JP2017132699A - 顔から得られる印象を若々しく見せる方法、顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法並びにこれらに用いられる化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】顔から得られる印象を若々しく見せる方法、顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法並びにこれらに用いられる化粧料を提供すること。【解決手段】人の顔から得られる印象を変える方法であって、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくすることにより、顔から得られる印象を若々しく見せる方法。【選択図】なし

Description

本発明は、顔から得られる印象を若々しく見せる方法、顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法並びにこれらに用いられる化粧料に関するものであり、さらに詳細には、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくすることにより、顔から得られる印象を若々しく見せる方法である。
人の印象は顔から得られる印象の影響が大きく、顔の物理的特徴と顔の印象は関係性が深い。また、前髪の長さやスタイル、および前髪がある場合とない場合で人の印象が変わるように、人の顔の中でも、額部は見た目の印象に大きく影響を与える部位である。一方、人の顔はニビキや日焼けなど様々な要因によって色素沈着等が起こりやすく、顔の色調は不均一な状態になりやすい。
顔の色調をコントロールするものとして、スキンケア化粧料やメイクアップ化粧料等がある。スキンケア化粧料の中には、顔全体の美白や、気になるシミ等のスポット美白等の美白化粧料があり、また、メイクアップ化粧料として、白粉やアイシャドウ等で顔の特定部分の色を整えるもの等がある(例えば、非特許文献1参照)。
「新化粧品学」、株式会社南山堂、2001年1月18日、第2版、404〜407頁
発明者は人の顔の色調について各種検討したところ、日焼け等によって、額部の明るさが他の部位に比べ低下しやすい傾向にあることを見出した。さらに、額部と頬部の明るさの差は見た目の印象に大きく影響を与え、例えば、額部の明るさが頬部の明るさより低くなるほど、老けた印象や疲れた印象になることも見出した。このように、額をケアし色調を調整することは顔から得られる印象に大きく関与し、非常に重要であが、額部の明るさと頬部の明るさの差を小さくするというコンセプトのスキンケア化粧料やメイクアップ化粧料は存在しない。
顔の色調を変化させることや顔の特定部位の色調を調整することは従来から実施されてきたが、額部と頬部の明るさの差に着目した技術は無く、さらに、額部の明るさが頬部の明るさより低いことに起因する、見た目の老けた印象に着目した技術も無かった。
本発明者らは鋭意検討した結果、顔面における額部の明るさと頬部の明るさを小さくすることで、顔から得られる印象を若々しく変えることができることを見出し、本発明を完成させるに至った。さらに、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの明度差を4.0以下にすることで、若々しく見える印象の度合いが大きく高まることも見出した。
すなわち、本発明は、人の顔から得られる印象を変える方法であって、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくすることにより、顔から得られる印象を若々しく見せる方法を提供するものである。
また、前記顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの明度差が4.0以下である、前記の顔から得られる印象を若々しく見せる方法を提供するものである。
また、前記明度が、画像編集ソフトウェア又は測色計により求めたものである前記の顔から得られる印象を若々しく見せる方法を提供するものである。
また、前記明度差が、画像編集ソフトウェアPhotoshop CS5.1により求めたものである前記の顔から得られる印象を若々しく見せる方法を提供するものである。
また、化粧料を塗布することにより、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくする、前記の顔から得られる印象を若々しく見せる方法を提供するものである。
また、美白成分を含有する化粧料を使用する前記の顔から得られる印象を若々しく見せる方法を提供するものである。
また、メーキャップ化粧料を使用する前記の顔から得られる印象を若々しく見せる方法を提供するものである。
また、肌をマッサージすることにより、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくする、前記の顔から得られる印象を若々しく見せる方法を提供するものである。
また、化粧料を塗布し、更に肌をマッサージすることにより、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくする、前記の顔から得られる印象を若々しく見せる方法を提供するものである。
また、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくすることにより、顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法を提供するものである。
また、前記肌のお手入れ方法が、化粧料を塗布するものである、前記の顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法を提供するものである。
また、美白成分を含有する化粧料を使用する前記の顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法を提供するものである。
また、メーキャップ化粧料を使用する前記の顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法を提供するものである。
また、前記肌のお手入れが、肌をマッサージするものである、前記の顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法を提供するものである。
また、化粧料を塗布し、更に肌をマッサージすることにより、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくする、前記の顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法を提供するものである。
また、前記の顔から得られる印象を若々しく見せる方法に用いられる化粧料を提供するものである。
また、前記の顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法に用いられる化粧料を提供するものである。
本発明は、顔から得られる印象を若々しく見せる方法、顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法並びにこれらに用いられる化粧料を提供することができる。
画像処理により、(A)は合成した顔から額の明度を上げた図であり、(B)は額の明度を下げた図である。
以下、本発明について詳述する。
本発明の顔から得られる印象を若々しく見せる方法は、人の顔から得られる印象を変える方法であって、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくするものである。額部の明るさが頬部の明るさに比べ暗い場合、老けた印象や疲れた印象となる。額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくすることで、顔から得られる印象を若々しく見せることができる。
顔面における額部とは、眉毛の生え際より上部であり、かつ、髪の生え際よりも下部を意味する。顔面における頬部とは、耳、鼻、口、目に囲まれた部分であり、突出した部分とその周辺を意味する。
本発明の方法において、額部の明るさと頬部の明るさを小さくするには、額部から頬部の明るさに近づけてもよく、また、頬部から額部の明るさに近づけてもよく、また、額部と頬部の両者からそれぞれ近づけてもよい。これらの中でも、暗い傾向にある額部から明るい傾向にある頬部の明るさに近づけることが好ましい。
額部と頬部の明度は、画像編集ソフトウェアや測色計等で測定することができ、肌にて直接測定してもよく、写真等の印刷物を測定してもよく、パソコン上の画像データから測定してもよい。例えば、画像編集ソフトウェアとしては、photoshop CS5.1(アドビフォトシステムズ社製)等が挙げられ、測色計としては、分光測色計CM−700d(コニカミノルタ社製)等が挙げられる。
明度の測定は、1ヶ所以上の点から得られた値を平均化してもよく、また、測定部位を広く設定し全体の色を平均化してもよい。
また、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの明度差を小さくする程度としては、より小さいことが好ましく、画像編集ソフトウェアphotoshop CS5.1で測定した場合4.0以内、分光測色計CM−700で直接人を測定した場合6.0以内であることが、顔から得られる印象を若々しくする効果をより大きくするため好ましい。さらに、画像編集ソフトウェアphotoshop CS5.1で測定した場合3.0以内、分光測色計CM−700で直接人を測定した場合4.0以内であることがより好ましく、両測定方法において2.0以内にすることがさらに好ましい。
額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくする方法は、特に限定されず用いることができ、化粧料や皮膚外用剤を塗布する方法、マッサージする方法、画像編集する方法等が挙げられ、例えば、美白成分や美白成分を含むスキンケア化粧料や皮膚外用剤を額に集中的に適用する方法や、頬等に比べ額の明度を特異的に向上させる美白成分や美白成分を含むスキンケア化粧料や皮膚外用剤を全顔に適用する方法、メーキャップ化粧料により白色顔料や干渉粉体等を額に適用する方法等が挙げられる。また、写真等の印刷物や、パソコン上の画像データにおいては、画像編集等により、額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくすることもできる。また、これらの方法を2種以上組み合わせてもよく、化粧料を塗布し、さらにマッサージすることにより、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくし、顔から得られる印象を若々しく見せることが好ましい。画像編集にはAdobe photoshop Elements 11(アドビフォトシステムズ社製)等を用いることができる。
また、額部と頬部とでは、日焼け等によって額部の方が暗い傾向にあるが、化粧料や皮膚外用剤の適用やマッサージ、画像編集等によって、頬部に比べ額部の方が明るくなってもよい。
また、本発明は、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくすることにより、顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法であり、肌のお手入れをする際に額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくし、顔から得られる印象を若々しく見せる方法である。
本発明における化粧料は、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくするものであれば特に制限されず、スキンケア化粧料、メーキャップ化粧料等を挙げることができる。スキンケア化粧料としては、クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、クリーム、美容液、マッサージ料、パック、日焼け止め料等が挙げられ、メーキャップ化粧料としては、ファンデーション、フェイスパウダー、化粧下地、コンシーラー、チーク等が挙げられる。より好ましいメーキャップ化粧料としてはフェイスパウダーやコンシーラー等が挙げられ、また、屈折率が1.5以上の顔料や干渉粉体を含有することが好ましい。
また、本発明における皮膚外用剤は、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくするものであれば特に制限されず、硬膏剤、軟膏剤、パップ剤、リニメント剤、ローション剤、塗布剤、貼付剤、エアゾール剤(スプレー薬)等を挙げることができる。
本発明に用いられる美白成分は、通常の化粧料や皮膚外用剤に用いられるものであれば特に制限されず、アスコルビン酸及びその誘導体(アスコルビン酸−2−グルコシド、ジパルミチン酸−L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸−L−アスコルビル、アスコルビン酸硫酸2ナトリウム、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルマグネシウム、リン酸アスコルビルナトリウム、3−O−エチルアスコルビン酸等)、ハイドロキノン及びその誘導体(アルブチン等)、トラネキサム酸及びその誘導体(トラネキサム酸セチル、トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸メチルアミド等)、サリチル酸及びその誘導体(4−メトキシサリチル酸等)並びにそれらの塩、アデノシン−1−リン酸、リノール酸、5,5‘−ジプロピル−ビフェニル−2,2’−ジオール、4−(4−ヒドロキシフェニル)−2−ブタノール又はその誘導体、レゾルシンおよびその誘導体(4−n−ブチルレゾルシノール等)、ニコチン酸アミド、胎盤抽出物、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、ヨクイニン(ハトムギ)抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、海藻抽出物(コンブ、マコンブ、ワカメ、ヒジキ、ヒバマタ、スジメ、トロロコンブ、カジメ、ツルアラメ、チガイソ、ホンダワラ、ジャイアントケルプ等の褐藻類;テングサ、オオキリンサイ、キリンサイ、ツノマタ、スギノリ、ウスバノリ、アサクサノリ、マツノリ、トサカマツ、フノリ、オゴノリ、カイメンソウ、イギス、エゴノリ等の紅藻類;クロレラ、アオノリ、ドナリエラ、クロロコッカス、アナアオサ、カワノリ、マリモ、シオグサ、カサノリ、フトジュズモ、タマジュズモ、ヒトエグサ、アオミドロ等の緑藻類;スピルリナ等の藍藻類等)、センプクカ抽出物、ブドウ抽出物、コムギ抽出物、トマト抽出物、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、アガロース、オリゴサッカライド、ハイドロキノン及びその誘導体、システイン及びその誘導体、アスパラガス抽出物、イブキトラノオ抽出物、ノイバラ(エイジツ)抽出物、エゾウコギ抽出物、エンドウ豆抽出物、カミツレ抽出物、ケイケットウ抽出物、オレンジ抽出物、キイチゴ抽出物、キウイ抽出物、クララ(クジン)抽出物、コーヒー抽出物、ゴマ油、エゴマ油、ゴカヒ抽出物、コメ抽出物、コメヌカ抽出物、サイシン抽出物、サンザシ抽出物、サンペンズ(カワラケツメイ)抽出物、シャクヤク抽出物、シラユリ抽出物、クワ(ソウハクヒ)抽出物、トウキ抽出物、ブナノキ抽出物、ブナの芽抽出物、ブラックカラント抽出物、ホップ抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナス)抽出物、モッカ(ボケ)抽出物、ユキノシタ抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等)、霊芝抽出物、大豆抽出物、糖蜜抽出物、羅漢果抽出物等が挙げられる。
本発明における美白成分は、1種または2種以上を組み合わせて使用することができる。美白成分の含有量は、当業者であれば、適宜決定できるが、例えば0.001〜10質量%が好ましく、0.01〜5質量%がさらに好ましく、0.1〜3質量%がより好ましい。
本発明に用いられるマッサージ方法は、特に限定されず、顔面、頭皮、耳等の頭部にマッサージすることが好ましい。額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくするためには、顔面のマッサージが好ましい。マッサージする際には化粧料や皮膚外用剤を塗布した後に行うことが好ましい。また、温めたり冷やしたりして温度変化を与えてもよい。
また、本発明の顔から得られる印象を若々しく見せる方法、及び、顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法の用途は特に限定されず用いることがでる。例えば、化粧料の塗布指導や、指導書への記載、美白化粧料等の販促資料やカウンセリング資料への記載、また、パソコン等の画面に表示することやインターネットにおける美容指導、また、写真等画像の編集が挙げれる。画像編集としてはパソコン等で行うことに限定されず、デジタルカメラや街角に設置されているインスタント証明写真機等で、ボタン一つで画像が処理されて額部と頬部の明度差が自動調整されて若々しく見える写真にすることもできる。
次に実施例を挙げて、本発明をさらに説明する。なお、これらは本発明を何ら限定するものではない。
実施例1
20代女性89名の画像に対して、平均顔を作成した。作成方法は、まず、各個人の画像に対し、情報処理振興事業協会(IPA)によって開発されたPC版顔情報処理ツールであるFaceToolの拡張ツールFaceFitを利用し、2次元顔画像に対し頭、右目尻脇の顔端、左目尻脇の顔端、鼻の先端、顎の先端の順に3次元モデル(ワイヤーフレーム)を整合した。ワイヤーメッシュの加算・平均には、東京大学工学部電子情報工学科原島・苗村研究室より作成された平均顔作成ツールHeikinを使用し、平均顔の作成を行った。
この平均顔に対して、Adobe photoshop Elements 11(アドビフォトシステムズ社製)を用い、額の明度を上げた写真(A)と、明度を下げた写真(B)を作成し、図1に示した。
図1の(A)、(B)に対して、それぞれどちらが「若々しい印象」、「疲れている印象」に見えるかについて、化粧品評価専門パネル30名が評価し、その結果を表1に示した。また、各サンプルについて画像編集ソフトウェアphotoshop CS5.1で明度を3回測定し、平均した値を表2に示した。
表1及び表2の結果から明らかなように、額の明度と頬の明度を近づけることで、見た目の老けた印象を抑制して若々しい印象にすることができ、また、疲れている印象も抑制して元気な印象にすることができた。また、額と頬の明度の差が画像編集ソフトウェアphotoshop CS5.1による測定において2.0以下であると、各効果が大きいことが示された。
実施例2:乳液(水中油型)
(成分) (質量%)
1.ポリオキシエチレン(10E.O.)ソルビタン
モノステアレート 1
2.ポリオキシエチレン(60E.O.)ソルビット
テトラオレエート 0.5
3.グリセリルモノステアレート 1
4.ステアリン酸 0.5
5.ベヘニルアルコール 0.5
6.スクワラン 8
7.アルブチン 3
8.エタノール 10
9.アスコルビン酸グルコシド 0.3
10.精製水 残量
11.カルボキシビニルポリマー 0.2
12.水酸化ナトリウム 0.1
13.ヒアルロン酸 0.1
14.香料 0.02
(製造方法)
A:成分10を加熱し、70℃に保つ。
B:成分1〜6を加熱混合し、70℃に保つ。
C:BにAを加えて混合し、均一に乳化する。
D:Cを冷却後、成分7〜9、11〜14を加え、均一に混合して乳液を得た。
実施例2の乳液は、額部に集中的に塗布することで額部の明るさを上げ、額部の明るさと頬部の明るさの差を小さくするものであり、顔から得られる印象を若々しく見せるものであった。
実施例3:フェイスパウダー
(成分) (質量%)
1.タルク 残量
2.ラウリン酸亜鉛7%処理セリサイト 10
3.フッ素金雲母 50
4.ジメチコン2%処理フッ素金雲母鉄 10
5.酸化亜鉛 2
6.(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン
/シルセスキオキサン)クロスポリマー 5
7.ラウロイルリジン 3
8.無水ケイ酸(球状5μm) 2
9.赤色226号 0.1
10.ジメチコン/ハイドロゲンジメチコン4%処理
ベンガラ被覆雲母チタン 5
11.酸化チタン被覆ガラス末 5
12.防腐剤(フェノキシエタノール) 0.3
13.パラメトキシケイヒ酸2−エチルヘキシル 3
14.ペンタフェニルトリメチルトリシロキサン 3
15.(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)
クロスポリマー 0.5
16.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 1
(製造方法)
A:成分1〜11を混合分散する。
B:Aに、均一混合した成分12〜16を添加し、混合分散する。
C:Bを容器に充填しし粉末状フェイスパウダーを得た。
実施例3のフェイスパウダーは、額部に塗布することで額部の明るさを上げ、額部の明るさと頬部の明るさの差を小さくするものであり、顔から得られる印象を若々しく見せるものであった。

Claims (17)

  1. 人の顔から得られる印象を変える方法であって、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくすることにより、顔から得られる印象を若々しく見せる方法。
  2. 前記顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの明度差が4.0以下である、請求項1記載の顔から得られる印象を若々しく見せる方法。
  3. 前記明度が、画像編集ソフトウェア又は測色計により求めたものである請求項2に記載の顔から得られる印象を若々しく見せる方法。
  4. 前記明度差が、画像編集ソフトウェアPhotoshop CS5.1により求めたものである請求項2又は3に記載の顔から得られる印象を若々しく見せる方法。
  5. 化粧料を塗布することにより、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくする、請求項1〜4の何れかの項記載の顔から得られる印象を若々しく見せる方法。
  6. 美白成分を含有する化粧料を使用する請求項5記載の顔から得られる印象を若々しく見せる方法。
  7. メーキャップ化粧料を使用する請求項5記載の顔から得られる印象を若々しく見せる方法。
  8. 肌をマッサージすることにより、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくする、請求項1〜4の何れかの項記載の顔から得られる印象を若々しく見せる方法。
  9. 化粧料を塗布し、更に肌をマッサージすることにより、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくする、請求項1〜4の何れかの項記載の顔から得られる印象を若々しく見せる方法。
  10. 顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくすることにより、顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法。
  11. 前記肌のお手入れ方法が、化粧料を塗布するものである、請求項10記載の顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法。
  12. 美白成分を含有する化粧料を使用する請求項11記載の顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法。
  13. メーキャップ化粧料を使用する請求項11記載の顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法。
  14. 前記肌のお手入れが、肌をマッサージするものである、請求項10記載の顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法。
  15. 化粧料を塗布し、更に肌をマッサージすることにより、顔面における額部の明るさと頬部の明るさとの差を小さくする、請求項10記載の顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法。
  16. 請求項5〜7の何れかの項記載の顔から得られる印象を若々しく見せる方法に用いられる化粧料。
  17. 請求項11〜13の何れかの項記載の顔から得られる印象を若々しく見せるための肌のお手入れ方法に用いられる化粧料。
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