JP2017137002A - 電動車両のバッテリ搭載構造 - Google Patents

電動車両のバッテリ搭載構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2017137002A
JP2017137002A JP2016020195A JP2016020195A JP2017137002A JP 2017137002 A JP2017137002 A JP 2017137002A JP 2016020195 A JP2016020195 A JP 2016020195A JP 2016020195 A JP2016020195 A JP 2016020195A JP 2017137002 A JP2017137002 A JP 2017137002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
door
electric vehicle
opening
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016020195A
Other languages
English (en)
Inventor
一徳 黒田
Kazunori Kuroda
一徳 黒田
小林 直樹
Naoki Kobayashi
小林  直樹
隆浩 加藤
Takahiro Kato
隆浩 加藤
正基 五島
Masaki Goto
正基 五島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2016020195A priority Critical patent/JP2017137002A/ja
Publication of JP2017137002A publication Critical patent/JP2017137002A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】衝突時のバッテリの保護を図りつつ、着脱利便性を向上できる電動車両のバッテリ搭載構造を提供する。【解決手段】バッテリ搭載構造は、電動車両1に着脱自在に搭載される可搬バッテリ50と、ドア開口28の後方に位置するセンターピラー19の車幅方向内方に配置され、可搬バッテリ50を収容するためのバッテリ収容空間を内部に画定するバッテリ収容部とを備え、バッテリ収容部が前方に向く開口を有すると共に後方に向けて下方に傾斜している。これにより、可搬バッテリ50がセンターピラー19により保護され、可搬バッテリ50の着脱作業も容易である。【選択図】図1

Description

本発明は、小型電気自動車(MEV:Micro Electric Vehicle)の可搬バッテリに最適な、電動車両のバッテリ搭載構造に関する。
車両の駆動源に電力を供給するための電池ユニットの搭載構造として、ドアビームが中空部材で構成され、ドアビームの長手方向両端開口部が着脱可能なキャップによって閉塞されることで密閉中空構造とされたドアビーム内に電池ユニットが格納された構造が公知である(特許文献1)。この構造では、ドアビームの中空空間を有効利用して電池ユニットを追加的に搭載することができる。また、剛性の高いドアビーム内に電池ユニットが格納されることによって、電池ユニットが保護される。
また、車両後部に電源装置が配置される電源装置の配設構造として、電源装置がリヤホイールハウスの上方に配設されると共に、リヤホイールハウスの車幅方向内側面よりも車幅方向外側に配設された構造が公知である(特許文献2)。この構造では、車室の後部側面を構成するリヤサイドトリムをリヤホイールハウスや電源装置に沿ってフラットに形成することが可能になり、車室後部の側面での凹凸を減らして車室後部の見栄えを確保することができる。
特開2013−001162号公報 特開2011−183943号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電池ユニット搭載構造では、電池ユニットのメンテナンスや交換を行う際に、ねじや係合爪によってドアビームに取り付けられているキャップを取り外す必要がある。また、ドアの開放端側である後方に向かって下がるようにドアビームが斜めに配置されている。そのため、ドアビーム内から電池ユニットを取り出すためにドアビームの後端開口部に取り付けられたキャップを取り外した際に、電池ユニットが自重で落下する虞がある。また、ドアビーム内に電池ユニットを挿入する際には、ドアビームの前端開口部がドアのヒンジ側に配置されているため、スペースが小さく作業が行い難い。
一方、特許文献2に記載の電源装置配設構造では、電源装置がリヤサイドトリムと車体パネルを構成するインナパネルとの間に配置され、ボルト、ナットといった締結部材によってインナパネルに固定されている。そのため、電源装置のメンテナンスや交換を行う場合には、リヤサイドトリムを剥がした上で締結部材を着脱する必要があり、作業が煩雑である。従来のバッテリ搭載構造においても、特許文献2に記載の構造のように、空間の確保や衝突時のバッテリの保護が優先されており、着脱の利便性には課題がある。
本発明は、このような背景に鑑み、衝突時のバッテリの保護を図りつつ、着脱利便性を向上できる電動車両のバッテリ搭載構造を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明に係るバッテリ搭載構造は、電動車両(1)に着脱自在に搭載されるバッテリ(50)と、ドア開口(28)の後方に位置するセンターピラー(19)の車幅方向内方に配置され、前記バッテリを収容するためのバッテリ収容空間(42)を内部に画定するバッテリ収容部(43)とを備え、前記バッテリ収容部が前方に向く開口(43a)を有すると共に後方に向けて下方に傾斜している構成とする。
この構成によれば、バッテリ収容部がセンターピラーの車幅方向内方に配置されるため、側面衝突時にセンターピラーがバッテリの保護部材となり、バッテリが保護される。また、バッテリ収容部が前方に向く開口を有するため、開放されたドア開口の広いスペースを使ってバッテリを着脱できる上、ドア開口の外側から(車両外側に立って)バッテリを着脱できる。更に、バッテリ収容部が後方に向けて下方に傾斜しているため、バッテリの挿入及び抜き取りを行い易い。これらのことにより、バッテリの着脱作業が容易である。更に、ドア閉塞時にはバッテリ収容部の被水が防止される。
また、上記の発明において、前記バッテリ収容部(43)は、前記開口(43a)が前記ドア開口(28)の後縁に沿う形状を呈し、且つ閉じ位置にあるドア(30)によって前記開口の少なくとも一部が塞がれるように形成されている構成とするとよい。
この構成によれば、開口がドア開口の後縁に沿っているため、乗員の乗降を妨げることなく、バッテリを電動車両に搭載できる。また、開口の少なくとも一部がドアにより塞がれるため、ドア閉塞時にはバッテリの外れを防止でき、着脱時にキャップやカバー等の着脱を行う必要もない。また、ドアをロックしておくことによってバッテリの盗難も防止できる。
また、上記の発明において、前記バッテリ収容部(43)の底面上部に設けられたコネクタ(47)と、前記バッテリ収容空間(42)の車両後方の下部に連通するドレイン孔(48)とを更に備えている構成とするとよい。
バッテリ収容部が前方に向く開口を有しているため、ドア開放時にはバッテリ収容空間に雨天時等に水が浸入する虞がある。この構成によれば、バッテリ収容空間に浸入した水をドレイン孔から外部に排出できる。また、コネクタがバッテリ収容部の底面上部に設けられているため、コネクタの被水を防止できる。
また、上記の発明において、前記バッテリ収容部(43)の車幅方向外側に設けられ、前記バッテリ(50)に熱的に接続すると共に外気に露出するヒートシンク(60)を更に備えている構成とするとよい。
この構成によれば、ヒートシンクによりバッテリの放熱を促進できるため、高温によりバッテリの性能に悪影響が及ぶことを抑制できる。
また、上記の発明において、前記バッテリ(50)が前記バッテリ収容部(43)に収容された状態において、前方に突出する使用位置と当該使用位置から車幅方向の内方に畳まれた収納位置とをとり得るように前記バッテリの前面に設けられた把手(58)を更に有する構成とするとよい。
この構成によれば、バッテリの前面から突出する把手が設けられることにより、バッテリの着脱作業が容易になる。また、把手が車幅方向に畳まれ得るため、把手をドアに干渉させずにバッテリを大型化する、或いはデッドスペースをなくすことができる。
また、上記の発明において、前記バッテリ(50)からの電力供給を制御する制御部(55)と、前記ドア開口(28)を開閉するドア(30)の開閉状態を検出するドア状態検出手段(71)とを更に備え、前記ドアが完全に閉じられていることが前記ドア状態検出手段により検出されている時のみに(ST1:No)、前記制御部が前記バッテリからの電力供給を許可する(ST3)構成とするとよい。
ドアが完全に閉じられていない状態では、バッテリがバッテリ収容部に正しく装着されていない虞や、バッテリが正しく装着されていたとしても急ブレーキ時や前面衝突時等にバッテリが前方にずれる虞がある。この構成によれば、ドアが完全に閉じられている時のみにバッテリからの電力供給を許可されるため、非正常装着状態での電力供給を防止することができる。
このように本発明によれば、空間の確保や衝突時のバッテリの保護を図りつつ、着脱利便性を向上できる電動車両のバッテリ搭載構造を提供することができる。
実施形態に係る電動車両の側面図 図1に示す電動車両の右側部分の透視正面図 図1に示すバッテリ収容部の側断面図 図3中のIV矢視図 図1に示す電動車両のドア閉塞時の車室の要部斜視図 図1に示す電動車両のドア開放時の車室の要部斜視図 図1に示す電動車両の後部側面図 図7中のVIII−VIII断面図 図1に示す電動車両の電気系統のブロック図 図9に示すBMUによる放電制御のフロー図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、前後左右の方向は、車両の進行方向を基準とする。
図1は、実施形態に係る電動車両1の側面図であり、車体パネル2(図7参照)を透視した車体骨格3を示している。図2は、図1に示す電動車両1の右側部分の透視正面図である。図1及び図2に示されるように、電動車両1は、車体に左右の前輪5及び左右の後輪6が懸架され、駆動源として図示しない電動機が搭載された2人乗りの小型4輪電動自動車である。運転席に当たる前座席7は、車体の長さ方向(前後方向)の中間(前輪5と後輪6との間)、且つ車体の幅方向の中央に配置されている。後座席8は、後輪6の上方、且つ車体の幅方向の一方(図5の例では右方)に偏倚した位置に配置されている。
電動車両1は、車体骨格3として前後方向に延在する左右のサイドフレーム11(11F、11R)を有している。サイドフレーム11は、後方に向かって上り勾配に傾斜し且つ後方に向かって左右の離間距離が増大するように傾斜するフロントサイドフレーム11Fと、フロントサイドフレーム11Fの後端上面にオフセットして接合され、前方から後方に向かってフロントサイドフレーム11Fと同じ上り勾配に傾斜する互いに平行なリヤサイドフレーム11Rとにより構成されている。サイドフレーム11は、適宜な位置に配置されたクロスメンバ12によって互いに結合されており、ラダー形の下部フレーム13を構成している。
サイドフレーム11の前部には、サイドフレーム11の外側面から外方に延出する図示しないエクステンションメンバを介し、左右のフロントピラー14の下端が接合されている。フロントピラー14は、エクステンションメンバの先端から鉛直に上方へ延在しており、上端を左右方向に水平に延在するステアリングハンガフレーム15によって互いに結合されている。
ステアリングハンガフレーム15の左右の前部には、上方に向かって後方に傾斜した左右のフロントピラーエクステンション16が接合されている。フロントピラーエクステンション16は、上部で後方に向かって下方に湾曲しており、上端を左右方向に水平に延在するフロントルーフクロスメンバ17によって互いに結合されている。フロントピラーエクステンション16の後端には、ルーフサイドレール18の前端が接合されている。ルーフサイドレール18は、後方に向かって下方に若干傾斜し、車体の後部まで延びている。
フロントサイドフレーム11Fとリヤサイドフレーム11Rとの接合部であってサイドフレーム11の中間部後方寄りの位置には、左右のセンターピラー19の下端が接合されている。センターピラー19は、上端を左右方向に水平に延在するセンタールーフクロスメンバ20によって互いに結合されると共に、上端を対応する側のルーフサイドレール18に結合されている。リヤサイドフレーム11Rの前端部には、上方に向けて後方に傾斜する左右のリヤブレース21の下端が接合され、リヤサイドフレーム11Rの後端部には、上端がリヤブレース21に接合される左右のリヤピラー22の下端が接合されている。リヤブレース21とリヤピラー22とは、高さ方向の中間位置に配置された連結部材23によって互いに結合されており、A字状のリヤピラーユニット24を構成している。リヤブレース21は、リヤピラー22の上端よりも上方へ延びており、上端を左右に水平に延在するリヤルーフクロスメンバ25によって互いに結合されている。本実施形態では、左右のリヤブレース21及びリヤルーフクロスメンバ25は、1本のパイプ部材を曲げ加工した一体物として構成されている。
フロントピラー14とセンターピラー19との間に配置された2本のクロスメンバ12と前座席7との間には主バッテリ26が配置される。これら2本のクロスメンバ12は、上方へ延出する左右のエクステンション12aを両端に有しており、エクステンション12aの先端(上端)がフロントサイドフレーム11Fの下面に接合されている。これにより、2本のクロスメンバ12は、左右のフロントサイドフレーム11F間に配置される主バッテリ26をフロントサイドフレーム11Fの下面よりも低い位置で支持すると共に、前座席7のシートクッション7Cとの間に形成される主バッテリ26の搭載スペースを拡大させている。
車体の側面のうち、フロントピラー14とセンターピラー19との間が乗員の乗降口になる。乗降口には想像線で示される左右のドア30が設けられる。つまり、フロントピラー14、フロントピラーエクステンション16、ルーフサイドレール18、センターピラー19及びフロントピラー14及びサイドフレーム11によって囲まれる領域に左右のドア開口28が形成される。ドア開口28の後縁は、側面視で前座席7のシートバック7Bの背面に整合する位置でシートバック7Bに沿うように上方に向かって後方に傾斜している。後座席8への乗車及び後座席8からの降車は、前座席7のシートバック7Bを前方に倒して行われる。
ドア30は、ドア開口28の下部を塞ぐ大きさとされており、ドア開口28の上部はドア30に一体に設けられた窓31により塞がれる。ドア30は、前端に設けられた上下のドアヒンジ32がセンターピラー19に接合されることにより、ドア開口28の後部を開閉させるように回動自在にセンターピラー19に支持される。ドア30の後上部の外面にはドアハンドル33が設けられ、ドア30の後縁には、ドアハンドル33に連係する図示しないラッチ機構が設けられる。ドア開口28の後方に位置するセンターピラー19には、ラッチ機構により係脱自在に係止されるストライカ35(図5参照)を支持する支持ブラケット36が前方に突出するように接合されている。
センターピラー19の車幅方向の内方には、電動車両1に着脱自在に搭載される可搬バッテリ50が配置されている。本実施形態では、左右のセンターピラー19の内方に2つの可搬バッテリ50が配置される。他の実施形態では、左右一方のセンターピラー19の内方のみに可搬バッテリ50が配置されてもよい。但し、ドア開口28が左右一方のみに形成される場合には、ドア開口28が形成される側に可搬バッテリ50が搭載される。
可搬バッテリ50は、並列に配置された複数の円筒状の蓄電池セルをその正極側及び負極側に配置された1対の電池ホルダによって一括して挟持し、これらの蓄電池セル及び電池ホルダを概略直方体のケース53の内部に収容した可搬型のバッテリパックである。可搬バッテリ50は、側面視で横長となり且つ後部が前部よりも低くなる向きに長辺を傾斜させた姿勢で搭載されている。可搬バッテリ50は、航続距離を伸ばすために電動車両1に搭載されるサブバッテリであり、主バッテリ26の放電後にも走行を可能にする補助バッテリである。可搬バッテリ50は、電動車両1に搭載された状態で充電及び放電が可能であると共に、電動車両1から取り外して充電することも可能である。また、電動車両1から取り外した可搬バッテリ50を他の電気装置の電源として利用することも可能である。このような用途を有する可搬バッテリ50は、乗員が電動車両1への搭載及び電動車両1からの取り外し、並びに運搬を行い易い重量及び大きさとされる。
図2に示されるように、サイドフレーム11やセンターピラー19等の車体骨格3の外側には、電動車両1の外郭を構成する車体パネル2が設けられる。なお、図1では車体パネル2が省かれて車体骨格3のみが示されているが、車体パネル2はドア30の前縁及び後縁に沿ってフロントピラー14やセンターピラー19を覆うように設けられる。一方、車体骨格3の内側には、車室を画成する内装パネル41が設けられる。内装パネル41は、主に樹脂を素材とする成形品であり、図示しないクリップやボルト等によって車体骨格3や車体パネル2に固定される。センターピラー19の内側に設けられる内装パネル41は、車幅方向内方(車室側)へ突出しており、この突出部が可搬バッテリ50を収容するためのバッテリ収容空間42を内部に画定するバッテリ収容部43になる。
前座席7の右方(図2の左方)には、3点式のシートベルト44が配置されている。シートベルト44は、ロワアンカ45を介してサイドフレーム11やクロスメンバ12等の車体骨格3に結合される下端と、アッパアンカ46を介してセンターフレームの上部に結合される上端とを有し、バッテリ収容部43の内方で上下方向に延在している。運転者がシートベルト44を着用する際には、右方にあるシートベルト44の上部に係止された図示しないタングを掴んで左下へ引っ張り、リトラクタからシートベルト44を引き出してタングを前座席7の左方に設けられたバックルに係着させる。
図3は、図1示すバッテリ収容部43の側断面図であり、可搬バッテリ50が搭載位置(完全に挿入された位置)の手前までバッテリ収容部43に挿入されている状態を示している。図3に示されるように、バッテリ収容部43は前方(より正確には前方斜め上)に向く開口43aを備えており、断面コ字状或いはU字状を呈している。この開口43aは、可搬バッテリ50をバッテリ収容部43に挿入し、且つバッテリ収容部43から抜き出すためのバッテリ出入口となる。バッテリ収容部43は、バッテリ出入口に対して相反する側の底面をなす後壁43b、上壁43c、下壁43d及び左右の側壁を有する金属製パネルにより構成される。バッテリ収容部43の底面(後壁43b)の上部には収容部側コネクタ47が固設されている。収容部側コネクタ47は、バッテリ収容部43の挿入方向である前方斜め上に向いている。バッテリ収容部43の底面(後壁43b)の下部には、バッテリ収容空間42に浸入した雨水等の液体を外部に排水するドレイン孔48が形成されている。ドレイン孔48は、バッテリ収容空間42の車両後方の下部であって収容部側コネクタ47よりも低い部分(図示例では最下部)に連通しており、浸入した液体が収容部側コネクタ47に接触することを防止する。図には現れていないが、バッテリ収容部43の上壁43c及び下壁43dには、可搬バッテリ50の抜き挿しをガイドするガイドレールが前後方向に延在するように設けられる。
可搬バッテリ50のケース53は、上下及び前後方向に沿う分割線によって分割された矩形桝状の左右のケースハーフ54(54O、54I(図4参照))によって構成されている。左右のケースハーフ54は、互いの開口部を向き合わせた状態で、外周部の適所に配置されたボルト・ナット等の締結具により互いに結合されることによって中空密閉構造のケース53を形成し、内部に収容された蓄電池セル等を保護する。可搬バッテリ50は、上記の蓄電池セルや電池ホルダに加え、搭載姿勢で底面に沿うように配置された基板を有するBMU55(Battery Management Unit;バッテリ管理装置)を収容している。
車幅方向の外側に配置される外側ケースハーフ54Oは金属製とされ、車幅方向の内側に配置される内側ケースハーフ54Iは樹脂製とされている。外側ケースハーフ54Oには、電池ホルダやBMU55が図示しない伝熱板を介して熱的に接続されている。図には現れていないが、金属製の外側ケースハーフ54Oの上面及び下面には、ガイドレールと相補完形状を呈してガイドレールに摺動可能に係合する金属製のスライダが前後方向に延在するように設けられている。これにより、可搬バッテリ50は、挿入方向に直交する断面において一定の位置を通ってバッテリ収容空間42を摺動する。
可搬バッテリ50の後面には、後方に向くバッテリ側コネクタ56が収容部側コネクタ47に整合する位置に設けられている。バッテリ側コネクタ56は、可搬バッテリ50がバッテリ収容部43の所定の搭載位置まで挿入されることによって収容部側コネクタ47に接続される。収容部側コネクタ47とバッテリ側コネクタ56との組により、電動車両1の電気系統と可搬バッテリ50とを接続する接続コネクタ57が構成される。接続コネクタ57には、蓄電池セルの正極側に接続される電極に加え、電動車両1に搭載されたPDU70(Power Drive Unit、図9参照)と可搬バッテリ50との間で行う通信用の接続ピンが設けられている。
上記のBMU55には、制御部、通信部、管理部等の機能部が実装されている。通信部は、接続コネクタ57を介してPDU70との間で情報の授受を行う。制御部は、PDU70からの通信指令に基づいて蓄電池セルの放充電を制御する。管理部は、蓄電池セルの電圧、電流、SOC(State Of Charge:蓄電状態)の値等の電池情報を管理する。
一方、可搬バッテリ50の前面には、抜き挿し時及び搬送時に乗員の把持に供される把手58が前方に向けて突出するように設けられている。把手58は、可搬バッテリ50の搭載状態において、上下方向に延在する把持部58aと、把持部58aの上端及び下端から後方に延びて外側ケースハーフ54Oに接続する1対の脚部58bとから構成されている。
図4は、図3中のIV矢視図であり、搭載状態の可搬バッテリ50の前部を概ね上方から見た図である。図4に示されるように、把手58の脚部58bは、外側ケースハーフ54Oの前面に突出形成された支持部54aに、概ね上下に延在するピンを介して回動自在に取り付けられている。これにより、可搬バッテリ50は、ケース53の前面から前方に突出する使用位置(想像線)と、使用位置から車幅方向の内方、即ちドア30の閉動作方向に回動してケース53の前面に沿うように畳まれた収納位置(実線)とをとり得る。そして、把手58は、可搬バッテリ50の抜き挿し時には使用位置で把持に使用され、可搬バッテリ50がバッテリ収容部43に収容された状態では収納位置に畳まれる。
図5は、ドア30閉塞時の電動車両1の車室の要部斜視図である。図5に示されるように、バッテリ収容部43は概ねドア開口28の後縁に至る位置まで前方に延びる形状とされている。言い換えれば、バッテリ収容部43の開口43aがドア開口28の後縁に概ね整合する位置にドア開口28の後縁に沿って形成されている。ドア30の開放時には、可搬バッテリ50の前面がバッテリ収容部43の開口43aに露出している。図5では、把手58が使用位置にあり、可搬バッテリ50が搭載位置にある状態で把手58がバッテリ収容部43の開口43aからドア開口28側に突出している。これにより、ドア開口28の外に立って可搬バッテリ50の抜き挿しを行う乗員が把手58を掴み易いようになっている。一方、把手58は、収納位置(図4)にある時にはドア30が干渉することがないように開口43a内に収容される。
図6は、ドア30開放時の電動車両1の車室の要部斜視図である。図6に示されるように、ドア30の内面側には内装パネル41であるドアライニング37が設けられる。ドアライニング37は、車幅方向内方に突出し、前後方向に延在するアームレスト38を高さ方向の中間位置に備えている。アームレスト38の内部には強度部材が設けられている。アームレスト38の上面前部には、ドア30の開閉時に乗員の把持に供される把持凹部38aが形成され、アームレスト38の上面後部にはカップホルダ38bが凹設されている。カップホルダ38bが形成されたアームレスト38の後端部分は、他の部分に比べて車室側への突出量が大きな幅広形状に形成され、ドア30が閉じられた状態でバッテリ収容部43の開口43aを前方から全面に亘って塞ぐ。即ち、ドア30が閉塞された状態では、ドア30がバッテリ収容部43の蓋となると共に、可搬バッテリ50の抜けを防止するロック部材となる。
仮に、図5に示されるように把手58が使用位置にある状態でドア30が閉じられた場合には、把手58が車幅方向の内方に回動自在であることから、接触したドア30が把手58を収納位置へと回動させる。
図6に示されるように、バッテリ収容部43の上面はアームレスト38の上面に連続し、後方に向けて下方へ傾斜している。つまりバッテリ収容部43は、アームレスト38を後方斜め下へ延ばすように設けられており、後座席用アームレストとして機能する。
図7は、車体パネル2を透視せずに示す電動車両1の後部側面図である。図8は、図7中のVIII−VIII断面図である。図7及び図8に示されるように、車体パネル2のバッテリ収容部43が設けられた位置には、ヒートシンク60が外気に露出するように設けられている。ヒートシンク60は、車幅方向内側に配置された板状のベース部61と、車幅方向外側に配置され、ベース部61から外方に向けて突出する複数のフィン62とにより構成されている。ベース部61は、内面をバッテリ収容空間42に露出させるようにバッテリ収容部43に組み込まれている。複数のフィン62は、走行風を利用して効果的に放熱すべく、前後方向に延在して上下方向に配列されている。図8に示されるように、可搬バッテリ50が搭載位置にある時に、金属製の外側ケースハーフ54Oの外面がベース部61の内面に面接触し、可搬バッテリ50がヒートシンク60に熱的に接続される。これにより、可搬バッテリ50が発生させる熱がヒートシンク60から効果的に外気に放出される。他の実施形態では、ヒートシンク60がバッテリ収容部43の金属パネルやガイドレールを介して可搬バッテリ50に熱的に接続されてもよい。
図9は、電動車両1における電気系統のブロック図である。図9に示されるように、電動車両1には、ドア30が完全に閉まっているか否かを検出する半ドアスイッチ71(半ドア SW)が設けられている。半ドアスイッチ71は、PDU70に電気的に接続されており、ドア30が完全に閉まっていないこと(つまり、半ドア)を検出した場合、半ドア情報をPDU70に送る。PDU70には電動車両1のイグニッションスイッチ72(IG SW)も電気的に接続されている。PDU70は、イグニッションスイッチ72からの電源情報に基づいて、電動車両1に搭載された各種電気装置の電源(電力供給)のオン・オフや、電力源とするバッテリの選択等を行う。また、PDU70は、半ドア情報が入力している場合、インジケータに設けられた半ドアランプをオンにして半ドア情報を表示する。
可搬バッテリ50のBMU55は、接続コネクタ57を介してPDU70に電気的に接続される。BMU55はFET73を備えており、PDU70からの放充電指令に基づいて制御部がFET73のゲート電圧を制御することによって蓄電池セルの放充電電流を制御する。また、BMU55は、PDU70から半ドア情報を受け取り、放電指令に基づく放電制御を半ドア情報に応じて行う。
図9は、BMU55が行う放電制御のフロー図である。図9に示されるように、BMU55の制御部は、最初に半ドア情報が入力しているか否か、即ちドア30が半ドア状態であるか否かを判定する(ステップST1)。半ドア情報が入力していない場合、即ちドア30が完全に閉じられている場合(ステップST1:No)、制御部は、次にイグニッションスイッチ72がオンであるか否かを判定する(ステップST2)。イグニッションスイッチ72がオンである場合(ステップST2:Yes)、制御部は放電指令に基づく可搬バッテリ50からの電力供給を行うべく、FET73のオンを許可する(ステップST3)。一方、半ドア情報が入力している場合(ステップST1:Yes)、及びイグニッションスイッチ72がオフの場合(ステップST2:No)、制御部は、放電を許可せず、放電指令に基づくFET73をオフにする(ステップST4)。
即ち、BMU55は、ドア30が完全に閉じられている場合のみに、イグニッションスイッチ72のオン及びPDU70からの放充電指令(電力源としての可搬バッテリ50の選択)をトリガとして放電を行う。これは、ドア30が完全に閉じられている場合には、可搬バッテリ50が搭載位置まで挿入され、接続コネクタ57が確実に接続された正常装着状態であり、且つ、バッテリ収容部43の開口43aがドア30により塞がれているため、可搬バッテリ50がバッテリ収容部43から抜け出ることがないためである。一方、ドア30が完全に閉じられていない場合には、接続コネクタ57が完全に差し込まれていない不完全接続状態で放電される虞や、急ブレーキや前面衝突等によって放電中に可搬バッテリ50が前方にずれる虞があり、このような非正常装着状態での放電は好ましくない。そのため、BMU55は、ドア30が完全に閉じられていない場合には放電を許可しない。
以上のように構成された電動車両1のバッテリ搭載構造によれば、次のような作用効果を得ることができる。
即ち、図1及び図2に示されるように、可搬バッテリ50用のバッテリ収容空間42を内部に画定するバッテリ収容部43が、ドア開口28の後方に位置するセンターピラー19の車幅方向内方に配置されている。そのため、可搬バッテリ50が乗員の邪魔にならない空間に搭載される上、側面衝突時にセンターピラー19が可搬バッテリ50の保護部材となり、可搬バッテリ50が保護される。また、図2及び図3に示されるように、バッテリ収容部43が前方に向く開口43aを有している。そのため、開放されたドア開口28の広いスペースを使って可搬バッテリ50を着脱できる上、ドア開口28の外側から(車両外側に立って)可搬バッテリ50を着脱することができる。更に、バッテリ収容部43が後方に向けて下方に傾斜しているため、バッテリ装着時には小さな押し込み力で可搬バッテリ50を挿入でき、可搬バッテリ50脱着時には必要な持ち上げ力の変化が緩やかになるために重量を感じずに可搬バッテリ50を抜き取ることができる。これらのことにより、可搬バッテリ50の着脱作業が容易である。更に、ドア30閉塞時にはバッテリ収容部43の被水が防止される。このように、本実施形態に係る可搬バッテリ50の電動車両1への搭載構造は、衝突時の可搬バッテリ50の保護を図りつつ、可搬バッテリ50の着脱利便性を向上することができる。
図5に示されるように、バッテリ収容部43は開口43aがドア開口28の後縁に沿う形状を呈している。そのため、乗員の乗降を妨げることなく、可搬バッテリ50を電動車両1に搭載することができる。また、図6に示されるように、バッテリ収容部43は閉じ位置にあるドア30によって開口43aの少なくとも一部が塞がれるように形成されている。そのため、ドア30閉塞時には可搬バッテリ50の外れが防止され、キャップやカバー等の着脱を行う必要もない。また、ドア30をロックしておくことによって可搬バッテリ50の盗難を防止することもできる。
図3に示されるように、バッテリ収容部43は前方に向く開口43aを有しているため、ドア30開放時にはバッテリ収容空間42に雨天時等に水が浸入する虞がある。本実施形態では、バッテリ収容部43の底面上部に収容部側コネクタ47が設けられ、ドレイン孔48がバッテリ収容空間42の車両後方の下部に連通している。そのため、バッテリ収容空間42に浸入した水はドレイン孔48から外部に排出され、ドレイン孔48よりも高い位置に配置された収容部側コネクタ47の被水が防止される。
図7及び図8に示されるように、バッテリ収容部43の車幅方向外側には、バッテリに熱的に接続すると共に外気に露出するようにヒートシンク60が設けられている。そのため、走行風が当たるヒートシンク60により可搬バッテリ50からの放熱が促進され、高温により可搬バッテリ50の性能に悪影響が及ぶことが抑制される。
図3及び図4に示されるように、可搬バッテリ50がバッテリ収容部43に収容された状態において、可搬バッテリ50の前面には、前方に突出する使用位置と使用位置から車幅方向の内方に畳まれた収納位置とをとり得るように把手58が設けられている。そのため、可搬バッテリ50の着脱時には、図5に示されるように可搬バッテリ50の前面から突出する把手58を掴むことができ、着脱作業が容易になる。また、把手58が車幅方向に畳まれ得るため、図6に示されるように把手58をドア30に干渉させずに可搬バッテリ50を大型化する、或いはデッドスペースをなくすことができる。
図3及び図9に示されるように、可搬バッテリ50には可搬バッテリ50からの電力供給を制御するBMU55が設けられ、電動車両1にはドア開口28を開閉するドア30の開閉状態を検出する半ドアスイッチ71が設けられている。上記のように、ドア30が完全に閉じられていない状態では、可搬バッテリ50がバッテリ収容部43に正しく装着されていない虞や、可搬バッテリ50が正しく装着されていたとしても急ブレーキ時や前面衝突時に可搬バッテリ50が前方にずれる虞がある。本実施形態では、図10に示されるように、ドア30が完全に閉じられていることが半ドアスイッチ71により検出されている時のみに(ステップST1:No)、BMU55が可搬バッテリ50からの電力供給を許可する(ステップST3)。そのため、可搬バッテリ50が非正常装着状態にある時の電力供給が防止される。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、上記実施形態では、一例としてバッテリ搭載構造を2人乗りの小型4輪電動自動車に適用したが、3人乗り以上の電動自動車や、2輪や3輪、5輪以上の電動自動車に適用してもよい。また、上記実施形態では、可搬バッテリ50に搭載されたBMU55が、可搬バッテリ50からの放電許可を行っているが、電動車両1に搭載されたPDU70が放電許可を行ってもよい。また、バッテリ収容部43の開口43aの近傍に、ロック部材や蓋部材が別途設けられてもよい。この他、各部材や部位の具体的構成や配置、数量、素材、制御手順など、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。一方、上記実施形態に示した各構成要素は必ずしも全てが必須ではなく、適宜選択することができる。
1 電動車両
19 センターピラー
28 ドア開口
30 ドア
42 バッテリ収容空間
43 バッテリ収容部
43a 開口
47 収容部側コネクタ(コネクタ)
48 ドレイン孔
50 可搬バッテリ(バッテリ)
55 BMU(制御部)
58 把手
60 ヒートシンク
71 半ドアスイッチ(ドア状態検出手段)

Claims (6)

  1. 電動車両に着脱自在に搭載されるバッテリと、
    ドア開口の後方に位置するセンターピラーの車幅方向内方に配置され、前記バッテリを収容するためのバッテリ収容空間を内部に画定するバッテリ収容部と
    を備え、
    前記バッテリ収容部が前方に向く開口を有すると共に後方に向けて下方に傾斜していることを特徴とする電動車両のバッテリ搭載構造。
  2. 前記バッテリ収容部は、前記開口が前記ドア開口の後縁に沿う形状を呈し、且つ閉じ位置にあるドアによって前記開口の少なくとも一部が塞がれるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動車両のバッテリ搭載構造。
  3. 前記バッテリ収容部の底面上部に設けられたコネクタと、
    前記バッテリ収容空間の車両後方の下部に連通するドレイン孔と
    を更に備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動車両のバッテリ搭載構造。
  4. 前記バッテリ収容部の車幅方向外側に設けられ、前記バッテリに熱的に接続すると共に外気に露出するヒートシンクを更に備えていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電動車両のバッテリ搭載構造。
  5. 前記バッテリが前記バッテリ収容部に収容された状態において、前方に突出する使用位置と当該使用位置から車幅方向の内方に畳まれた収納位置とをとり得るように前記バッテリの前面に設けられた把手を更に有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電動車両のバッテリ搭載構造。
  6. 前記バッテリからの電力供給を制御する制御部と、
    前記ドア開口を開閉するドアの開閉状態を検出するドア状態検出手段と
    を更に備え、
    前記ドアが完全に閉じられていることが前記ドア状態検出手段により検出されている時のみに、前記制御部が前記バッテリからの電力供給を許可することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の電動車両のバッテリ搭載構造。
JP2016020195A 2016-02-04 2016-02-04 電動車両のバッテリ搭載構造 Pending JP2017137002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016020195A JP2017137002A (ja) 2016-02-04 2016-02-04 電動車両のバッテリ搭載構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016020195A JP2017137002A (ja) 2016-02-04 2016-02-04 電動車両のバッテリ搭載構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017137002A true JP2017137002A (ja) 2017-08-10

Family

ID=59565469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016020195A Pending JP2017137002A (ja) 2016-02-04 2016-02-04 電動車両のバッテリ搭載構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017137002A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019044295A1 (ja) * 2017-08-31 2019-03-07 本田技研工業株式会社 電動車両
WO2019235381A1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 本田技研工業株式会社 電動車両
WO2019235380A1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 本田技研工業株式会社 電動車両
CN110914087A (zh) * 2017-08-31 2020-03-24 本田技研工业株式会社 电动车辆
WO2020085293A1 (ja) 2018-10-22 2020-04-30 本田技研工業株式会社 移動体
CN111106281A (zh) * 2019-08-27 2020-05-05 宁德时代新能源科技股份有限公司 电池包
WO2020161970A1 (ja) * 2019-02-05 2020-08-13 本田技研工業株式会社 電動車両
CN113386866A (zh) * 2020-03-13 2021-09-14 丰田自动车株式会社 电力控制单元

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11299050B2 (en) 2017-08-31 2022-04-12 Honda Motor Co., Ltd. Electric vehicle
CN110914087A (zh) * 2017-08-31 2020-03-24 本田技研工业株式会社 电动车辆
WO2019044295A1 (ja) * 2017-08-31 2019-03-07 本田技研工業株式会社 電動車両
TWI680068B (zh) * 2017-08-31 2019-12-21 日商本田技研工業股份有限公司 電動車輛
CN110785306A (zh) * 2017-08-31 2020-02-11 本田技研工业株式会社 电动车辆
JPWO2019044295A1 (ja) * 2017-08-31 2020-02-27 本田技研工業株式会社 電動車両
WO2019235380A1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 本田技研工業株式会社 電動車両
WO2019235381A1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 本田技研工業株式会社 電動車両
JP7307724B2 (ja) 2018-06-04 2023-07-12 本田技研工業株式会社 電動車両
JP7387594B2 (ja) 2018-06-04 2023-11-28 本田技研工業株式会社 電動車両
WO2020085293A1 (ja) 2018-10-22 2020-04-30 本田技研工業株式会社 移動体
JPWO2020161970A1 (ja) * 2019-02-05 2020-08-13
WO2020161970A1 (ja) * 2019-02-05 2020-08-13 本田技研工業株式会社 電動車両
JP7164634B2 (ja) 2019-02-05 2022-11-01 本田技研工業株式会社 電動車両
US11923556B2 (en) 2019-08-27 2024-03-05 Contemporary Amperex Technology Co., Limited Battery pack
CN111106281A (zh) * 2019-08-27 2020-05-05 宁德时代新能源科技股份有限公司 电池包
CN113386866B (zh) * 2020-03-13 2024-04-02 丰田自动车株式会社 电力控制单元
CN113386866A (zh) * 2020-03-13 2021-09-14 丰田自动车株式会社 电力控制单元

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017137002A (ja) 電動車両のバッテリ搭載構造
US9000724B2 (en) Vehicle battery cooling device
WO2017022394A1 (ja) 電動車両
EP2226212B1 (en) Battery cooling air intake structure
US8668037B2 (en) Saddle-ride-type electrically operated vehicle
US9956860B2 (en) Rear structure for electric vehicle, and electric vehicle including same
CN102556240B (zh) 电动车辆
EP2620997B1 (en) Pouring structure for battery pack
US9038757B2 (en) Vehicle battery mounting structure
WO2011033967A1 (ja) 電動二輪車
WO2014076740A1 (ja) 電動乗物用バッテリパック
WO2007100118A1 (ja) 蓄電パックの車載構造
JP2011250660A (ja) 車載システム回路の充電器搭載構造
US20180056768A1 (en) Vehicle
WO2017022342A1 (ja) 電動車両
US10906447B2 (en) Cooling assembly for vehicle interior
US20210206281A1 (en) Electric vehicle
JP6629515B2 (ja) 車載用バッテリー
US20220305897A1 (en) Vehicle
JP3602900B2 (ja) 補助バッテリ装置の支持装置
CN217048901U (zh) 踏板式电动车
JP5658538B2 (ja) 鞍乗型電動車両
CN112004739B (zh) 电动车辆
JP5939387B2 (ja) 車両用給電システム
CN116638946A (zh) 车体前部构造