JP2002322040A - 染毛性整髪用組成物 - Google Patents
染毛性整髪用組成物Info
- Publication number
- JP2002322040A JP2002322040A JP2001130679A JP2001130679A JP2002322040A JP 2002322040 A JP2002322040 A JP 2002322040A JP 2001130679 A JP2001130679 A JP 2001130679A JP 2001130679 A JP2001130679 A JP 2001130679A JP 2002322040 A JP2002322040 A JP 2002322040A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- pigment
- dye
- coloring
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/06—Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/49—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds
- A61K8/494—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with more than one nitrogen as the only hetero atom
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/96—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
- A61K8/9755—Gymnosperms [Coniferophyta]
- A61K8/9761—Cupressaceae [Cypress family], e.g. juniper or cypress
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/96—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
- A61K8/9783—Angiosperms [Magnoliophyta]
- A61K8/9789—Magnoliopsida [dicotyledons]
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/96—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
- A61K8/9783—Angiosperms [Magnoliophyta]
- A61K8/9794—Liliopsida [monocotyledons]
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q1/00—Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
- A61Q1/02—Preparations containing skin colorants, e.g. pigments
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/06—Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring
- A61Q5/065—Preparations for temporary colouring the hair, e.g. direct dyes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/40—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
- A61K2800/58—Metal complex; Coordination compounds
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Mycology (AREA)
- Botany (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
する作用を有する組成物であって、染毛料としての商品
価値と整髪料としての商品価値を備える染毛性整髪用組
成物を提供する。 【解決手段】染毛性整髪用組成物に、着色料として、天
然色素、特にログウッド色素、クチナシ色素、クチナシ
酵素処理色素、ラック色素、コチニール色素、アナトー
色素およびウコン色素からなる群から選択される少なく
とも1種と、無機白色顔料、特に酸化チタンとを配合す
る。
Description
するうちに次第に毛髪を染色する作用を有する染毛性整
髪用組成物に関する。
ンジアミン、パラアミノフェノール、パラトリレンジア
ミンような酸化型合成染料を主成分として含む染毛剤
や、タール系色素を成分として含む酸性一時染毛剤等が
使用されている。これらの染毛剤は、通常、毛髪に塗布
し、塗布状態を一定時間維持した後に、これを洗い流す
手順で使用されている。
して染毛処理後に洗髪しなくてはならず染毛と洗髪を含
めて1時間以上もの時間を要すること、染毛しても毛髪
の成長とともに生え際が白く目立ち頻繁に染毛を繰り返
さなければならないこと、さらに合成染料を用いたもの
が殆どであることから、毛髪に悪影響をあたえるだけで
なく皮膚に炎症やかぶれを発生させるおそれがあるこ
と、等の短所がある。
しさといった従来の染毛剤の問題点に鑑みて、染毛処理
後に洗い流す手間がいらず、整髪料として日常的に使用
するうちに自然に毛髪を染めることのできる染毛性整髪
用組成物を提供することを目的とする。すなわち、本発
明は整髪効果と染毛効果の両効果を兼ね備えた組成物を
提供することを目的とするものである。
日常的に繰り返し使用され、しかも染毛後洗髪せずに使
用されるため髪への塗布状態が長時間にわたって継続す
る。このため、従来の染毛剤にも増して毛髪や皮膚など
人体に対する安全性が要求される。従って、本発明は、
継続的使用によっても毛髪の損傷や皮膚のかぶれ等が生
じないように人体に対して安全性の高い染毛性整髪用組
成物を提供することを目的とする。
ためそれ自体が不可避的に着色する。しかしながら、当
該染毛性整髪用組成物は商品的に整髪料として位置づけ
られることから、それ自体の着色化をできるだけ抑え、
しかも毛髪に塗布した後には毛髪を所望な色に着色する
といった二面性が求められる。このため、本発明はかか
る二面性を備えた組成物、すなわち、消費者に整髪料と
して容易に受け入れられる外観及び形状を備え、かつ毛
髪に塗布後は所望の染毛効果を発揮する染毛性整髪用組
成物を提供することを目的とする。
性に配慮して、合成染料に変えてヘマテインなどの天然
物を起源とする天然色素を使用した染毛剤が開発され使
用されている。本発明者らは、このような天然物起源の
色素の安全性に着目し、上記種々の目的を達成した整髪
料の開発を目指して検討していたところ、当該色素によ
って組成物そのものが着色してしまい、整髪料としての
商品価値が著しく低下するという問題にぶつかった。そ
こでこの問題を解決すべく鋭意研究をかさねた結果、整
髪料に天然色素とともに無機の白色顔料を配合すること
によって、上記色素による組成物の着色化が有意に解消
でき、しかも毛髪に適用した場合には白色顔料の影響な
く天然色素の作用によって所望の染毛効果を得ることが
できることを見出した。本発明は、かかる知見に基づい
て開発されたものである。
整髪用組成物である。 (1)天然色素と無機白色顔料を含有することを特徴と
する染毛性整髪用組成物。 (2)白色顔料が酸化チタンであることを特徴とする上
記(2)記載の染毛性整髪用組成物。 (3)天然色素が、ログウッド色素、クチナシ色素、ク
チナシ酵素処理色素、ラック色素、コチニール色素、ア
ナトー色素、およびウコン色素からなる群から選択され
る少なくとも1種である(1)又は(2)に記載の染毛
性整髪用組成物。 (4)pHが2〜4の範囲である、(1)乃至(3)の
いずれかに記載の染毛性整髪用組成物。 (5)無機白色顔料を染毛性整髪用組成物100重量部
あたり0.1〜5重量部の割合で含有する(1)乃至
(4)のいずれかに記載の染毛性整髪用組成物。 (6)油脂を染毛性整髪用組成物100重量部あたり
0.1〜20重量部の割合で含有する(1)乃至(5)
のいずれかに記載の染毛性整髪用組成物。
整髪作用を染毛作用を兼ねそなえた組成物であって、し
かも着色成分として天然色素と無機白色顔料を含有する
ことを特徴とするものである。
髪などのケラチン繊維に対して染色性を有し、かつ人体
等の生体、特に毛髪や皮膚に悪影響を与えないものであ
れば特に制限されず、植物、動物または微生物に起源を
有する色素を広く挙げることができる。
レ、カミツレ、ハイビスカス、紅花、センジュ菊等の
花;クルミ、ヘンナ、藍、スーマック、ニワトコ、タカ
サブロウ等の葉;茜科植物(茜属植物、クルマバソウ属
植物、カワラマツバ類)、キョウオウ属植物、アルカン
ナ、ダイオウ属植物の根;紫檀、ログウッド、蘇芳、ペ
ルナンブ等の木枝;西洋ヤマモモ、スーマック等の樹
皮;ベニノキ、アケノキ、ビンロウ等の種子;サフラン
等の柱頭;キョウオウ属植物、サンギネール(ケシ科)
等の根茎;リンボク属植物、クチナシ、ウコン、タカサ
ブロウ等の果実;エニシダ等の枝;クリのイガ;その
他、アキノキリン草、ヒノキ、ゲンノショウコ、アマチ
ャ、アセンヤク、エンジュ、ソバ、ユーカリ、オウレ
ン、キハダ、コロンボ、シコウカ、またはモクセイソウ
属植物;地衣類;藻類;きのこ類、等の各種の各種の植
物に含まれる色素成分を例示することができる。
分を、そのまま若しくは必要に応じて乾燥若しくは粉砕
し、色素抽出の常法に従って搾出、離解、消化、煎出、
浸出、溶出等の種々の操作に供することによって抽出調
製することができる。
リン、ブラジリン、ヒドロキシブラジリン、ヘマティ
ン、ヘマトキシリン、アリザリン、アザフリン、アルカ
ネット、アンナット、ウルトラマリン、エニン、オーセ
イジオレンジ、オルチル、カテキュ、ケルシトリン、ク
ロシン、クロロフィル、サフラン、サンダルウッド、パ
ープリン、ケルメス酸、ジュグロン、シソニン、ラウソ
ン、ベンズアルデヒド誘導体(2,4-ジヒドロキシベンズ
アルデヒド、2,4,5-トリヒドロキシベンズアルデヒド、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド、4-ヒドロ
キシ-3,5-ジメトキシベンズアルデヒド、プロトカテキ
ンアルデヒド(3,4-ジヒドロキシベンズアルデヒ
ド))、インジゴ、シュードパープリン、アロエエマジ
ン、シトラナキサンチン、パブリカ(カプサンチン)、
フエルクリシン、プルプリン、ベニバナ(カルタミンイ
エロー)、クリソファノール、レイン、パープロガリ
ン、ビオシアニン、カルミン酸、1,4−ナフトキノ
ン、1−ヒドロキシアントラキノン、2−ヒドロキシア
ントラキノン、ベルベリン系色素(パルマチン、コプチ
シン、オウニレン、フェロデンドリン、リモニンな
ど)、クルクミン系色素(クルクミン)、ヒノキチオー
ル、ビンロウジタンニン、Fustic(モリン)、クエルセ
チン、ルチン、ヘンナタンニン、カテキン、ゲニピン、
ビキシン、ノルビキシン、クロセチン、ラッカイン酸、
ミルチリン、メコシアニン等を例示することができる。
一般に食物添加用の色素として認容されている各種の天
然色素を使用することもできる。かかる色素には、アナ
トー色素,クチナシ黄色素,デュナリエラカロチン,ニ
ンジンカロチン,パーム油カロチン,トマト色素及びパ
プリカ色素等のカロチノイド系色素;アカネ色素,シコ
ン色素及びラック色素等のキノン系色素;赤キャベツ色
素,シソ色素,ハイビスカス色素,ブドウ果汁色素,ブ
ドウ果皮色素,紫イモ色素、紫コーン色素,エルダーベ
リー色素及びボイセンベリー色素等のアントシアニン系
色素;カカオ色素,コウリャン色素,シタン色素,タマ
ネギ色素,タマリンド色素,カキ色素,カロブ色素,カ
ンゾウ色素,スオウ色素,ベニバナ赤色素及びベニバナ
黄色素等のフラボノイド系色素;クロロフィリン,クロ
ロフィル及びスピルリナ色素等のポルフィリン系色素;
ウコン色素等のジケトン系色素;紅麹色素等のアザフィ
ロン系色素;ビートレッド等のベタシアニン系色素;そ
の他、紅麹黄色素、カラメル、クチナシ青色素、クチナ
シ赤色素、金、銀、アルミニウム系色素が含まれる。
ガラムシやエンジムシ等の昆虫に含まれる色素成分を例
示することができる。これらの色素もまた上記植物と同
様にそのまま若しくは必要に応じて乾燥若しくは粉砕
し、色素抽出の常法に従って抽出生成することができ
る。具体的にかかる色素成分としては、カルミン酸を主
成分とするコチニール色素やラッカイン酸を主成分とす
るラック色素等の赤系色素を例示することができる。
際に毛髪内に存在する鉄分、クロムまたはマンガン等の
金属と反応し褐色〜茶系〜黒色系に発色するか、または
これらの金属と結合して不溶性化合物を生成し、その結
果毛髪を着色固定化する効果を奏する色素を含むことが
望ましい。かかる色素としては、制限はされないが、ベ
ルベリン系色素、ヒノキチオール、ビンロウジ色素、ク
エルセチン、ルチン、ログウッド色素(ヘマトキシリ
ン、ヘマティン(ヒドロキシブラジリン)、)、ヘンナタ
ンニン、カテキン等を例示することができる。これらの
色素は鉄塩等の金属塩の共存下で、ベルベリン系色素は
黄褐色〜褐色、ヒノキチオールは赤褐色、ビンロウジ色
素は黒色、クエルセチン及びルチンは黒褐色、ログウッ
ド色素(ヘマトキシリン、ヘマティン(ヒドロキシブラ
ジリン))は黒鼠色、ヘンナタンニン及びカテキンは黒
色〜濃黒褐色になることが知られている。好ましくは、
ログウッド色素であるヘマティン(ヒドロキシブラジリ
ン)またはヘマトキシリンであり、より好ましくはヘマ
ティンである。これらの色素は、毛髪を褐色〜茶系〜黒
色系に着色する目的で1種単独で使用されてもよいし、
2種以上を任意に組み合わせて使用することもできる。
に、前述する各色の天然色素を1種または複数種組み合
わせて使用してもよい。色の組合せの態様は特に制限さ
れないが、毛髪を褐色〜茶系〜黒色系に着色する目的か
らは赤系色素、黄系色素及び青系色素を組み合わせるこ
とが好ましい。上記褐色〜黒色系色素に赤系色素、黄系
色素及び青系色素を組み合わせて使用することにより、
褐色〜黒色系色素の使用量を低減することができ、その
結果、本発明の染毛性整髪用組成物の着色化を抑制でき
るからである。
として、前述する各種の天然色素の中でもログウッド色
素、クチナシ色素、クチナシ酵素処理色素、ラック色
素、コチニール色素、アナトー色素、またはウコン色素
に属する色素を1種または2種以上含有するものである
ことが望ましい。好ましくはログウッド色素と、クチナ
シ色素、クチナシ酵素処理色素、ラック色素、コチニー
ル色素、アナトー色素及びウコン色素よりなる群から選
択される少なくとも1種の色素との混合使用であり、よ
り好ましくはログウッド色素と、ラック色素、コチニー
ル色素、アナトー色素またはクチナシ酵素処理色素(ク
チナシ赤色素)から選択される少なくとも1種の赤系色
素、ウコン色素またはクチナシ色素から選択される少な
くとも1種の黄系色素、並びにウコン色またはクチナシ
酵素処理色素(クチナシ青色素)から選択される少なく
とも1種の青系色素との混合使用である。
物:ログウッド(Haematoxylon campechianum L.)の樹
木(芯材)から得られる色素であり、ログウッド中に含
まれる色素成分としてヘマトキシリン、また該ヘマトキ
シリンまたは該色素成分を含むログウッド抽出物をアル
カリ処理等して得られる色素成分としてヘマティン(ヒ
ドロキシブラジリン)を挙げることができる。またクチ
ナシ色素とは、アカネ科のクチナシの果実から得られる
黄色のカロテノイド系色素であり(クチナシ黄色素)、
色素成分としてクロシンやクロセチンを含有するもので
ある。またクチナシ酵素処理色素とは、上記クチナシ果
実の抽出液に含まれるイリドイド配糖体に酵素を作用さ
せて得られる青色または赤色の色素であり(クチナシ青
色素、クチナシ赤色素)、色素成分としてゲニピンやそ
の塩を含有するものである。また、アナトー色素とはベ
ニノキやアケノキなどの種子から抽出されるカロテノイ
ド系の赤色色素であり、色素成分としてビキシン、ノル
ビキシン、クロセチンを含有するものである。またウコ
ン色素とはショウガ科のターメリックの根茎から抽出さ
れる黄色色素であり(ターメリック色素)、色素成分と
してクルクミンを含有するものである。
るこれらの色素の含有量としては、特に制限されない
が、総量(乾燥物換算)として通常0.01〜3重量
%、好ましくは0.05〜1重量%、より好ましくは0.
1〜0.5重量%の範囲を挙げることができる。また、
褐色〜茶系〜黒色系色素に赤系色素、黄系色素又は青系
色素を任意に組み合わせて使用する場合、染毛性整髪用
組成物あたりに配合する各色素の割合は、褐色〜茶系〜
黒色系色素については0.01〜2重量%、好ましくは
0.01〜0.5重量%であり、赤系色素、黄系色素及び
青系色素については各々0.01〜1重量%、好ましく
は0.01〜0.5重量%の範囲から適宜選択調整するこ
とができる。なお、赤系色素、黄系色素及び青系色素の
3種を組み合わせる場合、各配合比としては赤系色素:
黄系色素:青系色素=1〜10:1〜5:1〜5の範囲
を例示することができる。なお、これらの配合割合は一
例であり、これらに限定されることなく、染毛の色度や
色調に応じて適宜選択調整できる。
天然色素によって染毛性整髪用組成物が着色(有色化)
することを抑制若しくは相殺して、該組成物をできるだ
け白色に近い状態にする目的で使用される。本発明で用
いられる無機白色顔料は、かかる目的に適合する無機の
白色顔料であって、本発明の組成物の染毛効果を著しく
阻害せず、また毛髪や皮膚など人体に悪影響を与えない
ものであれば特に制限されない。具体的には、酸化チタ
ン、亜鉛華、硫化亜鉛、リトポン、鉛白、アンチモン白
及びジルコニア等を挙げることができる。なお、これら
は1種単独で使用しても、2種以上を任意に組み合わせ
て使用することもできる。これらの無機白色顔料は、上
記目的から白色隠蔽力の強いものが好ましく、好適には
酸化チタンを挙げることができる。
であってもよいし、外観が白色であることを限度として
一部に酸化チタンを有するものであってもよい。このよ
うなものとして雲母やタルクなどの無機質の表面に酸化
チタン層が形成されてなる、例えば酸化チタン被覆雲母
(雲母チタン)、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、
酸化チタン被覆タルクなどを例示することができる。特
に雲母チタンは、外観は白色であるが、黄色、青色、緑
色などの干渉色があり、特に髪などの黒色に塗布した場
合に発色するという特性を備えている。なお、酸化チタ
ンは、コーティングなどによって粒子の表面を親油性ま
たは親水性に被覆処理されていてもよい。
ないことを限度としてその形状(球状、針状、板状
等)、粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造
(多孔質、無孔質等)によって制限されることはない。
粒径としては、制限はされないが、平均粒径が0.01
〜1μm、好ましくは0.05〜0.5μm、より好まし
くは0.2〜0.4μmの範囲にあることが望ましい。
るこれらの無機白色顔料の含有量としては、特に制限さ
れないが、総量として通常0.1〜5重量%、好ましく
は0.1〜3重量%、より好ましくは0.3〜1重量%の
範囲を挙げることができる。
ないことを限度として染毛性整髪用組成物のpHを特に
制限するものではないが、その一態様として酸性領域に
ある染毛性整髪用組成物を提供する。
に有効であるため、本発明の染毛性整髪用組成物におい
ても赤系色素を配合することが望ましいが、その反面、
赤系色素はとりわけ整髪用組成物そのものに対する着色
化効果が顕著である。本発明は、整髪料としてできるだ
け着色(有色化)していないものを提供するために、前
述するように無機白色顔料を配合する方法を採用すると
ともに、赤系色素としてコチニール色素、ラック色素ま
たはブラジリン色素等のようにpHによって色調が変化
する色素を用いて、染毛性整髪用組成物のpHを酸性領
域、例えばpH2〜4に調整することによってかかる問
題を解決したものである。好ましくはpH2〜3.5、
より好ましくはpH2.5〜3である。コチニール色素
及びラック色素はいずれも昆虫に由来する赤系色素であ
り、酸性で燈色、中性で赤色、アルカリ性で紫色に変化
することが知られている。ブラジリン色素はマメ科植物
であるスオウの樹木芯材から得られる色素でpH3以下
で黄色、pH3〜5で黄色〜燈色、pH5〜7で燈色〜
赤色、pH7〜で赤〜赤紫色に変化することが知られて
いる。このような色素によれば、酸性の整髪用組成物中
では発色(赤色化)が抑制されて整髪用組成物の抗着色
化に寄与し、一方毛髪に塗布したときには毛髪自身のp
H(約6)となり、これにより色素が本来の赤みを取り
戻して染毛、特に白髪染めに寄与することができる。
記範囲に調整するためには、一般の有機酸又は無機酸及
び塩基を用いることが可能であり、例えばクエン酸、グ
リコール酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、りん
ご酸、レブリン酸、酪酸、谷草酸、シュウ酸、マレイン
酸、マンデル酸等の有機酸;リン酸、塩酸、硫酸、硝酸
等の無機酸;モノエタノールアミン、ジメタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、アミノジヒドロキシメチル
プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロ
パノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール等が挙げられる。又、その他にもアルギニン等
塩基性アミノ酸を用いることもできる。
に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧品、
医薬品、医薬部外品等の毛髪用製品に一般的に用いられ
る各種成分、例えば、浸透促進性成分、油脂類、界面活
性剤、増粘剤、ビタミン類、紫外線吸収剤、抗酸化剤、
保湿剤、抗炎症剤、pH調整剤、防腐剤、着色剤、水溶
性高分子、香料、安定化剤、金属封鎖剤、噴射剤等を共
に併用して使用することもできる。
促し染毛力を向上する効果を有するものであり、例えば
ベンジルアルコール、エタノール、n−ブタノール等の
アルコール類を挙げることができる。
は化粧品分野において外用剤、特にクリーム剤、軟膏剤
またはゲル剤の基材として使用されるものを挙げること
ができる。例えば、セチルアルコール、ステアリルアル
コール、イソステアリルアルコール、ラウリルアルコー
ル、ヘキサデシルアルコール、オクチルドデカノール等
の高級アルコール;イソステアリン酸、ウンデシレン
酸、オレイン酸等の脂肪酸;グリセリン、ソルビトー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等の
多価アルコール;パルミチン酸イソプロピル、ラウリン
酸ヘキシル、アジピン酸ジブチル、パルミチン酸オクチ
ル、ミリスチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロ
ピル、トリオキシエチレンラウリルエーテル、ジオキシ
エチレンラウリルエーテル、ミリスチン酸ミリスチル、
ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、ジメチルオク
タン酸ヘキシルデシル、モノステアリン酸グリセリン、
フタル酸ジエチル、モノステアリン酸エチレングリコー
ル等のエステル類;流動パラフィン、流動イソパラフィ
ン、スクワラン等の炭化水素類;シリコーン油、ミツロ
ウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナバロウ、キャンデリラロ
ウ、ラノリン、還元ラノリン等のロウ類;セレシンワッ
クス、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン、パラ
フィンワックス等のワックス類;大豆油、米油、菜種
油、綿実油、サフラワー油、アマ油、シソ油、シア油、
サル油、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ホホバ油、ツ
バキ油、ゴマ油、ヒマシ油、オリーブ油、ヒマワリ油、
グレープシード油、アボガド油等の植物油脂;ミンク
油、卵黄油、牛脂、乳脂、豚油などの動物油脂;その
他、パラフィヌムパーリキヂウム(Paraffinum perliqi
dum )、パラフィヌムサブリキヂウム(Paraffinum sub
liquidum)、ジメチコン、シクロメチコンなどを挙げる
ことができる。
剤、カチオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤及び
両性界面活性剤の各種のものを挙げることができる。例
えば、自己乳化型モノステアリン酸グリセリル、アルキ
ルアミンオキサイド、ソルビタンモノステアレート、ソ
ルビタンモノオレエート、ソルビタントリオレエート、
ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリ
オキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシ
エチレンソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチ
レンセチルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエー
テル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキ
シエチレンステアリルエーテル、セチル硫酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などを例示するこ
とができる。
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルヒ
ドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピル
セルロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロー
ス類;アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸
アンモニウム、アルギン酸カルシウム等のアルギネート
類;アラビアゴム、グアーガム、キサンタンガム、カゼ
イン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン並びにそれら
のカチオン性の誘導体;アニオン性ポリマー(アクリル
酸エステル/メタクリル酸エステル共重合体、ビニルメ
チルエーテル/マレイン酸ブチル共重合体、酢酸ビニル
/クロトン酸共重合体、アクリル酸エチル/アクリル酸
アミド/アクリル酸共重合体)、カチオン性ポリマー
(ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリ
メチルアンモニウムクロリドエーテル、ポリ塩化ジメチ
ルメチレンピペリジニウム、ポリ(塩化ジメチルアリル
アンモニウム/アクリルアミド)、ビニルピロリドン/
ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体カチオン
化物)、非イオン性ポリマー(ポリビニルピロリドン、
ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体、ヒドロキ
シエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー)、両
性ポリマー(N−メタクリロイルエチルN,N−ジメチ
ルアンモニウム/α−N−メチルカルボキシベタイン/
メタクリル酸ブチル共重合体、アクリル酸ヒドロキシプ
ロピル/(アクリル酸)/メタクリル酸ブチルアミノエ
チル/アクリル酸オクチルアミド共重合体)などの各種
ポリマーを例示することができる。
ビタミンB群、葉酸類、ニコチン酸類、パントテン酸類
に属する各種のビタミンを;紫外線吸収剤としてはp−
アミノ安息香酸、サリチル酸、クマリン、ベンゾトリア
ゾールを;また抗酸化剤としてはステアリン酸エステ
ル、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシア
ニソール、パラヒドロキシアニソール、没食子酸プロピ
ル、酢酸トコフェロールを;保湿剤としてはプロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、グリセリン、ヒアルロン酸及びその塩等
を;噴射剤としては液化石油ガス、フロンガス、ジメチ
ルエーテル等を;防腐剤としてはパラオキシ安息香酸エ
チル、パラオキシ安息香酸メチル、フェノキシエタノ−
ル、ヒノキチオール等を;抗炎症剤としてはグリチルリ
チン酸、グリチルリチン酸モノアンモニウム、グリチル
リチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸等を例示するこ
とができる。
例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェ
ンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポ
リエーテル変性オルガノポリシロキサン、アルキル変性
オルガノポリシロキサン、末端変性オルガノポリシロキ
サン、フッ素変性オルガノポリシロキサン、アモジメチ
コーン、アミノ変性オルガノポリシロキサン、シリコー
ンゲル、アクリルシリコーン、トリメチルシロキシケイ
酸、フッ素・ポリエーテル共変性シリコーン等のシリコ
ーン化合物;パーフルオロポリエーテル、フッ化ピッ
チ、フルオロカーボン、フルオロアルコール等のフッ素
化合物等の感触向上剤(艶出し剤);コラーゲン、ケラ
チン、シルクプロテイン、植物エキス、海藻エキス等の
頭髪用栄養成分や美容成分を配合することもできる。
料として使用される任意の形態を有することができ、各
形態に応じて常法に従って製造することができる。かか
る形態として、例えばペースト状(ヘアクリーム、ヘア
ポマード)、液状(ヘアリキッド、ヘアローション、ヘ
アオイル、ヘアスプレー)、乳液状(ヘアクリーム)、
泡沫状(ヘアフォーム、ヘアムース)、ゲル状(ヘア用
ジェル)、固体状(ヘア用スティック)のいずれの形態
をも有することができる。使用簡便性の観点から、ペー
スト状、泡沫状、ゲル状、固体状のいずれかの形態が好
ましい。より好ましくはクリームの形態である。
に応じて、整髪効果を発揮するように上記の各成分を種
々の配合割合で含有することができる。その配合組成ま
たは配合割合は、整髪料に関する常法に従うか若しくは
常法に基づいて適宜調整することができる。
リーム形態の整髪料として調製する場合には、前述する
天然色素及び無機白色顔料に加えて、油脂類、界面活性
剤、湿潤剤及び増粘剤を含有することが好ましい。
素の染毛作用が弱まる傾向にあるため、できるだけ少な
い量でクリーム状に調製できるものを用いることが好ま
しい。かかるものとして、制限されないが、軽質流動イ
ソパラフィン等の炭化水素、オクタン酸セチル等のエス
テル油、またはオリーブ油などの植物油を例示すること
ができる。本発明の整髪用組成物中に配合するかかる油
脂類の配合割合として、通常0.1〜20重量%、好ま
しくは0.5〜10重量%、より好ましくは0.5〜5重
量%の範囲を挙げることができる。
が、ポリオキシエチレンセチルエーテル、またはポリオ
キシエチレンソルビタンモノオレエートを例示すること
ができ、その配合割合として、通常0.1〜5重量%、
好ましくは0.1〜3重量%、より好ましくは0.1〜1
重量%の範囲を挙げることができる。さらに、増粘剤と
してはカルボキシビニルポリマー、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ポリアクリルアミドを例示することができ、
その配合割合として通常0.1〜5重量%、好ましくは
0.3〜3重量%、より好ましくは0.3〜1重量%の範
囲を挙げることができる。
明するが、本発明は当該実施例に何ら限定されるもので
はない。なお、以下の処方において%は特に言及しない
限り重量%を意味するものとする。実施例1 染毛性整髪料(クリーム) pH3 ヘマテイン 0.2(%) 酸化チタン 0.5 ポリアクリルアミド 1 軽質流動パラフィン 2.5 1,3-ブチレングリコール 3 シリコン乳化物 0.2 防腐剤 0.5 香料 0.2 抗酸化剤 0.1 リン酸 pH3に調整 水 残 部 合 計 100.0 % 上記成分を混合してクリーム状(粘度50,000cps、
20℃、B型粘度計)に調製した。このクリーム状組成
物は、その外観は淡褐色であり整髪料として充分商品価
値を備えていた。このクリーム状組成物を整髪料とし
て、白髪頭の男性に20日間にわたって毎日朝塗布使用
してもらった。その結果、5日目に白髪が黄褐色とな
り、20日目に褐色に着色することが確認された。ま
た、該クリームを毛髪に塗布しても白色顔料による悪影
響(例えば、粉吹き現象や粉の肩落ち現象)は見られな
かった。
20℃、B型粘度計)に調製した。その外観は淡褐色で
あり整髪料として充分商品価値を備えていた。このクリ
ーム状組成物を整髪料として、白髪頭の男性に15日間
にわたって毎日朝塗布使用してもらった。その結果、3
日目に白髪が褐色となり、15日目に灰褐色に着色する
ことが確認された。また、該クリームを毛髪に塗布して
も白色顔料による悪影響(例えば、粉吹き現象や粉の肩
落ち現象)は見られなかった。
20℃、B型粘度計)に調製した。その外観は淡茶褐色
であり整髪料として充分商品価値を備えていた。このク
リーム状組成物を整髪料として、白髪頭の男性に15日
間にわたって毎日朝塗布使用してもらった。その結果、
5日目に白髪が褐色となり、15日目に灰褐色に着色す
ることが確認された。また、該クリームを毛髪に塗布し
ても白色顔料による悪影響(例えば、粉吹き現象や粉の
肩落ち現象)は見られなかった。
としての作用を備えるものであるので、使用後洗い流す
ことなく、毎日整髪料感覚で使用しながら、所望の色に
毛髪を自然に着色することのできる染毛性組成物であ
る。よって、染毛後洗髪を必須とする染毛剤に比べて簡
便に染毛でき、しかも染毛効果と整髪効果との両効果を
兼ね備えているという効果を有する。
色料として天然由来の色素を使用するものであるため、
長期にわたって日常的に繰り返し使用されても毛髪や皮
膚などに悪影響を及ぼさず、人体に対して安全性の高い
染毛性組成物である。
の組成物自体の着色化が有意に抑制されており、しかも
毛髪に塗布されると所望の染毛効果を発揮するように工
夫されており、整髪料としての商品価値と染毛料として
の商品価値の双方を併せもつものである。
5)
ンジアミン、パラアミノフェノール、パラトリレンジア
ミンのような酸化型合成染料を主成分として含む染毛剤
や、タール系色素を成分として含む酸性一時染毛剤等が
使用されている。これらの染毛剤は、通常、毛髪に塗布
し、塗布状態を一定時間維持した後に、これを洗い流す
手順で使用されている。
整髪作用と染毛作用を兼ねそなえた組成物であって、し
かも着色成分として天然色素と無機白色顔料を含有する
ことを特徴とするものである。
として、前述する各種の天然色素の中でもログウッド色
素、クチナシ色素、クチナシ酵素処理色素、ラック色
素、コチニール色素、アナトー色素、またはウコン色素
に属する色素を1種または2種以上含有するものである
ことが望ましい。好ましくはログウッド色素と、クチナ
シ色素、クチナシ酵素処理色素、ラック色素、コチニー
ル色素、アナトー色素及びウコン色素よりなる群から選
択される少なくとも1種の色素との混合使用であり、よ
り好ましくはログウッド色素と、ラック色素、コチニー
ル色素、アナトー色素またはクチナシ酵素処理色素(ク
チナシ赤色素)から選択される少なくとも1種の赤系色
素、ウコン色素またはクチナシ色素から選択される少な
くとも1種の黄系色素、並びにウコン色素またはクチナ
シ酵素処理色素(クチナシ青色素)から選択される少な
くとも1種の青系色素との混合使用である。
Claims (6)
- 【請求項1】天然色素と無機白色顔料を含有することを
特徴とする染毛性整髪用組成物。 - 【請求項2】白色顔料が酸化チタンであることを特徴と
する請求項1記載の染毛性整髪用組成物。 - 【請求項3】天然色素が、ログウッド色素、クチナシ色
素、クチナシ酵素処理色素、ラック色素、コチニール色
素、アナトー色素、およびウコン色素からなる群から選
択される少なくとも1種である請求項1又は2に記載の
染毛性整髪用組成物。 - 【請求項4】pHが2〜4の範囲である、請求項1乃至
3のいずれかに記載の染毛性整髪用組成物。 - 【請求項5】無機白色顔料を染毛性整髪用組成物100
重量部あたり0.1〜5重量部の割合で含有する請求項
1乃至4のいずれかに記載の染毛性整髪用組成物。 - 【請求項6】油脂を染毛性整髪用組成物100重量部あ
たり0.1〜20重量部の割合で含有する請求項1乃至
5のいずれかに記載の染毛性整髪用組成物。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001130679A JP3309221B1 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 染毛性整髪用組成物 |
CN02801425A CN1462184A (zh) | 2001-04-27 | 2002-04-26 | 染色性美发组合物 |
US10/343,353 US20030145395A1 (en) | 2001-04-27 | 2002-04-26 | Hair dye compositions for dressing the hair |
PCT/JP2002/004290 WO2002087529A1 (fr) | 2001-04-27 | 2002-04-26 | Compositions pour colorant capillaire utilisees dans la coiffure des cheveux |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001130679A JP3309221B1 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 染毛性整髪用組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3309221B1 JP3309221B1 (ja) | 2002-07-29 |
JP2002322040A true JP2002322040A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18979004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001130679A Expired - Lifetime JP3309221B1 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 染毛性整髪用組成物 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20030145395A1 (ja) |
JP (1) | JP3309221B1 (ja) |
CN (1) | CN1462184A (ja) |
WO (1) | WO2002087529A1 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010502721A (ja) * | 2006-09-13 | 2010-01-28 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 有機溶媒で毛髪を前処理するプロセス |
JP2010241838A (ja) * | 2002-12-06 | 2010-10-28 | L'oreal Sa | オキシアルキレン化していない脂肪アルコール、酸化染料、会合性ポリマー、脂肪酸エステル及び/又は金属酸化物を含む、ケラチン繊維の酸化染色組成物 |
JP2012502078A (ja) * | 2008-09-11 | 2012-01-26 | ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン | スピルリナ抽出物を含有する毛髪製剤 |
JP2013133320A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Milbon Co Ltd | 染毛剤 |
JP2015526449A (ja) * | 2012-08-24 | 2015-09-10 | ナチュラル・メディシン・インスティチュート・オブ・ジャージアン・ヤンシェンタン・カンパニー・リミテッド | 毛髪染料製品 |
JP2016160260A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-05 | 株式会社ピカソ美化学研究所 | 染毛剤組成物 |
WO2018181008A1 (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-04 | グリコ栄養食品株式会社 | ヘアカラーリング組成物 |
JP2020510686A (ja) * | 2017-03-10 | 2020-04-09 | ピエール、ファブレ、デルモ‐コスメティークPierre Fabre Dermo−Cosmetique | ケラチン繊維染色用クチナシ抽出物 |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040205904A1 (en) * | 2002-12-13 | 2004-10-21 | L'oreal | Dye composition comprising a cationic tertiary para-phenylenediamine and a vitamin derivative, processes therefor and uses thereof |
US20040250356A1 (en) * | 2002-12-13 | 2004-12-16 | L'oreal | Dyeing composition comprising a cationic tertiary para-phenylenediamine and a particular pearlescent or opacifying agent, methods and uses |
US7309686B2 (en) * | 2003-10-03 | 2007-12-18 | Eco Holdings Llc | Process for producing natural surfactants and compositions based on natural surfactants |
US7550014B2 (en) | 2006-05-01 | 2009-06-23 | Advanced Cosmetic Technologies, Llc | Composition for dyeing keratin fibers and a method of dyeing hair using same |
FR2902321B1 (fr) * | 2006-06-20 | 2010-10-29 | Oreal | Utilisation de curcumin pour le traitement de la canitie |
CN101164528B (zh) * | 2007-10-19 | 2010-06-23 | 江南大学 | 采用植物色素儿茶制备的一种天然染发剂及其染发方法 |
CN104127332B (zh) * | 2008-11-28 | 2017-04-12 | 株式会社太平洋 | 含有天然物质的氧化染色用组合物 |
FR2940656B1 (fr) * | 2008-12-31 | 2011-03-11 | Lvmh Rech | Matieres colorantes et leur utilisation dans des compositions, en particulier des compositions cosmetiques |
US8034126B2 (en) * | 2009-06-15 | 2011-10-11 | Alex Vainshelboim | Henna and vegetable dye based compositions for coloring of human hair |
WO2012004227A1 (en) * | 2010-07-06 | 2012-01-12 | Unilever Plc | Malvidin for promoting hair growth |
CN103269675A (zh) * | 2010-12-20 | 2013-08-28 | 荷兰联合利华有限公司 | 着色头发纤维的方法 |
FR2980703A1 (fr) * | 2011-09-29 | 2013-04-05 | Oreal | Composition de coloration comprenant un compose iridoide glycosyle et un nucleophile carbonyle, procede de coloration et dispositifs |
FR2980701B1 (fr) * | 2011-09-29 | 2014-12-12 | Oreal | Composition de coloration comprenant un compose iridoide non glycosyle et un nucleophile carbonyle particulier, procede de coloration, et dispositif |
WO2013045701A2 (en) * | 2011-09-29 | 2013-04-04 | L'oreal | Dyeing process using a composition comprising a glycosyl iridoid compound and a nucleophile or an amino or thio polymer, composition and devices therefor |
WO2013045702A2 (en) * | 2011-09-29 | 2013-04-04 | L'oreal | Dye composition comprising a non-glycosyl iridoid compound and a specific nucleophile or an amino or thio polymer, dyeing process, and device therefor |
FR3003760B1 (fr) * | 2013-03-29 | 2015-03-20 | Oreal | Procede de coloration utilisant un compose iridoide et dispositifs |
FR3003759B1 (fr) * | 2013-03-29 | 2015-03-20 | Oreal | Procede de coloration utilisant un compose iridoide et dispositifs |
CN104970989A (zh) * | 2015-07-21 | 2015-10-14 | 青岛慧生惠众生物科技有限公司 | 一种天然染发剂组合物 |
DE102015223349A1 (de) * | 2015-11-25 | 2017-06-01 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Mittel und Verfahren zur temporären Verformung keratinhaltiger Fasern |
CN109925205A (zh) * | 2019-01-31 | 2019-06-25 | 西南大学 | 复合常见中药有效成分作为染料的天然植物染发剂及其使用方法 |
CN109758380B (zh) * | 2019-03-26 | 2022-02-11 | 赵军 | 一种含生物质色素或色素前体的头发染色剂 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2686345A1 (fr) * | 1992-01-16 | 1993-07-23 | Oreal | Produit a base de particules minerales colorees comportant un pigment melanique, son procede de preparation et son utilisation en cosmetique. |
JPH05221838A (ja) * | 1992-02-10 | 1993-08-31 | Anpurein:Kk | 整髮染毛剤 |
JP3074443B2 (ja) * | 1994-11-18 | 2000-08-07 | 中央エアゾール化学株式会社 | 増毛着色染毛料 |
DE19855097A1 (de) * | 1998-11-28 | 2000-05-31 | Wella Ag | Pigmenthaltiges, verschäumbares Gel |
JP3470182B2 (ja) * | 1999-08-27 | 2003-11-25 | リアル化学株式会社 | 新規な染毛剤およびそれを用いた染毛方法 |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001130679A patent/JP3309221B1/ja not_active Expired - Lifetime
-
2002
- 2002-04-26 WO PCT/JP2002/004290 patent/WO2002087529A1/ja active Application Filing
- 2002-04-26 CN CN02801425A patent/CN1462184A/zh active Pending
- 2002-04-26 US US10/343,353 patent/US20030145395A1/en not_active Abandoned
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010241838A (ja) * | 2002-12-06 | 2010-10-28 | L'oreal Sa | オキシアルキレン化していない脂肪アルコール、酸化染料、会合性ポリマー、脂肪酸エステル及び/又は金属酸化物を含む、ケラチン繊維の酸化染色組成物 |
JP2010502721A (ja) * | 2006-09-13 | 2010-01-28 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 有機溶媒で毛髪を前処理するプロセス |
JP2012502078A (ja) * | 2008-09-11 | 2012-01-26 | ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン | スピルリナ抽出物を含有する毛髪製剤 |
JP2013133320A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Milbon Co Ltd | 染毛剤 |
JP2015526449A (ja) * | 2012-08-24 | 2015-09-10 | ナチュラル・メディシン・インスティチュート・オブ・ジャージアン・ヤンシェンタン・カンパニー・リミテッド | 毛髪染料製品 |
KR101840743B1 (ko) * | 2012-08-24 | 2018-03-21 | 내처럴 메디슨 인스티튜트 오브 제지앙 양솅탕 컴퍼티 리미티드 | 모발 염색 제품 |
JP2016160260A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-05 | 株式会社ピカソ美化学研究所 | 染毛剤組成物 |
JP2020510686A (ja) * | 2017-03-10 | 2020-04-09 | ピエール、ファブレ、デルモ‐コスメティークPierre Fabre Dermo−Cosmetique | ケラチン繊維染色用クチナシ抽出物 |
JP7301746B2 (ja) | 2017-03-10 | 2023-07-03 | ピエール、ファブレ、デルモ‐コスメティーク | ケラチン繊維染色用クチナシ抽出物 |
WO2018181008A1 (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-04 | グリコ栄養食品株式会社 | ヘアカラーリング組成物 |
JPWO2018181008A1 (ja) * | 2017-03-27 | 2020-02-06 | グリコ栄養食品株式会社 | ヘアカラーリング組成物 |
JP7364463B2 (ja) | 2017-03-27 | 2023-10-18 | グリコ栄養食品株式会社 | ヘアカラーリング組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2002087529A1 (fr) | 2002-11-07 |
JP3309221B1 (ja) | 2002-07-29 |
US20030145395A1 (en) | 2003-08-07 |
CN1462184A (zh) | 2003-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3309221B1 (ja) | 染毛性整髪用組成物 | |
JP6883534B2 (ja) | フラーレン含有化粧料用組成物 | |
JP3470182B2 (ja) | 新規な染毛剤およびそれを用いた染毛方法 | |
JP4488560B2 (ja) | 保湿性植物抽出物を含有する化粧料組成物 | |
EP1500385B1 (fr) | Procede de stabilisation de mousse pour mousse cosmetique | |
JP4143223B2 (ja) | 保湿性植物抽出物を含有する化粧料組成物 | |
AU2008334841B2 (en) | Self-tanning effects | |
JP6803732B2 (ja) | γ−オリザノール含有化粧料 | |
JPH1036279A (ja) | 植物抽出物含有線維芽細胞増殖促進剤 | |
JP2002241293A (ja) | メイラード反応阻害剤 | |
KR101922996B1 (ko) | 천연물로 조성된 염모제 | |
GB2093868A (en) | Hair-dyeing composition containing a powdered unextracted plant, a direct dyestuff of natural origin and a diluent | |
JP2002205950A (ja) | エラスターゼ活性阻害剤及び化粧料組成物 | |
KR20100103964A (ko) | 민들레추출물을 포함한 염모제 조성물 | |
JP2010001278A (ja) | クリームヘナ染毛剤 | |
KR100569788B1 (ko) | 상심자, 상엽 또는 상백피를 포함하는 염모제용 조성물 | |
JP2002284663A (ja) | 化粧料組成物 | |
JP3462729B2 (ja) | 永久染毛剤組成物 | |
DE102004042299A1 (de) | Kosmetisches Aufhellungs- und Reinigungsmittel für die Haut | |
KR20110060462A (ko) | 천연색소 변색방지용 조성물 | |
KR102519275B1 (ko) | 모발 염색용 조성물 및 이를 이용한 모발 염색 방법 | |
KR20100049190A (ko) | 유용성 천연 색소를 포함하는 메이크업 화장료 조성물 | |
FR2816852A1 (fr) | Association stabilisee d'un colorant et d'un emulsionnant, composition cosmetique et/ou dermatologique la contenant et procede de preparation | |
JP2014221738A (ja) | 化粧料組成物 | |
KR101572985B1 (ko) | 아스타잔틴-포함 액상 성분을 함유하는 분말형 화장료 조성물 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3309221 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080524 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130524 Year of fee payment: 11 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130524 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140524 Year of fee payment: 12 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |