JP2017132588A - エレベータの群管理制御装置、群管理システム、及びエレベータシステム、並びにエレベータの群管理制御方法 - Google Patents
エレベータの群管理制御装置、群管理システム、及びエレベータシステム、並びにエレベータの群管理制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017132588A JP2017132588A JP2016013668A JP2016013668A JP2017132588A JP 2017132588 A JP2017132588 A JP 2017132588A JP 2016013668 A JP2016013668 A JP 2016013668A JP 2016013668 A JP2016013668 A JP 2016013668A JP 2017132588 A JP2017132588 A JP 2017132588A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- destination floor
- elevator
- group management
- floor
- elevators
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 39
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims abstract description 46
- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 23
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 20
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 28
- 230000008569 process Effects 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 11
- 102220475756 Probable ATP-dependent RNA helicase DDX6_S30A_mutation Human genes 0.000 description 3
- 102220471758 Proteasome subunit alpha type-7_S24A_mutation Human genes 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Elevator Control (AREA)
Abstract
【解決手段】群管理制御装置10の制御部11は、複数台のエレベータ60A〜60Cについて、それぞれ、新規行先階呼びを仮割当てして、仮割当てしたエレベータの運行状態を示す複数のパラメータに基づいて割当に関する評価値E[c]を求め、当該評価値E[c]が最も小さいエレベータに新規行先階呼びを実際に割り当てる。制御部11は、仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のそれぞれについて、利用者が当該エレベータに乗車可能となるまでの予測待ち時間wt[p]を求め、複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、求めた予測待ち時間wt[p]のうちの最大の値である予測待ち時間最大値max_wt[c]に比例する値、または予測待ち時間wt[p]のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間wt[p]の平均値avg_wt[c]あるいは合計値sum2_wt[c]に比例する値が含まれる。
【選択図】図7
Description
群管理制御装置は、新規行先階呼びを複数台のエレベータのいずれかに割り当てる制御部を備える。
制御部は、
複数台のエレベータについて、それぞれ、新規行先階呼びを仮割当てして、仮割当てしたエレベータの運行状態を示す複数のパラメータの値に基づいて割当に関する評価値を求め、
求めた評価値が最も小さいエレベータに新規行先階呼びを実際に割り当てるように構成されている。
制御部は、
仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のそれぞれについて、当該エレベータに乗車可能となるまでの予測待ち時間を求め、
複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、求めた予測待ち時間のうち最大の予測待ち時間に比例する値、または予測待ち時間のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間の平均値あるいは合計値に比例する値が含まれる。
群管理制御装置は、新規行先階呼びを複数台のエレベータのいずれかに割り当てる制御部を備える。
制御部は、
複数台のエレベータについて、それぞれ、新規行先階呼びを仮割当てして、仮割当てしたエレベータの運行状態を示す複数のパラメータの値に基づいて割当に関する評価値を求め、
求めた評価値が最も小さいエレベータに新規行先階呼びを実際に割り当てるように構成されている。
制御部は、
仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のうち出発階が所定の割当変更不可能階である利用者のそれぞれについて、当該エレベータに乗車可能となるまでの予測待ち時間を求め、
複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、求めた予測待ち時間のうち最大の予測待ち時間に比例する値、または予測待ち時間のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間の平均値あるいは合計値に比例する値が含まれる。
乗場またはその近傍に配置され、利用者が行先階を指定するための行先階指定装置と、
行先階指定装置で指定された行先階に係る新規行先階呼びを複数台のエレベータのいずれかに割り当てる、本発明のエレベータの群管理制御装置と、を備える。
複数台のエレベータと、
乗場またはその近傍に配置され、利用者が行先階を指定するための行先階指定装置と、
行先階指定装置で指定された行先階に係る新規行先階呼びを複数台のエレベータのいずれかに割り当てる、本発明のエレベータの群管理制御装置と、を備える。
群管理制御方法では、
複数台のエレベータについて、それぞれ、新規行先階呼びを仮割当てして、仮割当てしたエレベータの運行状態を示す複数のパラメータの値に基づいて割当に関する評価値を求め、
求めた評価値が最も小さいエレベータに前記新規行先階呼びを実際に割り当てる。
その場合において、仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のそれぞれについて、当該エレベータに乗車可能となるまでの予測待ち時間を求め、
複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、求めた予測待ち時間のうち最大の予測待ち時間に比例する値、または予測待ち時間のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間の平均値あるいは合計値に比例する値が含まれる。
群管理制御方法では、
複数台のエレベータについて、それぞれ、新規行先階呼びを仮割当てして、仮割当てしたエレベータの運行状態を示す複数のパラメータの値に基づいて割当に関する評価値を求め、
求めた評価値が最も小さいエレベータに新規行先階呼びを実際に割り当てる。
その場合において、仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のうち出発階が所定の割当変更不可能階である利用者のそれぞれについて、当該エレベータに乗車可能となるまでの予測待ち時間を求め、
複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、求めた予測待ち時間のうち最大の予測待ち時間に比例する値、または予測待ち時間のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間の平均値あるいは合計値に比例する値が含まれる。
本発明の実施形態に係るエレベータの群管理制御装置及び群管理システム、並びにエレベータシステムについて、図面を参照して説明する。
1−1.エレベータシステムの概要
本実施形態に係るエレベータシステムの概要について説明する。図1Aは、実施形態1に係るエレベータシステムが適用されたビルにおける特定階のエレベータ乗場を示す図である。図1Bは、実施形態1に係るエレベータシステムが適用されたビルにおける特定階以外の階のエレベータ乗場を示す図である。ここで、特定階とは例えば当該ビルの外部につながるロビー階である。外部からビルへ入場したビルの利用者は特定階を経由して他の階に移動することとなる。
1−2−1.概要
本実施形態に係るエレベータの群管理システムの構成を説明する。図2は、実施形態1に係るエレベータの群管理システムの電気的構成を示すブロック図である。本実施形態に係るエレベータの群管理システムは、群管理制御装置10、複数台の行先階登録装置30、複数台のエレベータ制御装置40A〜40Cを有する。
群管理制御装置10は、行先階登録装置30において登録された行先階に係る行先階呼びを、複数台のエレベータ60A〜60Cのうちのいずれかに割り当てる制御を行う。なお、行先階呼びをエレベータに割り当てることを、以下において、行先階をエレベータに割り当てるという場合がある。
図3は、実施形態1における行先階登録装置30の電気的構成を示すブロック図である。行先階登録装置30は、利用者が行先階の登録(入力)を行うための装置である。つまり、行先階登録装置30は、利用者の行先階を取得する装置である。行先階登録装置30は、制御部31と、記憶部32と、入出力インタフェース33と、表示部34と、操作部35とを備える。
エレベータ制御装置40A〜40C(A号機制御装置40A、B号機制御装置40B、C号機制御装置40C)は、群管理制御装置10からの制御信号にしたがって、対応するエレベータ60A〜60Cの巻上機(モータ)等の動作を制御することにより、各エレベータ60A〜60Cのかごの上昇、下降、停止等を制御する。また、エレベータ制御装置40A〜40Cはそれぞれ、対応するエレベータ60A〜60Cのかごの位置、走行方向、ドアの開閉状態、荷重等を含むかご状態を検知して、検知したかご状態を示す情報を含むかご状態信号を群管理制御装置10に出力する。なお、複数台のエレベータ制御装置40A〜40Cは互いに同一の構成を有する。そのため、構成等の説明において区別する必要がない場合、適宜、各エレベータ制御装置を「エレベータ制御装置40」という。
行先階インジケータ120は、上述のように特定階にのみ設けられている。行先階インジケータ120は、制御部、記憶部、表示部、入出力インタフェース等を備える。制御部は、記憶部に記憶されているプログラムに基づく処理を行う。制御部は、入出力インタフェースを介して、群管理制御装置10から行先階情報を受信したときに、受信した行先階情報が示す行先階を表示部に表示させる。なお、行先階インジケータ120は、群管理制御装置10から受信した行先階情報が示す行先階を表示できれば、どのような構成でもよい。前述の図1Aにおいて、A号機の行先階インジケータ120は、A号機の行先階が4階、5階、B2階であることを表示している。B号機の行先階インジケータ120は、B号機の行先階が8階、9階であることを表示している。C号機の行先階インジケータ120は、C号機の行先階が10階、11階であることを表示している。
2−1.動作の概要
本実施形態に係るエレベータの群管理システムの動作の概要について説明する。本システムは、行先階登録装置30によって利用者の行先階の登録を受け付ける。行先階登録装置30で登録を受け付けると、登録された行先階に係る行先階呼びを、群管理制御装置10において、複数台のエレベータ60A〜60Cのうちのいずれかに割り当てる。さらに、エレベータ制御装置40において、登録された行先階を割り当てた割当号機を、行先階の登録が行われた登録階(出発階)から、登録された行先階へ走行させるように運行制御を行う。また、登録を受け付けた行先階登録装置30は、割当号機を示す割当号機情報を群管理制御装置10から取得し、割当号機を示す情報を表示する。
群管理制御装置10の動作について図2を参照して説明する。群管理制御装置10は、制御部11によってエレベータの割当処理を行う。エレベータの割当処理は、行先階登録装置30で登録された行先階を、複数台のエレベータ60A〜60Cのうちのいずれかのエレベータに割り当てる処理である。具体的に、制御部11は、行先階登録装置30から入出力インタフェース13を介して割当依頼信号を受信すると、エレベータの割当処理を開始する。割当依頼信号は、行先階登録装置30で登録された行先階を、複数台のエレベータ60A〜60Cのうちのいずれかのエレベータに割り当てることを要求する信号である。割当依頼信号には、利用者によって登録された行先階を示す行先階情報と、当該行先階の登録操作が行われた階(出発階)を示す出発階情報、および当該行先階の登録が行われた行先階登録装置30を識別する装置識別情報とが含まれる。なお、割当依頼信号が示すこれらの情報を以下適宜「割当依頼情報」という。制御部11は、割当依頼情報が示す出発階及び行先階を、エレベータ60A〜60Cのうちのいずれかに、エレベータ60A〜60C(1〜3号機)毎に求めた後述する評価値E[c]に基づいて割り当てる。
行先階登録装置30は、操作部35において、利用者による行先階の登録操作を受け付ける。行先階登録装置30の制御部31は、利用者により登録された行先階を示す行先階情報と、その行先階を登録する操作が行われた行先階登録装置30の設置階を示す出発階情報と、当該行先階登録装置30を識別する装置識別情報とを含む割当依頼信号を生成する。行先階登録装置30の制御部31は、生成した割当依頼信号を、群管理制御装置10に出力する。
実施形態1に係るエレベータの群管理制御装置10により行われるエレベータの割当処理について説明する。図7は、実施形態1に係るエレベータの群管理制御装置10により行われるエレベータの割当処理を示すフローチャートである。本フローチャートによる処理は、新規行先階呼びが発生した時に行われる。
(式1)
E[c]=A・sum_wt[c]+B・sum_bt[c]+C・max_wt[c]
ここで、sum_wt[c]は、前述のように、c号機に割り当てられている全利用者(仮割当ての利用者を含む)の予測待ち時間wt[p]の合計値である。sum_bt[c]は、c号機に割り当てられている全利用者(仮割当ての利用者を含む)の予測乗車時間bt[p]の合計値である。max_wt[c]は、c号機に割り当てられている全利用者(仮割当ての利用者を含む)の予測待ち時間wt[p]の最大値である。また、本フローチャートによる処理においては、max_wt[c]として、特定階以外の階(割当変更不可能階)で発生した行先階呼びに係る利用者についてのもののみが利用される。割当変更可能階で発生した行先階呼びについては、割当変更により長待ちを回避できるため、max_wt[c]を求めるときの対象とはしない。A、B、Cは正の値を有する係数であり、求める効果の内容や程度に応じてシミュレーションや実験により設定される。
本実施形態による作用について説明する。新規行先階呼びが発生すると、群管理制御装置10により、各エレベータ60(号機)について、前述の複数のパラメータに基づいて割当に関する評価値E[c]が求められ、当該評価値E[c]が最も小さい号機が新規行先階呼びに割り当てられる。その場合において、本実施形態では、複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のうち出発階が所定の割当変更不可能階である利用者が当該エレベータに乗車可能となるまでの予測待ち時間最大値max_wt[c]に比例する値が含まれている。そのため、仮割当てしたときに、割当変更不可能階における予測待ち時間最大値max_wt[c]が他の号機と比べて大きい号機は、評価値E[c]についても他の号機と比べて大きくなりやすく、その結果、新規行先階呼びが割り当てられにくくなる。つまり、仮割当てしたときに、割当変更不可能階における予測待ち時間最大値max_wt[c]が他の号機と比べて大きい号機に対しては、新規行先階呼びの割当てが抑制される。したがって、割当変更不可能階で乗車待ちしている利用者の長待ちを抑制できる。
実施形態1では、評価値E[c]を求めるための複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、予測待ち時間最大値max_wt[c]に比例する値が含まれているが、実施形態2では、前記一のパラメータとして、予測待ち時間最大値max_wt[c]に代えて、c号機に割り当てられている全利用者(全行先階呼び)の予測待ち時間wt[p]のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間wt[p]の平均値avg_wt[c]に比例する値が含まれる。
(式2)
E[c]=A・sum_wt[c]+B・sum_bt[c]+C・avg_wt[c]
各パラメータの定義は、実施形態1等で説明した通りである。
実施形態1では、評価値E[c]を求めるための複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、予測待ち時間最大値max_wt[c]に比例する値が含まれているが、実施形態3では、前記一のパラメータとして、予測待ち時間最大値max_wt[c]に代えて、c号機に割り当てられている全利用者(全行先階呼び)の予測待ち時間wt[p]のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間wt[p]の合計値sum2_wt[c]に比例する値が含まれる。
(式3)
E[c]=A・sum_wt[c]+B・sum_bt[c]+C・sum2_wt[c]
各パラメータの定義は、実施形態1等で説明した通りである。
前記各実施形態では、行先階の登録(指定)は行先階登録装置30を利用して行われる。しかし、近年、行先階登録装置30だけでなく、利用者の所持する、無線通信可能なスマートフォン等の情報通信端末を利用して行先階を登録(指定)可能な行先階登録システムがある。本実施形態は、このようなシステムに適した技術を提供する。以下、詳しく説明する。
実施形態1では、予測待ち時間最大値max_wt[c]は、仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のうち出発階が所定の割当変更不可能階である利用者の予測待ち時間wt[p]のうちの最大の予測待ち時間である。しかし、予測待ち時間最大値max_wt[c]は、仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者(全ての階の利用者)の予測待ち時間wt[p]のうちの最大の予測待ち時間であってもよい。
実施形態2では、平均値avg_wt[c]は、仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のうち出発階が所定の割当変更不可能階である利用者の予測待ち時間wt[p]のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間wt[p]の平均値である。しかし、平均値avg_wt[c]は、仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者(全ての階の利用者)の予測待ち時間wt[p]のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間wt[p]の平均値であってもよい。
実施形態3では、合計値sum2_wt[c]は、仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のうち出発階が所定の割当変更不可能階である利用者の予測待ち時間wt[p]のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間wt[p]の合計値である。しかし、合計値sum2_wt[c]は、仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者(全ての階の利用者)の予測待ち時間wt[p]のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間wt[p]の合計値であってもよい。
(1)実施形態5〜7のエレベータの群管理制御装置10は、乗場またはその近傍で利用者により指定された行先階に係る新規行先階呼びを複数台のエレベータ60A〜60Cのいずれかに割り当てる。
群管理制御装置10は、新規行先階呼びを複数台のエレベータ60A〜60Cのいずれかに割り当てる制御部11を備える。
制御部11は、
複数台のエレベータ60A〜60Cについて、それぞれ、新規行先階呼びを仮割当てして、仮割当てしたエレベータの運行状態を示す複数のパラメータに基づいて割当に関する評価値E[c]を求め、
求めた評価値E[c]が最も小さいエレベータに新規行先階呼びを実際に割り当てるように構成されている。
制御部11は、
仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のそれぞれについて、当該エレベータに乗車可能となるまでの予測待ち時間wt[p]を求め、
複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、求めた予測待ち時間wt[p]のうちの最大の値である予測待ち時間最大値max_wt[c]に比例する値、または予測待ち時間wt[p]のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間wt[p]の平均値avg_wt[c]あるいは合計値sum2_wt[c]に比例する値が含まれる。
群管理制御装置10は、新規行先階呼びを複数台のエレベータ60A〜60Cのいずれかに割り当てる制御部11を備える。
制御部11は、
複数台のエレベータ60A〜60Cについて、それぞれ、新規行先階呼びを仮割当てして、仮割当てしたエレベータの運行状態を示す複数のパラメータに基づいて割当に関する評価値E[c]を求め、
求めた評価値E[c]が最も小さいエレベータに新規行先階呼びを実際に割り当てるように構成されている。
制御部11は、
仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のうち出発階が所定の割当変更不可能階である利用者のそれぞれについて、当該エレベータに乗車可能となるまでの予測待ち時間wt[p]を求め、
複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、求めた予測待ち時間wt[p]のうちの最大の値である予測待ち時間最大値max_wt[c]に比例する値、または予測待ち時間wt[p]のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間wt[p]の平均値avg_wt[c]あるいは合計値sum2_wt[c]に比例する値が含まれる。
所定の割当変更不可能階は、割当済の行先階呼びを他のエレベータに割当変更することを利用者へ案内する装置としての行先階インジケータ120(行先階表示器)が乗場に設けられていない階である。
制御部11は、利用者が所持する所定の情報通信端末CTで指定された行先階に係る新規行先階呼びを複数台のエレベータ60A〜60Cのいずれかに割り当て可能に構成され、
制御部11は、当該新規行先階呼びの出発階が所定の割当変更不可能階である場合でも、出発階が割当変更可能階であるものとして、新規行先階呼びを複数台のエレベータ60A〜60Cのいずれかに割り当てる。
乗場またはその近傍に配置され、利用者が行先階を指定するための行先階登録装置30(行先階指定装置)と、
行先階登録装置30(行先階指定装置)で指定された行先階に係る新規行先階呼びを複数台のエレベータ60A〜60Cのいずれかに割り当てるエレベータの群管理制御装置10と、を備える。
複数台のエレベータ60A〜60Cと、
乗場またはその近傍に配置され、利用者が行先階を指定するための行先階登録装置30(行先階指定装置)と、
行先階登録装置30(行先階指定装置)で指定された行先階に係る新規行先階呼びを複数台のエレベータ60A〜60Cのいずれかに割り当てるエレベータの群管理制御装置10と、を備える。
群管理制御方法では、
複数台のエレベータ60A〜60Cについて、それぞれ、新規行先階呼びを仮割当てして、仮割当てしたエレベータの運行状態を示す複数のパラメータに基づいて割当に関する評価値E[c]を求め、
求めた評価値E[c]が最も小さいエレベータを新規行先階呼びに実際に割り当てる。
その場合において、仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のそれぞれについて、当該エレベータに乗車可能となるまでの予測待ち時間wt[p]を求め、
複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、求めた予測待ち時間wt[p]のうちの最大の値である予測待ち時間最大値max_wt[c]に比例する値、または予測待ち時間wt[p]のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間wt[p]の平均値avg_wt[c]あるいは合計値sum2_wt[c]に比例する値が含まれる。
群管理制御方法では、
複数台のエレベータ60A〜60Cについて、それぞれ、新規行先階呼びを仮割当てして、仮割当てしたエレベータの運行状態を示す複数のパラメータに基づいて割当に関する評価値E[c]を求め、
求めた評価値E[c]が最も小さいエレベータを新規行先階呼びに実際に割り当てる。
その場合において、仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のうち出発階が所定の割当変更不可能階である利用者のそれぞれについて、当該エレベータに乗車可能となるまでの予測待ち時間wt[p]を求め、
複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、求めた予測待ち時間wt[p]のうちの最大の値である予測待ち時間最大値max_wt[c]に比例する値、または予測待ち時間wt[p]のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間wt[p]の平均値avg_wt[c]あるいは合計値sum2_wt[c]に比例する値が含まれる。
前記実施形態では、所定の割当変更不可能階は、エレベータ60A〜60Cの行先階を表示する行先階インジケータ120(行先階表示器)が乗場に設けられていない階である。しかし、本発明において、所定の割当変更不可能階は、例えば、エレベータの運行制御上の理由あるいはエレベータやビルの物理的な理由等その他の理由により割当変更ができない階であってもよい。また、行先階インジケータが設置されていなくても、例えば「8、9階行きの利用者はA号機へ乗車ください」等のメッセージを音声案内する装置あるいは文字情報で表示する装置が設置されていれば割当変更は可能となる。従って、行先階インジケータが設置されておらず、且つこのような装置が設置されていない階を割当変更不可能階としてもよい。また、行先階インジケータが設置されていても、割当変更を案内する機能を有さなければ、その階は割当変更不可能階としてもよい。
11 制御部
12 記憶部
13 入出力インタフェース
30 行先階登録装置
31 制御部
32 記憶部
33 入出力インタフェース
34 表示部
35 操作部
40、40A〜40C エレベータ制御装置
41 制御部
42 記憶部
43 入出力インタフェース
60、60A〜60C エレベータ
120 行先階インジケータ
130 通信装置
CT 情報通信端末
Dr 乗車扉
PL 号機名表示
Claims (8)
- 乗場またはその近傍で利用者により指定された行先階に係る新規行先階呼びを複数台のエレベータのいずれかに割り当てるエレベータの群管理制御装置であって、
前記新規行先階呼びを前記複数台のエレベータのいずれかに割り当てる制御部を備え、
前記制御部は、
前記複数台のエレベータについて、それぞれ、前記新規行先階呼びを仮割当てして、仮割当てしたエレベータの運行状態を示す複数のパラメータの値に基づいて割当に関する評価値を求め、
求めた評価値が最も小さいエレベータに前記新規行先階呼びを実際に割り当てるように構成され、
前記制御部は、
仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のそれぞれについて、当該エレベータに乗車可能となるまでの予測待ち時間を求め、
前記複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、求めた予測待ち時間のうち最大の予測待ち時間に比例する値、または前記予測待ち時間のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間の平均値あるいは合計値に比例する値が含まれる、
エレベータの群管理制御装置。 - 乗場またはその近傍で利用者により指定された行先階に係る新規行先階呼びを複数台のエレベータのいずれかに割り当てるエレベータの群管理制御装置であって、
前記新規行先階呼びを前記複数台のエレベータのいずれかに割り当てる制御部を備え、
前記制御部は、
前記複数台のエレベータについて、それぞれ、前記新規行先階呼びを仮割当てして、仮割当てしたエレベータの運行状態を示す複数のパラメータの値に基づいて割当に関する評価値を求め、
求めた評価値が最も小さいエレベータに前記新規行先階呼びを実際に割り当てるように構成され、
前記制御部は、
仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のうち出発階が所定の割当変更不可能階である利用者のそれぞれについて、当該エレベータに乗車可能となるまでの予測待ち時間を求め、
前記複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、求めた予測待ち時間のうち最大の予測待ち時間に比例する値、または前記予測待ち時間のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間の平均値あるいは合計値に比例する値が含まれる、
エレベータの群管理制御装置。 - 前記所定の割当変更不可能階は、割当済の行先階呼びを他のエレベータに割当変更することを利用者へ案内する装置が乗場に設けられていない階である、
請求項2に記載のエレベータの群管理制御装置。 - 前記制御部は、利用者が所持する所定の情報通信端末で指定された行先階に係る新規行先階呼びを複数台のエレベータのいずれかに割り当て可能に構成され、
前記制御部は、当該新規行先階呼びの出発階が前記所定の割当変更不可能階である場合でも、当該出発階が割当変更可能階であるものとして、前記新規行先階呼びを前記複数台のエレベータのいずれかに割り当てる、
請求項2または請求項3に記載のエレベータの群管理制御装置。 - 乗場またはその近傍に配置され、利用者が行先階を指定するための行先階指定装置と、
前記行先階指定装置で指定された行先階に係る新規行先階呼びを複数台のエレベータのいずれかに割り当てる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のエレベータの群管理制御装置と、を備えた、
エレベータの群管理システム。 - 複数台のエレベータと、
乗場またはその近傍に配置され、利用者が行先階を指定するための行先階指定装置と、
前記行先階指定装置で指定された行先階に係る新規行先階呼びを複数台のエレベータのいずれかに割り当てる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のエレベータの群管理制御装置と、を備えた、
エレベータシステム。 - 乗場またはその近傍で利用者により指定された行先階に係る新規行先階呼びを複数台のエレベータのいずれかに割り当てるエレベータの群管理制御方法であって、
前記複数台のエレベータについて、それぞれ、前記新規行先階呼びを仮割当てして、仮割当てしたエレベータの運行状態を示す複数のパラメータの値に基づいて割当に関する評価値を求め、
求めた評価値が最も小さいエレベータに前記新規行先階呼びを実際に割り当てる場合において、
仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のそれぞれについて、当該エレベータに乗車可能となるまでの予測待ち時間を求め、
前記複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、求めた予測待ち時間のうち最大の予測待ち時間に比例する値、または前記予測待ち時間のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間の平均値あるいは合計値に比例する値が含まれる、
エレベータの群管理制御方法。 - 乗場またはその近傍で利用者により指定された行先階に係る新規行先階呼びを複数台のエレベータのいずれかに割り当てるエレベータの群管理制御方法であって、
前記複数台のエレベータについて、それぞれ、前記新規行先階呼びを仮割当てして、仮割当てしたエレベータの運行状態を示す複数のパラメータの値に基づいて割当に関する評価値を求め、
求めた評価値が最も小さいエレベータに前記新規行先階呼びを実際に割り当てる場合において、
仮割当てしたエレベータに割り当てられている全利用者のうち出発階が所定の割当変更不可能階である利用者のそれぞれについて、当該エレベータに乗車可能となるまでの予測待ち時間を求め、
前記複数のパラメータのうちの一のパラメータとして、求めた予測待ち時間のうち最大の予測待ち時間に比例する値、または前記予測待ち時間のうち長い方から所定個数分の予測待ち時間の平均値あるいは合計値に比例する値が含まれる、
エレベータの群管理制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016013668A JP6638424B2 (ja) | 2016-01-27 | 2016-01-27 | エレベータの群管理制御装置、群管理システム、及びエレベータシステム、並びにエレベータの群管理制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016013668A JP6638424B2 (ja) | 2016-01-27 | 2016-01-27 | エレベータの群管理制御装置、群管理システム、及びエレベータシステム、並びにエレベータの群管理制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017132588A true JP2017132588A (ja) | 2017-08-03 |
JP6638424B2 JP6638424B2 (ja) | 2020-01-29 |
Family
ID=59503239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016013668A Active JP6638424B2 (ja) | 2016-01-27 | 2016-01-27 | エレベータの群管理制御装置、群管理システム、及びエレベータシステム、並びにエレベータの群管理制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6638424B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6419918B1 (ja) * | 2017-09-20 | 2018-11-07 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ群管理制御装置及びエレベータ群管理制御方法 |
JP2019013422A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2019013424A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2019013420A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2019013423A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2016
- 2016-01-27 JP JP2016013668A patent/JP6638424B2/ja active Active
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019013422A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2019013424A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2019013420A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2019013423A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP6419918B1 (ja) * | 2017-09-20 | 2018-11-07 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ群管理制御装置及びエレベータ群管理制御方法 |
JP2019055836A (ja) * | 2017-09-20 | 2019-04-11 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ群管理制御装置及びエレベータ群管理制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6638424B2 (ja) | 2020-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6638424B2 (ja) | エレベータの群管理制御装置、群管理システム、及びエレベータシステム、並びにエレベータの群管理制御方法 | |
JP6435894B2 (ja) | エレベータ群管理システム及び乗場呼びの登録モード切替制御方法 | |
JP6628943B2 (ja) | エレベータ運行管理装置、エレベータ運行管理方法及びエレベータ運行管理プログラム | |
EP3580162B1 (en) | Elevator monitoring in shuttle mode | |
JP6039027B1 (ja) | エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 | |
JP2007191263A (ja) | エレベータ表示装置 | |
JP6213408B2 (ja) | エレベータの群管理システム | |
JP2012218940A (ja) | エレベータ | |
WO2016042617A1 (ja) | エレベーターシステム | |
JP6485314B2 (ja) | エレベータの群管理制御装置及び群管理システム、並びにエレベータシステム | |
JP2019026401A (ja) | エレベータシステム | |
JP6213406B2 (ja) | エレベータの群管理システム | |
JP6187046B2 (ja) | エレベータの群管理システム | |
JP6341301B2 (ja) | エレベータの群管理システム | |
JP6597454B2 (ja) | 表示システム、行先階登録システム、及びエレベータシステム | |
JP2015117115A (ja) | エレベータの情報表示システム | |
JP6213409B2 (ja) | エレベータの群管理システム | |
EP3623331B1 (en) | System and method for assigning elevator service based on passenger priority | |
JP2019031354A (ja) | エレベータの運行制御装置及び運行制御システム、並びにエレベータシステム | |
JP6340998B2 (ja) | エレベータの群管理システム | |
JP6597455B2 (ja) | 表示システム、行先階登録システム、及びエレベータシステム | |
JP2012056700A (ja) | エレベータ | |
JP6747379B2 (ja) | 携帯端末、プログラム、エレベータの群管理システム、及びエレベータシステム | |
JP6950777B2 (ja) | エレベータシステム | |
JP6987932B1 (ja) | エレベータの群管理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180719 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190711 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190723 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20190917 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6638424 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |