JP2017133758A - 熱交換器の洗浄方法および装置 - Google Patents
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Abstract
Description
熱交換器の洗浄に関する先行技術文献として、出願人は下記の特許文献1〜6を把握している。
この文献には、下記の記載がある。
[公報第2頁左欄第1行〜第14行]従来、火力発電所、原子力発電所等に施設されている熱交換器である復水器には、冷却水として海水を取り入れている。その為、復水器細管内にスライム、貝類等が付着してプラントの熱効率を低下させるので、定期的に細管洗浄作業を行つているが、この作業は、高温、多湿等悪条件の復水器の前部室に作業者が入り込み、多くの人手と時間を費して行なわれている。その作業の現状は、外径が22.4〜31.7mm、長さが12〜15m、本数が1プラント当り20000〜60000本程度ある復水器細管Pの個々の細管管口部からブラシ弾を込め、これを水圧が10〜12kg/cm2程度の洗浄用ガンを用いて打抜くことで、細管内壁面に付着したスライム、貝類、ゴミ等を洗浄除去している。
この文献には、下記の記載がある。
[要約]
[課題]液体が流される複数の熱交換管を有する熱交換器において、機器の運転中でも熱交換管内に付着したスケールを剥離させることができるようにした熱交換器及び、熱交換管内スケールの除去方法を提供すること。
[解決手段]潤滑油冷却器における水管4の入口部に圧縮空気ノズル11と、そのノズル11の前にカルマン渦発生用の丸棒12が配設されている。圧縮空気ノズル11から出た圧縮空気は噴流となって丸棒12に当たり、丸棒12の両側からカルマン渦が発生し、そのカルマン渦による振動と冷却水の乱流及び圧縮空気の気泡によって水管4内部の汚れスケールを剥離して除去する。
この文献には、下記の記載がある。
[要約]
[課題]復水器等の多管式熱交換器における伝熱管の内面を効率的に洗浄することができる熱交換器伝熱管の内面洗浄方法を提供する。
[解決手段]真空度計26によって計測された真空度が予め設定されている下限値未満になった場合に、制御装置27が気泡吹込み流量調節弁24を開放・調整して、気泡発生装置21から適切な量の気泡22を冷却水入口側水室15内に発生させ、その気泡混合流で冷却管14の内面洗浄を開始する。そして、真空値が予め設定されている上限値を超えると、制御装置27が気泡吹込み流量調節弁24を閉止して、気泡発生装置21からの気泡の発生を停止し、冷却管14の内面洗浄を終了する。
この文献には、下記の記載がある。
[特許請求の範囲]1.伝熱管内を液体が流れる多管式熱交換器において、前記伝熱管内を流れる前記液体中に水の比重とほぼ等しい比重の水中植物を素材とした粒子を流下し、前記伝熱管内を流下する固液二相流中に伝熱管入口端で気体を噴出して固気液三相流とすることにより、管内付着物の除去、及び塵埃やバクテリア等の付着の防止を図ることを特徴とする熱交換器における伝熱管の内面洗浄方法。
この文献には、下記の記載がある。
[要約]
[課題]より簡便な方法で洗浄効果を上げ、洗浄回数を減らすことのできる配管洗浄方法を提供することを目的とする。
[解決手段]配管洗浄方法は、送水ポンプを用い、純水タンクから接続流路を介して配管内へと純水を送水するとともに、気泡圧送手段を用い、間欠的または連続的に気泡を前記送水ポンプの下流側に位置する前記接続流路内へ供給する。気泡を接続経路内に供給することで、純水を流動変動させることができる。それによって、ゴミを巻き上げながら下流側へと押し流すことができるため、洗浄効率が向上する。
この文献には、下記の記載がある。
[要約]
[課題]パルスエアーを投入することで、配管内部の水流を変化させ、また、配管内部に脈動流をランダムに発生させる等のことによるキャビテーション効果により、効率的な配管洗浄に対処する。また、スライム系の汚れに対しては、過酸化水素の低濃度希釈液に浸透させて循環洗浄することで、その洗浄効果を飛躍的に高める。
[解決手段]被洗浄配管への給水工程中にパルスエアーを給気した上で排水する給排水洗浄工程と、過酸化水素の希釈液を洗浄剤として、被洗浄配管に循環浸透させる浸透洗浄工程と、洗浄液を循環させる循環工程中にパルスエアーを給気する循環洗浄工程と、再び、給排水とパルスエアーにより被洗浄配管を濯ぎ洗浄した上で、最後に仕上げ洗浄する工程を備えている。
特許文献1は、洗浄ガンやブラシ・スポンジなどを用いて、スライムを物理的にこそぎ落とす技術を開示する。
このような方法では、直線的な配管であれば洗浄できるとしても、L字配管やU字配管のような屈曲部を洗浄することができない。このため、ブラシ洗浄可能な配管とそれ以外の配管を接続部から分解して別々に洗浄する必要がある。洗浄後は、再び配管を接続しなければならない。このように、配管の分解と組立てに多大な手間と作業時間が費やされる。当然このような作業は熱交換器の稼動を停止して行う。したがって、熱交換器を停止してから再稼動させるまで場合によっては1週間以上もかかってしまい、スムーズな工場実務の運営を妨げる。
特許文献2は、油冷却器や復水器など、内部を液体が流れる複数の熱交換管を有する熱交換器について、熱交換管内に付着したスケールを除去する方法を開示する。この方法は、圧縮空気ノズルから圧縮空気を噴出させて、互いに回転方向が逆な渦を交互に発生させ、規則正しい配置を保って流れ去る周期的な渦流出(いわゆるカルマン渦)を発生させることにより洗浄する。したがってこの方法では、圧縮空気を発生させるシステムと、カルマン渦発生用の支持部材を配する。
この方法では、最適なカルマン渦を発生させるために必要な圧縮空気を発生させる条件と、冷却水の流速条件の確定が必要である。しかしながら、この特許文献2にはそれら条件の記載がなく、この洗浄方法による具体的な洗浄結果についての記載もない。つまり特許文献2は、現実的に有効な解決手段を提示するものではない。
特許文献3は、発電プラントなどの蒸気タービン用の復水器等の多管式熱交換器の伝熱管の内面洗浄する方法について開示する。この方法は、不活性ガスまたは空気等の気体を気泡状にして冷却水入口側水室内の冷却水中に放出し、その気泡と冷却水が混合した気泡混合流を冷却管入口から冷却管内に送り込み、その気泡混合流を冷却管内に通過させることによって冷却管の内面を洗浄する。この方法はまた、復水器の真空度や、多管式熱交換器の熱貫流率(熱交換効率)を常時監視し、真空度や熱貫流率が下回った場合にのみ、気泡発生装置を稼動させる。
しかしながら特許文献3には、実際の気泡発生や洗浄処理の条件の記載がなく、どのような状態であれば高効率の洗浄が可能なのか、という観点の記載もされていない。つまり特許文献3は、現実的に有効な解決手段を提示するものではない。
特許文献4は、流体である水に水と比重がほぼ等しい水中植物の微粒子を混合して、さらに気体成分を混合した固気液三相流での除去方法である。
しかしながら、この方法は、水と比重がほぼ等しい水中植物の微粒子を用意しなければならない。また、そもそも系内には存在しない固形物を新たに加える必要がある。それによって機器トラブルを発生するリスクを否定できない。その点は、過酸化水素、ヒドラジン等の薬剤による化学洗浄による問題に近い問題がある。
特許文献5は、気体成分を混合させることによる配管洗浄方法である。この方法は、陸用ボイラ、舶用ボイラ、及び化学プラントなどにおける建設中のプラントの配管内の洗浄を目的として、大粒の気泡の群、またはマイクロバブル、ナノバブルなどの微小気泡の群を用いて洗浄する。この文献には、例として50m3/hで水張りする場合、風量50m3/h程度のエアポンプを用いて数秒〜数十秒の間隔をおきながら、間欠的に数十リットルの空気を供給する方法が開示されている。
しかしながら、この方法は、あくまで気泡の群で除去するため、気泡発生装置が必要である。また、除去対象は溶接粉・埃・内錆・油分などのゴミであるため、微生物などからなる軟質の含水有機物ゲルであるスライムを除去できるとは限らない。
特許文献6は、火力発電所や各種プラント設備に配管された冷却管を対象として、パルスエアーを投入することで、配管内部の水流を変化させ、また、配管内部に脈動流をランダムに発生させる等によるキャビテーション効果により、配管内を洗浄する方法が開示されている。
この方法を採るためには、循環ポンプと消泡ポンプが必要で、洗浄対象の水を導入して処理するための専用の複雑な装置を据付けなければならない。したがってこの方法は、運転が煩雑なうえ、熱交換器に適用することが現実的ではない。
本発明は上記課題を解決するものであり、つぎの目的でなされたものである。
配管材料に損傷を与えず、簡易な装置と作業で、プラントや圧縮機などの設備を停止することなく、熱交換器に付着・堆積したスライムを除去することができる熱交換器の洗浄方法および装置を提供する。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の熱交換器の洗浄方法は、つぎの構成を採用した。
熱交換器において熱媒体としての液体を流通させる液体流路に対し、当該熱交換器において定められた液体流量で液体を流通させながら連続的にガスを導入し、上記液体流路内に、パルス状に交互に流れる気相流と液相流を発生させる。
請求項1に記載の熱交換器の洗浄方法は、請求項1に記載の構成に加え、つぎの構成を採用した。
上記液体流路に対するガスの導入を、当該熱交換器の操業中に行う。
請求項3に記載の熱交換器の洗浄方法は、請求項1または2に記載の構成に加え、つぎの構成を採用した。
上記液体流路に対するガスの導入を、上記液体流量の0.6〜1.3倍の流量で行う。
上記目的を達成するため、請求項4に記載の熱交換器の洗浄装置は、つぎの構成を採用した。
熱交換器において熱媒体としての液体を流通させる液体流路に対し、当該熱交換器において定められた液体流量で液体を流通させながら連続的にガスを導入し、上記液体流路内に、パルス状に交互に流れる気相流と液相流を発生させる、ガス導入路を備えている。
請求項1の熱交換器の洗浄方法は、上記液体流路内に、パルス状に交互に流れる気相流と液相流を発生させる。上記気相流と液相流がパルス状に交互に流れることにより、液体流路に体積したスライム等の汚れを効果的に除去できる。したがって、従来のような薬剤などを使わなくてすみ、配管材料に損傷を与えず、コストも節減できる。
また、液体流路に対して連続的にガスを導入するだけのガス導入路があれば足りる。したがって、従来のような専用の複雑な装置を必要とせず、簡易な装置と作業で洗浄できる。
また、液体流路に対するガスの導入を液体を流通させながら行えばよいことから、たとえば、当該熱交換器の操業中に液体流路に対してガスを導入して洗浄を行うことが可能になる。
請求項2の熱交換器の洗浄方法は、上記液体流路に対するガスの導入を、当該熱交換器の操業中に行う。
このため、装置の稼動を止めなくてすむことから、洗浄メンテナンスに要するコストを大幅に節減できる。
請求項3の熱交換器の洗浄方法は、上記液体流路に対するガスの導入を、上記液体流量の0.6〜1.3倍の流量で行い、連続的なガスの導入で気相流と液相流をパルス状に交互に発生させる。これにより、液体流路に体積したスライム等の汚れを効果的に除去できる。
請求項4の熱交換器の洗浄装置は、上記液体流路内に、パルス状に交互に流れる気相流と液相流を発生させる。上記気相流と液相流がパルス状に交互に流れることにより、液体流路に付着・堆積したスライム等の汚れを効果的に除去できる。したがって、従来のような薬剤などを使わなくてすみ、配管材料に損傷を与えず、コストも節減できる。
また、液体流路に対して連続的にガスを導入するだけのガス導入路があれば足りる。したがって、従来のような専用の複雑な装置を必要とせず、簡易な装置と作業で洗浄できる。
また、液体流路に対するガスの導入を液体を流通させながら行えばよいことから、たとえば、当該熱交換器の操業中に液体流路に対してガスを導入して洗浄を行うことが可能になる。
熱交換器1は、本発明が洗浄対象とするものである。第1実施形態で図示した熱交換器1は、熱媒体である液体として冷却水を用い、導入された熱流体を冷却して冷却流体として取り出すものである。冷却対象とする流体としては、たとえばガスやオイルなどを適用することができる。
熱交換器1において熱媒体としての液体を流通させる液体流路に対し、当該熱交換器1において定められた液体流量で液体を流通させながら連続的にガスを導入し、上記液体流路内に、パルス状に交互に流れる気相流32と液相流33を発生させる、ガス導入路15を備えている。
第1実施形態の洗浄方法では、上記熱交換器1において熱媒体としての液体を流通させる液体流路に対し、当該熱交換器1において定められた液体流量で液体を流通させながら連続的にガスを導入し、上記液体流路内に、パルス状に交互に流れる気相流32と液相流33を発生させる。
図2(B)は、液相流33の上側に大きな気泡31が間隔をあけて流れている。
図2(C)は、気相流32と液相流33がパルス状に交互に流れている。
図2(D)は、下側の液相流32と上側の気相流33が上下に分離して流れている。
第1実施形態の装置および方法は、つぎの作用効果を奏する。
また、液体流路に対して連続的にガスを導入するだけのガス導入路があれば足りる。したがって、従来のような専用の複雑な装置を必要とせず、簡易な装置と作業で洗浄できる。
また、液体流路に対するガスの導入を液体を流通させながら行えばよいことから、たとえば、当該熱交換器の操業中に液体流路に対してガスを導入して洗浄を行うことが可能になる。
このため、装置の稼動を止めなくてすむことから、洗浄メンテナンスに要するコストを大幅に節減できる。
図3は、本発明の第2実施形態を説明する図である。この例では、熱交換器1は、第1実施形態とは逆に、伝熱管3内に熱流体を通し、熱交換室10内に冷却水を通すものである。それ以外、この第2実施形態は、基本的には第1実施形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付して説明を省略している。
熱交換器1は、熱流体導入路11と冷却流体導出路12が、円筒状の本体2の第1端部に接続されている。つまり、熱流体導入路11は前室7に連通し、冷却流体導出路12は後室9に連通している。また、上記冷却水導入路13と排水路14は、円筒状の本体2の胴部に接続されている。つまり、上記熱交換室10に、熱流体導入路11と冷却流体導出路12が連通している。
ガス導入路15は、冷却水導入路13に接続されている。つまりこの例では、上記液体流路は、熱交換室10内の流路である。
第2実施形態の洗浄方法では、上記熱交換器1において熱媒体としての液体を流通させる液体流路に対し、当該熱交換器1において定められた液体流量で液体を流通させながら連続的にガスを導入し、上記液体流路内に、パルス状に交互に流れる気相流32と液相流33を発生させる。
第2実施形態の装置および方法でも、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
上述したように、本発明者らは、熱交換器を操業したままで、スライムと呼ばれる微生物などからなる軟質の含水有機物ゲル状の不純物を、配管への劣化などの負担を掛けることなく、出来るだけ簡素であり、作業が容易に除去する方法について検討した。
除去する付着物は、アクリル管45の内面に付着させたマーガリンである。このマーガリンは、伝熱管3内に付着するスライムと硬度や付着力が近い模擬スライムである。
A/W比=1.0〜2.2の範囲では、除去率が90%を下回ることはなかった。かなりの模擬スライムが、空気と水による間欠流によって除去できている。
A/W比が1.0以上の間欠流を流せば、3分間という非常に短時間で95%以上の模擬スライムが除去できている。
実施例1で対象とした熱交換器は、窒素圧縮機で圧縮窒素を冷却するものである。上記窒素圧縮機は、窒素処理量10000Nm3/h、吐出圧1.81MPaG、1400kW、4段圧縮の装置である。実施例1は、上記窒素圧縮機で1年間使い続けた熱交換器を洗浄したものである。
実施例2が対象とした熱交換器は、空気圧縮機のオイルクーラーである。上記空気圧縮機は、空気処理量125000Nm3/h、吐出圧0.47MPaG、10700kW、3段圧縮の装置である。実施例2は、上記空気圧縮機で5年間使い続けたオイルクーラーを洗浄したものである。
実施例3が対象とした熱交換器は、窒素圧縮機で圧縮窒素を冷却するものである。上記窒素圧縮機は、窒素処理量7200Nm3/h、吐出圧0.69MPaG、1400kW、3段圧縮の装置である。実施例3は、上記窒素圧縮機で6ヶ月間使い続けた熱交換器を洗浄したものである。
実機である熱交換器1の水の配管内に、当該熱交換器において定められた水量(冷媒量)に対し、その0.6〜1.3倍の流量で空気または不活性ガスを導入することで、間欠流が生まれ、スライムと呼ばれる微生物成分を容易に除去できることがわかった。ここで除去に掛かる時間は、数分から30分程度であり、さらに熱交換器を通常の実務稼動させたまま洗浄処理することが可能になった。
熱交換器1の伝熱面の配管内に付着する微生物などからなる軟質の含水有機物ゲル状の不純物を、熱交換器1を通常可動させたまま、配管への劣化などの負担を掛けることなく、簡素で除去作業が容易になったため、メンテナンスの頻度と手間が軽減され、工場の実稼動に影響が少なく、操業させることができるようになった。
また、伝熱管3の熱交換効率を回復させることにより熱エネルギーを有効に利用し、設備全体として消費する動力や燃料を節減することができる。
以上は本発明の特に好ましい実施形態について説明したが、本発明は図示した実施形態に限定する趣旨ではなく、各種の態様に変形して実施することができ、本発明は各種の変形例を包含する趣旨である。
2:本体
3:伝熱管
4:第1隔壁
5:第2隔壁
6:仕切板
7:前室
8:反転室
9:後室
10:熱交換室
11:熱流体導入路
12:冷却流体導出路
13:冷却水導入路
14:排水路
15:ガス導入路
16:圧力計
17:流量調節弁
18:流量計
19:ブロー弁
20:逆止弁
21:第1開閉弁
22:第2開閉弁
31:気泡
32:気相流
33:液相流
41:透明ホース
42:空気用の流量計
43:空気導入路
44:水導入路
45:アクリル管
46:水用の流量計
Claims (4)
- 熱交換器において熱媒体としての液体を流通させる液体流路に対し、当該熱交換器において定められた液体流量で液体を流通させながら連続的にガスを導入し、上記液体流路内に、パルス状に交互に流れる気相流と液相流を発生させる
ことを特徴とする熱交換器の洗浄方法。 - 上記液体流路に対するガスの導入を、当該熱交換器の操業中に行う
請求項1記載の熱交換器の洗浄方法。 - 上記液体流路に対するガスの導入を、上記液体流量の0.6〜1.3倍の流量で行う
請求項1または2記載の熱交換器の洗浄方法。 - 熱交換器において熱媒体としての液体を流通させる液体流路に対し、当該熱交換器において定められた液体流量で液体を流通させながら連続的にガスを導入し、上記液体流路内に、パルス状に交互に流れる気相流と液相流を発生させる、ガス導入路を備えている
ことを特徴とする熱交換器の洗浄装置。
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