JP2017140891A - 車両用ピラートリムアッセンブリ - Google Patents
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Abstract
Description
更に、リブに切欠き凹部状のガイド部を設け、アジャスターカバーの縁部を前記ガイド部に係止させたものも知られている。
これに対し、アジャスターカバーは、薄板であるために撓み易く、成形誤差もあり得るために、アジャスターカバーの曲率がピラートリムの曲率と合わなくなることがある。そのため、アジャスターカバーをピラートリムに組み付ける際、アジャスターカバーがガイド部に嵌らずにリブに乗り上げることがあり、組み付けしづらかった。
本発明は、かかる事情に鑑み、アジャスターカバーをピラートリムへ組み付ける際の作業性を改善することを目的とする。
前記シートベルト機構のベルトアジャスターのための開口部が形成されたピラートリムと、
前記ベルトアジャスターに係止される係止部を有して、前記ピラートリムの裏面に添うように配置され、かつ前記開口部を裏側から塞ぐアジャスターカバーと、
を備え、前記ピラートリムの裏側部には、
前記アジャスターカバーの幅方向の縁部を前記ピラートリムの長手方向へスライド可能に係止するガイド部と、誘導部とが設けられ、
前記誘導部における前記ピラートリムの長手方向の一側を向く面が、前記ピラートリムの長手方向及び幅方向と直交する方向に対して前記裏面へ近づくにしたがって前記長手方向の反対側へ傾斜して前記ガイド部へ達する誘導面を構成していることを特徴とする。
前記誘導面が、前記ガイド面と斜めに交差していることが好ましい。
前記誘導面によって、アジャスターカバーの長手方向の端部をピラートリムの裏面とガイド面との間へ誘導できる。
前記複数のリブのうち少なくとも一部には、前記ガイド部として、前記アジャスターカバーの前記幅方向の縁部を挿通可能なガイド凹部が形成され、
前記誘導部が、前記少なくとも一部のリブから前記長手方向の前記一側へ突出するとともに前記幅方向に対して直交する板状をなしていることが好ましい。
これによって、ピラートリムを補強するリブに、アジャスターカバーのためのガイド部及び誘導部を設けることができる。
図2は、車両のBピラー1を示したものである。Bピラー1は、ピラー本体1aと、ピラートリムアッセンブリ2と、シートベルト機構3を備えている。ピラー本体1aは車体の一部を構成している。ピラー本体1aは、金属からなり上下に延びている。
ピラートリム20の材質は、ポリプロピレン(PP)等の樹脂である。
なお、図2においては、リブ22の図示が省略されている。
アジャスターカバー30の厚みは、1mm〜3mm程度である。
アジャスターカバー30の材質は、ポリプロピレン(PP)等の樹脂である。
アジャスターカバー30は、ベルトアジャスター3aと一体になってピラートリム20に対して上下(長手方向)へ位置調節可能になっている。
ピラートリム20を射出成形等にて作製する。別途、アジャスターカバー30を射出成形等にて作製する。
図6(a)〜(c)に示すように、アジャスターカバー30をピラートリム20に対して下から上へスライドさせながら、各リブ22のガイド凹部23aにアジャスターカバー30の幅方向の縁部を通す。
このようにして、アジャスターカバー30をピラートリム20に確実に正しく組み付けることができる。この結果、アジャスターカバー30をピラートリム20へ組み付ける際の作業性を改善することができる。
例えば、アジャスターカバー30を、ピラートリム20の長手方向の上端部から下端部へ向けて移動させながらガイド部23に装着するようになっていてもよい。この場合、誘導部24が、リブ22からピラートリム20の上端側(長手方向の一側)へ向けて突出されていることが好ましく、誘導面24fが、ピラートリム20の裏面に近づくにしたがってピラートリム20の下端側(長手方向の反対側)へ傾斜されていることが好ましい。
ガイド部23及び誘導部24は、ピラートリム20における裏側部(ピラー本体1aを向く部分)に設けられていればよく、必ずしもリブ22に設けられている必要はない。
本発明構造は、Bピラー1に限られず、シートベルト機構3が設けられるピラーであれば、Cピラーその他のピラーにも適用できる。
1a ピラー本体
2 ピラートリムアッセンブリ
3 シートベルト機構
3a ベルトアジャスター
3b ベース部材
20 ピラートリム
21 開口部
22 リブ
23 ガイド部
23a ガイド凹部
23b ガイド面
23x ガイド縁板部
23y ガイド縁板部
24 誘導部
24f 誘導面
25 補強板部
30 アジャスターカバー
31 係止穴(係止部)
Claims (3)
- 車両のシートベルト機構付きのピラーにおけるピラートリムアッセンブリであって、
前記シートベルト機構のベルトアジャスターのための開口部が形成されたピラートリムと、
前記ベルトアジャスターに係止される係止部を有して、前記ピラートリムの裏面に添うように配置され、かつ前記開口部を裏側から塞ぐアジャスターカバーと、
を備え、前記ピラートリムの裏側部には、
前記アジャスターカバーの幅方向の縁部を前記ピラートリムの長手方向へスライド可能に係止するガイド部と、誘導部とが設けられ、
前記誘導部における前記ピラートリムの長手方向の一側を向く面が、前記ピラートリムの長手方向及び幅方向と直交する方向に対して前記裏面へ近づくにしたがって前記長手方向の反対側へ傾斜して前記ガイド部へ達する誘導面を構成していることを特徴とするピラートリムアッセンブリ。 - 前記ガイド部が、前記裏面と対向するガイド面を有し、前記裏面と前記ガイド面との間に前記アジャスターカバーの前記縁部が挿通されており、
前記誘導面が、前記ガイド面と斜めに交差していることを特徴とする請求項1に記載のピラートリムアッセンブリ。 - 前記ピラートリムの前記裏面には、複数のリブが、互いに前記長手方向に間隔を置いて形成されており、
前記複数のリブのうち少なくとも一部には、前記ガイド部として、前記アジャスターカバーの前記幅方向の縁部を挿通可能なガイド凹部が形成され、
前記誘導部が、前記少なくとも一部のリブから前記長手方向の前記一側へ突出するとともに前記幅方向に対して直交する板状をなしていることを特徴とする請求項1又は2に記載のピラートリムアッセンブリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016022338A JP6590721B2 (ja) | 2016-02-09 | 2016-02-09 | 車両用ピラートリムアッセンブリ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016022338A JP6590721B2 (ja) | 2016-02-09 | 2016-02-09 | 車両用ピラートリムアッセンブリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017140891A true JP2017140891A (ja) | 2017-08-17 |
JP6590721B2 JP6590721B2 (ja) | 2019-10-16 |
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ID=59627787
Family Applications (1)
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JP2016022338A Active JP6590721B2 (ja) | 2016-02-09 | 2016-02-09 | 車両用ピラートリムアッセンブリ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6590721B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019017420A1 (ja) | 2017-07-20 | 2019-01-24 | 国立大学法人北海道大学 | Pd-1/pd-l1を標的とする阻害薬とcox-2阻害薬との併用 |
JP2019116228A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | マツダ株式会社 | 車両の内装構造およびセンターピラーの組み付け方法 |
-
2016
- 2016-02-09 JP JP2016022338A patent/JP6590721B2/ja active Active
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WO2019017420A1 (ja) | 2017-07-20 | 2019-01-24 | 国立大学法人北海道大学 | Pd-1/pd-l1を標的とする阻害薬とcox-2阻害薬との併用 |
JP2019116228A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | マツダ株式会社 | 車両の内装構造およびセンターピラーの組み付け方法 |
Also Published As
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JP6590721B2 (ja) | 2019-10-16 |
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