JP2017133159A - 構造用柱材間の連結補強金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば、既設の構造物の天井裏等のようにスペースが狭い場所であっても、取付作業を簡単、確実、短時間、低コストで行え、構造物の確実な耐震補強を実現できる構造用柱材間の連結補強金具を提供する。【解決手段】所要角度で接続される2つの構造用柱材間の連結補強金具であり、該所要角度隅部において角度対向した第1構造用柱材壁面に密着状にあてがわれる角度対向板状部12と、該所要角度隅部Cにおいて第2の構造用柱材の正面側壁面に密着状にあてがわれる正面側板状部14と、角度対向板状部12と正面側板状部14とを一体に連結する一体連結部16と、を有する構造用柱材間の連結補強金具10から構成される。【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、木造住宅等の構造物の補強に利用される構造用柱材間の連結補強金具に関する。
築年数が古い木造住宅は耐震強度が劣るものがあり、強い地震に耐えられず建物の変形、損壊等の危険性が高いことから、耐震強度を向上させるための補強工事が必要とされる場合が多い。従来、耐震強度を向上させる技術としては、例えば、柱や梁等の構造材どうしの連結部分に補強金具等を取り付けて補強し、地震時の建物の揺れを抑えるようにしたり、連結部分の抜けや外れ等を防止しようとするものが種々提案されている。例えば、特許文献1の木造構造物の補強金具は、L字部を形成する第1板状部および第2板状部、ならびにL字部の角度に形成され第1板状部および第2板状部を連結する斜め板部を有し、土台と柱材との連結部分や、梁と柱材との連結部分等に、第1、第2板状部に貫通された貫通孔を介してビス等で固定して取り付けられて構造物の補強を行おうとするものであった。
特許文献1の補強金具のように、L字状の第1、第2板状部を構造材にあてがってビス等で固定する構成ではそれらの板面のL字状に角度対向した構成であるから、例えば、梁と柱と連結部分に取り付ける場合には、90度の角度で対向した梁の下面側と柱の側面にあてがわれることになる。しかしながら、既設の木造住宅等では、梁等と天井板との間のスペースの高さが低いことから、補強金具を梁の下面側にあてがった状態でビスを固定する際に、ビスを止めるための工具を入れるスペースが確保できず、作業が困難となる場合があった。そのため、天井板や壁材の一部を壊して、補強金具等を取り付けた後、天井等を修復、復帰する必要があることから、作業工程が煩雑で、労力が大きく、高コストで工期も長くなる問題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、例えば、既設の構造物の天井裏等のようにスペースが狭い場所であっても、取付作業を簡単、確実、短時間、低コストで行え、構造物の確実な耐震補強を実現できる構造用柱材間の連結補強金具を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、所要角度で接続される2つの構造用柱材間の連結補強金具であり、該所要角度隅部Cにおいて角度対向した第1構造用柱材壁面(100a)に密着状にあてがわれる角度対向板状部12と、該所要角度隅部Cにおいて第2の構造用柱材(102)の正面側壁面(102b)に密着状にあてがわれる正面側板状部14と、角度対向板状部12と正面側板状部14とを一体に連結する一体連結部16と、を有する構造用柱材間の連結補強金具10から構成される。角度対向板状部12と正面側板状部14に第1、第2構造用柱材への取付手段が設けられる。
また、一体連結部16は、一部を第1構造用柱材側の角度対向板状部12と連結接続するとともに、所要角度に挟まれる部分に配置されて他部を第2構造用柱材の下面に延設した突っ張り部24を含むこととしてもよい。
また、一体連結部16は、突っ張り部24の上端部から正面側板状部14に連結接続されて角度対向板状部12と正面側板状部14とを差し違い位置に接続する差し違い位置接続部26を有することとしてもよい。
また、差し違い位置接続部26は、第2構造用柱材(102)の下面(102a)に密着状に当てがわれる板状部からなることとしてもよい。
また、正面側板状部12と、差し違い位置接続部26の板状部と、突っ張り部24は板体(28)を屈曲して一体に形成されたこととしてもよい。
また、成形した金属板28の複数個所を屈曲して一体の金具としたこととしてもよい。
本発明の構造用柱材間の連結補強金具によれば、所要角度で接続される2つの構造用柱材間の連結補強金具であり、該所要角度隅部において角度対向した第1構造用柱材壁面に密着状にあてがわれる角度対向板状部と、該所要角度隅部において第2の構造用柱材の正面側壁面に密着状にあてがわれる正面側板状部と、角度対向板状部と正面側板状部とを一体に連結する一体連結部と、を有することから、構造用柱材への取付け位置の確認や所定位置へあてがい設置する作業、ビスやボルト等で構造用柱材へ固定する作業等を含む全ての作業を、略正面側から行うことができるので作業性が良く、例えば、補強連結金具を取り付ける場所が既設の木造住宅の天井裏等のように高さが限られる狭いスペースであっても天井や壁を壊すことなく取付作業を簡単、円滑、確実に短時間で行うことができる。
また、一体連結部は、一部を第1構造用柱材側の角度対向板状部と連結接続するとともに、所要角度に挟まれる部分に配置されて他部を第2構造用柱材の下面に延設した突っ張り部を含む構成とすることにより、突っ張り部によって2つの構造用柱材間を補強でき、簡単な構造で補強強度を向上して、建築物の補強金具として有効に実用できる。
また、一体連結部は、突っ張り部の上端部から正面側板状部に連結接続されて角度対向板状部と正面側板状部とを差し違い位置に接続する差し違い位置接続部を有する構成とすることにより、一体連結部を簡単な構成で具体的に実現できるとともに、差し違い位置の角度対向板状部と正面側板状部を利用して構造用柱材の角度隅部に対する連結補強金具の取付け作業を簡単、確実に行うことができる。
また、差し違い位置接続部は、第2構造用柱材の下面に密着状に当てがわれる板状部からなる構成とすることにより、差し違い位置接続部を簡単な構造で具体的に実現できるとともに、構造用柱材間の所用角度隅部において第2構造用柱材とも係合しながら取り付けられることで、確実な耐震補強等の効果を期待できる。
また、正面側板状部と、差し違い位置接続部の板状部と、突っ張り部は板体を屈曲して一体に形成された構成とすることにより、各部どうしの接続強度を維持しながら、溶接や組み付け等の複雑な作業を必要とせず、簡単な構成で製造できる。
また、成形した金属板の複数個所を屈曲して一体の金具とした構成とすることにより、各部どうしの接続強度を維持しながら、溶接や組み付け等の複雑な作業を必要とせず、簡単な構成で製造できる。
以下添付図面を参照しつつ本発明の構造用柱材間の連結補強金具の実施形態について説明する。本発明に係る構造用柱材間の連結補強金具は、例えば、木造建築物等の構造物において所用角度で接続される構造用柱材どうしの連結部分に取付けて、耐震補強等を図るための建築用金物である。図1ないし図7は、本発明の構造用柱材間の連結補強金具の第1の実施形態を示している。図1、図2、図3に示すように、本実施形態では、構造用柱材間の連結補強金具(以下、単に「連結補強金具」ともいう)10は、接続される2つの構造用柱材の第1の構造用柱材(100)にあてがわれる角度対向板状部12と、第2の構造用柱材(102)にあてがわれる正面側板状部14と、一体連結部16と、を有する。
本実施形態では、連結補強金具が取り付けられる対象となる所要角度で接続される2つの構造用柱材は、例えば、図5に示すように、木造建築物において垂直に立てられる断面略矩形状の柱材100と、柱材100の上端に水平方向に向けて架設されて該柱材100と接続された断面略矩形状の梁材102等(又は桁材)の横架材と、が接続された仕口部分の例で説明する。本実施形態では、第1構造用柱材となる柱材100と第2構造用柱材となる梁材102は、90度の角度で接続されており、柱材100の梁材に角度対向している一つの側壁面100aと、梁材102の下面102aと、は90度で角度対向している。これらの接続された柱材100と梁材102の角度隅部Cに本実施形態に係る連結補強金具10が取り付けられる。
図1、図3、図5に示すように、角度対向板状部12は、柱材100と梁材102との接続隅部Cにおいて梁材に対して直角に角度対向した柱材側壁面100aに密着状にあてがわれて、該柱材100に固定させるための第1の取付部である。角度対向板状部12は、例えば、柱材100の長手方向に沿って長い縦長長方形状に形成されて板面を鉛直に立てて状態で柱材側壁面100aにあてがわれる。角度対向板状部12には、上下に所定の間隔で離隔した2つの取付用孔18が板面を貫通して穿穴されている。角度対向板状部12は、取付用孔18を介してコーチスクリュー、ビス、ボルト、釘等の固着部材20で柱材100の側壁面100aに固定される。
図1、図2、図3、図5に示すように、正面側板状部14は、柱材100と梁材102との角度隅部Cにおいて梁材102の正面側壁面102bに密着状にあてがわれて、該梁材102に固定させるための第2の取付部である。本実施形態において、第2の構造用柱材である梁材102の正面側とは、第1の構造用柱材である柱材100に角度対向している下面100aに対して直角となる1つの鉛直面側となる。すなわち、柱材100と梁材102の角度対向している2つの壁面100a、102aの両方に対して直角な面側であり、垂直に立てられている柱材100に正対した状態で梁材102が左右方向伸びるように見える縦面(垂直面)側となる。正面側板状部14は、例えば、梁材102の長手方向に沿って長い横長長方形状に形成されている。正面側板状部14は、正面視で角度対向板状部12と略L字となる位置に配置されて、柱材100と直行する梁材102の正面壁102aにあてがわれる。さらに詳細には、正面側板状部14の板面は鉛直面に沿って立てられるとともに角度対向板状部12の板面に対しては直角に配置され、差し違い位置に設定されて一体連結部16で一体的に連結されている。正面側板状部14には、横方向に所定間隔で離隔して3つの取付用孔22が板面を貫通するように穿穴されている。正面側板状部14は、取付用孔22を介してコーチスクリュー、ビス、ボルト、釘等の固着部材20で梁材102の正面102bに固定される。
図1、図2、図3に示すように、一体連結部16は、角度対向板状部12と正面側板状部14とを一体に連結する連結部分である。本実施形態では、一体連結部16は、一部を柱材100側の角度対向板状部12と連結接続するとともに、柱材100と梁材102との間の90度の角度に挟まれる部分に配置されて、他部を梁材102の下面に延設した突っ張り部24を含む。突っ張り部24は、正面視で略L字状に配置される角度対向板状部12と正面側板状部14との間に接続されており、該角度対向板状部12に固定させる柱材100と該正面側板状部14に固定させる梁材102との間に突っ張り状に配置されることにより、それらの相対的な位置関係及びそれらの角度等を保持するように補強しうる。突っ張り部24は、例えば、角度対向板状部12の一つの長辺から該角度板状部の板面に対して直交して横方向に延設され、板面を縦にした板状部から構成されている。突っ張り部24を構成する板状部は、例えば、正面視で柱材100と梁材102との90度の隅部に対応して一つの直角を含む形状であり、略矩形状の一つの角を斜めに切り落として、角度対向板状部側から延設先端側に向けて縦幅が狭くなるような5角形状に形成されている。なお、一体連結部16の形状は、例えば、三角形状や四角形状等その他任意の形状としてもよい。突っ張り部24は、角度対向板状部12が柱材100に固定された状態では、板面を鉛直にして柱材100と梁材102との隅部空間内に収容状に配置されるように梁材102の下面側に沿って延設され梁材102を下から受けるように設置される。
さらに、一体連結部16は、突っ張り部24と正面側板状部14を連結接続する差し違い位置接続部26を有する。すなわち、一体連結部16は、突っ張り部24と差し違い位置接続部26を含む。差し違い位置接続部26は、突っ張り部24の上端部から正面側板状部14に連結接続するとともに、角度対向板状部12と正面側板状部14とを差し違い位置に接続する。本実施形態では、差し違い位置とは、2つの板状部が、板面どうしが直角方向に配置されるが角度対向しない位置でかつ、L字状に配置されるような位置関係となっている。本実施形態では、差し違い位置接続部26は、例えば、突っ張り部24を形成する板状部の上端辺から略直角方向に曲折して正面側に向けて水平方向に延設された板状部からなる。差し違い位置接続部26は、その正面側端部が正面側板状部14の下端に接続されL字板状に一体形成されているとともに、角度対向板状部12の板面に対しては、90度で角度対向するように設置されている。差し違い位置接続部26は、板面が水平方向になっており、梁材102の下面102aに密着状にあてがわれて梁材を受ける。すなわち、差し違い位置接続部26と正面側板状部14は、梁材の下面102aと正面壁102bとに同時にあてがわれるようになっている。
本実施形態では、角度対向板状部12と、正面側板状部14と、差し違い位置接続部26を形成する板状部と、突っ張り部24を形成する板状部は、所定形状に成形した一枚の金属板体28の複数個所を屈曲して形成して、一体の金具としている。例えば、図4に示すように切断加工した亜鉛メッキ鋼板等の金属板28を、谷折り(破線)、山折(一点鎖線)して、上記のような構成の連結補強金具10が形成される。これにより、溶接等の煩雑な工程を不要とし、簡単に低コストで製造することができる。
図5に示すように、例えば、本実施形態に係る構造用柱材間の連結補強金具10を既設の木造建築物の複数の箇所の柱材100と梁材102との接続部分に取付ける際には、梁材102の左右の連結部分に対応して、すなわち、接続隅部における柱材と梁材の伸びる方向に対応して、図1ないし図3に示した連結補強金具10と左右対称のものを用意してもよい。図6、図7に示すように、連結補強金具10を、柱材100と梁材102との接続部分に取付ける作業では、連結補強金具10の角度対向板状部12を柱材100の梁材に角度対向している側壁面100aに密着状にあてがうとともに、差し違い位置接続部26を梁材102の下面102aに、さらに正面側板状部14を梁材102の正面側102bに密着状にあてがう。そして、コーチスクリュー等の固着部材20を介して角度対向板状部12及び正面側板状部14をそれぞれ柱材100、梁材102に固定する。この際、既設の木造住宅で、梁材102と天井板106との間の高さHが低い場合であっても、正面側から固定作業できる。これにより、作業性が良いとともに、既設の天井板や壁材等が邪魔になることがなく簡単に確実に連結補強金具を所定位置に取付けることができる結果、既設の木造住宅であっても、天井板等を壊して復旧するといった煩雑な工程を不要として作業できるので労力が少なく、短時間、低コストで補強工事を施工することができる。連結補強金具10を取り付けた状態では、上述のような角度対向板状部12、正面側板状部14、及び突っ張り部24等の構成により、構造材の横揺れを抑えたり、又は構造材の抜けや外れを確実に防止することができ、高い耐震補強等の効果を期待できる。
なお、連結補強金具10は、上記した構成に限らず、適用場所や補強設計に基づき任意の構成としてもよい。例えば、図8、図9に示す他の実施形態では、連結補強金具10は、上記第1実施形態と基本的な構成は略同一構成であるが、全体的に大きなサイズで設けられるとともに、縦方向の比率すなわち角度対向板状部及び突っ張り部が縦長く設けられ、取付用孔18が3個設けられている。この実施形態でも、上記実施形態同様に、例えば、既設木造建築物の柱材と梁材との連結隅部に取付けられるが、縦横サイズを大きくしたことにより、地震等の際の構造材の横揺れに対してより強く耐えうるような高い補強効果を期待することができる。また、上記実施形態では、連結補強金具10は、柱材と梁等の横架材との連結部分に取付けて補強する場合で説明したが、それに限らず、例えば、梁材や桁材どうし、土台と柱材、土台どうし、その他任意の構造用建築材どうしの連結部分を補強するのに利用してもよい。
以上説明した本発明の構造用柱材間の連結補強金具は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本発明の構造用柱材間の連結補強金具は、例えば、木造建築物の耐震補強等に好適に利用できる。
10 構造用柱材間の連結補強金具
12 角度対向板状部
14 正面側板状部
16 一体連結部
24 突っ張り部
26 差し違い位置接続部
100 柱材
102 梁材
C 隅部
12 角度対向板状部
14 正面側板状部
16 一体連結部
24 突っ張り部
26 差し違い位置接続部
100 柱材
102 梁材
C 隅部
Claims (6)
- 所要角度で接続される2つの構造用柱材間の連結補強金具であり、
該所要角度隅部において角度対向した第1構造用柱材壁面に密着状にあてがわれる角度対向板状部と、
該所要角度隅部において第2の構造用柱材の正面側壁面に密着状にあてがわれる正面側板状部と、
角度対向板状部と正面側板状部とを一体に連結する一体連結部と、を有することを特徴とする構造用柱材間の連結補強金具。 - 一体連結部は、一部を第1構造用柱材側の角度対向板状部と連結接続するとともに、所要角度に挟まれる部分に配置されて他部を第2構造用柱材の下面に延設した突っ張り部を含むことを特徴とする請求項1記載の構造用柱材間の連結補強金具。
- 一体連結部は、突っ張り部の上端部から正面側板状部に連結接続されて角度対向板状部と正面側板状部とを差し違い位置に接続する差し違い位置接続部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の構造用柱材間の連結補強金具。
- 差し違い位置接続部は、第2構造用柱材の下面に密着状に当てがわれる板状部からなることを特徴とする請求項3記載の構造用柱材間の連結補強金具。
- 正面側板状部と、差し違い位置接続部の板状部と、突っ張り部は板体を屈曲して一体に形成されたことを特徴とする請求項4記載の構造用柱材間の連結補強金具。
- 成形した金属板の複数個所を屈曲して一体の金具としたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の構造用柱材間の連結補強金具。
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JP2016011390A JP2017133159A (ja) | 2016-01-25 | 2016-01-25 | 構造用柱材間の連結補強金具 |
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JP3019732U (ja) * | 1995-06-22 | 1996-01-12 | 有限会社三和ハウジング | 木造軸組構造建築におけるコ−ナ−接続補強金具 |
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2016
- 2016-01-25 JP JP2016011390A patent/JP2017133159A/ja active Pending
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