JP2017135488A - オーバーヘッドリーダ - Google Patents
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Abstract
【課題】保守負荷を低減可能なオーバーヘッドリーダを提供する。
【解決手段】オーバーヘッドリーダ1は、載置台(載置部)10と、カメラ(撮影部)20と、支柱30と、操作部40と、配線部50とを有する。載置台10は、撮影対象(被写体)を載置するための領域である載置領域11を備える。カメラ20は、載置領域11を撮影範囲に臨み、載置領域11に載置された撮影対象を撮影する。支柱30は、載置領域11がカメラ20の撮影範囲に含まれるように、カメラ20を支持する。操作部40は、操作入力に用いられる複数のスイッチを有する。操作部40は、操作部40を構成する各構成部品が取り外し可能(着脱可能)にオーバーヘッドリーダ1(載置台10)に取り付けられている。配線部50は、操作部40が受付けた入力内容をカメラ20に通知するための配線ケーブルが配線される。
【選択図】図1
【解決手段】オーバーヘッドリーダ1は、載置台(載置部)10と、カメラ(撮影部)20と、支柱30と、操作部40と、配線部50とを有する。載置台10は、撮影対象(被写体)を載置するための領域である載置領域11を備える。カメラ20は、載置領域11を撮影範囲に臨み、載置領域11に載置された撮影対象を撮影する。支柱30は、載置領域11がカメラ20の撮影範囲に含まれるように、カメラ20を支持する。操作部40は、操作入力に用いられる複数のスイッチを有する。操作部40は、操作部40を構成する各構成部品が取り外し可能(着脱可能)にオーバーヘッドリーダ1(載置台10)に取り付けられている。配線部50は、操作部40が受付けた入力内容をカメラ20に通知するための配線ケーブルが配線される。
【選択図】図1
Description
保守負荷を低減したオーバーヘッドリーダに関する。
金融機関等では、パソコンに接続され、接続したパソコンから撮影に関する指示を受付けて非接触で伝票や帳票、手書きの原稿などの撮影対象を光学的に撮影するオーバーヘッドリーダ(OHR:OverHeadReader)が利用されている。オーバーヘッドリーダは、非接触で撮影対象を撮影するため、良好に撮影するためには、撮影時に撮影対象を適切な載置状態に保つ必要がある。しかしながら、上記オーバーヘッドリーダでは、接続したパソコンを操作して撮影の指示を行う必要があるため、操作者は、撮影の指示を行う際に撮影対象の載置状態を確認できない場合があった。
これに対して、撮影に関する指示の入力に用いられるスイッチが装置に形成されたオーバーヘッドリーダが知られている(たとえば、特許文献1参照)。このようなオーバーヘッドリーダでは、操作者は、撮影対象の載置状態を確認しながら撮影の指示をできるため、撮影時に撮影対象を適切な載置状態に保つことができる。
しかしながら、スイッチが装置に形成されたオーバーヘッドリーダは、スイッチの操作によって生じる負荷(振動、衝撃)をスイッチの操作のたびに受けるため、パソコンから撮影の指示を受付けるオーバーヘッドリーダに比べて故障が発生しやすく、保守負荷が増大する場合があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、保守負荷を低減可能なオーバーヘッドリーダを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、撮影対象を撮影するオーバーヘッドリーダを提供する。オーバーヘッドリーダは、撮影対象が載置される載置部と、載置部を撮影範囲に臨み、撮影対象を撮影する撮影部と、撮影部に対する撮影に関する指示の入力を受付ける操作部とを備え、操作部を構成する構成部品は、オーバーヘッドリーダに着脱可能に取り付けられている。
上記のオーバーヘッドリーダは、保守性の高い操作部を備えているので、保守負荷を低減できる。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
まず、実施形態のオーバーヘッドリーダの概要について図1,2を用いて説明する。図1,2は、実施形態におけるオーバーヘッドリーダの斜視図である。具体的には、図1は、オーバーヘッドリーダの正面側の斜視図であり、図2は、オーバーヘッドリーダの底面側の斜視図である。
まず、実施形態のオーバーヘッドリーダの概要について図1,2を用いて説明する。図1,2は、実施形態におけるオーバーヘッドリーダの斜視図である。具体的には、図1は、オーバーヘッドリーダの正面側の斜視図であり、図2は、オーバーヘッドリーダの底面側の斜視図である。
オーバーヘッドリーダ1は、載置台(載置部)10と、カメラ(撮影部)20と、支柱30と、操作部40と、配線部50とを有する。
載置台10は、載置領域11と、外周領域(非載置領域)12とを有する。載置領域11は、撮影対象(被写体)を載置するための領域である。載置領域11は、載置台10の中央部分に位置する。
載置台10は、載置領域11と、外周領域(非載置領域)12とを有する。載置領域11は、撮影対象(被写体)を載置するための領域である。載置領域11は、載置台10の中央部分に位置する。
外周領域12は、載置領域11の外周(周縁)を囲う領域である。外周領域12のおもて面(撮影対象が載置される側の面)には、支柱30が形成されている。また、外周領域12の裏面側(オーバーヘッドリーダ1の底面側)には、脚部13、潜込防止部14が形成されている。外周領域12の一画には、取り外し可能(着脱可能)に操作部40が取り付けられている。
脚部13は、オーバーヘッドリーダ1を地面に安定して載置した際に、地面に接地する部分である。脚部13は、載置台10の四隅に設けられている。脚部13は、地面に安定して載置するために滑りにくい素材(たとえば、ゴム)で形成されている。脚部13は、図2に示すように裏面側において、操作部40よりも突出している。
このように裏面側において脚部13が操作部40よりも突出しているため、オーバーヘッドリーダ1を地面に載置した場合に、操作部40と地面との間に隙間が形成され、操作部40は、地面と接触しない。
このように、オーバーヘッドリーダ1は、操作部40の地面との接触を防止することで、地面から操作部40に伝播される衝撃を抑止できる。これにより、オーバーヘッドリーダ1は、操作部40の故障を抑止して、オーバーヘッドリーダ1の保守負荷を低減できる。
潜込防止部14は、図2に示すように外周領域12の裏面(操作部40)よりも突出しており、脚部13によって載置台10の裏面と地面との間にできた隙間への媒体(紙)の潜り込みを防止する。潜込防止部14は、クッション材(スポンジ)を用いて形成される。潜込防止部14は、外周領域12の裏面側のうち操作部40が設けられた部分を除いた部分に形成されている。
このように外周領域12の裏面側においてクッション材を用いて形成された潜込防止部14が操作部40よりも突出しているため、載置台10の裏面を地面に対して傾いた状態でも地面と操作部40が接触するのを防止できる。これによれば、オーバーヘッドリーダ1は、移動等により、地面に再度載置し直す際に、地面と操作部40が接触するのを防止できる。
このように、オーバーヘッドリーダ1は、操作部40の地面等との接触を防止することで、地面等から操作部40に伝播される衝撃を抑止できる。これにより、オーバーヘッドリーダ1は、操作部40の故障を抑止して、オーバーヘッドリーダ1の保守負荷を低減できる。
カメラ20は、載置領域11を撮影範囲に臨み、載置領域11に載置された撮影対象を撮影する。カメラ20は、操作部40が受付けた入力内容に基づいて制御される。
支柱30は、載置領域11がカメラ20の撮影範囲に含まれるように、カメラ20を支持する。支柱30は、外周領域12のおもて面に形成され、カメラ20を載置領域11と対向する位置に支持する。
支柱30は、載置領域11がカメラ20の撮影範囲に含まれるように、カメラ20を支持する。支柱30は、外周領域12のおもて面に形成され、カメラ20を載置領域11と対向する位置に支持する。
操作部40は、撮影者による操作入力に用いられる。操作部40は、操作入力に用いられる複数の押ボタン式のスイッチを有する。操作部40は、ボタンの押下により撮影に関する指示の入力を受付ける。たとえば、操作部40は、撮影パラメータ(たとえば、輝度や明度)の調整指示や撮影指示の入力を受付ける。操作部40は、取り外し可能(着脱可能)にオーバーヘッドリーダ1(載置台10)に取り付けられている。
配線部50は、操作部40が受付けた入力内容をカメラ20に通知するための配線ケーブルが配線される。配線部50は、カメラ20と操作部40とを結ぶ経路に形成されている。具体的には、配線部50は、載置台10の裏面側(図2)および支柱30の内部に形成されている。
このような撮影者による操作入力に用いられる操作部を備えるオーバーヘッドリーダでは、操作部には操作者の操作の度に負荷(振動や衝撃等)が加わるため、操作部は、オーバーヘッドリーダの他の部分よりも保守を高頻度(修理を高頻度)にする必要があった。
そこで、オーバーヘッドリーダ1では、修理(保守)しやすいように操作部40(操作部40を構成する構成部品)が、オーバーヘッドリーダ1(載置台10)に対して着脱可能に取り付けられている。
このように、オーバーヘッドリーダ1は、壊れにくく、かつ、修理しやすい(保守性を高めた)操作部40を備えることで、保守負荷を低減できる。
ここで、着脱可能に取り付けられている操作部40について図3を用いて説明する。図3は、実施形態におけるオーバーヘッドリーダの部分拡大図である。具体的には、オーバーヘッドリーダ1の操作部40が取り付けられた部分を拡大した図である。
ここで、着脱可能に取り付けられている操作部40について図3を用いて説明する。図3は、実施形態におけるオーバーヘッドリーダの部分拡大図である。具体的には、オーバーヘッドリーダ1の操作部40が取り付けられた部分を拡大した図である。
操作部40は、操作入力をするために用いられる押ボタン式のスイッチ41,42,43と、表示灯44とを有する。
スイッチ41は、撮影パラメータの増加指示の入力に用いられるスイッチである。スイッチ42は、撮影指示の入力に用いられるスイッチである。スイッチ43は、撮影パラメータの減少指示の入力に用いられるスイッチである。表示灯44は、いずれかのスイッチが操作(ボタンが押下)された場合に、点灯することで、入力を受付けたことを報知する。
スイッチ41は、撮影パラメータの増加指示の入力に用いられるスイッチである。スイッチ42は、撮影指示の入力に用いられるスイッチである。スイッチ43は、撮影パラメータの減少指示の入力に用いられるスイッチである。表示灯44は、いずれかのスイッチが操作(ボタンが押下)された場合に、点灯することで、入力を受付けたことを報知する。
次に、操作部40を構成する構成部品について図4を用いて説明する。図4は、実施形態における操作部の分解図である。
操作部40は、部品カバー140とボタン構造体240と回路基板(電子部品)340とレンズ440とを有する。操作部40は、部品カバー140に対して、ボタン構造体240、回路基板340、レンズ440が順番に取り付けられたものである。操作部40は、ボタン構造体240と回路基板340とレンズ440とが取り外し可能(着脱可能)に部品カバー140に対して取り付けられた状態で、オーバーヘッドリーダ1に着脱される。
操作部40は、部品カバー140とボタン構造体240と回路基板(電子部品)340とレンズ440とを有する。操作部40は、部品カバー140に対して、ボタン構造体240、回路基板340、レンズ440が順番に取り付けられたものである。操作部40は、ボタン構造体240と回路基板340とレンズ440とが取り外し可能(着脱可能)に部品カバー140に対して取り付けられた状態で、オーバーヘッドリーダ1に着脱される。
次に、各構成部品についてより具体的に説明する。まず始めに部品カバー140について図5を用いて説明する。図5は、実施形態における部品カバーを示す図である。
部品カバー140は、ボタン構造体240と回路基板340とレンズ440とを取り付けて収容(収納)するカバー(収容体)である。
部品カバー140は、ボタン構造体240と回路基板340とレンズ440とを取り付けて収容(収納)するカバー(収容体)である。
部品カバー140は、樹脂により一体成形されている。部品カバー140は、第1の平板140aと、第1の平板140aから略直角に起立する第2の平板140bと、第2の平板140bに対して回動可能に接続する第3の平板(開閉板)140cとを有する。第1の平板140aと、第2の平板140bと、第3の平板140cとは、略矩形形状である。
第1の平板140aは、操作部40をオーバーヘッドリーダ1に取り付けた場合に、載置台10のおもて面側に位置する(載置台10のおもて面と略同一平面に位置する)部分である。
第2の平板140bは、操作部40をオーバーヘッドリーダ1に取り付けた場合に、載置台10の側面側に位置する(載置台10の側面と略同一平面に位置する)部分である。第2の平板140bは、第1の平板140aの一辺から略直角に起立し、上端側(第1の平板140aと対向する側)で第3の平板140cと接続(連結)する。
第3の平板140cは、操作部40をオーバーヘッドリーダ1に取り付けた場合に、載置台10の裏面側に位置する(載置台10の裏面と略同一平面に位置する)部分である。第3の平板140cは、第2の平板140bに対して回動可能に第2の平板140bと接続(連結)する。すなわち、部品カバー140は、第3の平板140cと、第2の平板140bとの接続(連結)部分に、回動機構(ヒンジ部)を有する。ヒンジ部(ヒンジ構造)については後で図6を用いて説明する。第3の平板140cは、図5に示した状態(第2の平板140bの第1の平板140a側の面の裏面から略直角に起立した状態)から、第1の平板140aと略平行に対面する状態(第2の平板140bの第1の平板140a側の面から略直角に起立した状態)まで回動する。
図5に示した部品カバー140は、ボタン構造体240と回路基板340とレンズ440とを取り付けて収容する収容部(収納部)を開いた状態であり、ボタン構造体240と回路基板340とレンズ440とを着脱可能な状態である。
収容部は、第1の平板と略平行に対面した状態の第3の平板140cと、第1の平板140aとの間の部分である。つまり、部品カバー140は、取付けられたボタン構造体240と回路基板340とレンズ440とを、第1の平板と略平行に対面した状態の第3の平板140cと、第1の平板140aとの間の部分に収容する。以下、収容部を開いた状態を、部品着脱可能状態(収容部開放状態)と呼ぶ。
一方、図5の状態から第3の平板140cを第1の平板140aと略平行に対面した状態まで回動すると、構成部品を取り付けて収容する収容部(収納部)が閉じた状態(ボタン構造体240と回路基板340とレンズ440とを着脱不可能な状態)になる。そしてこの状態で、後述する係止機構を係脱可能に係止することで、第3の平板140cは第1の平板140aに対して略平行に対面した状態で固定され、第3の平板140cが回動不可能になる。以下、収容部を閉じて、係止機構を係脱可能に係止した状態を部品固定状態(収容部閉鎖状態)と呼ぶ。
なお、オーバーヘッドリーダ1では、操作部40は、部品カバー140を部品固定状態にして、オーバーヘッドリーダ1に着脱される。このように、部品カバー140を部品固定状態にして操作部40をオーバーヘッドリーダ1に着脱することで構成部品をひとまとめに着脱できるため、オーバーヘッドリーダ1は、構成部品が紛失するのを抑止できる。これにより、オーバーヘッドリーダ1は、操作部40の保守負荷を低減できる。
ここで、部品カバー140のヒンジ部について図6を用いて説明する。図6は、実施形態における部品カバーのヒンジ部の模式図である。図6(a)は、部品カバー140が部品着脱可能状態である場合のヒンジ部を示している。図6(b)は、部品カバー140が部品固定状態である場合のヒンジ部を示している。
ヒンジ部(第2の平板140bに対して第3の平板140cを回動可能に連結する連結部)140dは、第2の平板140bと第3の平板140cとの接続(連結)部分に形成されている。部品カバー140では、図6(a),(b)に示したヒンジ部140dが、第2の平板140bと第3の平板140cとの接続部分に沿って形成されている。ヒンジ部140dは、図6(a),(b)に示すように第3の平板140cを第2の平板140bの上端部(第1の平板140aと接続する側と反対側の端部)を中心として左右両側に略90°回動可能である。
ヒンジ部140dは、第2の平板140b側に形成された凹部140dbと、第3の平板140c側に形成された凹部140dcと、2つの凹部の間に形成され2つの凹部を分離する凸部140d1とを有する。
凹部140db,140dcは、図6(a)に示すように、厚みを薄くする方向に略台形状に切り取られた形状(略台形状に凹んだ形状)である。凹部140db,140dcは、収容部の閉じる方向(部品カバー140を部品固定状態にした際に内側になる側)が切り取られた形状(凹んだ形状)である。
具体的には、凹部140dbは、凸部140d1を第2の平板140bの上端部を中心として左右両側に略45°回動可能な厚みに樹脂の厚みがなるように、厚みを薄くする方向に略台形状に切り取られた形状である。このように凹部140dbは、厚みを薄くする方向に略台形状に切り取られた形状であるため、部品カバー140を部品固定状態にした場合に、凸部140d1の根元部分と第2の平板140bとの間に隙間を形成する(凸部140d1と第2の平板140bとが完全に密着するのを抑止する)。
このように部品固定状態において隙間ができるように凹部140dbを形成することで、ヒンジ部140dは、部品固定状態の部品カバー140において、第2の平板140bと第3の平板140cとの間で振動や衝撃が伝播するのを抑止できる。
凹部140dcは、凸部140d1を中心として第3の平板140cを左右両側に略45°回動可能な厚みに樹脂の厚みがなるように、厚みを薄くする方向に略台形状に切り取られた形状である。このように凹部140dcは、厚みを薄くする方向に略台形状に切り取られた形状であるため、部品カバー140を部品固定状態にした場合に、凸部140d1の根元部分と第3の平板140cとの間に隙間を形成する(凸部140d1と第3の平板140cとが完全に密着するのを抑止する)。
このように部品固定状態において隙間ができるように凹部140dcを形成することで、ヒンジ部140dは、部品固定状態の部品カバー140において、第2の平板140bと第3の平板140cとの間で振動や衝撃が伝播するのを抑止できる。これにより、部品カバー140は、操作部40の故障を抑止できる。
以上が、部品カバー140が備えるヒンジ部140dである。このように、ヒンジ部140dは、凸部140d1によって分離された凹部140dbと凹部140dcとを有しているため、2段階(箇所)で回動可能である。そして2段階(箇所)で回動可能であるため、ヒンジ部140dは、各凹部の回動範囲を狭くしても(各凹部部分の強度を維持しつつ)、全体として広い回動範囲(左右両側に90°の可動範囲)を実現することができる。このように凹部部分の強度を維持可能であるため、ヒンジ部140dは、部品カバー140の破損を抑止できる。これにより、ヒンジ部140dは、操作部40の保守負荷を低減できる。
またヒンジ部140dは、2箇所が回動(2箇所で屈曲)するため、部品カバー140を部品固定状態にした場合に、第2の平板140bと第3の平板140cとが成す角(連結する部分)を丸めることができる。
このように、ヒンジ部140dは、第2の平板140bと第3の平板140cとが連結する部分を丸めることで、操作部40をオーバーヘッドリーダ1に取り付けて使用する際に、当該連結する部分が接触や衝突等により破損するのを抑制できる。これにより、ヒンジ部140dは、操作部40の保守負荷を低減できる。図5に戻って部品カバー140の構造について説明を続ける。
部品カバー140は、係止孔141a,141bと、係止突起142a,142bと、突起部143a,143bと、レンズ露出部144と、ボタン露出部145a,145b,145cと、突起部146a,146bとを有する。また、部品カバー140は、突起部147a,147bと、貫通孔148a,148bと、突起部149と、ケーブル溝150とを有する。
係止孔141a,141bは、第3の平板140cを第1の平板140aに対して固定(第3の平板140cを回動不可能な状態に)するための係止機構であり、第3の平板140cの第2の平板140bと連結する側の辺と反対側(対向する側)の辺側に形成されている。
係止突起142a,142bは、第3の平板140cを第1の平板140aに対して固定(第3の平板140cを回動不可能な状態に)するための係止機構であり、第1の平板140aの第2の平板140bが起立する側の辺と反対側(対向する側)の辺側に形成されている。係止突起142aは、係止孔141aに対応した突起である。係止突起142bは、係止孔141bに対応した突起である。係止孔141a,141bと、係止突起142a,142bとは、第3の平板140cを、第1の平板140aと略平行に対面した状態で固定するための係止機構の一例である。
係止突起142a,142bは、第3の平板140cを第1の平板140aと略平行に対面した状態まで回動させると係止孔141a,141bに挿入される。係止突起142a,142bは、上端側(第1の平板140aと対向する側)に返し(フック)が形成されており、返し部分まで挿入すると係止孔141a,141bと返し部分(係止突起142a,142b)が係脱可能に係止する。係止孔141a,141bに係止した係止突起142a,142bは、弾性変形させて返し部分を係止孔141a,141bから係脱させる(外す)と、係止孔141a,141bから挿抜可能になる。
突起部143a,143bは、ボタン構造体240と回路基板340の位置決めに用いられる構造であり、第1の平板140aに形成されている。突起部143a,143bは、太い円柱の上に細い円柱を重ねた形状である。突起部143a,143bは、太い円柱部分でボタン構造体240を位置決めするとともに、回路基板340を支持する。突起部143a,143bは、細い円柱部分で、回路基板340を位置決めする。
突起部143aの細い円柱部分の上端面(第1の平板140aと反対側の面)の中央部分には凹部143a1が形成されている。突起部143bの細い円柱部分の上端面(第1の平板140aと反対側の面)の中央部分には凹部143b1が形成されている。
凹部143a1,143b1は、操作部40をオーバーヘッドリーダ1に取り付けるための構造である。操作部40のオーバーヘッドリーダ1への取り付けについては後で図12を用いて詳細に説明する。
レンズ露出部144は、表示灯44を構成するレンズ440の一部分を部品カバー140から露出するための構造であり、第2の平板140bおよび第3の平板140cに形成されている。
ボタン露出部145a,145b,145cは、押ボタン式のスイッチ41,42,43を構成するボタン構造体240の一部を部品カバー140から露出するための構造であり、第1の平板140aに形成されている。ボタン露出部145aは、スイッチ41のボタンを露出する。ボタン露出部145bは、スイッチ42のボタンを露出する。ボタン露出部145cは、スイッチ43のボタンを露出する。
突起部146a,146bは、ボタン構造体240の位置決めに用いられる構造であり、第1の平板140aに形成されている。また、突起部146a,146bは、回路基板340を支持する。
突起部147a,147bは、ボタン構造体240およびレンズ440の位置決めに用いられる構造であり、第1の平板140aおよび第2の平板140bに形成されている。
貫通孔148a,148bは、操作部40をオーバーヘッドリーダ1に取り付けるための構造であり、第3の平板140cに形成されている。貫通孔148aは、部品カバー140を部品固定状態にした状態(係止孔141a,141bで係止突起142a,142bを係止した状態)で、凹部143a1と対面するように形成されている。貫通孔148bは、部品カバー140を部品固定状態にした状態で、凹部143b1と対面するように形成されている。
貫通孔148a,148bは、操作部40をオーバーヘッドリーダ1に取り付けるための構造であり、第3の平板140cに形成されている。貫通孔148aは、部品カバー140を部品固定状態にした状態(係止孔141a,141bで係止突起142a,142bを係止した状態)で、凹部143a1と対面するように形成されている。貫通孔148bは、部品カバー140を部品固定状態にした状態で、凹部143b1と対面するように形成されている。
突起部149は、第1の平板140a(部品カバー140)に取り付けたボタン構造体240と回路基板340とを第1の平板140a(部品カバー140)に対して固定する構造であり、第3の平板140cに形成されている。突起部149は、部品カバー140を部品固定状態にすると、第1の平板140aに取り付けられた回路基板340と接触し、ボタン構造体240と回路基板340とを第1の平板140a側に固定する。ケーブル溝150は、配線ケーブルを配線するための構造であり、第3の平板140cに形成されている。
次にボタン構造体240について図7を用いて説明する。図7は、実施形態におけるボタン構造体を示す図である。
ボタン構造体240は、操作部40が有する3つの押下式スイッチのボタンである。ボタン構造体240は、樹脂により一体成形されている。
ボタン構造体240は、操作部40が有する3つの押下式スイッチのボタンである。ボタン構造体240は、樹脂により一体成形されている。
ボタン構造体240は、フレーム241と、ボタン242a,242b,242cと、可動部243a,243b,243c,243d,243e,243fと、挿入部244a,244b,244c,244dと、突起部245a,245bとを有する。
フレーム241は、押ボタン式のスイッチ41,42,43を構成するボタンを支持する枠体である。
ボタン242a,242b,242cは、操作者によって押下されるボタン(操作面)である。ボタン242aは、スイッチ41を構成するボタンである。ボタン242aは、他のスイッチの操作内容と区別可能にするために表面にスイッチ41の操作内容を識別可能な識別情報が形成されている。ボタン242bは、スイッチ42を構成するボタンである。ボタン242bは、他のスイッチの操作内容と区別可能にするために表面にスイッチ42の操作内容を識別可能な識別情報が形成されている。ボタン242cは、スイッチ43を構成するボタンである。ボタン242cは、他のスイッチの操作内容と区別可能にするために表面にスイッチ43の操作内容を識別可能な識別情報が形成されている。
ボタン242a,242b,242cは、操作者によって押下されるボタン(操作面)である。ボタン242aは、スイッチ41を構成するボタンである。ボタン242aは、他のスイッチの操作内容と区別可能にするために表面にスイッチ41の操作内容を識別可能な識別情報が形成されている。ボタン242bは、スイッチ42を構成するボタンである。ボタン242bは、他のスイッチの操作内容と区別可能にするために表面にスイッチ42の操作内容を識別可能な識別情報が形成されている。ボタン242cは、スイッチ43を構成するボタンである。ボタン242cは、他のスイッチの操作内容と区別可能にするために表面にスイッチ43の操作内容を識別可能な識別情報が形成されている。
可動部243a,243b,243c,243d,243e,243fは、弾性変形することでボタン242a,242b,242cを図面奥行方向に可動する。可動部243a,243bは、一端でフレーム241に対して固定されるとともに、他端で裏面側(図7の奥行方向)に向かって可動可能にボタン242aと接続する。可動部243c,243dは、一端でフレーム241に対して固定されるとともに、他端で裏面側(図7の奥行方向)に向かって可動可能にボタン242bと接続する。可動部243e,243fは、一端でフレーム241に対して固定されるとともに、他端で裏面側(図7の奥行方向)に向かって可動可能にボタン242cと接続する。
図7に示したボタン構造体240では、可動部243c,243dを、他の可動部よりも長く成形している。このように可動部243c,243dを長く(弾性変形しやすく)することで、ボタン構造体240は、撮影指示のスイッチ42のボタン242bの感度を、他のスイッチのボタンの感度よりも高くしている(他のスイッチのボタンよりも小さな力で押下可能にしている)。これによって、ボタン構造体240は、スイッチ42を操作者が使用する際に操作者が操作部40に加える力を抑制することができる。
通常、オーバーヘッドリーダ1の運用時には、撮影指示のスイッチ42は、撮影パラメータの調整指示のスイッチ41,43よりも高頻度で使用される。そのため、スイッチ42のボタン242bの感度を、他のスイッチのボタンの感度よりも高くすることで、ボタン構造体240は、オーバーヘッドリーダ1の運用中に操作部40に加わる負荷を抑制し、操作部40の故障を抑止できる。
また、ボタン構造体240は、使用頻度の低いスイッチ41,43のボタン242a,242cの感度をボタン242bの感度よりも低くすることで、予期せぬ誤入力を抑制している。
なお、可動部の破損が原因である操作部40の故障が頻繁におきる場合には、ボタン構造体240は、可動部を弾性変形しにくく(ボタンの感度を低く)して、強度を上げることで、操作部40の故障を抑止することもできる。
挿入部244a,244b,244c,244dは、ボタン構造体240を部品カバー140に取り付ける時に、部品カバー140に対するボタン構造体240の位置決めに用いられる構造である。
挿入部244aは、フレーム241とボタン242aと可動部243aとで囲まれた領域であり、ボタン構造体240を部品カバー140に取り付けると挿入部244aには突起部143aが挿入される。挿入部244bは、フレーム241と可動部243bと可動部243cで囲まれた領域であり、ボタン構造体240を部品カバー140に取り付けると挿入部244bには突起部146aが挿入される。
挿入部244cは、フレーム241と可動部243dと可動部243eで囲まれた領域であり、ボタン構造体240を部品カバー140に取り付けると挿入部244cには突起部146bが挿入される。挿入部244dは、フレーム241とボタン242cと可動部243fで囲まれた領域であり、ボタン構造体240を部品カバー140に取り付けると挿入部244dには突起部143bが挿入される。
突起部245a,245bは、回路基板340の位置決めに用いられる構造である。突起部245a,245bは、裏面側(図7の奥行方向)に向かって突起している。
次に回路基板340について図8を用いて説明する。図8は、実施形態における回路基板を示す図である。
次に回路基板340について図8を用いて説明する。図8は、実施形態における回路基板を示す図である。
回路基板340は、スイッチ41,42,43のボタンの押下を検出する回路が形成された基板である。図8に示した回路基板340は、裏面側(回路が形成されていない側)を示している。
回路基板340は、発光部341と、ケーブル接続部342と、貫通孔343a,343bと、貫通孔344a,344bとを有する。
発光部341は、回路基板340に形成された回路によってボタンの押下を検出した場合に発光(光を出射)する。ケーブル接続部342は、配線ケーブルの接続端子と接続する。
発光部341は、回路基板340に形成された回路によってボタンの押下を検出した場合に発光(光を出射)する。ケーブル接続部342は、配線ケーブルの接続端子と接続する。
貫通孔343a,343bは、回路基板340を部品カバー140に取り付ける時に、部品カバー140に対する回路基板340の位置決めに用いられる構造である。貫通孔343a,343bは、突起部143aの細い円柱部分だけが挿入できる(太い円柱部分が挿入できない)大きさで形成されている。貫通孔343aは、回路基板340を部品カバー140に取り付けると突起部143aの細い円柱部分が挿入される。貫通孔343bは、回路基板340を部品カバー140に取り付けると突起部143bの細い円柱部分が挿入される。
貫通孔344a,344bは、回路基板340を部品カバー140に取り付ける時に、部品カバー140に取り付けられたボタン構造体240に対する回路基板340の位置決めに用いられる構造である。貫通孔344aは、回路基板340を部品カバー140に取り付けると、部品カバー140に取り付けられたボタン構造体240の突起部245aが挿入される。貫通孔344bは、回路基板340を部品カバー140に取り付けると、部品カバー140に取り付けられたボタン構造体240の突起部245bが挿入される。
次にレンズ440について図9を用いて説明する。図9は、実施形態におけるレンズを示す図である。
レンズ440は、回路基板340の発光部341が出射した光を入射して、レンズ露出部144から入射した光を出射する。レンズ440は、露出部441と、突起部442とを有する。
レンズ440は、回路基板340の発光部341が出射した光を入射して、レンズ露出部144から入射した光を出射する。レンズ440は、露出部441と、突起部442とを有する。
露出部441は、レンズ露出部144から露出する部分であり、レンズ440の上面440aおよび側面440bに形成されている。露出部441は、レンズ440の側面440cから入射した光を出射する。
突起部442は、レンズ440の位置決めに用いられる構造であり、レンズ440の底面440dに形成されている。なお、底面440dの他端側にも同様に突起部442が形成されている。
突起部442は、レンズ440を部品カバー140に取り付けると、部品カバー140と回路基板340との隙間、および部品カバー140とボタン構造体240との隙間に挿入される。
次に、操作部40の組立について図10,11を用いて説明する。図10,11は、実施形態における操作部の組立工程を示す図である。
まず図10(a)に示すように、ボタン構造体240を部品カバー140(収容部)に取り付ける。具体的には、ボタン構造体240は、挿入部244aに突起部143aが挿入され、挿入部244dに突起部143bが挿入された状態で部品カバー140に取り付けられる。また、ボタン構造体240は、挿入部244bに突起部146aが挿入され、挿入部244cに突起部146bが挿入された状態で部品カバー140に取り付けられる。また、ボタン構造体240は、突起部147a,147bによって位置決めされた状態で部品カバー140に取り付けられる。
まず図10(a)に示すように、ボタン構造体240を部品カバー140(収容部)に取り付ける。具体的には、ボタン構造体240は、挿入部244aに突起部143aが挿入され、挿入部244dに突起部143bが挿入された状態で部品カバー140に取り付けられる。また、ボタン構造体240は、挿入部244bに突起部146aが挿入され、挿入部244cに突起部146bが挿入された状態で部品カバー140に取り付けられる。また、ボタン構造体240は、突起部147a,147bによって位置決めされた状態で部品カバー140に取り付けられる。
つまり、ボタン構造体240は、第1の平板140aと平行な方向の移動を規制された状態(第1の平板140aと垂直な方向以外に移動できない状態)で部品カバー140に取り付けられる。
次に、図10(b)に示すように、回路基板340を、ボタン構造体240が取り付けられた部品カバー140(収容部)にさらに取り付ける。具体的には、回路基板340は、突起部143aの太い円柱部分で回路基板340のおもて面を支持されるとともに、貫通孔343aに突起部143aの細い円柱部分が挿入された状態で部品カバー140に取り付けられる。また、回路基板340は、突起部143bの太い円柱部分で回路基板340のおもて面を支持されるとともに、貫通孔343bに突起部143bの細い円柱部分が挿入された状態で部品カバー140に取り付けられる。また、回路基板340は、貫通孔344aに突起部245aが挿入され、貫通孔344bに突起部245bが挿入された状態で部品カバー140に取り付けられる。
つまり、回路基板340は、第1の平板140aと平行な方向の移動を規制された状態(第1の平板140aと垂直な方向以外で移動できない状態)で部品カバー140に取り付けられる。
次に、図11(a)に示すように、レンズ440を、ボタン構造体240および回路基板340が取り付けられた部品カバー140(収容部)にさらに取り付ける。具体的には、レンズ440は、第2の平板140bと回路基板340と突起部147a,147bとで形成された隙間、および第2の平板140bとフレーム241と突起部147a,147bとで形成された隙間に、突起部442を挿入した状態で取り付けられる。
つまり、レンズ440は、第1の平板140aと平行な方向の移動を規制された状態(第1の平板140aと垂直な方向以外で移動できない状態)で部品カバー140の正位置に取り付けられる。
次に、図11(b)に示すように、ボタン構造体240、回路基板340およびレンズ440を取り付けた部品カバー140を部品固定状態(収容部の開閉板を閉じて収容部閉鎖状態)にする。
具体的には、部品カバー140は、第3の平板140cを第1の平板140aと対面する状態まで回動し、係止孔141aと係止突起142a、係止孔141bと係止突起142bとを係脱可能に係止することで、第3の平板140cを第1の平板140aと対面する状態で固定して部品固定状態になる。
部品カバー140を部品固定状態にすると、突起部149によって、ボタン構造体240および回路基板340の第1の平板140aと垂直な方向への移動が制限される。これにより、ボタン構造体240および回路基板340は、部品カバー140から取り外し不可能(着脱不可能)になる。つまり、部品カバー140を部品固定状態にすることでボタン構造体240および回路基板340は、部品カバー140に固定される。
また、第3の平板140cを第1の平板140aと対面する状態にすると、レンズ露出部144から露出部441だけが露出し、第3の平板140cによって、レンズ440の第1の平板140aと垂直な方向への移動が規制される。これにより、レンズ440は、部品カバー140から取り外し不可能(着脱不可能)になる。つまり、部品カバー140を部品固定状態にすることでレンズ440は、部品カバー140に固定される。
以上が操作部40の組立工程である。次にこのように組立てた操作部40を取り付けるオーバーヘッドリーダ1の取付部について説明する。図12は、実施形態における操作部が取り外されたオーバーヘッドリーダの部分拡大図である。図12は、オーバーヘッドリーダ1の操作部40を取り付ける取付部15を示している。
取付部15は、操作部40を取り付ける部分であり、載置台10の外周領域12の一画に形成されている。取付部15は、配線部50に配線された配線ケーブル51を露出するように載置台10の外周領域12の一部を切り出して形成されている。
取付部15は、取付部材15a,15bを有する。取付部材15a,15bは、操作部40をオーバーヘッドリーダ1に取り付けるために用いられる部材である。
取付部材15a,15bは、操作部40をオーバーヘッドリーダ1に取り付けた状態で、回路基板340と接触する。取付部材15a,15bは、静電気除去(抑止)部材(たとえば、アルミニウム)であり、回路基板340と接触することで、静電気を除去して静電気による故障を抑止する。
取付部材15a,15bは、操作部40をオーバーヘッドリーダ1に取り付けた状態で、回路基板340と接触する。取付部材15a,15bは、静電気除去(抑止)部材(たとえば、アルミニウム)であり、回路基板340と接触することで、静電気を除去して静電気による故障を抑止する。
取付部材15aには、操作部40と取付部材15aとを着脱可能に固定するための貫通孔15a1が形成されている。取付部材15bには、操作部40と取付部材15bとを着脱可能に固定するための貫通孔15b1が形成されている。
ここで具体的に、操作部40のオーバーヘッドリーダ1に対する取り付け手順について説明する。
まず始めに、ケーブル接続部342に配線ケーブル51を接続する。そして、回路基板340と第3の平板140cとの隙間に、取付部材15a,15bを挿入する。そして、回路基板340と第3の平板140cとの隙間に、取付部材15a,15bを挿入した状態で、凹部143a1と貫通孔15a1,148aが一致(連続)し、かつ、凹部143b1と貫通孔15b1,148bが一致(連続)する位置まで操作部40を移動する。
まず始めに、ケーブル接続部342に配線ケーブル51を接続する。そして、回路基板340と第3の平板140cとの隙間に、取付部材15a,15bを挿入する。そして、回路基板340と第3の平板140cとの隙間に、取付部材15a,15bを挿入した状態で、凹部143a1と貫通孔15a1,148aが一致(連続)し、かつ、凹部143b1と貫通孔15b1,148bが一致(連続)する位置まで操作部40を移動する。
そして、載置台10の裏面側の貫通孔148aから、貫通孔15a1を経て、凹部143a1に至るまで固定具(ねじ)を挿入し、貫通孔148bから、貫通孔15b1を経て、凹部143b1に至るまで固定具(ねじ)を挿入することで、操作部40を、取付部15(オーバーヘッドリーダ1)に対して固定する。
なお、開示はあくまでも一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であり、容易に想到し得るものについても、当然に本発明の範囲に包含されるものである。
1 オーバーヘッドリーダ
10 載置台
20 カメラ
30 支柱
40 操作部
50 配線部
10 載置台
20 カメラ
30 支柱
40 操作部
50 配線部
Claims (8)
- 撮影対象を撮影するオーバーヘッドリーダであって、
前記撮影対象が載置される載置部と、
前記載置部を撮影範囲に臨み、前記撮影対象を撮影する撮影部と、
前記撮影部に対する撮影に関する指示の入力を受付ける操作部と、を備え、
前記操作部を構成する構成部品は、前記オーバーヘッドリーダに着脱可能に取り付けられている、
オーバーヘッドリーダ。 - 前記構成部品には、部品カバーが含まれており、
前記部品カバー以外の構成部品は、前記部品カバーに着脱可能に取り付けられた状態で、前記オーバーヘッドリーダに取り付けられている、
請求項1に記載のオーバーヘッドリーダ。 - 前記構成部品には、電子部品が含まれ、
前記オーバーヘッドリーダの前記操作部が取り付けられる部分には、静電気除去部材が形成されており、
前記操作部は、前記電子部品が前記静電気除去部材と接触した状態で、前記オーバーヘッドリーダに取り付けられている、
請求項2に記載のオーバーヘッドリーダ。 - 前記操作部は、押ボタン式の第1のスイッチと、押ボタン式の第2のスイッチとを有し、
前記第1のスイッチは、弾性変形することでボタンを可動する第1の可動部を備え、
前記第2のスイッチは、弾性変形することでボタンを可動する、前記第1の可動部と長さが異なる第2の可動部を備える、
請求項2に記載のオーバーヘッドリーダ。 - 前記第1の可動部、および前記第2の可動部は、樹脂で形成されている、
請求項4に記載のオーバーヘッドリーダ。 - 前記部品カバーは、
前記部品カバー以外の構成部品を取り付けて収容する収容部と、
ヒンジ構造によって回動して収容部を開閉する開閉板と、を備え、
前記操作部は、前記開閉板で前記収容部を閉じた状態で前記オーバーヘッドリーダに着脱される、
請求項2に記載のオーバーヘッドリーダ。 - 前記部品カバーは、一体成形されており、
前記ヒンジ構造は、
所定の回動範囲を満たすように厚みを薄くする方向に凹んだ2つの凹部と、
前記2つの凹部の間に形成され、前記2つの凹部を分離する凸部と、を備える、
請求項6に記載のオーバーヘッドリーダ。 - 前記2つの凹部は、前記収容部を閉じる方向が略台形状に凹んでいる、
請求項7に記載のオーバーヘッドリーダ。
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- 2016-01-26 JP JP2016012061A patent/JP2017135488A/ja active Pending
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