JP2015117115A - エレベータの情報表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】かご内の乗客の利便性およびセキュリティを向上させることのできるエレベータの情報表示システムを得る。【解決手段】乗場操作盤(10)は、乗客が入力した目的地に対してエレベータ制御装置(20)によって割り当てられた固有色をその乗客に対して通知するとともに、かご内情報表示装置(30)は、停止階床のレイアウトに応じて、乗客の目的地までのルートを、その目的地に対してエレベータ制御装置(10)によって割り当てられた固有色を用いて識別表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、乗客の目的地までのルートが示された目的階床のレイアウトデータ(地図データ)を、エレベータのかご内に設けられたかご内情報表示装置に表示するエレベータの情報表示システムに関するものである。
従来、乗場で目的の客室番号(部屋番号)を登録すると、自動的にエレベータの行先階が登録され、乗客が登録された行き先階でかごから降りる際に、その階床のレイアウトデータをかご内の表示部に表示する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
また、乗場で認証された人がかごに乗る際に、その乗客の目的地がある階床のレイアウトデータ等といった個人情報をかご内の表示部に表示するとともに、かご内に同乗者がいれば、セキュリティの関係上、その個人情報をその表示部に表示しない技術がある(例えば、特許文献2参照)。
特許第4754765号公報 特開2007−276961号公報
しかしながら、従来技術には以下のような課題がある。
特許文献1に記載の従来技術においては、乗客が降りる階床のレイアウトデータが表示されるものの、そのレイアウトデータには目的地までのルートが示されていない。したがって、乗客は、表示されるレイアウトデータを見ながら、自身の目的地を探さなければならなく、乗客の利便性が損なわれるという問題点がある。
また、特許文献2に記載の従来技術においては、かご内に同乗者がいれば、その乗客の目的地がある階床のレイアウトデータが表示されない。したがって、レイアウトデータが表示されない場合、乗客は、自身の目的地を確認することができず、乗客の利便性が損なわれるという問題点がある。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、かご内の乗客の利便性およびセキュリティを向上させることのできるエレベータの情報表示システムを得ることを目的とする。
本発明におけるエレベータの情報表示システムは、各階床に設置され、エレベータを利用する乗客がかごに乗る前に行う操作によって、乗客の目的階床のレイアウト内に含まれる位置として特定される目的地の入力を目的地情報として受け付ける乗場操作盤と、乗場操作盤から受信した目的地情報に基づいて、エレベータの動作を制御するエレベータ制御装置と、階床毎のレイアウトデータをあらかじめ記憶しており、エレベータのかごを次に停止させる停止階床を含む次階情報をエレベータ制御装置から受信し、受信した次階情報に含まれる停止階床に対応したレイアウトデータを表示することで、次の停止階床を通知するかご内情報表示装置と、を備えたエレベータの情報表示システムであって、エレベータ制御装置は、乗場操作盤に対しては、乗場操作盤から目的地情報を受信した場合に、同一の目的階床に含まれる複数の目的地のそれぞれに対して個別の色を割り当てるようにして、受信した目的地情報に含まれる目的地に対して固有色を割り当て、割り当てた固有色を送信し、かご内情報表示装置に対しては、エレベータのかごを次に停止させる停止階床に対応した1以上の目的地情報と、1以上の目的地情報に対応して割り当てた固有色とを、次階情報として送信し、乗場操作盤は、エレベータ制御装置から受信した固有色を表示することで、乗場操作盤を操作した乗客に対して、入力した目的地に対応した固有色を通知し、かご内情報表示装置は、エレベータ制御装置から受信した次階情報に基づいて、次の停止階床に対応して表示したレイアウトデータ上に、乗客毎の個別の目的地までのルートを、それぞれの目的地に応じて個別に割り当てられた固有色を用いて識別表示するものである。
本発明によれば、乗客が乗場操作盤から入力した目的地に対して割り当てられた固有色をその乗客に対して通知するとともに、停止階床のレイアウトに応じて、乗客の目的地までのルートを、その目的地に対して割り当てられた固有色を用いて識別表示する。これにより、かご内の乗客の利便性およびセキュリティを向上させることのできるエレベータの情報表示システムを得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるエレベータの情報表示システムを示す構成図である。 本発明の実施の形態1における乗場操作盤の一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置内の建物構成記憶部の構成の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置内の割り当て状態記憶部の構成の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態1におけるかご内情報表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるかご内情報表示装置内のデータ表示部が表示する目的地までのルートが示された階床のレイアウトデータの一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置が乗場操作盤に対して割り当て情報を送信する際に行う一連の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置がかご内情報表示装置に対して次階情報を送信する際に行う一連の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1におけるかご内情報表示装置の一連の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明によるエレベータの情報表示システムを、好適な実施の形態にしたがって図面を用いて説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、以下の実施の形態1では、本願発明を集合住宅に設置されるエレベータに適用した場合を例示するとともに、乗場操作盤10を操作して目的地を入力した乗客を乗せるエレベータの複数の号機のうち、A号機が割り当てられる場合を例示して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるエレベータの情報表示システムを示す構成図である。
この図1におけるエレベータの情報表示システムは、各階床のエレベータ乗場(図1中、x階乗場としている)の乗場出入口1に設けられる乗場操作盤10と、エレベータの動作を制御するエレベータ制御装置20と、エレベータのかご2内に設けられるかご内情報表示装置30とを備える。
次に、乗場操作盤10について、図2を参照しながら説明する。図2は、本発明の実施の形態1における乗場操作盤10の一例を示す構成図である。
乗場操作盤10は、エレベータを利用する乗客がかご2に乗る前に行う操作によって、乗客の目的階床のレイアウト内に含まれる位置として特定される目的地の入力を目的地情報として受け付ける。
具体的には、例えば、図2に示すように、乗場操作盤10には、目的地(部屋番号)を入力するためのテンキー式入力装置11と、テンキー式入力装置11を操作した乗客(利用客)に対して画像を表示する乗場表示装置12が設けられている。
そして、乗客は、テンキー式入力装置11を操作して、自身の目的地として部屋番号を入力することで、エレベータの行先階が登録される。また、乗場操作盤10は、乗客が入力した目的地を目的地情報として、エレベータ制御装置20に送信する。さらに、乗場表示装置12には、乗客が入力した目的地と、その乗客に対して割り当てられたエレベータの号機を示すアルファベットとが表示される。なお、このアルファベットの表示の詳細については、後述する。
次に、エレベータ制御装置20について、図3〜図5を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置20の構成を示すブロック図である。図4は、本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置20内の建物構成記憶部22の構成の一例を示す説明図である。図5は、本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置20内の割り当て状態記憶部23の構成の一例を示す説明図である。
エレベータ制御装置20は、乗場操作盤10から受信した目的地情報に基づいて、エレベータの動作を制御する。
具体的には、例えば、図3に示すように、エレベータ制御装置20は、割り当て情報処理部21、建物構成記憶部22、割り当て状態記憶部23、目的地情報受信部24、割り当て情報送信部25、次階情報送信部26およびエレベータ制御部27を有する。
割り当て情報処理部21は、目的地情報受信部24を介して、乗場操作盤10から目的地情報を受信し、建物構成記憶部22から、受信した目的地(目的地情報)に対応する階床を抽出する。なお、図4に示すように、建物構成記憶部22には、目的地(部屋番号)と、その目的地の階床(目的階床)とが関連付けられてあらかじめ記憶されている。
また、割り当て情報処理部21は、割り当て状態記憶部23に記憶される現在の割り当て状態に基づいて、受信した目的地に対して固有色を割り当てる。さらに、割り当て情報処理部21は、目的地と、その目的地に対して割り当てられた固有色とを関連付けて、割り当て状態記憶部23に記憶する。すなわち、図5に示すように、割り当て情報処理部21が受信した目的地に対して固有色を割り当てる毎に、割り当て状態記憶部23に割り当て結果を記憶していく。
また、割り当て情報処理部21は、割り当て状態記憶部23に記憶される現在の割り当て状態に基づいて、受信した目的地に対して固有色を割り当てることで、階床が同じである複数の目的地のそれぞれに対して割り当てる色が重複しないようにしている。換言すると、割り当て情報処理部21は、同一の目的階床に含まれる複数の目的地のそれぞれに対して個別の色を割り当てるようにして、受信した目的地情報に含まれる目的地に対して固有色を割り当てる。
また、割り当て情報処理部21は、乗客に対して割り当てられるエレベータの号機と、乗場操作盤10から受信した目的地に対して割り当てた固有色とを、割り当て情報として、乗場操作盤10に割り当て情報送信部25を介して送信する。
このような割り当て情報の送信によって、乗場操作盤10内の乗場表示装置12には、乗客が入力した目的地ととともに、その乗客に対して割り当てられたA号機を示すアルファベット「A」が表示される。また、「A」は、乗客の目的地に対して割り当てられた固有色で表示される。このような色の表示によって、乗客は、乗場操作盤10に入力した自身の目的地に対して割り当てられた固有色を認識する。
また、割り当て情報処理部21は、エレベータ制御部27に建物構成記憶部22から抽出した階床を送信する。
エレベータ制御部27は、割り当て情報処理部21から送信された階床を、行先階として登録し、行先階登録に基づいてA号機の運行を制御する。また、エレベータ制御部27は、行先階登録に基づいて運行中のA号機を次に停止させる階床(停止階床)を、停止階床情報として、割り当て情報処理部21に送信する。
また、割り当て情報処理部21は、エレベータ制御部27から受信した停止階床の目的地と、その目的地に対して割り当てられた固有色とを、割り当て状態記憶部23から抽出する。さらに、割り当て情報処理部21は、受信した停止階床と、抽出した停止階床の目的地およびその目的地に対して割り当てられた固有色とを、次階情報として、かご内情報表示装置30に次階情報送信部26を介して送信する。
換言すると、割り当て情報処理部21は、エレベータ2のかごを次に停止させる停止階床と、エレベータのかご2を次に停止させる停止階床に対応した1以上の目的地情報と、1以上の目的地情報に対応して割り当てた固有色とを、次階情報として、かご内情報表示装置30に送信する。
次に、かご内情報表示装置30について、図6、図7を参照しながら説明する。図6は、本発明の実施の形態1におけるかご内情報表示装置30の構成を示すブロック図である。図7は、本発明の実施の形態1におけるかご内情報表示装置30内のデータ表示部33に表示される目的地までのルートが示された階床のレイアウトデータの一例を示す説明図である。
かご内情報表示装置30は、階床毎のレイアウトデータをあらかじめ記憶しており、エレベータのかごを次に停止させる停止階床を含む次階情報をエレベータ制御装置20から受信し、受信した次階情報に含まれる停止階床に対応したレイアウトデータを表示することで、次の停止階床を通知する。
具体的には、例えば、図6に示すように、かご内情報表示装置30は、データ処理部31、レイアウトデータ情報記憶部32、データ表示部33および次階情報受信部34を有する。
データ処理部31は、次階情報受信部34を介して、エレベータ制御装置20から次階情報を受信する。また、データ処理部31は、受信した次階情報に含まれる停止階床のレイアウトデータを、レイアウトデータ情報記憶部32から抽出する。なお、レイアウトデータ情報記憶部22には、各階床のレイアウトデータがあらかじめ記憶されている。
そして、データ処理部31は、抽出した停止階床のレイアウトデータ上に、受信した次階情報に含まれる目的地までのルートをその目的地に割り当てられた固有色で示し、データ表示部33に表示する。
換言すると、データ処理部31は、エレベータ制御装置20から受信した次階情報に基づいて、次に停止階床に対応して表示したレイアウトデータ上に、乗客毎の個別の目的地までのルートを、それぞれの目的地に応じて個別に割り当てられた固有色を用いて識別表示する。
なお、データ処理部31は、データ表示部33に表示したレイアウトデータ上に、乗客毎の目的地以外の目的地までのダミールートを、乗客毎の個別の目的地に応じて個別に割り当てられた固有色以外の色を用いてさらに表示することもできる。この場合、データ表示部33によって、例えば、図7に示すレイアウトデータが表示される。
次に、エレベータの情報表示システムの一連の動作について、図8A、8Bおよび図9のフローチャートを参照しながら説明する。
図8Aは、本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置20が乗場操作盤10に対して割り当て情報を送信する際に行う一連の動作を示すフローチャートである。図8Bは、本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置20がかご内情報表示装置30に対して次階情報を送信する際に行う一連の動作を示すフローチャートである。図9は、本発明の実施の形態1におけるかご内情報表示装置30の一連の動作を示すフローチャートである。なお、図8A、8Bおよび図9のそれぞれのフローチャートにおける一連の処理は、あらかじめ設定された処理周期毎に繰り返し実行される。
はじめに、エレベータ制御装置20が乗場操作盤10に対して割り当て情報を送信する際に行う一連の動作について、図8Aを参照しながら説明する。
図8AのステップS101において、割り当て情報処理部21は、乗場操作盤10から目的地情報を受信したか否かを判定する。そして、ステップS101において、割り当て情報処理部21は、目的地情報を受信した(すなわち、Yes)と判定した場合には、ステップS102へと進む。
具体的には、乗客が乗場操作盤10を操作して、目的地として例えば「301」を入力したとする。この場合、割り当て情報処理部21は、目的地情報として「301」を受信し、結果として、目的地情報を受信したと判定することとなる。
一方、ステップS101において、割り当て情報処理部21は、目的地情報を受信していない(すなわち、No)と判定した場合には、一連の処理を終了する。
ステップS102において、割り当て情報処理部21は、建物構成記憶部22から、受信した目的地の階床を抽出し、ステップS103へと進む。
具体的には、例えば、受信した目的地が「301」であるとする。この場合、先の図4から「301」の階床として、「3階」が抽出される。
ステップS103において、割り当て情報処理部21は、エレベータ制御部27に抽出した階床を送信し、ステップS104へと進む。また、エレベータ制御部27は、受信した階床を行先階として登録する。
具体的には、例えば、受信した目的地が「301」であり、「3階」が抽出されたとする。この場合、エレベータ制御部27に、抽出した階床として、「3階」が送信される。また、エレベータ制御部27は、受信した「3階」を行先階として登録する。
ステップS104において、割り当て情報処理部21は、割り当て状態記憶部23に記憶される現在の割り当て状態に基づいて、受信した目的地に対して固有色を割り当て、ステップS105へと進む。なお、前述したように、割り当て情報処理部21は、固有色を割り当てるだけでなく、割り当て結果を割り当て状態記憶部23に記憶する。
具体的には、例えば、受信した目的地が「301」であり、現在の割り当て状態として、すでに「302」に対して「緑」が割り当てられていたとする。この場合、「3階」にある目的地の中でまだ割り当てられていない固有色として、重複しないように、「緑」以外の固有色(例えば「赤」)が「301」に対して割り当てられる。また、割り当て情報処理部21は、割り当て結果として、「301」および「赤」を関連付けて、割り当て状態記憶部23に記憶すれば、割り当て状態記憶部23は、先の図5に示す状態となる。
ステップS105において、割り当て情報処理部21は、乗場操作盤10に割り当て情報を送信し、一連の処理を終了する。そして、乗場操作盤10に割り当て情報が送信されれば、乗場表示装置12には、A号機を示すアルファベット「A」が表示され、「A」の表示色は、乗客の目的地に対して割り当てられた固有色となる。
具体的には、例えば、受信した目的地が「301」であり、「301」に割り当てられた固有色が「赤」であるとする。この場合、乗場操作盤10に割り当て情報(「A」および「赤」)が送信され、乗場表示装置12には、先の図2に示すように、表示色が「赤」の「A」が表示される。このような表示によって、乗場操作盤10を操作して「301」と入力した乗客は、A号機に乗ればよいことが分かるとともに、「301」に対して割り当てられた固有色が「赤」であることを認識する。
なお、ここでは、乗場操作盤10について、表示色が「赤」の「A」が表示されるように構成したが、具体的に文字で「赤」と表示されるように構成してもよい。
次に、エレベータ制御装置20がかご内情報表示装置30に対して次階情報を送信する際に行う一連の動作について、図8Bを参照しながら説明する。
図8BのステップS201において、割り当て情報処理部21は、エレベータ制御部27から停止階床情報を受信したか否かを判定する。そして、ステップS201において、割り当て情報処理部21は、停止階床情報を受信した(すなわち、Yes)と判定した場合には、ステップS202へと進む。
具体的には、例えば、エレベータ制御部27は、割り当て情報処理部21から送信された階床である「3階」を、行先階として登録し、行先階登録に基づいてA号機の運行を制御し、次に「3階」に停止させようとしているとする。この場合、割り当て情報処理部21は、停止階床情報として「3階」を受信し、結果として、停止階床情報を受信したと判定することとなる。
一方、ステップS201において、割り当て情報処理部21は、停止階床情報を受信していない(すなわち、No)と判定した場合には、一連の処理を終了する。
ステップS202において、割り当て情報処理部21は、割り当て状態記憶部23から、受信した停止階床にある目的地と、その目的地に割り当てられた固有色とを抽出し、ステップS203へと進む。
具体的には、例えば、割り当て情報処理部21が停止階床として「3階」を受信した際に、割り当て状態記憶部23は、先の図5に示す状態になっているとする。この場合、割り当て情報処理部21は、「3階」にある目的地の「301」および「301」に割り当てられた固有色の「赤」と、「302」および「302」に割り当てられた固有色の「緑」とを抽出する。
ステップS203において、割り当て情報処理部21は、かご内情報表示装置30に次階情報を送信し、一連の処理を終了する。
具体的には、例えば、割り当て情報処理部21は、停止階床として「3階」を受信し、割り当て状態記憶部23から「301」および「赤」と、「302」および「緑」とを抽出したとする。この場合、割り当て情報処理部21は、次階情報として、「3階」と、「301」および「赤」と、「302」および「緑」とをかご内情報表示装置30に送信する。
次に、本発明の実施の形態1におけるかご内情報表示装置30の一連の動作について、図9を参照しながら説明する。
図9のステップS301において、データ処理部31は、エレベータ制御装置20から次階情報を受信したか否かを判定する。そして、ステップS301において、データ処理部31は、次階情報を受信した(すなわち、Yes)と判定した場合には、ステップS302へと進む。
一方、ステップS301において、データ処理部31は、次階情報を受信していない(すなわち、No)と判定した場合には、一連の処理を終了する。
ステップS302において、データ処理部31は、受信した次階情報に含まれる停止階床のレイアウトデータをレイアウトデータ情報記憶部32から抽出し、ステップS303へと進む。
ステップS303において、データ処理部31は、目的地の数があらかじめ設定されたダミールート設定数以上であるか否かを判定する。なお、ここでいう目的地の数とは、受信した次階情報に含まれる停止階床にある目的地の場所数である。そして、ステップS303において、データ処理部31は、目的地の数がダミールート設定数以上である(すなわち、Yes)と判定した場合には、ステップS304へと進む。
ステップS304において、データ処理部31は、抽出したレイアウトデータ上に、目的地までのルートをその目的地に割り当てられた固有色で示すことで、新たなレイアウトデータとして、第1表示用レイアウトデータを作成する。そして、データ処理部31は、作成した第1表示用レイアウトデータをデータ表示部33に表示し、一連の処理を終了する。
具体的には、例えば、ダミールート設定数が2とあらかじめ設定され、データ処理部31は、次階情報として、「3階」と、「301」および「赤」と、「302」および「緑」とを受信したとする。この場合、目的地の数が2であり、ダミールート設定数(=2)以上である。したがって、「3階」のレイアウトデータ上に、「301」までのルートを「赤」で示すとともに、「302」までのルートを「緑」で示すことで、第1表示用レイアウトデータを作成する。
一方、ステップS303において、データ処理部31は、目的地の数がダミールート設定数未満である(すなわち、No)と判定した場合には、ステップS305へと進む。
ステップS305において、データ処理部31は、抽出したレイアウトデータ上に、目的地までのルートをその目的地に割り当てられた固有色で示すとともに、さらに、ダミールートとして、目的地とは異なる場所までのルートを目的地に対して割り当てられた固有色とは異なる色で示すことで、第2表示用レイアウトデータを作成する。そして、データ処理部31は、作成した第2表示用レイアウトデータをデータ表示部33に表示し、一連の処理を終了する。
具体的には、例えば、ダミールート設定数が3とあらかじめ設定され、データ処理部31は、次階情報として、「3階」と、「301」および「赤」と、「302」および「緑」とを受信したとする。この場合、目的地の数が2であり、ダミールート設定数(=3)未満である。したがって、「3階」のレイアウトデータ上に、「301」までのルートを「赤」で示し、「302」までのルートを「緑」で示すとともに、ダミールートとして、「301」および「302」以外の場所までのルートを「赤」および「緑」とは異なる色で示すことで、第2表示用レイアウトデータを作成する。
なお、データ処理部31は、第2表示用レイアウトデータに示されるダミールートの数を、ダミールート設定数と同じ数になるように構成してもよい。この場合、第2表示用レイアウトデータには、目的地に対して割り当てられた固有色とは異なり、さらにそれぞれが異なる色で示される3つのダミールートが存在することとなる。例えば、先の図7に示すように、「301」までのルートが「赤」で示され、「302」までのルートが「緑」で示されるとともに、ダミールートとして、「303」までのルートが「黒」で示され、「304」までのルートが「黄」で示され、「305」までのルートが「青」で示される第2表示用レイアウトデータが作成される。
このように、かご内情報表示装置30は、エレベータが次に停止する階床のレイアウトデータを抽出し、抽出したレイアウトデータ上に、目的地までのルートをその目的地に対して割り当てられた固有色で示して、乗客に対して提供する。
これにより、乗場操作盤から入力した目的地に対して割り当てられた固有色を認識した乗客は、提供されるレイアウトデータからその固有色で示されたルートを見つけることで、目的地までのルートを確認することができる。したがって、乗客は、道に迷うことなく、目的地にたどり着くことができ、利便性が向上する。また、かご内情報表示装置30が提供するレイアウトデータ上にルートが示される目的地が多い場合(すなわち、かご2から降りる乗客が多い場合)、かご2内に同乗者がいても、かご2から降りる乗客がそれぞれどの目的地に行くか同乗者に特定されず、セキュリティの問題も生じることがない。
また、かご内情報表示装置30が提供するレイアウトデータ上にルートが示される目的地が少ない場合(すなわち、かご2から降りる乗客が少ない場合)、かご2内に同乗者がいれば、かご2から降りる乗客の目的地が同乗者に特定されやすくなり、セキュリティの問題が生じる。しかしながら、かご内情報表示装置30は、目的地の数がダミールート設定数未満であれば、レイアウトデータ上に、目的地までのルートと併せて、ダミールートとして、目的地以外の場所までのルートも提供する。
これにより、かご内に同乗者がいた場合であっても、同乗者は、かご2から降りる乗客の目的地に対して割り当てられた固有色を知らないので、かご2から降りた乗客がどの目的地に行くのか特定できない。その結果、同乗者に目的地を知られてしまうといったセキュリティの問題も生じることがない。
以上、本実施の形態1によれば、エレベータ制御装置は、乗場操作盤に対しては、乗場操作盤から目的地情報を受信した場合に、同一の目的階床に含まれる複数の目的地のそれぞれに対して個別の色を割り当てるようにして、受信した目的地情報に含まれる目的地に対して固有色を割り当て、割り当てた固有色を送信する。また、エレベータ制御装置は、かご内情報表示装置に対しては、エレベータのかごを次に停止させる停止階床に対応した1以上の目的地情報と、1以上の目的地情報に対応して割り当てた固有色とを、次階情報として送信する。さらに、乗場操作盤は、エレベータ制御装置から受信した固有色を表示することで、乗場操作盤を操作した乗客に対して、入力した目的地に対応した固有色を通知し、かご内情報表示装置は、エレベータ制御装置から受信した次階情報に基づいて、次の停止階床に対応して表示したレイアウトデータ上に、乗客毎の個別の目的地までのルートを、それぞれの目的地に応じて個別に割り当てられた固有色を用いて識別表示する。
これにより、かご内の乗客の利便性を向上させることができるとともに、かごから降りる乗客が多い場合、かご内に同乗者がいても、かごから降りる乗客がそれぞれどの目的地に行くか同乗者に特定されず、セキュリティを向上させることができる。
また、かご内情報表示装置は、表示したレイアウトデータ上に、乗客毎の個別の目的地以外の目的地までのダミールートを、乗客毎の個別の目的地に応じて個別に割り当てられた固有色以外の色を用いてさらに表示する。
これにより、かご内に同乗者がいた場合であっても、同乗者は、かごから降りる乗客の目的地に対して割り当てられた色を知らないので、かごから降りた乗客がどの目的地に行くのか特定できない。その結果、同乗者に目的地を知られてしまうといったセキュリティの問題も生じることがなく、セキュリティをさらに向上させることができる。
1 乗場出入口、2 かご、10 乗場操作盤、11 テンキー式入力装置、12 乗場表示装置、20 エレベータ制御装置、21 割り当て情報処理部、22 建物構成記憶部、23 割り当て状態記憶部、24 目的地情報受信部、25 割り当て情報送信部、26 次階情報送信部、27 エレベータ制御部、30 かご内情報表示装置、31 データ処理部、32 レイアウトデータ情報記憶部、33 データ表示部、34 次階情報受信部。

Claims (2)

  1. 各階床に設置され、エレベータを利用する乗客がかごに乗る前に行う操作によって、前記乗客の目的階床のレイアウト内に含まれる位置として特定される目的地の入力を目的地情報として受け付ける乗場操作盤と、
    前記乗場操作盤から受信した前記目的地情報に基づいて、前記エレベータの動作を制御するエレベータ制御装置と、
    階床毎のレイアウトデータをあらかじめ記憶しており、前記エレベータのかごを次に停止させる停止階床を含む次階情報を前記エレベータ制御装置から受信し、受信した前記次階情報に含まれる停止階床に対応したレイアウトデータを表示することで、次の停止階床を通知するかご内情報表示装置と、
    を備えたエレベータの情報表示システムであって、
    前記エレベータ制御装置は、
    前記乗場操作盤に対しては、前記乗場操作盤から前記目的地情報を受信した場合に、同一の目的階床に含まれる複数の目的地のそれぞれに対して個別の色を割り当てるようにして、受信した前記目的地情報に含まれる前記目的地に対して固有色を割り当て、割り当てた前記固有色を送信し、
    前記かご内情報表示装置に対しては、前記エレベータのかごを次に停止させる停止階床に対応した1以上の目的地情報と、前記1以上の目的地情報に対応して割り当てた固有色とを、前記次階情報として送信し、
    前記乗場操作盤は、前記エレベータ制御装置から受信した前記固有色を表示することで、前記乗場操作盤を操作した乗客に対して、入力した目的地に対応した前記固有色を通知し、
    前記かご内情報表示装置は、前記エレベータ制御装置から受信した前記次階情報に基づいて、次の停止階床に対応して表示した前記レイアウトデータ上に、乗客毎の個別の目的地までのルートを、それぞれの目的地に応じて個別に割り当てられた固有色を用いて識別表示する
    エレベータの情報表示システム。
  2. 請求項1に記載のエレベータの情報表示システムにおいて、
    前記かご内情報表示装置は、表示した前記レイアウトデータ上に、前記乗客毎の個別の目的地以外の目的地までのダミールートを、前記乗客毎の個別の目的地に応じて個別に割り当てられた固有色以外の色を用いてさらに表示する
    エレベータの情報表示システム。
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