JP2017132962A - 保温材シートおよび壁パネル - Google Patents

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【課題】基体に貼り付ける作業が容易な保温材シートおよび壁パネルを提供する。【解決手段】保温材シート3は、基体1の芯材12に貼り付けられる。保温材シート本体の一面側に、基体1の芯材12に接着する接着層、および接着層の表面から剥離可能な表面シートを有する。表面シートは、周縁部に沿って切り目が入っている。【選択図】図2

Description

本発明は、保温材シートおよび壁パネルに関する。
浴槽ユニットは、湯を溜める浴槽、洗い場、並びにこれらを囲む壁および天井等のパネルを備え、浴槽およびユニット全体の保温性を高めるために適宜保温材シートが用いられる。また、浴槽ユニットは、収納ラック、手すり、カウンター、タオル掛けバー、およびフック等の付属品を有している。
例えば、特許文献1には、保温材シート本体の表面に基体の開口位置に対応する開口範囲にマーキングが施され、裏面側に両面接着剤付シートを貼り付けた保温材シートが開示されている。保温材シートは、基体に貼り付けた後、マーキングされた開口範囲を参考にして孔あけ開口される。
特開2003−064326号公報
特許文献1に記載の保温材シートは、基体に貼り付けた後に保温材シート本体の一部を切り欠く必要があった。また、基体に貼り付ける前に保温材シート本体の一部を切り欠くこともできるが、切り欠き作業に手間が掛かるものであった。
ところで、基体の表面に収納ラック等の付属品を取り付ける場合、裏面側にナット付きの取付金具が緩衝材を介して貼り付けてあり、基体の表側からボルトを差し込んで付属品をナットに螺合させることがある。この場合、ボルトがナットに螺合し易いように取付金具が緩衝材によって、基体の面内方向に動く必要があるが、取付金具が接着剤つきの保温材シートに接触して接着されてしまうと、基体の面内方向に動くことができないので、作業性が悪くなってしまう。また、取付金具が接着されないようにするために保温材シート本体の一部を切り欠く作業が発生し、作業に手間が掛かるものであった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、基体に貼り付ける作業が容易な保温材シートおよび壁パネルを提供することにある。
本発明に係る保温材シートは、基体に貼り付けられる保温材シートであって、保温材シート本体の一面側に、前記基体に接着する接着層、および該接着層の表面から剥離可能な表面シートを有し、前記表面シートは、周縁部に沿って切り目が入っていることを特徴とする。
本発明にあっては、保温材シートは、保温材シートの一面側に接着層を有し、接着層から剥離可能な表面シートの周縁部に沿って切り目が入っている。これにより、表面シートの周縁部を切り目によって剥離し、保温材シートを周縁部で基体に貼り付けることができるので、作業が容易になる。
本発明によれば、表面シートの周縁部を切り目によって剥離し、保温材シートを周縁部で基体に貼り付けることができるので、作業が容易になる。
実施形態に係る壁パネルの裏面側を表す背面図である。 図1のA−A線による壁パネルの断面図である。 実施形態に係る保温材シートの正面図である。 実施形態に係る保温材シートの一部を拡大した縦断面図である。 別の取付金具を使用した壁パネルの縦断面図である。 保温材シートから表面シートを剥離する作業状態を表す模式図である。 収納ラックを壁パネルに取り付ける作業状態を表す模式図である。 変形例に係る保温材シートの正面図である。 別の変形例に係る保温材シートの正面図である。 別の変形例に係る保温材シートの正面図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図1から図10を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は本発明の実施形態に係る壁パネル100の裏面側を表す背面図、図2は図1のA−A線による壁パネル100の断面図、図3は本発明の実施形態に係る保温材シート3の正面図、図4は本発明の実施形態に係る保温材シート3の一部を拡大した縦断面図である。壁パネル100は、基体1、取付金具2、および保温材シート3を備え、収納ラック60が取付けられる。壁パネル100は、例えば浴槽ユニットの四方の壁を構成する。図1に示すように、保温材シート3は斜線で表した周縁部において基体1に接着されている。図2では収納ラック60を壁パネル100に取り付ける例を示すが、手すりやカウンター、タオル掛けバー、フック等を壁パネル100に取り付けることができる。尚、図2で示す断面において、取付金具2および後述する空気層4の奥側は、基体1に接着された保温材シート3の周縁部で塞がれている。
基体1は、矩形状をなし、表面材11および芯材12を有する。表面材11は、例えば鋼板シート等の薄い金属製シートであり、浴槽ユニット内の湿気を通さない材質とする。表面材11の端部は、裏面側へ屈曲しており、図示しないフレーム部材や他の壁パネルまたは天井パネルに取り付けられる。芯材12は、表面材11の裏面に貼り付けられており、例えば石膏ボード等の材料が用いられ、基体1の面外方向への変形を抑制する。芯材12は、さらに裏面側に鋼板シート等の薄い金属製シートを有していてもよく、この場合、さらに基体1の剛性を高くすることができる。
取付金具2は、プレート21、ナット22、および緩衝材23を有し、壁パネル100の裏面側に設けられている。プレート21は、矩形状の薄い金属板であり、中心部にねじの通し孔が設けられ、該通し孔と同軸にナット22が固定されている。ナット22は、壁パネル100の表面に取付けられる収納ラック60を固定するねじ60aに螺合する。
緩衝材23は、スポンジ等の材料を用いて形成されており、プレート21の表面側の例えば四隅に接着剤によって貼り付けられている。緩衝材23は、壁パネル100の面外方向に圧縮可能であるとともに、面内2方向へ変形自在である。取付金具2は、ナット22が基体1に設けたねじ60aの通し孔と同軸になるように、緩衝材23の基体1側の面で、基体1の芯材12の裏面側に接着されている。
また取付金具2は、緩衝材23を有さないものであっても良い。図5は別の取付金具2を使用した壁パネル100の縦断面図である。図5に示す取付金具2は、プレート21、ナット22を有し、壁パネル100の裏面側に設けられている。プレート21は、矩形状の薄い金属板であり、中心部が軸方向に錐台状に突起し、中心孔21aを有する。
ナット22は、中心孔に雌ねじが形成されており、中心孔の基体1側の端部における内径寸法を大きくしたガイド部22aが設けられている。ナット22は、プレート21の中心孔21aに固定されている。ナット22は、壁パネル100の表面に取付けられる風呂蓋用フック61を固定するねじ61aに螺合する。取付金具2は、ナット22が基体1に設けたねじ61aの通し孔と同軸になるように、プレート21の基体1側の面で、基体1の芯材12の裏面側に接着されている。
保温材シート3は、矩形状であり、保温材シート本体31、接着層32、および表面シート33を有する。保温材シート本体31は、発泡ウレタンなどの樹脂製シートであり、保温性を有するシートであれば他の材質のものであってもよい。保温材シート本体31は、基体1側の全面に接着剤が塗布された接着層32が設けられている。
表面シート33は、接着層32から剥離可能である。図3に示すように、表面シート33は、周縁部に切り目34を有している。切り目34は、短手方向に沿う第1切り目部分34a、および長手方向に沿う第2切り目部分34bを有する。切り目34は、連続していても良いし、ミシン目状であってもよい。第1切り目部分34aは、全幅に亘って設けられている。表面シート33は、第1切り目部分34aによって、周縁部33aを接着層32から剥離することができる。
第2切り目部分34bは、第1切り目部分34a間に設けられている。表面シート33は、第2切り目部分34bによって、周縁部33bを接着層32から剥離することができる。表面シート33は、周縁部33aおよび33bを接着層32から剥離した状態で、中央部33cが残る。
保温材シート3は、表面シート33の周縁部33aおよび33bを剥離して中央部33cを残した状態で、周縁部に露出した接着層32によって、基体1の裏面に貼り付けられる。図2および図5に示すように、壁パネル100は、保温材シート3が基体1の周縁部において接着されて密着し、中央部が取付金具2によって浮いた状態となり、空気層4が形成される。
次に保温材シート3および壁パネル100の動作について説明する。図6は、保温材シート3から表面シート33を剥離する作業状態を表す模式図である。作業者は、保温材シート3の上端部側に位置する表面シート33の周縁部33aを剥離する。周縁部33aは、第1切り目部分34aによって簡単に剥離させることができる。上端部側の周縁部33aを剥離させた状態で露出した接着層32によって、基体1の裏面側である芯材12に保温材シート3の上端部側を貼り付ける。
次に作業者は、保温材シート3の側方に位置する表面シート33の周縁部33bを剥離する。周縁部33bは、第2切り目部分34bによって簡単に剥離させることができる。側方の周縁部33bを剥離させた状態で露出した接着層32によって、芯材12に保温材シート3を側方で貼り付ける。次に作業者は、保温材シート3の下端部側に位置する表面シート33の周縁部33aを剥離する。周縁部33aは、第1切り目部分34aによって簡単に剥離させることができる。下端部側の周縁部33aを剥離させた状態で露出した接着層32によって、芯材12に保温材シート3の下端部側を貼り付ける。このような手順で作業を進めることによって、表面シート33の周縁部を部分ごとに剥離して作業を進められるので、保温材シート3を基体1へ貼り付ける作業がさらに容易になる。また、表面シート33の周縁部は、4辺に対応して直線的に4回剥離させれば良いので、作業効率が良い。
図2および図5に示すように、壁パネル100は、保温材シート3の周縁部を基体1に接着した状態で、取付金具2によって中央部が浮いた状態となり、空気層4が形成される。壁パネル100は、空気層4が生じることによって保温性が高まる。保温材シート3は、取付金具2に対応する位置に、表面シート33の中央部33cが残存している。このため、取付金具2は、保温材シート3に接触しているものの、接着されてはいないので、芯材12の面内方向へ動くことができる。
図7は、収納ラック60を壁パネル100に取り付ける作業状態を表す模式図である。作業者は、収納ラック60を取り付ける際、ねじ60aを収納ラック60および基体1に設けた通し孔に差し込み、ねじ60aを工具で回す。作業者がねじ60aを数回転させるうちに、ねじ60aの先端は、取付金具2のナット22の雌ねじに螺合し始める。取付金具2は、緩衝材23によって、芯材12の面内方向へ動くことができるので、ねじ60aの先端がナット22の雌ねじに螺合し易い。
作業者がねじ60aを締め込むことによって、取付金具2の緩衝材23は圧縮される一方、ねじ60aの先端がナット22から突き出す。ねじ60aの先端は、ねじ60aを締め込んだ状態で、保温材シート3に接触していても良いし、保温材シート3に突き刺さっても良い。また、ねじ60aの先端は、ねじ60aを締め込んだ状態で、保温材シート3との間に隙間が生じていても良い。尚、図5に示す取付金具2の場合には、ナット22の中心孔の基体1側の端部にガイド部22aが設けられているので、ねじ60aがガイド部22aによって案内され、雌ねじに螺合する。
壁パネル100は、保温材シート3が基体1の周縁部において接着されて密着し、中央部が取付金具2によって浮いた状態となって空気層4が形成される。壁パネル100に空気層4ができることで、保温性が高まる。
次に、実施形態の保温材シート3および壁パネル100の特徴を説明する。
本発明の実施形態の保温材シート3は、基体1の芯材12に貼り付けられる。保温材シート本体31の一面側に、基体1の芯材12に接着する接着層32、および接着層32の表面から剥離可能な表面シート33を有する。表面シート33は、周縁部に沿って切り目34が入っている。これにより、表面シート33の周縁部を切り目34によって剥離し、保温材シート3を周縁部で基体1の芯材12に貼り付けることができるので、保温材シート3の貼り付け作業が容易になる。また、芯材12および保温材シート3は、接着されていないので、取付金具2が緩衝材23によって面内方向に移動できる。さらに芯材12および保温材シート3間に空気層4ができるので、保温性が高まる。
また、保温材シート本体31は矩形状であり、切り目34が、短手方向に沿う第1切り目部分34a、および長手方向に沿う第2切り目部分34bを有する。切り目34は、第1切り目部分34aが全幅に亘って、第2切り目部分34bが第1切り目34a間に設けられている。これにより、表面シート33の周縁部を部分ごとに剥離して作業を進められるので、保温材シート3を基体1へ貼り付ける作業がさらに容易になる。また、表面シート33の周縁部は、4辺に対応して直線的に4回剥離させれば良いので、作業効率が良い。
また、壁パネル100は、上述の特徴を有する保温材シート3と、基体1とを備える。保温材シート3は、表面シート33の周縁部を切り目34によって剥離して基体1に貼り付けられている。これにより、基体1への保温材シート3の貼り付け作業が容易になる。
次に、変形例について説明する。
図8は変形例に係る保温材シート3の正面図である。図8に示すように、表面シート33の切り目34は、短手方向に沿う第1切り目部分34a、および長手方向に沿う第2切り目部分34bを有する。第2切り目部分34bは、全幅に亘って設けられている。表面シート33は、第2切り目部分34bによって、周縁部33bを接着層32から剥離することができる。
第1切り目部分34aは、第2切り目部分34b間に設けられている。表面シート33は、第1切り目部分34aによって、周縁部33aを接着層32から剥離することができる。表面シート33は、周縁部33aおよび33bを接着層32から剥離した状態で、中央部33cが残る。保温材シート3は、表面シート33の周縁部33aおよび33bを剥離して中央部33cを残した状態で、周縁部に露出した接着層32によって、基体1の裏面に貼り付けられる。
作業者は、保温材シート3を長手方向を水平方向に向けて設置し、上端部側に位置する表面シート33の周縁部33bを第2切り目部分34bによって剥離し、露出した接着層32によって、基体1の芯材12に保温材シート3の上端部側を貼り付ける。保温材シート3の側方に位置する周縁部33a、下端部に位置する周縁部33bを順次剥離しながら、保温材シート3を基体1の芯材12に貼り付ける。
このような手順で作業を進めることによって、表面シート33の周縁部を部分ごとに剥離して作業を進められるので、保温材シート3を基体1へ貼り付ける作業がさらに容易になる。また、表面シート33の周縁部は、4辺に対応して直線的に4回剥離させれば良いので、作業効率が良い。尚、上述の実施形態と本変形例とを合わせると、保温材シート3の表面シート33において、第1切り目部分34aおよび第2切り目部分34bのいずれか一方の切り目部分が全幅に亘って設けられており、他方の切り目部分が前記一方の切り目部分の間に設けられていることになる。
図9は別の変形例に係る保温材シート3の正面図である。図9に示すように、表面シート33の切り目34は、短手方向に沿う第1切り目部分34a、および長手方向に沿う第2切り目部分34bを有する。第1切り目部分34aおよび第2切り目部分34bは、全幅に亘って設けられている。このため、表面シート33には、隅部33dが生じる。
作業者は、上端部側に位置する表面シート33の2つの隅部33dおよび周縁部33aを第1切り目部分34aによって剥離し、露出した接着層32によって、基体1の芯材12に保温材シート3の上端部側を貼り付ける。保温材シート3の側方に位置する周縁部33b、下端部に位置する2つの隅部33dおよび周縁部33aを順次剥離しながら、保温材シート3を基体1の芯材12に貼り付ける。
このような手順で作業を進めることによって、表面シート33の周縁部を部分ごとに剥離して作業を進められるので、保温材シート3を基体1へ貼り付ける作業がさらに容易になる。また、保温材シート3の表面シート33に切り目34を全幅に亘って入れるため、切り目34を設ける作業が容易になる。
図10は別の変形例に係る保温材シート3の正面図である。図10に示すように、表面シート33の切り目34は、短手方向に沿う第1切り目部分34a、および長手方向に沿う第2切り目部分34bを有する。第1切り目部分34aおよび第2切り目部分34bは、周縁部を残して設けられており、第1切り目部分34aおよび第2切り目部分34bによって矩形状の切り目34が形成される。このため、表面シート33の周縁部33aおよび33bは、切り目のない一続きの枠状となる。
作業者は、例えば、上端部側に位置する表面シート33の周縁部33aを第1切り目部分34aによって剥離し、露出した接着層32によって、基体1の芯材12に保温材シート3の上端部側を貼り付ける。保温材シート3の側方に位置する周縁部33b、下端部に位置する2つの隅部33dおよび周縁部33aを順次剥離しながら、保温材シート3を基体1の芯材12に貼り付ける。
このような手順で作業を進めることによって、表面シート33の周縁部を剥離して作業を進められるので、保温材シート3を基体1へ貼り付ける作業がさらに容易になる。また、保温材シート3の表面シート33は、周縁部33aおよび33bが切り目のない一続きの枠状となっているので、周縁部33aおよび33bを剥がした後に、散乱することなく、廃棄の手間が掛らず作業性が良くなる。
以上の実施形態および変形例においては、保温材シート3および壁パネル100は、矩形状であるとしているが、外形形状はこれに限られるものではない。また、保温材シート3は、付属品を取り付ける壁パネル100の基体1に、表面シート33の中央部33cを残して貼り付けられるが、付属品を取り付けない壁パネル100では、中央部33cも剥離して全面を貼り付けてもよい。この場合、壁パネル100は、取付金具2による厚みの増加を抑制され、全体として薄くコンパクトになる。また、壁パネル100に取り付ける付属品は、実施形態および変形例において収納ラック60および風呂蓋用フック61を用いて説明したが、手すり、カウンター、タオル掛けバー、シャワーヘッド用フック、その他の浴室内で用いられるものであってもよい。
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
1 基体、 100 壁パネル、 3 保温材シート、 31 保温材シート本体、
32 接着層、 33 表面シート、 33a、33b 周縁部、
34 切り目、 34a 第1切り目部分、 34b 第2切り目部分。

Claims (5)

  1. 基体に貼り付けられる保温材シートであって、
    保温材シート本体の一面側に、前記基体に接着する接着層、および該接着層の表面から剥離可能な表面シートを有し、
    前記表面シートは、周縁部に沿って切り目が入っていることを特徴とする保温材シート。
  2. 前記保温材シート本体は矩形状であり、
    前記切り目は、短手方向に沿う第1切り目部分、および長手方向に沿う第2切り目部分を有し、
    前記第1切り目部分および前記第2切り目部分のいずれか一方の切り目部分が全幅に亘って設けられており、他方の切り目部分が、前記一方の切り目部分間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の保温材シート。
  3. 前記保温材シート本体は矩形状であり、
    前記切り目は、短手方向に沿う第1切り目部分、および長手方向に沿う第2切り目部分を有し、
    前記第1切り目部分および前記第2切り目部分が全幅に亘って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の保温材シート。
  4. 前記保温材シート本体は矩形状であり、
    前記切り目は、短手方向に沿う第1切り目部分、および長手方向に沿う第2切り目部分を有し、
    前記第1切り目部分および前記第2切り目部分が前記表面シートの周縁部を残して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の保温材シート。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の保温材シートと、
    基体と、を備え、
    前記保温材シートは、前記表面シートの周縁部を前記切り目によって剥離して前記基体に貼り付けられていることを特徴とする壁パネル。
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