表示パラメータ459、及び試験パラメータ460)453については、テストプログラム部43に追加する。同様に、増設対象器材用ドライバ(WRA制御ドライバ461、インタフェースデバイス試験器制御ドライバ462)を試験制御ドライバ部44に追加する。
また、本発明の試験装置によれば、種類若しくは型式の異なる被試験機が追加されるときに、追加される被試験機では、特殊な計測信号が必要で専用試験機を追加しなければならない(ハードウェアの追加が必要な)場合には、図5に示すように、専用試験機の追加により、容易にかつ迅速に対処可能である。また、ラックに空きがなければ、新たなラックを増設して専用試験器を追加することで、容易にかつ迅速に対処可能である。
図5の試験装置50において、新しい専用試験機531を測定経路533として接続し、ソフトウェアの追加については、図4で説明したように実行することで、新たな被試験機を試験可能となる。
上記の図3乃至図5の実施例のまとめとして、試験装置製作後に、被試験機が追加となった場合に想定される追加案件と実現方法を下記(1)及び(2)に示す。
(1)試験においてハードウェアには変更が無い場合には、ソフトウェア(テストプロゲラム)の変更のみで対応する。
(2)試験において特殊な計測信号が必要で専用の試験器を追加する場合には、専用試験器をラック内の空いている箇所に追加し、追加した専用試験機と切換使用部間の測定経路を追加する。また、ラック内に空きがない場合には、新たにラックを増設した上で、専用試験器及び測定経路の追加を行う。さらに、専用試験器の追加により、(1)も実施する。
専用試験器に対する設定及び制御に関しては、テストプログラムに記載することにより、制御部を介して実施し、専用試験器にて使用する計測信号の測定経路を確立するためには、切換使用部に対する制御が必要となってくる。
なお、専用試験器格納ラックは、全て同一として製作できる。
また切換使用部への制御は、制御部からLAN経由にて実施する。実施方法を以下に示す。
制御部からの制御に関しては、MACアドレス、IPアドレスを用いて、どの切換使用部に、どの試験器を接続しているかを制御部にて管理しておき、各切換使用部へ通知する。
制御部からの制御の指示内容に関しては、全ての切換使用部へ一斉に出力し、各切換使用部側にて、自ラック内に格納されている専用試験器の測定経路を確立するための制御かを判断して、必要な制御情報のみを取得して、自分内の経路切換スイッチ動作を実施して、測定経路を確立する。
測定経路を決める切換使用部(リレー切換器)のスイッチ動作の制御としては、接続される専用試験器で使用する測定信号の入口(上段)と接続する信号切換器(測定器及び接続部を介したとのポート)との経路情報を準備しておき、制御部のソフトウェアを介して、テストプログラムの記述にて実現する。
測定経路の切換を切換使用部の共通化による切換使用部自体での判断及び、制御情報をテストプログラムのみで実現できるため、切換使用架(切換使用部含む)の追加が発生しても従来のハードウェア構成及び試験ソフトウェアには、影響させず追加する用のテストプログラムの記述の追加のみで試験を実施できる。
従来は、試験装置の製作後に、被試験機の追加があると、被試験項目ごとに使用する測定器の各設定、制御と測定経路を設計し、製作を実施していた。しかし、上述の実施例によれば、あらかじめ、被試験機が追加された際に発生する追加案件を考慮したハードウェア及びソフトウェア構成にしておくことにより、追加するの試験に必要なハードウェア、ソフトウェアを追加し、既存の装置に関連付けを行うだけで試験が実施可能となり、最小限の変更のみで試験が実現可能となる。
1:試験装置、 2:被試験器、 3:制御部、 4-1〜4‐n:測定器、5:切換器、 6:制御器、 7:被試験機用コントローラ、 10:試験プログラム、11:制御部、 12:システム制御部、 13:試験プログラム部、 14:試験制御ドライバ部、 15:処理プログラム、 16A:A、 16B:B、 17:組込パラメータ、 18:表示パラメータ、 19:試験パラメータ、 20:制御用ドライバ、 21A,21B,21C:測定器用ドライバ、 22:切換器(リレー制御)用ドライバ、 23:演算処理試験条件ドライバ、 30:試験装置、 31:共通部ラック、 32,33:ラック、 34,35,36:ラック接続部、 40:テストプログラム、 41:ユーザインタフェースプログラム、 42:システム/試験制御プログラム、 43:テストプログラム部、 44:試験制御ドライバ部、 45:処理プログラム、 46,46A,46B,・・・:複数の別のプログラム、 47〜49:パラメータ、 50:試験装置、 311:接続部、 312:信号切換器、 313:測定器、 314〜316:測定経路、 321:専用試験器、 322:切換使用部、 323〜325:測定経路、 331:専用試験器、 332:切換使用部、 333〜335,333’:測定経路、 410:データ管理プログラム、 411:演算処理・試験条件ドライバ、 412:WRA制御ドライバ、 413:インタフェースデバイス、 414:共通測定器制御ドライバ、 415:リレー制御ドライバ、 416:ガイダンス表示ドライバ、 451:追加される被試験機に対するプログラム、 452:共通パラメータ、 453:追加整備対象器材用テストプログラム、 454:追加整備対象器材用ドライバ、 456:インタフェースデバイス構成パラメータ、 457:画面パラメータ、 458:組込パラメータ、 459:表示パラメータ、 460:試験パラメータ、 461:WRAドライバ、 462:インタフェースデバイス試験機制御ドライバ、 533:測定経路。

Claims (1)

  1. 複数種類の被試験機の試験を行う試験装置において、
    少なくとも2種類以上の前記被試験機の試験において共通で使用される共通測定器を格納する第1のラックと、
    個別の前記被試験機の試験において専用に使用される専用試験器を格納する第2のラックと、
    前記共通測定器と前記専用試験器を制御して前記被試験機の試験を実行する制御器と、
    を備え、
    前記第2のラックは、リレー切換器を備え、
    前記リレー切換器は、前記被試験機及び前記制御器、または他の第2のラックのリレー切換器に接続される第1のポートと、格納可能な専用試験器の数の第2のポートを備えると共に、前記制御器からの信号に従い、格納した前記専用試験器を前記被試験機及び前記制御器に選択的に接続する、ことを特徴とする試験装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108387790A (zh) * 2017-08-29 2018-08-10 苏州华电电气技术服务有限公司 一种智能转换试验电路的电气试验装置
CN111323770A (zh) * 2018-12-13 2020-06-23 英业达科技有限公司 测试定位系统及其方法

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