JP7301746B2 - ケラチン繊維染色用クチナシ抽出物 - Google Patents
ケラチン繊維染色用クチナシ抽出物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7301746B2 JP7301746B2 JP2019549453A JP2019549453A JP7301746B2 JP 7301746 B2 JP7301746 B2 JP 7301746B2 JP 2019549453 A JP2019549453 A JP 2019549453A JP 2019549453 A JP2019549453 A JP 2019549453A JP 7301746 B2 JP7301746 B2 JP 7301746B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gardenia
- extract
- dyeing
- composition
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/96—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
- A61K8/9783—Angiosperms [Magnoliophyta]
- A61K8/9789—Magnoliopsida [dicotyledons]
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/96—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/60—Sugars; Derivatives thereof
- A61K8/602—Glycosides, e.g. rutin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/06—Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring
- A61Q5/065—Preparations for temporary colouring the hair, e.g. direct dyes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/10—Preparations for permanently dyeing the hair
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/40—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
- A61K2800/42—Colour properties
- A61K2800/43—Pigments; Dyes
- A61K2800/432—Direct dyes
- A61K2800/4324—Direct dyes in preparations for permanently dyeing the hair
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Mycology (AREA)
- Botany (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
→主としてゲニポシドおよびガルデノシド(gardenoside)によって表わされるイリドイド類。より小量で次の化合物と同様に存在する他のイリドイド類は:6’ ’-O-トランス-シナポイルゲニピンゲンチオビオシド、6’ ’-O-トランス-p-クマロイルゲニピンゲンチオビオシド、6’ ’-O-トランス-シナモイルゲニピンゲンチオビオシド、6’ ’-O-トランス-p-クマロイルゲニポシド、6’-O-トランス-p-クマロイルゲニポシド酸、10-O-スクシノイルゲニポシド、6’-O-アセチルゲニポシド、ガルデナール-I、ガルデナール-II、ガルデナール-III、6-β-ヒドロキシゲニポシド、6-α-ヒドロキシゲニポシド、6-α-メトキシゲニポシド、フェレトシド、ゲニピン-1-β-ゲンチオビオシド、シャンジシド、およびラマルビジン酸、ピクロクロシン酸。
→カロテノイド類、例えばクロセイン酸、クロセチンおよびクロシン、クロセチンのグリコシル化した誘導体。クロシン1(クロセチンゲンチオビオシド)、クロシン2(クロセチンゲンチオビオシドグルコシド)およびクロシン3(クロセチングルコシド)は区別可能である。
→フラボノイド類:ガルデニン、ケルセチン、ケルセチン-3-ルチノシド、ケルセチン-3-O-グルコピラノシド、イソクエルシトリン、コリンボシン、ウムヘンゲリン(umuhengerin)、ニコチフロリン(nicotiflorin)。
→カフェオイルキナ酸の誘導体(3-カフェオイルキナ酸、4-カフェオイルキナ酸)、3,4-ジカフェオイルキナ酸、3,5-ジカフェオイルキナ酸、4,5-ジカフェオイルキナ酸、5-O-カフェオイルキナ酸エチル、5-O-カフェオイル-3-O-シナポイルキナ酸メチル、5-O-カフェオイル-3-O-シナポイルキナ酸エチル、5-O-カフェオイル-4-O-シナポイルキナ酸メチル、5-O-カフェオイル-4-O-シナポイルキナ酸エチル、3,5-ジ-O-カフェオイル-4-O-(3-ヒドロキシ-3-メチル)グルタロイルキナ酸メチル、3-O-カフェオイル-4-O-シナポイルキナ酸、3-O-カフェオイル-4-O-シナポイルキナ酸メチル、3-O-カフェオイル-5-O-シナポイルキナ酸メチル、3,4-ジ-O-カフェオイル-5-O-(3-ヒドロキシ-メチル)グルタロイルキナ酸、3,5-ジ-O-カフェオイル-4-O-(3-ヒドロキシメチル)グルタロイルキナ酸。
→フェノール酸、例えばクロロゲン酸、コーヒー酸、および3,4-ジヒドロキシ-安息香酸。
→リグナン類:ガーデニアナンA(gardenianan A)、シリンガレシノール、ピノレジノール、シリンガレシノール-4-O-β-D-グルコピラノシド、ラリシレシノール、アランギリグリノシドD、リオニレシノール、リオニレシノール-9-O-β-D-グルコピラノシド、バラノフォニン、グリコスミシック酸(glycosmisic acid)、フィクサール(ficusal)およびセプリグナン(ceplignan)。
→糖類(マンニトール)。
1.ケラチン繊維、特にヒトケラチン繊維、より詳しくは毛髪を染色するためのクチナシ抽出物の使用であって、当該抽出物が、乾燥抽出物の重量に対して、0.1~10重量%の間のクロシン、好ましくは1~5重量%の間のクロシンを含有しているものである、使用。
2.前記抽出物がクチナシ果物の抽出物である、実施態様1に記載の使用。
3.前記抽出物が水性またはアルコール性または水アルコール性の抽出物である、実施態様1または2に記載の使用。
4.前記抽出物が乾燥抽出物である、実施態様1~3のいずれか一つに記載の使用。
5.毛髪をブロンド色に染色するための、より詳しくは事前にブリーチを行った毛髪をブロンド色に染色するための、実施態様1~4のいずれか一つに記載の使用。
6.ケラチン繊維、特にヒトケラチン繊維を染色することを目的とした化粧組成物の使用であって、当該化粧組成物が、実施態様1~4のいずれか一つで定義されたクチナシ抽出物を有効成分として含んでなるものである、使用。
7.前記組成物が、染色有効成分としてクチナシ抽出物に加えて、化粧品上許容可能な賦形剤を含んでなる、実施態様6に記載の使用。
8.前記組成物が4~8の範囲のpHを有する、実施態様6または7に記載の使用。
9.前記組成物が還元剤を含まない、実施態様6~8のいずれか一つに記載の使用。
10.前記組成物がアルカリ性定着剤(alkaline fixing compound)を含まない、実施態様6~9のいずれか一つに記載の使用。
11.ケラチン繊維、特にヒトケラチン繊維、より詳しくは毛髪を染色するためのクチナシ粉末の使用であって、当該クチナシ粉末が、粉末の重量に対して、0.1~10重量%の間のクロシン、好ましくは1~5重量%の間のクロシンを含有しているものである、使用。
12.前記粉末がクチナシ果物の粉末、好ましくは乾燥クチナシ果物の粉末である、実施態様11に記載の使用。
13.毛髪をブロンド色に染色するための、より詳しくは事前にブリーチを行った毛髪をブロンド色に染色するための、実施態様11~12のいずれか一つに記載の使用。
14.ケラチン繊維、特にヒトケラチン繊維を染色することを目的とした化粧組成物の使用であって、当該化粧組成物が、実施態様11~12のいずれか一つで定義されたクチナシ粉末を有効成分として含んでなるものである、使用。
15.前記組成物が、染色有効成分としてクチナシ粉末に加えて、化粧品上許容可能な賦形剤を含んでなる、実施態様14に記載の使用。
16.前記組成物が4~8の範囲のpHを有する、実施態様14または15に記載の使用。
17.前記組成物が還元剤を含まない、実施態様14~16のいずれか一つに記載の使用。
18.前記組成物がアルカリ性定着剤を含まない、実施態様14~17のいずれか一つに記載の使用。
19.毛髪を染色するため、とりわけ毛髪をブロンド色に染色するために使用するための、実施態様1~4のいずれか一つで定義されたクチナシ抽出物、化粧品上許容可能な賦形剤、および取扱説明書一式を含んでなるキット。
20.毛髪を染色するため、とりわけ毛髪をブロンド色に染色するために使用するための、実施態様11~12のいずれか一つで定義されたクチナシ粉末、化粧品上許容可能な賦形剤、および取扱説明書一式を含んでなるキット。
21.実施態様6~10のいずれか一つで定義された化粧組成物を投与することからなる、ケラチン繊維、特にヒトの毛髪を、とりわけブロンド色に染色することを目的とした、審美治療法。
22.実施態様14~18のいずれか一つで定義された化粧組成物を投与することからなる、ケラチン繊維、特にヒトの毛髪を、とりわけブロンド色に染色することを目的とした、審美治療法。
23.ケラチン繊維、とりわけ毛髪を、より詳しくは毛髪をブロンド色に染色するための方法であって、
a)実施態様1~4のいずれか一つで定義されたクチナシ抽出物または実施態様11~12のいずれか一つで定義されたクチナシ粉末を含んでなる化粧組成物を適用する工程、
b)15分~3時間の範囲の期間待機する工程、
c)水ですすぐ工程、
d)任意にa)~c)の工程を繰り返す工程、
e)任意に乾燥する工程。
24.工程a)の前に、実施態様19または20で定義されたキットの成分を混合することによるか、あるいは実施態様1~4のいずれか一つで定義されたクチナシ抽出物を水と混合することによるか、あるいは実施態様11~12のいずれか一つで定義されたクチナシ粉末を水と混合することにより、使用の直前に組成物を調製することからなる任意の工程を含んでなる、実施態様23に記載の染色方法。
25.実施態様1~5のいずれか一つに記載のクチナシ抽出物の使用または実施態様6~10のいずれか一つに記載の組成物の使用であって、当該抽出物が以下の:
-水、エタノール、アセトンおよびそれらの混合物からなる群から選択される溶媒とともに、クチナシ果物、とりわけ乾果から、場合によりペクチナーゼの存在下で抽出する工程、
-固体-液体分離を行う工程、
-場合により濾液を殺菌する工程、
-場合により80℃未満の温度で溶媒を蒸発させる工程
を含んでなる調製法によって得られるものである、使用。
26.前記溶媒が、水、エタノールおよびそれらの混合物からなる群から選択される、実施態様25に記載の使用。
27.前記の抽出する工程が、4~8の範囲の間のpH、好ましくは5~7.5の範囲の間のpH、有利的には5.5~7.5の範囲の間のpH、典型的には中性のpHで行われる、実施態様25または26に記載の使用。
a)本発明によるクチナシ抽出物または本発明によるクチナシ粉末を含む化粧組成物を適用する工程、
b)15分~3時間の範囲の期間待機する工程、
c)水ですすぐ工程、
d)任意にa)~c)の工程を繰り返す工程、
e)任意に乾燥する工程
を含む方法に関する。
-水性、有機、または水アルコール性の溶媒を用いた果物丸ごとから、場合によりペクチナーゼの存在下での抽出、
-固体-液体分離、
-場合により濾液の殺菌、および
-場合により80℃未満での溶媒の蒸発
によって得られる。
クチナシ果物丸ごとを2時間90℃にて水で抽出した。固体/液体分離後、ペクチナーゼを加えた。濾液を40%乾燥抽出物に十分な量(qs)の水で濃縮し、殺菌し、次いでマイクロ波で乾燥させた。
クチナシ乾果は、そのまま使用するか、または好ましくは250μm未満の粒径に粉砕して使用した。
染料組成物1:
例1によるクチナシ抽出物を50℃にて水(好ましくは質量比1/20~1/10)または天然粘液(キサンタンガム、イスパキュラ、亜麻、オクラ、コンニャク、ハイビスカス、キンセンカ、バナナ、バオバブ、アカンサス、アロエなど)などの増粘剤と混合した。
一房全体をこの粘着性の溶液に漬け込み、次いで30分間50℃にて置いた。その後、一房を湯ですすいだ。
粒径を250μm未満に粉砕したクチナシ果物粉末を50℃にて好ましくは水(好ましくは質量比1/20~1/10)または天然粘液(キサンタンガム、イスパキュラ、亜麻、オクラ、コンニャク、ハイビスカス、キンセンカ、バナナ、バオバブ、アカンサス、アロエなど)などの増粘剤と混合した。
一房全体をこの粘着性の溶液に漬け込み、次いで30分間50℃にて置いた。その後、一房を湯ですすいだ。
処理を行った毛髪の房は持続性および適用数により強度(明るいブロンド色~プラチナブロンド色)および深さが参照用の毛髪の房に対するものとは異なるブロンド色に染色された。
1gのキサンタンガム中で2%に希釈した10mgのゲニポシド(供給元: Sigma Aldrich)を含む組成物の調製
事前にブリーチを行った毛髪一房(参照用の一房)を染色する方法:
一房全体をこの粘着性の溶液に漬け込み、次いで30分間50℃にて置いた。その後、一房を湯ですすいだ。
結果:我々は参照用の一房と比較して染色効果を観察しなかった。
クロセチンは、酸加水分解によって加水分解され、その後クロマトグラフィーによって精製されたクチナシの水性抽出物から得られた。
1gのキサンタンガム中で2%に希釈した10mgのクロセチンを含む組成物の調製
事前にブリーチを行った毛髪一房(参照用の一房)を染色する方法:
一房全体をこの粘着性の溶液に漬け込み、次いで30分間50℃にて置いた。その後、一房を湯ですすいだ。
結果:我々は参照用の一房と比較して染色効果を観察しなかった。
12gのキサンタンガム中で2%に希釈した、0.5gのクチナシ青(E600764クチナシ青;供給元:JIANGXI TIANSHUN ECOLOGICAL AGRICULTURE CO)を含む組成物の調製。
事前にブリーチを行った毛髪一房(参照用の一房)を染色する方法:
一房全体をこの粘着性の溶液に漬け込み、次いで30分間50℃にて置いた。その後、一房を湯ですすいだ。
結果:我々は参照用の一房と比較して染色効果を観察しなかった。
Claims (21)
- ケラチン繊維を染色することを目的とした化粧組成物の使用であって、該化粧組成物がクチナシ抽出物を有効成分として含んでなるものであり、該クチナシ抽出物が、該クチナシ乾燥抽出物の乾燥重量に対して1~10重量%のクロシンを含有し、前記組成物が4~8の範囲のpHを有し、前記組成物が還元剤を含まず、かつ添加されるアミノ酸を含まない、使用。
- 前記組成物が、染色有効成分としてクチナシ抽出物に加えて、化粧品上許容可能な賦形剤を含んでなる、請求項1に記載の使用。
- 前記抽出物がクチナシの果物の抽出物である、請求項1に記載の使用。
- 前記抽出物が水性またはアルコール性または水アルコール性の抽出物である、請求項1に記載の使用。
- 前記抽出物が乾燥抽出物である、請求項1に記載の使用。
- 毛髪をブロンド色に染色するための、請求項1に記載の使用。
- 前記組成物がアルカリ性定着剤を含まない、請求項1に記載の使用。
- ケラチン繊維を染色することを目的とした化粧組成物の使用であって、該化粧組成物がクチナシ粉末を有効成分として含んでなるものであり、該クチナシ粉末が、該粉末の重量に対して1~10重量%のクロシンを含有し、前記組成物が4~8の範囲のpHを有し、前記組成物が還元剤を含まず、かつ添加されるアミノ酸を含まない、使用。
- 前記組成物が、染色有効成分としてのクチナシ粉末に加えて、化粧品上許容可能な賦形剤を含んでなる、請求項8に記載の使用。
- 前記粉末がクチナシ果物の粉末である、請求項8に記載の使用。
- 毛髪をブロンド色に染色するための、請求項8に記載の使用。
- 前記組成物がアルカリ性定着剤を含まない、請求項8に記載の使用。
- 毛髪を染色するために使用するための、請求項1において定義されたクチナシ抽出物、
化粧品上許容可能な賦形剤、および取扱説明書一式を含んでなるキット。 - 毛髪を染色するために使用するための、請求項8において定義されたクチナシ粉末、化粧品上許容可能な賦形剤、および取扱説明書一式を含んでなるキット。
- 請求項1または8において定義された化粧組成物を投与することからなる、ケラチン繊維を染色することを目的とした、審美治療法。
- 請求項14または15において定義された化粧組成物を投与することからなる、ケラチン繊維を染色することを目的とした、審美治療法。
- ケラチン繊維を染色するための方法であって、
a)請求項1または8において定義された化粧組成物を適用する工程、
b)15分~3時間の範囲の期間待機する工程、
c)水ですすぐ工程。 - 工程a)の前に、請求項13または14で定義されたキットの成分を混合することによるか、あるいは請求項1において定義されたクチナシ抽出物を水と混合することによるか、あるいは請求項8において定義されたクチナシ粉末を水と混合することにより、使用の直前に組成物を調製することからなる工程を含んでなる、請求項17に記載の染色方法。
- 請求項1または8に記載の組成物の使用であって、該抽出物が以下の:
-水、エタノール、アセトンおよびそれらの混合物からなる群から選択される溶媒とともに、クチナシ果物から抽出する工程、
-固体-液体分離を行う工程、
を含んでなる調製法によって得られるものである、使用。 - 前記溶媒が、水、エタノールおよびそれらの混合物からなる群から選択される、請求項19に記載の使用。
- 前記の抽出する工程が、4~8の範囲の間のpHで行われる、請求項19に記載の使用。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR1752005A FR3063639B1 (fr) | 2017-03-10 | 2017-03-10 | Extrait de gardenia pour la coloration des fibres keratiniques |
FR1752005 | 2017-03-10 | ||
PCT/EP2018/056094 WO2018162760A1 (fr) | 2017-03-10 | 2018-03-12 | Extrait de gardénia pour la coloration des fibres kératiniques |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020510686A JP2020510686A (ja) | 2020-04-09 |
JP7301746B2 true JP7301746B2 (ja) | 2023-07-03 |
Family
ID=58739180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019549453A Active JP7301746B2 (ja) | 2017-03-10 | 2018-03-12 | ケラチン繊維染色用クチナシ抽出物 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11266593B2 (ja) |
EP (1) | EP3592432B2 (ja) |
JP (1) | JP7301746B2 (ja) |
ES (1) | ES2877615T3 (ja) |
FR (1) | FR3063639B1 (ja) |
PT (1) | PT3592432T (ja) |
WO (1) | WO2018162760A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3097126B1 (fr) | 2019-06-12 | 2021-06-25 | Fabre Pierre Dermo Cosmetique | Composition colorante comprenant une association d’actifs colorants naturels dont un extrait de Lawsonia inermis |
FR3097125B1 (fr) | 2019-06-12 | 2021-06-25 | Fabre Pierre Dermo Cosmetique | Composition colorante comprenant une association de deux extraits végétaux deLawsonia inermis |
GB202003184D0 (en) * | 2020-03-05 | 2020-04-22 | Givaudan Sa | Cosmetic composition |
KR102366910B1 (ko) * | 2020-09-29 | 2022-02-25 | 장혜영 | 염모제 제거용 조성물 및 이의 제조 방법 |
FR3117370B1 (fr) | 2020-12-16 | 2024-04-12 | Fabre Pierre Dermo Cosmetique | Compositions colorantes comprenant un extrait des parties aeriennes desorghum bicolor (l.) moench |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002322040A (ja) | 2001-04-27 | 2002-11-08 | Cosmo Beauty:Kk | 染毛性整髪用組成物 |
JP2012518604A (ja) | 2009-02-20 | 2012-08-16 | 浙江養生堂天然薬物研究所有限公司 | 媒染剤及び媒染剤を含む染毛製品 |
JP2013133320A (ja) | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Milbon Co Ltd | 染毛剤 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2842915B2 (ja) * | 1990-02-02 | 1999-01-06 | 株式会社トキワ漢方製薬 | 染毛料および毛髪用化粧品 |
JPH04342518A (ja) * | 1991-05-16 | 1992-11-30 | Kishi Kasei Kk | 染毛剤 |
JPH09175962A (ja) * | 1995-12-27 | 1997-07-08 | Lion Corp | 染毛剤組成物 |
US20070166253A1 (en) * | 2005-05-31 | 2007-07-19 | Velveteen Bunni Llc | Cosmetic and dermatological formulations with natural pigments |
US7550014B2 (en) * | 2006-05-01 | 2009-06-23 | Advanced Cosmetic Technologies, Llc | Composition for dyeing keratin fibers and a method of dyeing hair using same |
CN101559030A (zh) | 2008-04-18 | 2009-10-21 | 闫征 | 以生姜提取物为渗透剂的植物染发剂 |
US8034126B2 (en) * | 2009-06-15 | 2011-10-11 | Alex Vainshelboim | Henna and vegetable dye based compositions for coloring of human hair |
BR112012018329B1 (pt) * | 2009-12-21 | 2020-11-24 | Living Proof, Inc. | corante funcionalizado, método para colorir cabelo, kit e composição de corante |
FR2957795B1 (fr) * | 2010-03-25 | 2012-06-15 | Oreal | Procede de coloration mettant en jeu un derive d'iridoide glycosyle |
DE102010041974A1 (de) | 2010-10-05 | 2012-04-05 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Pflegende Pflanzenhaarfarbe |
KR20130143296A (ko) * | 2012-06-21 | 2013-12-31 | 정종재 | 치자황색소와 구주소나무잎 오일을 함유한 염모제 조성물 |
FR3003760B1 (fr) * | 2013-03-29 | 2015-03-20 | Oreal | Procede de coloration utilisant un compose iridoide et dispositifs |
CN106176453A (zh) | 2016-08-29 | 2016-12-07 | 河南染匠科技有限公司 | 一种植物染发剂 |
-
2017
- 2017-03-10 FR FR1752005A patent/FR3063639B1/fr active Active
-
2018
- 2018-03-12 EP EP18711083.8A patent/EP3592432B2/fr active Active
- 2018-03-12 PT PT187110838T patent/PT3592432T/pt unknown
- 2018-03-12 ES ES18711083T patent/ES2877615T3/es active Active
- 2018-03-12 US US16/492,376 patent/US11266593B2/en active Active
- 2018-03-12 WO PCT/EP2018/056094 patent/WO2018162760A1/fr active Application Filing
- 2018-03-12 JP JP2019549453A patent/JP7301746B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002322040A (ja) | 2001-04-27 | 2002-11-08 | Cosmo Beauty:Kk | 染毛性整髪用組成物 |
JP2012518604A (ja) | 2009-02-20 | 2012-08-16 | 浙江養生堂天然薬物研究所有限公司 | 媒染剤及び媒染剤を含む染毛製品 |
JP2013133320A (ja) | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Milbon Co Ltd | 染毛剤 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
Radico, India,100% Natural Permanent Hair Colour,Mintel GNPD [online],2014年07月,<URL:https://WWW.portal.mintel.com>,ID#2549291 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR3063639B1 (fr) | 2021-08-27 |
PT3592432T (pt) | 2021-06-02 |
EP3592432B1 (fr) | 2021-03-31 |
ES2877615T3 (es) | 2021-11-17 |
FR3063639A1 (fr) | 2018-09-14 |
US11266593B2 (en) | 2022-03-08 |
EP3592432A1 (fr) | 2020-01-15 |
EP3592432B2 (fr) | 2024-07-17 |
US20210186855A1 (en) | 2021-06-24 |
TW201840305A (zh) | 2018-11-16 |
JP2020510686A (ja) | 2020-04-09 |
WO2018162760A1 (fr) | 2018-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7301746B2 (ja) | ケラチン繊維染色用クチナシ抽出物 | |
JP3309221B1 (ja) | 染毛性整髪用組成物 | |
GB2093868A (en) | Hair-dyeing composition containing a powdered unextracted plant, a direct dyestuff of natural origin and a diluent | |
FR3029409A1 (fr) | Procede de coloration capillaire mettant en œuvre au moins un colorant, un sel organique de titane, et un polysaccharide non cellulosique | |
JP2001505954A (ja) | 安定な天然ピグメントを含有する組成物 | |
FR3014682A1 (fr) | Procede de coloration capillaire mettant en œuvre au moins un orthodiphenol, un derive du titane et un acide carboxylique | |
FR3029408A1 (fr) | Procede de coloration capillaire mettant en œuvre au moins un colorant, un sel de titane, et un polysaccharide cellulosique hydrophobe cationique | |
FR3037238A1 (fr) | Procede de coloration capillaire, exempt d'oxydant chimique, mettant en œuvre un sel de titane, et un colorant particulier | |
FR3037241A1 (fr) | Procede de coloration capillaire mettant en oeuvre un sel de titane, un colorant et un solvant particulier | |
FR3029406A1 (fr) | Procede de coloration capillaire mettant en œuvre au moins un colorant, un sel de titane, et un polymere epaississant anionique | |
US20100209369A1 (en) | Coloring Material And Its Uses, In Particular In The Field Of Cosmetics, Especially For Making Up The Skin And Superficial Body Growths | |
US5447538A (en) | Composition for dyeing hair comprising in admixture a non-exhausted vegetable powder, a direct dye and a solid diluent | |
TWI852906B (zh) | 用於使角蛋白纖維染色之梔子花萃取物 | |
US20200222306A1 (en) | Permanent colouring composition in gel or cream form | |
WO2019086805A1 (fr) | Colorants naturels instantanes et leurs procedes de preparation | |
KR102260852B1 (ko) | 반려동물용 피부 저자극성 천연 염모제 | |
GB2174903A (en) | A cosmetic composition for treating hair | |
WO2017149490A1 (en) | A hair dye composition with plant-derived and synthetic pigments, the method of preparation thereof and method of applying the hair dye | |
JP2004131440A (ja) | 粉末状ヘナ抽出物を主原料とするジェル状染毛剤、及びこれを用いた染毛方法 | |
Jamagondi et al. | Development and evaluation of herbal hair dye formulation | |
JP2018521032A (ja) | 少なくとも1つのチタン塩及び合成直接染料を使用する多工程染毛方法 | |
KR101711138B1 (ko) | 염모제 조성물 | |
JPS5943448B2 (ja) | シコン抽出色素の顔料化粉末を配合した化粧料 | |
FR2940618A1 (fr) | Nouvel extrait d'acanthe, son procede de preparation et son utilisation dans une composition cosmetique capillaire. | |
US11045415B2 (en) | Herb-based hair dye and method for manufacturing the same |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210305 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220107 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20220404 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220607 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220927 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230127 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20230127 |
|
C11 | Written invitation by the commissioner to file amendments |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11 Effective date: 20230207 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20230309 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20230310 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230523 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230621 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7301746 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |